説明

薬理薬物の新規製剤、その製造法及びその使用法

【課題】タキサンの新たな製剤を提供することにある。
【解決手段】本発明により、タンパク質被膜を有するタキサンを含むナノ粒子を含むタキサンの製剤であって、該ナノ粒子は約200ナノメーター以下の平均直径を有し、該製剤中におけるタキサンの濃度は、少なくとも2.0mg/mlであって、該製剤はクレマホアを含まない、製剤が提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンパク質被膜を有するタキサンを含むナノ粒子を含むタキサンの製剤であって、該ナノ粒子は約200ナノメーター以下の平均直径を有し、該製剤中におけるタキサンの濃度は、少なくとも2.0mg/mlであって、該製剤はクレマホアを含まない、製剤。
【請求項2】
タキサンを含むナノ粒子を含むタキサンの製剤であって、該ナノ粒子は約200ナノメーター以下の平均直径を有し、製造材料中のタキサンの量は、対象に対して少なくとも135mg/mのタキサンの投与量を提供するに十分な量であり、製剤は実質的に界面活性剤を含まない、製剤。
【請求項3】
2時間以内の投与時間にわたって少なくとも175mg/mの投与量で全身的に投与するために医薬を製造するための、タキサンの製剤であって、クレモホアの無い製剤中にタキサンが存在する、請求項2に記載の製剤。
【請求項4】
再発狭窄症を治療するための医薬を製造するためのタキサンの製剤であって、クレモホアの無い製剤中にタキサンが存在する、製剤。
【請求項5】
網膜症を治療するための医薬を製造するためのタキサンの製剤であって、クレモホアの無い製剤中にタキサンが存在する、製剤。
【請求項6】
癌を治療するための医薬を製造するためのタキサンの製剤であって、クレモホアの無い製剤中にタキサンが存在し、癌が、前立腺、膵臓、骨、心臓、腎臓および脾臓癌から選ばれる、製剤。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−219482(P2011−219482A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−132758(P2011−132758)
【出願日】平成23年6月15日(2011.6.15)
【分割の表示】特願平11−505749の分割
【原出願日】平成10年6月26日(1998.6.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
【出願人】(510185239)アブラクシス バイオサイエンス、エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】