説明

表示装置及び誘導灯

【課題】表示体の表示内容に応じて点灯ユニットの出力を適正にすることができるとともに、光源の寿命の最適化を図ることができる表示装置及び誘導灯を提供する。
【解決手段】シンボル(表示内容)に応じて、点灯ユニット10のインバータ回路17の出力を容易に制御することができるため、高出力を必要としないシンボルにおいては、バーコード84の情報を読取器85が読み取ることにより点灯ユニット10のインバータ回路17の出力を制御ユニット19によって低減させることができるので、点灯ユニット10で消費する電力は抑制されることになり、また、光源3にかかる負荷も低減することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び誘導灯装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に誘導灯などの表示装置には、サイドライト方式のバックライトが多く用いられている。サイドライト方式とは、導光板などの導光手段の一端面から光を入射させ、端面と略直交する一面へ入射光を伝播し、この一面から光を出射させることで表示板を照射するものである。
【0003】
また、前記誘導灯は、消防庁告示に基づき、その表示部に表示する誘導表示体が多種存在することも知られている。したがって、設置する箇所によって、複数種の誘導表示体を個別に用意しておかなくてはならないものであった。
【0004】
これを解決するために、表示部の誘導表示体の表示を可変させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
この特許文献1記載の技術は、表示部に液晶表示装置を用いており、制御部によって表示部の表示形態を変更するというものである。しかしながら、この従来技術は、液晶表示装置を用いるものであるので、高額となることは明らかであるし、制御部に不具合を生じると表示部に何ら誘導表示体が表示されないことになるので、誘導灯として求められる安全性を確保することはできないという課題がある。
【0006】
そこで、現在も主流である専用の誘導表示体を有する誘導灯は今後も存在することが大いに考えられる(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
この特許文献2のような誘導灯に用いる点灯ユニットは、一般的にコストを考慮して誘導表示体毎に専用のものではなく、各種の誘導灯表示体に共通仕様のものが採用されている。
【0008】
一方、前述したとおり、誘導表示体は複数種が存在することに加え、各用途毎に誘導表示体の輝度が規定されているという背景がある。
【0009】
そこで、特許文献2のような専用の誘導表示体を有する誘導灯は、前記規定された輝度を満足するために最も輝度が得にくい状態の誘導表示体を使用した場合を基準として出力の設計を行うことで共通仕様を実現することができているものである。
【特許文献1】特開2001−100678号公報
【特許文献2】特開平11−306817号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、このような設計方法では、比較的輝度が得やすい状態の誘導表示体の場合に点灯ユニットが必要以上の出力をしていることになってしまうので、消費電力を余分に消費していたり、光源の寿命を短くしてしまうという課題があった。
【0011】
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、表示体の表示内容に応じて点灯ユニットの出力を適正にすることができるとともに、光源の寿命の最適化を図ることができる表示装置及び誘導灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1記載の表示装置は、光源と;表示体を表示する表示部と;電源からの給電によって光源を点灯させて表示体を照明する点灯ユニットと;表示体の表示内容を識別し、識別した表示内容に応じて点灯ユニットの出力を制御する識別制御手段と;を具備することを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の誘導灯は、表示部は、避難方向を示す誘導表示体を有し、識別制御手段は、前記誘導表示体の種類を識別する請求項1記載の表示装置と;停電時に商用電源からバッテリに切替えて光源を点灯させる非常用点灯ユニットと;を具備していることを特徴とする。
【0014】
本発明及び以下の発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
【0015】
光源は、点光源、線状光源および面光源等いかなる形態のものであってもよく、さらに加えると蛍光ランプ、LEDおよび有機EL等の如何なる発光作用を奏するものであってもよい。
【0016】
表示部は、光源によって照射され、文字、シンボル、画像または映像などを表示する表示体を備えたものであり、透光性樹脂やガラスなどに所望の塗料を印刷して表示体を形成するものや、液晶パネル又は薄肉状のフィルムなどが挙げられるが、本発明においては、表示体の表示内容が複雑に可変するものではなく、好適には表示体の表示内容は固定されているものである。また、表示部の表示体は、表示内容によって所望の輝度値を有するものであるが、所望の輝度値とは必ずしも公の規格等で決められているものではなくてもよく、表示装置を提供する提供側やユーザの要望によって決める輝度値であることも含むものである。
【0017】
識別制御手段は、例えばバーコード、ICタグ等の電気的信号処理によって表示体の表示内容を識別する方法や、表示部又は表示体を配設する際にスイッチ機構等による機械的検出手段によって表示体の表示内容を識別する方法等が上げられるが、具体的手段は特に限定されない。
【0018】
また、識別制御手段における表示部の表示内容を識別する形態としては、例えば、シンボルが記載された表示体を着脱により表示部に設ける構成であれば、当該表示体の着脱に伴い、この表示体の種類を電気的信号処理又は機械的検出手段等により検出する方法や、例えば表示体と表示部とが一体の構成であれば、表示体が設けられる装置本体に当該表示体を設ける際に当該表示体の種類を電気的信号処理又は機械的検出手段等により検出するというものがある。また、例えば、表示部や表示体の装着前後にリモコン送信器や専用の切換えスイッチ等の操作によって外部から点灯ユニット信号を入力し、点灯ユニットは入力された信号に基づいて出力を制御する形態も含むものである。
【0019】
本発明の作用を説明する。点灯ユニットは、識別制御手段の識別結果に基づいて出力が可変するものであるが、表示装置又は誘導灯の表示部の表示体の表示内容の種類が特定されている場合であって、各表示内容によって所望の輝度値が設定されている場合において、点灯ユニットの定常時の最大出力を最も輝度が得にくいシンボルの表示内容(以下、「高出力表示」という。)の場合になるように設定する。すると、点灯ユニットが最大の電力を消費するのは高出力表示の場合であるし、光源の寿命が最も短い状態は高出力表示の場合となる。
【0020】
一方、前記のように高出力表示の場合を最大出力とした場合、高出力表示以外の表示内容を表示体に表示する場合には、輝度が高出力表示よりも得やすいので、点灯ユニットの出力を高出力表示の場合よりも低下させる。すると、点灯ユニットの消費する電力は抑制されるし、光源にかかる負荷も低減することにより高出力表示の場合よりも光源の寿命を延ばすことができる。
【0021】
そして、本発明によれば、識別制御手段によって表示部の表示内容を識別することができるので、前記のように表示内容に応じて点灯ユニットの出力制御を行うことで複数種の表示内容を共通した点灯ユニットで実現しようとする場合において、表示内容によっては消費電力の低減に繋がるとともに、光源の長寿命化を図ることができる。
【0022】
また、特に誘導灯の場合には、高出力表示となるのは表示体に緑色領域が多く存在するシンボルとなるが、高出力表示のシンボルが必ずしも多く用いられるということではないため、高出力表示における光源の寿命を安全性が所定期間確保できるレベルに設定すれば、他のシンボルの場合には安全性をより長い期間確保できる誘導灯にすることができるため、共通の点灯ユニットを用いる場合であっても経済的及び安全性に優れた誘導灯にすることができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、識別制御手段が表示体の表示内容により点灯ユニットの出力を可変するので、共通の点灯ユニットで複数種の表示内容を表示させる場合、高出力表示でない表示内容では消費電力を抑制することができるとともに、光源の寿命を延ばすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は本実施形態の非常用照明装置である誘導灯を示した一部切欠き断面正面図、図2は本実施形態の誘導灯の斜視図、図3は本実施形態の誘導灯の回路構成図である。
【0025】
非常用照明装置である誘導灯1は、器具本体9、点灯ユニット収納ボックス2、光源3、バッテリ20、表示部80、筐体50、送受信ユニット70等を具備しているものであって、天井または壁面に取付けられるものである。
【0026】
器具本体9は、周枠部91を有しており、その周枠部91の一方側には開口部98が形成され、他方側には底板99が形成されている。
【0027】
また器具本体9の周枠部91の底辺91Aには第一、第二、第三および第四の孔部92A,92B、93,94が形成されている。
【0028】
また器具本体9の周枠部91と底板99とで形成された空間には電気部品収納部95が形成されており、この収納部95内に後述する点灯ユニット収納ボックス2、バッテリ20および筐体50が収納配置される。
【0029】
また器具本体9の底板99には点灯ユニット収納ボックス2の上方に壁面側から挿入される電源線の挿通用の電源線挿通孔96が形成されており、同じく底板99には誘導灯1を壁面に取付ける際に用いる取付用孔97が形成されている。
【0030】
光源3は、冷陰極蛍光ランプであって、誘導表示体8の上方に光源ホルダ31によって位置するように設けられている。なお、この光源ホルダ31は、両端部にソケット32を具備し、さらに光源3の一部を覆うように反射板33が形成されているものである。
【0031】
表示部80は、表示体である誘導表示体8と誘導表示体8を収納する枠体81とで形成されている。この枠体81は、図示しない底部、この底部から約90度垂直に折曲した3辺の周壁部82、この周壁部82から各々内側へ約90度折曲した枠部83とで形成されている。そして、底部、周壁部82,82,82及び枠部83,83,83とで形成される溝に後述する誘導表示体8をスライドして設けるものである。
【0032】
誘導表示体8は、表面に避難方向を示すシンボルが表示されるように形成されるものであって、本実施形態においては、その内部に図示しない導光板を有し、その導光板を重なり、かつ、導光板の周囲を覆うようにシンボルが印刷等された表示板を設けているものである。そして、上記導光板の一端部側から上記した光源3の出射光を入射させてシンボルを照明/表示させるものである。
【0033】
また、誘導表示体8の一側側面の下部には、図2のAの領域に示したように識別制御手段の一構成であるバーコード84が配設されている。なお、図示しないが、バーコード84が設けられる側の周壁部82の内側には、誘導表示体8が枠体81に配設された状態で前記バーコード84と正対するようにバーコード84の情報を読取る読取器が設けられている。
【0034】
点灯ユニット収納ボックス2は、内部に後述する点灯ユニット10等、光源3の点灯装置、バッテリ20の充電回路及び種々の制御を行う制御部等が収納されている。この点灯ユニット収納ボックス2はネジ25により器具本体9に固定されている。
【0035】
バッテリ20は、器具本体9の周枠部91の底辺91Aであって、電気部品収納部95側に位置するように底辺91Aに載置されている。そして、バッテリ20から先端にコネクタ21Aを有する配線21が点灯ユニット収納ボックス2から導出されている配線22の先端のコネクタ22Aと接続することにより、点灯ユニット収納ボックス2内の点灯ユニット10と電気的接続がなされている。
【0036】
筐体50は、図1,2に示したように、その底部58から露出するように非常動作点検手段である押圧式の点検スイッチ5が設けられているとともに、底部58には報知手段としてのLED7が設けられている。そして、筐体50の点検スイッチ5およびLED7は、器具本体9の底辺91Aの第三および第四の孔部93,94から外報へ臨むように配設される。
【0037】
送受信ユニット70は、送信部72と受信部73とが設けられており、器具本体9の底辺91Aに載置して固定されている。そして、図2に示すように、送信部72は底辺91Aの第一の孔部92Aと対向するように配設され、受信部73は底辺91Aの第二の孔部92Bと対向するように配設されている。
【0038】
そして筐体50と送受信ユニット70とは、配線51、78を介して点灯ユニット収納ボックス2内の点灯ユニット10と電気的接続がなされているものである。
【0039】
次に本実施形態の誘導灯1の主なシステム構成について図3を参照して説明する。
【0040】
点灯ユニット10は、常用点灯回路14、充電回路15、発振制御部16、インバータ回路17及び制御部19等からなっており、商用電源11からの電源は整流回路12に入力され、トランス13を介して常用点灯回路14および充電回路15に入力される。そして、常用点灯回路14は発振制御部16により制御され、トランス1を介して入力された電力をインバータ回路17で高周波電力に変換して光源3に点灯電力を供給する。
【0041】
また、発振制御部16は、制御部19からの制御指令に基づいて制御され、常用点灯モードのときに常用点灯回路14により光源3を高周波点灯させる。
【0042】
一方、充電回路15は、商用電源11の非常時にバッテリ20からの電源をインバータ回路17を介して光源3に給電して光源3を点灯させるものであり、常用点灯モードのときには、トランス13からの電力をバッテリ20に充電している。そして、商用電源11が停電等の非常時や点検スイッチ5が押操作された場合又は図示しないリモコン送信器による信号が受信されると、制御部19は、充電回路15に動作指令を出力してバッテリ20の充電電力を放電することによりインバータ回路17に供給させる。これにより、商用電源11の停電時にはバッテリ20からの充電電力がインバータ回路17で高周波変換されて光源3に給電される。これにより、商用電源11が停電等した場合であっても誘導灯1の光源3の点灯を継続できるようにしている。
【0043】
なお、図示しないが、点検スイッチ5や外部の送信機であるリモコン端末からの赤外線による点検開始指令の信号を受信する受信部72によって非常点検モードやいわゆる定期点検モードにする制御が制御部19の制御によって可能となっている。
【0044】
また制御部19は、読取器85からの信号が入力されるようになっている。この読取器85は、前述したように枠体81の周壁部82に設けられるものであって、誘導表示体8のバーコード84の情報を読取ると、その情報を制御部19に送信するものである。そして、制御部19は、バーコード84からの情報が入力されると、この情報に基づいて少なくとも常用状態におけるインバータ回路17の出力を制御する信号Xを送信するようになっており、インバータ回路17は、制御部19からの信号に基づいて光源3を点灯させる。なお、制御部19からの信号Xによるインバータ17の制御は、バッテリ20からの放電によって光源3を点灯させる非常点灯時においてもインバータ17の出力が制御されるように動作してもよい。
【0045】
本実施形態の作用について説明する。まず、基本的な機能として誘導灯1は、商用電源11が供給されている常時はバッテリ20を充電回路で充電し、商用電源11が遮断された停電時又は点検スイッチ5等操作によって、バッテリ20からの放電により光源3がインバータ17により点灯する。
【0046】
ここで誘導灯1に誘導表示体8を設置する場合の動作及び作用について説明する。誘導灯1の点灯ユニット10に対して商用電源11又はバッテリ20からの電力が供給されている状態とする。そして、点灯ユニット10が収納される点灯ユニット収納ボックス2が配設されている状態の器具本体9に枠体81に収納した状態の表示部8を配設する。このとき、点灯ユニット10と読取器85とを図示しないコネクタ等を用いて手動的に又は自動的に電気的接続する。すると、読取器85は、読取器85と対向するように設けられているバーコード84の情報の読取を開始し、当該情報を点灯ユニット10の制御ユニット19に送信する。
【0047】
次に、本実施形態における点灯ユニット10の出力について説明する。
【0048】
本実施形態においては、前提として、図1,2に記載したシンボルB(斜線部分が緑色領域、他部分は白色領域)と図4に示したシンボルC(斜線部分が緑色領域、他部分は白色領域)の2通りの誘導表示板8が設けられるシステムと仮定する。この場合、シンボルBであると常用点灯回路14及びインバータ回路17の出力が100%となるように点灯ユニット10を設計し、規定の輝度値及び光源3の所定寿命を満たすようにしている。ゆえに、シンボルBが配設されている情報を読取器85が検出すると制御ユニット19はインバータ回路17が常時及び非常時のいずれも設計出力100%となるように制御を行う。
【0049】
一方、シンボルCが配設されている情報を読取器85が検出すると制御ユニット19はインバータ回路17が常時及び非常時のいずれも設計出力85%となるように制御を行う。これは、シンボルCはシンボルBと比較して輝度を減衰させる緑色領域が少なく、白色領域が多い表示内容となっているため、シンボルBと同等の光源3の光出力でなくとも充分に規定の輝度値を満足するためである。
【0050】
したがって、本実施形態では、シンボル(表示内容)に応じて、点灯ユニット10のインバータ回路17の出力を容易に制御することができるため、高出力表示であるシンボルBの場合に規定の輝度値を満足し、かつ、光源の寿命を安全性を所定期間確保できるレベルに設定さえすれば、高出力を必要としないシンボルCにおいては、点灯ユニット10のインバータ回路17の出力をバーコード84と読取器85との組み合わせにより自動的に低減させることができるので、点灯ユニット10で消費する電力は抑制されることになり、省電力可につなげることができる。また、光源3にかかる負荷も低減することによりシンボルBの場合よりも光源の寿命を延ばすことができるため、メンテナンス性を向上することができる。
【0051】
また、本実施形態では例示していないが、一般的に誘導灯1のシンボルとしては、シンボルBよりも緑色領域が多く存在するシンボルが存在し、従来は、このシンボルにあわせて点灯ユニット10の出力を設定していたが、当該シンボルは、多く用いられるタイプではないため、特にこのように使用頻度が少ないシンボルが高出力表示となり、使用頻度が多いシンボルが高出力表示とならないシステムである場合には、本実施形態のような制御は非常に有効となり、共通の点灯ユニット10を用いる場合に経済的及び安全性に優れた誘導灯1にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】一実施形態の誘導灯を示した一部切欠き断面正面図
【図2】一実施形態の誘導灯の斜視図
【図3】一実施形態の誘導灯の回路構成図
【図4】一実施形態の誘導灯の誘導表示体の一例を示す正面図
【符号の説明】
【0053】
3・・・光源、8・・・表示体である誘導表示体、10・・・点灯ユニット、80・・・表示部、84,85・・・識別制御手段であるバーコード、読取器、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と;
表示体を表示する表示部と;
電源からの給電によって光源を点灯させて表示体を照明する点灯ユニットと;
表示体の表示内容を識別し、識別した表示内容に応じて点灯ユニットの出力を制御する識別制御手段と;
を具備することを特徴とする表示装置。
【請求項2】
表示部は、避難方向を示す誘導表示体を有し、識別制御手段は、前記誘導表示体の種類を識別する請求項1記載の表示装置と;
停電時に商用電源からバッテリに切替えて光源を点灯させる非常用点灯ユニットと;
を具備していることを特徴とする誘導灯

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2009−69593(P2009−69593A)
【公開日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−239132(P2007−239132)
【出願日】平成19年9月14日(2007.9.14)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【Fターム(参考)】