説明

表面材質感ディスプレイ

【課題】 従来のディスプレイは液晶やブラウン管を用いて、画素の色を変化させることは出来たが、画素の材質感、および表面の材質感を変化させることは出来なかった。
【解決手段】 白黒のパターンの回転や液晶によって、個別に制御することのできる「高速点滅する面」を画素としてディスプレイを作る。それは認知効果によってその画素の材質感が変化したように我々に感じさせ、その集合であるディスプレイの表面の材質感を変化させることが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のディスプレイは液晶やブラウン管を用いて、画素の色を変化させ,その集合からなるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2008−116878
【0004】
【特許文献2】 特開2007−232473
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のディスプレイは液晶やブラウン管を用いて、画素の色を変化させることは出来たが、画素の材質感、および表面の材質感を変化させることは出来なかった。
【0006】
本発明は、個別に制御することのできる「高速点滅する面」を画素としてディスプレイを作る。それは認知効果によってその画素の材質感が変化したように我々に感じさせ、その集合であるディスプレイの表面の材質感を変化させることを可能にする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記項目を達成するために、本発明では、回転する白黒のパターンや高速点滅する液晶を画素として用いる。
【0008】
上記の点滅画素の点滅周期と、画素の集合である画面全体の点滅周期を制御することで画素の材質感を変化させる。
【発明の効果】
【0009】
高速に点滅する面に対する人間の認識効果を用いてディスプレイの表面材質感を変えることができる
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の表示板に関する図(横から)
【図2】本発明の表示板に関する図(上から)
【発明を実施するための形態】
【0011】
上に挙げた図1,2に従って本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図1のように、液晶または回転する板をによる「高速点滅する面」を画素としてディスプレイを作る。
【0013】
図1−1,図1−2のようにディスプレイにあたる光は図1−3によって周波数を与えられ、それが観察者の目に届くことによって表面材質が変化したように感じる。
【0014】
ディスプレイによって周波数を与えられ観察者の目に入る光(図1−2)の観察者に届く周期をコントロールするために点滅光(図1−8)もしくは液晶シャッター(図1−7)を用いる。
【0015】
高速点滅する面(画素のまとまり(図2−9))を変化させることでディスプレイの表現できる材質感の個性を変化させる。
【符号の説明】
1:ディスプレイに対するあたる光
2:ディスプレイの高速点滅によって周波数を持った反射光
3:パターンのついた板もしくは液晶
4−4’:図1(横から見た図),図2(上から見た図)で共有されている線
5:観察者の目
6:アクチュエータもしくは液晶駆動装置
7:液晶シャッター
8:点滅光
9:3に付随するパターン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
個別に制御することのできる「高速点滅する複数の点」をひとまとまりの表示装置として,視覚効果をもたらすディスプレイを作ること。
【請求項2】
回転する表示面を画素として用いたディスプレイを作ること。
【請求項3】
高速で動くパターンや高速点滅する液晶による視覚効果を用いて表面材質感を制御する画素を作り、表面材質感を変化させるディスプレイを作ること。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−41230(P2013−41230A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−191096(P2011−191096)
【出願日】平成23年8月17日(2011.8.17)
【出願人】(509229924)
【Fターム(参考)】