説明

航空機内に搭載された少なくとも1つの誘導機に電力を供給するための装置及び方法

この発明は、航空機内に搭載された少なくとも1つの誘導機(M1、M2,M3)に電力を供給するための装置及び方法に関する。この装置は、電圧及び周波数の両方が可変であるが、一定の割合であり、少なくとも1つの誘導機に電力を供給する少なくとも1つのCVFR型電源(40)を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機内に搭載された少なくとも1つの誘導機に電力を供給するための装置及び方法に関する。
【0002】
以下の説明は、説明を単純化するための例として、飛行機型の航空機のために付与されるであろう。
【背景技術】
【0003】
誘導機(誘導電動機)は、航空分野で広く使用される電気機械式アクチュエータである。そのような誘導機は、その単純な操作原理、その頑健性、及びその製造の容易さのために多くの利点を有する。
【0004】
航空機システム構造は、機械的負荷が液圧ポンプ、燃料ポンプ又はファンなどを駆動させなければならない適応性において、3層式誘導機を広く使用させる。
【0005】
最初に、電圧及び周波数の両方が一定(115ボルトの交流、400Hz)に維持されるので、電気的な分配バー(distribution bars)を使用して誘導機のための電力供給に関する特定の問題が1つもない。しかし、航空機システムの利用率のために連続的に増加している重要とともに、機内に搭載された電気的なネットワークは、可変周波数ネットワーク(360Hz〜800Hz)に徐々に変化させており、該可変周波数ネットワーク(360Hz〜800Hz)は、電力発生システムを単純化し、且つ電力発生システムの信頼性をより高くさせる。
【0006】
しかし、誘導機の電力供給周波数が広い周波数帯に亘って増加される一方、電圧を一定に維持する場合、エアギャップにおける最大フラックス及びそれ故に、誘導機による最大機械トルク出力は、高周波数のために非常に高い割合で減少する:最大トルクは、周波数の2乗で減少する。それ故に、可変周波数ネットワークを通じて、そのような誘導機への「直接的な」電力供給は、質量を増加し、効率を低下させ、不適格である。
【0007】
そのような技術的問題を解決するための1つの可能な解決方法は、電気エネルギーの変換によって固定された電圧及び周波数を回復するように、可変周波数の分配バーと誘導機との間に静的なコンバータ(パワーエレクトロニクス)を追加することである。そのような解決方法は、可変周波数の機内に搭載されたネットワークを使用して、航空機内の誘導機を使用し続けることを可能にする利点を有する。しかしながら、この解決方法とともに、誘導機に対する2つの変換段階(整流段階+インバータ段階)とともに静的なコンバータを追加することが必要であり、システムの信頼性を一桁分低下させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この発明の目的は、質量を増加することなく、任意のパワーエレクトロニクスを追加することなく、単純且つ高信頼の解決方法である、航空機内に搭載された少なくとも1つの誘導機に電力を供給するための装置及び方法を提案することによって、そのような技術的問題を解決することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、航空機、例えば飛行機内に搭載された少なくとも1つの誘導機に電力を供給するための装置であって、可変周波数の電気的な分配バーが前記少なくとも1つの誘導機に供給する装置において、電圧及び周波数の両方が可変であるが、一定の割合である少なくともCVFR型電源であって、前記少なくとも1つの誘導機に電力を供給する少なくともCVFR型電源を備え、前記少なくとも1つの誘導機は、少なくとも2つのカーゴを有する誘導電動機、又はディープスロットを有する誘導電動機であることを特徴とする装置に関する。
【0010】
第1の実施形態において、本発明による装置は、永久磁石交流発電機(alternator)を備える。
【0011】
第2の実施形態において、本発明による装置は、制御発生器によって制御されたVFG型交流発電機を備える。
【0012】
第3の実施形態において、本発明による装置は、誘導電圧調整器と、角度位置制御ループと、を備え、前記角度位置制御ループは、分割器と、参照値と比較する手段と、低電力インバータと、角度位置決めアクチュエータと、を備える。
【0013】
本発明はまた、航空機、例えば、飛行機内に搭載された少なくとも1つの誘導機に電力を供給するための方法であって、可変周波数の電気的な分配バーが前記少なくとも1つの誘導機に動力を供給する方法において、前記少なくとも1つの誘導機は、少なくとも1つのCVFR型電源によって電力を供給され、該CVFR型電源は、電圧及び周波数の両方が可変であるが、一定の割合であり、前記少なくとも1つの誘導機は、少なくとも1つのカーゴを有する誘導電動機、又はディープスロットを有する誘導電動機であることを特徴とする方法に関する。
【0014】
第1の実施形態において、永久磁石交流発電機は、CVFR型電源を形成するために使用される。
【0015】
第2の実施形態において、VFG型発生器は、CVFR型電源を形成するために使用される。
【0016】
第3の実施形態において、固定された電力及び可変の周波数でネットワークによって電力を供給された誘導電圧調整器が、使用され、ロータの準静的位置が周波数に対する電圧の割合に従動する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】少なくとも1つの誘導機のための一定の電圧及び可変の周波数での電力供給を示す図である。
【図2】本発明による誘導機のためのCVFR型電力供給を示す図である。
【図3A】二重カーゴモータを有するCFVR型電力供給を示す図である。
【図3B】二重カーゴモータを有するCFVR型電力供給を示す図である。
【図3C】二重カーゴモータを有するCFVR型電力供給を示す図である。
【図4】本発明による装置の第1の実施形態を示す図である。
【図5】本発明による装置の第2の実施形態を示す図である。
【図6A】本発明による装置の第3の実施形態を示す図である。
【図6B】本発明による装置の第3の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、誘導機のための一定の電圧及び可変の周波数の電力供給を示す。この図は、電圧V及び周波数fの関数として、電力供給の電圧及び周波数によって強制的に駆動されたフラックスアクチュエータである誘導機の最大トルクの変化を示す。このトルクCは、C=k(V/f)によって規定される。それ故に、図1における曲線は、電圧が115ボルトで一定に維持される場合、及び周波数が400Hzから800Hzまで変化する場合に、誘導機の電磁気トルクにおける変化を示し、曲線10は、400Hzでのトルクを示し、曲線11は、600Hzでのトルクを示し、且つ曲線12は800Hzでのトルクを示す。800Hzでの最大トルクは、400Hzでの最大トルクの四分の一であり、この電力供給が所望されていないことを裏付ける。
【0019】
本発明による装置は、電圧及び周波数が変化するが、一定に維持される割合で変化するCVFR(一定の周波数に対する電圧の割合(constant voltage-to-frequency ratio))型電源によって、電力が供給された誘導機を使用することからなる。図2における曲線は、そのような誘導機の電磁気トルクの変化を示す。曲線20は、115ボルト及び400Hzでのトルクを示し、曲線21は172.5ボルト及び600Hzでのトルクを示し、且つ曲線22は、230ボルト及び800Hzでのトルクを示す。最大トルクは、周波数の変動範囲全体に亘って不変である。それにもかかわらず、開始時のトルクは減少し、全負荷で開始時にいくつかの問題を引き起こす。
【0020】
図3Aは、いわゆる「二重カーゴ」の誘導電動機の詳細な構成を示す。この場合において、電動機には、2つの同心カーゴ30及び31からなるロータが設けられ、外側カーゴ30は、高抵抗及び低インダクタンスを有し、内側カーゴ31は、低抵抗及び高インダクタンスを有する。
【0021】
図3Bは、2つの異なるカーゴによって生成されるトルクCを示し、曲線32は外側カーゴのためであり、曲線33は内側カーゴのためであり、曲線34は合計トルクのためである。
【0022】
(スリップが1に近い)低い回転速度で開始する場合、電磁場の変化が表皮効果のために、電磁場がロータ内にほとんど浸透しないようになり、外側カーゴ30(低インダクタンス及び高抵抗)のみが影響する。(スリップが0に近い)高い回転速度では、電磁場は、ロータに対してゆっくり回転し、且つ電磁場はロータ内に深く浸透する。この瞬間に、内側カーゴ31(低抵抗及び高インダクタンス)は、その影響を与える一方、外側カーゴ30のインピーダンスは、あまりにも高いので、高電流が外側カーゴに生じる。それ故に、外側カーゴは、その影響を失う。中間の回転速度では、内側カーゴ31及び外側カーゴ30は、トルクを生み出すことの一因となる。すべての場合において、モータのトルクは、内側カーゴ31及び外側カーゴ30によって生み出されたトルクの瞬時の合計によって付与される。
【0023】
図3Cにおける曲線は、本発明と一致するCVFR型電源によって電力を供給された二重カーゴモータの周波数の挙動を示す。曲線36は、115ボルト及び400Hzでのトルクのためであり、曲線37は、172.5ボルト及び600Hzでのトルクのためであり、曲線38は、330ボルト及び800Hzでのトルクのためである。そのような装置の1つはまた、周波数の範囲全体に亘って、全負荷で開始することを可能にするために、周波数の範囲全体に亘って始動トルクをかなり改善する。これは、三重カーゴ又はディープスロットモータの使用のために真実である。
【0024】
それ故に、本発明による装置は、電圧及び周波数の両方が可変であるが、一定又は準一定の割合であるCVFR(一定の周波数に対する電圧の割合)型電源を使用して誘導機に電力を供給することからなり、エアギャップにおける誘導機の最大フラックスが一定に維持され、従って、最大電磁気トルクが不変に維持される。
【0025】
誘導機の速度は、可変であり、電力供給の周波数及び駆動される機械的な負荷に直接的に依存し、駆動される機械的システム(液圧電気ポンプ又は燃料電気ポンプ)が(ポンプ、自動制御された流れに可変な傾斜板を追加して)可変な速度に調節する場合に、完全に許容される。
【0026】
誘導機の開始トルクは、低い周波数より高い周波数で低い。しかし、「二重カーゴ」、「三重カーゴ」、又は「ディープスロット」型のロータを有する誘導電動機の使用は、全負荷で始動することを可能にし、開始時に、そのようなカーゴ型の技術の使用は、ロータが突入電流を低減することを可能にし、いくつかの効率点の損失を生じる。駆動されたシステムが手動ポンプ(可変流量ポンプ)である場合、プレートの初期位置は、開始(ポンプのためのゼロ流量)時に抵抗トルクが最小になるようにすることができる。
【0027】
我々は、これから本発明による装置の様々な有利な実施形態を考慮するであろう。
【0028】
[1.第1の実施形態:永久磁石交流発電機の使用]
この第1の実施形態は、単純で、頑丈な、且つ有利な解決方法である。CVFR型の電源は、永久磁石交流発電機(PMA)40を使用してなされる。図4に示されるように、この永久磁石交流発電機40は、例えば、CVFR型ブスバー(busbar)41を通じて3つの誘導機M1、M2、及びM3に電力を供給する。そのような永久磁石交流発電機40は、永久磁石を移動することによって生み出された起電力E(FEM)が、その機械シャフトの回転周波数に直接的に比例する(E=k.f)ので、CFVR電圧を「自然に」発生する。そのような永久磁石交流発電機が、誘導反応が低いように寸法決めされる場合、出力電圧は、負荷とともに大きく変化せず、電圧が付与された周波数で略一定であることと仮定され得る。
【0029】
さらに、そのような永久磁石交流発電機40は、その外乱を制御するための任意のコンピュータを必要としないので、雷に対して非常に感応でないとの利点を有する。
【0030】
[2.第2の実施形態:VFG発生器の使用]
図5に示された第2の実施形態において、VFG(「可変周波数発生器」)は、CVFR型ブスバー51に電力を供給して使用され、1つの特定の操作モード、すなわちCVFRモードでGCU(発生器制御ユニット)によって制御されて使用される。周波数又は負荷が変化する場合に規定ポイント(Point Of Regulation)(POR)で電圧を維持する代わりに、V/f=k(一定)の法則は、PORポイントで電圧VがGCU発生器52によって測定された周波数fに比例するように、励磁電流に適用される。それ故に、出力電圧の最大値は、交流発電機の励磁電流による作用によって生み出された周波数fに従動させる。この解決方法は、負荷電流が変化する場合に、発生器50の電機子反作用(armature reaction)のために、電圧変化を補正する利点を有する。言い換えれば、V/fの割合は、確かに一定に維持されることができる。
【0031】
[3.第3の実施形態:誘導電圧調整器の使用]
図6Aに示された第3の実施形態は、分配バーと誘導機との間に「誘導電圧調整器」型のコンバータ(回転磁界変圧器)60を挿入することからなる。
【0032】
このコンバータ60は、一定の電圧及び可変の周波数で電力を供給され、その変換割合は、非常に低電力アクチュエータ61(モータ)によって、モータ速度に従動される。
【0033】
この実施形態とともに、もはやCVFR型の電力供給に発生器を専念する必要性はない。固定された電圧及び可変の周波数で通常の負荷に電力を供給し続けるために、航空機のメイン発生器を使用することが可能になる。
【0034】
コンバータ60とともに、航空機のネットワークの残りに独立して、V/fの一定の割合(CVFR)の負荷に専用の分配バー63を生み出すことが可能になる。
【0035】
この実施形態は、同期式の巻き線型ロータ変換器に類似の電気機械式構造を使用するが、ロータが準静的である。このロータの位置は、付与された電力供給の周波数のために固定されるが、システムの電力供給の周波数が変化する場合に調整されることができる。電圧V1は、分配バー63から主に受容される一定の電力供給電圧である。電圧2は、第二巻き線を通じてコンバータ60によって自動誘導された電圧である。図6Bに示されるように、出力電圧Vsは、誘導機62に電力を供給するであろう電圧V1及び電圧V2のベクトル和に等しい。角度位置θは、付与された周波数及び付与された負荷のそれぞれに対応する。この角度θは、図6に示された角度位置スレーブループ67のために、Vs/f=(V1+V2)/fの一定の割合(CVFR)を維持するように、V1及びV2の組み合わせベクトルを変えるために調整されることができる。このループ67は、Vs/fの割合を計算するための分割器64と、例えば115/400=0.288などの参照割合Rrefと比較し、角度位置アクチュエータ61を制御する低電力インバータ66に割合における差△Rを出力する手段65と、を備える。
【0036】
そのような実施形態とともに、誘導機は、誘導機の本来の信頼性を低下することなく、単純且つ非常にロバストな解決方法によって、パワーエレクトロニクスなしで操作されることができる。
【符号の説明】
【0037】
10 曲線
11 曲線
12 曲線
20 曲線
21 曲線
22 曲線
30 外側カーゴ
31 内側カーゴ
32 曲線
33 曲線
34 曲線
36 曲線
37 曲線
38 曲線
40 永久磁石交流発電機
41 CVFR型ブスパー
50 VFG発生器
51 CVFR型ブスパー
52 GCU発生器
60 コンバータ
61 低電力アクチュエータ
62 誘導機
63 分配バー
64 分割器
65 比較手段
66 低電力インバータ
67 角度位置スレーブループ
M1 誘導機
M2 誘導機
M3 誘導機
Rref 参照割合
Vs 出力電圧
V1 電圧
V2 電圧
fs 出力周波数
θ1 角度位置
θ2 角度位置
△R 割合の差

【特許請求の範囲】
【請求項1】
航空機内に搭載された少なくとも1つの誘導機(M1,M2,M3;62)に電力を供給するための装置であって、
可変周波数の電気的な分配バーが、前記少なくとも1つの誘導機に供給する装置において、
電圧及び周波数の両方が可変であるが、一定の割合である少なくとも1つのCVFR型電源(40;50;60)であって、前記少なくとも1つの誘導機に電力を供給する少なくとも1つのCVFR型電源(40;50;60)を備え、
前記少なくとも1つの誘導機は、少なくとも2つのカーゴを有する誘導電動機、又はディープスロットを有する誘導電動機であることを特徴とする装置。
【請求項2】
永久磁石交流発電機(40)を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
制御発生器(52)によって制御されたVFG型発生器(50)を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
誘導電圧調整器(60)と、角度位置制御ループ(67)と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記角度位置制御ループ(67)は、分割器(64)と、参照値(Rref)と比較する手段(65)と、低電力インバータ(66)と、角度位置決めアクチュエータ(61)と、を備えることを特徴する請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記航空機が飛行機であることを特徴する請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
【請求項7】
航空機内に搭載された少なくとも1つの誘導機に電力を供給するための方法であって、
可変周波数の電気的な分配バーが少なくとも1つの誘導機に供給する方法において、
電圧及び周波数の両方が可変であるが、一定の割合である少なくとも1つのCVFR型電源であって、前記少なくとも1つの誘導機に電力を供給する少なくとも1つのCVFR型電源を備え、
前記少なくとも1つの誘導機は、少なくとも1つのカーゴを有する誘導電動機、又はディープスロットを有する誘導電動機であることを特徴とする方法。
【請求項8】
永久磁石交流発電機(40)は、CFVR型電源を形成するために使用されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
VFG型発生器(50)は、CFVR型電源を形成するために使用されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
固定された電圧及び可変の周波数とともにネットワークによって電力が供給された誘導電圧調整器(60)は、使用され、
ロータの準静的位置が、前記周波数に対する前記電圧の割合に従動されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置を備えることを特徴とする航空機。
【請求項12】
請求項7〜10のいずれか一項に記載の方法を使用することが可能である装置を備えることを特徴とする航空機。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【公表番号】特表2010−506783(P2010−506783A)
【公表日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−532749(P2009−532749)
【出願日】平成19年9月17日(2007.9.17)
【国際出願番号】PCT/EP2007/059773
【国際公開番号】WO2008/046701
【国際公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【出願人】(501446228)エアバス・フランス (93)