説明

複合携帯電話機

【課題】 優先的にPHSで通信する従来の複合携帯電話機では、発呼先によっては通話料金が高くなることがある。また、従来は、複合携帯電話機に発呼するときには、現在使用可能なモードに合わせて電話番号を選択する手間がかかる。
【解決手段】 電話番号判定部18は、発呼先の電話番号を解析し、発呼先がPDCであるか、PHSまたは一般加入電話であるか判定を行う。発呼先がPDCと判定された時には、電話番号判定部18にてPDCで発呼を行うための命令信号が発生され、この信号を受けたPDC/PHSモード切替スイッチ15はPDCモードに切り替えられる。MCPU4は、PDC/PHSモード切替スイッチ15のモード切り替えに応じて、PDCモードにて発呼動作を行う。発呼先がPHSまたは一般加入電話であるときは、MCPU4は、PDC/PHSモード切替スイッチ15のモード切り替えに応じて、PHSモードにて発呼動作を行う。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合携帯電話機に係り、特に2つの独立した方式による発呼受信を行うことが可能な複合携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル携帯電話機(PDC:Personal DigitalCellular)と、ディジタルコードレス電話機(PHS:Personal Handy phone System)などの2つの独立した方式による発呼受信が可能な複合携帯電話機が普及してきている。図5は従来の複合携帯電話機の一例のブロック図を示す。PDC ANT部1−1は、PDCの無線信号の送受信を行うアンテナ部、PHS ANT部1−2はPHSの無線信号の送受信を行うアンテナ部である。また、TRX2−1またはTRX2−2とベースバンド処理部3は、PDC/PHSの入力及び出力無線信号の変復調を行う。
【0003】電源5は、PDC/PHS複合携帯電話機の電源である。レシーバ6は受話部、マイク7は送話部である。表示部8は、電話番号、時計、サービス圏内/圏外、現在のモード等の表示を行う。ユーザIF部9は、主に複数の番号ボタン10の入力を認識し、MCPU20に伝達する回路である。データ通信IF部11は、他のOA機器等とデータ通信を行うための接続端子である。ドライバ部12は、着信時の報知命令をMCPU20から受け、サウンダ13またはバイブ14を駆動させる回路である。サウンダ13は着信音を発するスピーカ、バイブ14は振動によって着信を報知する振動モータである。
【0004】PDC/PHSモード切替スイッチ15は、この複合携帯電話機をPDCモード/PHSモード/複合モードのいずれかに切り替えるためのスイッチであり、PDC/PHS複合モードの時には、PDCで発呼を行うか、PHSで発呼を行うかを切り替えるためのスイッチの役割も果たす。また、PDC/PHSモード切替スイッチ15は、PDC/PHSベースバンド処理部3と接続されており、PDCまたはPHSのいずれかがサービス圏外となるとPDC/PHSベースバンド処理部3からの信号を受け、自動的に他方のモードに切り替えることが可能となっている。
【0005】スイッチ操作部16は、ユーザが手動でPDC/PHSモード切替スイッチ15を操作するためのものである。電話帳17は、名前と電話番号を記憶しているメモリであり、一つの名前に対して複数の電話番号を登録することが可能となっている。MCPU20は、この複合携帯電話機の各部を統括的に制御する中央制御装置であり、主にPDC及びPHSの機能動作を制御する。
【0006】この従来の複合携帯電話機では、PDCとPHSの両方の発信方式が使用できるといった利便性がある一方、PDCまたはPHSのどちらで発呼をするかを相手の電話番号からユーザが判断し、モードの切り替えを行ってから発呼する必要が生じあるため、PDC/PHSモード切替スイッチ15によりモードを切り替え、相手側のPDC又はPHSと送受信を行い、PDCまたはPHSのいずれかがサービス圏外となるとPDC/PHSベースバンド処理部3からの信号を受け、自動的に他方のモードに切り替えるようになされている。このため、モード切り替え作業が煩わしいという問題がある。
【0007】また、従来の複合携帯電話機として、自動車電話(車載時のPDCと同様)とPHSの両機能を有する携帯電話機において、モード切り替えを自動的に行い得る複合携帯電話機も知られている(特開平10−174169号公報)。この従来の複合携帯電話機は、車載時に発信要求があったとき、自動車の移動速度がPHSの使用可能速度範囲内であり、かつ、PHS受信エリア内でその受信電界レベルが十分であるときはPHS回線に接続し、自動車の移動速度がPHSの使用可能速度範囲外であり、かつ、自動車電話受信エリア内でその受信電界レベルが十分であるときは自動車電話回線に自動的に使用回線を切り換えることにより、使用可能な通話回線を自動的に選択できるようにしたものである。
【0008】しかしながら、図5や特開平10−174169号公報に開示されている従来の複合携帯電話機では、通話料金の安い方で発呼を行うという観点が全く欠落している。すなわち、PDCの基地局とPHSの基地局は別々であり、異システム間での通話料金は、同システム間での通話料金と比べて高いものとなっている。一般的に、PDCからPDCに発呼を行ったときの通話料金と比べ、PDCからPHSに発呼を行ったときの方が通話料金が高くなっており、同様にPHSからPHSに発呼を行ったときと比べ、PHSからPDCに発呼を行ったときの方が通話料金が高くなっている。また、一般加入電話へ発呼をするときは、PHSから発呼するよりも、PDCから発呼する方が通話料金が高くなっている。
【0009】また、従来、できるだけ低通話料金での使用を可能とした複合携帯電話機も提案されている(特開平9−163450号公報)。この従来の複合携帯電話機では、受信待ち受け時にPHS及びPDCのいずれでも通信可能なときには優先的にPHSの基地局に登録し、PHS通信不可のときにはPDC基地局に登録する構成であり、通話料金が安価なPHSを優先的に使用することで、全体としての通話料金を安価にしようとするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の特開平9−163450号公報記載の従来の複合携帯電話機では、受信待ち受け時にPHS及びPDCのいずれでも通信可能なときには優先的にPHSの基地局に登録するようにしているため、発呼先電話番号がPDCであった場合もPHSで通信を行うこととなり、PDCからPDCへ発呼を行ったときよりも通話料金が高くなってしまう。
【0011】また、図5や特開平10−174169号公報に開示されている従来の複合携帯電話機では、必ずしも安価な料金で通話できないという問題の他、発呼先がPDC/PHS複合携帯電話機であった場合のように、PDCとPHSの両方の電話番号に発呼可能なときには、現在使用可能なモードに合わせて電話番号を選択する手間が掛かってしまう。
【0012】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、発呼先電話番号がPDCの電話番号であるかPHSの電話番号であるかを判定して、これら2つの独立した移動体通信方式のうち、発呼先電話番号の移動体通信方式に応じて通話料金が安価な方の方式による発呼を行うことが可能な複合携帯電話機を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、発呼先がPDC/PHS複合携帯電話機であった場合でも、ユーザの電話番号の選択操作を不要とし得る複合携帯電話機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達成するため、複数の独立した移動体通信方式のうち選択した移動体通信方式での発呼受信が可能な複合携帯電話機において、発呼先電話番号が複数の独立した移動体通信方式のうちのどの方式の電話番号であるか、一般加入電話かを判定する電話番号判定部と、電話番号判定部により判定された電話番号が、複数の独立した移動体通信方式のうち最も通話料金の安価な第1の移動体通信方式の電話番号又は一般加入電話の電話番号であるときは、第1の移動体通信方式による発呼を行い、第1の移動体通信方式以外の第2の移動体通信方式の電話番号であるときは、第2の移動体通信方式による発呼を行う発呼手段とを有する構成としたものである。
【0015】通話料金の安い方で発呼を行うためには、どの移動体通信方式で発呼をするかを相手の電話番号から判断し、モードの切り替えを行ってから発呼する必要があるが、本発明によれば、発呼先の電話番号によって自動的にモードの選択・切り替えを行うことができる。
【0016】ここで、上記の複数の独立した移動体通信方式は、PDC及びPHSであり、発呼手段は、電話番号判定部により判定された電話番号が、PHSの電話番号又は一般加入電話の電話番号であるときは、PHSによる発呼を行い、PDCの電話番号であるときは、PDCによる発呼を行うようにしてもよい。
【0017】また、本発明は上記の目的を達成するため、複数の独立した移動体通信方式のうち選択した移動体通信方式での発呼受信が可能な複合携帯電話機において、発呼可能な相手の名前と電話番号情報を予め記憶している電話帳と、発呼先電話番号が電話帳から入力され、発呼先電話番号が複数の独立した移動体通信方式のそれぞれに登録されている電話番号であるか否かを判定する電話番号判定部と、電話番号判定部により判定された電話番号が、複数の独立した移動体通信方式のそれぞれに登録されている電話番号であるときは、現在の発呼可能な移動体通信方式を識別して、識別した移動体通信方式の電話番号に発呼する発呼手段とを有する構成としたものである。
【0018】この発明では、発呼先電話番号が複数の独立した移動体通信方式のそれぞれに登録されている電話番号であるときには、現在の発呼可能な移動体通信方式を識別して、識別した移動体通信方式の電話番号に自動的に発呼するため、ユーザの電話番号を選択する手間を省くことができる。
【0019】ここで、上記の複数の独立した移動体通信方式は、例えばPDC及びPHSである。また、上記の発呼手段は、電話番号判定部により判定された電話番号がPHSのみに登録された電話番号又は一般加入電話の電話番号であるときは、PHSによる発呼を行い、PDCのみに登録された電話番号であるときは、PDCよる発呼を行うことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について、図面と共に説明する。図1は本発明になる複合携帯電話機の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1に示す実施の形態は、図5に示した2つの独立した移動体通信方式であるPHSとPDCによる発呼受信を行うことが可能な従来の複合携帯電話機に、電話番号判定部18を設け、更にMCPU4により従来とは異なるアルゴリズムに従う制御動作を行うようにしたものである。
【0021】ここで、電話番号判定部18は、発呼時にMCPU4から発呼先電話番号情報を受け、発呼先がPDCであるか、PHSまたは一般加入電話であるかを電話番号から判定するための回路である。また、電話番号判定部18は、PDC/PHSモード切替スイッチ15と接続されており、発呼先電話番号の判定結果に応じて、PDCで発呼を行うか、PHSで発呼を行うかの命令信号を発生させることにより、PDC/PHSモード切替スイッチ15のモード切替制御が可能となっている。
【0022】次に、この実施の形態の動作について、図2R>2のフローチャートを併せ参照して説明する。番号ボタン10または電話帳17を用いて発呼先の電話番号がMCPU4に入力されると(ステップ201)、MCPU4は電話番号判定部18へ発呼先電話番号情報を転送する(ステップ202)。発呼先電話番号情報を受けた電話番号判定部18は、発呼先の電話番号を解析し、発呼先がPDCであるか、PHSまたは一般加入電話であるか判定を行う(ステップ203)。なお、最近では電話番号の判定方法が簡単になっており、電話番号が「090」で始まる番号はPDC、「070」で始まる番号はPHSであることが容易に判別できるようになっている。
【0023】発呼先がPDCと判定された時(ステップ204、YES)には、電話番号判定部18にてPDCで発呼を行うための命令信号が発生され、この信号を受けたPDC/PHSモード切替スイッチ15はPDCモードに切り替えられる(ステップ205)。MCPU4は、PDC/PHSモード切替スイッチ15のモード切り替えに応じて、PDCモードにて発呼動作を行う(ステップ206)。従って、発呼先がPDCの場合は、従来のようにPHSで発呼してしまうことはなく、通話料金が安価なPDCでの発呼ができる。
【0024】一方、発呼先がPHSまたは一般加入電話と判定された時(ステップ204、NO)には、電話番号判定部18にてPHSで発呼を行うための命令信号が発生され、この信号を受けたPDC/PHSモード切替スイッチ15はPHS発呼モードに切り替えられる(ステップ207)。MCPU4は、PDC/PHSモード切替スイッチ15のモード切り替えに応じて、PHSモードにて発呼動作を行う(ステップ208)。従って、発呼先がPHSまたは一般加入電話のときは、PDCよりも通話料金が安価なPHSでの発呼ができる。
【0025】このように、この実施の形態によれば、発呼先の電話番号によって通話料金の安価な方式での発呼ができるように、自動的にモードの選択・切り替えを行うようにしたため、ユーザによる発呼先電話番号の確認及びモード切り替えのためのスイッチ操作の手間を無くし、通話料金が高い方で発呼する間違いを無くし、常に通話料金の安い方で通話ができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明になる複合携帯電話機の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図3に示す実施の形態は、図1に示した複合携帯電話機の第1の実施の形態と比べて、PDC/PHSモード切替スイッチ15の状態が電話番号判定部19へ転送される点と、電話帳17内の名前と電話番号の情報が電話番号判定部19へ転送される点が異なる。また、電話番号判定部19は、PDC/PHSモード切替スイッチ15の状態に応じて電話番号を選択するようになっており、選択した電話番号をMCPU4へ転送するようになっている。
【0027】次に、この実施の形態の動作について、図4R>4のフローチャートを併せ参照して説明する。発呼を行うために、電話帳17から発呼先の名前が選択される(ステップ401)と、選択された名前に登録されている電話番号情報が電話番号判定部19に転送される。電話番号判定部19は、電話帳17から受け取った電話番号にPDCとPHSの両方が登録されているか判定を行う(ステップ402)。
【0028】発呼先の名前にPDCとPHSの両方の電話番号が登録されていないとき(ステップ403、NO)は、通常の発呼動作を行う(ステップ404)。この場合、選択された電話番号がPDCかPHSか一般電話かに応じて、第1の実施の形態と同様の発呼動作を行うことも可能である。
【0029】一方、発呼先の名前にPDCとPHSの両方の電話番号が登録されているとき(ステップ403、YES)は、PDC/PHSモード切替スイッチ15が現在PDCモードとPHSモードのどちらのモードになっているかを確認する(ステップ405)。PDC/PHSモード切替スイッチ15の現在の状態がPDCモードであった場合(ステップ406、YES)は、電話番号判定部19にてPDCの電話番号を選択し、選択したPDCの電話番号をMCPU4へ転送し(ステップ407)、MCPU4がPDCの電話番号に発呼する(ステップ408)。
【0030】一方、PDC/PHSモード切替スイッチ15の現在の状態がPHSモードであった場合(ステップ406、NO)は、電話番号判定部19にてPHSの電話番号を選択し、選択したPHSの電話番号をMCPU4へ転送し(ステップ409)、MCPU4がPHSの電話番号に発呼する(ステップ410)。
【0031】このように、この第2の実施の形態では、発呼先がPDC/PHS複合携帯電話機であり、PDCとPHSの両方の電話番号に発呼可能なときには、現在使用可能なモードに合わせて自動的に発呼するようにしたため、ユーザによる発呼先電話番号の確認及びモード切り替えのためのスイッチ操作を不要にでき、ユーザの使い勝手を向上できる。
【0032】なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、PDC/PHS複合携帯電話機以外の方式を使用する複合携帯電話機においても、同様に方式毎に電話帳に登録できるようにして電話番号が区分されれば、本発明の適用が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、発呼先の電話番号によって通話料金の安価な方式での発呼ができるように、自動的にモードの選択・切り替えを行うようにしたため、ユーザによる発呼先電話番号の確認及びモード切り替えのためのスイッチ操作の手間を無くし、通話料金が高い方で発呼する間違いを無くし、常に通話料金の安い方で通話ができる。
【0034】また、本発明によれば、発呼先電話番号が複数の独立した移動体通信方式のそれぞれに登録されている電話番号であるときには、現在の発呼可能な移動体通信方式を識別して、識別した移動体通信方式の電話番号に自動的に発呼することにより、ユーザの電話番号を選択する手間を省くようにしたため、ユーザの使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態のブロック図である。
【図4】図3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図5】従来の複合携帯電話機の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1−1 PDC ANT部
1−2 PHS ANT部
3 PDC/PHSベースバンド処理部
4 MCPU
6 レシーバ
7 マイク
8 表示部
9 ユーザIF部
10 番号ボタン
11 データ通信IF部
12 ドライバ部
15 PDC/PHSモード切替スイッチ
16 スイッチ操作部
17 電話帳
18、19 電話番号判定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の独立した移動体通信方式のうち選択した移動体通信方式での発呼受信が可能な複合携帯電話機において、発呼先電話番号が前記複数の独立した移動体通信方式のうちのどの方式の電話番号であるか、一般加入電話かを判定する電話番号判定部と、前記電話番号判定部により判定された電話番号が、前記複数の独立した移動体通信方式のうち最も通話料金の安価な第1の移動体通信方式の電話番号又は前記一般加入電話の電話番号であるときは、該第1の移動体通信方式による発呼を行い、該第1の移動体通信方式以外の第2の移動体通信方式の電話番号であるときは、該第2の移動体通信方式による発呼を行う発呼手段とを有することを特徴とする複合携帯電話機。
【請求項2】 前記複数の独立した移動体通信方式は、PDC及びPHSであり、前記発呼手段は、前記電話番号判定部により判定された電話番号が、前記PHSの電話番号又は前記一般加入電話の電話番号であるときは、該PHSによる発呼を行い、前記PDCの電話番号であるときは、該PDCよる発呼を行うことを特徴とする請求項1記載の複合携帯電話機。
【請求項3】 複数の独立した移動体通信方式のうち選択した移動体通信方式での発呼受信が可能な複合携帯電話機において、発呼可能な相手の名前と電話番号情報を予め記憶している電話帳と、発呼先電話番号が前記電話帳から入力され、該発呼先電話番号が前記複数の独立した移動体通信方式のそれぞれに登録されている電話番号であるか否かを判定する電話番号判定部と、前記電話番号判定部により判定された電話番号が、前記複数の独立した移動体通信方式のそれぞれに登録されている電話番号であるときは、現在の発呼可能な移動体通信方式を識別して、識別した移動体通信方式の電話番号に発呼する発呼手段とを有することを特徴とする複合携帯電話機。
【請求項4】 前記複数の独立した移動体通信方式は、PDC及びPHSであることを特徴とする請求項3記載の複合携帯電話機。
【請求項5】 前記発呼手段は、前記電話番号判定部により判定された電話番号がPHSのみに登録された電話番号又は一般加入電話の電話番号であるときは、PHSによる発呼を行い、前記PDCのみに登録された電話番号であるときは、該PDCよる発呼を行うことを特徴とする請求項4記載の複合携帯電話機。
【請求項6】 PDCの無線信号を送受信する第1送受信部と、PHSの無線信号を送受信する第2の送受信部と、PDC/PHSの入力及び出力無線信号の変復調を行うベースバンド処理部と、送話及び受話を行う送受話手段と、着信を報知する着信報知手段と、PDCモード/PHSモード/複合モードのいずれかに切り替えるためのモード切替スイッチと、ユーザが手動でPDC/PHSモード切替スイッチを操作するためのスイッチ操作部と、発呼先電話番号入力手段と、前記発呼先電話番号入力手段により入力された発呼先電話番号がPDC及びPHSのうちのどちらの電話番号であるか、一般加入電話かを判定する電話番号判定部と、前記電話番号判定部により判定された電話番号が、前記PHSの電話番号又は前記一般加入電話の電話番号であるときは、前記モード切り替えスイッチを前記PHSモードに設定して発呼を行い、前記PDCの電話番号であるときは、前記モード切り替えスイッチを前記PDCモードに設定して発呼を行う発呼手段とを有することを特徴とする複合携帯電話機。

【図1】
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【図3】
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【図5】
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【図2】
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【図4】
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【公開番号】特開2000−349871(P2000−349871A)
【公開日】平成12年12月15日(2000.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−160571
【出願日】平成11年6月8日(1999.6.8)
【出願人】(000197366)静岡日本電気株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】