説明

表皮角化細胞増殖促進剤

【課題】加齢等による皮膚の角質化等の老化現象の進行に対して、表皮角化細胞増殖促進作用を有する物質を有効成分とし、該有効成分により表皮角化細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復して、皮膚の角質化等の老化現象を防止する表皮角化細胞増殖促進剤を提供すること。
【解決手段】アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤を提供する。発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、アルブチンを有効成分として、表皮角化細胞増殖促進剤全量に対して、0.01〜20重量%の含有量で配合することにより調製することができる。また、本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、アルブチンに、製剤化補助剤及び安定化剤を配合して、皮膚外用剤として調製することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤に関する。更に、本発明は、アルブチンに、製剤化補助剤及び安定化剤、更には細胞賦活剤を配合して、皮膚外用剤として調製したことを特徴とする表皮角化細胞増殖促進剤に関する。
【背景技術】
【0002】
皮膚の表皮組織を観察すると、深部から表面に向けて、基底層、有棘層、顆粒層、角質層と4層構造から成っている。最下層の基底層で生まれた表皮角化細胞は、細胞分裂を繰り返しながら徐々に分化して表皮の上層に移動して細胞の形態を消失したケラチン線維を多く含む角質層を形成し、最終的には表皮表面から垢となって脱落する。角質層は皮膚の最外殻にあり、絶えずターンオーバーを繰り返して一定の厚さと水分量を保持し、外界からの刺激に対するバリアーとしての役割を果たしている。
【0003】
表皮角化細胞が基底層で生まれてから細胞分裂と引き続き分化が起こり角化するまで(表皮角化細胞が分化して角質細胞層を形成)に14日間、最終的に垢となって剥がれ落ちるまでに約45日間の周期を繰り返しで表皮の新陳代謝が行なわれている。しかしながら、加齢や過度の日光からの紫外線における障害などの影響を受けて、表皮角化細胞の新陳代謝機能が衰えると、小じわ、くすみ、色素沈着、肌荒れなどの皮膚症状を呈する。表皮角化細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復させることが、小じわ、くすみ、色素沈着、肌荒れなどの皮膚の老化症状を予防・改善に繋がると考えられている。
【0004】
従来より、加齢等による皮膚のシワ、角質化等の老化現象の進行を防止するために、各種の老化防止効果を有する有効成分を含有させた皮膚外用剤が提案されている。例えば、特開2002−265387号公報には、有効成分として、ビタミンAや、大豆抽出物、海藻抽出物等を配合した皮膚の老化防止剤について、特開2004−250368号公報には、甘草の一種であるGlycyrrhiza glabra Linne var.(ロシア・アフガン・トルコカンゾウ)から抽出されるグラブリジンを有効成分とする皮膚の弾力性の低下等を改善する作用を有する角質層保湿機能改善剤について開示されている。
【0005】
また、特開2009−298789号公報には、レペチニア属に属するレペチニア・カウレセンスのような植物の抽出物を有効成分とする紫外線照射による損傷等に対する角質層の美容ケアのための化粧剤について開示されている。これらは、いずれも加齢等による皮膚の角質化等の老化現象の進行を防止したり、或いは皮膚の角質層等のケアーを行うものであるが、その作用は、積極的に皮膚細胞の増殖を促進して、皮膚の改善を行うようなものではない。
【0006】
一方で、表皮角化細胞の増殖促進作用を有する物質も報告されている。例えば、生薬の中に表皮角化細胞増殖促進作用を有するものがあるという報告がある(和漢医薬学雑誌、第15巻、p426−427、1998年)。また、特開2002−68993号公報には、すいれん科ハス属のハス(Nelumbo nucifera Gaertn.)の種子中にある胚(胚芽)の抽出物を有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤が開示されている。しかし、これらの表皮角化細胞増殖促進作用を有する物質において、その増殖促進活性成分の特定はされていない。
【0007】
他方で、メラニン産生抑制作用等の生理活性作用を有し、その美白作用等から化粧品等に配合される物質として、アルブチンが知られている。アルブチンは、コケモモ、梨、ウワウルシなどの植物に含まれる天然型フェノール性配糖体(4-hydroxyphenyl-β-D-glucopyranoside)で、分子量=272.25の化学物質であり、その生理活性作用として、チロシナーゼ活性を阻害してメラニン形成を抑制することが知られている(Maeda K & Fukuda M: J Pharmacol Exp Ther., 276: 765-769, 1996; Chakraborty AK et al., Pigment Cell Res., 11: 206-212, 1998)。
【0008】
アルブチンは、チロシナーゼ活性を阻害してメラニン形成を抑制することから、美白作用を有し、その美白効果などの目的で化粧品等の配合成分として広く用いられている。例えば、特開平5−85926号公報には、アルブチンの色素細胞に対するメラニン生成抑制作用を利用して、皮膚色素沈着症の改善効果を有する皮膚外用剤が開示されている。また、アルブチンに、各種成分を配合して、その安定性や美白効果を高めた美白用の化粧料、皮膚外用剤が開示されている(特開2005−120032号公報、特開2009−73769号公報、特開2009−79025号公報、特開2009−79026号公報、特開2009−184960号公報)。
【0009】
また、クララエキス、イトヒメハギエキス、カキエキス、タンジンエキス、シャクヤクエキス、プーアルエキス、アルギン酸オリゴ糖類及びアルブチンから選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする線維芽細胞増殖促進剤、コラーゲン産生促進剤、又はヒアルロン酸産生促進剤が開示されている(特開2008−105983号公報、特開2008−105984号公報、特開2008−105985号公報)。しかしながら、今までに、アルブチンがヒトを含む動物表皮角化細胞の増殖促進作用を有することについては、報告がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開平5−85926号公報。
【特許文献2】特開2002−68993号公報。
【特許文献3】特開2002−265387号公報。
【特許文献4】特開2004−250368号公報。
【特許文献5】特開2005−120032号公報。
【特許文献6】特開2008―105983号公報。
【特許文献7】特開2008―105984号公報。
【特許文献8】特開2008―105985号公報。
【特許文献9】特開2009−79025号公報。
【特許文献10】特開2009−79026号公報。
【特許文献11】特開2009−73769号公報。
【特許文献12】特開2009−73769号公報。
【特許文献13】特開2009−184960号公報。
【特許文献14】特開2009−298789号公報。
【非特許文献】
【0011】
【非特許文献1】和漢医薬学雑誌、第15巻、p426−427、1998年。
【非特許文献2】Maeda K & Fukuda M: J Pharmacol Exp Ther., 276: 765-769, 1996。
【非特許文献3】Chakraborty AK et al., Pigment Cell Res., 11: 206-212, 1998。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の課題は、加齢等による皮膚の角質化等の老化現象の進行に対して、表皮角化細胞増殖促進作用を有する物質を有効成分とし、該有効成分により表皮角化細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復して、皮膚の角質化等の老化現象を防止する表皮角化細胞増殖促進剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明者は、上記課題を解決すべく、皮膚の老化症状の予防・改善と該老化症状の予防・改善に有効な成分について、鋭意検討する中で、従来、チロシナーゼ活性を阻害してメラニン形成を抑制することから、美白作用を有し、その美白効果などの目的で化粧品等の配合成分として広く用いられているアルブチンが、表皮角化細胞増殖促進作用を有することを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤からなる。
【0014】
本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、アルブチンを有効成分として、表皮角化細胞増殖促進剤全量に対して、0.01〜20重量%の含有量で配合することにより調製することができる。また、本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、アルブチンに、製剤化補助剤及び安定化剤を配合して、皮膚外用剤として調製することができる。更に、本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、該製剤化補助剤及び安定化剤に、更に細胞賦活剤を配合し、皮膚外用剤として調製することができる。
【0015】
すなわち、具体的には本発明は、(1)アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤や、(2)アルブチンを有効成分として、表皮角化細胞増殖促進剤全量に対して、0.01〜20重量%の含有量で配合したことを特徴とする上記(1)記載の表皮角化細胞増殖促進剤や、(3)アルブチンに、製剤化補助剤及び安定化剤を配合して、皮膚外用剤として調製したことを特徴とする上記(1)又は(2)記載の表皮角化細胞増殖促進剤や、(4)製剤化補助剤及び安定化剤に、更に細胞賦活剤を配合し、皮膚外用剤として調製したことを特徴とする上記(3)記載の表皮角化細胞増殖促進剤からなる。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、加齢等による皮膚の角質化等の老化現象の進行に対して、表皮角化細胞増殖促進作用を有する物質を有効成分とし、該有効成分により表皮角化細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復して、皮膚の角質化等の老化現象を有効に防止する表皮角化細胞増殖促進剤を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施例におけるヒト表皮角化細胞の増殖に対するアルブチンの効果についての試験において、アルブチン濃度に対する増殖促進作用(相対活性)の関係を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤からなる。本発明で有効成分として用いられるアルブチンは、コケモモ、梨、ウワウルシなどの植物に含まれる天然型フェノール性配糖体(4-hydroxyphenyl-β-D-glucopyranoside)で、分子量=272.25の化学物質であり、該有効成分は、かかる植物材料から抽出によって調製することができる。また、アルブチンの工業的な製造方法としては、酵素を用いる方法や、合成による方法等が知られている。例えば、酵素を用いてグルコースとハイドロキノンを縮合させる方法(特開平5−176785号公報)や、グルコースのアセチル誘導体とハイドロキノンを化学的に縮合させる方法(米国特許第3201385号明細書)等が知られている。化学合成法によるアルブチンは合成の後、精製を経て使用されるが(特開2006−160615号公報)、微量に含まれる不特定の不純物が配合製剤の経時着色の要因となる。再結晶等の精製操作を繰り返すことによってこの経時着色は軽減される。
【0019】
本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、製剤化補助剤及び安定化剤を配合して、表皮角化細胞増殖促進用皮膚外用剤として調製し、製剤化することができる。また、製剤化補助剤及び安定化剤に、更に細胞賦活剤を配合し、製剤化することができる。本発明の表皮角化細胞増殖促進用皮膚外用剤へのアルブチンの配合量は0.01〜20%が好ましく、更に好ましくは0.5〜10%である。
【0020】
本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、皮膚外用剤として用いる観点からは、pHを好ましくは4〜7、更には4.5〜6.5とするのが特に好ましい。本発明の表皮角化細胞増殖促進剤の製剤化に際しては、有効成分であるアルブチンの表皮角化細胞増殖促進作用を損なわない範囲で、通常、皮膚外用剤の製剤化に使用される製剤化補助剤及び安定化剤を用いることができる。製剤化補助剤としては、例えば低級アルコール類・シリコーン類・油脂類・エステル油剤・ステロール類及びその誘導体・炭化水素類等の油性成分、乳化・可溶化剤、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、pH調整剤・酸・アルカリ、紫外線吸収剤、美白剤、溶剤、角質剥離・溶解剤、消炎剤、清涼剤、収れん剤、高分子粉体、ヒドロキシ酸・ビタミン類及びその誘導体類、糖類及びその誘導体類、有機酸類、酵素類、無機粉体類、香料、色素等を配合することができる。
【0021】
また、安定化剤としては、ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸、フィチン酸、及びその塩(特開2005−120032号公報)、ポリ−γ−L−グルタミン酸、その塩、その架橋体(特開2009−79025号公報)等、公知のアルブチンの安定化剤を用いることができる。
【0022】
本発明の表皮角化細胞増殖促進剤の皮膚外用剤としての製剤化に際しては、その表皮角化細胞の増殖を促進を補助するために、細胞賦活剤を配合することができる。該細胞賦活剤としては、例えば、リボ核酸、デオキシリボ核酸のような核酸及びその塩、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、アミノ酸及びその誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキシプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、アーモンド、アスパラガス、アンズ(キョウニン)、イチョウ等各種植物の抽出物、ドコサヘキサエン酸及、エイコサペンタエン酸等の不飽和脂肪酸及びその誘導体、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物などの微生物由来の抽出物或いは発酵代謝産物等、各種の公知の細胞賦活剤を挙げることができる。
【0023】
また、本発明の表皮角化細胞増殖促進剤の皮膚外用剤としての製剤化に際しては、その表皮角化細胞の増殖を促進を補助するために、保湿剤を配合することができる。該保湿剤としては、例えば、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、トレハロース、グルコース、マルトース、マルチトール、キシロース、果糖、及びそれらの誘導体;コラーゲン、エラスチン、ケラチン、フィブロネクチン等のタンパク質及びそれらの誘導体及びそれらの加水分解物並びにそれらの塩;ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ヘパリン及びケラタン硫酸等のムコ多糖類及びその誘導体又はそれらの塩;セリン、グリシン、アスパラギン酸、アルギニン等のアミノ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩;デキストリン及びその誘導体;ハチミツ等の糖類;糖脂質、セラミド、ムチン、尿素等の公知の保湿剤を挙げることができる。
【0024】
本発明の表皮角化細胞増殖促進剤は、表皮角化細胞増殖促進用の皮膚外用剤として、適宜の製剤形態で、製剤化することができる。例えば、かかる皮膚外用剤の製剤形態としては、ローション、油中水型エマルジョン、水中油型エマルジョン、固形状、シート状、パウダー状、ジェル状、ムース状、スプレー状など、従来公知の剤型を使用することができ、通常の方法に従って製造することができる。
【0025】
以下に本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
【実施例1】
【0026】
[ヒト表皮角化細胞の増殖に対するアルブチンの効果]
<材料と方法>:
試験に、ヒト新生児由来の表皮角化細胞(ケラチノサイト細胞;クラボウ)を用いた。増殖用培地として、無血清培地のHuMedia-KG2(クラボウ)を用いた。培養環境は、すべて37℃、5%CO/95%Airの加湿条件で行なった。細胞増殖試験には、I型コラーゲン液(10μg/ml)で60分間コート処理したT−25培養フラスコに、HuMedia-KG2培地を入れ、3〜4日間培養してsubconfluent(ほぼ飽和状態に培養した)細胞(継代回数3〜5回)を細胞増殖試験に用いた。表皮角化細胞は、カルシウム、マグネシウムフリーのリン酸緩衝液(PBS−液)で1回洗浄し、トリプシン(0.05%)+EDTA(200μg/ml)を処理して細胞を分散させた。
【0027】
ピペッティングによりシングル細胞に分散させ、血球計算盤で細胞数を計測した。I型コラーゲン液で処理した24穴培養プレートに2000個の細胞を播き、それぞれの濃度(0,5,10,25,50,100μg/ml)のアルブチン(SIGMA)を添加した培地で7日間培養した。その後、培地を吸引除去し、PBS液で一回洗浄し、トリプシン−EDTA液を処理して細胞を分散させた。分散した細胞はコールターカウンター(Beckman社、モデル:Z1)で計測した。統計処理は1回の実験で各濃度の3ウエルの平均値を求め、3回の実験結果における各濃度の平均値+SDで表示した。
【0028】
<試験結果>:
結果を表1及び図1(ヒト表皮角化細胞に対するアルブチンの増殖促進作用)に示す。アルブチンの細胞増殖促進活性は、アルブチン無添加のコントロール培地区に対する各濃度(5,10,25,50,100μg/ml)のアルブチン添加区での細胞数の相対活性として表示した。10μg/mlのアルブミン添加でほぼ最大の細胞増殖促進活性(コントロール区に対して33.3%の増殖促進活性が見られた。更に、25μg/ml〜100μg/mlの濃度でも同様に最大増殖活性(コントロール区に対して約31.4%〜35.7%)が観察された。
【0029】
【表1】

【0030】
<考察>:
アルブチンにおける細胞増殖促進効果は、表皮細胞特異的な生理機能と考えられる。他に試験した細胞として、皮膚構成細胞(メラニン細胞、線維芽細胞)、血管構成細胞(血管内皮細胞、血管平滑筋細胞)、血球細胞(未分化単核球細胞)では、アルブチンの増殖促進活性は観察されなかった。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、加齢等による皮膚の角質化等の老化現象の進行に対して、表皮角化細胞増殖促進作用を有する物質を有効成分とし、該有効成分により表皮角化細胞の増殖を促進し、皮膚の新陳代謝機能を回復して、皮膚の角質化等の老化現象を有効に防止する表皮角化細胞増殖促進剤を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルブチンを有効成分とする表皮角化細胞増殖促進剤。
【請求項2】
アルブチンを有効成分として、表皮角化細胞増殖促進剤全量に対して、0.01〜20重量%の含有量で配合したことを特徴とする請求項1記載の表皮角化細胞増殖促進剤。
【請求項3】
アルブチンに、製剤化補助剤及び安定化剤を配合して、皮膚外用剤として調製したことを特徴とする請求項1又は2記載の表皮角化細胞増殖促進剤。
【請求項4】
製剤化補助剤及び安定化剤に、更に細胞賦活剤を配合し、皮膚外用剤として調製したことを特徴とする請求項3記載の表皮角化細胞増殖促進剤。


【図1】
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【公開番号】特開2011−173831(P2011−173831A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−39095(P2010−39095)
【出願日】平成22年2月24日(2010.2.24)
【出願人】(392022097)日東ベスト株式会社 (7)
【出願人】(591038923)株式会社機能性ペプチド研究所 (6)
【Fターム(参考)】