説明

螺旋状支持具の繰出装置

【課題】小さい設置スペースで済むと共に一人でも螺旋状支持具の架設作業が行なえるようにする。
【解決手段】路面17に設置される持ち運び可能なベース部材3と、そのベース部材3に着脱自在に装着支持され螺旋状支持具7を巻取る巻取りドラム5とで構成する。前記巻取りドラム5は、路面17と水平な前記巻取りドラム5のドラム軸線XLを中心として回転する第1の回転運動aと、前記ドラム軸線XLの中心を水平方向に横切る直交ドラム軸線XFを中心としてドラム軸線XLと共にドラム全体が回転する第2の回転運動bの2態様に回転自在に支持し、第1の回転運動aによって螺旋状支持具7を円滑に引き出せるようにする。また、第2の回転運動bによって螺旋溝の回転方向となる捩ればね圧を解放する方向へ回転させるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ケーブル等の各種ケーブルを配線する螺旋状支持具を電柱と電柱の間に掛け渡された吊線に対して架設するのに適する螺旋状支持具の繰出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に光ケーブル等の各種ケーブルは、ケーブルハンガと呼ばれる螺旋状支持具の内部に沿って配線される。
【0003】
螺旋状支持具は、所定長さの螺旋に作られ、それらを連結して使用するタイプと、螺旋の長尺物に作られ、所定の長さに切断して使用されるタイプがある。前者にあっては、電柱と電柱の間に掛け渡された吊線に対して、所定長さの螺旋に作られた螺旋状支持具の一端を差込み、そのまま一定方向に螺旋に沿って回転し続け、その内部に吊線を取込むことで架設する。続いて次の螺旋状支持具を前記動作によって吊線に架設した後、各螺旋状支持具同志を連結具で一体に結合する手段となっている。後者にあっては、図9に示すように、例えば、電柱と電柱(図示していない)の間に掛け渡された吊線101に対して路面に仮配置された螺旋状支持具103の一方の端部螺旋溝を吊線101に差込み、そのまま、螺旋溝に沿って連続して回転(矢印)させながら吊線101を内部へ順次取込む作業を続けることで架設される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
螺旋に作られた螺旋状支持具の内、特に、後者の螺旋状支持具は、螺旋の長尺物に作らるところから、その架設作業にあたって、前記した如く電柱と電柱の間に架設する長さに切断した後、路面に沿って仮配置する必要があることと、また、仮配置された螺旋状支持具の一方の端部螺旋溝を吊線に差込み、そのまま螺旋溝に沿って順次回転させながらの架設作業となるため、長大なスペースを占有するようになり、歩道,車道等の通行の妨げになる等作業スペースの面で望ましくない。また、後者にあっては螺旋溝に沿って回転させながらの架設作業となるため、まだ架設されない終端領域では捩れが順次蓄積されていくところから、その捩れが起きることがないように螺旋溝の回転方向に沿って螺旋状支持具を回転させる必要がある。このために、螺旋状支持具を吊線に架設する作業員の外に、捩れが起きるのを防ぐ補助作業員が必要となる等、人手が必要となる問題をかかえる。
【0005】
そこで、本発明にあっては、小さい占有設置スペースで済むと共に、一人でも架設作業が行えるようにした螺旋状支持具の繰出装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明にあっては、路面に設置される持ち運び可能なベース部材と、そのベース部材に着脱自在に装着支持され螺旋状支持具を巻取る巻取りドラムとからなり、前記巻取りドラムは、路面と水平な前記巻取りドラムのドラム軸線を中心として回転する第1の回転運動と、前記ドラム軸線の中心を水平方向に横切る直交ドラム軸線を中心としてドラム軸線と共にドラム全体が回転する第2の回転運動の2態様に回転自在に支持されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、螺旋状支持具は巻取りドラムに巻取られた状態で繰出されるようになるため、専用スペースとしてはベース部材を設置する設置スペースがあれば良く、小さい占有スペースで済むようになる。また、持ち運びできるためいずれの作業現場であっても容易に設置することができる。
【0008】
また、巻取りドラムに巻取られた状態にある螺旋状支持具を引き出すと巻取りドラムはドラム軸線を中心とする第1の回転運動によって螺旋状支持具を円滑に引き出すことができる。
【0009】
また、引き出した螺旋状支持具の端部螺旋溝を吊線へ差込み、そのまま螺旋溝に沿って順次回転させることで吊線に対して螺旋状支持具を架設することができる。
【0010】
この時、巻取りドラム側では、架設時の螺旋状支持具の回転にともなう捩れと、その捩れによる捩ればね圧が順次蓄積されていくが、一定の捩ればね圧に達すると、巻取りドラムは直交ドラム軸線を中心とする第2の回転運動により全体が回転する。この時、巻取りドラムに巻取られた状態にある螺旋状支持具は螺旋溝の回転方向、即ち、捩ればね圧を解放する方向へ回転するため、捩れによる不具合は起こらず一人でも容易に架設作業を行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明は第1に、前記巻取りドラムの巻取り胴部と左右のフランジ部とで形成される巻取り空間の上方に、自由端側が開放空間となる片持支持された少なくとも一対の螺旋状支持具外れ防止ストッパを設け、繰出し作業中の螺旋状支持具の外れを阻止すると共に、螺旋状支持具外れ防止ストッパの開放空間を上向きとすることで、その開放空間を巻取りドラムを上方から容易に交換セットするセット作業口とする。
【0012】
第2に、前記直交ドラム軸線を中心としてドラム軸線と共にドラム全体が回転する第2の回転運動の回転軸跡を、垂直軸線を通る垂直位置から所定角度傾斜した傾斜位置まで位置調整可能とし、ベース部材を設置する路面の傾斜面にあわせて最適位置から螺旋状支持具を繰出すことができるようにする。
【実施例】
【0013】
以下、図1乃至図7の図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について具体的に説明する。
【0014】
図1は本発明にかかる螺旋状支持具の繰出装置を示した概要正面図,図2は巻取りドラムを回転自在に支持するドラムシャフトの分解斜視図,図3はベース部材の概要斜視図をそれぞれ示している。
【0015】
螺旋状支持具の繰出装置1は、全体が持ち運べる大きさに作られていて、ベース部材3と巻取りドラム5からなっている。
【0016】
巻取りドラム5は巻取った螺旋状支持具7を使いきると新たな巻取りドラムと交換できるようベース部材3に対して着脱自在となっている。その構造は、中心部位に貫通した軸孔9を有する巻取り胴部11とその両サイドに設けられた左右のフランジ部13とにより巻取り空間15が形成され、前記巻取り胴部11には螺旋状支持具7が巻取られるようになっている。螺旋状支持具7は、工場において所定のピッチの螺旋に形成された長尺物に作られ、そのまま連続して前記巻取り胴部11に巻取られた状態で出荷される。この場合、長尺物に作られた螺旋状支持具7を予め巻束しておき、巻束した螺旋状支持具7を巻取り胴部11に対して後から装着し出荷する場合もある。
【0017】
ベース部材3は、路面17に設置した時の支持安定性を確保するために矩形フレーム19と三角フレーム21の組合せからなる設置フレーム23とその設置フレーム23の両サイドから支持フレーム25が垂直に立上がる形状となっている。
【0018】
左右の支持フレーム25は前記設置フレーム23から延びる補強フレーム27によって支持剛性が確保されると共に上端部は真円のリング状に形成されたガイドリング29のリングアーム31を回転自在に両端支持する軸受部33となっている。
【0019】
軸受部33とガイドリング29とリングアーム31は次の関係によって成り立っている。即ち、図1、正面図において路面17と平行な水平軸線Xを基準として、その水平軸線X上に左右の軸受部33が対向して設けられている。
【0020】
一方、ガイドリング29の向きは図1、正面図において真円のリング状となる向きに配置されると共にその両サイドに、前記軸受部33によって回転自在に両端支持されたリングアーム31が設けられた構造となっている。
【0021】
左右の軸受部33の内、一方の軸受部33(図1、左側)には軸受ボルト35が設けられ、軸受ボルト35を弛めることでガイドリング29を例えば図4に示すように水平軸線Yを通る垂直位置(鎖線)から所定角度傾斜した傾斜位置(実線)まで位置調整が可能となっている。
【0022】
これにより、設置する路面17の傾斜面に対応して常に最適位置からの螺旋状支持具7の繰出しが行なえるようになっている。
【0023】
ガイドリング29の内部空間には、前記巻取りドラム5がドラムシャフト37を介して回転自在に支持されている。
【0024】
ドラムシャフト37は、図2に示すようにサブシャフト39とで十字状に形成され、ドラムシャフト37の両端とサブシャフト39との両端とに転動輪41,43がそれぞれ設けられ、各転動輪41,43は、前記ガイドリング29の内周面に沿って転動可能となっている。
【0025】
ドラムシャフト37の中央部位は前記巻取りドラム5が回転自在に装着されるドラム取付けシャフト部45となっていて、巻取りドラム5はドラムシャフト37のドラム軸線XLを中心として回転する第1の回転運動a,即ち、螺旋状支持具7を繰出す時の繰出し回転が得られるようになっている。また、ドラムシャフト37及びサブシャフト39に設けられた各転動輪41,43によって、前記ドラム軸線XLを水平に横切る直交ドラム軸線XFを中心としてドラムシャフト37と一緒に巻取りドラム5全体が回転する第2の回転運動b、即ち、螺旋状支持具7を螺旋溝に沿って回転させる時の同一方向の螺旋状支持具回転が得られるようになっている。
【0026】
この場合、巻取りドラム5の回転bは、図1に示すように各転動輪41,43を通る転動輪軸線が交叉する交点0を中心として回転する必要がある所から、ここでは、サブシャフト39をコ字状に形成し、その凹部内に巻取りドラム5を配置することで交点0を中心に巻取りドラム5の中心が臨む手段を採用している。
【0027】
コ字状に形成されたサブシャフト39は、さらに利点があって、自由端側が開放空間となる片持ち支持された一対の螺旋状支持具外れ防止ストッパ47を取付ける取付け部材として機能する。この時、螺旋状支持具外れストッパ47は前記巻取りドラム5の巻取り空間15を横切るようになり、螺旋状支持具7が外へ外れ出るのを防ぐようになる。
【0028】
また、図5、図6に示すように、サブシャフト39を路面17に対して凹部が上向きとした時に、重心の関係で安定した状態で上向き状態が確保される。したがって、螺旋状支持具外れ防止ストッパ47の自由端側となる開放空間が上向きとなる条件と、後述するようにドラムシャフト37の一部分を取外した時の条件と相俟って、比較的重量のある巻取りドラム5の交換作業が上方から容易に行なえる機能が併せて得られるようになっている。
【0029】
一方、サブシャフト39の両端に設けられた転動輪43は、ガイドリング29の内部に組付けられた後は、取外すことができない固定タイプとなっている。
【0030】
ドラムシャフト37の両端に設けられた転動輪41は、その内の一方(図2左側)がドラム取付けシャフト45からシャフトと一緒に取外しが可能になると共に、上下一対のシャフトねじ49によってガイドリング29の内周に近づいた前進と後退とに伸縮調整が可能な可動タイプとなっている。
【0031】
可動タイプとなる転動輪41(図1、左側)は、内側シャフト37aと外側シャフト37bの二重構造となっていて、外側シャフト37bに設けられた前記シャフトねじ49を弛めることで内側シャフト37aの伸縮調整(矢印)が可能となる。
【0032】
ドラム取付けシャフト45は、巻取りドラム5の軸孔9が回転自在に嵌挿されるようになっていて、その両端には巻取りドラム5の軸方向の動きを抑制する規制フランジ51,52が設けられている。一方の規制フランジ51はねじ嵌合によって前記内側シャフト、外側シャフト37a,37bと一緒に取外しが可能となっている。
【0033】
具体的には規制フランジ51に雄ねじ55が設けられる一方、ドラム取付けシャフト部45に前記雄ねじ55が螺合される雌ねじ57が設けられ、雄ねじ55を雌ねじ57に対して締付ける方向へ螺合回転させることで取付けられる。また、弛める螺合解除方向へ回転させることで、図2に示すように取外しが可能となる。したがって、内側シャフト37a及び外側シャフト37bを取外すことで巻取りドラム5の取外し及び新しい巻取りドラム5の交換が行なえるようになっている。又は、取外した巻取りドラム5に巻束した螺旋状支持具7を装着し、それを再び再セットすることも可能である。
【0034】
このように構成された螺旋状支持具の繰出装置1によれば、作業現場まで運び設置することで小さい占有スペースで使用できる。
【0035】
また、図7に示すように巻取りドラム5から螺旋状支持具7を引き出すことで、巻取りドラム5はドラム軸線XLを中心として回転する第1の回転運動aによって矢印の如く円滑に引き出せるようになる。
【0036】
次に、巻取りドラム5から引き出した螺旋状支持具7の端部螺旋溝を、電柱と電柱(図示していない)の間に掛け渡された吊線59に対して螺旋溝に沿って差込み、そのまま螺旋溝に沿って回転させながら吊線59を内部へ順次取込むようにすることで架設される。
【0037】
この架設作業時、巻取りドラム5側では架設時の螺旋状支持具7の回転にともない捩れと、その捩れによる捩ればね圧が順次蓄積されていくようになるが、一定の捩ればね圧に達すると、巻取りドラム5はガイドリング29の内側を転動する。と同時に各転動輪41,43にて直交ドラム軸線XLを中心として全体が回転する第2の回転運動bによって螺旋状支持具7は螺旋溝の回転方向、即ち、捩ればね圧を解放する方向へ回転する。この結果、架設作業時の捩れを気にする必要がなくなり、螺旋状支持具7の架設作業を一人でも容易に行なうことができる。
【0038】
図8は螺旋状支持具の繰出装置1の第2の実施形態を示したものである。
【0039】
繰出装置1は、ベース部材3に設けられた支持アーム61を介して巻取りドラム5が回転自在に支持された構造となっている。
【0040】
ベース部材3は、路面17に設置する水平部65から垂直部67が立上がるアングル状に形成され、垂直部67の上端に前記支持アーム61が装着支持されている。
【0041】
支持アーム61は平面からみた時に、クランク状に形成され、一方の基端部は前記垂直部67の上端に取付けブラケット69により回転自在に支持されている。他方の自由端部には巻取りドラム5がドラム軸71を介して着脱自在で、かつ、回転自在に支持されている。
【0042】
ドラム軸71のドラム軸線XLは前記第1の実施形態のドラム軸線XLと同一で螺旋状支持具7を巻取りドラム5から繰出すための第1の回転運動aが得られるようになっている。
【0043】
取付けブラケット69を通る支持アーム61のアーム軸線XFは、前記第1の実施形態の直交ドラム軸線XLと同一となっていて、螺旋溝に沿って回転する螺旋状支持回転となる第2の回転運動bが得られるようになっている。
【0044】
したがって、アーム軸71のアーム軸線XLを中心として巻取りドラム5が第1の回転運動aとすることで、螺旋状支持具7を支障なく引き出すことができる。
【0045】
次に、引き出した螺旋状支持具7の端末螺旋溝を吊線59に差込み、そのまま螺旋溝に沿って回転させることで吊線59に対する架設が行える。
【0046】
この時、螺旋状支持具7の回転にともない捩れによる捩ればね圧が巻取りドラム5の螺旋状支持具7に蓄積されるようになるが、一定の捩ればね圧に達すると、そのばね圧によって第2の回転運動bが起こり、蓄積した捩ればね圧を解放する方向へ回転させることで捩れがなくなり、一人でも架設作業を容易に行なうことができる。
【0047】
この場合、支持アーム61の基端部に仮想線で示すように駆動モータMを設け、螺旋状支持具5の架設時の回転に同期させて駆動モータMにより巻取りドラム5を回転させ、駆動モータMによる第2の回転運動bが得られるようにしてもよい。
【0048】
また、支持アーム61の先端から延長した延長アーム73に第1の実施形態と同様の螺旋状支持具外れ防止ストッパ47を設けるようにすることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明にかかる螺旋状支持具の繰出装置の概要正面図。
【図2】巻取りドラムを回転自在に装着支持するドラムシャフトとサブシャフトを示した分解斜視図。
【図3】ベース部材の概要斜視図。
【図4】ガイドリングを所定角度傾斜させた傾斜状態を示す概要側面図。
【図5】巻取りドラムを取外した状態を示す繰出装置の概要正面図。
【図6】巻取りドラムを装着した状態を示す繰出装置の概要正面図。
【図7】螺旋状支持具の架設作業状態を示した概要説明図。
【図8】螺旋状支持具の繰出装置の第2の実施形態を示した概要斜視図。
【図9】螺旋状支持具を吊線へ架設する一般的な公知例を示した動作説明図。
【符号の説明】
【0050】
3 ベース部材
5 巻取りドラム
7 螺旋状支持具
11 巻取り胴部
13 フランジ部
15 巻取り空間
17 路面
47 螺旋状支持具外れ防止ストッパ
XL ドラム軸線
XF 直交ドラム軸線
a 第1の回転運動
b 第2の回転運動

【特許請求の範囲】
【請求項1】
路面に設置される持ち運び可能なベース部材と、そのベース部材に着脱自在に装着支持され螺旋状支持具を巻取る巻取りドラムとからなり、前記巻取りドラムは、路面と水平な前記巻取りドラムのドラム軸線を中心として回転する第1の回転運動と、前記ドラム軸線の中心を水平方向に横切る直交ドラム軸線を中心としてドラム軸線と共にドラム全体が回転する第2の回転運動の2態様に回転自在に支持されていることを特徴とする螺旋状支持具の繰出装置。
【請求項2】
前記巻取りドラムの巻取り胴部と左右のフランジ部とで形成される巻取り空間の上方に、自由端側が開放空間となる片持支持された少なくとも一対の螺旋状支持具外れ防止ストッパを設けたことを特徴とする請求項1記載の螺旋状支持具の繰出装置。
【請求項3】
前記直交ドラム軸線を中心としてドラム軸線と共にドラム全体が回転する第2の回転運動の回転軸跡は、垂直軸線を通る垂直位置から所定角度傾斜した傾斜位置まで位置調整可能となっていることを特徴とする請求項1記載の螺旋状支持具の繰出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−110773(P2007−110773A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−296153(P2005−296153)
【出願日】平成17年10月11日(2005.10.11)
【出願人】(591102660)協栄線材株式会社 (24)
【Fターム(参考)】