説明

薬剤散布装置

【課題】 播種機又は移植機に簡単かつ汎用的に取り付けることができるとともに、誤作動による薬剤の散布を防止することができるようにする。
【解決手段】 本発明の薬剤散布装置1は、播種機11の後側で圃場に薬剤を散布するものである。前記播種機11の鎮圧輪26の回転を検出する回転センサー7を備え、薬剤の散布停止中に、所定の開始待ち時間に亘って該回転センサー7が該回転を検出し続けると薬剤の散布を開始し、薬剤の散布中に、所定の停止待ち時間に亘って該回転センサー7が該回転を検出しないと薬剤の散布を停止するように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、播種機又は移植機の後側で圃場に薬剤を散布する薬剤散布装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来技術として、薬剤散布装置としての薬剤繰出装置を備えた、特許文献1に記載された施肥播種装置を例示する。この装置は、図9に示すように、肥料繰出装置105と播種装置としての種子繰出装置106を前後の位置に固着して1組とし、該肥料繰出装置105と種子繰出装置106の組を、数組並列に設けている。前記種子繰出装置106の側方に取付フレーム119を介して薬剤繰出装置118を固定し、該種子繰出装置106の繰出軸120に挿入部を設け、薬剤繰出装置118に、前記挿入部と嵌装する繰出軸118aを設け、種子繰出装置106と薬剤繰出装置118が連動するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平3−112407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の薬剤散布装置としての薬剤繰出装置は、薬剤の繰出手段が播種装置としての種子繰出装置に対して機械的に連動連結され、その種子繰出装置の動作速度や動作態様に応じて薬剤が繰り出されるように構成されている。このため、異なる構成の種子繰出装置に用いる場合、その装置に対応するように前記連動連結のための機構を変更しなければならない。
また、従来の薬剤繰出装置の構成では、既存の種子繰出装置に対して、薬剤散布装置を付加するには、その既存の種子繰出装置の構成を変更する必要もある。
このように、従来の薬剤散布装置は、特定の播種装置の構成に依存した構成となっており、汎用性がないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本発明の薬剤散布装置は、
播種機又は移植機の後側で圃場に薬剤を散布する薬剤散布装置において、
前記播種機又は移植機の接地輪の回転を検出する回転センサーを備え、
薬剤の散布停止中に、所定の開始待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出し続けると薬剤の散布を開始し、
薬剤の散布中に、所定の停止待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出しないと薬剤の散布を停止するように構成されている。
【0006】
ここで、「所定の開始待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出し続ける」状態とは、所定量の回転を検出するごとにパルス信号を出力する回転センサーを用いる場合、所定の待ち時間内に少なくとも2回のパルス信号を該回転センサーが出力する状態をいう。
【0007】
この構成によれば、前記回転センサーにより、前記播種機又は移植機の接地輪の回転を検出し、これに応じて薬剤の散布動作を制御するように構成されているので、該播種機又は移植機における種又は苗の繰出機構等の構成とは無関係に、該播種機又は移植機に簡単かつ汎用的に取り付けることができる。
また、薬剤の散布停止中に、所定の開始待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出し続けると薬剤の散布を開始するように構成されているので、前記接地輪が前記播種機又は移植機の振動等により多少回転しても、誤作動して薬剤の散布が開始されることがない。
また、薬剤の散布中に、所定の停止待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出しないと薬剤の散布を停止するように構成されているので、圃面の凹凸によって一時的に前記接地輪が回転しなくなっても、誤作動して薬剤の散布が停止されることがない。
【0008】
前記薬剤散布装置としては、
前記回転センサーが検出した回転に基づいて前記播種機又は移植機の走行速度を表示する表示手段を備えた態様を例示する。
【0009】
この構成によれば、作業者が前記走行速度を確認することにより、前記薬剤散布装置に対して前記薬剤の散布量を適切に設定することができる。
【0010】
前記薬剤散布装置としては、
前記回転センサーが検出した回転に基づいて前記薬剤の散布量を自動的に調節するように構成された態様を例示する。
【0011】
この構成によれば、前記薬剤の散布量が自動的に調整されるので、作業者の手間を省くことができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る薬剤散布装置によれば、播種機又は移植機に簡単かつ汎用的に取り付けることができるとともに、誤作動による薬剤の散布又は散布停止を防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明を具体化した第一実施形態に係る薬剤散布装置を含む全体側面図である。
【図2】同薬剤散布装置の側面図である。
【図3】同薬剤散布装置の平面図である。
【図4】同薬剤散布装置の操作パネル部の平面図である。
【図5】同薬剤散布装置の制御系統を示すブロック図である。
【図6】同薬剤散布装置の散布動作制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】同薬剤散布装置の走行速度表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明を具体化した第二実施形態に係る薬剤散布装置の散布量制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】従来の薬剤散布装置としての薬剤繰出装置を備えた施肥播種装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1〜図7は本発明を具体化した第一実施形態の薬剤散布装置を示しており、各図において、矢印Fは機体前側を指し示している。図1に示すように、トラクター10の機体後部の取付部材10aには、トラクター10に牽引されて走行する播種機11が左右方向へ複数台並列に連結されている。本例の薬剤散布装置1は、該各播種機11に対応づけられて、トラクター10の機体後部の取付部材10aに装備され、播種機11の後側で圃場に薬剤を散布するように構成されている。
【0015】
播種機11は、図2及び図3に示すように、播種機本体部20と、播種機本体部20をトラクター10の機体後部の取付部材10a(図2の紙面に垂直方向に所定長さを有する矩形中空断面の管状部材)に連結する連結機構21からなり、取付部材10aに複数台並列に連結される。
播種機本体部20は、略水平に設置された機体フレーム22と、機体フレーム22の前後にそれぞれ回転自在に取り付けられた駆動輪25及び鎮圧輪26と、駆動輪25と鎮圧輪26の間で機体フレーム22に設置された播種装置27と、駆動輪25の回転による駆動力を播種装置27へ伝達する動力伝達機構28等を備える。
【0016】
薬剤散布装置1は、図2及び図3に示すように、薬剤散布装置本体部2と、該薬剤散布装置本体部2をトラクター10の取付部材10aに連結する連結アーム部3とからなり、本例では、各播種機11に対応して取付部材10aに複数台並列に連結される。
【0017】
連結アーム部3は、取付部材10aに対し着脱可能かつ左右方向へ位置調節可能に連結された連結部3aと、該連結部3aから後方に延びるアーム本体3bと、該アーム本体3bの後端部に立設された支柱3cと、該支柱3cに上下位置調節可能に取り付けられた取付部3dとを備えており、該取付部3dに薬剤散布装置本体部2が取り付けられている。アーム本体3bは、播種機11の前後方向の長さに応じて薬剤散布装置本体部2の前後方向の位置が調節可能になるように、長さが伸縮調節可能に構成されている。
【0018】
薬剤散布装置本体部2は、粉粒状の薬剤を収容するホッパー4と、該ホッパー4の下側に設けられ、該ホッパー4内の薬剤を繰り出す繰出部5と、該繰出部5の下側に設けられ、該繰出部5により繰り出された薬剤を飛散させる飛散部6と、播種機11の接地輪としての鎮圧輪26の回転を検出する回転センサー7と、播種機11の走行速度を表示する表示手段8bを含む操作パネル部8と、該回転センサー7からの出力信号に基づいて繰出部5、飛散部6及び表示手段8bを制御する制御部9とを備えている。
【0019】
本例の繰出部5は、ホッパー4の下端に設けられた開口部を開閉可能に取り付けられたシャッター5aと、該シャッター5aの開く方向への可動範囲を調節する調節機構5bと、該シャッター5aを開閉制御するアクチュエータ5cとにより構成されている。本例のアクチュエータ5cは、シャッター5aを開いた状態と、閉じた状態のいずれかに切替可能なものとなっている。シャッター5aを開くと重力によりホッパー4内の薬剤が落下し、飛散部6に供給されるようになっている。本例の調節機構5bは、ダイヤル(図示略)を手動で回すことによりシャッターの開く方向への可動範囲を調節するように構成されており、該可動範囲を変更することにより、シャッター5aが開いたときの開度を変更し、これによりホッパー4から繰り出される薬剤の量が調節可能になっている。
【0020】
飛散部6は、繰出部5から落下してくる薬剤を、電動モーター6aにより回転駆動される回転羽根6bによって跳ね飛ばし、該回転羽根6bの周囲を囲むスカート状に形成された側壁6cの内面に反射させ、圃面へ拡散放出させるように構成されている。
【0021】
回転センサー7は、鎮圧輪26の回転を検出すると回転検出信号を出力するものであれば特に限定されないが、本例の回転センサー7は、それが備える回転体7aの周面を鎮圧輪26の周面に当接させ、該回転体7aが22.5°回転するごとに1パルスの回転検出信号を出力するように構成されている。
【0022】
操作パネル部8は、図4に示すように、薬剤散布装置の電源スイッチ8aを備えるとともに、播種機11の走行速度を表示するための表示手段8bとして、5個のLED1〜5を備えている。LED1〜5は、制御部9における走行速度表示処理(後述)により、点灯又は消灯される。
【0023】
制御部9は、図5に示すようにマイクロプロセッサ9aを使用して構成されている。そして、マイクロプロセッサ9aには、それにより実行されるプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体としての例えばROM9b(Read Only Memory)や、該プログラムで使用される各種変数を記録するコンピュータ書き込み読み取り可能な記録媒体としての例えばRAM9c(Random Access Memory)や、時間を計測するタイマー9d等が接続されている。本例のROM9bには、薬剤散布装置本体部2の散布動作を制御する散布動作制御処理(後述)、播種機11の走行速度を表示する走行速度表示処理(後述)等のプログラムが記録されている。また、本例のRAM9cには、回転継続フラグ(後述)等の変数記憶領域が設けられている。
【0024】
散布動作制御処理は、電源スイッチ8aがONされると実行される。図6のフローチャートに示すように、この処理では、まず、回転センサー7が回転検出信号を出力するまで待つ(ステップS41)。次いで、RAM9c内に設けられた回転継続検出フラグをリセットするとともに(ステップS42)、タイマー9dを用いて始動タイマーをスタートさせる(ステップS43)。本例の始動タイマーは、開始待ち時間としての1秒間でタイムアップするように設定されている。回転継続検出フラグは、始動タイマーがタイムアップするまでの間に回転センサー7が回転検出信号を出力したか否かをチェックするためのフラグである。次いで、始動タイマーがタイムアップするまでの間(ステップS44)、回転センサー7が回転検出信号を出力したか否かをチェックし(ステップS45)、出力していたときは回転継続フラグをセットする(ステップS46)。始動タイマーがタイムアップしたときは、回転継続検出フラグがセットされているか否かをチェックし(ステップS47)、セットされているときはステップS48に進み、セットされていないときはステップS41に戻る。ステップS48では、飛散部6のモーター6aを始動させるとともに、繰出部5のシャッター5aを開く。次いで、回転センサー7が回転検出信号を出力しなくなるまで待つ(ステップS49)。次いで、タイマー9dを用いて停止タイマーをスタートさせる(ステップS50)。本例の停止タイマーは、停止待ち時間としての1秒間でタイムアップするように設定されている。次いで、停止タイマーがタイムアップするまでの間(ステップS51)、回転センサーが回転検出信号を出力したか否かをチェックし(ステップS52)、出力していたらステップS49に戻り、出力していなかったらステップS51に戻る。停止タイマーがタイムアップしたときは、繰出部5のシャッター5aを閉じるとともに、飛散部6のモーター6aを停止し(ステップS53)、ステップS41に戻るようになっている。
【0025】
走行速度表示処理は、電源スイッチ8aがONされると散布動作制御処理と並行に実行される。図7のフローチャートに示すように、この処理では、1秒間における回転センサー7の回転検出信号としてのパルス数を計測する(ステップS61)。次いで、同パルス数をチェックして、5未満であるときは全LEDを消灯し(ステップS62、S63)、5以上7未満であるときはLED1のみを点灯し(ステップS64、S65)、7以上9未満であるときはLED1、2のみを点灯し(ステップS66、S67)、9以上11未満であるときはLED1〜3のみを点灯し(ステップS68、S69)、11以上13未満であるときはLED1〜4のみを点灯し(ステップS70、S71)、13以上であるときは全LEDを点灯する(ステップS72)。その後、ステップS61に戻る。
【0026】
以上のように構成された本例の薬剤散布装置1によれば、回転センサー7により、播種機11の接地輪としての鎮圧輪26の回転を検出し、これに応じて薬剤の散布動作を制御するように構成されているので、該播種機11における種の繰出機構等の構成とは無関係に、該播種機11に簡単かつ汎用的に取り付けることができる。
また、薬剤の散布停止中に、所定の開始待ち時間に亘って該回転センサー7が該回転を検出し続けると薬剤の散布を開始するように構成されているので、鎮圧輪26が播種機11の振動等により多少回転しても、誤作動して薬剤の散布が開始されることがない。
また、薬剤の散布中に、所定の停止待ち時間に亘って該回転センサー7が該回転を検出しないと薬剤の散布を停止するように構成されているので、圃面の凹凸によって一時的に鎮圧輪26が回転しなくなっても、誤作動して薬剤の散布が停止されることがない。
【0027】
さらに、本例の薬剤散布装置1は、回転センサー7が検出した回転に基づいて播種機11の走行速度を表示する表示手段8bを備えているので、作業者が前記走行速度を確認することにより、薬剤散布装置1に対して薬剤の散布量を適切に設定することができる。
【0028】
次に、図8は本発明を具体化した第二実施形態を示している。この薬剤散布装置は、以下に示す点において、主に第一実施形態と相違している。従って、同実施形態と共通する部分については、同一符号を付することにより重複説明を省く。
【0029】
本例の繰出部5においては、アクチュエータ5cは、制御部9により開度を指定してシャッター5aを開閉制御可能なものとなっており、第一実施形態における調節機構5bは備えていない。本例のアクチュエータ5cは、開度が6種類のレベルで指定可能なものとなっており、これによりホッパー4から繰り出される薬剤の量を6種類設定可能になっている。開度の各レベルは、回転センサー7のパルス数(播種機の走行速度)や播種対象の種子等に応じて適宜設定する。
【0030】
また、本例の制御部9は、第一実施形態における走行速度表示処理に代えて、次の散布量制御処理を備えており、第一実施形態における走行速度の表示手段8bは備えていない。
【0031】
散布量制御処理は、電源スイッチ8aがONされると散布動作制御処理と並行に実行される。この処理では、図8のフローチャートに示すように、1秒間における回転センサー7の回転検出信号としてのパルス数を計測する(ステップS81)。次いで、同パルス数をチェックして、5未満であるときはシャッター5aの開度をレベル1に設定し(ステップS82、S83)、5以上7未満であるときはシャッター5aの開度をレベル2に設定し(ステップS84、S85)、7以上9未満であるときはシャッター5aの開度をレベル3に設定し(ステップS86、S87)、9以上11未満であるときはシャッター5aの開度をレベル4に設定し(ステップS88、S89)、11以上13未満であるときはシャッター5aの開度をレベル5に設定し(ステップS90、S91)、13以上であるときはシャッター5aの開度をレベル6に設定する(ステップS92)。その後、ステップS61に戻る。
【0032】
本例の薬剤散布装置によれば、第一実施形態と同様の構成による効果に加え、薬剤の散布量が自動的に調整されるので、作業者の手間を省くことができる。
【0033】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)本発明の薬剤散布装置1を苗の移植機に装備させること。
(2)回転センサー7の取付方を変更すること。例えば、回転センサー7を接地輪としての鎮圧輪26の回転軸に取り付ける態様や、鎮圧輪26に代えて接地輪としての駆動輪25に取り付ける態様を例示する。
(3)散布動作制御処理における開始待ち時間や停止待ち時間の長さを適宜変更すること。
【符号の説明】
【0034】
1 薬剤散布装置
2 薬剤散布装置本体部
3 連結アーム部
3a 連結部
3b アーム本体
3c 支柱
3d 取付部
4 ホッパー
5 繰出部
5a シャッター
5b 調節機構
5c アクチュエータ
6 飛散部
6a 電動モーター
6b 回転羽根
6c 側壁
7 回転センサー
7a 回転体
8 操作パネル部
8a 電源スイッチ
8b 表示手段
9 制御部
9a マイクロプロセッサ
9b ROM
9c RAM
9d タイマー
10 トラクター
10a 取付部材
11 播種機
20 播種機本体部
21 連結機構
22 機体フレーム
25 駆動輪
26 鎮圧輪
27 播種装置
28 動力伝達機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
播種機又は移植機の後側で圃場に薬剤を散布する薬剤散布装置において、
前記播種機又は移植機の接地輪の回転を検出する回転センサーを備え、
薬剤の散布停止中に、所定の開始待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出し続けると薬剤の散布を開始し、
薬剤の散布中に、所定の停止待ち時間に亘って該回転センサーが該回転を検出しないと薬剤の散布を停止するように構成された薬剤散布装置。
【請求項2】
前記回転センサーが検出した回転に基づいて前記播種機又は移植機の走行速度を表示する表示手段を備えた請求項1記載の薬剤散布装置。
【請求項3】
前記回転センサーが検出した回転に基づいて前記薬剤の散布量を自動的に調節するように構成された請求項1記載の薬剤散布装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−78269(P2013−78269A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−219029(P2011−219029)
【出願日】平成23年10月3日(2011.10.3)
【出願人】(000100469)みのる産業株式会社 (158)
【Fターム(参考)】