説明

複数の言語を連動する自動完成推薦語提供システムおよび方法

【課題】自動完成推薦語提供システムおよび方法を提供する。
【解決手段】自動完成推薦語提供システムは、推薦語リストを記録して維持する推薦語データベースと、前記推薦語データベースに記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を字素単位または音節単位で索引する推薦語索引機と、前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語リストを字素単位または音節単位の索引別に記録する推薦語索引データベースと、所定のウェブサーバから前記第2言語の問い合わせ言語の伝達を受け、前記推薦語索引データベースから前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信する問い合わせ自動完成サーバと、を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一つ以上の言語に対する自動完成推薦語提供システムおよび方法に関し、より詳細には、推薦語リストを多様な言語索引によって分類して各索引別にこれを記録し、ユーザのウェブブラウザから受信されたユーザ問い合わせ言語および設定モードによって該当の自動完成推薦語を抽出して前記ユーザに提供することで、ユーザの問い合わせ言語入力状況に適合して事前に適切な推薦語を提示することができる自動完成推薦語提供システムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、検索サービスを提供する検索ウェブサイトは、ユーザから問い合わせ言語が入力されると、前記問い合わせ言語に対応する検索結果(例えば、前記問い合わせ言語を含むウェブサイト、前記問い合わせ言語を含む記事、前記問い合わせ言語を含むファイル名を有するイメージなど)をユーザに提供する。
【0003】
現在、検索サービスは、ユーザの便宜を極大化する方向に次第に改善されている。このような改善方向の大きな核心は、ユーザが適合した問い合わせ言語を入力する際にユーザを満足させる検索結果を提供することは勿論、ユーザが不適合な問い合わせ言語を入力する際にもユーザを満足させることができる適切な検索結果を提供するものでなければならない。特に、検索サービスの利用者層が拡大するに伴い、適切な問い合わせ言語に対する十分な背景知識のないユーザが増加するにつれて、ユーザに適切なクエリをガイドする必要性が提起されている。
【0004】
また、検索サービスにおいて、ユーザが検索ウィンドウに外国語を入力しようとする場合、どのように外国語の入力を受けてユーザを満足させる適切な検索結果を提供するかに対する悩みも存在する。このような外国語入力は、例えば、日本語または中国語のようにハングルキーボード自体で支援しない外国語である場合、(1)検索サービス画面で提供される外国語入力機を介し、ユーザのマウスクリックによって検索ウィンドウに外国語を入力する方法、(2)様々な国の文字を入力することができる多国語入力機能を有するソフトウェアによって外国語を入力する方法、が代表的である。
【0005】
しかし、従来(1)の方法は、例えば、日本語“そうして”を入力しようとする場合、該当の文字に対応する平仮名を入力するために、ユーザが4回のマウスクリックを行わなければならないという煩わしさがある。また、従来(1)の方法は、マウスクリックに依存するため、一般的なキーボードによる入力より相対的にその入力速度が低下するという短所がある。さらに、従来(1)の方法は、ユーザが単語の一部のみを記憶している場合、所望する単語を正確に検索ウィンドウに入力することができないという問題点がある。しかも、従来(1)の方法は、該当の外国語を単純に検索ウィンドウに入力するだけで、他人の質問の傾向を把握する機能まで提供することができないという問題点がある。
【0006】

【0007】
これにより、外国語入力に対する検索サービスを大きく強化するため、ユーザが外国語の問い合わせ言語を入力する際に発生するタイプミスを防止することができ、特に推薦語リストを多様な基準による索引別に区分してユーザのウェブブラウザから受信されるユーザ入力事項および設定モードによってユーザが入力しようとする外国語に対する問い合わせ言語を自動で完成することができる新しい技術の出現が求められている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記のような従来技術の問題点を解決するために案出されたものであって、ユーザの問い合わせ言語入力状況に適合し、リアルタイムで適切な日本語の推薦語を提示することができる自動完成推薦語提供システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0009】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、ユーザの日本語の入力タイプミスを事前に予防することができ、正確な日本語入力機能を有する新しい検索サービスを提示することを目的とする。
【0010】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、推薦語リストを多様な基準による索引別に区分し、ユーザのウェブブラウザから受信される第2言語の問い合わせ言語でユーザが入力しようとする第1言語の推薦語を自動で完成することができる自動完成推薦語リストを提供することで、ユーザが第2言語の問い合わせ言語を入力している途中に所望する第1言語の推薦語を選択し、容易に問い合わせ言語を完成することができることを目的とする。
【0011】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、日本語単語の接頭に位置するプレフィックスだけでなく、日本語単語の末尾に位置するサフィックスを用いた外国語推薦語自動完成機能も提供することを目的とする。
【0012】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、推薦語リストを多様な基準による索引別で効果的に分類し、ユーザが入力している事項に対する自動完成推薦語をリアルタイムで抽出して提供することができるシステムを構築することで、タイプミス訂正のために多くの人力によって変換リストや推薦リストが作成される時間的・経済的損失を画期的に減少させることを目的とする。
【0013】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、推薦語自動完成を具現してユーザの問い合わせ言語の入力時間を短縮することでユーザの問い合わせ言語入力の便宜を図り、特に日本語入力に対するキーボードまたはマウスの使用が未熟であるユーザに日本語の問い合わせ言語入力の便宜を提供することを目的とする。
【0014】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、日本語の問い合わせ言語に対して一部発音のみを記憶しているユーザに対し、ユーザの記憶を補う機能を提供することを目的とする。
【0015】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法は、該当の入力事項に対する他のユーザの日本語の質問の傾向を把握しようとするユーザの欲求を満たすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記目的を達成し、上述した従来技術の問題点を解決するために、本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供システムは、推薦語リストを記録して維持する推薦語データベースと、前記推薦語データベースに記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を字素単位または音節単位で索引する推薦語索引機と、前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語リストを字素単位または音節単位の索引別に記録する推薦語索引データベースと、所定のウェブサーバから前記第2言語の問い合わせ言語を受け、前記推薦語索引データベースから前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信する問い合わせ自動完成サーバと、を含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供方法は、推薦語リストを所定の推薦語データベースに記録して維持する段階と、前記推薦語データベースに記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を字素単位または音節単位で索引する段階と、前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語リストを字素単位または音節単位の索引別に所定の推薦語索引データベースに記録する段階と、所定のユーザのウェブブラウザから前記第2言語の問い合わせ言語および設定モードを受信し、前記推薦語索引データベースから前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出して前記ウェブブラウザに送信する段階と、を含むことを特徴とする。
【0018】
本発明で用いられる推薦語は、問い合わせ言語ログ、辞書エントリ、商品モデルエントリ、図書題名エントリ、歌手エントリ、歌名エントリ、映画エントリなどのように多様な分野で用いられる単語を含む。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、ユーザが日本語を入力しようとする時、ハングルや英語で日本語発音の一部のみを入力しても、該当の日本語発音に対応する推薦語を即座に提示することができる自動完成推薦語提供システムおよび方法が提供される。
【0020】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、ユーザの日本語検索タイプミスを事前に予防することができ、正しい問い合わせ言語に対するユーザ教育機能を有する新しい検索サービスを提示することができる。
【0021】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、日本語の推薦語リストを多様な基準による索引別に区分し、ユーザのウェブブラウザから受信されるユーザ入力事項および設定モードによって、ユーザが入力中の問い合わせ言語を自動で完成することができる自動完成推薦語リストを提供することで、ユーザが問い合わせ言語入力途中に所望する言語の推薦語を選択し、容易に問い合わせ言語を完成するようにできる。
【0022】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、ハングルのように字素単位に区分される言語にも適合するように推薦語リストを字素単位に分類し、ユーザが字素単位に該当する事項を入力すれば、前記分類された推薦語リストからこれに対応する自動完成推薦語を抽出して提供することができる。
【0023】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、単語の接頭に位置するプレフィックスだけでなく、単語の末尾に位置するサフィックスを用いた推薦語自動完成機能を提供することができる。
【0024】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、推薦語リストを多様な言語による索引別で効果的に分類し、ユーザが入力している事項に対する自動完成推薦語を即座に抽出して提供することができるシステムを構築することで、タイプミス訂正のために多くの人力によって変換リストや推薦リストが作成される時間的、経済的損失を画期的に減少させることができる。
【0025】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、日本語に対する推薦語自動完成を具現してユーザの問い合わせ言語の入力時間を短縮することでユーザの問い合わせ言語入力の便宜を図り、特に日本語入力時キーボード使用が未熟であるユーザに問い合わせ言語入力の便宜を提供することができる。
【0026】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、日本語に対する問い合わせ言語の一部のみを記憶しているユーザに対して、ユーザの日本語記憶を補う機能を提供することができる。
【0027】
本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法によれば、多様な言語の入力事項に対する他人の質問の傾向を把握しようとするユーザの欲求を満たすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、添付の図面を参照して、本発明に係る自動完成推薦語提供システムおよび方法を詳しく説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供システムのネットワーク連結を示した図である。
【0030】
図1を参照すると、自動完成推薦語提供システム100は、推薦語リストを所定の推薦語データベースに記録して維持し、前記推薦語データベースに記録された推薦語リストを字素単位プレフィックス(prefix)、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックス(suffix)によって分類し、前記分類された推薦語リストを字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引別に区分して所定の推薦語索引データベースに記録する。前記推薦語リストは、ハングル、英語、日本語、中国語などのように多様な言語に対する推薦語リストを含む。
【0031】
ユーザはユーザ端末機110aまたは110bを用い、有無線通信網を介して自動完成推薦語提供システム100のウェブサーバに接続して問い合わせ言語を入力する。この場合、前記ウェブサーバは、ユーザのウェブブラウザからユーザ入力事項および設定モードを含む入力情報を受信して自動完成推薦語提供システム100の問い合わせ自動完成サーバに伝達し、前記問い合わせ自動完成サーバは前記ウェブサーバから前記入力情報の伝達を受け、前記推薦語索引データベースから前記入力情報と連関した少なくとも一つの自動完成推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信する。これによって、前記ウェブサーバは、前記問い合わせ自動完成サーバから少なくとも一つの自動完成推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信し、ユーザは問い合わせ言語の入力途中に自分が所望する自動完成推薦語を選択して容易に問い合わせ言語を完成することができる。
【0032】
図2は、本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供システムの構成を示したブロック図である。
【0033】
図2を参照すると、本実施形態に係る自動完成推薦語提供システム200は、推薦語データベース210、推薦語索引機220、推薦語索引データベース230、問い合わせ自動完成サーバ240、ウェブサーバ250を含む。
【0034】

【0035】
推薦語索引機220は、推薦語データベース210に記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を音節単位で索引する。ここで、前記索引用変換語は、前記第1言語の推薦語リストの発音を前記第2言語で表記することができる。これに対しては下記でより詳しく説明する。
【0036】
また、本発明の他の実施形態によると、推薦語索引機220は、推薦語データベース210に記録された第2言語の推薦語リストを字素単位プレフィックス、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックスによって索引することもできる。
【0037】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、推薦語索引機220は、第2言語入力に対する第1言語索引機である場合、前記第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した前記第2言語の索引用変換語に変換する変換器および所定の字素単位プレフィックス、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックスに基づいて前記索引用変換語を索引する索引機を含むことができる。
【0038】
一方、本発明の一実施形態に係る推薦語索引機220は、図2に示されたように7個の索引機を含むことがあるが、これは、適用しようとする言語の個数または索引の種類によって含まれる索引機の個数が変わることもできる。
【0039】
推薦語索引データベース230は、前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語リストを字素単位または音節単位の索引別に区分して記録する。
【0040】
また、本発明の他の実施によると、推薦語索引データベース230は、前記索引された第2言語の推薦語リストを字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引別に区分して記録することもできる。
【0041】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、推薦語索引データベース230は、各推薦語別に検索頻度を含み、前記検索頻度の順で整列して記録することもできる。
【0042】
問い合わせ自動完成サーバ240は、ウェブサーバ250から前記第2言語の問い合わせ言語の伝達を受け、推薦語索引データベース230から前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出してウェブサーバ250に送信する。
【0043】
また、本発明の他の実施形態によると、問い合わせ自動完成サーバ240は、ウェブサーバ250から前記第2言語の問い合わせ言語および設定モードの伝達を受け、推薦語索引データベース230から前記第2言語の問い合わせ言語および前記設定モードと連関した前記第1言語の自動完成推薦語または前記第2言語の自動完成推薦語を抽出してウェブサーバ250に送信することもできる。ここで、前記設定モードは、前記字素単位プレフィックス索引、前記音節単位プレフィックス索引または前記音節単位サフィックス索引に対する選択情報を含むことがある。
【0044】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、問い合わせ自動完成サーバ240は、前記第2言語の問い合わせ言語と連関した推薦語リストのうち、前記検索頻度の順によって所定個数の自動完成推薦語リストを抽出することができる。
【0045】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、問い合わせ自動完成サーバ240は、前記推薦語リストが辞書順に整列された場合、前記辞書順に整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出することができる。
【0046】
一方、本発明のさらに他の実施形態によると、前記設定モードは、字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引のうち、少なくとも一つの索引に対する選択情報を含み、問い合わせ自動完成サーバ240は、前記選択情報によって設定モードを変換するモード変換器241を含むことができる。この場合、問い合わせ自動完成サーバ240は、推薦語索引データベース230から前記設定モードに該当する推薦語リストのうち、少なくとも一つ以上の自動完成推薦語を抽出することができる。
【0047】
ウェブサーバ250は、ユーザのウェブブラウザ260から前記第2言語の問い合わせ言語を受信して問い合わせ自動完成サーバ240に伝達し、問い合わせ自動完成サーバ240から前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を受信してウェブブラウザ260に送信する。
【0048】
また、本発明の他の実施形態によると、ウェブサーバ250は、ユーザのウェブブラウザ260から前記第2言語の問い合わせ言語および前記設定モードを受信して問い合わせ自動完成サーバ240に伝達し、問い合わせ自動完成サーバ240から前記第2言語の問い合わせ言語および前記設定モードによる前記第1言語の自動完成推薦語を受信してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0049】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、ウェブサーバ250は、前記少なくとも一つの自動完成推薦語と共に前記第2言語の問い合わせ言語をウェブブラウザ260に送信する。そうすることで、ウェブブラウザ260は、第2言語の問い合わせ言語と現在の入力事項が同一であるかを確認し、前記第2言語の問い合わせ言語と前記現在の入力事項が同一である場合、前記少なくとも一つ以上の自動完成推薦語を出力する有効判断機261をさらに含むことがある。この場合、有効判断機261は、ウェブプログラムの形態でウェブブラウザ260で作動することができる。
【0050】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、ウェブブラウザ260は、前記ユーザが前記第2言語の問い合わせ言語を入力することに対応し、前記自動完成推薦語リストをリアルタイムで前記ユーザに提供することができる。
【0051】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、ウェブブラウザ260は、前記自動完成推薦語リストのうち、所定の(predetermined)条件を満たす自動完成推薦語を他の自動完成推薦語と差別表示して前記ユーザに提供することができる。ここで、前記所定の条件とは、(1)前記自動完成推薦語が前記ユーザ入力事項と一致する場合、または(2)前記自動完成推薦語と連関したコンテンツ検索やショートカットが存在する場合、を含む。
【0052】
図3は、本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供方法を示したフローチャートである。本実施形態に係る自動完成推薦語提供方法は、図2に示されたような自動完成推薦語提供システム200によって遂行可能である。
【0053】
図2および図3を参照すると、段階301で、自動完成推薦語提供システム200は、推薦語リストを推薦語データベース210に記録して維持する。
【0054】
前記推薦語リストは、自動完成推薦語提供システム200のウェブサーバ250が維持する所定の検索ウェブサイトでユーザが入力した全体クエリセット(query set)であったりし、各問い合わせ言語別に検索頻度を含むことができる。前記検索頻度は、例えば、特定の問い合わせ言語が一定期間内に何度入力されるかを分析して生成した一種の統計情報である。また、前記推薦語リストは、前記検索ウェブサイトにおいて、前記ユーザによってハングル、英語のみならず、日本語、中国語などのような多様な言語で入力されることができる。
【0055】
段階302で、自動完成推薦語提供システム200の推薦語索引機220は、推薦語データベース210に記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を字素単位または音節単位で索引する。ここで、前記索引用変換語は、前記第1言語の推薦語リストの発音を前記第2言語で表記することができる。このため、推薦語索引機220は、図2に示されたように、ハングル入力による日本語プレフィックス索引機、ハングル入力による日本語サフィックス索引機、英語入力による日本語プレフィックス索引機または英語入力による日本語サフィックス索引機を含むことができる。
【0056】
また、本発明の他の実施形態によると、段階302で、自動完成推薦語提供システム200の推薦語索引機220は、推薦語データベース210に記録された第2言語の推薦語リストを字素単位プレフィックス、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックスによって索引することができる。このため、推薦語索引機202は、図2に示されたように、字素単位プレフィックス索引機、音節単位プレフィックス索引機、および音節単位サフィックス索引機を含むことができる。
【0057】
本発明において、推薦語リストを分類するということは、推薦語リストを字素単位プレフィックス、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックスなどのように一つ以上の方法で索引(indexing)することを含む概念である。
【0058】

【0059】
日本語、漢字のような外来文字と区別されるハングルの最大の特性は、字素単位で構成されているという点である。すなわち、ハングルは、初声19字、中声21字、終声28字の基本字素を規則的に結合して一つの文字を生成する。このようなハングルの特性に基づき、推薦語索引機220の字素単位索引機は、推薦語データベース210に記録された推薦語リストを字素単位によって分類する役割を遂行する。
【0060】

【0061】
また、推薦語索引機220の音節単位プレフィックス索引機は、推薦語データベース210に記録された推薦語リストを音節単位によって索引する。
【0062】

【0063】
しかし、本発明において用いられる“プレフィックス”という用語は、上述した一般的意味の接頭辞をすべて含むことは勿論、このような接頭辞以外にも単語の頭に位置することが可能なすべての文字および単語を意味する。
【0064】

【0065】
推薦語索引機202の音節単位サフィックス索引機は、推薦語データベース210に記録された推薦語リストをサフィックスによって分類する役割を遂行する。
【0066】

【0067】
しかし、本発明で用いられる“サフィックス”という用語は、上述した一般的意味の接尾辞をすべて含むことは勿論、このような接尾辞以外にも単語の末尾に位置することが可能なすべての文字および単語を意味する。
【0068】

【0069】
段階303で、自動完成推薦語提供システム200は、前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語を字素単位または音節単位の索引別で所定の推薦語索引データベース230に記録する。このため、推薦語索引データベース230は、図2に示されたように、例えばハングル入力による日本語プレフィックス索引、ハングル入力による日本語サフィックス索引、英語入力によるプレフィックス索引、および英語入力による日本語サフィックス索引に区分して推薦語リストを記録することができる。
【0070】

【0071】
また、本発明の他の実施形態によると、段階303で、自動完成推薦語提供システム200は、前記索引された第2言語の推薦語リストを字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引またはサフィックス索引別に推薦語索引データベース230に記録することができる。このため、推薦語索引データベース230は、図2に示したように、字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引、および音節単位サフィックス索引別に推薦語リストを記録することができる。
【0072】

【0073】
一方、自動完成推薦語提供システム200は、段階302および段階303を所定の周期によって繰返し遂行して推薦語索引データベース230を定期的にアップデートすることができる。
【0074】
図4は、音節単位プレフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベース230の一例を示した図である。
【0075】

【0076】
各推薦語は、その検索頻度の順序で整列されて推薦語索引データベース230に記録されたり、これ以外に辞書順で整列されて推薦語索引データベース230に記録されたりする。この場合、ウェブサーバ250では、抽出された自動完成推薦語に対して別途の整列過程を遂行せず、即座にウェブブラウザ260にこれを提供することができるため、推薦語に対するより効果的なリアルタイム自動完成が可能となる。
【0077】
図5は、音節単位サフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベース230の一例を示した図である。
【0078】

【0079】
図6は、ハングル入力による日本語プレフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベース230の一例を示した図である。
【0080】

【0081】
図7は、ハングル入力による日本語サフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベース230の一例を示した図である。
【0082】

【0083】
図8は、英語入力による日本語プレフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベース230の一例を示した図である。
【0084】
図8に示されたように、推薦語索引データベース230は、英語索引語、日本語推薦語リストおよび英語索引用変換語を含む。例えば、前記索引語が英語“so”である場合に対しては前記日本語に対する推薦語リストの推薦語として“そう”、“そうして”などが記録され、前記英語索引用変換語として“so”、“soushite”などが記録される。ここで、前記英語索引用変換語は、前記推薦語リストで記録された推薦語である日本語の発音が英語に変換されて表記されたものである。また、各推薦語は、その検索頻度の順序で整列されて推薦語索引データベース230に記録されることもできる。
【0085】
図9は、英語入力による日本語サフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベース230の一例を示した図である。
【0086】
図9に示されたように、推薦語索引データベース230は、英語索引語、日本語推薦語リストおよび英語索引用変換語を含む。例えば、前記索引語が英語“so”である場合に対しては前記日本語に対するサフィックス推薦語リストの推薦語として“うそ”、“ようこそ”などが記録され、前記英語索引用変換語として“uso”、“youkoso”などが記録される。ここで、前記英語索引用変換語は、前記推薦語リストで記録された推薦語である日本語の発音が英語に変換されて表記されたものである。また、各推薦語は、その検索頻度の順序で整列されて推薦語索引データベース230に記録されることもできる。
【0087】
段階304で、自動完成推薦語提供システム200のウェブサーバ250は、ユーザのウェブブラウザ260から問い合わせ言語および設定モードを受信して問い合わせ自動完成サーバ240に伝達する。前記設定モードは、字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引のうち、少なくとも一つの索引に対する選択情報を含む。
【0088】
段階305で、自動完成推薦語提供システム200のモード変換器241は、前記選択情報によって設定モードを変換する。
【0089】
一例として、前記選択情報が字素単位プレフィックスである場合、モード変換器241は、前記設定モードが入力されたハングルを字素単位プレフィックスで索引する字素単位プレフィックス索引モードに変換する。
【0090】
他の例として、前記選択情報が音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引である場合、モード変換器241は、前記受信された設定モードによって前記音節単位プレフィックス索引を遂行する音節単位プレフィックス索引モードに変換したり、前記音節単位サフィックス索引を遂行する音節単位サフィックス索引モードに変換したりする。
【0091】
図10は、本発明の一実施形態において、設定モードの一例を示した図である。
【0092】
図10を参照すると、第1推薦モードは入力言語と自動完成推薦言語が同一である場合であり、第2推薦モードは入力言語と自動完成推薦言語が相違した場合であり、第3推薦モードは自動完成推薦言語が第1言語および第2言語で混合した場合である。
【0093】
前記第1推薦モードは、前記入力言語が第2言語の場合、それによる自動完成推薦言語が前記第2言語である。すなわち、前記第1推薦モードは、例えば、前記入力言語がハングルである場合それによる自動完成推薦言語がハングルであり、前記入力言語が英語である場合それによる自動完成推薦言語が英語であり、前記入力言語が日本語の場合それによる自動完成推薦言語が日本語である。また、前記第1推薦モードは、前記第2言語に対する字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引を含むことができる。
【0094】
前記第2推薦モードは、前記入力言語が第2言語である場合、それによる自動完成推薦言語が第1言語である。すなわち、前記第2推薦モードは、例えば、前記第2言語がハングルであり、前記第1言語が日本語であり、前記設定モードがハングル入力に対する日本語プレフィックス索引である場合、前記自動完成推薦言語が前記プレフィックス索引による索引用変換語に対応する日本語の推薦語であったりする。
【0095】
前記第3推薦モードは、前記入力言語が第2言語であり、自動完成推薦言語が前記第1言語および第2言語である。すなわち、前記第3推薦モードは、例えば、前記第2言語がハングルであり、前記第1言語が日本語であり、前記設定モードが混合プレフィックス索引である場合、前記自動完成推薦言語がプレフィックス索引によるハングルの推薦語および前記プレフィックス索引による索引用変換語に対応する日本語の推薦語を含むことができる。前記第3推薦モードは、ユーザの入力意図が明確ではない場合であって、ハングルの推薦語および日本語の推薦語を共に提供することでユーザ自身が所望する言語の推薦語を選択することができるようにするためのモードである。
【0096】
図11は、本発明の一実施形態において、設定モードと索引機の関係を示す図である。
【0097】
図11を参照すると、第1推薦モードは入力言語および索引によってモード1ないしモード3で区分され、前記入力言語と自動完成推薦言語が同一である場合として下記のような索引機がそれぞれ用いられる。
【0098】
前記モード1は、入力言語がハングルである場合であって、ハングルの推薦語リストを字素単位によって索引する字素単位索引機が用いられる。
【0099】
前記モード2は、入力言語の推薦語リストを音節単位プレフィックスによって索引する音節単位プレフィックス索引機が用いられる。本発明の実施形態によると、前記モード2で前記入力言語がハングルである場合、前記音節単位プレフィックス索引機は、ハングルの推薦語リストを音節単位プレフィックスによって索引するハングル音節単位プレフィックス索引機である。また、本発明の他の実施形態によると、前記モード2で前記入力言語が英語である場合、前記音節単位プレフィックス索引機は、英語の推薦語リストを音節単位プレフィックスによって索引する英語音節単位プレフィックス索引機である。また、本発明のさらに他の実施形態によると、前記モード2で前記入力言語が日本語である場合、前記音節単位プレフィックス索引機は、日本語の推薦語リストを音節単位プレフィックスによって索引する日本語音節単位プレフィックス索引機である。
【0100】
前記モード3は、入力言語の推薦語リストを音節単位サフィックスによって索引する音節単位サフィックス索引機が用いられる。また、本発明の実施形態によると、前記モード3で前記入力言語がハングルである場合、前記音節単位サフィックス索引機は、ハングルの推薦語リストを音節単位サフィックスによって索引するハングル音節単位サフィックス索引機である。また、本発明の他の実施形態によると、前記モード3で前記入力言語が英語である場合、前記音節単位サフィックス索引機は、英語の推薦語リストを音節単位サフィックスによって索引する英語音節単位サフィックス索引機である。また、本発明のさらに他の実施形態によると、前記モード3で前記入力言語が日本語である場合、前記音節単位サフィックス索引機は、日本語の推薦語リストを音節単位プレフィックスによって索引する日本語音節単位サフィックス索引機である。
【0101】
一方、第2推薦モードは、入力言語および索引によってモード4ないしモード7で区分されており、前記入力言語と自動完成推薦言語が相違した場合であって、各モードによって下記のような索引機がそれぞれ用いられる。
【0102】
前記モード4は前記入力言語がハングルであり、前記自動完成推薦言語が日本語であり、プレフィックス索引である場合であって、ハングル入力による日本語プレフィックス索引機が用いられる。前記ハングル入力による日本語プレフィックス索引機は、日本語の推薦語リストをハングル表記の索引用変換語に変換した後、前記索引用変換語を字素単位または音節単位プレフィックスによって索引する。
【0103】
モード5は前記入力言語がハングルであり、前記自動完成推薦言語が日本語であり、サフィックス索引である場合であって、ハングル入力による日本語サフィックス索引機が用いられる。前記ハングル入力による日本語サフィックス索引機は、日本語の推薦語リストをハングル表記の索引用変換語に変換した後、前記索引用変換語を音節単位サフィックスによって索引する。
【0104】
モード6は前記入力言語が英語であり、前記自動完成推薦言語が日本語であり、プレフィックス索引である場合であって、英語入力による日本語プレフィックス索引機が用いられる。前記英語入力によるプレフィックス索引機は、日本語の推薦語リストを英語表記の索引用変換語に変換した後、前記索引用変換語を音節単位プレフィックスによって索引する。
【0105】
前記モード7は前記入力言語が英語であり、前記自動完成推薦言語が日本語であり、サフィックス索引である場合であって、英語入力による日本語サフィックス索引機が用いられる。前記英語入力による日本語サフィックス索引機は、日本語の推薦語リストを英語表記の索引用変換語に変換した後、前記索引用変換語を音節単位サフィックスによって索引する。
【0106】
一方、第3推薦モードは、入力言語および索引によってモード8ないしモード11で区分される。例えば、自動完成推薦言語が前記入力言語および日本語を提供する場合、各モードによって下記のような二つの索引機が用いられる。
【0107】
前記モード8は前記入力言語がハングルであり、プレフィックス索引である場合であって、前記ハングル入力による日本語プレフィックス索引機および前記ハングル字素単位または音節単位プレフィックス索引機が用いられる。
【0108】
モード9は前記入力言語がハングルであり、サフィックス索引である場合であって、前記ハングル入力による日本語サフィックス索引機および前記ハングル音節単位サフィックス索引機が用いられる。
【0109】
モード10は前記入力言語が英語であり、プレフィックス索引である場合であって、前記英語入力による日本語プレフィックス索引機および前記英語音節単位プレフィックス索引機が用いられる。
【0110】
前記モード11は前記入力言語が英語であり、サフィックス索引である場合であって、前記英語入力による日本語サフィックス索引機および前記英語音節単位サフィックス索引機が用いられる。
【0111】
段階306で、自動完成推薦語提供システム200の問い合わせ自動完成サーバ240は、ウェブサーバ250から前記第2言語の問い合わせ言語および前記設定モードを含む入力事項の伝達を受け、推薦語索引データベース230から前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出してウェブサーバ250に送信する。前記設定モードは、前記字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または前記音節単位サフィックス索引に対する選択情報を含むことができる。
【0112】
また、本発明の他の実施形態によると、段階306で、問い合わせ自動完成サーバ240は、推薦語索引データベース230から前記選択された索引に該当する推薦語リストのうち、少なくとも一つ以上の自動完成推薦語を抽出することができる。
【0113】
また、本発明のさらに他の実施形態によると、段階306で、問い合わせ自動完成サーバ240は、ウェブサーバ250から前記第2言語の問い合わせ言語および前記設定モードを含む入力事項の伝達を受け、推薦語索引データベース230から前記第2言語の自動完成推薦語を抽出してウェブサーバ250に送信することもできる。
【0114】
本段階306で、問い合わせ自動完成サーバ240は、少なくとも一つの自動完成推薦語を抽出することにおいて、推薦語索引データベース230から前記設定モードによって選択された索引に該当する推薦語リストのうち、前記入力情報に含まれたユーザ入力事項に対応する少なくとも一つ以上の自動完成推薦語を抽出する。
【0115】
本発明の一実施形態によると、本段階306で、問い合わせ自動完成サーバ240は、少なくとも一つの自動完成推薦語を抽出することにおいて、前記入力情報と連関した推薦語リストのうち、検索頻度の順序で所定個数の自動完成推薦語を抽出することができる。
【0116】

【0117】
一方、上述したモード変換器241が段階305で前記受信された設定モードを変換した場合において、問い合わせ自動完成サーバ205は、本段階306で、推薦語索引データベース203から前記変換されたモードに該当する推薦語リストのうち、少なくとも一つの自動完成推薦語を抽出することができる。
【0118】
段階307で、ウェブサーバ250は、問い合わせ自動完成サーバ240から少なくとも一つの自動完成推薦語を受信してウェブブラウザ260に送信する。この場合、ウェブサーバ250は、前記少なくとも一つの自動完成推薦語と共に既受信された前記ユーザ入力事項をウェブブラウザ260に送信することができる。
【0119】
段階308で、自動完成推薦語提供システム200の有効判断機261は、ウェブサーバ250から受信された前記ユーザ入力事項と、自分が現在作動しているウェブブラウザ260の検索ウィンドウに入力されている現在の入力事項が同一であるかを確認する。有効判断機261がウェブプログラムの形態でウェブブラウザ250で作動されることは上述した通りである。
【0120】
段階308における確認結果、前記ユーザ入力事項と前記現在の入力事項が同一である場合、段階309で、有効判断機261は、ウェブサーバ250から受信された少なくとも一つの自動完成推薦語を含む自動完成推薦語リストを出力する。
【0121】
このように、ウェブサーバ250は、段階307で、自動完成推薦語リストと共に既受信されたユーザ入力事項をウェブブラウザ260に返還し、ウェブブラウザ260で作動する有効判断機261は、返還されたユーザ入力事項が現在のウェブブラウザ260の入力事項と同一であるかを確認した後、前記自動完成推薦語リストを出力する。
【0122】
その結果、有効判断機261は、段階308および段階309を介し、ネットワーク遅延によってウェブサーバ250の送信する自動完成推薦語リストがユーザの現在の入力事項と無関係な場合が発生することを未然に防止することができる。
【0123】
図12は、設定モードとしてモード4が設定された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0124】

【0125】
このため、問い合わせ自動完成サーバ240は、各推薦語別に検索頻度の順序で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、ウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0126】
また、これ以外に、問い合わせ自動完成サーバ240は、一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、ウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することもできる。
【0127】
図13は、設定モードとしてモード5が選択された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0128】

【0129】
この場合も、問い合わせ自動完成サーバ240が各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、これをウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0130】
図14は、設定モードとしてモード6が設定された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0131】
図14に示されたように、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力した場合として図12とは異なり、図14は前記設定モードとして英語入力による日本語プレフィックス索引(モード6)が選択された場合、ユーザに提供されることができる自動完成推薦語リストの一例である。このような設定モードは、ユーザによって選択されたり、ユーザではなく自動完成推薦語提供システム200によって任意で選択されたりする。
【0132】
一方、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力すると、自動完成推薦語提供システム200は、段階304ないし段階309の過程を遂行し、前記入力された英語“so”の発音に対応する日本語プレフィックス索引によって索引された“そう”、“そうして”、“そして”などの推薦語を含む自動完成推薦語リストを検索ウィンドウの下側に出力することができる。
【0133】
このため、問い合わせ自動完成サーバ240は、各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、ウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することもできる。
【0134】
図15は、設定モードとしてモード7が選択された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0135】
図15に示されたように、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力した場合として図14と異なり、図15は前記設定モードとして英語入力による日本語サフィックス索引(モード7)が選択された場合、ユーザに提供されることができる自動完成推薦語リストの一例である。このような設定モードは、ユーザによって選択されたり、ユーザではなく自動完成推薦語提供システム200によって任意で選択されることができる。
【0136】
一方、このように、ユーザが“so”を入力すると、自動完成推薦語提供システム200は、段階304ないし段階309の過程を遂行し、前記入力された英語“so”の発音に対応する日本語サフィックス索引によって索引された“いっそ”、“うそ”、“おそ”などの推薦語を含む自動完成推薦語リストを検索ウィンドウの下側に出力することができる。
【0137】
この場合も、問い合わせ自動完成サーバ240が各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、これをウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0138】
図16は、設定モードとしてモード8が選択された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0139】

【0140】
この場合も、問い合わせ自動完成サーバ240が各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、これをウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0141】
図17は、設定モードとしてモード9が選択された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0142】

【0143】
この場合も、問い合わせ自動完成サーバ240が各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、これをウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0144】
図18は、設定モードとしてモード10が選択された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0145】
図18に示されたように、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力した場合、前記設定モードとして英語入力による日本語プレフィックス索引および英語プレフィックス索引(モード10)が選択された場合、ユーザに提供されることができる自動完成推薦語リストの一例である。このような設定モードは、ユーザによって選択されたり、ユーザではなく自動完成推薦語提供システム200によって任意で選択されたりする。
【0146】
一方、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力すると、自動完成推薦語提供システム200は、段階304ないし段階309の過程を遂行し、前記入力された英語“so”の発音に対応する日本語プレフィックス索引によって索引された“そう”、“そうして”、“そして”などの日本語推薦語、および前記入力された英語“so”に対する英語プレフィックス索引によって索引された“something”、“soon”、“sort”などの英語推薦語を含む自動完成推薦語リストを検索ウィンドウの下側に出力することができる。
【0147】
この場合も、問い合わせ自動完成サーバ240が各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、これをウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0148】
図19は、設定モードとしてモード11が選択された場合、ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【0149】
図19に示されたように、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力した場合、前記設定モードとして英語入力による日本語サフィックス索引および英語サフィックス索引(モード11)が選択された場合、ユーザに提供されることができる自動完成推薦語リストの一例である。このような設定モードは、ユーザによって選択されたり、ユーザではなく自動完成推薦語提供システム200によって任意で選択されたりする。
【0150】
一方、ユーザが検索ウィンドウに“so”を入力すると、自動完成推薦語提供システム200は、段階304ないし段階309の過程を遂行し、前記入力された英語“so”の発音に対応する日本語サフィックス索引によって索引された“いっそ”、“うそ”、“おそ”などの日本語推薦語、および前記入力された英語“so”に対する英語サフィックス索引によって索引された“so”、“soso”、“toroso”などの英語推薦語を含む自動完成推薦語リストを検索ウィンドウの下側に出力することができる。
【0151】
この場合も、問い合わせ自動完成サーバ240が各推薦語別に検索頻度の順序または一般辞書順で整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出した後、これをウェブサーバ250を介してウェブブラウザ260に送信することができる。
【0152】
以上のように、本発明は、外国語が日本語である場合に対して説明したが、本発明は、前記実施形態の日本語にのみ限定されるものではなく、外国語の発音符号をハングルや英語で表記可能な外国語に対してはすべて適用が可能であり、これは本発明が属する分野において通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正および変形が可能である。
【0153】
本発明の実施形態は、コンピュータにより具現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。前記媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともできる。前記媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクおよび磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。前記媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。前記したハードウェア要素は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成され、その逆も同様である。
【0154】
図20は、本発明に係る自動完成推薦語提供方法の実行に採用される汎用コンピュータ装置の内部ブロック図である。
【0155】
コンピュータ装置2000は、主記憶装置(一般的には、random access memoryまたはRAM2020)および主記憶装置(一般的には、read only memoryまたはROM2030)を含む記憶装置と連結される一つ以上のプロセッサ2010(中央処理装置またはCPUとも呼ばれる)を含む。本技術分野において広く知られているように、ロム2030は、データおよび命令を単一方向にCPUに送信する役割をし、ラム2020は通常、データおよび命令を双方向的な方法で送信するのに用いられる。これら主記憶装置は、両方とも前記したコンピュータ読み取り可能な媒体のあらゆる好適な形態を含むことができる。大容量記憶装置(Mass Storage)2040は、双方向的にCPUに連結され、追加的なデータ保存能力を提供し、前記したコンピュータ読み取り可能な媒体のいずれかを含むことができる。大容量記憶装置2040は、プログラム、データなどを記憶するのに用いられ、通常、主記憶装置より速度が遅いハードディスク等の補助記憶装置である。CD−ROM2060などの特定の大容量記憶装置が単一方向にCPUにデータを送ることもある。プロセッサ2010は、ビデオモニタ、トラックボール、マウス、キーボード、マイクロフォン、タッチスクリーン型ディスプレイ、カード読み取り機、磁気または紙テープ読み取り機、音声または筆記認識機、ジョイスティック、または他のコンピュータなどの他の公知の入力装置のような一つ以上の入出力装置を含むインターフェイス2050と連結される。最後に、プロセッサ2010は、ネットワークインターフェイス2070に一般的に示されるようなネットワーク接続を用いてコンピュータまたは無線通信ネットワークに接続されてもよい。このようなネットワーク接続を介して、前記した方法の手順を実行することにより、CPUが前記ネットワークから情報の入力を受けたり、前記ネットワークに情報を出力したりすることが意図される。前記した装置および道具は、コンピュータハードウェアおよびソフトウェア技術分野の当業者にとって周知である。一方、前記したハードウェア要素は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成される。
【0156】
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。
【0157】
すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0158】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供システムのネットワーク連結を示した図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供システムの構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る自動完成推薦語提供方法を示したフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態において、音節単位プレフィックス索引による索引語および推薦語リストの一例を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態において、音節単位サフィックス索引による索引語および推薦語リストの一例を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態において、ハングル入力による日本語プレフィックス(prefix)索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベースの一例を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態において、ハングル入力による日本語サフィックス(suffix)索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベースの一例を示した図である。
【図8】本発明の一実施形態において、英語入力による日本語プレフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベースの一例を示した図である。
【図9】本発明の一実施形態において、英語入力による日本語サフィックス索引で区分された推薦語リストを記録する推薦語索引データベースの一例を示した図である。
【図10】本発明の一実施形態において、設定モードの一例を示した図である。
【図11】本発明の一実施形態において、設定モードと索引機の関係を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態において、設定モードがモード4の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図13】本発明の一実施形態において、設定モードがモード5の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図14】本発明の一実施形態において、設定モードがモード6の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図15】本発明の一実施形態において、設定モードがモード7の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図16】本発明の一実施形態において、設定モードがモード8の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図17】本発明の一実施形態において、設定モードがモード9の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図18】本発明の一実施形態において、設定モードがモード10の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図19】本発明の一実施形態において、設定モードがモード11の場合ユーザに提供される自動完成推薦語リストの一例を示した図である。
【図20】本発明に係る自動完成推薦語提供方法の実行に採用されることができる汎用コンピュータ装置の内部ブロック図である。
【符号の説明】
【0159】
200 自動完成推薦語提供システム
210 推薦データベース
220 推薦語索引機
230 推薦語索引データベース
240 問い合わせ自動完成サーバ
250 ウェブサーバ
260 ウェブブラウザ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動完成推薦語提供システムにおいて、
推薦語リストを記録して維持する推薦語データベースと、
前記推薦語データベースに記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を字素単位または音節単位で索引する推薦語索引機と、
前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語リストを字素単位または音節単位の索引別に記録する推薦語索引データベースと、
所定のウェブサーバから前記第2言語の問い合わせ言語を受け、前記推薦語索引データベースから前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出して前記ウェブサーバに送信する問い合わせ自動完成サーバと、
を含むことを特徴とする自動完成推薦語提供システム。
【請求項2】
前記索引用変換語は、前記第1言語の推薦語リストの発音を前記第2言語で表記することを特徴とする請求項1に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項3】
前記ウェブサーバは、
ユーザのウェブブラウザから前記第2言語の問い合わせ言語を受信して前記問い合わせ自動完成サーバに伝達し、前記問い合わせ自動完成サーバから前記問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信することを特徴とする請求項1に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項4】
前記ウェブサーバは、
前記ウェブブラウザーから前記第2言語の問い合わせ言語および設定モードを受信して前記問い合わせ自動完成サーバに伝達し、前記問い合わせ自動完成サーバから前記第2言語の問い合わせ言語および前記設定モードによる前記第1言語の自動完成推薦語を受信して前記ウェブブラウザに送信することを特徴とする請求項3に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項5】
前記設定モードは、前記字素単位プレフィックス索引、前記音節単位プレフィックス索引または前記音節単位サフィックス索引に対する選択情報を含み、
前記問い合わせ自動完成サーバは、前記推薦語索引データベースから前記選択された索引に該当する推薦語リストのうち、少なくとも一つ以上の自動完成推薦語を抽出することを特徴とする請求項4に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項6】
前記設定モードが前記字素単位プレフィックス索引の場合、
前記推薦語索引機は、
前記索引用変換語を前記字素単位プレフィックスによって索引するか、または前記第2言語の推薦語リストを前記字素単位プレフィックスによって索引することを特徴とする請求項5に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項7】
前記設定モードが前記音節単位プレフィックス索引の場合、
前記推薦語索引機は、
前記索引用変換語を前記音節単位プレフィックスによって索引するか、または前記第2言語の推薦語リストを前記音節単位プレフィックスによって索引することを特徴とする請求項5に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項8】
前記設定モードが前記音節単位サフィックス索引の場合、
前記推薦語索引機は、
前記索引用変換語を前記音節単位サフィックスによって索引するか、または前記第2言語の推薦語リストを前記音節単位サフィックスによって索引することを特徴とする請求項5に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項9】
前記推薦語索引機は、
前記第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した前記第2言語の索引用変換語に変換する変換器と、
所定の字素単位プレフィックス、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックスに基づいて前記索引用変換語を索引する索引機と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項10】
前記推薦語索引機は、
前記推薦語データベースに記録された前記第2言語の推薦語リストを字素単位プレフィックス、音節単位プレフィックスまたは音節単位サフィックスによって索引し、
前記推薦語索引データベースは、
前記索引された第2言語の推薦語リストを字素単位プレフィックス索引、音節単位プレフィックス索引または音節単位サフィックス索引別に記録することを特徴とする請求項1に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項11】
前記問い合わせ自動完成サーバは、
前記選択情報によって設定モードを変換するモード変換器を含むことを特徴とする請求項5に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項12】
前記問い合わせ自動完成サーバは、前記推薦語索引データベースから前記設定モードに該当する推薦語リストのうち、少なくとも一つ以上の自動完成推薦語を抽出することを特徴とする請求項4に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項13】
前記ウェブサーバは、前記少なくとも一つ以上の自動完成推薦語と共に前記第2言語の問い合わせ言語を前記ウェブブラウザに送信することを特徴とする請求項3に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項14】
前記ウェブブラウザは、前記第2言語の問い合わせ言語と前記ウェブブラウザの現在の入力事項が同一であるかを確認し、前記第2言語の問い合わせ言語と前記現在の入力事項が同一である場合、前記自動完成推薦語を出力する有効判断機をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項15】
前記推薦語リストは、各推薦語別に検索頻度を含み、前記検索頻度の順序で整列されて前記推薦語索引データベースに記録されることを特徴とする請求項1に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項16】
前記問い合わせ自動完成サーバは、前記第2言語の問い合わせ言語と連関した推薦語リストのうち、前記検索頻度の順序によって所定個数の自動完成推薦語リストを抽出することを特徴とする請求項15に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項17】
前記推薦語リストは辞書順で整列されていて、
前記問い合わせ自動完成サーバは、辞書順に整列された所定個数の自動完成推薦語リストを抽出することを特徴とする請求項1に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項18】
前記ウェブサーバは、
前記ウェブブラウザを介して前記ユーザが前記第2言語の問い合わせ言語を入力することに対応し、前記自動完成推薦語リストをリアルタイムで前記ユーザに提供することを特徴とする請求項3に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項19】
前記ウェブサーバは、
前記ウェブブラウザを介して前記自動完成推薦語リストのうち所定の条件を満たす自動完成推薦語を他の自動完成推薦語と差別表示して前記ユーザに提供することを特徴とする請求項3に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項20】
前記所定の条件は(1)前記自動完成推薦語が前記ユーザ入力事項と一致する場合、または(2)前記自動完成推薦語と連関したコンテンツ検索やショートカットが存在する場合を含むことを特徴とする請求項19に記載の自動完成推薦語提供システム。
【請求項21】
自動完成推薦語提供方法において、
推薦語リストを所定の推薦語データベースに記録して維持する段階と、
前記推薦語データベースに記録された第1言語の推薦語リストを前記第1言語と連関した第2言語の索引用変換語に変換し、前記索引用変換語を字素単位または音節単位で索引する段階と、
前記索引用変換語および前記索引用変換語に対応する前記第1言語の推薦語リストを字素単位または音節単位の索引別で所定の推薦語索引データベースに記録する段階と、
所定のユーザのウェブブラウザから前記第2言語の問い合わせ言語および設定モードを受信し、前記推薦語索引データベースから前記第2言語の問い合わせ言語と連関した前記第1言語の自動完成推薦語を抽出して前記ウェブブラウザに送信する段階と、
を含むことを特徴とする自動完成推薦語提供方法。
【請求項22】
前記索引用変換語は、前記第1言語の推薦語リストの発音を前記第2言語で表記することを特徴とする請求項21に記載の自動完成推薦語提供方法。
【請求項23】
前記設定モードは、前記字素単位プレフィックス索引、前記音節単位プレフィックス索引または前記音節単位サフィックス索引に対する選択情報を含み、
自動完成推薦語を抽出する前記段階は、
前記推薦語索引データベースから前記選択された索引に該当する推薦語リストのうち少なくとも一つの自動完成推薦語を抽出することを特徴とする請求項21に記載の自動完成推薦語提供方法。
【請求項24】
前記設定モードが前記字素単位プレフィックス索引である場合、
字素単位で索引する前記段階は、
前記索引用変換語を前記字素単位プレフィックスによって索引するか、または前記第2言語の推薦語リストを前記字素単位プレフィックスによって索引することを特徴とする請求項23に記載の自動完成推薦語提供方法。
【請求項25】
前記設定モードが前記音節単位プレフィックス索引である場合、
音節単位で索引する前記段階は、
前記索引用変換語を前記音節単位プレフィックスによって索引するか、または前記第2言語の推薦語リストを前記音節単位プレフィックスによって索引することを特徴とする請求項23に記載の自動完成推薦語提供方法。
【請求項26】
前記設定モードが前記音節単位サフィックス索引である場合、
音節単位で索引する前記段階は、
前記索引用変換語を前記音節単位サフィックスによって索引するか、または前記第2言語の推薦語リストを前記音節単位サフィックスによって索引することを特徴とする請求項23に記載の自動完成推薦語提供方法。
【請求項27】
請求項21〜26のうち何れか一項の方法を行うためのプログラムが記録されていることを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2007−122719(P2007−122719A)
【公開日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−287413(P2006−287413)
【出願日】平成18年10月23日(2006.10.23)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】