説明

自由大学システム

【課題】講義を企画、構成、作成した人が集客力のある著名人でなくても、視聴料金を集め易く、視聴者にとっては視聴料金が無駄にならない自由大学システムを提供する。
【解決手段】サーバと、そのサーバにネットワークを介して接続される端末とを有する自由大学システムであって、前記サーバは、インターフェース画面を前記端末に表示する第1表示部と、演算部と、記録部とを有し、前記演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することによって、前記インターフェース画面を操作画面とする投稿手段及び視聴手段とを実現するものであり、前記投稿手段は、全講義数にあたる複数回(n回とする)の講義データを受け付けて前記記録部に記録するとともに、2回目以降の講義の視聴料金を設定するものであり、前記視聴手段は、1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、2回目以降の講義を前記視聴料金で視聴可能にするものであることを特徴とする自由大学システムとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、e-ラーニング等、ネットワークを介してサーバに接続されている端末のディスプレイ画面で講義を視聴する自由大学システムに関し、詳しくは、特殊な技能、芸術、経験などを伝授したい人が自分で作成した講義を他人に提供するときに、その講義の価値を視聴者が判断した上で購入することができる自由大学システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、e-ラーニング等、ネットワークを介してサーバに接続されている端末のディスプレイ画面で講義を視聴するオンライン学習システムが知られている。このオンライン学習システムには、視聴者が特定の人に制限されているものと、視聴者が制限されていないものがある。特に、視聴者が制限されていないものは、誰でも自由に講義を視聴できるので、自由大学システムと呼ばれる。
【0003】
この自由大学システムとしては、例えば、システムを運営する事業者が自ら企画、構成、作成した講義の講義データを事業者のサーバに格納しておき、受講申し込みのあった会員(受講者)の端末から視聴の要求があると、要求された講義を前記サーバから配信し、講義を視聴可能とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、システムを運営する事業者でない一般人が、自分で企画、構成、作成した講義の講義データを事業者のサーバにアップロードできる形態の自由大学システムもある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−330355号公報
【特許文献2】特開2005−322171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記特許文献1、2の自由大学システムでは、視聴料金を支払わない限り講義内容がわからないので、視聴料金を支払ったにもかかわらず不本意な講義を視聴してしまうことがあった。このため、講義を企画、構成、作成した人が著名人などの集客力のある人でなければ、視聴料金が集まり難く、また、視聴者にとっては視聴料金が無駄になる可能性があった。
【0007】
そこで、本発明の課題は、講義を企画、構成、作成した人が集客力のある著名人でなくても、視聴料金を集め易く、視聴者にとっては視聴料金が無駄にならない自由大学システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、サーバと、そのサーバにネットワークを介して接続される端末とを有する自由大学システムであって、前記サーバは、インターフェース画面を前記端末に表示する第1表示部と、演算部と、記録部とを有し、前記演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することによって、前記インターフェース画面を操作画面とする投稿手段及び視聴手段とを実現するものであり、前記投稿手段は、全講義数にあたる複数回(n回とする)の講義の講義データを受け付けて前記記録部に記録するとともに、2回目以降の講義の視聴料金を設定するものであり、前記視聴手段は、1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、2回目以降の講義を前記視聴料金で視聴可能にするものであることを特徴とする自由大学システムに関する。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記投稿手段は、2回目以降の講義の視聴料金として、固定料金による料金設定とオークション形式による料金設定とを前記講義の投稿者が選択して設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の自由大学システムに関する。
【0010】
請求項3に係る発明は、前記サーバの演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することで料金決定手段を更に実現するものであり、前記投稿手段は、オークション形式による料金設定を選択して設定するものであり、前記視聴手段は、前記端末からの講義の視聴要求に応じて、(i)1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、視聴後に2回目以降の全講義に相当する希望視聴料金を任意の料金で前記講義の視聴者が設定する第1設定手段と、(ii)2回目以降の講義を視聴しようとする場合、前記料金決定手段によって決定された視聴料金で視聴可能にする第2設定手段を備えており、前記料金決定手段は、前記第1設定手段により予め細分化された希望視聴料金毎に、その希望視聴料金以上の希望視聴料金を予め定めた期間内に設定した人数を掛け合わせた合計額を求め、求めた合計額が最も大きくなる希望視聴料金を視聴料金とし、その視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者は視聴が制限されることを特徴とする請求項2に記載の自由大学システムに関する。
【0011】
請求項4に係る発明は、前記視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者は、エキストラ料金を支払うことで視聴可能にすることを特徴とする請求項3に記載の自由大学システムに関する。
【0012】
請求項5に係る発明は、前記端末が、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の自由大学システムに関する。
【0013】
請求項6に係る発明は、前記サーバは、更に、第2表示部と入力部とを備えており、前記第2表示部に前記インターフェース画面を表示するとともに、前記入力部によって該インターフェース画面の操作を受け付けて、前記投稿手段を実現することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の自由大学システムに関する。
【0014】
請求項7に係る発明は、前記サーバが、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えていることを特徴とする請求項6記載の自由大学システムに関する。
【0015】
請求項8に係る発明は、前記講義が、知識の教授を目的とする内容の動画であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1つに記載の自由大学システムに関する。
【0016】
請求項9に係る発明は、前記サーバの演算部は、更に、アンケート手段を実現するものであり、前記アンケート手段は、前記講義の視聴後に、アンケート入力を視聴者に求め、入力された情報を、逐次、又は、前記予め定めた期間、記録部に記録して前記講義の投稿者の端末及び/又は視聴者の端末のインターフェース画面にアンケート結果を表示することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1つに記載の自由大学システムに関する。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係る発明によれば、サーバと、そのサーバにネットワークを介して接続される端末とを有する自由大学システムであって、前記サーバは、インターフェース画面を前記端末に表示する第1表示部と、演算部と、記録部とを有し、前記演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することによって、前記インターフェース画面を操作画面とする投稿手段及び視聴手段とを実現するものであり、前記投稿手段は、全講義数にあたる複数回(n回とする)の講義の講義データを受け付けて前記記録部に記録するとともに、2回目以降の講義の視聴料金を設定するものであり、前記視聴手段は、1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、2回目以降の講義を前記視聴料金で視聴可能にすることにより、視聴者は、1回目の講義を無料視聴することで、その講義の価値を判断した上で講義を購入することができるので、視聴料金を支払ったにもかかわらず不本意な講義を視聴してしまうことを回避することができる。このため、視聴者は視聴料金が無駄にならないようにすることができる。また、視聴者は、1回目の講義を無料視聴することで、講義を受けてみようと刺激を受けやすくなる。このため、講義の投稿者が著名人などの集客力のある人でなくても、自分で企画、構成、作成した講義を他人に提供するときに、視聴者から講義の視聴料金を集め易くなる。
【0018】
請求項2に係る発明によれば、前記投稿手段は、2回目以降の講義の視聴料金として、固定料金による料金設定とオークション形式による料金設定とを前記講義の投稿者が選択して設定可能であることにより、講義の投稿者は、料金設定の選択の幅が広がり好ましい。
【0019】
請求項3に係る発明によれば、前記サーバの演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することで料金決定手段を更に実現するものであり、前記投稿手段は、オークション形式による料金設定を選択して設定するものであり、前記視聴手段は、前記端末からの講義の視聴要求に応じて、(i)1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、視聴後に2回目以降の全講義に相当する希望視聴料金を任意の料金で前記講義の視聴者が設定する第1設定手段と、(ii)2回目以降の講義を視聴しようとする場合、前記料金決定手段によって決定された視聴料金で視聴可能にする第2設定手段を備えており、前記料金決定手段は、前記第1設定手段により予め細分化された希望視聴料金毎に、その希望視聴料金以上の希望視聴料金を予め定めた期間内に設定した人数を掛け合わせた合計額を求め、求めた合計額が最も大きくなる希望視聴料金を視聴料金とし、その視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者は視聴が制限されることにより、視聴者から得られる合計額が最も大きくなる視聴料金が設定されるので、講義の投稿者は効率良く視聴料金を集めることができる。特に、講義の投稿者が著名人だと、視聴者は希望視聴料金を高く設定する傾向になるので、視聴料金が高くなりやすく好ましい。また、上記のようなオークション形式は、視聴しようとする講義にどのくらいの値が付くのかという視聴者の好奇心を刺激するものであるので、ゲーム性を有し多くの視聴者が集まりやすい。また、視聴者は、視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定すると、視聴が制限されてしまうので、希望視聴料金を高く設定する傾向となる。このため、視聴料金がさらに上がりやすくなる。また、視聴者にとっては、講義の価値に応じた視聴料金で購入することができるメリットを有する。
【0020】
請求項4に係る発明によれば、前記視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者は、エキストラ料金を支払うことで視聴可能にすることにより、講義の投稿者は、視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者からも視聴料金を得ることができる。一方、講義の視聴者は、エキストラ料金を支払うことにより、視聴できるメリットを有する。
【0021】
請求項5に係る発明によれば、前記端末が、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えていることにより、端末からサーバに講義データをアップロードするのが容易となる。
【0022】
請求項6に係る発明によれば、前記サーバは、更に、第2表示部と、入力部とを備えており、前記第2表示部に前記インターフェース画面を表示するとともに、前記入力部によって前記インターフェース画面の操作を受け付けて、前記投稿手段を実現することにより、システムを運営する事業者自らが講義データをサーバに格納することができる。
【0023】
請求項7に係る発明によれば、前記サーバが、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えていることにより、システムを運営する事業者自らがサーバに講義データを格納することが容易となる。
【0024】
請求項8に係る発明によれば、前記講義が、知識の教授を目的とする内容の動画であることにより、画面上に映し出される講義者の姿・形・表情や周囲の状況を見ながら講義を受けることができるので、現場で講義を撮影すれば、視聴者はより臨場感を得ることができる。例えば、富士山で講義を撮影すれば、山に咲いている花や、山道沿いにある建物などを見ることができるので、現実の富士山にいるといった臨場感を得ることができる。
【0025】
請求項9に係る発明によれば、前記サーバの演算部は、更に、アンケート手段を実現するものであり、前記アンケート手段は、前記講義の視聴後に、アンケート入力を視聴者に求め、入力された情報を、逐次、又は、前記予め定めた期間、記録部に記録して前記講義の投稿者の端末及び/又は視聴者の端末のインターフェース画面にアンケート結果を表示することにより、投稿者は、アンケート内容を第2回目以降の講義の作成や別の講義の作成に活かすことができるので、より充実した講義を作成することができると同時に、講義の作成の励みにもなる。また、視聴者は、アンケート結果に基づいて講義を受けるかどうか判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施形態の自由大学システムの全体構成を示す図
【図2】図1の端末に表示されるインターフェース画面を示す拡大図
【図3】図1のサーバの構成を示す拡大図
【図4】サーバが実行する投稿処理のフローチャート
【図5】図4の認証処理のフローチャート
【図6】図4の視聴料金設定処理のフローチャート
【図7】サーバが実行する視聴処理のフローチャート
【図8】サーバが実行する視聴処理のフローチャート
【図9】サーバが実行する料金決定処理のフローチャート
【図10】オークション形式による視聴料金の設定方法の一例を示す図
【図11】サーバが実行する視聴処理のフローチャート
【図12】図11と図13に示す認証処理のフローチャート
【図13】図11に示す購入処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0027】
(1)自由大学システムの全体構成
本発明の自由大学システムは、e-ラーニング等、ネットワークを介してサーバに接続されている端末のディスプレイ画面で講義を視聴するシステムであり、図1に示すように、システムを運営する事業者のサーバ100と、サーバ100にネットワークを介して接続される投稿端末200と、サーバ100にネットワークを介して接続される視聴端末300、310とを含んでいる。なお、サーバ100、投稿端末200、視聴端末300、310の数は、実施形態に応じて種々変更することができる。
【0028】
投稿端末200と視聴端末300、310は、例えば、システムを運営する事業者でない一般人が所有するパーソナルコンピュータを挙げることができるが、これらに限定されず、講義の講義データをコンピュータに入出力することができるものであればよい。また、インターネットカフェにあるパーソナルコンピュータでもよい。
【0029】
講義は、特殊な技能、芸術、経験などを他人に伝授するために企画、構成、作成されたものであり、例えば、特殊な技能としては逆立ちのコツや陶芸のコツを伝授するための講義が該当し、特殊な芸術としては特殊な楽器で奏でた音楽が該当し、特殊な経験としては富士山登山の実際(例えば、初心者が登る際の注意事項、山に咲いている珍しい植物の種類、山道の歩き方のコツ、山道沿いにある建物など)を伝達する講義が該当するが、これらに限定されず、数学や英語についての講義や、野球やスノーボードなどのスポーツについての講義、音楽、絵画などの視聴者を楽しませることができる内容のものであればいずれでもよい。特に、講義が、知識の教授を目的とした内容の動画であると、画面上に映し出される講義者の姿・形・表情を見ながら講義を受けることができるので、現実の教室で講義を受ける場合と同等の知識の教授を受けることができ好ましい。講義の収録は、屋外、屋内のいずれでもよく、最初と最後の画面にはシステムを運営する事業者の指定画面(例えば、事業者名など)を挿入するようにする。講義の収録形式は、静止画、動画、音声などいずれの形式でもよい。
【0030】
サーバ100は、図2、3に示すように、演算部である中央演算処理装置(CPU)110と、RAM111と、ROM112と、インターフェース画面101を視聴端末300、310に表示する第1表示部113aと、インターフェース画面101を自らに表示する第2表示部113bと、インターフェース画面101の操作を受け付ける入力部114と、記録部であるハードディスク(HDD)115と、を備える。また、サーバ100は、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えるようにすると、事業者自らがサーバのハードディスク(HDD)115に講義データを格納することが容易となり好ましい。情報記録媒体はDVDなどが挙げられる。
【0031】
インターフェース画面101は、実際の門から入場して建物内に入るというようにわかりやすい構造物を表示するようにする。これにより、あたかも本当の大学に門より入り、講義室に行くような体感が得られ好ましい。RAM111は、データ作業領域として用いられる。ROM112は、オペレーティングシステム(OS)を格納している。表示部113a、113bは、液晶ディスプレイ等である。
【0032】
演算部であるCPU110は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することによって、インターフェース画面101を操作画面とする投稿手段102及び視聴手段103と、オークション形式による視聴料金を決定する料金決定手段を実現している。入力部114は、インターフェース画面101の操作を受け付けて、投稿手段102を実現するものであり、キーボードやマウスを備えている。ハードディスク(HDD)115は、例えば、講義データ、投稿者と視聴者の個人情報、登録番号、パスワード、購入ポイント数、認証番号などを記憶するのに用いられる。
【0033】
投稿手段102は、全講義数にあたる複数回(n回とする)の講義の講義データを受け付けてハードディスク(HDD)115に記録するとともに、受け付けられた講義についての視聴料金を設定するものである。なお、視聴者から得られた視聴料金は、一定の割合で講義の投稿者に支払われ、残りは事業者の収益となる。
【0034】
視聴手段103は、視聴料金を支払うことにより視聴可能にするものであり、第1設定手段と第2設定手段を備える。第1設定手段は、視聴端末300、310からの講義の視聴要求に応じて、1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、視聴後に2回目以降の全講義に相当する希望視聴料金を任意の料金で前記講義の視聴者が設定することができる。希望視聴料金の設定は、例えば、複数の選択肢から選択させることにより行なうようにすると、1円以下の端数を有する希望視聴料金が設定されないようにすることができ好ましい。第2設定手段は、2回目以降の講義を視聴しようとする場合、前記料金決定手段によって決定された視聴料金で視聴可能にするものである。
【0035】
また、サーバ100の演算部であるCPU110は、更に、アンケート手段を実現するものであり、前記アンケート手段は、前記講義の視聴後に、アンケート入力を視聴者に求め、入力された情報を、逐次、又は、予め定めた期間、記録部に記録して前記講義の投稿者の端末200及び前記講義の視聴者の端末300、310のインターフェース画面にアンケート結果を表示するものである。なお、アンケート結果は、投稿者の端末と視聴者の端末のうち少なくとも一方に表示してもよい。
【0036】
また、視聴手段103は、同じ講義を視聴している人だけがアクセスできるインターネット上の場を提供できるようにしてもよい。例えば、「富士山の実際」という講義を視聴している人だけがこの講義に付随して設けられるインターネット上の掲示板である『コーヒーブレイク by 富士山登山の実際』に参加できる資格を有するようにする。この場合、視聴者間で意見の相互やりとりができるようにすると、視聴者自身が新しい知見に触れることができるとともに、同じ物事に興味を持つ者同士の友好の場となり好ましい。
【0037】
(2)サーバの実行する処理内容
次に、サーバ100の実行する処理内容について説明する。サーバ100の中央演算処理装置(CPU)110が、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することによって、図4に示す投稿処理と図7に示す視聴処理を実行する。投稿処理は、視聴端末300、310のインターフェース画面101を通してサーバ100にアクセスし、投稿手段102により開始される。視聴処理は、視聴端末300、310のインターフェース画面101を通してサーバ100にアクセスし、視聴手段103により開始される。
【0038】
まず、図4に示す投稿処理について説明する。S1では、講義の作成者(講義の投稿者)が視聴端末300、310のインターフェース画面101を通してサーバ100にアクセスすると、図5に示すように、アクセスした人の認証を行なう。S12では、アクセスした人が登録済みであるかどうかの確認を要求する。S13では、S12で登録済みであると確認(Yes)した場合に、登録番号とパスワードの入力を要求する。S14では、入力された登録番号およびパスワードと、既に登録済みの登録番号およびパスワードとを照合して確認を行なう。
【0039】
一方、S15では、S12で登録済みでないと確認(No)した場合に、個人情報の登録を要求する。個人情報は、氏名、住所、電話番号やメールアドレスなどである。個人情報の登録が完了すると、登録番号とパスワードが新規登録者に通知される。S16では、リターンして処理をS2に進める。
【0040】
S2では、講義データの送信を講義の作成者(講義の投稿者)に要求する。S3では、送信された講義データを1レコードとして、ハードディスク115に記録してデータベース化する。また、送信された講義データは、1レコード分が1コマ分または1講義分としてデータベース化される。このデータベース化を行なう際、講義タイトルを検索用のキーとしてレコードに付加するようにする。また、検索用のキーとしてサブタイトルをレコードに付加するようにすると、所望の講義が検索容易となり好ましい。サブタイトルとしては、例えば、講義タイトルが富士登山の実際である場合、富士山、登山、初心者、装備、山道、山の植物、浅間神社などが挙げられる。
【0041】
S4では、送信すべき講義データがさらにあるかどうかの確認を要求し、完了している場合(Yes)は、S5に処理を進め、完了していない場合(No)は、処理をS2に戻す。処理がS2に戻ると、さらに送信された講義データが2コマ目または2講義目としてデータベース化される。送信すべき講義データがなくなるまで、上記と同様の手順が繰り返される。このようにして、全講義数にあたる複数回(n回とする)の講義データを受け付ける。
【0042】
S5では、図6に示す視聴料金設定処理を行なう。S7では、2回目以降の講義の視聴料金として、固定料金による料金設定(TypeA)とオークション形式による料金設定(TypeB)のいずれかの選択を講義の投稿者に要求し、TypeAが選択された場合は処理をS8に進め、TypeBが選択された場合は処理をS9に進める。
【0043】
S8では、2回目以降の各講義の視聴料金を固定料金として定額設定する(TypeA)。固定料金は、1コマ単位または1講義単位で設定することができ、例えば、1コマ単位を100円とし、1講義単位を1000円とすることができる。また、100コマ、1000コマをまとめ買いする場合や、全講義分をまとめ買いする場合は、10%割引となるように設定してもよい。
【0044】
S9では、投稿手段103が各講義の視聴料金としてオークション形式による料金設定を行なう(TypeB)。オークション形式による料金設定では、講義の投稿者が第1回目の講義を無料視聴設定する。このとき、1コマ分もしくは1講義分を無料視聴設定することができる。
【0045】
S10では、リターンして処理を図4に示すS6に進める。S6では、投稿処理を終了し初期状態に戻る。
【0046】
次に、視聴処理について説明する。図7に示すように、S21では、サーバ100のハードディスク115に記録されている講義の検索と選択を視聴者に要求する。講義の検索は、講義タイトルやサブタイトルとしての検索用のキーを用いて行なうことができる。S22では、選択された講義が初視聴であるかどうかを判断し、初視聴でないと判断する場合(No)は処理をS40に進め、初視聴であると判断する場合(Yes)は処理をS28に進める。
【0047】
S28では、図8に示すように、選択された講義を視聴可能とし、その講義の視聴を要求する。講義の視聴は、24時間視聴者のライフスタイルに合わせていつでも視聴可能とし、途中で一時中断したいときは、次回アクセスしたときにその中断部分からスタートできるようにするとよい。講義データは、ダウンロードできるようにしてもよいが、ダウンロードができないように制限しておくのが好ましい。
【0048】
S29では、視聴後の評価を要求する。評価の方法は、例えば、−2、−1、0、+1、+2等で数値化した5段階評価とし、視聴者にいずれかを選択してもらうことにより行なう。この評価の方法は、演算部であるCPU110により実現されるアンケート手段により行なわれる。なお、評価の選択だけでなく、コメントも同時にもらえるようにしてもよい。評価やコメントは、逐次、又は、予め定めた期間、記録部であるHDD115に記録して講義の投稿者の投稿端末200と講義の視聴者の視聴端末(300、310)のインターフェース画面101にアンケート結果を表示する。これにより、2コマ目以降または2講義目以降の講義の作成や別の講義の作成に活かされるため好ましい。また、視聴者は、アンケート結果に基づいて講義を受けるかどうか判断することができる。
【0049】
S30では、視聴した講義が固定料金による料金設定であるかを判断し、固定料金による料金設定であると判断する場合(Yes)は処理をS31に進め、固定料金による料金設定でないと判断する場合(No)は処理をS32に進める。S31では、視聴処理を終了し初期状態に戻る。
【0050】
S32では、オークション形式による料金設定を行なうための料金評価を視聴者に要求する。料金評価の方法は、視聴後に2回目以降の全講義に相当する希望視聴料金を任意の料金で前記講義の視聴者が設定することにより行なわれる。この場合、安いものから高いものまで予め細分化された希望視聴料金を複数の選択肢から選択させるようにしてもよい。選択肢は、例えば、50円単位または100円単位刻みで希望視聴料金を設定することができる。
【0051】
次に、オークション形式による料金決定処理について説明する。料金決定処理は、サーバ100のCPU110の料金決定手段により実現されており、サーバ100のハードディスク115に講義データが記録されると開始する。図9に示すように、S33では、ハードディスク115に記録された講義の1回目の無料視聴分が視聴されたことがあるかを判断し、視聴されたことがある場合(Yes)は、処理をS34に進め、視聴されたことがない場合(No)は、処理をS39に進める。S39では、料金決定処理を終了し初期状態に戻る。
【0052】
S34では、視聴された講義の視聴料金がオークション形式による料金設定であるかを判断し、オークション形式であると判断した場合(Yes)は、処理をS35に進め、オークション形式でないと判断した場合(No)は、処理をS39に進める。S35では、1番最初に講義の無料視聴分の視聴が行われた時から、予め定めた期間を計時する。予め定めた期間は、例えば、1週間、2週間、1ヶ月とすることができるが、これらに限定されない。なお、1番最初に講義の無料視聴分の視聴が行われた時とは、予め定めた期間を経過した後に1番最初に1回目の無料視聴分を初視聴した時を含んでもよい。この場合、予め定めた期間を経過した後に1番最初に1回目の無料視聴分を初視聴した時から、予め定めた期間がS35で新たに計時され、オークション形式による新たな視聴料金が後述するS38で新たに設定される。従って、S9でオークション形式の料金設定が設定された講義は、初視聴する時期によって視聴料金が変動することになる。
【0053】
S36では、予め定めた期間が経過しているかを判断し、経過していないと判断する場合(No)は、処理をS35に戻して計時を続け、経過していると判断する場合(Yes)は、処理をS37に進める。
【0054】
S37では、S32で講義の視聴者が設定した希望視聴料金毎に、その希望視聴料金以上の希望視聴料金を予め定めた期間内に設定した人数を掛け合わせた合計額を求める。S38では、S37で求めた合計額が最も大きくなる希望視聴料金を2回目以降の全講義に相当する視聴料金として設定する。以下、視聴料金の算出方法について図10の例を用いて具体的に説明する。
【0055】
図10(a)に示す例では、希望視聴料金が50円、100円、150円であり、前記予め定めた期間内に、希望視聴料金として50円を希望した人数が70人、希望視聴料金として100円を希望した人数が40人、希望視聴料金として150円を希望した人数が20人である。
【0056】
視聴料金が50円のときの該当総視聴者希望数は、50円以上の各希望視聴料金(50円、100円、150円)を希望した人数(70人、40人、20人)を合計した数になる。講義を視聴しようとする視聴者は、自分が希望した希望視聴料金よりも安ければ視聴するからである。具体的には、希望視聴料金として50円を希望した70人と、希望視聴料金として100円を希望した40人と、希望視聴料金として150円を希望した20人とを足した130人となる。このため、視聴料金として50円が設定されたときに視聴者から得られる合計額は、50円に130人を掛け合わせた6500円となる。
【0057】
視聴料金が100円のときは、講義を視聴しようとする該当総視聴者希望数は、100円以上の各希望視聴料金(100円、150円)を希望した人数(40人、20人)を合計した数となるので、希望視聴料金として100円を希望した40人と、希望視聴料金として150円を希望した20人とを足した60人となる。従って、視聴料金として100円が設定されたときに視聴者から得られる合計額は、100円に60人を掛け合わせた6000円となる。
【0058】
視聴料金が150円のときは、講義を視聴しようとする該当総視聴者希望数は、150円以上の希望視聴料金(150円)を希望した人数(20人)であるので、希望視聴料金として150円を希望した20人となる。従って、視聴料金として150円が設定されたときに視聴者から得られる合計額は、150円に20人を掛け合わせた3000円となる。
【0059】
以上より、合計額が最も大きいのが6500円であるので、合計額が最も大きくなる希望視聴料金は50円となる。このため、50円が2回目以降の全講義に相当する視聴料金として設定される。
【0060】
次に、図10(b)の例について具体的に説明する。図10(b)に示す例では、希望視聴料金が50円、100円、150円であり、前記予め定めた期間内に、希望視聴料金として50円を希望した人数が20人、希望視聴料金として100円を希望した人数が70人、希望視聴料金として150円を希望した人数が50人である。
【0061】
視聴料金が50円のときの該当総視聴者希望数は、50円以上の各希望視聴料金(50円、100円、150円)を希望した人数(20人、70人、50人)を合計した数になる。講義を視聴しようとする視聴者は、自分が希望した希望視聴料金よりも安ければ視聴すると考えられるからである。具体的には、講義を視聴しようとする該当総視聴者希望数は、希望視聴料金として50円を希望した20人と、希望視聴料金として100円を希望した70人と、希望視聴料金として150円を希望した50人とを足した140人となる。このため、視聴料金として50円が設定されたときに視聴者から得られる合計額は、50円に140人を掛け合わせた7000円となる。
【0062】
視聴料金が100円のときは、講義を視聴しようとする該当総視聴者希望数は、100円以上の各希望視聴料金(100円、150円)を希望した人数(70人、50人)を合計した数となるので、希望視聴料金として100円を希望した70人と、希望視聴料金として150円を希望した50人とを足した120人となる。従って、視聴料金として100円が設定されたときに視聴者から得られる合計額は、100円に120人を掛け合わせた12000円となる。
【0063】
視聴料金が150円のときは、講義を視聴しようとする該当総視聴者希望数は、150円以上の希望視聴料金(150円)を希望した人数(50人)であるので、希望視聴料金として150円を希望した50人である。従って、視聴料金として150円が設定されたときに視聴者から得られる合計額は、150円に50人を掛け合わせた7500円となる。
【0064】
以上より、S37で求めた合計額が最も大きいのが12000円であるので、合計額が最も大きくなる希望視聴料金は100円となり、100円が2回目以降の全講義に相当する視聴料金として設定される。
【0065】
このように、視聴者から得られる合計額が最も大きくなる視聴料金が設定されるので、講義の投稿者は効率良く視聴料金を集めることができる。なお、合計額が最も大きくなる希望視聴料金が複数ある場合は、例えば、合計額が最も大きくなる希望視聴料金のうち最も大きい希望視聴料金を視聴料金とすることができる。視聴料金が決定されると、処理をS39に進めて、料金決定処理を終了し初期状態に戻る。
【0066】
図7に示すS40では、選択された講義に視聴料金が設定されているかを判断し、視聴料金が設定されていると判断する場合(Yes)は処理をS41に進め、視聴料金が設定されていないと判断する場合(No)は処理をS44に進める。S44では、視聴処理を終了し初期状態に戻る。視聴料金が設定されていない場合とは、選択された講義にオークション形式による料金設定がされている場合に、前記予め定めた期間が経過しておらず、前記料金決定処理によって視聴料金が設定されていない場合が該当する。
【0067】
S41では、選択された講義が固定料金による料金設定であるかを判断し、固定料金による料金設定であると判断する場合(Yes)は処理を図11に示すS45に進め、固定料金による料金設定でないと判断する場合(No)は処理をS42に進める。S42では、S32で講義の視聴者が設定した希望視聴料金が前記料金決定処理により設定された視聴料金以上であるかを判断し、視聴料金以上であると判断する場合(Yes)は処理をS45に進め、視聴料金よりも低いと判断する場合(No)は処理をS43に進める。
【0068】
S43では、エキストラ料金を支払うことにより、選択された講義を視聴するかの確認を視聴者に要求し、エキストラ料金を支払うと確認した場合(Yes)は処理をS45に進め、エキストラ料金を支払わないと確認した場合(No)は処理をS44に進める。エキストラ料金とは、前記料金決定処理により設定された視聴料金よりも高い料金である。
【0069】
S45では、選択された講義が既に購入済みであるかを判断し、購入済みでないと判断する場合(No)は処理をS46に進め、購入済みであると判断する場合(Yes)は処理をS47に進める。S47では、図12に示す認証が行なわれる。S61では、以前に購入したときに通知された認証番号の入力を要求する。S62では、入力された認証番号と既に登録されている認証番号とを照合することにより、購入済みであるかどうかを確認する。S63では、リターンして処理を図8に示すS28に進める。
【0070】
S46では、選択された講義を購入するかの確認を視聴者に要求し、購入すると確認した場合(Yes)は処理をS48に進め、購入しないと確認した場合(No)は処理をS49に進める。S49では、視聴処理を終了し初期状態に戻る。
【0071】
S48では、図13に示す購入処理を行なう。S50では、選択された講義が購入済みであるかの確認を要求し、購入済みでない場合(No)は、処理をS52に進め、購入済みである場合(Yes)は処理をS51に進める。S51では、上記S47と同様の認証が行なわれる。
【0072】
S52では、10コマ、50コマ、100コマ、1000コマのいずれかの選択肢からの購入を視聴者に要求する。購入単位は、1コマ単位、1講義単位でもよく、これらに限定されない。S53では、オンライン決済を行なう。視聴料金の支払い方法は、クレジットカードによる支払手段を挙げることができるが、これに限定されず、オンラインで支払可能な手段であればいずれでもよい。S54では、リターンして処理を図8に示すS28に進める。
【0073】
この自由大学システムは、1回目の講義を無料視聴することができるので、その講義の価値を判断した上で講義を購入することができる。このため、視聴料金を支払ったにもかかわらず不本意な講義を視聴してしまうことを回避することができ、視聴者は視聴料金が無駄にならないようにすることができる。また、視聴者は、1回目の講義を無料視聴することで、講義を受けてみようと刺激を受けやすくなる。このため、講義の投稿者が著名人などの集客力のある人でなくても、自分で企画、構成、作成した講義を他人に提供するときに、視聴者から講義の視聴料金を集め易い。
【0074】
また、この自由大学システムは、1回目の講義の無料視聴分が講義の宣伝になるので、 講義の宣伝費を省くことができる。
【符号の説明】
【0075】
100 サーバ
101 インターフェース画面
102 投稿手段
103 視聴手段
110 中央演算処理装置
111 RAM
112 ROM
113a 表示部
113a 表示部
114 入力部
115 ハードディスク
200 投稿端末
300 視聴端末
310 視聴端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバと、そのサーバにネットワークを介して接続される端末とを有する自由大学システムであって、前記サーバは、インターフェース画面を前記端末に表示する第1表示部と、演算部と、記録部とを有し、前記演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することによって、前記インターフェース画面を操作画面とする投稿手段及び視聴手段とを実現するものであり、前記投稿手段は、全講義数にあたる複数回(n回とする)の講義の講義データを受け付けて前記記録部に記録するとともに、2回目以降の講義の視聴料金を設定するものであり、前記視聴手段は、1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、2回目以降の講義を前記視聴料金で視聴可能にするものであることを特徴とする自由大学システム。
【請求項2】
前記投稿手段は、2回目以降の講義の視聴料金として、固定料金による料金設定とオークション形式による料金設定とを前記講義の投稿者が選択して設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の自由大学システム。
【請求項3】
前記サーバの演算部は、コンピュータ読み取り可能なプログラムを実行することで料金決定手段を更に実現するものであり、前記投稿手段は、オークション形式による料金設定を選択して設定するものであり、前記視聴手段は、前記端末からの講義の視聴要求に応じて、(i)1回目の講義の視聴要求の場合、無料で視聴可能にし、視聴後に2回目以降の全講義に相当する希望視聴料金を任意の料金で前記講義の視聴者が設定する第1設定手段と、(ii)2回目以降の講義を視聴しようとする場合、前記料金決定手段によって決定された視聴料金で視聴可能にする第2設定手段を備えており、前記料金決定手段は、前記第1設定手段により予め細分化された希望視聴料金毎に、その希望視聴料金以上の希望視聴料金を予め定めた期間内に設定した人数を掛け合わせた合計額を求め、求めた合計額が最も大きくなる希望視聴料金を視聴料金とし、その視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者は視聴が制限されることを特徴とする請求項2に記載の自由大学システム。
【請求項4】
前記視聴料金よりも低い希望視聴料金を設定した視聴者は、エキストラ料金を支払うことで視聴可能にすることを特徴とする請求項3に記載の自由大学システム。
【請求項5】
前記端末が、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の自由大学システム。
【請求項6】
前記サーバは、更に、第2表示部と入力部とを備えており、前記第2表示部に前記インターフェース画面を表示するとともに、前記入力部によって該インターフェース画面の操作を受け付けて、前記投稿手段を実現することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の自由大学システム。
【請求項7】
前記サーバが、情報記録媒体に記録されている動画データを読み取り、投稿する装置を備えていることを特徴とする請求項6記載の自由大学システム。
【請求項8】
前記講義が、知識の教授を目的とする内容の動画であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1つに記載の自由大学システム。
【請求項9】
前記サーバの演算部は、更に、アンケート手段を実現するものであり、前記アンケート手段は、前記講義の視聴後に、アンケート入力を視聴者に求め、入力された情報を、逐次、又は、前記予め定めた期間、記録部に記録して前記講義の投稿者の端末及び/又は視聴者の端末のインターフェース画面にアンケート結果を表示することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1つに記載の自由大学システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−105279(P2013−105279A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−248062(P2011−248062)
【出願日】平成23年11月11日(2011.11.11)
【出願人】(593227497)
【Fターム(参考)】