説明

芳香剤入り気泡シート

【課題】 簡単に何処へでも持ち歩きながら出先で手軽に使用できる芳香剤入りの気泡シートを提供する。
【解決手段】 方形状の台紙の表面に液体の芳香剤を複数並べ、各々の芳香剤を密閉するように表面を柔軟な薄い薄膜フイルム被覆したことを特徴とする芳香剤入りシート。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、簡単に何処へでも持ち歩きが出来る芳香剤入り気泡シートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、体に付ける芳香剤はアトマイザーを使用するか、指先に付けて耳たぶの裏に付けていた。又、芳香剤容器に収容された香水の蒸発漏洩を適切に制御する空気圧式の香水噴霧器が知れている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】 特開平10−127337号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の芳香剤を身体に付ける方法には次のような欠点があった。
イ) 身体に付けるときは、アトマイザーで吹き付けるか指先に付けて他人の目に触れないように付けていた。
ロ) 外で付けるときは、化粧室、又は、他人に見られないところで付けていた。
ハ) 化粧室で付けるときなどは芳香剤の霧が飛んでくるので他人に迷惑をかけていた。
ニ) 特に男性がつけるときは、家で付けてくる以外、外で付けることが大変な苦労があった。
本発明は、以上のような欠点をなくす為になされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
イ) 気泡シートの中に、芳香剤を封入し密閉した。ものである。
本発明は、以上の構成によりなる芳香剤入り気泡シートである。
【発明の効果】
【0006】
外出先でも他人に迷惑をかけずに、又、場所を選ばずポケットの中でも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の正面図
【図2】 本発明の断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
硬質樹脂又は紙質などからなる方形状の台紙(1)の表面に、液体の芳香剤(2)を点滴状に複数並べて置き、芳香剤(2)を覆うように台紙(1)の表面を柔軟な薄い薄膜フイルム(3)で被覆する。芳香剤(2)を台紙(1)と薄膜フイルム(3)で密閉するように芳香剤(2)の周囲に密閉壁(4)を設ける。
本発明は、以上よりなる芳香剤入り気泡シートである。
本発明は、以上のような構造である。本発明を使用するときは、薄膜フイルム(3)の上を指で押圧することにより、薄膜フイルムが破れて、内部の芳香剤(2)は指に付着する。指先に付着した芳香剤を体に付ける。なお、気泡シートには芳香剤が密閉壁で密封された状態で複数並んでいるので、芳香剤の数量だけ使用できる。
【符号の説明】
【0009】
1 台紙
2 芳香剤
3 薄膜フイルム
4 密閉壁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
方形状の台紙の表面に液体の芳香剤を複数並べ、各々の芳香剤を密閉するように表面を柔軟な薄い薄膜フイルム被覆したことを特徴とする芳香剤入り気泡シート。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−83581(P2011−83581A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−256517(P2009−256517)
【出願日】平成21年10月19日(2009.10.19)
【出願人】(509309190)