説明

薬学的組成物およびその投与

本発明は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドの固体分散物を含む薬学的組成物、本発明の薬学的組成物の製造方法、および本発明の薬学的組成物の投与方法に関する。本発明の方法は、患者の骨粗鬆症または骨減少症を処置するか重症度を軽減する方法であり、患者に上記化合物またはその薬学的に許容可能な塩、あるいは上記薬学的組成物を投与する工程を含む。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者の骨粗鬆症または骨減少症を処置するか重症度を軽減する方法であって、該患者に化合物1またはその薬学的に許容可能な塩を投与する工程を含む、方法。
【請求項2】
化合物1が実質的に無定形の化合物1またはその薬学的に許容可能な塩である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
化合物1が無定形化合物1またはその薬学的に許容可能な塩である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記患者に化合物1を投与する工程が薬学的組成物を投与することを含み、該薬学的組成物が該組成物の重量に対して約34.1重量%の固体分散物を含み、該分散物が、該分散物の重量に対して約80重量%の実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1、該分散物の重量に対して約19.5重量%のHPMCAS、および該分散物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約30.5重量%の微結晶性セルロース;該組成物の重量に対して約30.4重量%のラクトース;該組成物の重量に対して約3重量%のクロスカルメロースナトリウム;該組成物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約0.5重量%のコロイド状二酸化ケイ素;および該組成物の重量に対して約1重量%のステアリン酸マグネシウムを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記薬学的組成物が150mgの化合物1を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
患者の骨治癒および/または骨修復をもたらす方法であって、該患者に化合物1またはその薬学的に許容可能な塩を投与する工程を含む、方法。
【請求項7】
化合物1が実質的に無定形の化合物1またはその薬学的に許容可能な塩である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
化合物1が無定形化合物1またはその薬学的に許容可能な塩である、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記患者に化合物1を投与する工程が薬学的組成物を投与することを含み、該薬学的組成物が該組成物の重量に対して約34.1重量%の固体分散物を含み、該分散物が、該分散物の重量に対して約80重量%の実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1、該分散物の重量に対して約19.5重量%のHPMCAS、および該分散物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約30.5重量%の微結晶性セルロース;該組成物の重量に対して約30.4重量%のラクトース;該組成物の重量に対して約3重量%のクロスカルメロースナトリウム;該組成物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約0.5重量%のコロイド状二酸化ケイ素;および該組成物の重量に対して約1重量%のステアリン酸マグネシウムを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記薬学的組成物が150mgの化合物1を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
患者のCOPD、喫煙誘導性COPD、または慢性気管支炎を処置するか重症度を軽減する方法であって、該患者に化合物1またはその薬学的に許容可能な塩を投与する工程を含む、方法。
【請求項12】
化合物1が実質的に無定形の化合物1またはその薬学的に許容可能な塩である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
化合物1が無定形化合物1またはその薬学的に許容可能な塩である、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記患者に化合物1を投与する工程が薬学的組成物を投与することを含み、該薬学的組成物が該組成物の重量に対して約34.1重量%の固体分散物を含み、該分散物が、該分散物の重量に対して約80重量%の実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1、該分散物の重量に対して約19.5重量%のHPMCAS、および該分散物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約30.5重量%の微結晶性セルロース;該組成物の重量に対して約30.4重量%のラクトース;該組成物の重量に対して約3重量%のクロスカルメロースナトリウム;該組成物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約0.5重量%のコロイド状二酸化ケイ素;および該組成物の重量に対して約1重量%のステアリン酸マグネシウムを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記薬学的組成物が150mgの化合物1を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
患者の嚢胞性線維症を処置するか重症度を軽減する方法であって、該患者に薬学的組成物を投与する工程を含み、該薬学的組成物が該組成物の重量に対して約34.1重量%の固体分散物を含み、該分散物が、該分散物の重量に対して約80重量%の実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1、該分散物の重量に対して約19.5重量%のHPMCAS、および該分散物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約30.5重量%の微結晶性セルロース;該組成物の重量に対して約30.4重量%のラクトース;該組成物の重量に対して約3重量%のクロスカルメロースナトリウム;該組成物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約0.5重量%のコロイド状二酸化ケイ素;該組成物の重量に対して約1重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、
該患者が両対立遺伝子上にΔF508変異を有する嚢胞性線維症膜貫通受容体(CFTR)を有する、方法。
【請求項17】
前記薬学的組成物が150mgの化合物1を含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
患者の嚢胞性線維症を処置するか重症度を軽減する方法であって、該患者に薬学的組成物を投与する工程を含み、該薬学的組成物が該組成物の重量に対して約34.1重量%の固体分散物を含み、該分散物が、該分散物の重量に対して約80重量%の実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1、該分散物の重量に対して約19.5重量%のHPMCAS、および該分散物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約30.5重量%の微結晶性セルロース;該組成物の重量に対して約30.4重量%のラクトース;該組成物の重量に対して約3重量%のクロスカルメロースナトリウム;該組成物の重量に対して約0.5重量%のSLS;該組成物の重量に対して約0.5重量%のコロイド状二酸化ケイ素;および該組成物の重量に対して約1重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、
該患者が両対立遺伝子上にG551D変異を有する嚢胞性線維症膜貫通受容体(CFTR)を有する、方法。
【請求項19】
前記薬学的組成物が150mgの化合物1を含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1およびHPMCASの固体分散物を含む薬学的組成物であって、該固体分散物が約1mgまでの実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1を含む、薬学的組成物。
【請求項21】
前記固体分散物が約0.5mg、約0.75、または約1mgの実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1を含む、請求項20に記載の薬学的組成物。
【請求項22】
実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1およびHPMCASの固体分散物を含む薬学的組成物であって、該固体分散物が約5mgまでの実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1を含む、薬学的組成物。
【請求項23】
前記固体分散物が約0.5mg、約0.75、約1mg、約2mg、約3mg、約4mg、または約5mgの実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1を含む、請求項22に記載の薬学的組成物。
【請求項24】
実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1およびHPMCASの固体分散物を含む薬学的組成物であって、該固体分散物が約15mgの実質的に無定形の化合物1または無定形化合物1を含む、薬学的組成物。

【図1】
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【公表番号】特表2013−501787(P2013−501787A)
【公表日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−524706(P2012−524706)
【出願日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際出願番号】PCT/US2010/024609
【国際公開番号】WO2011/019413
【国際公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(598032106)バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (414)
【氏名又は名称原語表記】VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】130 Waverly Street, Camridge, Massachusetts 02139−4242, U.S.A.
【Fターム(参考)】