衛生洗浄装置
【課題】洗浄水が人体に付着することを防止しつつ、汚物が便器に付着することを十分に防止することができる衛生洗浄装置を提供する。
【解決手段】便器ノズル40は、便器ノズル本体部41に噴流形成部材42が挿入された構造を有する。便器ノズル40の先端部からは、洗浄水が放射状に噴出される。便器ノズル本体部41の後端部には、回転片43の一端が固定されている。回転片43の他端は、便器ノズルモータ40mに接続されている。便器ノズルモータ40mが動作すると、便器ノズル40の先端部が回動する。便器ノズル40の前方側には、便器ノズルカバー40Kが設けられている。便器後部洗浄時には、便器ノズルカバー40Kにより便器ノズル40から噴出される洗浄水の前方への飛散が阻止されるとともに、その洗浄水が便器ノズル40へ跳ね返される。
【解決手段】便器ノズル40は、便器ノズル本体部41に噴流形成部材42が挿入された構造を有する。便器ノズル40の先端部からは、洗浄水が放射状に噴出される。便器ノズル本体部41の後端部には、回転片43の一端が固定されている。回転片43の他端は、便器ノズルモータ40mに接続されている。便器ノズルモータ40mが動作すると、便器ノズル40の先端部が回動する。便器ノズル40の前方側には、便器ノズルカバー40Kが設けられている。便器後部洗浄時には、便器ノズルカバー40Kにより便器ノズル40から噴出される洗浄水の前方への飛散が阻止されるとともに、その洗浄水が便器ノズル40へ跳ね返される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
供給源から供給される洗浄水を前部および後部を有する便器に噴出する衛生洗浄装置であって、
前記便器の後部側において前記便器の内面に向けて放射状に洗浄水を噴出する噴出部と、
前記便器の後部側において前記噴出部の少なくとも前方に設けられる遮蔽部材とを備え、
前記噴出部および前記遮蔽部材は、前記噴出部から噴出される洗浄水の前方への飛散が前記遮蔽部材により阻止される第1の状態と前記前方への飛散が前記遮蔽部材により阻止されない第2の状態とに選択的に設定可能に設けられることを特徴とする衛生洗浄装置。
【請求項2】
前記遮蔽部材は、前記第1の状態において前記噴出部から噴出された洗浄水の一部が前記噴出部へ反射するように設けられることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
【請求項3】
前記遮蔽部材は、前記噴出部から噴出される洗浄水の後方への飛散を阻止しないことを特徴とする請求項1または2記載の衛生洗浄装置。
【請求項4】
前記遮蔽部材は、前記第1の状態において前記噴出部の前方側、後方側および両側方側を取り囲むように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項5】
前記第2の状態において前記噴出部から洗浄水は前方の斜め上方に噴出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項6】
前記噴出部は、筒状のノズル装置を含み、
前記ノズル装置は、所定の軸周りに回動可能に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項7】
前記ノズル装置は、前記第1の状態において略水平に保持されることを特徴とする請求項6記載の衛生洗浄装置。
【請求項8】
使用者の存在を検知する人体検知部と、
前記供給源から前記噴出部への洗浄水の供給を制御する制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記人体検知部により使用者の存在が検知された場合に前記洗浄水の前記噴出部への供給を開始することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項9】
着座面を有する便座と、
使用者が前記便座に着座したことを検知する着座検知部と、
前記噴出部および前記遮蔽部材の少なくとも一方を駆動する駆動装置とをさらに備え、
前記制御部は、前記着座検知部により使用者の着座が検知された場合に、前記噴出部および前記遮蔽部材が前記第1の状態に設定されるように前記駆動装置を作動させることを特徴とする請求項8記載の衛生洗浄装置。
【請求項10】
供給源から供給される洗浄水を前部および後部を有する便器に噴出する衛生洗浄装置であって、
前記便器の後部側に開口端を有する筒状部材と、
前記筒状部材内から前記開口端を通して外方に突出するように設けられた流路形成部材とを備え、
前記筒状部材と前記流路形成部材との間に洗浄水の流路が形成され、前記流路形成部材の突出部の断面積は先端に向かって漸次増加し、前記突出部の最大断面積は前記開口端の面積よりも大きく、
前記筒状部材および前記流路形成部材の少なくとも一方は他方に対して軸方向に移動可能に設けられることを特徴とする衛生洗浄装置。
【請求項1】
供給源から供給される洗浄水を前部および後部を有する便器に噴出する衛生洗浄装置であって、
前記便器の後部側において前記便器の内面に向けて放射状に洗浄水を噴出する噴出部と、
前記便器の後部側において前記噴出部の少なくとも前方に設けられる遮蔽部材とを備え、
前記噴出部および前記遮蔽部材は、前記噴出部から噴出される洗浄水の前方への飛散が前記遮蔽部材により阻止される第1の状態と前記前方への飛散が前記遮蔽部材により阻止されない第2の状態とに選択的に設定可能に設けられることを特徴とする衛生洗浄装置。
【請求項2】
前記遮蔽部材は、前記第1の状態において前記噴出部から噴出された洗浄水の一部が前記噴出部へ反射するように設けられることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
【請求項3】
前記遮蔽部材は、前記噴出部から噴出される洗浄水の後方への飛散を阻止しないことを特徴とする請求項1または2記載の衛生洗浄装置。
【請求項4】
前記遮蔽部材は、前記第1の状態において前記噴出部の前方側、後方側および両側方側を取り囲むように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項5】
前記第2の状態において前記噴出部から洗浄水は前方の斜め上方に噴出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項6】
前記噴出部は、筒状のノズル装置を含み、
前記ノズル装置は、所定の軸周りに回動可能に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項7】
前記ノズル装置は、前記第1の状態において略水平に保持されることを特徴とする請求項6記載の衛生洗浄装置。
【請求項8】
使用者の存在を検知する人体検知部と、
前記供給源から前記噴出部への洗浄水の供給を制御する制御部とをさらに備え、
前記制御部は、前記人体検知部により使用者の存在が検知された場合に前記洗浄水の前記噴出部への供給を開始することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
【請求項9】
着座面を有する便座と、
使用者が前記便座に着座したことを検知する着座検知部と、
前記噴出部および前記遮蔽部材の少なくとも一方を駆動する駆動装置とをさらに備え、
前記制御部は、前記着座検知部により使用者の着座が検知された場合に、前記噴出部および前記遮蔽部材が前記第1の状態に設定されるように前記駆動装置を作動させることを特徴とする請求項8記載の衛生洗浄装置。
【請求項10】
供給源から供給される洗浄水を前部および後部を有する便器に噴出する衛生洗浄装置であって、
前記便器の後部側に開口端を有する筒状部材と、
前記筒状部材内から前記開口端を通して外方に突出するように設けられた流路形成部材とを備え、
前記筒状部材と前記流路形成部材との間に洗浄水の流路が形成され、前記流路形成部材の突出部の断面積は先端に向かって漸次増加し、前記突出部の最大断面積は前記開口端の面積よりも大きく、
前記筒状部材および前記流路形成部材の少なくとも一方は他方に対して軸方向に移動可能に設けられることを特徴とする衛生洗浄装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図66A】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図79A】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図85A】
【図85B】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図66A】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図79A】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図85A】
【図85B】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【公開番号】特開2008−255769(P2008−255769A)
【公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−224900(P2007−224900)
【出願日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
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