説明

血管の収縮または拡張による疾患治療剤

【構成】EDG−5調節剤からなる血管の収縮または拡張による疾患治療および/または予防剤。
【効果】EDG−5調節剤は、EDG−5に特異的に結合しアンタゴニストまたはアゴニスト作用を示すため、EDG−5アンタゴニストは血管の収縮による疾患、例えばくも膜下出血または脳梗塞後の脳血管攣縮性疾患、心血管攣縮性疾患、高血圧、腎疾患、心筋梗塞、狭心症、不整脈、肝硬変に伴う門脈圧の亢進、肝硬変に伴う静脈瘤等、またEDG−5アゴニストは血管の拡張による疾患、例えば慢性頭痛(例えば、偏頭痛、緊張型頭痛、それらの混合型頭痛または群発頭痛)、痔核、鬱血性疾患等の治療および/または予防に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I’)
【化1】

(式中、R1は(1)置換基を有していてもよいアルキル基、または(2)置換基を有していていもよい炭素環基を表わし、
Yは−CO−を表わし、
Zは−NH−または−N(C1〜6アルキル)−を表わし、
Bは(1)トリフルオロメチル基、(2)置換基を有していてもよいフェノキシ基、(3)置換基を有していてもよいシクロヘキシルオキシ基、(4)置換基を有していてもよいシクロペンチルオキシ基、(5)フッ素原子、(6)塩素原子、(7)メチル基、(8)エチル基から選ばれる1ないし5個の置換基を有していてもよいベンゼンまたはピリジン環を表わす。)で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
Zが−NH−である請求項1記載の化合物。
【請求項3】
請求項1記載の一般式(I')で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩を含有するEDG−5拮抗剤。
【請求項4】
請求項1記載の一般式(I')で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩のプロドラッグ。
【請求項5】
請求項1記載の一般式(I')で示される化合物、またはその薬学的に許容される塩からなる血管の収縮による疾患の治療および/または予防剤。
【請求項6】
血管の収縮による疾患が、脳血管攣縮性疾患、心血管攣縮性疾患、高血圧、腎疾患、心筋梗塞、狭心症、不整脈、門脈圧の亢進または静脈瘤である請求項6記載の剤。

【図7】
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【図9】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図8】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−31201(P2012−31201A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−239881(P2011−239881)
【出願日】平成23年11月1日(2011.11.1)
【分割の表示】特願2004−517272(P2004−517272)の分割
【原出願日】平成15年6月25日(2003.6.25)
【出願人】(000185983)小野薬品工業株式会社 (180)
【Fターム(参考)】