説明

芳香族化合物

【課題】コラーゲンの産生を抑制する効果が著しく優れ且つ副作用が少なく安全性に優れた新規な化合物の提供。
【解決手段】一般式


で表される化合物。N−{6−[4−(4−ベンジルピペラジン−1−カルボニル)フェノキシ]ピリジン−3−イル}−4−トリフルオロメチルベンズアミドが例示される。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式
【化1】

[式中、Xは、窒素原子又は基−CH=を示す。
は、基−Z−Rを示す。
Zは、基−N(R)−B−、基−B−N(R)−、基−B−O−、基
【化2】

、基−CO−、基−CH(OH)−、基−N(R9a)−CO−N(R9b)−、基−N
=CH−、基−N(R10a)−SO−(B22a)e−、低級アルケニレン基、基−
NHCO−B−、基−NHCO−B−(W)u−、基−Bo−O−B19a−、基
【化3】

、基
【化4】

、基−SO−N(R10b)−、基−S−、低級アルキニレン基、低級アルキレン基、
基−N(R8d)−又は基−CO−NH−B18a−を示す。
は、水素原子、置換基として低級アルコキシ基を有することのある低級アルキル基、
低級アルカノイル基、低級アルキルスルホニル基又はフェニル低級アルキル基を示す。
Bは、基−CO−又は低級アルキレン基を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
は、置換基としてフェニル基を有することのある低級アルケニレン基を示す。
は、低級アルコキシ基及びフェニル基なる群から選ばれた基が置換していてもよい低
級アルキレン基を示す。
9aは、水素原子又は低級アルキル基を示す。
9bは、水素原子又は低級アルキル基を示す。
10aは、水素原子又は低級アルキル基を示す。
22aは、低級アルキレン基又は低級アルケニレン基を示す。
eは、0又は1を示す
18aは、低級アルキレン基を示す。
19aは、低級アルキレン基を示す。
20aは、低級アルキレン基を示す。
21aは、低級アルキレン基を示す。
kは、2又は3を示す。
cは0又は1を示す。
d’は0又は1を示す。
10bは、水素原子又は低級アルキル基を示す。
8dは、水素原子又は低級アルキル基を示す。
Wは、酸素原子、基−NH−又は硫黄原子を示す。
uは、0又は1を示す。
は、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を1〜4個有する5〜15員の単環、二項環又
は三項環の飽和又は不飽和複素環基(該複素環上には、オキソ基;置換基としてハロゲン
原子を有することのある低級アルコキシ基;置換基としてハロゲン原子を有することのあ
る低級アルキル基;ハロゲン原子;低級アルキルスルホニル基;フェニル環上にハロゲン
原子を有することのある低級アルキル基が置換していてもよいフェニル基;低級アルキル
チオ基;ピロリル基;ベンゾイル基;低級アルカノイル基;低級アルコキシカルボニル基
;並びに置換基として低級アルキル基及び低級アルカノイル基なる群から選ばれた基を有
することのあるアミノ基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していてもよい)、アダマ
ンチル基、ナフチル基(ナフタレン環上に低級アルキル基、ハロゲン原子並びに置換基と
して低級アルキル基及び低級アルカノイル基なる群から選ばれた基を有することのあるア
ミノ基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していてもよい)、置換基として低級アルコ
キシ基を有することのあるアルキル基、シクロアルキル環上に低級アルキル基を有するこ
とのあるアミノ置換低級アルキル基及び置換基としてハロゲン原子を有することのある低
級アルキル基なる群から選ばれた基が置換していてもよいシクロアルキル基、置換基とし
てハロゲン原子を有することのある低級アルケニル基、低級アルカノイル基、ベンゾイル
基(フェニル環上には、置換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキル基及
びハロゲン原子なる群から選ばれた基が1〜3個有していてもよい)、ハロゲン原子置換
低級アルキル基、シクロアルキル低級アルキル基又は基
【化5】

を示す。
は、水素原子、フェニル基、カルボキシ基、水酸基、ハロゲン原子、置換基としてハ
ロゲン原子を有することのある低級アルキル基、フェノキシ基、置換基としてハロゲン原
子を有することのある低級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基、置換基として低級
アルキル基、低級アルカノイル基、ベンゾイル基及びシクロアルキル基なる群から選ばれ
た基を有することのあるアミノ基、シアノ基、置換基としてハロゲン原子を有することの
ある低級アルカノイル基、低級アルキルスルホニル基、アミノスルホニル基、低級アルコ
キシカルボニル基、低級アルカノイルオキシ基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル
基或いは窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を1〜4個有する5〜6員の飽和又は不飽和複
素環基(該複素環上にはオキソ基が置換していてもよい)を示す。
mは、1〜5の整数を示す。mが2〜5を示す場合、2〜5個のRは、同一であっても
よいし、異なっていてもよい。
は、水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基を示す。
Yは、基−O−、基−N(R)−、基−CO−、基−CH(OH)−,低級アルキレン
基、基−S(O)n−又は基−C(=N−OH)−を示す。
は、水素原子、低級アルキル基、低級アルカノイル基、ベンゾイル基、フェニル低級
アルキル基又はシクロアルキル基を示す。
nは、0、1又は2を示す。
Aは、基
【化6】

又は基
【化7】

を示す。
pは、1又は2を示す。
は、水素原子、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、置換基としてハロゲン原子を有す
ることのある低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、基−CON
1112又はシアノ基を示す。
11及びR12は、同一又は異なって、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル基
又はフェニル基を示す。また、R11とR12とは、これらが結合する窒素原子と共に、
窒素原子、硫黄原子もしくは酸素原子を介し又は介することなく互いに結合して5〜7員
の飽和複素環を形成してもよい。
は、イミダゾリル低級アルキル基、1,2,4−トリアゾリル低級アルキル基、1,
2,3−トリアゾリル低級アルキル基、1,2,5−トリアゾリル低級アルキル基、ピラ
ゾリル低級アルキル基、ピリミジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあるピリ
ミジニル低級アルキル基、3,5−ジオキソイソキサゾリジン−4−イリデン低級アルキ
ル基、1,2,4−オキサジアゾール環上に置換基として低級アルキル基を有することの
ある1,2,4−オキサジアゾリル低級アルキル基、チアゾリジン環上に置換基としてオ
キソ基を有することのあるチアゾリジニル低級アルキル基、基
【化8】

、基
【化9】

又は基−(T)−N(R14)R15を示す。
13は、水素原子、置換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキル基、置
換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルカノイル基、低級アルコキシカルボ
ニル基、フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有することのあるフェ
ニル低級アルキル基、イミダゾリル低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アル
キル基、カルボキシ低級アルキル基、ベンゾイル基、モルホリノ置換低級アルカノイル基
、フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニル低
級アルキル基がピペラジン環上に置換していてもよいピペラジニルカルボニル低級アルキ
ル基、フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニ
ル低級アルキル基がピペラジン環上に置換していてもよいピペラジニル低級アルカノイル
基、モルホリノカルボニル置換低級アルキル基又はイミダゾリル低級アルカノイル基を示
す。
13aは、水素原子又は水酸基を示す。
Tは、低級アルキレン基、基−N(R17)−B−CO−,基−B19−N(R18
−CO−,基−B−CO−,基−Q−B−CO−、基−B−N(R19)−B
CO−、基−CO−B−、基−CH(OH)−B−、基−CO−B10−CO−、基
−CH(OH)−B11−CO−、基−CO−、基−SO−又は基−B23a−CO−
CO−を示す。
17は、水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルカルボニル基
、置換基としてハロゲン原子を有することある低級アルカノイル基、低級アルケニル基、
置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ置換低級アルカノイル基又は低級
アルキルスルホニル基を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
19は、低級アルキレン基を示す。
18は、水素原子又は低級アルキル基を示す。
は、低級アルケニレン基又は置換基として水酸基を有することのある低級アルキレン
基を示す。
Qは、酸素原子又は基−S(O)n−(nは前記に同じ)を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
19は、水素原子又は低級アルカノイル基を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
は、低級アルキレン基を示す。
10は、低級アルキレン基を示す。
11は、低級アルキレン基を示す。
23aは、低級アルキレン基を示す。
lは、0又は1を示す。
14は、水素原子又は置換基として水酸基を有することのあるアルキル基を示す。R
は、(2)水酸基置換アルキル基、(3)置換基として水酸基及び低級アルキル基なる群から
選ばれた基を有することのあるシクロアルキル基、(4)フェノキシ低級アルキル基、(5)フ
ェニル環上に低級アルキル基;置換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルコ
キシ基;ハロゲン原子;置換基として低級アルキル基を有することのあるアミノ低級アル
コキシ基;水酸基置換低級アルキル基;フェニル低級アルキル基;低級アルキニル基;置
換基として低級アルキルスルホニル基を有することのあるアミノ基;低級アルキルチオ基
;シクロアルキル基;フェニルチオ基;アダマンチル基;フェニル環上に置換基としてハ
ロゲン原子を有することのあるアニリノ基;低級アルコキシカルボニル基;ピペラジン環
上に置換基として低級アルキル基を有することのあるピペラジニル基;ピロリジン環上に
置換基としてオキソ基を有することのあるピロリジニル基;低級アルカノイルアミノ基;
シアノ基;及びフェノキシ基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していてもよいフェニ
ル基、(6)フェノキシ基、(7)フェニル環上にハロゲン原子、置換基としてハロゲン原子を
有することのある低級アルコキシ基及び低級アルキル基なる群から選ばれた基が1〜3個
置換していてもよいフェニル低級アルキル基、(8)フェニル環上に置換基として低級アル
キレンジオキシ基を有するフェニル低級アルキル基、(10)低級アルコキシカルボニル置換
低級アルキル基、(11)カルボキシ置換低級アルキル基、(12)置換基として低級アルカノイ
ル基を有することのあるアミノ基、(13)テトラヒドロキノリン環上に置換基としてオキソ
基、低級アルコキシ基及び低級アルキレンジオキシ基なる群から選ばれた基を1〜3個有
することのある1,2,3,4−テトラヒドロキノリル基、(14)シクロアルキル低級アル
キル基、(15)フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有することのある
フェニル低級アルキル基がピペラジン環上に置換していてもよいピペラジニル低級アルカ
ノイル基、(16)ピリジル低級アルキル基、(17)置換基として低級アルキル基及び低級アル
カノイル基なる群より選ばれた基を有することのあるアミノ基置換低級アルキル基、(18)
低級アルコキシ低級アルキル基、(19)イミダゾリル基、(20)イミダゾリル低級アルキル基
、(21)1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリルカルボニル置換低級アルキル基、(22)
ピペリジン環上に置換基として低級アルコキシカルボニル基、フェニル低級アルキル基及
びフリル低級アルキル基なる群から選ばれた基を有することのあるピペリジニルカルボニ
ル基、(23)チアゾリジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあるチアゾリジニル
低級アルカノイル基、(24)ピペリジン環上に低級アルコキシカルボニル基、フェニル低級
アルキル基、低級アルキル基、ベンゾイル基及びフリル低級アルキル基なる群から選ばれ
た基が置換していてもよいピペリジニル基、(25)基
【化10】

が置換したカルボニル低級アルキル基、(26)基
【化11】

が置換したカルボニル低級アルキル基、(27)基−CO−B20−N(R36)R37、(
26a)ピロリジニル低級アルキル基、(27a)モルホリノ低級アルキル基、(28a)フェニル低
級アルケニル基、(29a)フェニル環上に置換基として低級アルキル基を有することのある
アニリノカルボニル低級アルキル基、(30a)インドリル基、(31a)ピペラジン環上に置換基
として低級アルキル基及びフェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有す
ることのあるフェニル低級アルキル基なる群から選ばれた基を有することのあるピペラジ
ニル低級アルキル基、(32a)置換基として低級アルキル基を有することのあるアミジノ低
級アルキル基、(33a)フルオレニル基、(34a)カルバゾール環上に置換基として低級アルキ
ル基を有することのあるカルバゾリル基、(35a)置換基として低級アルキル基を有するこ
とのあるアミジノ基、(36a)ピペラジン環上に置換基としてフェニル低級アルキル基(
フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基及び低級アルコキシ基なる群から
選ばれた基1〜3個有していてもよい)及びピリジル低級アルキル基なる群から選ばれた
基を1〜3個有することのあるピペラジニル置換オキサリル基又は(37a)シアノ置換低
級アルキル基を示す。
34は、オキソ基又はフェニル基を示す。
dは、0〜3の整数を示す。
20は、低級アルキレン基を示す。
36及びR37は、これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫
黄原子を介し又は介することなく互いに結合して形成される5〜7員の飽和複素環基を示
す。該複素環基上には、フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有する
ことのあるフェニル低級アルキル基が1〜3個置換していてもよい。
14とR15とは、これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫
黄原子を介し又は介することなく互いに結合して5〜10員の飽和又は不飽和複素環;或
いは基
【化12】

を形成してもよい。該複素環上には、(28)フェニル環上に置換基として低級アルカノイル
基、置換基として低級アルカノイル基を有することのあるアミノ基、低級アルコキシカル
ボニル基、シアノ基、ニトロ基、フェニル基、ハロゲン原子、置換基としてハロゲン原子
を有することのある低級アルキル基、置換基としてハロゲン原子を有することのある低級
アルコキシ基、フェニル低級アルコキシ基、水酸基及び低級アルキレンジオキシ基なる群
から選ばれた基が1〜3個置換していてもよいフェニル基を1〜2個有し、低級アルキル
基上にピリジル基を有することのあるフェニル置換低級アルキル基、(29)カルバモイル基
、(30)ピリジン環上に置換基として水酸基及び置換基として水酸基を有することのある低
級アルキル基なる群から選ばれた基を1〜3個有することのあるピリジル低級アルキル基
、(31)ピロール環上に置換基として低級アルキル基を1〜3個有することのあるピロリル
低級アルキル基、(32)ベンゾオキサゾリル低級アルキル基、(33)ベンゾチアゾリル低級ア
ルキル基、(34)フリル低級アルキル基、(35)フェニル環上にシアノ基、置換基として低級
アルキルスルホニル基を有することのあるアミノ基、ハロゲン原子、低級アルコキシ基、
置換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキル基、チアゾリジン環上に置換
基としてオキソ基を有することのあるチアゾリジニル低級アルキル基、チアゾリジン環上
に置換基としてオキソ基を有することのあるチアゾリジニリデン低級アルキル基及び低級
アルキレンジオキシ基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していてもよいベンゾイル基
、(36)ピリミジニル基、(37)ピラジニル基、(38)ピリジル基、(39)低級アルコキシカルボ
ニル基、(40)チアゾリジン環上にオキソ基及び基
【化13】

(R及びRは、それぞれ低級アルキル基を示す。)なる群より選ばれた基が置換して
いてもよいチアゾリジニル低級アルカノイル基、(41)置換基として水酸基及びハロゲン原
子なる群より選ばれた基を有することのある低級アルキル基、(42)置換基としてハロゲン
原子を有することのある低級アルカノイル基、(43)フェニル環上に低級アルコキシ低級ア
ルキル基及び低級アルキル基なる群から選ばれた基を有することのあるカルバモイル基、
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、シアノ基、フェニル基、ハロゲン原子、置
換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキル基、置換基としてハロゲン原子
を有することのある低級アルコキシ基、フェニル環上に置換基としてハロゲン原子を有す
ることのあるベンゾイル基、フェニル環上に置換基としてハロゲン原子を有することのあ
るフェニル低級アルキル基及び水酸基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していてもよ
いフェニル基、(44)フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有するフェ
ニル基、(45)ナフチル低級アルキル基、(46)フェニル環上にシアノ基、置換基としてハロ
ゲン原子を有することのある低級アルキル基及び置換基としてハロゲン原子を有すること
のある低級アルコキシ基なる群より選ばれた基が1〜3個置換していてもよいフェノキシ
基、(47)フェノキシ低級アルキル基、(48)フェニル環上にハロゲン原子、置換基としてハ
ロゲン原子を有することのある低級アルキル基及び置換基としてハロゲン原子を有するこ
とのある低級アルコキシ基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していてもよいフェニル
低級アルコキシ基、(49)基−(B12CO)t−N(R20)R21、(50)基−(CO)
o−B13−N(R22)R23、(51)1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン環上に
置換基として低級アルキル基を1〜5個有していてもよい1,2,3,4−テトラヒドロ
ナフチル置換低級アルキル基、(52)置換基として水酸基を有することのあるシクロアルキ
ル基、(53)ピペリジン環上に置換基として低級アルキル基を1〜3個有していてもよいピ
ペリジニル基、(54)キノリル低級アルキル基、(55)テトラゾール環上に置換基として低級
アルキル基及びフェニル低級アルキル基なる群から選ばれた基を有することのある1,2
,3,4−テトラゾリル低級アルキル基、(56)チアゾール環上に置換基としてフェニル基
を有することのあるチアゾリル低級アルキル基、(57)フェニル環上に置換基として低級ア
ルコキシ基及びハロゲン原子なる群から選ばれる基を1〜3個有することのあるベンゾイ
ル低級アルキル基、(58)ピペリジン環上に置換基として低級アルキル基を有することのあ
るピペリジニル低級アルキル基、(59)イミダゾール環上に置換基としてフェニル基を1〜
3個有することのあるイミダゾリル基、(60)ベンズイミダゾール環上に置換基として低級
アルキル基を1〜3個有することのあるベンズイミダゾリル基、(61)ピリジル低級アルコ
キシ基、(62)テトラヒドロキノリン環上に置換基としてオキソ基を有することのある1,
2,3,4−テトラヒドロキノリル低級アルキル基、(63)1,3,4−オキサジアゾール
環上に置換基としてオキソ基を有することのある1,3,4−オキサジアゾリル低級アル
キル基、(64)シクロアルキル低級アルキル基、(65)テトラヒドロピラニル基、(66)チエニ
ル低級アルキル基、(67)ピリミジン環上に置換基としてオキソ基を有することのあるピリ
ミジニルカルボニル基、(68)水酸基、(69)カルボキシ基、(70)低級アルコキシ低級アルキ
ル基、(71)低級アルコキシ低級アルコキシ基、(72)ベンゾイルオキシ基、(73)低級アルコ
キシカルボニル低級アルコキシ基、(74)カルボキシ低級アルコキシ基、(75)フェノキシ低
級アルカノイル基、(76)テトラヒドロキノリン環上に置換基としてオキソ基を有すること
のある1,2,3,4−テトラヒドロキノリルカルボニル基、(77)フェニルスルホニル基
、(78)イミダゾリル低級アルカノイル基、(79)イミダゾリル低級アルキル基、(80)ピリジ
ルカルボニル基、(81)イミダゾリルカルボニル基、(82)低級アルコキシカルボニル低級ア
ルキル基、(83)カルボキシ低級アルキル基、(84)基−(O−B15)s−CO−N(R
)R27、(85)基−N(R28)−CO−B16−N(R29)R30、(86)基−N(
31)−B17−CO−N(R32)R33、(87)ベンゾオキサゾリル基、(88a)ベン
ゾチエニル基、(89a)オキソ基及び(90a)テトラヒドロキノリン環上に置換基としてオキソ
基を有することのある1,2,3,4−テトラヒドロキノリル基なる群から選ばれた基が
1〜3個置換していてもよい。
12は、低級アルキレン基を示す。
tは、0又は1を示す。
20及びR21は、同一又は異なって、水素原子;置換基として低級アルコキシカルボ
ニル基を有することのあるアミノ基;フェニル環上に置換基として低級アルコキシ基を1
〜3個有することのあるベンゾイル基;低級アルキル基;フェニル環上に低級アルコキシ
カルボニル基、シアノ基、ニトロ基、フェニル基、ハロゲン原子、置換基としてハロゲン
原子を有することのある低級アルキル基、置換基としてハロゲン原子を有することのある
低級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基なる群から選ばれた基が1〜3個置換していて
もよいフェニル基を1〜2個有する低級アルキル基;フェニル環上に置換基としてハロゲ
ン原子を有することのある低級アルコキシ基及び置換基としてハロゲン原子を有すること
のある低級アルキル基なる群より選ばれた基が1〜3個置換していてもよいフェニル基;
低級アルコキシカルボニル基;シクロアルキル低級アルキル基;ピロリジン環上に置換基
として水酸基を有することのある低級アルキル基を1〜3個有することのあるピロリジニ
ル低級アルキル基;置換基としてフェニル基及び低級アルキル基なる群から選ばれた基を
有することのあるアミノ置換低級アルキル基;1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン
環上に置換基として低級アルキル基を1〜5個有していてもよい1,2,3,4−テトラ
ヒドロナフチル置換低級アルキル基;ナフチル低級アルキル基;ピリジル低級アルキル基
;キノリル低級アルキル基;テトラゾール環上に置換基として低級アルキル基及びフェニ
ル低級アルキル基なる群から選ばれた基を1〜3個有することのある1,2,3,4−テ
トラゾリル低級アルキル基;1,2,4−トリアゾリル低級アルキル基;低級アルキル基
上に置換基として水酸基を有することのあるテトラヒドロフリル低級アルキル基;フェニ
ル環上に置換基として低級アルキル基及びニトロ基なる群から選ばれた基を1〜3個有す
ることのあるフェノキシ低級アルキル基;フェニル低級アルカノイル基;置換基としてハ
ロゲン原子を有することのある低級アルカノイル基;イミダゾリル低級アルカノイル基;
低級アルコキシカルボニル低級アルキル基;ピリジル基;カルボキシ低級アルキル基又は
シクロアルキル基を示す。また、R20とR21とは、これらが結合する窒素原子と共に
、窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を介し又は介することなく互いに結合して5〜7
員の飽和複素環を形成してもよい。該複素環上には、低級アルキル基、フェニル環上に置
換基としてハロゲン原子及びハロゲン原子を有することのある低級アルキル基なる群から
選ばれた基を1〜3個有することのあるフェニル基並びにフェニル環上に置換基として低
級アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニル低級アルキル基なる群から選ばれた
基が1〜3個置換していてもよい。
oは、0又は1を示す。
13は、低級アルキレン基を示す。
22及びR23は、同一又は異なって、水素原子、低級アルキル基、フェニル環上に置
換基として低級アルコキシ基を1〜3個有することのあるベンゾイル基、フェニル環上に
置換基として低級アルキル基を有することのあるフェノキシ低級アルキル基、フェニル低
級アルキル基又はフェニル基を示す。また、R22とR23とは、これらが結合する窒素
原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を介し又は介することなく互いに結合
して5〜7員の飽和複素環を形成してもよい。該複素環上には、低級アルキル基及びフェ
ニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニル低級アル
キル基なる群より選ばれた基が1〜3個置換していてもよい。
15は、低級アルキレン基を示す。
sは、0又は1を示す。
26及びR27は、同一又は異なって、水素原子、低級アルキル基、フェニル低級アル
キル基又はイミダゾリル低級アルキル基を示す。また、R26とR27とは、これらが結
合する窒素原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を介し又は介することなく
互いに結合して5〜7員の飽和複素環を形成してもよい。該複素環上には、置換基として
フェニル環上に置換基として低級アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニル低級
アルキル基を1〜3個有していてもよい。
28は、水素原子又は低級アルキル基を示す。
16は、低級アルキレン基を示す。
29及びR30は、これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫
黄原子を介し又は介することなく互いに結合して形成される5〜7員の飽和複素環基を示
す。該複素環上には、低級アルキル基、フェニル基及びフェニル環上に置換基として低級
アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニル低級アルキル基なる群から選ばれた基
が1〜3個置換していてもよい。
31は、水素原子又は低級アルキル基を示す。
17は、低級アルキレン基を示す。
32及びR33は、これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫
黄原子を介し又は介することなく互いに結合して形成される5〜7員の飽和複素環基を示
す。該複素環上には、低級アルキル基、フェニル基及びフェニル環上に置換基として低級
アルキレンジオキシ基を有することのあるフェニル低級アルキル基なる群から選ばれた基
が1〜3個置換していてもよい。
但し、下記(i)〜(v)の要件を満たしているものとする。
(i)Xが基−CH=を示すとき、Rは水素原子を示す。
(ii)Xが基−CH=を示し、lが1を示し、Tが−CO−を示し、かつR14
水素原子又は置換基として水酸基を有することのあるアルキル基を示すとき、R15は基
(24)を示す。
(iii)Xが基−CH=を示し、lが1を示し、かつTが−N(R17)−B−C
O−を示すとき、R14及びR15は、これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子、酸
素原子もしくは硫黄原子を介し又は介することなく互いに結合して5〜10員の飽和又は
不飽和複素環を形成し、かつ該複素環上には、基(28)が1〜3個置換されている。
(iv)Xが窒素原子を示しかつlが0であるとき、又はXが窒素原子を示し、l
が1であり、かつTが−CO−もしくは−SOを示すとき、R15は、基(5)、(7)、(1
9)及び(20)ではない。
(v)Rがシクロアルキル環上に低級アルキル基を有することのあるアミノ置換低級
アルキル基及び置換基としてハロゲン原子を有することのある低級アルキル基なる群から
選ばれた基が置換していてもよいシクロアルキル基を示すとき、Rは基−(T)−N
(R14)R15を示すものとする。(T及びlは、前記に同じ。R14及びR15は、
これらが結合する窒素原子と共に、窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を介し又は介す
ることなく互いに結合して5〜10員の飽和複素環;或いは基
【化14】

を形成する。)]
で表される芳香族化合物又はその塩。

【公開番号】特開2008−133278(P2008−133278A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−300664(P2007−300664)
【出願日】平成19年11月20日(2007.11.20)
【分割の表示】特願2005−229066(P2005−229066)の分割
【原出願日】平成17年8月8日(2005.8.8)
【出願人】(000206956)大塚製薬株式会社 (230)
【Fターム(参考)】