説明

衣類処理装置

【課題】衣類処理装置を改良する。
【解決手段】本発明に係る衣類処理装置は、キャビネットと、キャビネットの内部空間を主洗濯処理のための第1の空間と、補助洗濯処理のための第2の空間とに区画する隔壁とを備えている。空気供給ユニットが、第2の空間の外部に備えられ、空気を下流へ第2の空間に供給する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、衣類処理装置は、洗濯対象物を洗剤との機械的摩擦を用いて洗濯及び乾燥を行う装置である。このような衣類処理装置は、洗濯を行う洗濯機、乾燥を行う乾燥器、又は洗濯と乾燥を行う乾燥兼用洗濯機などに区分することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、前記問題を解決するために考案されたもので、本発明の目的は、高い生産性と向上した外観を有する衣類処理装置を提供することにある。
【0004】
本発明のさらなる利点、目的及び特徴が、一部分において、以下において記載され、一部において、審査時の当業者には明らかであるか、又は本発明の実施からわかるであろう。本発明の上述した目的及び他の利点は、以下の記載、特許請求の範囲、及び添付の図面に記載の構成により実現する及び得ることができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記のような目的及び他の利点を達成するために、また、本発明の目的により、本発明に係る衣類処理装置は、本明細書において実施されかつ広く記載されているように、キャビネットと、キャビネットの内部空間を主洗濯処理のための第1の空間と、補助洗濯処理のための第2の空間とに区画する隔壁とを備えている。隔壁は一つとすることができる。
【0006】
一つの隔壁が、第1の空間のベース及び第2の空間の上部カバーを形成することができる。
【0007】
衣類処理装置は、第2の空間に空気を供給する空気供給ユニットをさらに備えることができる。
【0008】
空気供給ユニットは、隔壁の上面から着脱可能とすることができる。
【0009】
空気供給ユニットは、空気を第1の空間の内部から第2の空間に供給することができる。
【0010】
隔壁の上面に凹部を備えることができ、空気供給ユニットを凹部内に位置させることができる。
【0011】
空気流入口を凹部内に設け、空気供給ユニットを凹部内に位置させることができる。空気供給ユニットの吐出口は、空気流入口に接続することができる。空気吐出口は、空気流入口と略垂直とすることができる。
【0012】
空気供給ユニットは、空気が流動する流路を形成する、隔壁上に着脱可能に留められたハウジングと、空気が流動する流路に沿って空気を送風するファンとを備えることができる。
【0013】
本発明の別の態様では、衣類処理装置は、キャビネットと、キャビネットの内部を主空間と補助空間に区画する一つの隔壁と、空気を補助空間へ供給するための、一つの隔壁に設けられた空気供給ユニットとを備えている。
【0014】
主空間は、空気が空気供給ユニットに吸入される空間、すなわち、吸入空間を形成し、補助空間は、空気が空気供給ユニットから排出される空間、すなわち、排気空間を形成することができる。
【0015】
補助空間を、空気供給ユニットの排気流路内に設けることができる。
【0016】
本発明の以上の概略的な記載と以下の詳細な説明は、例示目的であり、かつ、特許請求された発明のさらなる説明のためになされているということが理解されるはずである。
【0017】
本発明に係る衣類処理装置は、いくつかの利点を有する。
【0018】
以上説明したように、本発明に係る衣類処理装置によれば、一つの隔壁が第1の空間のベースの役割とともに、第2の空間の上部カバーの役割を行う。これによって、本発明に係る衣類処理装置の組み立てが単純かつ効率的とすることができる。
【0019】
本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、本発明について様々な修正及び変形がなされうるということが当業者には明らかであろう。したがって、本発明の修正及び変形が添付の請求項及び均等の範囲内であれば、本発明が、本発明の修正及び変形も含むことが意図される。
【0020】
本願の開示のさらなる理解を提供するために添付され、かつ、本願の一部を構成する、添付図面が、本発明の開示する実施例を示し、本願の明細書の記載と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の好適な実施例に係る衣類処理装置を示す斜視図である。
【図2】図1のII―II線断面図である。
【図3】図1のキャビネットに着脱可能に備えられる引き出しの前方を示す斜視図である。
【図4】図1の空気供給ユニットを示す斜視図である。
【図5】図4の上部ハウジングが分離された状態を示す斜視図である。
【図6】引き出しの内部での空気の流動を示した概略図である。
【図7】図5のヒーター部を示す斜視図である。
【図8】本発明の別の好適な実施例に係る衣類処理装置を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下では、本発明の具体的な実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。可能な限り、全図を通して、同様な部品を示すために、同じ参照番号が用いられる。
【0023】
図1及び図2を参照すれば、衣類処理装置は、外観を形成するキャビネット10と、隔壁16とを備えている。ここで、隔壁16は、キャビネット10の内部を少なくとも二つ以上の空間に区画する。隔壁16は一つの隔壁からなり、これについては後で詳細に説明する。隔壁16は、キャビネット10の内部を洗濯対象物の第1の空間又は主空間12と、第2の空間又は補助空間14に区画することができる。洗濯対象物に対する主な洗濯処理は、第1の空間又は主空間12で行われる。第1の空間12は、洗濯装置又は乾燥装置などを備えることができる。洗濯対象物に対する補助洗濯処理は、第2の空間又は補助空間14で行われる。選択部13がキャビネット10に提供されることによって、ユーザは所望の洗濯動作を選択することができる。
【0024】
ここで、主な洗濯処理とは、伝統的な意味の洗濯及び/又は乾燥を意味し、補助洗濯処理とは、洗濯対象物を追加で乾燥又はリフレッシュ(refresh)したり、小型洗濯対象物などを洗濯、乾燥又はリフレッシュすることを意味することができる。一方、リフレッシュとは、洗濯対象物に向けて空気、熱風、スチーム、ミスト又は水分などを提供し、洗濯対象物のしわをなくしたり、臭いを除去したり、殺菌したり、静電気を防止したり、衣服を暖かくする過程を意味することができる。また、本明細書で言及する衣類は、衣服のみならず、靴、靴下、手袋、帽子などのように人が着用できる対象を含み、洗濯を行うことができる全ての対象物を含む。
【0025】
キャビネット10は、衣類処理装置の外観を形成する。後述する各種構成要素がキャビネット10に装着される。キャビネット10内部の第1の空間12には回転可能なドラム20を備えることができ、キャビネット10内部の第2の空間14には着脱可能な引き出し30を備えることができる。ドラム20及び引き出し30は、それぞれ洗濯物を内部に収容するように構成される。衣類処理装置が洗濯機能を行う洗濯機又は乾燥兼用洗濯機からなる場合、洗濯水を収容するタブ(図示せず)をさらに含むことができ、タブを含む場合、ドラム20はタブの内側に備えられる。
【0026】
キャビネット10は、第1の空間12及び第2の空間14を備えるように別途の部材を備えることもできる。具体的に、キャビネット10は、第1の空間12の対向する両側面に一対の第1の側壁を含み、第2の空間14の対向する両側面に一対の第2の側壁を含むことができる。また、一対の第1の側壁は一対の第2の側壁に隣接することができる。一方、キャビネット10は、一つの部材からなる。一実施例で、第1の空間及び第2の空間は、一つの部材からなるキャビネット10の内部に備えられる。具体的に、キャビネット10は、第1の側壁及び第2の側壁を備えることができ、例えば、図8に示すように、第1の側壁と第2の側壁は、第1の空間から第2の空間に向けて連続的に延長形成される。第1の空間12及び第2の空間14が一つの部材からなるキャビネット10に備えられる場合、キャビネット10の組み立てが非常に単純であり、組み立てに要される時間も減少させることができる。
【0027】
したがって、本実施例に係る衣類処理装置では、一つの部材からなるキャビネット10の内部に第1の空間12及び第2の空間14を備え、キャビネット10の内部空間を第1の空間12及び第2の空間14に区画する隔壁16を備えることができる。隔壁16は、キャビネット10の内部に位置した壁からなり、第1の側壁と第2の側壁との間に沿って延長される。隔壁16は、キャビネット10の内部を上下に区画するが、隔壁16の上部が第1の空間12からなり、隔壁16の下部が第2の空間14からなる。しかし、これに限定されることはない。
【0028】
結局、本実施例では、隔壁16が第1の空間12のベースの役割をすると同時に、第2の空間14の上部カバーの役割をすることができる。具体的に、隔壁16は、第1の面及び第2の面を備え、第1の面は第1の空間12に露出され、第2の面は第2の空間14に露出される。
【0029】
このように、一つの隔壁16が第1の空間12のベース及び第2の空間14の上部カバーの役割をするので、第1の空間12のベース及び第2の空間14の上部カバーをそれぞれ備える場合に比べて組み立てが容易であり、組み立て時間も短縮させることができる。第1の空間と第2の空間にそれぞれ別個の隔壁を備える場合に比べて、一つの隔壁16を備えれば、衣類処理装置を全体的に見るとき、より単純な構造を提供することができ、さらに、より美麗な外観を提供することができる。また、一つの隔壁16を使用すれば、別個の隔壁を使用する場合に比べて必要な材料が減少し、費用を減少させることができ、組み立て過程を単純化することができる。最後に、単一の隔壁16は、第1の空間12及び第2の空間14の効率的な活用と、第1の空間12へのより容易な接近を可能にする。
【0030】
また、衣類処理装置は、第2の空間14に熱風を供給する空気供給ユニット40をさらに備えることができる。
【0031】
空気供給ユニット40は、第1の空間12に備えられ、隔壁16の上面に備えられる。隔壁16は、熱風供給口15を備え、空気が隔壁16を介して第2の空間14に供給される。空気供給ユニット40は、隔壁16の熱風供給口15と直接連結される空気吐出口を備えることができる。熱風供給口15は、隔壁16の中央部に備えられる。
【0032】
第1の空間12にはドラム20が回転可能に備えられ、第2の空間14には引き出し30が備えられる。第1の空間12が第2の空間14に比べて大きい内部体積を有することができる。したがって、第2の空間14に熱風を供給する空気供給ユニット40を第2の空間14に備えるよりも第1の空間12に備える場合、内部空間をより効率的に活用することができる。このような配置によって、洗濯物を収容する第2の空間14の内部体積を最大化することが可能になる。また、空気供給ユニット40を第2の空間14の外部に備えることによって第2の空間14の構造を単純化し、第2の空間14をより自由にデザインすることができる。最後に、ユーザが引き出し30を通して第2の空間14の内部に接近できるので、空気供給ユニットを第2の空間の外部に配置することによってユーザの安定性を高めることができる。
【0033】
空気供給ユニット40を第1の空間12に備え、隔壁16の熱風供給口15を介して空気を供給するので、第2の空間14に向けて下方―一直線方向の空気の流れを提供することができる。このような下方―一直線方向の空気の流れは、特に靴100を乾燥又は処理するのに有利である。これは、空気が靴100の上部から下部に向けて供給されれば、空気の流れによって靴の上部を全て覆うことができるためである。その一方、空気が靴の側面から供給される場合は、空気が靴の一側面のみに向けて供給されるようになり、空気が上部に向けて靴の下部から供給される場合は、空気が靴の底によって遮られるようになる。
【0034】
また、下方―一直線の空気の流れが引き出しの底に向けて一直線に供給されるので、空気は、底の全ての方向に向けて供給され、均一に四方に広がるようになる。これによって、空気の流れが到逹しないか、空気の流れが微弱であるデッドゾーン(dead zone)を減少させることができる。
【0035】
具体的に、引き出し30は、底及び多数の側壁を備え、上部が開放された形態の空間であると定義することができる。側壁の高さは、引き出し30の幅及び深さに比べて小さくなり得る。したがって、空気供給ユニット40の空気吐出口が相対的に引き出しの底により隣接して備えられ、引き出しの底が下方―一直線の空気の流れを四方に再び分散させる役割をする。引き出しの底及び多数の側壁は、それらの間に空気が漏れるのを防止するように備えられ、再び上部に向かう空気の量を極大化することができる。しかし、引き出しの底及び/又は引き出しの側壁は、一つ又はそれ以上の穴、例えば、多数の小型換気ホール、メッシュ又はスクリーンのような穴を備え、空気の流れの一部が抜け出るようにすることができる。
【0036】
空気供給ユニット40は、隔壁16に着脱可能に備えられ、具体的に、隔壁16の上面に備えられる。この場合、隔壁16の上面には凹部17が備えられ、凹部17に空気供給ユニット40が位置することができる。具体的に、隔壁16の中央部に凹部17が備えられ、凹部17は、隔壁16の上面から下部に向けて凹状に延長される。したがって、隔壁16を下側から見れば、中央部を取り囲む上部に向けて突出した領域を備えるようになり、このような構造については、後で空気の再循環を説明するときに説明する。
【0037】
隔壁16の上部の第1の空間12にはドラム20が位置するので、洗濯、乾燥などが進行される場合、水が隔壁16に落下するようになる。したがって、凹部17は、隔壁16の上部から落ちる水を集める役割をする。また、凹部17に空気供給ユニット40が備えられるので、図面には示していないが、凹部17の一側には、集められた水が空気供給ユニット40に接近しないように集められた水を排水する構造を備えたり、又は凹部17の底が傾斜するように形成され、集められた水が空気供給ユニット40に供給されるのを防止することができる。
【0038】
図2を参照すれば、空気供給ユニット40は、隔壁16の上面に備えられ、第2の空間14に熱風を供給することができる。具体的に、空気供給ユニット40は、第1の空間12の内部から空気を加熱し、第2の空間14に熱風を供給することができる。ここで、第1の空間12の空気は、空気供給ユニット40によって加熱された後、第2の空間14に向けて下方に供給される。下方―一直線の空気の流れは、第2の空間14の底に直接向かうようになり、その結果、全ての方向に広がるようになる。これによって、空気の流れが均一に広がるようになり、空気の流れが到逹しないか微弱な第2の空間14のデッドゾーンを減少させることができる。
【0039】
したがって、第1の空間12は、空気供給ユニット40に空気が吸入される空間、すなわち、吸入空間を形成するようになり、第2の空間14は、空気供給ユニット40から空気が排出される空間、すなわち、排気空間を形成するようになる。結局、空気供給ユニット40の観点で見るとき、第1の空間12は吸入流路上に位置するようになり、第2の空間14は排気流路上に位置するようになる。したがって、衣類処理装置では、空気供給ユニット40のための別途の吸気流路や排気流路が必要でなくなる。空気供給ユニット40は、ドラム20を通過せず、第2の空間14に空気を供給するように備えられる。
【0040】
図3は、図1のキャビネット10の第2の空間14に着脱可能に備えられる引き出し30の前方を示す斜視図である。
【0041】
図3を参照すれば、引き出し30は、上部が開口された形態の取り囲まれた空間を備えている。具体的に、引き出し30は、底及び多数の側壁を備え、底と側壁は、開放された上部を有する取り囲まれた空間であると定義することができる。引き出し30は、実質的に第2の空間14のほとんどを占める。引き出し30の内部には、衣類を収容する収容空間を形成することができる。したがって、ユーザは、第1の空間12で衣類に対する洗濯又は乾燥などを終了した後、衣類を第2の空間14に備えられる引き出し30の内側に収納し、補助処理を行うことができる。引き出しの底及び/又は引き出しの側壁は、一つ又はそれ以上の穴、例えば、多数の小型換気ホール、メッシュ又はスクリーンのような穴を備えており、空気の流れの一部が抜け出るようにすることができる。
【0042】
1回か2回使用された衣類の望まない臭いは、脱臭フィルタ(図示せず)又は引き出し30の内側に芳香性物質を供給する香付加ユニット(図示せず)によって除去される。脱臭フィルタによって衣類に染み込んだ臭いを除去することができ、さらに、香付加ユニットによって衣類に芳香性物質を供給し、ユーザが衣類を着用するときに快適な感じを与えることができる。このようなフィルタ又は香付加ユニットは、第2の空間14の内部に備えられるが、具体的に、引き出し30の内側前方に備えられる。
【0043】
一方、衣類処理装置で空気供給ユニット40が駆動する間、ユーザが誤って引き出し30を開放することがある。したがって、本実施例に係る衣類処理装置は、引き出し30の位置を感知できる感知部50をさらに備えることができる。
【0044】
このような感知部50は、引き出し30の位置を感知することができ、引き出し30が引き出されたかどうかを感知することができる。例えば、感知部50は、引き出し30が引き出されたかどうかを感知するリミットスィッチなどで構成される。
【0045】
感知部50は、引き出し30が引き出される場合、開放信号を発送するようになり、このような開放信号は衣類処理装置の制御部(図示せず)に伝送される。前記制御部は、感知部50の開放信号によって空気供給ユニット40を制御することができる。したがって、制御部は、感知部50から開放信号を受信する場合、空気供給ユニット40をオフにし、熱風がユーザに向けて供給されるのを防止するようになる。また、感知部50がリミットスィッチなどからなる場合、引き出し30が開放されるとき、リミットスィッチによって直ちに空気供給ユニット40をオフにすることも可能である。
【0046】
図5を参照すれば、本実施例に係る空気供給ユニット40は、内部に空気を送風させる送風ファン51及び空気を加熱するヒーター部60を備えることができる。また、空気供給ユニット40を制御する制御部が提供される。制御部は、まず、ヒーター部をオフにし、ヒーター部がオフになってから所定時間が経過した後、送風ファンをオフにすることができる。これは、ヒーター部が駆動すれば、キャビネット10の内部の温度が上昇するので、まず、ヒーター部をオフにし、送風ファンを所定時間、例えば、1〜2分間継続して駆動し、キャビネット10の内部の空気を循環させて温度を低下させることが望ましいためである。
【0047】
また、図面には示していないが、本実施例に係る衣類処理装置は、引き出し30が引き出される場合、これをユーザに視覚的又は聴覚的に知らせるアラート部(図示せず)をさらに備えることができる。したがって、制御部は、感知部50から開放信号を受信する場合、空気供給ユニット40をオフにするだけでなく、アラート部を通してユーザに引き出し30の開放を知らせるようになる。これによって、ユーザは、引き出し30が引き出されたことを認識するようになり、補正措置、例えば、引き出し30を再び閉じ、空気供給ユニット40を再び駆動する措置を取るようになる。
【0048】
また、前記のように引き出し30の開放によって衣類処理装置の駆動を停止する場合、衣類処理装置は、選択されたコースの残った運転時間を表示することができる。したがって、ユーザは、選択されたコースの運転時間がどれほど残ったかを認識できるようになり、衣類処理装置を再び駆動させるか、又は衣類をそのまま取り出すかを判断できるようになる。
【0049】
以下では、図面を参照して、引き出し30の内部に向けて空気又は熱風を供給する空気供給ユニット40について詳細に説明する。
【0050】
図4及び図5を参照すれば、本実施例に係る空気供給ユニット40は、ハウジング42を備えている。ハウジング42は、隔壁16の上面に着脱可能に結合され、空気が流動する流路を形成する。
【0051】
ハウジング42は空気が流動する空気流れの流路を形成し、このハウジング42には、後述する送風ファン51、ヒーター部60及びサブ制御部が装着される。
【0052】
ハウジング42は、一つの部材で形成され、下部ハウジング46及び上部ハウジング44を含む。下部ハウジング46は、隔壁16の上面に着脱可能に結合される。例えば、隔壁16のスロットに挿入される一つ又はそれ以上の突出部94と、結合部材によって貫通され、隔壁16に固定される一つ又はそれ以上のボス92とを備える。上部ハウジング44は、上部ハウジング44に備えられる多数のフック45と下部ハウジング46に備えられる多数の結合部47によって下部ハウジング46に着脱可能に連結される。着脱可能な下部ハウジング46と上部ハウジング44を備えれば、空気供給ユニット40の維持及び補修時に内部の構成要素を修理又は装着することが非常に容易である。
【0053】
一方、多数のリブ90が下部ハウジング46に備えられるが、これによって下部ハウジング46の強度を補強することができる。リブ90は、下部ハウジング46の両側面に沿って備えられる。ハウジング42は、空気供給ユニット40の内部の構成要素と外部を連結する電線を固定する電線固定部82、84をさらに備えることができる。
【0054】
空気供給ユニット40は、上述したように、隔壁16の上面、すなわち、ドラム20の下部に位置するようになり、空気供給ユニット40の上部に水が落下するようになる。この場合、落下した水がハウジング42の内部に流入すれば、ハウジング42の内部のヒーター部60などの構成要素が誤作動を引き起こしたり破損するおそれがある。特に、ハウジング42が上部ハウジング44及び下部ハウジング46を備える場合は、上部ハウジング44と下部ハウジング46の連結部を通して水が浸透するようになる。したがって、本実施例に係る空気供給ユニット40は、上部ハウジング44と下部ハウジング46との間に水が浸透するのを防止する水分浸透防止部を備えることができる。
【0055】
水分浸透防止部は、上部ハウジング44の縁部から下部に向けて延長形成される第1の延長部41と、下部ハウジング46の縁部から上部に向けて延長形成される第2の延長部48とを含むことができる。
【0056】
第1の延長部41は、上部ハウジング44の縁部に沿って形成され、下部ハウジング46の縁部の少なくとも一部を取り囲むように形成され、下部ハウジング46の縁部を覆うようになる。また、第2の延長部48は、第1の延長部41に連結されるが、具体的に、第1の延長部41の内側に連結される。したがって、第1の延長部41が第2の延長部48を覆うようになり、第2の延長部48が第1の延長部41の内側に結合される。結局、ハウジング42の上部から落下した水は、ハウジング42の内部に浸透できず、第1の延長部41の表面に沿って隔壁16に落下するようになる。
【0057】
一方、上述したように、ハウジングの内部には空気流れの流路が備えられる。前記流路は、下部ハウジング46と上部ハウジング44との間に沿って備えられる。空気は、下部ハウジング46と上部ハウジング44との間に備えられた流路(矢印で表示、図5)に沿って流動する。ハウジングの内部には、送風ファン51と、空気を加熱するヒーター部60とを備えることができる。図5には、送風ファン51がヒーター部60に向けて空気を供給するように空気の流動方向に沿って送風ファン51及びヒーター部60の順に配置される場合を示したが、これ限定されず、ヒーター部60が先に位置し、その次に送風ファン51が位置することによって、送風ファン51がヒーター部60から空気を吸い込むことも可能である。一方、軸ファン又はシロッコファンが使用される例も可能である。
【0058】
送風ファン51が駆動する場合、ハウジング42の外部の空気が流入口43を介してハウジング42の内部に流入する。送風ファン51は、rpmの調節が可能になるように構成される。これは、RPMを調節することによって、送風ファン51を通して供給される空気の量を調節できるためである。ハウジング42に流入した空気は、ヒーター部60によって加熱され、吐出口49を介して排出される。吐出口49は、下方に向けて隔壁16に備えられた熱風の流入口を形成する熱風供給口15と連結される。吐出口49は、略垂直に熱風供給口15と直接連結され、熱風が第2の空間14、すなわち、引き出し30に向けて下方に供給される。
【0059】
図6は、引き出し30の内部に空気供給ユニット40で供給された空気の流動を示した概略図である。
【0060】
図6を参照すれば、吐出口49から吐出された空気は、供給口15を通過し、引き出し30の内部の中央下部を経て側面上部に流動するようになる。これによって、引き出し30の内部で空気が到達しないデッドゾーンの領域を最大限に減少させることができる。また、図2に示すように、隔壁16の下面は、凹部を取り囲む上部に向けて突出した領域を備えることができる。このような上部突出部は傾斜部162を備えることができ、傾斜部162は、空気の流れが隔壁16の中央部に向かうように内側に空気の流れ方向を変えると同時に、空気の流れが隔壁16から遠ざかってから、再び引き出し30の内部に向かうように空気の流れを変える。このような配置は、空気中の一部が再循環されるようにし、このような再循環によって加熱、乾燥又は引き出し30の内部の洗濯物の他の処理を促進させることができる。
【0061】
図6に示すように、隔壁16と引き出し30との間には間隔32が存在し、この間隔32を通して空気が引き出し30から外部に排出され、第2の空間14で空気が排出される。また、引き出し30の底に洗濯対象物などが置かれる場合、空気が最大限に洗濯対象物と接するようになる。引き出し30の底は、下方―一直線の空気の流れが引き出しの側壁、すなわち、外側に向かうように、空気の流れ方向を全ての方向に変えるようになる。引き続いて、引き出しの側壁は、空気の流れが隔壁16に向かうように、空気の流れ方向を上部に変えるようになる。最後に、隔壁16は、空気の流れが隔壁16の中央部に向かうように空気の流れ方向を再び変えるようになり、空気の流れは、隔壁16の中央部で集まってから下部に向けて一直線に供給され、再循環するようになる。
【0062】
図4及び図5を再び参照すれば、空気供給ユニット40は、供給される熱風の温度を感知する第1の温度センサ70をさらに備えることができ、温度センサ70の測定値によってヒーター部60を制御し、熱風を供給することができる。
【0063】
第1の温度センサ70は、流路の所定位置に備えられ、熱風の温度を正確に測定できるように流路の端部、すなわち、吐出口49に隣接するように位置することができる。したがって、空気供給ユニット40に備えられたサブ制御部は、第1の温度センサ70で測定された空気の温度によってヒーター部60の駆動を制御し、第2の空間14に供給される熱風の温度を制御することができる。
【0064】
一方、このように第1の温度センサ70によって熱風の温度を感知してヒーター部60を制御する場合、制御部を一つだけ備えることもできるが、制御部を二つ以上備えることもできる。
【0065】
このように制御部が複数の制御部、例えば、メーン制御部及びサブ制御部を備える場合、メーン制御部は、ドラム20及び空気供給ユニット40を制御することができ、第1の温度センサ70で測定された測定値はメーン制御部に伝送される。
【0066】
メーン制御部は、第1の温度センサ70の測定値によって空気供給ユニット40のヒーター部60及び送風ファン51の駆動を制御することができる。メーン制御部で生成される命令信号は、空気供給ユニット40に備えられたサブ制御部に伝送され、サブ制御部は、メーン制御部の命令に従ってヒーター部60及び送風ファン51の駆動を制御することができる。メーン制御部で命令を受ける場合、構成の単純化のために、サブ制御部は、単純にヒーター部60又は送風ファン51のオン/オフ制御のみを行うことができる。
【0067】
一方、ヒーター部60は、空気が流動する流路に沿って位置する。ヒーター部60は、空気のみを加熱し、ハウジング42への熱伝逹を最小化する構成を有することができる。
【0068】
図7は、図5のヒーター部60のみを示す斜視図である。
【0069】
図7を参照すれば、空気供給ユニットで、ヒーター部60は、送風される空気を加熱するヒーターと、ヒーターを収容するケース62とを備えることができる。ケース62は、空気が流動する流路を形成してヒーターを支持し、ヒーターの熱がハウジング42に伝達されるのを防止するようになる。
【0070】
ここで、ヒーターは多様に構成され、本実施例では、制御が容易なPTCヒーター(Positive Temperature Coefficient Heater)を採択するが、これに限定されることはない。
【0071】
一方、ヒーターは、一つで構成されることもあるが、流路に沿って上下部に分けられて備えられる第1のヒーター61a及び第2のヒーター61bを備えることができる。このような第1及び第2のヒーター61a、61bは、後述する上部ケース64及び下部ケース66にそれぞれ収容される。また、このように第1及び第2のヒーター61a、61bを備える場合、互いの発熱によって過熱されるのを防止するために、第1及び第2のヒーター61a、61b間の空間には隔壁65を備えることが望ましい。
【0072】
一方、このように第1及び第2のヒーター61a、61bを備える場合、各ヒーターのうちいずれか一つのみが選択的に駆動されたり、又はこれらが同時に駆動されるように構成される。これは、空気の流量によって適切に空気を加熱し、エネルギーを節約するためである。すなわち、流量が少ない場合は、第1ヒーター61a及び第2のヒーター61bのうちいずれか一つのみを駆動して空気を加熱し、流量が多い場合は、第1のヒーター61a及び第2のヒーター61bを両方とも駆動して空気を加熱するようになる。
【0073】
一方、ケース62は、空気が流動できる流路を形成するようにヒーター61を支持し、ヒーター61がハウジング42の内側と直接接触するのを防止するようになる。図7で、ケース62は、ヒーター61に沿って流動する空気の流れを妨害しないようにヒーター61を支持することができる。したがって、ケース62は、熱によく耐えるとともに、熱伝導性が低い耐燃性材質又は断熱性材質で製作されることが望ましい。
【0074】
この場合、ケース62は、一つの部材で一体に形成されたり、別途の部材として組み立てされて形成される。具体的に、ケース62は、図7に示すように、上部ケース及び下部ケース64、66を備え、上部ケース及び下部ケース64、66が組み立てられる。このように、別途の部材によってケース62を形成するので、容易に分離して補修し、再び組み立てることが可能になる。
【0075】
また、本実施例で、ヒーター61は、空気供給ユニット40のハウジング42と非常に隣接して位置するので、ケース62は、単純にヒーター61がハウジング42の内側と接触するのを防止するのでなく、ヒーター61の熱が上下部に沿ってハウジング42に伝達されるのを防止するように構成される。すなわち、ヒーター61の熱が流路に沿って流動する空気には伝達されるが、前記流路と異なる方向、例えば、上下部のハウジング42に向けて伝達されるのを防止するように構成される。
【0076】
具体的に、図7に示すように、上部ケース64は、上部ヒーター61aを覆うように構成され、下部ケース66は下部ヒーター61bを覆うように構成される。この場合、空気の流れは、上部ケース64及び下部ケース66の開口された部分を通過するように、例えば、左側から右側にケース62を通過するようになる。したがって、ヒーター61は、ケース62によってハウジング42に直接接触せず、さらに、ヒーター61で発熱された熱は、上部ケース64及び下部ケース66によってハウジング42の壁に伝達されるのが最大限に抑制される。また、ヒーター部60に追加的な安全要素が追加される。例えば、ヒーター部60は、ヒーター61に電気を供給するターミナルを備えることができる。図7に示すように、ターミナルは、水平方向及び垂直方向の両方向に沿って互いに離隔して備えられる。
【0077】
一方、空気が供給されない状態でヒーター部60が駆動すれば、ヒーター61の温度が過度に上昇するようになり、破損の憂いがある。したがって、本実施例では、ヒーター61の過熱を防止する過熱防止手段を備えることができる。
【0078】
具体的に、本実施例に係るヒーター部60では、ヒーター61の温度を感知する第2の温度センサ68をさらに備えることができる。すなわち、上述した熱風の温度を感知する第1の温度センサ70とは別途に、ヒーター61の温度を感知する第2の温度センサ68を備えることができる。第2の温度センサ68は、ヒーター61に隣接してケース62に備えられ、ヒーター61の温度を感知し、感知された測定値を制御部(メーン制御部及びサブ制御部を備える場合、メーン制御部)に伝送することができる。制御部又はメーン制御部は、伝送されたヒーター61の温度が予め設定された基準温度以上である場合、ヒーター61が過熱したと判断し、ヒーター61の駆動を停止するようになる。サブ制御部を備える場合は、メーン制御部の命令を受け、サブ制御部がヒーター61をオフにすることができる。
【0079】
一方、上述した第2の温度センサ68の他に、過熱を防止する手段としてヒーター61をオフにする温度ヒューズ72を備えることができる。すなわち、図7に示すように、ケース62の一側に温度ヒューズ72を備えることができる。
【0080】
具体的に、上部ケース64の一側に開口部67を備え、開口部67に温度ヒューズ72を位置させることが望ましい。開口部67を介してヒーター61の熱が温度ヒューズ72に伝達され、ヒーター61の熱をより容易に感知することが可能になる。
【0081】
一方、このように開口部67が形成されていれば、ヒーター61の熱は、開口部67を介してケース62の外側に流動し、ハウジング42に直接接触するようになる。したがって、本実施例に係るヒーター部60は、ヒーター61の熱がハウジング42に直接伝達されるのを防止するように開口部67を覆う遮蔽部材69をさらに備えることができる。このような遮蔽部材69は、別途の部材で形成されたり、図7に示すように、上部ケース64と一体に形成される。また、遮蔽部材69は、ヒーター61で発生した熱が開口部67を通過し、ハウジング42に向かわずに折り曲げられるように、開口部67を覆うように構成される。
【0082】
このような温度ヒューズ72は、ヒーター61と連結され、ヒーター61の温度が予め設定された所定温度以上に上昇する場合に断線されるので、ヒーター61への電気供給の遮断によってヒーター61の過熱を防止する。図7に示すように、遮蔽部材69がヒーター61を通過する空気の流れに対して垂直に配置され、開口部67を介した空気の流れによって温度ヒューズ72が非正常的に影響を受けず、ヒーター61の温度を正確に測定すると同時に、ハウジング42の過熱を防止する。例えば、開口部67を介して空気が過度に流動する場合、温度ヒューズ72が不正確にヒーター61の温度を感知し、ヒーター61の過熱を正確に防止できないことがある。また、遮蔽部材69は、折り曲げられるように備えられ、開口部67を介して排出される空気の流れが直ちにハウジング42に向かうのを防止する。これは、開口部67を介して排出された空気が直ちにハウジング42に向かうようになれば、ハウジング42が過熱するおそれがあるためである。
【0083】
一方、上述した実施例では、ヒーター部60を備え、熱風を供給する空気供給ユニット40を備えた衣類処理装置について説明したが、本発明の衣類処理装置は、これに限定されず、例えば、ヒーター部60を備えず、空気のみを送風させる空気供給ユニットを備えることも可能である。このように空気供給ユニットを備える場合、ハウジングの内部にヒーター部を備えない。
【0084】
以下、添付の図面を参照して、上述したような構成を有する衣類処理装置の動作について説明する。
【0085】
まず、ユーザは、衣類をキャビネット10の引き出し30に投入し、所望のコース、例えば、熱風を供給する熱風コース、又は空気のみを送風させる送風コースなどを行うことができる。熱風コースを行う場合、空気供給ユニット40によって空気を加熱し、第2の空間14、すなわち、引き出し30に向けて熱風を供給するようになる。また、第1の温度センサ70によって熱風の温度を感知して空気供給ユニット40を制御し、第2の温度センサ68又は温度ヒューズ72によってヒーター61が過熱するのを防止することができる。
【0086】
この場合、誤って引き出し30が引き出されれば、衣類処理装置の制御部は、感知部50の信号によって空気供給ユニット40の駆動をオフにする。
【0087】
一方、空気のみを送風させる送風コースを行う場合、ヒーター部によって空気を加熱せずに、送風ファンのみを駆動して空気を供給するようになる。さらに、ヒーター部を備えない空気供給ユニットを備える場合、制御部によって送風ファンを駆動し、空気を供給するようになる。
【0088】
本発明に係る衣類処理装置は、いくつかの利点を有する。
【0089】
以上説明したように、本発明に係る衣類処理装置によれば、一つの隔壁が第1の空間のベースの役割とともに、第2の空間の上部カバーの役割を行う。これによって、本発明に係る衣類処理装置の組み立てが単純かつ効率的とすることができる。
【0090】
本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、本発明について様々な修正及び変形がなされうるということが当業者には明らかであろう。したがって、本発明の修正及び変形が添付の請求項及び均等の範囲内であれば、本発明が、本発明の修正及び変形も含むことが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗濯物を収容する第1の空間と、
洗濯物を収容する第2の空間と、
前記第2の空間の外部に備えられ、前記第2の空間に空気を供給する空気供給ユニットと、を含むことを特徴とする衣類処理装置。
【請求項2】
前記空気供給ユニットは前記第1の空間に備えられることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
前記第1の空間に備えられるドラムをさらに含み、前記ドラムの内部に洗濯物が収容されることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
前記第2の空間に備えられる引き出しをさらに備え、前記引き出しに洗濯物が収容されることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項5】
前記第1の空間及び第2の空間を含むキャビネットをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項6】
前記キャビネットの内部に前記第1の空間と前記第2の空間との間に備えられる隔壁をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の衣類処理装置。
【請求項7】
前記キャビネットは第1の側壁及び第2の側壁を含み、前記第1の側壁及び第2の側壁は、連続的に延長されて連結されることを特徴とする、請求項5に記載の衣類処理装置。
【請求項8】
前記キャビネットの内部に隔壁をさらに備え、前記隔壁は前記第1の側壁と第2の側壁との間に沿って延長されることを特徴とする、請求項7に記載の衣類処理装置。
【請求項9】
前記空気供給ユニットは前記隔壁に備えられることを特徴とする、請求項6に記載の衣類処理装置。
【請求項10】
前記空気供給ユニットは前記隔壁を介して前記第2の空間に空気を供給することを特徴とする、請求項9に記載の衣類処理装置。
【請求項11】
前記隔壁は熱風供給口を備え、前記空気供給ユニットは前記熱風供給口に直接連結される吐出口を備えることを特徴とする、請求項9に記載の衣類処理装置。
【請求項12】
前記引き出しは実質的に前記第2の空間の全部を占めることを特徴とする、請求項4に記載の衣類処理装置。
【請求項13】
前記空気供給ユニットは前記ドラムを通過していない空気を前記第2の空間に供給することを特徴とする、請求項3に記載の衣類処理装置。
【請求項14】
前記第1の空間は洗濯装置を備えることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項15】
前記第1の空間は乾燥装置を備えることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項16】
前記第1の空間の対向する両側面に一対の第1の側壁をさらに含み、前記第2の空間の対向する両側面に一対の第2の側壁をさらに含み、前記一対の第1の側壁は前記一対の第2の側壁に隣接することを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項17】
第1の面及び第2の面を備える隔壁をさらに備え、前記第1の面は前記第1の空間に露出され、前記第2の面は前記第2の空間に露出されることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項18】
前記隔壁は熱風供給口を備え、前記空気供給ユニットは前記熱風供給口を介して前記第2の空間に空気を供給することを特徴とする、請求項17に記載の衣類処理装置。
【請求項19】
前記第1の空間及び第2の空間を備えるキャビネットと、
前記第1の空間に備えられて洗濯物を収容するドラムと、
前記第2の空間に備えられて洗濯物を収容する引き出しと、をさらに含み、
前記空気供給ユニットは第1の空間に備えられることを特徴とする、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項20】
前記キャビネットの内部に隔壁をさらに備え、前記隔壁は、前記第1の空間に露出される第1の面及び前記第2の空間に露出される第2の面を備え、前記空気供給ユニットは、前記隔壁に備えられ、前記隔壁に形成された熱風供給口を介して前記第2の空間に空気を供給することを特徴とする、請求項19に記載の衣類処理装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2012−232174(P2012−232174A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−172825(P2012−172825)
【出願日】平成24年8月3日(2012.8.3)
【分割の表示】特願2011−507348(P2011−507348)の分割
【原出願日】平成21年4月29日(2009.4.29)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】