説明

自動車用のヘッドランプ装置

【課題】コストを抑えた簡易な構造で、取付部の剛性を十分に確保しつつ衝突時に歩行者等が受ける衝撃力を効果的に軽減することができるヘッドランプ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドランプハウジング30は、ヘッドランプハウジング30の後壁から車両後方側に突出するとともに縦断面が車両前方側に開口するコ字状に形成された衝撃吸収部33を備え、衝撃吸収部33には、その後壁部33cから車両後方に向かって突設されて先端部が車体2に取り付けられるランプ取付足部が備えられている構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に備えられるヘッドランプ装置に関し、特に、歩行者等が走行中の自動車に衝突した際に、歩行者等が受ける衝撃を緩和するための構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の前部を構成するフロントフードは、歩行者の頭部が衝突した際にある程度変形して衝突荷重を吸収することで、歩行者の頭部へのダメージを抑制している。近年、フロントフードの衝撃緩和性能を規定する歩行者頭部保護基準が導入され、フロントフードは、この基準を満たすこと、すなわち所定の評価エリア内におけるHIC値(Head Injury Criteria、頭部傷害値)が所定値以下であること、が求められてきている。
【0003】
また最近の自動車デザインの変化に伴って、ヘッドランプ装置は大型化する傾向にあり、またフロントフードから連続する表面形状を有するものが増加している。つまりフロントフードと共にヘッドランプ装置の表面が実質的に自動車前部の上面を構成するようになってきている。このためヘッドランプの一部についても、フロントフードと同様に、歩行者頭部保護基準を満たす必要性が生じてきている。
【0004】
これに対し、例えば、ヘッドランプ装置を構成するヘッドランプハウジングが、後方側開断面形状に形成されると共に、その内部に複数のリブが設けられた衝撃吸収部を備えるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
ヘッドランプ装置をこのような構造とすることで、自動車に歩行者等が衝突した際の衝撃力が衝撃吸収部の変形によって吸収され、歩行者の受ける衝撃力を軽減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2004−207061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年、ヘッドランプ装置は多機能化へのニーズが高く、重量が増加する傾向にある。このためヘッドランプ装置(ヘッドランプハウジング)を車体に取り付ける取付部は、十分な剛性が確保されていることが好ましい。一方、変形により衝撃力を吸収する衝撃吸収部は、剛性が比較的低いことが好ましい。このように取付部に必要な剛性と衝撃吸収部に必要な剛性とは相反する関係にあるため、特許文献1のように衝撃吸収部に取付部が設けられた構造では、両者を満たした適切な剛性に設定するのが難しい。つまり、特許文献1では、取付部の剛性を確保するために衝撃吸収部の内部にリブを設定しているが、リブの剛性が高すぎるとリブ自体が衝撃吸収部の変形を阻止してしまう虞がある。一方で、リブの剛性が低ければ、取付部の剛性を確保できないため、そのバランスの設定が難しくなる。またリブを設けることで、構造が複雑となりコストがかかると考えられる。
【0008】
なお、ヘッドランプ装置の構造は様々あり、特許文献1に記載のヘッドランプの構造を全てのヘッドランプに採用することは難しく、改善の余地があった。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コストを抑えた簡易な構造で、取付部の剛性を十分に確保しつつ衝突時に歩行者等が受ける衝撃力を効果的に軽減することができるヘッドランプ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、バルブを含むランプ発光部が固定されるヘッドランプハウジングを備えた車両のヘッドランプ装置において、前記ヘッドランプハウジングは、当該ヘッドランプハウジングの後壁から車両後方側に突出するとともに縦断面が車両前方側に開口するコ字状に形成された衝撃吸収部を備え、該衝撃吸収部には、その後壁部から車両後方に向かって突設されて先端部が車体に取り付けられるランプ取付足部が備えられていることを特徴とするヘッドランプ装置。
【0011】
本発明の第2の態様は、第1の態様のヘッドランプ装置において、前記衝撃吸収部は、前記ランプ発光部よりも上方に設けられていることを特徴とするヘッドランプ装置にある。
【0012】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様のヘッドランプ装置において、前記衝撃吸収部は、互いに対向する上壁部と下壁部、および前記上壁部と前記下壁部とを繋ぐ後壁部とを備えて車幅方向に延設され、その車幅方向の端部に、前記上壁部の前後幅が車両前方側に向かって漸小すると共に前記後壁部の高さが車両下方側に向かって漸小する漸小部を有し、該漸小部を構成する前記後壁部と前記上壁部との境界部分が曲面で形成されていることを特徴とするヘッドランプ装置にある。
【0013】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れか一つの態様のヘッドランプ装置において、前記衝撃吸収部と前記ランプ取付足部とが、同一の樹脂材料で一体に形成されていることを特徴とするヘッドランプ装置にある。
【0014】
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか一つの態様のヘッドランプ装置において、前記ランプ取付足部は、前記ヘッドランプハウジングの車幅方向外側に配置されて、前記車体への取り付け基準となることを特徴とするヘッドランプ装置にある。
【発明の効果】
【0015】
かかる本発明のヘッドランプ装置では、衝撃吸収部に対応して設けられるランプ取付足部の剛性を十分に確保しつつ、衝撃吸収部の剛性は比較的低く抑えることができる。したがって、ヘッドランプ装置が車体に対して強固に固定され、且つ衝突時に歩行者等が受ける衝撃力を衝撃吸収部の変形によって効果的に軽減することができる。また、ヘッドランプハウジングの後壁の一部を縦断面コ字状に形成した簡素な構成で、衝撃吸収部を形成しているので、コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッドランプ装置を備える車両の前部構造を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るヘッドランプハウジングの後面視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るヘッドランプ装置のA−A′線断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るヘッドランプ装置の変形状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1に示すように、自動車等の車両1には、車体前部の車幅方向左右両側にそれぞれヘッドランプ装置10(10A,10B)が取り付けられている。本実施形態に係るヘッドランプ装置10は、比較的大型のものであり、その一部が図中斜線で示す歩行者保護エリア100内に位置している。なお歩行者保護エリア100とは、歩行者頭部保護試験の評価対象となるエリアのことである。
【0019】
そして本発明では、ヘッドランプ装置10の歩行者保護エリア100内に位置する部分については、歩行者頭部保護試験の基準が満たされるようにしている。本実施形態では、ヘッドランプ装置10を以下に説明する構造とすることで、歩行者保護エリア100内におけるHIC値が基準以下となるようにしている。
【0020】
ヘッドランプ装置10は、図1〜図3に示すように、ヘッドランプ装置10の外枠を構成する樹脂製のヘッドランプハウジング30と、ヘッドランプハウジング30内に設けられて光源であるバルブや反射板等を含むランプ発光部20と、ヘッドランプハウジング30の前面に設けられて光源からの光を透過するアウタレンズ60とを備える。ランプ発光部20は、ブラケット等によってヘッドランプハウジング30に固定されている。本実施形態では、ヘッドランプ装置10は、ロービーム用とハイビーム用の二つのランプ発光部20を備える。これら二つのランプ発光部20は、車幅方向に並設されてヘッドランプハウジング30内に固定されている。なおランプ発光部20は、公知の構造を採用すればよいため、詳細な説明は省略する。
【0021】
ヘッドランプハウジング30には、各ランプ発光部20に対応して、バルブを交換するための開口部31が設けられている。各開口部31は、例えば、ゴム製のキャップ等であるカバー部材40によって塞がれている。
【0022】
また図示は省略するが、ヘッドランプ装置10は、光軸を調整するためのエーミング機構(光軸調整機構)を備えている。エーミング機構は、二つのランプ発光部20のそれぞれに対応して設けられており、個々に光軸が調整できるようになっている。なおエーミング機構は、例えば、アクチュエータの駆動によって反射板の向きを上下、左右に調整可能に構成されており、自動車に搭載された状態で光軸の調整を行うものである。
【0023】
さらにヘッドランプハウジング30には、ランプ発光部20よりも前面側に、エクステンション50及びアウタレンズ60が固定されている。エクステンション50は、ランプ発光部20とヘッドランプハウジング30との隙間を塞いで配置される。透光性に優れた透明のアウタレンズ60は、エクステンション50の外側に配され、その外周縁部がヘッドランプハウジング30に保持されている。
【0024】
具体的には、ヘッドランプハウジング30は、アウタレンズ60の外周縁部が係止される係止溝32を備えている。例えば、図3に示すA−A′線断面において、ヘッドランプハウジング30は、その上方側先端部に係止溝32aを備えると共に、下方側先端部に係止溝32bを備えている。そしてアウタレンズ60の上方側先端60aがヘッドランプハウジング30の係止溝32aに係止され、アウタレンズ60の下方側先端60bが係止溝32bに係止されることで、アウタレンズ60がヘッドランプハウジング30に支持固定されている。
【0025】
またヘッドランプハウジング30の後壁面には、ランプ発光部20よりも上方側(図3中一点鎖線よりも上方側)に、衝撃吸収部33が設けられている。衝撃吸収部33は、車両前方側が開口する略コ字状に形成されており、歩行者等が衝突した際の衝撃力を変形することによって吸収する。衝撃吸収部33は、ヘッドランプハウジング30の後壁面の一部が車両後方側に突出するように形成されており、具体的には、相対向する底壁部33a及び上壁部33bと、これら底壁部33aと上壁部33bとを繋ぐ後壁部33cとで略コ字状に構成されている。
【0026】
なお上述したアウタレンズ60の上方側先端60aが係止される係止溝32aは、この衝撃吸収部33の上壁部33bの先端部に設けられている。
【0027】
この衝撃吸収部33は、ヘッドランプハウジング30の上縁部の外形に沿って所定長さで形成されている(図2参照)。これにより、ヘッドランプハウジング30の少なくとも歩行者保護エリア100内に位置する部分には、衝撃吸収部33が存在している。
【0028】
またヘッドランプハウジング30は、図2及び図3に示すように、複数(本実施形態では4つ)のランプ取付足部34a〜34dを備え、これらランプ取付足部34a〜34dの先端部で、車体(フレーム等の骨格部材)2に取り付けられている。
【0029】
ヘッドランプハウジング30の車幅方向外側に位置する上下のランプ取付足部34a,34cと、最も車幅方向内側に位置するランプ取付足部34bとは、ランプ取付足部34dと比べて高い剛性を備えている。基本的には、これら3箇所のランプ取付足部34a,34b,34cでヘッドランプ装置10を支持できる構成となっている。ランプ取付足部34a,34cは、車体2のアッパーフレーム(もしくはアッパーフレームに取り付けられるフェンダーパネル)に固定されてヘッドランプ装置10の取り付けの全体的な基準とされている。一方、ランプ取付足部34bは、ランプ取付足部34aを基準に水平方向に微調整可能とされ、車体2のラジエータサポート等に固定されている。
【0030】
なお、ランプ取付足部34dは、ヘッドランプ装置10の前後方向での倒れを規制するために設けられている。
【0031】
ここで、ヘッドランプハウジング30の後面視である図2に示すように、ランプ取付足部34aは、衝撃吸収部33に対向する部分に設けられている。このランプ取付足部34aは、図3に示すように、衝撃吸収部33の後壁部33cから車両後方側に向かって突出して設けられている。つまり衝撃吸収部33が、ヘッドランプハウジング30の上部に配置されてヘッドランプ装置10の取り付け基準となるランプ取付足部34aの根元部分に形成されている。そして衝撃吸収部33が、ヘッドランプハウジング30の後壁から車両後方側に突出されてランプ取付足部34aの一部をなす構成となっている。すなわち、衝撃吸収部33を後方に突出させることで、ランプ取付足部34aの長さを短くしランプ取付足部34aの剛性が落ちにくい構成としている。これにより、ランプ取付足部34aの剛性を維持しつつ、上方からの衝撃に対しては、衝撃吸収部33で効率よく吸収することができる。なお、ランプ取付足部34a上には、衝撃吸収部33の後壁部33cから連続する補強リブ35が立設され、ランプ取付足部34aの剛性が向上されているが、衝撃吸収部33が設けられた分、補強リブ35の大きさは抑えられている。
【0032】
このようにランプ取付足部34aの根元部に断面略コ字状の衝撃吸収部33を形成することでヘッドランプ装置10の取付基準となるランプ取付足部34aの剛性を十分に確保しつつ、上方側からの衝撃に対してのみ変形し易い構成とすることができる。つまり、衝突等により比較的剛性の高くなるランプ取付足部34aの近傍に歩行者等が衝突したとしても、衝撃吸収部33が変形することで衝撃値を低く抑えることができる。
【0033】
したがって、ランプ取付足部34a〜34dで、ヘッドランプハウジング30を車体2に対して強固に取り付けることができる。つまりヘッドランプ装置10を車体2に対して強固に取り付けることができる。一方で、衝撃吸収部33の剛性は比較的低く抑えられているため、この衝撃吸収部33によって、衝突時に歩行者等が受ける衝撃力を効果的に軽減することができる。
【0034】
例えば、車両の走行時に歩行者等と衝突した場合、その反動により歩行者等が図4中に矢印Pで示すように、略上方からヘッドランプ装置10へ衝突すると、車体2を構成するフロントフード3と共にアウタレンズ60が下方に変形するに伴って、ヘッドランプハウジング30の比較的剛性の低い衝撃吸収部33が下方に変形(座屈)する。これにより、上記の衝突エネルギが効率よく吸収されるため、歩行者等がヘッドランプ装置10から受ける衝撃を確実に、かつ、容易に緩和させることができ、歩行者等を効果的に保護することができる。
【0035】
なお上述したようにランプ発光部20等の構造体の上方に衝撃吸収部33が設けられているため、歩行者等がヘッドランプ装置10へ衝突した際に、アウタレンズ60や衝撃吸収部33が変形可能な空間が十分に確保されている。
【0036】
さらに本実施形態では、衝撃吸収部33の端部は、図2に示すように、後壁部33cの高さhが車両下方側に向かって漸小すると共に、上壁部33bの前後幅W(図3参照)が車両前方側に向かって漸小する漸小部36となっている。また漸小部36を構成する上壁部33bと後壁部33cとの境界部分は曲面で形成されている。換言すれば上壁部33bと後壁部33cとで形成される稜線部分が徐辺されている。これにより、衝撃吸収部33の端部の剛性も、中央部と同様の比較的低い剛性に抑えられる。したがって、衝撃吸収部33によって、衝突によるエネルギがより効率よく吸収され、歩行者等を効果的に保護することができる。
【0037】
また衝撃吸収部33とランプ取付足部34aとは、何れもヘッドランプハウジング30の一部を構成し、両部分は同一の樹脂材料で一体に形成されている。しかも、衝撃吸収部33は、ヘッドランプハウジング30の後壁部33cの一部の形状を後方に突出した断面略コ字状としただけの簡単な構成である。このように本発明の構成であれば、樹脂材料の種類を変えることなく、簡単な構成で衝撃吸収部33とランプ取付足部34aとを所望の剛性とすることができる。したがって、ヘッドランプハウジング30を成型によって比較的容易且つ安価に製造することができる。
【0038】
また本発明では、ランプ取付足部34aと衝撃吸収部33の剛性を比較的容易に調整できるため、係止溝32aからランプ取付足部34aと車体2との固定点までの距離をさらに長くすることもできる。したがって、様々な構造のヘッドランプ装置に本発明を適用することができる。
【0039】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、勿論、このような実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
【符号の説明】
【0040】
1 車両
2 車体
3 フロントフード
10 ヘッドランプ装置
20 ランプ発光部
30 ヘッドランプハウジング
31 開口部
32 係止溝
33 衝撃吸収部
33a 底壁部
33b 上壁部
33c 後壁部
34 ランプ取付足部
35 補強リブ
36 漸小部
40 カバー部材
50 エクステンション
60 アウタレンズ
100 歩行者保護エリア

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バルブを含むランプ発光部が固定されるヘッドランプハウジングを備えた車両のヘッドランプ装置において、
前記ヘッドランプハウジングは、当該ヘッドランプハウジングの後壁から車両後方側に突出するとともに縦断面が車両前方側に開口するコ字状に形成された衝撃吸収部を備え、
該衝撃吸収部には、その後壁部から車両後方に向かって突設されて先端部が車体に取り付けられるランプ取付足部が備えられている
ことを特徴とするヘッドランプ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のヘッドランプ装置において、
前記衝撃吸収部は、前記ランプ発光部よりも上方に設けられていることを特徴とするヘッドランプ装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のヘッドランプ装置において、
前記衝撃吸収部は、互いに対向する上壁部と下壁部、および前記上壁部と前記下壁部とを繋ぐ後壁部とを備えて車幅方向に延設され、その車幅方向の端部に、前記上壁部の前後幅が車両前方側に向かって漸小すると共に前記後壁部の高さが車両下方側に向かって漸小する漸小部を有し、
該漸小部を構成する前記後壁部と前記上壁部との境界部分が曲面で形成されていることを特徴とするヘッドランプ装置。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか一項に記載のヘッドランプ装置において、
前記衝撃吸収部と前記ランプ取付足部とが、同一の樹脂材料で一体に形成されていることを特徴とするヘッドランプ装置。
【請求項5】
請求項1〜4の何れか一項に記載のヘッドランプ装置において、
前記ランプ取付足部は、前記ヘッドランプハウジングの車幅方向外側に配置されて、前記車体への取り付け基準となることを特徴とするヘッドランプ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−79012(P2013−79012A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−220457(P2011−220457)
【出願日】平成23年10月4日(2011.10.4)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【Fターム(参考)】