説明

薬石温浴施設

【課題】薬石層に排出された汗や洗浄処理により浸透した洗浄後の排水を適切に排出することができる構成を具備し、薬石層を適切に洗浄することにより、長期にわたって衛生的に使用することが可能な薬石温浴施設を提供すること。
【解決手段】浴室240の基礎部分において、上面に開口する単数または複数の排水口12が設けられると共に、排水口12に向かって傾斜する傾斜面14が形成されたコンクリート床版10と、粒径寸法が50mm以下の天照石からなる砕石をコンクリート床版10の上に400mm以上の厚さで敷設した薬石層20と、コンクリート床版10の上面に沿って配設され、ボイラーにより加熱された温水が循環される加熱配管30と、ボイラーにより加熱された温水が浴室240内に供給可能な温水供給管40と、を有していることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は薬石温浴施設に関し、より詳細には、常に衛生的に利用することが可能な薬石温浴施設に関する。
【背景技術】
【0002】
遠赤外線を照射する岩石等を敷設した床に体を横たえる等して汗をかくことにより、リラックス効果や、体内の老廃物を汗と共に排出するいわゆるデトックス効果を得ることができる薬石温浴施設(岩盤浴サウナと称することもある)が知られている。
このような薬石温浴施設としては、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているような構成を有するものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3106337号公報
【特許文献2】実用新案登録第3108674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1,2には、加熱ボイラーからの温水をコンクリート層に循環させる加熱用の配管と、コンクリート層の上層に設けた薬石層に温泉水を供給する温泉水供給用の配管が配設された薬石温浴施設の構成が開示されている。
これら薬石温浴施設には、薬石層に温泉水を供給するための温泉水供給用の配管が設けられているが、薬石層に供給された後の温泉水の排水処理に関しては、特許文献1,2のいずれにおいても何らの説明もなされていない。また、薬石層の洗浄処理に関する記載や示唆もなされていない。
【0005】
たとえ薬石層に供給する温泉水量が少量であり、供給された温泉水のほとんどが蒸発してしまうことを理由として薬石温浴施設に排水処理の設置がなされていなかったとしても、薬石層には老廃物が多く含まれている汗が排出されるため、定期的に薬石層を洗浄処理する必要がある。しかしながら薬石温浴施設内に給水設備や排水処理設備が配設されていないと、薬石層の洗浄処理は実質不可能になり、薬石温浴施設の衛生的な使用ができなくなってしまうという課題がある。また、場合によっては薬石層内で繁殖した細菌等により感染症を引き起こすおそれがあるという課題もある。
【0006】
そこで本発明は、薬石層に排出された汗や洗浄処理により浸透した洗浄後の排水を適切に排出することができる構成を具備し、薬石層を適切に洗浄することにより、長期にわたって衛生的に使用することが可能な薬石温浴施設の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明者は鋭意研究を行った結果、以下の構成に想到した。
すなわち、浴室の基礎部分において、上面に開口する単数または複数の排水口が設けられると共に、該排水口に向かって傾斜する傾斜面が形成されたコンクリート床版と、前記コンクリート床版上に粒径寸法が50mm以下の天照石からなる砕石を400mm以上の厚さで敷設した薬石層と、前記コンクリート床版の上面に沿って配設され、ボイラーにより加熱された温水が循環する加熱配管と、前記ボイラーにより加熱された温水が前記浴室内に供給可能に設けられた温水供給管と、を有していることを特徴とする薬石温浴施設である。
【0008】
また、前記薬石層は、粒径寸法が25mm〜50mmである前記天照石からなる砕石をコンクリート床版上に敷設してなる第1の薬石層と、粒径寸法が25mm以下である前記天照石からなる砕石を前記第1の薬石層の上に敷設してなる第2の薬石層と、を有していることが好ましい。
【0009】
また、前記温水供給管には、前記温水供給管に供給された温水を9.8MPa以上の吐出圧で吐出する高圧洗浄機が着脱自在であることが好ましい。これにより、薬石層の洗浄を確実に行うと共に薬石層の洗浄作業に要する労力を大幅に軽減させることができる。
【0010】
さらに、前記浴室には、前記浴室内における放射線量が均等になる配列でラジウム鉱石が配設されていることが好ましい。これにより、ラジウム鉱石から放出される微弱放射線により、微弱放射線浴をすることができる。
さらにまた、前記浴室の内壁がヒノキ板により形成されていることが好ましい。これにより、リラックス効果や抗菌効果を高めることができる。
また、前記ボイラーの燃料は、きのこの人工栽培後に発生した廃オガを原料とするペレットであることを特徴とする。これにより、きのこの人工栽培後に発生する廃オガを通年にわたって利用または処分することができる。また、廃オガの焼却灰は、畑の肥料や土質改良剤としても利用することができるようになり、廃オガを有効利用することが可能になる。これにより廃棄処分場に持ち込む廃オガの廃棄量を大幅に削減することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明にかかる薬石温浴施設の構成によれば、薬石層を洗浄処理することができると共に、薬石層の洗浄後の排水や使用者から排出された老廃物等を確実に排水処理することが可能になり、長期にわたって衛生的な薬石温浴施設を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施形態にかかる薬石温浴施設の平面図である。
【図2】図1中A−A線における断面図である。
【図3】他の実施形態における薬石温浴床の図2に相当する断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明にかかる薬石温浴施設の実施形態について図面に基づいて説明する。
本実施形態にかかる薬石温浴施設300は、図1および図2に示すように、建屋200内に休憩室210、更衣室220、浴室240、シャワールーム250を備え、浴室240には薬石温浴床100が設けられている。
【0014】
薬石温浴床100は、図2に示すようにコンクリート床版10と、コンクリート床版10の上面に敷設された薬石層20と、コンクリート床版10の上面形状に沿って配設された加熱配管30と、を有している。建屋200の外にはペレットボイラー50が配設されている。ペレットボイラー50により加熱された温水は一旦温水タンク52に貯留され、温水タンク52から加熱配管30および温水供給管40に供給されている。温水供給管40は浴室240内に温水を供給することができるように敷設されている。
【0015】
図2に示すように、コンクリート床版10には上面に開口する排水口12が所定間隔をあけて配設されている。本実施形態においては各浴室240,240の中央部分に一箇所ずつ排水口12が設けられている。コンクリート床版10の上面は、それぞれの排水口12に向かってすり鉢状に傾斜する傾斜面14に形成されている。本実施形態における排水口12には下水道や排水処理装置に連通する排水管(いずれも図示せず)が接続されている。排水口12の開口面は、金属製または合成樹脂製のメッシュ体により透水性を確保した状態で被覆しておくことが好適である。
【0016】
コンクリート床版10上面には、粒径寸法が50mm以下の天照石(一般的には、宮崎県の高千穂地方で採掘される岩石であり、学名「見立礫岩」のことを指す)からなる砕石を、コンクリート床版10の上面のうち最も高い位置(図2中の一点鎖線部分)からの厚さが400mm以上となるように敷設している。本発明においてはこの天照石からなる砕石層を薬石層20としている。先にも説明したとおり、コンクリート床版10の上面は傾斜面14に形成されているので、薬石層20の層厚さは場所によって異なっているが、最薄部であっても層厚さは400mm以上となっている。
【0017】
薬石層20を構成する天照石からなる砕石は、薬石層20の上側部分および排水口12の近傍位置に敷設される砕石の径寸法が、薬石層20の他の部分における砕石の径寸法よりも大径寸法となるように敷設されているのが好適である。このような薬石層20の砕石敷設形態を採用することにより、使用者が薬石層20に横たわった際に薬石層20の表面にある砕石が使用者の身体または着衣に付着することを防ぎ、浴室240内における砕石の散乱を防止することができる。また、薬石層20の洗浄処理が容易に行え、かつ、薬石層20の洗浄後に生じる汚水を確実に排水することができると共に、排水口12の開口部を被覆しているメッシュ体の目詰まりを防止することができる点においても好都合である。
【0018】
コンクリート床版10の上面には加熱配管30が埋設されている。加熱配管30は、建屋200の外部に配設された単数または複数のペレットボイラー50に接続されており、所定温度(60℃〜80℃)に加熱された温水が温水タンク52に貯留され、温水タンク52から供給されている。加熱配管30に供給された温水は再びペレットボイラー50に戻り、加熱された後に温水ボイラー52に供給される。このようにして加熱配管30に温水を循環させることでコンクリート床版10と薬石層20はそれぞれ45℃程度に加熱・保温される。
本実施形態にかかるペレットボイラー50は、木材のオガ屑やコーンコブ等の植物材を主材とした培地により茸の人工栽培をした後に排出される廃培地を原料としたペレットを燃料にすることが好適であり、燃料費の大幅な低減や、廃培地の減量、二酸化炭素排出量をゼロにみなすことができる点で好都合である。このようなペレットボイラー50としては、自動的にペレットの供給を行い、連続運転および自動温度調整を行うと共に、燃焼灰を自動的に排出することができる全自動型のペレットボイラー50が好適に用いられる。
【0019】
また、図示しないが温水供給管40の浴室240側端部には、可搬式の高圧洗浄機が着脱可能な継手が接続されている。このような継手は公知のものを用いることができる。可搬式の高圧洗浄機としては、温水供給管40から供給される温水を9.8MPa以上の吐出圧力で吐出(噴射)可能なものが好適に用いられる。薬石層20の洗浄処理を行う際は、施設管理者が温水供給管40に高圧洗浄機を適宜接続し、薬石層20に温水供給管40の温水を所要吐出圧力で噴射させればよい。温水供給管40の浴室240側の端部は、浴室240内における床面に収納しておけばよい。
【0020】
また、浴室240には、ラジウム鉱石60が配設されている。ここでは、浴室240内における放射線量がほぼ均一になるような配列でラジウム鉱石60を配設した。
【0021】
以上のようにして本実施形態にかかる薬石温浴施設300を構成することができる。また、建屋200を構成する建築材料は特に限定されるものではないが、浴室240を含む建屋200の内壁70にはヒノキ材を用いることが好ましい。ヒノキ材から放出される成分によりリラックス効果や抗菌作用を得ることができる。これにより使用者が快適に薬石温浴施設300を利用することができ好都合である。
【0022】
次に、薬石温浴床100の他の実施形態について説明する。図3は、他の実施形態における薬石温浴床の断面図である。図3における断面位置は、図2における断面位置(図1中のA−A線)と等しい。また、本実施形態における薬石温浴床100の構成において、先に説明した構成と等しい構成については、先の実施形態で用いた番号を附すことによりここでの詳細な説明は省略する。
【0023】
本実施形態における薬石温浴床100は、薬石層20が、二層構造に形成されている点が特徴的である。図3に示すように、粒径寸法が25mm〜50mmの天照石からなる砕石をコンクリート床版10の直上に200mm以上の厚さで敷設してなる第1の薬石層22と、粒径寸法が25mm以下の天照石からなる砕石を第1の薬石層22に積層させた状態で200mm以上の厚さで敷設してなる第2の薬石層24と、を有している。
このように、粒径寸法の大きい天照石からなる砕石をコンクリート床版10側に敷設することで、第1の薬石層22に効率的に蓄熱させることができると共に、薬石層20の洗浄後に生じる汚水を確実に排水口12から排出させることができる。また、25mm以下の天照石からなる砕石を薬石温浴床100の表面側に敷設することにより、天照石から効率的に遠赤外線を放射させることができる点において好都合である。
【0024】
次に本実施形態にかかる薬石温浴施設300の利用方法について説明する。ここでは、図2に示した薬石温浴床100を備えた薬石温浴施設300の利用方法について説明を行う。
まず、使用者は更衣室220で浴衣に着替える。浴衣への着替えが済んだ後、使用者は更衣室220から2箇所の扉230,230を通過して浴室240に入る。このように2箇所の扉230,230を設けることで、更衣室220と浴室240との間に前室260が形成され、浴室240の熱気が更衣室220側に直接流出してしまうことがなく、熱エネルギーの損失を軽減することができる。浴室240内の床は、薬石温浴床100に形成されているので、使用者は薬石温浴床100の空きスペースを選択し、手や図示しないレーキ等を用いて図2に示す薬石温浴床100(薬石層20)の表面の砕石の一部を移動させて自分の体の幅と同程度の幅寸法の凹部を形成する。薬石層20の上側部分の砕石は、大きめの粒径(25mm〜50mm程度)に形成されたものであるため、洗浄処理や凹部形成処理を容易に行うことができる。
使用者は、薬石層20の上面に形成した凹部に自分の背中や胸等を押し当てるようにして体を横たえることで、薬石温浴床100に浴することになる。薬石層20の上面への凹部の形成は、使用者の好みに応じて行えばよく、薬石層20の上に単に体を横たえるようにしてもよい。
【0025】
薬石温浴床100に浴している際には、薬石層20の上面に凹部を形成した際に当初位置から移動させた砕石を薬石層20に接触していない側の体表面に載せてもよい。薬石層20に当接している部位を所要時間ごとに変更しながら薬石温浴床100に浴すると全身にまんべんなく薬石層20からの効能を得ることができる。さらには、ラジウム鉱石60から放出される微弱放射線に浴することもできる。
使用者は水分補給を兼ねた休憩を休憩室210等で適宜とりながら繰り返し薬石温浴床100に浴することで、より効果的に薬石層20およびラジウム鉱石60からの効能を享受することができる。
【0026】
薬石温浴床100から出た後は、使用者は必要に応じてシャワールーム250にてシャワーを浴びる。シャワーに用いる温水は、清浄な温水に天照石を所要時間にわたって浸漬させた後の温水を用いる。使用者はシャワーを浴びた後、私服に着替えて帰宅等すればよい。なお図1中の符号270,280,290は、それぞれ、トイレ、洗面台、化粧台である。
【0027】
薬石温浴施設300の管理者は、所要のタイミングで温水供給管40を浴室240の床面から引き出して、図示しない高圧洗浄機を接続し、温水供給管40から供給される温水を薬石層20に噴射して薬石層20を洗浄処理する。高圧洗浄機から噴射される高圧温水により薬石層20を洗浄処理しているので、薬石層20の温度低下を防止しながら洗浄処理ができる。また、薬石層20に浸透した温水(洗浄処理後の水)は、コンクリート床版10の上面に開口するすり鉢形状に形成された傾斜面14に沿って各排水口12に集約された後、排水口12に接続された図示しない排水管を経由して下水道や排水処理槽に排出処理されるので衛生的である。
【0028】
以上に本実施形態に基づいて本願発明にかかる薬石温浴施設300について説明をしてきたが、本願発明にかかる薬石温浴施設300の技術的範囲は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては本実施形態におけるコンクリート床版10は、薬石温浴床100の建屋200の基礎と一体に形成されているが、建屋200の基礎とは別体に形成することもできる。
また、コンクリート床版10は、各浴室240,240のほぼ中央位置において、上面に開口する排水口12を有し、排水口12を中心としたすり鉢形状をなす傾斜面14が形成された形態について説明しているが、この形状に限定されるものではない。各浴室240,240に排水口12を複数箇所に配設し、それぞれの排水口12を中心としたすり鉢形状の傾斜面14が形成されたコンクリート床版10の構成を採用することもできる。さらには、コンクリート床版10の上面を片勾配の傾斜面に形成し、コンクリート床版10の上面の最下位置に有孔パイプ等の排水手段を配設した形態とすることもできる。
【0029】
また、薬石温浴床100の他の実施形態においては、図3に示すように、第1の薬石層22と第2の薬石層24との層厚さを等しくした実施形態について説明しているが、第1の薬石層22の層厚さと第2の薬石層24の層厚さを異ならせた層厚さ寸法とすることも可能である。また、薬石層20の厚さ寸法も400mmに限定されず、400mm以上の層厚を有する薬石層20としてもよい。
【0030】
また、以上の実施形態においては、ペレットボイラー50の燃料として、茸の人工栽培後に発生した廃培地(廃オガ)を原料としたペレットを用いているが、これに限定されるものではない。他の燃料としては、間伐材を原料としたペレットを用いることもできるし、化石燃料等の燃料を使用することも可能である。
【符号の説明】
【0031】
10 コンクリート床版
12 排水口
14 傾斜面
20 薬石層
22 第1の薬石層
24 第2の薬石層
30 加熱配管
40 温水供給管
50 ペレットボイラー
52 温水タンク
60 ラジウム鉱石
70 内壁
100 薬石温浴床
200 建屋
210 休憩室
220 更衣室
230 扉
240 浴室
250 シャワールーム
260 前室
270 トイレ
280 洗面台
290 化粧台
300 薬石温浴施設

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴室の基礎部分において、上面に開口する単数または複数の排水口が設けられると共に、該排水口に向かって傾斜する傾斜面が形成されたコンクリート床版と、
前記コンクリート床版上に粒径寸法が50mm以下の天照石からなる砕石を400mm以上の厚さで敷設した薬石層と、
前記コンクリート床版の上面に沿って配設され、ボイラーにより加熱された温水が循環する加熱配管と、
前記ボイラーにより加熱された温水が前記浴室内に供給可能に設けられた温水供給管と、を有していることを特徴とする薬石温浴施設。
【請求項2】
前記薬石層は、
粒径寸法が25mm〜50mmである前記天照石からなる砕石をコンクリート床版上に敷設してなる第1の薬石層と、
粒径寸法が25mm以下である前記天照石からなる砕石を前記第1の薬石層の上に敷設してなる第2の薬石層と、を有していることを特徴とする請求項1記載の薬石温浴施設。
【請求項3】
前記温水供給管には、前記温水供給管に供給された温水を9.8MPa以上の吐出圧で吐出する高圧洗浄機が着脱自在であることを特徴とする請求項1または2記載の薬石温浴施設。
【請求項4】
前記浴室には、前記浴室内における放射線量が均等になる配列でラジウム鉱石が配設されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の薬石温浴施設。
【請求項5】
前記浴室の内壁がヒノキ板により形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の薬石温浴施設。
【請求項6】
前記ボイラーの燃料は、きのこの人工栽培後に発生した廃オガを原料とするペレットであることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の薬石温浴施設。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−254200(P2012−254200A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−129059(P2011−129059)
【出願日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(504376289)豊田興産株式会社 (10)
【Fターム(参考)】