説明

表示装置

【課題】観察者が観察する画像に高いコントラストを与えることができ、しかも、消費電力が少なく、画像表示装置に入射する外光の光量を十分に多くすることを可能とする表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、観察者の頭部に装着される眼鏡型のフレーム、及び、フレームに取り付けられた画像表示装置100を備え、画像表示装置100は、画像形成装置111及び光学装置120を備えており、光が出射される光学装置120の領域には、外部から入射する外光の光量を調整する調光装置700が配設されており、調光装置700は、対向する2枚の透明な基板701,703、各基板に設けられた第1電極702,第2電極704、及び、2枚の基板間に封止された金属イオンを含む電解質705から成り、第1電極702は細線状の導電材料から成り、第2電極704は所謂ベタ透明電極層から構成されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(イ)観察者の頭部に装着される眼鏡型のフレーム、及び、
(ロ)フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、
(A)画像形成装置、及び、
(B)画像形成装置から出射された光が入射され、導光され、出射される光学装置、
を備えており、
光が出射される光学装置の領域には、外部から入射する外光の光量を調整する調光装置が配設されており、
調光装置は、
透明な第1基板、及び、第1基板に対向した透明な第2基板、
第1基板上に設けられた第1電極、
第2基板上に設けられた第2電極、並びに、
第1基板と第2基板との間に封止された、金属イオンを含む電解質、
から成り、
第1電極は、細線状の導電材料から成り、
第2電極は、透明電極層から構成されている表示装置。
【請求項2】
第1基板は第2基板よりも観察者側に配置されている請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
第1電極はナノワイヤから成る請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
ナノワイヤの平均直径は1μm以下である請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
第1電極は銀から成る請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
調光装置の有効領域内において、第2電極はパターニングされていない請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
金属イオンは銀イオンから成り、
電解質は、LiX、NaX及びKX(但し、Xはフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子である)から成る群より選ばれた少なくとも1種類の塩を含む請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
第1電極及び第2電極への電圧の印加に基づく、第2電極上における金属の析出及び電解質中への金属の溶解によって、調光装置の着色及び消色が生じる請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
表示装置の置かれた環境の照度を測定する照度センサを更に備えており、
照度センサの測定結果に基づき、調光装置の光透過率を制御する請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
表示装置の置かれた環境の照度を測定する照度センサを更に備えており、
照度センサの測定結果に基づき、画像形成装置によって形成される画像の輝度を制御する請求項1に記載の表示装置。
【請求項11】
外部環境から調光装置を透過した光に基づく照度を測定する第2の照度センサを更に備えており、
第2の照度センサの測定結果に基づき、調光装置の光透過率を制御する請求項1に記載の表示装置。
【請求項12】
外部環境から調光装置を透過した光に基づく照度を測定する第2の照度センサを更に備えており、
第2の照度センサの測定結果に基づき、画像形成装置によって形成される画像の輝度を制御する請求項1に記載の表示装置。
【請求項13】
第2の照度センサは、光学装置よりも観察者側に配置されている請求項11又は請求項12に記載の表示装置。
【請求項14】
調光装置の最高光透過率は50%以上であり、調光装置の最低光透過率は30%以下である請求項9に記載の表示装置。
【請求項15】
照度センサの測定結果が所定値以上になったとき、調光装置の光透過率を所定の値以下とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項16】
照度センサの測定結果が所定値以下になったとき、調光装置の光透過率を所定の値以上とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項17】
光学装置の光が出射される領域に、調光装置が着脱自在に配設されている請求項1に記載の表示装置。
【請求項18】
光学装置は、
(a)入射された光が内部を全反射により伝播した後、出射される導光板、
(b)導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、及び、
(c)導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるために、導光板の内部を全反射により伝播した光を複数回に亙り偏向させる第2偏向手段、
を備えている請求項1に記載の表示装置。
【請求項19】
調光装置の射影像内に第2偏向手段が位置する請求項18に記載の表示装置。
【請求項20】
調光装置を構成する基板の一方によって、第2偏向手段は被覆されている請求項19に記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2013−5201(P2013−5201A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−133913(P2011−133913)
【出願日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】