説明

自動車制御装置。アクセルペタルとブレーキペタルの誤操作による急発進、急加速を予防、防止するための、ペタル操作表示装置機構。

【課題】自動車のアクセルペタルとブレーキペタルの踏み間違いによる不測の急発進、急加速を予防、防止すること
【解決手段】アクセルペタルとブレーキペタルそれぞれのペタルに、接触スイッチ又はセンサーを装置し、ペタルに足が触れたとき、叉は乗せたとき、その事実を有線叉は無線或いは赤外線等の光線で発信させ、ダッシュボード等に設置した点灯装置にその信号を受信させ、運転者に視認による認識又は確認をうながし、ペタルの踏み間違い、誤操作を事前に予防、防止することにある。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
自動車制御装置。自動車の不測の急発進、急加速を予防、防止するペタル操作表示装置。
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
アクセルペタルとブレーキペタルの踏み間違いがあっても視認できず、誤認、勘違いのまま踏み込み操作を実行し、不測の急発進、急加速をして、事故になることを防ぐこと。
【課題を解決するための手段】
【0003】
アクセルペタルとブレーキペタルそれぞれのペタルに、接触スイッチ又はセンサー等の感応発信装置を装着し、ペタルに足が触れたとき、又は乗せたとき、その事実を有線又は無線或いは赤外線等の光線で発信させ、ダッシュボード等に設置した点灯装置にその信号を受信させ、運転者に視認による認識又は確認をうながし、ペタルの踏み間違い、誤操作を事前に予防、防止することにある。
【発明を実施するための形態】
【0004】
アクセルペタル又はブレーキペタルに足が触れた場合、又は乗せたとき、ペタルに装着したスイッチ又はセンサーが作動、ダッシュボード等に設置装着した点灯装置に発信、それを受信した点灯装置の認識灯を、運転者に視認させ、又は運転者が求めるペタルの認識灯であるかどうか、視認することで、動作前にアクセルペタルかブレーキペタルかを認識、確認ができ、誤動作を予防、防止させる。
【実施例】
【0005】
アクセルペタルとブレーキペタルには、点灯装置へ信号送信のため、図1の構造の装置をそれぞれペタルに装着する。ゴムカバー(1)、導電板(2)、絶縁板(3)、金属製のペタル(4)からなる構造で、足がペタルに触れた場合、叉は乗せたとき、ゴムカバー(1)導電板(2)が圧され、ゴム或いは弾力ある合成樹脂製の絶縁板(3)を圧縮、導電板(2)に設けた一定数の突起部が、この突起部に合わせた絶縁板(3)の穴より貫通し、金属性のペタル本体(4)に接して、導電板と点灯装置間に結ばれた導線(5)に通電し、点灯装置が稼動する。点灯装置(8)はダッシュボード、或いはメーター盤等に設置し、アクセルペタル操作時は、点灯装置(8)に青叉は緑色の認識灯(9)を、ブレーキペタル操作時は、灯火装置(8)に赤叉は橙色或いはその他の認識灯(10)を専用回路で線結された点灯装置の、それぞれの認識灯に発信される。これにより、アクセルペタル(11)叉はブレーキペタル(12)のどちらに足が触れたか、乗せたかが、視認でき、自動車の発進操作前に認識、確認ができる。
【発明の効果】
【0006】
ダッシュボード等に点灯装置を設置することにより、アクセルペタル、ブレーキペタルのどちらに足を乗せているかの視認、確認ができ、自動車のアクセルと、ブレーキの踏み間違いによる急発進、誤発進の予防、防止が計られ、より安全な運転操作が行える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】ペタル構造の縦断面図である。
【図2】ペタルの分解斜視面図である。
【図3】表示装置機構の電気回路図である。
【符号の説明】
【0008】
1 ゴムカバー
2 導電板
3 絶縁板
4 金属製ペタル
5 導線
6 導電板突起
7 導電板突起に合わせた絶縁板の貫通穴
8 点灯装置
9 青色叉は緑色、そのほかの認識灯
10 赤色叉は橙色の認識灯
11 感応発信装置を装着したアクセルペタル
12 感応発信装置を装着したブレーキペタル
13 電源(バッテリー叉はシガーソケットより給電する)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセルペタルとブレーキペタルにそれぞれ足を触れた場合、又は乗せたとき、それぞれ触れ、又は乗せた事実をダッシュボード、或いはメーターパネルに点灯装置を介して、運転者に認識又は確認させるための、ペタル操作表示装置機構
【請求項2】
そのための点灯装置は電球または発光ダイオード等の発光物とし、アクセルペタルに足を触れた場合、又は乗せたとき、青色又は緑色、そのほかの信号色の認識灯が、ブレーキペタルに足が触れた場合、又は乗せたとき、赤色又は橙色の信号色の認識灯が点灯するものとする。
【請求項3】
アクセル系、ブレーキ系共に当該ペタルに足が触れている間、又は乗せている間は、信号色の認識灯は点灯を持続し、運転者にその操作を認識させることができるものとする。
【請求項4】
アクセルペタル又はブレーキペタルに足が触れた場合,叉は乗せたとき、有線又は無線あるいは赤外線等の光線で、点灯装置にその事実が送信されるようにする。
【請求項5】
点灯装置を経て認識灯への信号送信はアクセルペタル又はブレーキペタルに装着、又は組み込まれた機械的スイッチ類、或いは圧電素子等のスイッチ又はセンサー等による感応発信装置により発信する。
【請求項6】
点灯装置には[請求項5]の信号送信を受信するセンサー等の感応受信装置を装着あるいは電線で連繋する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−121536(P2012−121536A)
【公開日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−286607(P2010−286607)
【出願日】平成22年12月7日(2010.12.7)
【出願人】(502126356)
【Fターム(参考)】