自己免疫障害および炎症性障害の処置において有用な置換型1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸誘導体
本発明は、有用な薬理学的特性、例えば、S1P1受容体のアゴニストとしての特性を示す、式(Ia)の特定の置換型1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸誘導体およびその薬学的に許容され得る塩に関する。また、本発明により、本発明の化合物を含む医薬組成物、ならびにS1P1受容体関連障害、例えば、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病、座瘡、微生物による感染または疾患およびウイルスによる感染または疾患の処置における本発明の化合物および組成物の使用方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ia):
【化15】
(式中:
mは1または2であり;
nは1または2であり;
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1、R2、R3およびR4は各々、独立して、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルチオ、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される化合物。
【請求項2】
mが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
mが2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
nが1である、請求項1〜3いずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
nが2である、請求項1〜3いずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
YがNである、請求項1〜5いずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
YがCR1である、請求項1〜5いずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R1が、HまたはC1〜C6ハロアルキルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R1が、Hまたはトリフルオロメチルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項10】
R2が、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、請求項1〜9いずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R2が、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜9いずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
R3が、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルチオ、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている、請求項1〜11いずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
R3が、H、カルボキサミド、クロロ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロペンチルオキシ、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシ、シクロヘキシルメチル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、エチルアミノ、イソブチル、イソプロポキシ、メチルスルホニル、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、1,2,3−チアジアゾル−4−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜11いずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
ZがNである、請求項1〜13いずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
ZがCR4である、請求項1〜13いずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
R4が、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
R4が、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R3およびR4が各々、独立して、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルチオ、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、1つのC3〜C7シクロアルキル基で置換されている、請求項1〜5いずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
R3が、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択される、請求項1〜5および18いずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
R3が、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜5および18いずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
R4が、H、シアノおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、請求項1〜5および18〜20いずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
R4が、H、シアノおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜5および18〜20いずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
式中:
mが1または2であり;
nが1または2であり;
YがNまたはCR1であり;
ZがNまたはCR4であり;
R1が、HまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
R2が、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3が、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、
式(Ia)の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
式中:
mが1または2であり;
nが1または2であり;
YがNまたはCR1であり;
ZがNまたはCR4であり;
R1が、Hまたはトリフルオロメチルであり;
R2が、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3が、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R4が、H、シアノおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、
式(Ia)の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
式(Ik):
【化16】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、HまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されており;
R4は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
式(Ik):
【化17】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、HまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
式(Ik):
【化18】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、Hまたはトリフルオロメチルであり;
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、カルボキサミド、クロロ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロペンチルオキシ、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシ、シクロヘキシルメチル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、エチルアミノ、イソブチル、イソプロポキシ、メチルスルホニル、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、1,2,3−チアジアゾル−4−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
式(Ik):
【化19】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、Hまたはトリフルオロメチルであり;
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
式(Im):
【化20】
(式中:
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
式(Im):
【化21】
(式中:
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
式(Im):
【化22】
(式中:
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、カルボキサミド、クロロ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロペンチルオキシ、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシ、シクロヘキシルメチル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、エチルアミノ、イソブチル、イソプロポキシ、メチルスルホニル、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、1,2,3−チアジアゾル−4−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
式(Im):
【化23】
(式中:
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
以下:
(S)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロヘキシル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−5−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(2,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((5−イソプロポキシピラジン−2−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(ピロリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−イソブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−ネオペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−シクロヘキシルベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3イル)酢酸;
2−(7−(4−プロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−シクロペンチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロプロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(シクロペンチルオキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(シクロプロピルメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(エチルアミノ)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(シクロヘキシルメチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−カルバモイル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(メチルスルホニル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(ピラジン−2−イル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;および
2−(7−(4−(1,2,3−チアジアゾル−4−イル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
以下:
(S)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロヘキシル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−5−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(2,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((5−イソプロポキシピラジン−2−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(ピロリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−イソブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−ネオペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−シクロヘキシルベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3イル)酢酸;
2−(7−(4−プロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−シクロペンチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロプロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;および
2−(7−((6−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
以下の塩:
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸のカルシウム塩;および
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩
ならびにその薬学的に許容され得る溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の塩。
【請求項36】
以下の溶媒和物または水和物:
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸水和物のD−リシン塩;および
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸アセトニトリル溶媒和物の(R)−1−フェネチルアミン塩
から選択される、請求項1に記載の溶媒和物または水和物。
【請求項37】
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸水和物
から選択される、請求項1に記載の化合物の結晶性形態。
【請求項38】
実質的に図12に示された粉末X線回折パターンを有する、請求項37に記載の結晶性形態。
【請求項39】
実質的に図13に示された示差走査熱量測定サーモグラムを有する、請求項37または38に記載の結晶性形態。
【請求項40】
実質的に図13に示された熱重量分析サーモグラムを有する、請求項37〜39いずれか1項に記載の結晶性形態。
【請求項41】
実質的に図14に示された水分吸着分析を有する、請求項37〜40いずれか1項に記載の結晶性形態。
【請求項42】
請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、または請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態と、薬学的に許容され得る担体を含む医薬組成物。
【請求項43】
処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物を投与することを含む、個体におけるS1P1受容体関連障害の処置方法。
【請求項44】
処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物を投与することを含む、個体におけるS1P1受容体と関連している障害の処置方法であって、前記S1P1受容体と関連している障害が、リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫性の疾患または障害、炎症性の疾患または障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病および座瘡からなる群より選択される、方法。
【請求項45】
処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物を投与することを含む、個体におけるS1P1受容体と関連している障害の処置方法であって、前記S1P1受容体と関連している障害が、微生物による感染もしくは疾患またはウイルスによる感染もしくは疾患である、方法。
【請求項46】
S1P1受容体関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物の使用。
【請求項47】
S1P1受容体関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物の使用であって、前記S1P1受容体関連障害が、リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫性の疾患または障害、炎症性の疾患または障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病および座瘡からなる群より選択される、使用。
【請求項48】
S1P1受容体関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物の使用であって、前記S1P1受容体関連障害が、微生物による感染もしくは疾患またはウイルスによる感染もしくは疾患である、使用。
【請求項49】
治療によるヒトまたは動物の身体の処置方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。.
【請求項50】
S1P1受容体関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。
【請求項51】
リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫性の疾患または障害、炎症性の疾患または障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病および座瘡からなる群より選択されるS1P1受容体関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。
【請求項52】
微生物による感染もしくは疾患またはウイルスによる感染もしくは疾患であるS1P1受容体関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。
【請求項53】
請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、または請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態と、薬学的に許容され得る担体とを混合することを含む、組成物の調製方法。
【請求項1】
式(Ia):
【化15】
(式中:
mは1または2であり;
nは1または2であり;
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1、R2、R3およびR4は各々、独立して、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルチオ、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される化合物。
【請求項2】
mが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
mが2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
nが1である、請求項1〜3いずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
nが2である、請求項1〜3いずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
YがNである、請求項1〜5いずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
YがCR1である、請求項1〜5いずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R1が、HまたはC1〜C6ハロアルキルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R1が、Hまたはトリフルオロメチルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項10】
R2が、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、請求項1〜9いずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R2が、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜9いずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
R3が、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルチオ、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている、請求項1〜11いずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
R3が、H、カルボキサミド、クロロ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロペンチルオキシ、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシ、シクロヘキシルメチル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、エチルアミノ、イソブチル、イソプロポキシ、メチルスルホニル、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、1,2,3−チアジアゾル−4−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜11いずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
ZがNである、請求項1〜13いずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
ZがCR4である、請求項1〜13いずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
R4が、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
R4が、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R3およびR4が各々、独立して、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルチオ、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、1つのC3〜C7シクロアルキル基で置換されている、請求項1〜5いずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
R3が、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択される、請求項1〜5および18いずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
R3が、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜5および18いずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
R4が、H、シアノおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、請求項1〜5および18〜20いずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
R4が、H、シアノおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、請求項1〜5および18〜20いずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
式中:
mが1または2であり;
nが1または2であり;
YがNまたはCR1であり;
ZがNまたはCR4であり;
R1が、HまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
R2が、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3が、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される、
式(Ia)の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
式中:
mが1または2であり;
nが1または2であり;
YがNまたはCR1であり;
ZがNまたはCR4であり;
R1が、Hまたはトリフルオロメチルであり;
R2が、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3が、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R4が、H、シアノおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される、
式(Ia)の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
式(Ik):
【化16】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、HまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されており;
R4は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
式(Ik):
【化17】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、HまたはC1〜C6ハロアルキルであり;
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
式(Ik):
【化18】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、Hまたはトリフルオロメチルであり;
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、カルボキサミド、クロロ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロペンチルオキシ、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシ、シクロヘキシルメチル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、エチルアミノ、イソブチル、イソプロポキシ、メチルスルホニル、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、1,2,3−チアジアゾル−4−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
式(Ik):
【化19】
(式中:
YはNまたはCR1であり;
ZはNまたはCR4であり;
R1は、Hまたはトリフルオロメチルであり;
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R4は、H、シアノおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
式(Im):
【化20】
(式中:
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニル、カルボキサミド、シアノ、C3〜C7シクロアルコキシ、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群より選択され、前記C1〜C6アルキルおよびC1〜C6アルコキシは各々、任意選択で、C3〜C7シクロアルキルおよびハロゲンから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
式(Im):
【化21】
(式中:
R2は、H、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群より選択され;
R3は、H、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロシクリルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
式(Im):
【化22】
(式中:
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、カルボキサミド、クロロ、シアノ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロペンチルオキシ、シクロプロピル、シクロプロピルメトキシ、シクロヘキシルメチル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、エチルアミノ、イソブチル、イソプロポキシ、メチルスルホニル、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、1,2,3−チアジアゾル−4−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
式(Im):
【化23】
(式中:
R2は、H、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択され;
R3は、H、クロロ、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル、イソブチル、イソプロポキシ、ネオペンチル、プロピル、ピロリジン−1−イル、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群より選択される)
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
以下:
(S)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロヘキシル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−5−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(2,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((5−イソプロポキシピラジン−2−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(ピロリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−イソブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−ネオペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−シクロヘキシルベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3イル)酢酸;
2−(7−(4−プロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−シクロペンチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロプロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(シクロペンチルオキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シアノ−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(シクロプロピルメトキシ)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(エチルアミノ)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(シクロヘキシルメチル)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−カルバモイル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(メチルスルホニル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(ピラジン−2−イル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;および
2−(7−(4−(1,2,3−チアジアゾル−4−イル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
以下:
(S)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロヘキシル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−5−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(R)−2−(7−(3−シアノ−4−イソプロポキシベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(2,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((5−イソプロポキシピラジン−2−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−(ピロリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−イソブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−ネオペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(3−シアノ−4−シクロヘキシルベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3イル)酢酸;
2−(7−(4−プロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−シクロペンチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−((6−(3,3−ジフルオロピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロブチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;
2−(7−(4−シクロプロピル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸;および
2−(7−((6−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸
の化合物ならびにその薬学的に許容され得る塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
以下の塩:
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸のカルシウム塩;および
(R)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸のL−アルギニン塩
ならびにその薬学的に許容され得る溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の塩。
【請求項36】
以下の溶媒和物または水和物:
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸水和物のD−リシン塩;および
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸アセトニトリル溶媒和物の(R)−1−フェネチルアミン塩
から選択される、請求項1に記載の溶媒和物または水和物。
【請求項37】
(S)−2−(7−(4−シクロペンチル−3−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロシクロペンタ[b]インドル−3−イル)酢酸水和物
から選択される、請求項1に記載の化合物の結晶性形態。
【請求項38】
実質的に図12に示された粉末X線回折パターンを有する、請求項37に記載の結晶性形態。
【請求項39】
実質的に図13に示された示差走査熱量測定サーモグラムを有する、請求項37または38に記載の結晶性形態。
【請求項40】
実質的に図13に示された熱重量分析サーモグラムを有する、請求項37〜39いずれか1項に記載の結晶性形態。
【請求項41】
実質的に図14に示された水分吸着分析を有する、請求項37〜40いずれか1項に記載の結晶性形態。
【請求項42】
請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、または請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態と、薬学的に許容され得る担体を含む医薬組成物。
【請求項43】
処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物を投与することを含む、個体におけるS1P1受容体関連障害の処置方法。
【請求項44】
処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物を投与することを含む、個体におけるS1P1受容体と関連している障害の処置方法であって、前記S1P1受容体と関連している障害が、リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫性の疾患または障害、炎症性の疾患または障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病および座瘡からなる群より選択される、方法。
【請求項45】
処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物を投与することを含む、個体におけるS1P1受容体と関連している障害の処置方法であって、前記S1P1受容体と関連している障害が、微生物による感染もしくは疾患またはウイルスによる感染もしくは疾患である、方法。
【請求項46】
S1P1受容体関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物の使用。
【請求項47】
S1P1受容体関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物の使用であって、前記S1P1受容体関連障害が、リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫性の疾患または障害、炎症性の疾患または障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病および座瘡からなる群より選択される、使用。
【請求項48】
S1P1受容体関連障害の処置のための医薬の製造における、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物の使用であって、前記S1P1受容体関連障害が、微生物による感染もしくは疾患またはウイルスによる感染もしくは疾患である、使用。
【請求項49】
治療によるヒトまたは動物の身体の処置方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。.
【請求項50】
S1P1受容体関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。
【請求項51】
リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫性の疾患または障害、炎症性の疾患または障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病および座瘡からなる群より選択されるS1P1受容体関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。
【請求項52】
微生物による感染もしくは疾患またはウイルスによる感染もしくは疾患であるS1P1受容体関連障害の処置のための方法における使用のための、請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態、または請求項42に記載の医薬組成物。
【請求項53】
請求項1〜34いずれか1項に記載の化合物、請求項35に記載の塩、請求項36に記載の水和物もしくは溶媒和物、または請求項37〜41いずれか1項に記載の結晶性形態と、薬学的に許容され得る担体とを混合することを含む、組成物の調製方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【公表番号】特表2011−529049(P2011−529049A)
【公表日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−520040(P2011−520040)
【出願日】平成21年7月22日(2009.7.22)
【国際出願番号】PCT/US2009/004265
【国際公開番号】WO2010/011316
【国際公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年7月22日(2009.7.22)
【国際出願番号】PCT/US2009/004265
【国際公開番号】WO2010/011316
【国際公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【Fターム(参考)】
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