説明

蓄電及び給電装置

【課題】電極板の電流密度が均一になり、外部の片側に出入力端子を設置可能な蓄電及び給電装置を提供する。
【解決手段】補助用導電体100を備え、少なくとも2辺に別々に集電端子104を有しかつ電極板面に活性物質120を塗布する辺側電極板101は、平板状、条状、または網状構造であって、かつ導電性能が補助用導電体100より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される補助用導電体100に挟着する。補助用導電体100の少なくとも2辺に別々に出入力する総集電端子105を設け、補助用導電体100の2辺以上で総集電端子105に集電端子104を片辺または多辺で並列接続する。外部に対して電流を出入力する総集電端子105及び補助用導電体100と辺側電極板101との間に絶縁体103を設けて電極ユニットを構成する。外部に対して電流を出入力する総集電端子105は1個以上である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一種の電極板を補助用導電体に挟着する蓄電及び給電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の蓄電及び給電装置は、各種の一次電池、充放電可能な二次電池、キャパシタ、またはスーパーキャパシタ等の蓄電及び給電装置を含み、通常はその電極板の片辺に1個または数個の同極性バス端子を設置する。
図1に従来の片辺に1個の集電端子電極板を設置する蓄電及び給電装置の模式図を示す。各電極板P100の片辺に1個の集電端子T100を設置することにより、当該電極板の電流を出入力する集電電流機能を有し、またはほかの電極板との間で直列接続或いは並列接続し、電極板の片辺のみに1個の集電端子を設置し、電流を出入力するために、周りの集電端子の電極板区域と電極板の別側と比較的集電端子T100から離れる電極板区域は、比較的大きな電流が入出力するとき、電極板の電流密度の不均一性を来たす。次代商品は、電極板の同片辺に2個以上の集電端子を設置することにより、電極板にツーウェイ以上の出力する電流通路を持たせ、かつ導電体との連結を通して、同極性の電極板の片辺に設置される2個以上の集電端子と並列接続する。ただし、本方式においては、同辺側の電流を出入力する密度の均一度のみが改善され、電極板の別側の電流を出入力する密度の不均一性は、依然として改善されていない。
【0003】
この問題は、電極板の2辺以上に、1個以上の別々に外部に向かって延伸する集電端子を設けることにより、改善することができる。図2に従来の電極板の2辺に1個ずつの集電端子を設置する蓄電及び給電装置の模式図を示す。さらに、電極板P100の片辺または片辺以上に2個以上の集電端子T100を設け、ツーウェイ以上の入出力電流路を構成することにより、内部抵抗を下げることができる。図3に従来の電極板の対辺に2個の集電端子を設置する蓄電及び給電装置の模式図を示す。ただし図2及び図3に示されている方法は、電流を出入力する均一性が改善されるが、外部の両側に出入力端子を設置することは、やはり不便である。
【0004】
蓄電装置または給電装置は、例えば、特許文献1等に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−226778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、電極板の電流密度が均一になり、外部の片側に出入力端子を設置可能な蓄電及び給電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る蓄電及び給電装置は、一種の電極板に補助用導電体を挟着する蓄電及び給電装置であって、一次電池、充放電可能な二次電池、キャパシタ、またはスーパーキャパシタ等の蓄電及び給電装置、または電極板を持つ燃料電池(fuel cell)装置が必要とする正負電極対へ応用される。
その構造は、正極補助用導電体を設け、かつ少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の集電端子を有する1枚以上の正極電極板を設け、平板状、条状、または網状構造かつ正極導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される正極補助用導電体に挟着する。正極補助用導電体の2辺以上に別々に少なくとも1個の集電端子を設け、正極補助用導電体の2辺以上で負極総集電端子に集電端子を片辺または多辺で並列接続する。また外部に対して電流を出入力する正極総集電端子と正極補助用導電体と正極電極板との間に絶縁体を設けることにより正電極ユニットを構成する。
上述の外部に対して電流を出入力する正極総集電端子は1個以上である。
【0008】
さらに、負極補助用導電体を設け、かつ少なくとも2辺以上に集電端子を有する1枚以上の負極電極板を設け、平板状、条状、または網状構造かつ導電性能が負極補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される負極補助用導電体に挟着する。負極補助用導電体の2辺または2辺以上に集電端子を設け、負極補助用導電体の2辺以上で負極総集電端子に集電端子を片辺または多辺で並列接続する。また外部に対して電流を出入力する負極総集電端子と負極補助用導電体と負極電極板との間に絶縁体を設けることにより負電極ユニットを構成する。
上述の外部に対して電流を出入力する負極総集電端子は1個以上である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来の蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図2】従来の他の蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図3】従来のさらに他の蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図4】本発明の第1実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットを示す模式図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態による蓄電及び給電装置を分解した状態を示す模式図である。
【図8】本発明の第2実施形態による蓄電及び給電装置の組立模式図である。
【図9】本発明の第2実施形態による蓄電及び給電装置、及びその電流ルートを示す模式図である。
【図10】本発明の第3実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図11】本発明の第4実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図12】本発明の第5実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図13】本発明の第6実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図14】本発明の第7実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図15】本発明の第8実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図16】本発明の第9実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図17】図16の分解状態を示す模式図である。
【図18】図16の組立状態を示す模式図である。
【図19】本発明の第10実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図20】本発明の第11実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図21】本発明の第12実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図22】本発明の第13実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図23】本発明の第14実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図24】本発明の第14実施形態による蓄電及び給電装置の変形例を示す模式図である。
【図25】本発明の第15実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【図26】本発明の第15実施形態による蓄電及び給電装置の変形例を示す模式図である。
【図27】本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットの第1例を示す模式図である。
【図28】図27の正面図である。
【図29】図27の側面図である。
【図30】本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットの第2例を示す模式図である。
【図31】図30の正面図である。
【図32】図30の側面図である。
【図33】本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットの第3例を示す模式図である。
【図34】図33の正面図である。
【図35】図33の側面図である。
【図36】本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットの第4例を示す模式図である。
【図37】図36の正面図である。
【図38】図36の側面図である。
【図39】本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットの第5例を示す模式図である。
【図40】図39の正面図である。
【図41】図39の側面図である。
【図42】本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る電極ユニットの第6例を示す模式図である。
【図43】図42の平面図である。
【図44】図42の断面を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態による蓄電及び給電装置は、一種の電極板を補助用導電体に挟着する蓄電及び給電装置である。その主な構造の特徴は、補助用導電体を設置し、かつ少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の集電端子を有する1枚以上の電極板を設け、平板状、条状、または網状構造かつ導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される補助用導電体に挟着する。補助用導電体の2辺以上に別々に少なくとも1個の集電端子を設け、補助用導電体の2辺以上で総集電端子に集電端子を片辺または多辺で並列接続する。また外部に対して電流を出入力する総集電端子と補助用導電体と電極板との間に絶縁体を設けることにより電極ユニットを構成する。
上述の外部に対して電流を出入力する総集電端子は1個以上である。
【0011】
(第1実施形態)
図4は、本発明の第1実施形態による蓄電及び給電装置において、少なくとも2辺に別々に少なくとも1個の集電端子の補助用導電体を持ち、またその両外側に少なくとも2辺に別々に少なくとも1個を持つ集電端子の同極性の電極板の間に絶縁体を挟着することにより構成される電極ユニットの模式図を示す。
図5に図4の正面図を示す。
図6に図4の側面図を示す。
【0012】
図4、図5及び図6に示すように、本発明の第1実施形態による蓄電及び給電装置の主な特徴は、補助用導電体100を設置し、少なくとも2辺に別々に少なくとも1個の集電端子104を設けかつ電極板面に活性物質120を塗布する1枚以上の辺側電極板101は、平板状、条状、または網状構造であって、導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される補助用導電体100に挟着する。補助用導電体100の少なくとも2辺に別々に少なくとも1個の出入力する第1総集電端子105を設け、補助用導電体100の2辺以上で第1総集電端子105に集電端子を片辺または多辺で並列接続する。また外部に対して電流を出入力する第1総集電端子と補助用導電体100と辺側電極板101との間に絶縁体103を設けることにより電極ユニットを構成する。
上述の外部に対して電流を出入力する第1総集電端子105は1個以上である。
本発明の第1実施形態の蓄電及び給電装置は、一次電池、充放電可能な二次電池、キャパシタ、またはスーパーキャパシタ等の蓄電及び給電装置、または電極板を持つ燃料電池(fuel cell)装置が必要とする正負電極対への応用ができる。
【0013】
(第2実施形態)
図7に、2枚の正極電極板1011を正極補助用導電体1001に挟着することにより正電極ユニットを構成し、かつ2枚の負極電極板1012を負極補助用導電体1002に挟着することにより負電極ユニットを構成し、かつ中間に隔離体を挟入することにより蓄放電装置の電極対を構成する本発明の第2実施形態による蓄電及び給電装置を分解した状態を示す模式図を示す。
図8に、図7に示した蓄電及び給電装置の電極対を組立てた状態を示す模式図を示す。
図9に、図8に示した電極対により構成される蓄電及び給電装置及びその電流ルートの模式図を示す。
【0014】
図7、図8及び図9に示す如く、本発明の第2実施形態による蓄電及び給電装置の主な構造の特徴は、正極補助用導電体1001を設け、少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の正極集電端子1041を設けかつ電極板面に活性物質120を塗布する1枚以上の正極辺側電極板1011は、平板状、条状、または網状構造であって、かつ導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される正極補助用導電体1001に挟着する。正極補助用導電体1001の少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の正極性出入力の正極総集電端子1051を設け、正極補助用導電体1001の2辺以上で正極性出入力の正極総集電端子1051に正極集電端子1041を片辺または多辺で並列接続する。また外部に対して電流を出入力する正極総集電端子1051と正極補助用導電体1001と正極辺側電極板1011との間に絶縁体103を設けることにより正電極ユニットを構成する。
上述の外部に対して電流を出入力する正極性出入力の正極総集電端子1051は1個以上である。
【0015】
さらに、負極補助用導電体1002を設け、少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の負極集電端子1042を設けかつ電極板面に活性物質120を塗布する1枚以上の負極辺側電極板1012は、平板状、条状、または網状構造であって、かつ導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される負極補助用導電体1002に挟着する。負極補助用導電体1002の少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の負極性出入力の負極総集電端子1052を設け、負極補助用導電体1002の2辺以上で負極性出入力の負極総集電端子1052に負極集電端子1042を片辺または多辺で並列接続する。また外部に対して電流を出入力する負極総集電端子1052と負極補助用導電体1002と負極辺側電極板1012との間に絶縁体103を設けることにより負電極ユニットを構成する。
上述の外部に対して電流を出入力する負極性出入力の負極総集電端子1052は1個以上である。
上述の正電極ユニット及び負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成する。
【0016】
(第3実施形態)
図10に、2個の両側の負電極ユニットの中間に正電極ユニットを挟入する本発明の第3実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
負電極ユニットは、別々に2枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0017】
正電極ユニットは、別々に2枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0018】
また正電極ユニットの両側に設置される両負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を片辺または多辺で並列接続し、かつ正電極ユニットの両側と両負電極ユニットとの間に隔離体1020を設ける。
上述の正電極ユニット及び負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成する。
【0019】
(第4実施形態)
図11に、2個の両側の正電極ユニットの中間に負電極ユニットを挟入する本発明の第4実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
負電極ユニットは、別々に2枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0020】
正電極ユニットは、別々に2枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0021】
また負電極ユニットの両側に設置される二つの正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を片辺または多辺で並列接続し、かつ負電極ユニットの両側と二つの正電極ユニットとの間に隔離体1020を設ける。
上述の正電極ユニット及び負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成する。
【0022】
(第5実施形態)
図12に、2個の両側の負電極ユニットの中間に正電極ユニットを挟入する本発明の第5実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
負電極ユニットは、別々に1枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の一側に挟着し、負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0023】
正電極ユニットは、別々に2枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0024】
また正電極ユニットの両側に設置される両負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を片辺または多辺で並列接続し、かつ正電極ユニットの両側と両負電極ユニットとの間に隔離体1020を設ける。
上述の正電極ユニット及び負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成する。
【0025】
(第6実施形態)
図13に、2個の両側の正電極ユニットにより中間に負電極ユニットを挟入する本発明の第6実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
負電極ユニットは、別々に2枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0026】
正電極ユニットは、別々に1枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の一側に挟着し、正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0027】
また負電極ユニットの両側に設置される二つの正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を片辺または多辺で並列接続し、かつ負電極ユニットの両側と二つの正電極ユニットとの間に隔離体1020を設ける。
上述の正電極ユニット及び負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成する。
【0028】
(第7実施形態)
図14に、更に一歩進んで同一電極槽の中の同極性の電極ユニットの少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットとを交錯して設置して片側または両側で並列接続し、中間の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する本発明の第7実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
【0029】
負電極ユニットは、2枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0030】
正電極ユニットは、2枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0031】
さらに、少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットを電極槽1030の中に交錯して設置し、その中の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を同極性で片辺または多辺で並列接続し、負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を同極性で片辺または多辺で並列接続し、中間の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
【0032】
(第8実施形態)
図15に、同一電極槽の中の同極性の電極ユニットの片側または両側を並列接続し、両側の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する本発明の第8実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。その中には、少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットを交錯して設置する。
【0033】
負電極ユニットは、2枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0034】
正電極ユニットは、2枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極辺側電極板1011との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0035】
さらに、少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットとを電極槽1030の中に交錯して設置し、その中の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を同極性で片辺または多辺で並列接続し、負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を同極性で片辺または多辺で並列接続し、両側の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
【0036】
(第9実施形態)
図16に、少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットとを交錯して設置し、中間の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する本発明の第9実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
【0037】
負電極ユニットは、2枚の負極辺側電極板1012を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0038】
正電極ユニットは、2枚の正極辺側電極板1011を設け、電極板面に活性物質120を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0039】
さらに、少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットとを電極槽1030の中に交錯して設置し、その中の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を同極性で片辺または多辺で並列接続し、負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を同極性で片辺または多辺で並列接続し、中間の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
図17に、図16の分解斜視図を示す。
図18に、図16の斜視図を示す。
【0040】
(第10実施形態)
図19は、正負電極が交錯して重なり合ってから並列接続することにより電極対を構成し、出入力する総集電端子を持つ正負電極対を中間に挟入する本発明の第10実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
その中の外側の正電極ユニットの外側にある正電極補助用導電体1001の中間段と1枚の正極辺側電極板1011との間に絶縁体103を設け、かつ前述の正極辺側電極板1011を挟着し、正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、外側正電極ユニットを構成する。
【0041】
別の外側の負電極ユニットの外側にある負電極補助用導電体1002の中間段と1枚負極辺側電極板1012との間に絶縁体103を設け、かつ前述の負極辺側電極板1012を挟着し、負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、外側負電極ユニットを構成する。
【0042】
さらに、2枚の負極辺側電極板1012の中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0043】
またさらに、2枚の正極辺側電極板1011の中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0044】
上述の負電極ユニットと正電極ユニットを交錯して設置することにより電極対を構成し、その両外側に外側負電極ユニットと外側正電極ユニットを設置し、また共同して電極槽1030の中に設置し、交錯して設置される正負電極板の間に隔離体1020を設ける。その中の各正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を同極性で片辺または多辺で並列接続し、各負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を同極性で片側または多側で並列接続し、中間に設置される正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する。
【0045】
(第11実施形態)
図20は、負電極ユニットと正電極ユニットを交錯して設置し、両側に設置される正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する本発明の第11実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【0046】
その中の外側の正電極ユニットの外側にある正電極補助用導電体1001の中間段と1枚の正極辺側電極板1011との間に絶縁体103を設け、かつ前述の正極辺側電極板1011を挟着し、正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、外側正電極ユニットを構成する。
【0047】
別の外側の負電極ユニットの外側にある負電極補助用導電体1002の中間段と1枚負極辺側電極板1012との間に絶縁体103を設け、かつ前述の負極辺側電極板1012を挟着し、負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、外側負電極ユニットを構成する。
【0048】
さらに、2枚の負極辺側電極板1012の中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0049】
またさらに、2枚の正極辺側電極板1011の中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0050】
上述の負電極ユニットと正電極ユニットを交錯して設置することにより電極対を構成し、その両外側に外側負電極ユニットと外側正電極ユニットを設置し、また共同して電極槽1030の中に設置し、交錯して設置される正負電極板の間に隔離体1020を設ける。その中の各正電極ユニットの電極板面に活性物質120を塗布し、その両端の正極性出入力の正極総集電端子1051を同極性で片側または多側で並列接続し、各負電極ユニットの電極板面に活性物質120を塗布し、その両端の負極性出入力負極の総集電端子1052を同極性で片側または多側で並列接続し、両側に設置される正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
【0051】
(第12実施形態)
図21は、負電極ユニットと正電極ユニットを交錯して設置し、中間に設置される正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する本発明の第12実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【0052】
その中の外側の正電極ユニットの外側にある正電極補助用導電体1001の中間段と1枚の正極辺側電極板1011との間に絶縁体103を設け、かつ前述の正極辺側電極板1011を挟着し、正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、外側正電極ユニットを構成する。
【0053】
別の外側の負電極ユニットの外側にある負電極補助用導電体1002の中間段と1枚負極辺側電極板1012との間に絶縁体103を設け、かつ前述の負極辺側電極板1012を挟着し、負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、外側負電極ユニットを構成する。
【0054】
さらに、2枚の負極辺側電極板1012の中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、負電極ユニットを構成する。
【0055】
またさらに、2枚の正極辺側電極板1011の中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、正電極ユニットを構成する。
【0056】
上述の負電極ユニットと正電極ユニットを交錯して設置することにより電極対を構成し、その両外側に外側負電極ユニットと外側正電極ユニットを設置し、また共同して電極槽1030の中に設置し、交錯して設置される正負電極板の間に隔離体1020を設ける。その中の各正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051を同極性で片辺または多辺で並列接続し、各負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を同極性で片側または多側で並列接続し、中間に設置される正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
【0057】
(第13実施形態)
図22は、少なくとも1個の正電極ユニットと少なくとも1個の負電極ユニットにより電極対を構成し、その両側は一枚式正極性の電極板及び一枚式負極性の電極板の極性が交錯して重なり合い、中間に設置される正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により電流を出入力する総集電端子を構成する本発明の第13実施形態による蓄電及び給電装置を示す模式図である。
【0058】
別々に2枚の負極辺側電極板1012は、その中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結して構成される負電極ユニットを少なくとも1個備える。
【0059】
また、別々に2枚の正極辺側電極板1011は、その中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結して構成される正電極ユニットを少なくとも1個備える。
【0060】
上述の負電極ユニット及び正電極ユニットは別々に1枚以上の一枚式電極板ユニットと重なり合い、共同して電極槽1030の中に設置され、その中の一枚式正極電極板1031及び一枚式負極電極板1032の電極板面に活性物質120が塗布され、また極性に従って上述の正電極ユニット及び負電極ユニットの両側に交錯して重なり合い、上述の各正電極ユニット、負電極ユニット、一枚式正極電極板1031及び一枚式負極電極板1032の間に隔離体1020を設け、また各正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051と各一枚式正極電極板1031の集電端子601とを同極性で片側または多側で並列接続し、各負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052と各一枚式負極電極板1032の集電端子602とを同極性で片辺または多辺で並列接続し、中間の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
【0061】
(第14実施形態)
図23は、個別電極槽1030に設置される正負電極ユニットにより構成される多対電極対に応用し、異なる極性の片辺に直列接続または多辺に直列接続する本発明の第14実施形態による蓄電及び給電装置の模式図である。
別々に2枚の負極辺側電極板1012は、中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ負極補助用導電体1002に挟着し、その中の負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結して構成される負電極ユニットを少なくとも2セット備える。
【0062】
別々に2枚の正極辺側電極板1011は、中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ正極補助用導電体1001に挟着し、その中の正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結して構成される正電極ユニットを少なくとも2セット備える。
【0063】
少なくとも1個以上の負電極ユニットと1個以上の正電極ユニットを交錯して設置することにより電極対を構成し、各電極ユニットの間に隔離体1020を設け、また同一電極槽1030の中に設置し、同一電極槽1030の中に1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続する。その中の各電極槽1030において、電極対を構成する正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052が電極槽1030の槽シェルの外部に露出することにより、異なる電極槽1030の中にある電極対を異なる極性で片辺または多辺に直列接続し、また直列に接続してから、異なる電極槽1030の中の電極対にある正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051と負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を直列に接続することにより、外部に対して電流を出入力する正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
図24に、本発明の第14実施形態の蓄電及び給電装置の他の実施形態の模式図を示す。本発明の第14実施形態の蓄電及び給電装置において、外部に対して電流を出入力する正極総集電端子1051及び負極総集電端子1052が電極槽1030の槽シェルの外部に露出し、それ以外の正極総集電端子1051及び前記負極総集電端子1052は電極槽1030の内部に隠されてもよい。
【0064】
(第15実施形態)
図25に、個別電極槽1030に設置される正負電極ユニットにより構成される多対電極対に応用し、異なる極性の片辺に直列接続または多辺に直列接続する本発明の第15実施形態による蓄電及び給電装置の模式図を示す。
直列に接続してから、外部に対して出入力する正極電流の電極槽1030の中の正電極ユニットは、外側の正電極補助用導電体1001の中間段と1枚の正極辺側電極板1011との間に絶縁体103を設け、かつ前述の正極辺側電極板1011を挟着し、正極辺側電極板1011の両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、外側正電極ユニットを構成する。
【0065】
2枚の負極辺側電極板1012は、その中間段と負極補助用導電体1002との間に絶縁体103を設け、かつ前述の負極補助用導電体1002の両側に挟着し、2枚の負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、同電極槽1030の中にある電極対の負電極ユニットを構成する。
【0066】
もし同一電極槽1030の中において、1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続する。
さらに、直列に接続してから、外部に対してを出入力する負極電流のもう一つの電極槽1030の中の負電極ユニットは、外側の負電極補助用導電体1002の中間段と1枚負極辺側電極板1012との間に絶縁体103を設け、かつ前述の負極辺側電極板1012を挟着し、負極辺側電極板1012の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の負極集電端子1042を負極補助用導電体1002の両辺の負極性出入力の負極総集電端子1052に連結することにより、外側負電極ユニットを構成する。
【0067】
2枚の正極辺側電極板1011は、その中間段と正極補助用導電体1001との間に絶縁体103を設け、かつ前述の正極補助用導電体1001の両側に挟着し、2枚の正極辺側電極板1011の電極板面に活性物質120を塗布し、その両辺の正極集電端子1041を正極補助用導電体1001の両辺の正極性出入力の正極総集電端子1051に連結することにより、同電極槽1030の中にある電極対の正電極ユニットを構成する。
【0068】
もし同一電極槽1030の中において、1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続する。
少なくとも1個以上の負電極ユニットと1個以上の正電極ユニットを交錯して設置することにより電極対を構成し、直列に接続する別々の電極槽1030の中に設置する。同一電極槽1030の中の各電極ユニットとの間に隔離体1020を設け、同一電極槽1030中に1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続する。
【0069】
直列に接続する各電極槽1030の電極対を構成する正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052は、異なる電極槽1030の中にある電極対の異なる極性の片辺または多辺に直列接続し、また直列に接続してから、異なる電極槽1030の中の電極対にある正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子1051と負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子1052を直列に接続することにより、外部に対して電流を出入力する正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成する。
図26に、本発明の第15実施形態の蓄電及び給電装置の他の実施形態の模式図を示す。本発明の第15実施形態の蓄電及び給電装置において、外部に対して電流を出入力する正極総集電端子1051及び負極総集電端子1052が電極槽1030の槽シェルの外部に露出し、それ以外の正極総集電端子1051及び前記負極総集電端子1052は電極槽1030の内部に隠されてもよい。
【0070】
(第16実施形態)
本発明の16実施形態による電極板に補助用導電体を挟着する蓄電及び給電装置は、補助用導電体の2辺以上に別々に1個以上の集電端子を持たせ、またその片側または両外側面に挟着する2辺以上に別々に1個以上の集電端子を持つ同極性の電極板を持たせ、補助用導電体100の2辺以上に別々に1個以上を持つ集電端子との間に、片辺または多辺で並列接続することにより、及び補助用導電体100の間に絶縁体を設置することにより、電極ユニットを構成することができ、かつ各種の幾何形状に作成することもできる。以下に数例を挙げて説明する。
【0071】
図27に、本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置において、補助用導電体100の2辺に別々に2個の出入力する集電端子104を持たせ、またその両外側面またはその中の一側面に2辺に別々に2個の集電端子104を持つ同極性の電極板を挟着し、かつ補助用導電体100の間に絶縁体103を設置することにより構成される電極ユニットの模式図を示す。
図28に図27の正面図を示す。
図29に図27の側面図を示す。
【0072】
図30に、本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置において、補助用導電体100の4辺に別々に1個の集電端子104を持たせ、またその両外側面またはその中の一側面に4辺に別々に1個の集電端子104を持つ同極性の電極板を挟着し、かつ補助用導電体100の間に絶縁体103を設置することにより構成される電極ユニットの模式図を示す。
図31に図30の正面図を示す。
図32に図30の側面図を示す。
【0073】
図33に、本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置において、補助用導電体100の4辺に別々に2個の集電端子104を持たせ、またその両外側面またはその中の一側面に4辺に別々に2個の集電端子104を持つ同極性の電極板を挟着し、かつ補助用導電体100の間に絶縁体103を設置することにより構成される電極ユニットの造模式図を示す。
図34に図33の正面図を示す。
図35に図33の側面図を示す。
【0074】
また、本発明の実施形態に係る電極ユニットは、各種の構造をとることが可能である。以下に数例を挙げて説明する。
図36に、本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る輻射状導電体及び網の目式電極ユニットの模式図を示す。
図37の図36の正面図を示す。
図38に図36の側面図を示す。
本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置の構造は、輻射状導電体及び網の目式電極ユニットにより構成されてもよい。
【0075】
図39に、本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係るプレート式電極ユニットの模式図を示す。
図40に図39の正面図を示す。
図41に図39の側面図を示す。
本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置の構造は、プレート式電極ユニットにより構成されてもよい。
【0076】
図42に、本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置に係る巻き式蓄放電装置とする電極ユニットの模式図を示す。
図43に図42の斜視図を示す。
図44に図42の側面図を示す。
本発明の第16実施形態による蓄電及び給電装置の構造は、巻き式蓄放電装置の電極ユニットにより構成されてもよい。
【符号の説明】
【0077】
100:補助用導電体
101:辺側電極板
103:絶縁体
104:集電端子
105:総集電端子
120:活性物質
601:一枚式正極電極板の集電端子
602:一枚式負極電極板の集電端子
1001:正極補助用導電体
1002:負極補助用導電体
1011:正極辺側電極板
1012:負極辺側電極板
1020:隔離体
1030:電極槽
1031:一枚式正極電極板
1032:一枚式負極電極板
1041:正極集電端子
1042:負極集電端子
1051:正極総集電端子
1052:負極総集電端子
P100:電極板
T100:集電端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一種の電極板を補助用導電体に挟着する蓄電及び給電装置であって、
一次電池、充放電可能な二次電池、キャパシタ、スーパーキャパシタのいずれかの蓄電及び給電装置、または電極板を有する燃料電池装置が必要とする正負電極対のプレート式の電極ユニットまたは巻き式蓄放電装置の電極ユニットへ応用され、
前記補助用導電体(100)を設け、
少なくとも2辺に別々に少なくとも1個の集電端子(104)を有しかつ電極板面に活性物質(120)を塗布する1枚以上の辺側電極板(101)は、平板状、条状または網状構造であって、かつ導電性能が補助用導電体(100)より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される前記補助用導電体(100)に挟着し、
前記補助用導電体(100)の少なくとも2辺に別々に少なくとも1個の出入力する総集電端子(105)を有し、前記補助用導電体(100)の2辺以上で前記総集電端子(105)に前記集電端子(104)を片辺または多辺で並列接続し、
また外部に対して電流を出入力する前記総集電端子(105)および前記補助用導電体(100)と前記辺側電極板(101)との間に絶縁体(103)を設けることにより電極ユニットを構成し、
外部に対して電流を出入力する前記総集電端子(105)は1個以上であることを特徴とする蓄電及び給電装置。
【請求項2】
2枚の正極電極板(1011)を正極補助用導電体(1001)に挟着し、かつ2枚の負極電極板(1012)を負極補助用導電体(1002)に挟着し、かつ中間に隔離体(1020)を挟入することにより電極対を構成する蓄電及び給電装置であって、
前記正極補助用導電体(1001)を設け、
少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の正極集電端子(1041)を有しかつ電極板面に前記活性物質(120)を塗布する1枚以上の正極辺側電極板(1011)は、平板状、条状、または網状構造であって、かつ導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される前記正極補助用導電体(1001)に挟着し、
前記正極補助用導電体(1001)の少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の正極性出入力の正極総集電端子(1051)を有し、前記正極補助用導電体(1001)の2辺以上で正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に前記正極集電端子(1041)を片辺または多辺で並列接続し、
また外部に対して電流を出入力する前記正極総集電端子(1051)と前記正極補助用導電体(1001)と前記正極辺側電極板(1011)との間に前記絶縁体(103)を設けることにより正電極ユニットを構成し、
外部に対して電流を出入力する正極性出入力の前記第2総集電端子(1051)は1個以上であり、
さらに、前記負極補助用導電体(1002)を設け、
少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の負極集電端子(1042)を有しかつ電極板面に前記活性物質(120)を塗布する1枚以上の負極辺側電極板(1012)は、平板状、条状、または網状構造であって、かつ導電性能が補助用導電体より優れ、電極板の材料及び/または構造により構成される前記負極補助用導電体(1002)に挟着し、
前記負極補助用導電体(1002)の少なくとも2辺以上に別々に少なくとも1個の負極性出入力の負極総集電端子(1052)を有し、前記負極補助用導電体(1002)の2辺以上で負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に前記負極集電端子(1042)を片辺または多辺で並列接続し、
また外部に対して電流を出入力する前記負極総集電端子(1052)と前記負極補助用導電体(1002)と前記負極辺側電極板(1012)との間に前記絶縁体(103)を設けることにより負電極ユニットを構成し、
外部に対して電流を出入力する負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)は1個以上であることを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項3】
2個の両側の負電極ユニットの中間に正電極ユニットを挟入する蓄電及び給電装置であって、
別々に2枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
別々に2枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、前記正電極ユニットを構成し、
また前記正電極ユニットの両側に設置される両前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を片辺または多辺で並列接続し、かつ前記正電極ユニットの両側と両前記負電極ユニットとの間に隔離体(1020)を設け、
前記正電極ユニット及び前記負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項4】
2個の両側の正電極ユニットの中間に負電極ユニットを挟入する蓄電及び給電装置であって、
別々に2枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
別々に2枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、前記正電極ユニットを構成し、
また前記負電極ユニットの両側に設置される二つの前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を片辺または多辺で並列接続し、かつ前記負電極ユニットの両側と二つの前記正電極ユニットとの間に隔離体(1020)を設け、
前記正電極ユニット及び前記負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項5】
2個の両側の負電極ユニットの中間に正電極ユニットを挟入する蓄電及び給電装置であって、
別々に1枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の一側に挟着し、前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
別々に2枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、前記正電極ユニットを構成し、
また前記正電極ユニットの両側に設置される両前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を片辺または多辺で並列接続し、かつ前記正電極ユニットの両側と両前記負電極ユニットとの間に隔離体(1020)を設け、
前記正電極ユニット及び前記負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項6】
2個の両側の正電極ユニットの中間に負電極ユニットを挟入する蓄電及び給電装置であって、
別々に2枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
別々に1枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の一側に挟着し、前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、前記正電極ユニットを構成し、
また前記負電極ユニットの両側に設置される二つの前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を片辺または多辺で並列接続し、かつ前記負電極ユニットの両側と二つの前記正電極ユニットとの間に隔離体(1020)を設け、
前記正電極ユニット及び前記負電極ユニットを組立から、共同して同一電極槽の中に設置することにより、電極対を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項7】
同一電極槽の中の同極性の電極ユニットの少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットとを交錯して設置して片側または両側で並列接続し、中間の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子(1051)及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子(1052)により電流を出入力する総集電端子を構成する蓄電及び給電装置であって、
2枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
2枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、前記正電極ユニットを構成し、
さらに、少なくとも2個の前記負電極ユニットと少なくとも2個の前記正電極ユニットとを電極槽(1030)の中に交錯して設置し、前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、中間の前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項8】
同一電極槽の中の同極性の電極ユニットの片側または両側を並列接続し、両側の正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子(1051)及び負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子(1052)により電流を出入力する総集電端子を構成し、少なくとも2個の前記負電極ユニットと少なくとも2個の前記正電極ユニットとを交錯して設置する蓄電及び給電装置であって、
2枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
2枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、前記正電極ユニットを構成し、
さらに、少なくとも2個の前記負電極ユニットと少なくとも2個の前記正電極ユニットとを電極槽(1030)の中に交錯して設置し、前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、両側の前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項9】
少なくとも2個の負電極ユニットと少なくとも2個の正電極ユニットとを交錯して設置し、中間の前記正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子(1052)により電流を出入力する総集電端子を構成する蓄電及び給電装置であって、
2枚の負極辺側電極板(1012)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、前記負電極ユニットを構成し、
2枚の正極辺側電極板(1011)を設け、電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、かつその中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、正電極ユニットを構成し、
さらに、少なくとも2個の前記負電極ユニットと少なくとも2個の前記正電極ユニットとを電極槽(1030)の中に交錯して設置し、前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、中間の前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項10】
正負電極が交錯して重なり合ってから並列接続することにより電極対を構成し、出入力する総集電端子を有する正負電極対を中間に挟入する蓄電及び給電装置であって、
外側の正電極ユニットの外側にある正電極補助用導電体(1001)の中間段と1枚の正極辺側電極板(1011)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極辺側電極板(1011)を挟着し、前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、外側正電極ユニットを構成し、
別の外側の負電極ユニットの外側にある負電極補助用導電体(1002)の中間段と1枚の負極辺側電極板(1012)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極辺側電極板(1012)を挟着し、前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、外側負電極ユニットを構成し、
さらに、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の中間段と前記負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結することにより、負電極ユニットを構成し、
またさらに、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の中間段と前記正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結することにより、正電極ユニットを構成し、
前記負電極ユニットと前記正電極ユニットとを交錯して設置することにより電極対を構成し、その両外側に前記外側負電極ユニットと前記外側正電極ユニットとを設置し、また共同して電極槽(1030)の中に設置し、交錯して設置される正負電極板の間に隔離体(1020)を設け、各前記正電極ユニット及び前記外側正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、各前記負電極ユニット及び前記外側負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を同極性で片側または多側で並列接続し、中間に設置される前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項11】
負電極ユニットと正電極ユニットとを交錯して設置し、両側に設置される前記正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子(1052)を電流を出入力する総集電端子とする蓄電及び給電装置であって、
外側の前記正電極ユニットの外側にある正電極補助用導電体(1001)の中間段と1枚の正極辺側電極板(1011)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極辺側電極板(1011)を挟着し、前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結することにより、外側正電極ユニットを構成し、
別の外側の前記負電極ユニットの外側にある負電極補助用導電体(1002)の中間段と1枚の負極辺側電極板(1012)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極辺側電極板(1012)を挟着し、前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結することにより、外側負電極ユニットを構成し、
さらに、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の中間段と前記負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結することにより、負電極ユニットを構成し、
またさらに、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の中間段と前記正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結することにより、正電極ユニットを構成し、
前記負電極ユニットと前記正電極ユニットとを交錯して設置することにより電極対を構成し、その両外側に前記外側負電極ユニットと前記外側正電極ユニットとを設置し、また共同して電極槽(1030)の中に設置し、交錯して設置される正負電極板の間に隔離体(1020)を設け、各前記正電極ユニット及び前記外側正電極ユニットの電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両端の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を同極性で片側または多側で並列接続し、各前記負電極ユニット及び前記外側負電極ユニットの電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両端の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を同極性で片側または多側で並列接続し、両側に設置される前記外側正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記外側負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項12】
負電極ユニットと正電極ユニットとを交錯して設置し、中間に設置される前記正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子(1052)を電流を出入力する総集電端子とする蓄電及び給電装置であって、
外側の前記正電極ユニットの外側にある正電極補助用導電体(1001)の中間段と1枚の正極辺側電極板(1011)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極辺側電極板(1011)を挟着し、前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結することにより、外側正電極ユニットを構成し、
別の外側の前記負電極ユニットの外側にある負電極補助用導電体(1002)の中間段と1枚負極辺側電極板(1012)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極辺側電極板(1012)を挟着し、前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結することにより、外側負電極ユニットを構成し、
さらに、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の中間段と前記負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結することにより、負電極ユニットを構成し、
またさらに、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の中間段と前記正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結することにより、正電極ユニットを構成し、
前記負電極ユニットと前記正電極ユニットとを交錯して設置することにより電極対を構成し、その両外側に前記外側負電極ユニットと前記外側正電極ユニットとを設置し、また共同して電極槽(1030)の中に設置し、交錯して設置される正負電極板の間に隔離体(1020)を設け、各前記正電極ユニット及び前記外側正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)を同極性で片辺または多辺で並列接続し、各前記負電極ユニット及び前記外側負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を同極性で片側または多側で並列接続し、中間に設置される前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項13】
少なくとも1個の正電極ユニットと少なくとも1個の負電極ユニットとにより電極対を構成し、その両側は一枚式正極性電極板及び一枚式負極性電極板の極性が交錯して重なり合い、中間に設置される前記正電極ユニットの正極性出入力の正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の負極総集電端子(1052)により電流を出入力する総集電端子を構成する蓄電及び給電装置であって、
別々に2枚の負極辺側電極板(1012)は、その中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結して構成される負電極ユニットを少なくとも1個備え、
別々に2枚の正極辺側電極板(1011)は、その中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結して構成される正電極ユニットを少なくとも1個備え、
前記負電極ユニット及び前記正電極ユニットは別々に1枚以上の一枚式電極板ユニットと重なり合い、共同して電極槽(1030)の中に設置され、その中の一枚式正極電極板(1031)及び一枚式負極電極板(1032)の電極板面は活性物質(120)が塗布され、また極性に従って前記正電極ユニット及び前記負電極ユニットの両側に交錯して重なり合い、各前記正電極ユニット、前記負電極ユニット、前記一枚式正極電極板(1031)、及び前記一枚式負極電極板(1032)の間に隔離体(1020)を設け、また各前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)と各前記一枚式正極電極板(1031)の集電端子(601)とを同極性で片側または多側で並列接続し、各前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)と各前記一枚式負極電極板(1032)の集電端子(602)とを同極性で片辺または多辺で並列接続し、中間の前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)により正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項14】
個別電極槽(1030)に設置される正負電極ユニットにより構成される多対電極対に応用し、異なる極性の片辺に直列接続または多辺に直列接続する蓄電及び給電装置であって、
別々に2枚の負極辺側電極板(1012)は、中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)に挟着し、前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結して構成される負電極ユニットを少なくとも2セット備え、
別々に2枚の正極辺側電極板(1011)は、中間段と正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)に挟着し、前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結して構成される正電極ユニットを少なくとも2セット備え、
少なくとも1個以上の負電極ユニットと1個以上の正電極ユニットを交錯して設置することにより電極対を構成し、各電極ユニットの間に隔離体(1020)を設け、また同一電極槽(1030)の中に設置し、同一の前記電極槽(1030)の中に1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、前記同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続し、
各前記電極槽(1030)において、電極対を構成する前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)が前記電極槽(1030)の槽シェルの外部に露出して、異なる前記電極槽(1030)の中にある電極対を異なる極性で片辺または多辺で直列接続し、また直列に接続してから、異なる前記電極槽(1030)の中の電極対にある前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)と前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)とを直列に接続することにより、外部に対して電流を出入力する正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項15】
外部に対して電流を出入力する前記正極総集電端子(1051)及び前記負極総集電端子(1052)が前記電極槽(1030)の槽シェルの外部に露出し、それ以外の前記正極総集電端子(1051)及び前記負極総集電端子(1052)は前記電極槽(1030)の内部に隠されることを特徴とする請求項14に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項16】
個別電極槽(1030)に設置される正負電極ユニットにより構成される多対電極対の間へ応用し、異なる極性の片辺に直列接続または多辺に直列接続する蓄電及び給電装置であって、
直列に接続してから、外部に対して出入力する正極電流の前記電極槽(1030)の中の正電極ユニットは、外側の正電極補助用導電体(1001)の中間段と1枚の正極辺側電極板(1011)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極辺側電極板(1011)を挟着し、前記正極辺側電極板(1011)の両辺の正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の正極総集電端子(1051)に連結することにより、外側正電極ユニットを構成し、
2枚の負極辺側電極板(1012)は、その中間段と負極補助用導電体(1002)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極補助用導電体(1002)の両側に挟着し、2枚の前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の負極総集電端子(1052)に連結することにより、同じ前記電極槽(1030)の中にある電極対の負電極ユニットを構成し、
同一の前記電極槽(1030)の中において、1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、前記同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続し、
さらに、直列に接続してから、外部に対して出入力する負極電流のもう一つの前記電極槽(1030)の中の負電極ユニットは、外側の前記負電極補助用導電体(1002)の中間段と1枚負極辺側電極板(1012)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記負極辺側電極板(1012)を挟着し、前記負極辺側電極板(1012)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の前記負極集電端子(1042)を前記負極補助用導電体(1002)の両辺の負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)に連結することにより、外側負電極ユニットを構成し、
2枚の前記正極辺側電極板(1011)は、その中間段と前記正極補助用導電体(1001)との間に前記絶縁体(103)を設け、かつ前記正極補助用導電体(1001)の両側に挟着し、2枚の前記正極辺側電極板(1011)の電極板面に前記活性物質(120)を塗布し、その両辺の前記正極集電端子(1041)を前記正極補助用導電体(1001)の両辺の正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)に連結することにより、同前記電極槽(1030)の中にある電極対の正電極ユニットを構成し、
同一の前記電極槽(1030)の中において、1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、前記同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続し、
少なくとも1個以上の前記負電極ユニットと1個以上の前記正電極ユニットとを交錯して設置することにより電極対を構成し、直列に接続する別々の前記電極槽(1030)の中に設置し、同一の前記電極槽(1030)の中の各電極ユニットとの間に隔離体(1020)を設け、同一の前記電極槽(1030)中に1個以上の同極性の電極ユニットを設けるとき、前記同極性の電極ユニットの集電端子を互いに片辺または多辺で並列接続し、
直列に接続する各前記電極槽(1030)の電極対を構成する前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)及び前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)は、異なる前記電極槽(1030)の中にある電極対の異なる極性の片辺または多辺に直列接続し、また直列に接続してから、異なる前記電極槽(1030)の中の電極対にある前記正電極ユニットの正極性出入力の前記正極総集電端子(1051)と前記負電極ユニットの負極性出入力の前記負極総集電端子(1052)を直列に接続することにより、外部に対して電流を出入力する正極及び負極電流を出入力する総集電端子を構成することを特徴とする請求項1に記載の蓄電及び給電装置。
【請求項17】
外部に対して電流を出入力する前記正極総集電端子(1051)及び前記負極総集電端子(1052)が前記電極槽(1030)の槽シェルの外部に露出し、それ以外の前記正極総集電端子(1051)及び前記負極総集電端子(1052)は前記電極槽(1030)の内部に隠されることを特徴とする請求項16に記載の蓄電及び給電装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【公開番号】特開2011−119256(P2011−119256A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−265432(P2010−265432)
【出願日】平成22年11月29日(2010.11.29)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】