説明

自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッド

【課題】ハーネス配置溝をパッド表面に開口でき、ハーネス配置溝に着座センサーをハーネスに接続でき、トリム・カバーにハーネス配置溝、ハーネス引出し穴の開口形状の露呈を防止できる着座センサー付きシート・パッドを提供する。
【解決手段】ハーネス配置溝13がパッド表面11の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてパッド表面11に開口され、ハーネス引出し穴14がハーネス配置溝13の両端の一方に開口されてパッド裏面に伸び、ハーネス配置溝13からパッド裏面にハーネス18を引き出し可能にし、ハーネス配置溝13からパッド裏面にハーネス18を引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサー15がハーネス配置溝13に隣接されてパッド表面11上に横方向に伸びて張り付けられ、ハーネス配置溝13にてハーネス18に電気的に接続され、不織布テープ17がハーネス配置溝13およびハーネス引出し穴14を覆ってパッド表面11に接着される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッに関し、詳細には、エア・バッグ装置を装備する自動車シートやシート・ヒーターを組み込む自動車シートなどに用いる着座センサー付きシート・パッドに関する。
【背景技術】
【0002】
その種のエア・バッグ装置を装備する自動車シートのシート・クッションでクッション・パッドの表面中央に縦溝を開口し、そのクッション・パッド表面に感圧型シート状着座センサーを張り付け、その縦溝からセンサー・リード線を引き出してそのクッション・パッドにトリム・カバーを被せて固定し、そして、コネクターを用いてそのセンサー・リード線を外部ハーネスに電気的に接続する構造が採られるので、そのトリム・カバーにへこみなどが生じてシート・クッションの外観に悪影響を及ぼす恐れがあった。
また、シート・ヒーターを組み込む自動車シートでも同様にトリム・カバーにへこみなどが生じてシートの外観に悪影響を及ぼす恐れがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006−206024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明の課題は、ハーネス配置溝をパッド表面に開口できてそのハーネス配置溝において着座センサーをハーネスに電気的に接続でき、そして、トリム・カバーにそのハーネス配置溝、ハーネス引出し穴の開口形状の露呈を防止でき、そのトリム・カバーのへこみなどを防止できてそのハーネスにも影響されずにシートの外観を保つところの自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドを提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドは、ハーネス配置溝が、パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのパッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてパッド裏面に伸び、そのパッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのパッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのパッド表面上に横方向に伸びてそのパッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのパッド表面に接着される。
【0006】
また、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・クッション・パッドは、ハーネス配置溝が、クッション・パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのクッション・パッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてクッション・パッド裏面に伸び、そのクッション・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのクッション・パッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのクッション・パッド表面上に横方向に伸びてそのクッション・パッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのクッション・パッド表面に接着される。
【0007】
さらに、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・バック・パッドは、ハーネス配置溝が、バック・パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのバック・パッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてバック・パッド裏面に伸び、そのバック・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのバック・パッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのバック・パッド表面上に横方向に伸びてそのバック・パッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのバック・パッド表面に接着される。
【発明の効果】
【0008】
この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドでは、不織付テープが、ハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってパッド表面に接着されるので、そのハーネス配置溝がそのパッド表面に開口でき、しかも、そのハーネス配置溝がハーネスの厚さ、太さや配置長さに対応されてそのパッド表面に開口でき、そして、そのハーネス配置溝において着座センサーがハーネスに電気的に接続可能になってその接続作業が簡単でその作業性が向上され、トリム・カバーへのそのハーネス配置溝、ハーネス引出し穴の開口形状の露呈が未然に防止され、その不織布テープによってそのトリム・カバーのへこみなどが防止され、そして、そのハーネスにも影響されずにシートの外観が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】乗用車のエア・バッグ・システムを装備したパセンジャ・シートに活用されるところのこの発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドの具体例を示した分解斜視図である。
【図2】そのシート・パッドをシート・バック・パッドに示した正面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドは、ハーネス配置溝が、パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのパッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてパッド裏面に伸び、そのパッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのパッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのパッド表面上に横方向に伸びてそのパッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのパッド表面に接着される。
【0011】
また、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・クッション・パッドは、ハーネス配置溝が、クッション・パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのクッション・パッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてクッション・パッド裏面に伸び、そのクッション・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのクッション・パッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのクッション・パッド表面上に横方向に伸びてそのクッション・パッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのクッション・パッド表面に接着される。
【0012】
さらに、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・バック・パッドは
、ハーネス配置溝が、バック・パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのバック・パッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてバック・パッド裏面に伸び、そのバック・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのバック・パッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのバック・パッド表面上に横方向に伸びてそのバック・パッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのバック・パッド表面に接着される。
【0013】
そして、そのシート・パッド、すなわち、そのシート・クッション・パッドおよびシート・バック・パッドにおいてその感圧型シート状着座センサーは、感圧型フィルム状着座センサーであるのが望ましい。
【実施例1】
【0014】
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドを説明するに、図1ないし図3は、乗用車のエア・バッグ・
システム(図示せず)を装備したパセンジャ・シートに活用されるところのこの発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドの具体例10を示し、そして、この場合のその着座センサー付きシート・パッド10は着座センサー付きシート・バック・パッドに具体化され、また、図示されないが着座センサー付きシート・クッション・パッドにもその着座センサー付きシート・バック・パッド同様に具体化される。
【0015】
この着座センサー付きシート・バック・パッド10では、ハーネス配置溝13が、パッド背当て面であるバック・パッド表面11の両側の一方、すなわち、右側の上方部分に縦方向に適宜に伸びてそのパッド背当て面11に開口され、また、ハーネス引出し穴14が、そのハーネス配置溝13の両端の一方、すなわち、上端に開口されてパッド背裏面であるバック・パッド裏面12に伸び、そのパッド背裏面12に開口されてそのハーネス配置溝13からそのパッド背裏面12にハーネス18を引き出し可能にし、さらに、感圧型シート状着座センサー15が、それのハーネス接続端16をそのハーネス配置溝13に隣接させてそのパッド背当て面11の上方部分の左右側間でそのパッド背当て面11上に横方向に伸びて接着剤でそのパッド背当て面11に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝13においてそのハーネス接続端16をそのハーネス18に電気的に接続し、またさらに、不織布テープ17が、そのハーネス配置溝13およびハーネス引出し穴14を覆って接着剤でそのパッド背当て面11に接着される。
【0016】
そのハーネス配置溝13は、そのハーネス18の厚さ、太さなどに合わせ、そして、そのハーネス18をその着座センサー15に電気的に接続される接続作業性を考慮して開口幅、深さが設定され、そのハーネス引出し穴14もそのハーネス18に合わせ、そして、そのハーネス18の引出し作業性を考慮して開口の大きさが設定され、そして、それらはそのシート・バック・パッド10が型において発泡性樹脂液から発泡成形される際に成形される。
【0017】
その感圧型シート状着座センサー15は、感圧型フィルム状着座センサーを用い、そして、この感圧型フィルム状センサー15は、そのハーネス接続端16をそのハーネス配置溝13の側縁に合わせてそのパッド背当て面11に貼付される。勿論、この感圧型フィルム状着座センサー15は、そのハーネス18でそのエア・バッグ・システムのセンサー回路に電気的に接続される。
【0018】
その不敷布テープ17は、そのハーネス配置溝13およびハーネス引出し穴14を覆う幅、長さに設定されて所定の厚さの不敷布から切断され、そして、その着座センサー15
をそのハーネス18に電気的に接続した後にそのハーネス配置溝13およびハーネス引出し穴14を覆ってそのパッド背当て面11に貼付される。
【0019】
したがって、この着座センサー付きシート・バック・パッド10では、その不敷布テープ17が、そのハーネス配置溝13およびハーネス引出し穴14を覆ってそのパッド背当て面11に貼付されるので、そのハーネス配置溝13がそのパッド背当て面11に開口させることが可能になり、しかも、そのハーネス配置溝13がそのハーネス18の厚さ、太さや配置長さに対応させてそのパッド背当て面11に開口でき、そして、そのハーネス配置溝13においてその着座センサー15がそのハーネス18に電気的に接続可能になってその接続作業性が簡単でその作業性が向上され、トリム・カバーへのそのハーネス配置溝13、ハーネス引出し穴14の開口形状の露呈が未然に防止され、その不敷布テープ17によってそのトリム・カバーのへこみなどが防止され、そして、そのハーネス18にも影響されずにシート外観の見映えが保たれる。
【0020】
その着座センサー付きシート・クッション・パッド(図示せず)も、ハーネス配置溝(図示せず)が、パッド座面であるクッション・パッド表面(図示せず)の両側の一方、すなわち、右側に縦方向に適宜に伸びてそのパッド座面に開口され、また、ハーネス引出し穴(図示せず)が、そのハーネス配置溝の両側の一方、すなわち、前端に開口されてクッション・パッド裏面(図示せず)に伸び、そのクッション・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのクッション・パッド裏面にハーネス(図示せず)を引き出し可能にし、さらに、感圧型シート状着座センサー(図示せず)が、それのハーネス接続端(図示せず)をそのハーネス配置溝に隣接させてそのパッド座面の左右側間でそのパッド座面上に横方向に伸びて接着剤でそのパッド座面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネス接続端をそのハーネスに電気的に接続し、またさらに、不織布テープ(図示せず)が、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆って接着剤でそのパッド座面に接着されるところに具体化されるが、この着座センサー付きシート・クッション・パッドでは、着座状態の乗員のでん部に合わせてその感圧型シート状着座センサー、そのハーネス配置溝、およびそのハーネス引出し穴が位置決めされ、その不織布テープもそのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴に合わせてテープ幅、長さが設定される。そして、その感圧型シート状着座センサーも感圧型フィルム状着座センサーを用いる。
【0021】
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
【産業上の利用可能性】
【0022】
上述から理解されるように、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドでは、ハーネス配置溝が、パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのパッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてパッド裏面に伸び、そのパッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのパッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのパッド表面上に横方向に伸びてそのパッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのパッド表面に接着されるので、この発明の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッドでは、その不織付テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのパッド表面に接着されることによって、そのハーネス配置溝がそのパッド表面に開口でき、しかも、そのハ
ーネス配置溝がハーネスの厚さ、太さや配置長さに対応されてそのパッド表面に開口でき、そして、そのハーネス配置溝においてその着座センサーがそのハーネスに電気的に接続可能になってその接続作業が簡単でその作業性が向上され、トリム・カバーへのそのハーネス配置溝、ハーネス引出し穴の開口形状の露呈が未然に防止され、その不織布テープによってそのトリム・カバーのへこみなどが防止され、そして、そのハーネスにも影響されずにシート外観の見映えが保たれ、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
【符号の説明】
【0023】
10 着座センサー付きシート・パッド/着座センサー付きシート・バック・パッド
11 バック・パッド表面/パッド背当て面
12 バック・パッド裏面/パッド背裏面
13 ハーネス配置溝
14 ハーネス引出し穴
15 感圧型シート状着座センサー/感圧型フィルム状着座センサー
16 ハーネス接続端
17 不織布テープ
18 ハーネス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハーネス配置溝が、パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのパッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてパッド裏面に伸び、そのパッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのパッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのパッド表面上に横方向に伸びてそのパッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのパッド表面に接着されるところの自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッド。
【請求項2】
ハーネス配置溝が、クッション・パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのクッション・パッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてクッション・パッド裏面に伸び、そのクッション・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのクッション・パッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのクッション・パッド表面上に横方向に伸びてそのクッション・パッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのクッション・パッド表面に接着されるところの自動車シートに用いる着座センサー付きシート・クッション・パッド。
【請求項3】
ハーネス配置溝が、バック・パッド表面の両側の一方に縦方向に適宜に伸びてそのバック・パッド表面に開口され、ハーネス引出し穴が、そのハーネス配置溝の両端の一方に開口されてバック・パッド裏面に伸び、そのバック・パッド裏面に開口されてそのハーネス配置溝からそのバック・パッド裏面にハーネスを引き出し可能にし、感圧型シート状着座センサーが、そのハーネス配置溝に隣接されてそのバック・パッド表面上に横方向に伸びてそのバック・パッド表面に張り付けられ、そして、そのハーネス配置溝においてそのハーネスに電気的に接続され、そして、不織布テープが、そのハーネス配置溝およびハーネス引出し穴を覆ってそのバック・パッド表面に接着されるところの自動車シートに用いる着座センサー付きシート・バック・パッド。
【請求項4】
その感圧型シート状着座センサーが、感圧型フィルム状着座センサーである請求項1ないし3の何れかに記載の自動車シートに用いる着座センサー付きシート・パッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−86569(P2013−86569A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−226396(P2011−226396)
【出願日】平成23年10月14日(2011.10.14)
【出願人】(000133098)株式会社タチエス (454)
【Fターム(参考)】