説明

薬剤の移送装置

【課題】移動容器と薬剤製造用機器とを連結するファンネルの清掃時において薬剤の飛散と作業員への曝露を最小限に抑える。
【解決手段】移動容器24の下端開口部とファンネル20の上端開口部とを連結し、移動容器24に収容した薬剤100をファンネル20に自重落下させ、薬剤100をファンネル20の下方に接続した薬剤製造用機器36に移送するようにした薬剤の移送装置において、ファンネル20の上端開口部を封止するスライド弁42の下面に、ファンネル20の内面に液体を吹き付け可能な噴霧ノズル78を付設したことを特徴とする。噴霧ノズル78に噴霧用の液体を供給する液体供給管82は、スライド弁42の開閉動作に合せて伸縮する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は薬剤の移送装置に係り、特に医薬品製造工場において薬剤製造用機器に薬剤を供給する場合に好適な薬剤の移送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
医薬品製造工場では、液状、粉粒状の薬剤や薬剤原料(以下、本明細書では薬剤と薬剤原料を併せて薬剤と称する)を扱っている。これらの薬剤の中には薬理活性が非常に高く、これを吸込んだ健常者の人体に重大な悪影響を及ぼすものがある。このため、医薬品製造工場では、薬剤が大気中に放出されることを防止するために、各工程をクリーンエリアと呼ばれる密閉清浄空間内で行うことが一般に行われている。しかしながら、クリーンエリア設備には多大なコストが必要なため、製造工程のすべてを共通の巨大なクリーンエリアに収容することは困難である。そこで、各工程を個別の小さなクリーンエリアで行うとともに、各工程を結ぶ輸送ルートをクリーンエリア外の外部エリアに設け、この輸送ルートに薬剤を収容した移動容器を移動させることによって、各工程での薬剤の受け渡しを行う方法が採用されつつある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
図5はこの種の移送装置の概略断面図であり、(1)は移送前の状態、(2)は移送時の状態を示している。フロア1を境として階下側はクリーンエリア2、階上側は外部エリア3とされている。クリーンエリア2には薬剤製造用機器4が固定配置され、外部エリア3には移動容器5が移動自在に配置されている。薬剤製造用機器4の薬剤受入口6の直上位置には、フロア1を貫通してファンネル7が配置されている。ファンネル7の上端開口部にはスライド弁8が設けられており、薬剤の移送時以外はファンネル7の上端開口部はスライド弁8によって閉止されている。移動容器5下部の薬剤排出口には開閉弁9が取り付けられ、下端開口部には容器カバー10が設けられている。薬剤の移送時以外は開閉弁9や容器カバー10は閉止されている。
【0004】
上記構成の移送装置において、移動容器5に収容した薬剤11を薬剤製造用機器4に移送する場合には、移動容器5を図示しない移動機構によって外部エリア3に移動させ、(1)に示したようにファンネル7の直上位置に接近させる。次いで(1)に示した状態から、移動容器5を少し下降させることによってスライド弁8と容器カバー10とを当接させる。次いで(2)に示したようにスライド弁8と容器カバー10とを同時に開放することによって移動容器5とファンネル7とを連通させる。次いで開閉弁9を開放すると、移動容器5内の薬剤11が自重落下により、ファンネル7と薬剤受入口6を介して薬剤製造用機器4に移送される。移送が終了すると、上記とは逆の順序によって移動容器5をファンネル7から引き離し、一連の移送操作が完了する。
【0005】
通常、薬剤製造用機器4は多品種の薬剤を取り扱う。このため、品種を切り替える場合には、コンタミ防止の観点から薬剤製造用機器4の内部に残留・付着した切り替え前の薬剤を取り除き、清掃する必要がある。この際、ファンネル7の内面にも切り替え前の薬剤が付着しているため、ファンネル7の内面についても清掃する必要がある。
【特許文献1】特開平6−321360号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ファンネル7を清掃するために、ファンネル7を取り外すと、ファンネル7の内面に付着している薬剤の一部が飛散することによって外部エリア3やクリーンエリア2が薬剤によって汚染されると共に、清掃のためにファンネル7に近づいた作業員などが薬剤を吸い込む。薬剤が粉体であり、かつ薬理活性が強いほどこのような薬剤の飛散による健康被害の危険性が増大する。
【0007】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を改善し、ファンネルの清掃時において薬剤の飛散と作業員への曝露を最小限に抑えることができる薬剤の移送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る薬剤の移送装置は、移動容器をファンネルの上方に移動・接近させ、前記移動容器の下端開口部と前記ファンネルの上端開口部とを連結し、前記移動容器に収容した薬剤をファンネルに自重落下させ、該薬剤を前記ファンネルの下方に接続した薬剤製造用機器に移送するようにした薬剤の移送装置において、前記ファンネルの上端開口部を封止するスライド弁の下面に、前記ファンネルの内面に液体を吹き付け可能な噴霧手段を付設したことを特徴とする。
前記噴霧手段に噴霧用の液体を供給する液体供給管は、前記スライド弁の開閉動作に合せて伸縮することが望ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る薬剤の移送装置によれば、薬剤製造用機器での品種を切り替える際に、コンタミ防止のためファンネルの内面を清掃する場合でも、スライド弁によってファンネルの上端開口部を封止した状態で、ファンネルの内面に付着した薬剤を噴霧手段から噴霧した液体によって洗い流すか、又は湿潤することができる。このため、ファンネルの清掃時において薬剤の飛散を最小限に抑えることができる。のみならず、噴霧した液体をそのまま薬剤製造用機器側に落とし込んで、薬剤製造用機器の清掃に利用することもできる。したがって、薬剤による環境汚染を防止すると共に、清掃のためにファンネルに近づいた作業員などが薬剤を吸い込んで健康被害を受ける危険性を低くすることができる。
また、前記噴霧手段に噴霧用の液体を供給する液体供給管が前記スライド弁の開閉動作に合せて伸縮すると、スライド弁の開閉動作を円滑に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1は本発明に係る薬剤の移送装置の実施形態を示す断面図である。本実施形態の移送装置は、大別してファンネル20を具備した連結部22と移動容器24とによって構成されている。連結部22と移動容器24の構造やその連結機構は特許文献1に開示された移送装置と同様であり、連結部22は階下のクリーンエリア28と階上の外部エリア30とを仕切るフロア32に配置される。
【0011】
フロア32の貫通部34にはファンネル20が縦状に配置され、ファンネル20の上端が外部エリア30側に、下端がクリーンエリア28側に臨んでいる。ファンネル20の下端には可撓性のチューブ35を介して薬剤製造用機器36が接続している。ファンネル20の上端開口部には鍔状のフランジ38が形成され、このフランジ38の下面とフロア32との間には膨脹ガスケット40が介装されている。膨脹ガスケット40には図示しないエア源が接続しており、内部の空気圧を上げると膨脹ガスケット40は膨脹して、ファンネル20が引き上がる。逆に、内部の空気圧を下げると膨脹ガスケット40は収縮して、ファンネル20が引き下がる。
【0012】
外部エリア30側にはファンネル20の上部を覆うようにして包囲体44が配置されている。包囲体44の上面には挿入口46と、この挿入口46を開閉するシャッタ48が設けられている。シャッタ48は包囲体44の外部に装備したシリンダ50によって開閉される。包囲体44には外部エリア30の空気を取り込み可能な空気取込孔54が複数個、形成されている。また、包囲体44の一端には空気吸引口56が設けられている。空気吸引口56は吸引ファン58に接続している。したがって、吸引ファン58を駆動すると空気吸引口56を介して包囲体44内の空気が排気され、排気量に見合った量の空気が複数の空気取込孔54から包囲体44内に流入し、包囲体44内部の換気が行われる。
【0013】
ファンネル20の上端には、上端開口部を封止するためのスライド弁42が設けられている。このスライド弁42は包囲体44の内部に装備したシリンダ52によって開閉される。スライド弁42の下面には噴霧ノズル78が付設されている。また、包囲体44の外部には液体供給源80が配置されている。噴霧ノズル78と液体供給源80とは液体供給管82によって接続しており、液体供給源80から液体供給管82を介して噴霧ノズル78に供給された液体がファンネル20の内面に向けて吹き付け可能とされる。液体供給管82は可撓性のホース材で構成されており、スライド弁42の開閉動作に合せて伸縮可能とされる。
【0014】
移動容器24は架台60にホッパー状の容器62を搭載したものであり、図示しない移動機構によって外部エリア30内を移動し、ファンネル20の直上位置に接近することができる。容器62の下部にはバタフライ弁66を備えた排出口64が設けられ、バタフライ弁66を開放することにより、容器62内に収容した薬剤100を排出口64から自重落下によって排出することができる。排出口64の下端開口部にはフランジ68が設けられ、このフランジ68に対して摺動自在に容器カバー70が装着されている。なお、前記したファンネル20側のスライド弁42の上面には複数の凸部72が設けられ、この凸部72と芯が一致するように容器カバー70には複数の凹部74が形成されている。また、排出口64の上部外周には鍔76が設けられており、シャッタ48が開放した状態で挿入口46に納まるようになっている。
【0015】
図2は上記移動容器24による薬剤100の移送状況を示した断面図である。移送にあたっては、図1に示した状態から、まず移動容器24をファンネル20の直上位置まで移動・接近させる。次に包囲体44のシャッタ48を開き、包囲体44の挿入口46を開放する。次に移動容器24を下降させ、移動容器24の脚90がフロア32の上面に着地するまで、容器62の排出口64を挿入口46から包囲体44内に挿入する。図2(1)は包囲体44への排出口64の挿入が完了した状態を示している。この状態では移動容器24の全荷重は脚90を介してフロア32に支持するとともに、排出口64の鍔76が包囲体44の挿入口46を塞ぐ。また、排出口64側の容器カバー70とファンネル20側のスライド弁42とが重なる。この際にスライド弁42上面の凸部72が容器カバー70の凹部74と嵌合し、両者が一体化する。
【0016】
したがって、図2(1)に示した状態から、包囲体44内のシリンダ52を作動させ、スライド弁42を図示の位置から右側に引くと、容器カバー70がスライド弁42に重なった状態で一体的に開く。前記したように、液体供給管82は可撓性のホース材で構成されており、スライド弁42の開動作に合せて縮むので、スライド弁42の開動作を円滑に行うことができる。スライド弁42と容器カバー70が抜け出ると、排出口64側のフランジ68下面とファンネル20側のフランジ38上面との間にはスライド弁42や容器カバー70が抜け出た分の隙間が生じる。したがって、膨脹ガスケット40を膨脹させてファンネル20を引き上げ、隙間を解消することによって、移動容器24とファンネル20との連結が完了する。次いで排出口64に設けたバタフライ弁66を開放する。
【0017】
図2(2)はこの時の状況を示しており、容器62に収容した薬剤100がファンネル20側に自重落下し、ファンネル20の下端に接続した薬剤製造用機器36に移送される。移送中には吸引ファン58を駆動して包囲体44内を負圧に維持する。薬剤100の移送が終了すると、上記の操作とは逆の順序によって移動容器24をファンネル20から離反させ、図1に示した状態に戻す。
【0018】
通常、薬剤製造用機器36は多品種の薬剤を取り扱う。このため、品種を切り替える場合には、コンタミ防止の観点から薬剤製造用機器36の内部に残留・付着した切り替え前の薬剤を取り除き、清掃する必要がある。この際、ファンネル20の内面にも切り替え前の薬剤が付着しているため、ファンネル20の内面についても清掃する必要がある。この清掃時に噴霧ノズル78が利用される。
【0019】
ファンネル20の清掃にあたっては、図1に示したように移動容器24をファンネル20から離反させた状態で、ファンネル20の上端開口部をスライド弁42によって封止する。このスライド弁42の閉止動作に伴って噴霧ノズル78もスライド弁42と共に移動し、封止が終了した段階では図示のように噴霧ノズル78がファンネル20の上方中心に位置する。次に、液体供給源80を作動させると、液体供給管82を介して噴霧用の液体が噴霧ノズル78から噴霧される。その結果、噴霧した液体がファンネル20の内面に向けて吹き付けられ、ファンネル20の内面に付着していた薬剤を洗い流すことができる。噴霧ノズル78としては充円錐型のものが少量の噴霧用液体でもファンネル20の内面を万遍なく、かつ均一に洗浄することができ、特に好ましい。
【0020】
洗い流した薬剤(洗浄済み液)は、そのまま薬剤製造用機器36側に落とし込むことができ、薬剤製造用機器36を清掃する際に一緒に処理処分する。なお、洗い流した薬剤(洗浄済み液)を薬剤製造用機器36側に落とし込むことが不都合である時には、チューブ35の下端を薬剤製造用機器36から切り離しておき、この洗浄済み液を適当な受容器に導くようにしてもよい。
【0021】
又は、上述した噴霧ノズル78による液体の噴霧量を微量に抑え、ファンネル20の内面に付着している薬剤を湿潤させることもできる。薬剤を湿潤させた場合には、洗浄済み液が発生しないので上記のような洗浄済み液を薬剤製造用機器36側に落とし込むか、受容器に導く操作が不要になる。湿潤した薬剤が内面に付着しているファンネル20については、チューブ35の途中を塞いだ状態でファンネル20をチューブ35ごと取り外して、別途、作業環境のよい洗浄室に持ち込んで洗浄する。ファンネル20内面の薬剤は湿潤しているので、ファンネル20を取り外し、持ち運ぶ際にファンネル20内面から離脱した薬剤も塞いだチューブ35内に留まる。このため、作業員の安全を確保することができる。洗浄済みのファンネル20とチューブ35は復帰させ、再使用する。
【0022】
図3はスライド弁42に対する噴霧ノズル78の取り付け詳細構造を示した図であり、図3(1)は側断面図、図3(2)は平面図である。スライド弁42はその下面42Cがスライド面42Aよりも凹んで形成され、噴霧ノズル78は下面42Cの中央部でネジ固定される。噴霧ノズル78に接続する液体供給管82はスライド弁42の本体の一部を切り欠いて配設する。図中、符号52Aはスライド弁42を開閉するためのシリンダロッドである。上記構造のスライド弁42においては、噴霧ノズル78の下端がスライド面42Aよりも下に突出しないことが肝要である。また、スライド弁42の上面42Bは図2に示したように容器カバー70との重ね合わせ面となるので、液体供給管82が上面42Bよりも上に突出しないことが肝要である。
【0023】
図4は噴霧ノズル取り付け構造の変形例を示した平面図である。図4において、図3と同一の符号を付したものは同様の要素であり、説明を省略する。本例では、スライド弁42の下面42Cに3個の噴霧ノズル78が取り付けられている。図示しない液体供給管は図3に示した液体供給管82と同様にスライド弁42のスライド面42Aや上面42Bから突出しないように配設されて3個の噴霧ノズル78と接続し、それぞれの噴霧ノズル78に噴霧用の液体を供給する。本例の噴霧ノズル取り付け構造によれば、3個の噴霧ノズル78を用いているため、ファンネル20の内面への液体の吹き付けをより一層確実に行うことができる。
【0024】
上述のとおり、本実施形態の薬剤の移送装置によれば、薬剤製造用機器36での品種を切り替える際に、コンタミ防止のためファンネル20の内面を清掃する場合でも、ファンネル20の内面に付着した薬剤を噴霧ノズル78から噴霧した液体によって洗い流すか、又は湿潤することができる。このため、ファンネル20の清掃時において薬剤の飛散を最小限に抑えることができる。のみならず、噴霧ノズル78から噴霧した液体をそのまま薬剤製造用機器36側に落とし込んで、薬剤製造用機器36の清掃に利用することもできる。したがって、クリーンエリア28や外部エリア30での薬剤による汚染を防止すると共に、清掃のためにファンネル20に近づいた作業員などが薬剤を吸い込んで健康被害を受ける危険性を低くすることができる。
上記実施形態では包囲体44を具備していたが、本発明はこれに限定されず、包囲体を具備しない薬剤の移送装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る薬剤の移送装置の実施形態を示す断面図である。
【図2】移動容器24による薬剤の移送状況を示した断面図である。
【図3】噴霧ノズル78の取り付け構造を示した図であり、(1)は側断面図、(2)は平面図である。
【図4】噴霧ノズル取り付け構造の変形例を示した平面図である。
【図5】従来技術に係る移送装置の概略断面図である。
【符号の説明】
【0026】
20………ファンネル、22………連結部、24………移動容器、28………クリーンエリア、30………外部エリア、32………フロア、34………貫通部、35………チューブ、36………薬剤製造用機器、38………フランジ、40………膨脹ガスケット、42………スライド弁、42A………スライド面、42B………上面、42C………下面、44………包囲体、46………挿入口、48………シャッタ、50………シリンダ、52………シリンダ、52A………シリンダロッド、54………空気取込孔、56………空気吸引口、58………吸引ファン、60………架台、62………容器、64………排出口、66………バタフライ弁、68………フランジ、70………容器カバー、72………凸部、74………凹部、76………鍔、78………噴霧ノズル、80………液体供給源、82………液体供給管、90………脚、100………薬剤。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動容器をファンネルの上方に移動・接近させ、前記移動容器の下端開口部と前記ファンネルの上端開口部とを連結し、前記移動容器に収容した薬剤をファンネルに自重落下させ、該薬剤を前記ファンネルの下方に接続した薬剤製造用機器に移送するようにした薬剤の移送装置において、前記ファンネルの上端開口部を封止するスライド弁の下面に、前記ファンネルの内面に液体を吹き付け可能な噴霧手段を付設したことを特徴とする薬剤の移送装置。
【請求項2】
前記噴霧手段に噴霧用の液体を供給する液体供給管が前記スライド弁の開閉動作に合せて伸縮することを特徴とする請求項1に記載の薬剤の移送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−273708(P2008−273708A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−120688(P2007−120688)
【出願日】平成19年5月1日(2007.5.1)
【出願人】(000005452)株式会社日立プラントテクノロジー (1,767)
【Fターム(参考)】