複数等級の不織布を生産するための機械
【課題】スパンボンド・タワーへ与えられた同じ供給材料に対して異なる等級の不織布を得ることができる不織布生産機械を提供すること。
【解決手段】スパンボンド・タワー(1〜4)を備えた不織布生産機械であって、同じ性質の長繊維から同じ1つの機械で、水噴射によって統合されたウェブN1、カレンダーにかけられ次いで水噴射によって軟化されたウェブN4及びカレンダーにかけられただけのウェブN3を得る手段(7〜14)を有する。
【解決手段】スパンボンド・タワー(1〜4)を備えた不織布生産機械であって、同じ性質の長繊維から同じ1つの機械で、水噴射によって統合されたウェブN1、カレンダーにかけられ次いで水噴射によって軟化されたウェブN4及びカレンダーにかけられただけのウェブN3を得る手段(7〜14)を有する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、不織布を生産するための機械に関し、より具体的には長繊維(filaments)または長繊維及び繊維(溶融吹き付けされたウェブ(melt blown webs))をウェブとしてコンベヤの上側走路上に堆積させる1つ又は複数のスパンボンド・タワー及び所望により1つ又は複数の溶融吹き付けヘッドを備える、不織布生産のための機械に関する。この様に堆積され、依然として壊れやすいウェブは、水噴射統合ユニットに送られる。
【背景技術】
【0002】
これら不織布生産機械は、スパンボンド・タワーへ与えられた特定の供給原料に対して1つの等級の不織布しか得ることができない。
【特許文献1】米国特許第5301401号明細書
【特許文献2】欧州特許出願公開第072691号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、スパンボンド・タワーへ与えられた同じ供給材料に対して異なる等級の不織布を得ることができる不織布生産機械によって、上記欠点を解消するものである。
【0004】
したがって、本発明の主題は、長繊維をウェブとして第1のコンベヤの上側走路上に堆積させるスパンボンド・タワーを備える不織布生産機械であって、前記ウェブを前記第1のコンベヤの上側走路の方向以外の方向を有する経路に沿って前記第1のコンベヤから第1の水噴射統合ユニットへ転送させる第1の手段と、前記第1のコンベヤの前記上側走路の方向の下流に設けられたカレンダーと、このカレンダーの下流に設けられている、このカレンダーにかけられた前記ウェブを必要に応じて、前記ウェブに添加物を塗布するための塗布ユニットに直接的に向けてそらせるか、第2の水噴射統合ユニットを介在させて間接的に、前記ウェブに添加物を塗布するための前記ユニットに向けてそらせる手段と、前記第1の統合ユニットを離れた前記ウェブを前記第2の統合ユニットに転送させる第2の手段と、を備えていることを特徴とする不織布生産機械である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
したがって、同じ1つの機械により、ウェブを単純なカレンダー工程と、それに続く塗布ユニットによる処理(この処理は、印刷工程による界面活性剤、接合剤、潤滑剤、膨潤剤又は染料の塗布、およびそれに続く染色工程及び巻取り工程から成るものであってよい)とに付すことができ、または、ウェブを該カレンダーユニットに転送し、次いで第2の統合ユニットに転送し、最後に前記塗布ユニットに転送したり、若しくは、ウェブを第1の統合ユニットに転送し、次いで前記第2の統合ユニットに転送し、最後に前記塗布ユニットに転送したりすることもできる。ウェブがカレンダーにかけられた後ではウェブが柔軟になるように、又ウェブがカレンダーにかけられていない場合にはそれをさらに統合するように、またはそのウェブに穴あけを行うか、若しくはその上にロゴ又は3次元の構成物を作成するように、第1の水噴射統合(water−jet consolidation)は、20と400barの間の圧力で行われ、第2の水噴射統合は50と600barの間の圧力で行われる。
【0006】
各統合は、例えばドラム又はコンベヤを使用して水噴流で行われる。
【0007】
一実施形態によれば、第1の転送手段は、第1の水噴射統合を実施するための装置の一部としてドラムを備える。前記そらせる手段は、単にウェブをそらせるロールを備えたものであってよく、該ロールは、ウェブがこのロールの湾曲(その凹みが上向き又は下向きになる)の何れを回るかに依存してウェブを第2の統合ユニットを迂回させるか、または、それを通過させる。第1の統合ユニットを離れるウェブを第2の統合ユニットに転送する第2の手段は第2のコンベヤから構成してもよい。他の可能性としては、第2の統合を迂回させるか実行するかの何れかが挙げられ、迂回の場合には水噴射機はオンにされない。
【0008】
有利な一実施形態によれば、ウェブに含まれている水分を搾り出す手段が前記塗布ユニットの上流に設けられる。この搾出手段は、詳しくは例えば400mbarと700mbarの間の真空を生成するための装置を備える第3のコンベヤから構成してもよい。これにより今では疎水性の長繊維、例えばポリプロピレン、ポリエチレン又はメタロセンの長繊維から成るウェブを、界面活性剤及び/又は接合剤での処理または他の高級化処理(ennobling treatment)に付すことが可能である。なぜなら、ウエブは、この種の処理を成功裏に受けるに十分乾燥されるからである。さらに、この事前の搾出処理のおかげで、乾燥作業中に蒸発させる液体がより少なくなる。この処理はウェブの片面又は両面に実施してもよく、そのウェブは固形状のもの、構造化されたもの又は穴あけされたものの何れでもよい。さらにスパンボンド・タワーで添加剤又は染料を加えることによって親水性長繊維を染色してもよい。
【0009】
米国特許第5301401号明細書及び欧州特許出願公開第072691号明細書には、いくつかの経路を有する機械については記載されていない。
【0010】
添付図面の単一の図は本発明を例示するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
該図は、本発明の機械の概略的断面図である。
本機械はスパンボンド・タワーを備え、そのスパンボンド・タワーは、長繊維Fの幕を生成するために有機ポリマーの溶融物(この溶融物はダイ1に供給される)を押し出すための押出し装置と、押し出された長繊維の少なくとも表面を硬化させるための冷却区域2と、その中で前記長繊維の幕がその長繊維を引っ張る高速空気流の作用に曝されるチャンバの形態の吸引装置3と、該吸引装置の出口で空気流を偏向させ且つ減速させ、長繊維Fを、エンドレスの第1のコンベヤ6の上側走路5上に堆積されるウェブとしてランダムに撒布させる拡散装置4を有する。該長繊維は長繊維Fの束の形態で図の平面に対して直角に横たわる。
【0012】
上側走路5の上方に装着されているのは文字Aで記号的に示されている内部真空装置をもつ水平ドラム7である。ドラム7の側方表面は穴あけされている。ドラムはその軸の周りを回転する。ドラムは開口部を備えたスリーブによって囲まれている。2つの噴射器8が、加圧水噴流をドラムの側面に射出し、長繊維のウェブはウェブN1の形態でドラム7と噴射器8との間を通過し、かくして統合されることが可能にされている。噴流は80乃至170ミクロンの直径を有するものであってよい。メートル当たりの噴流の数は1,000乃至5,000であってよく、噴射器内の水圧は10乃至400barであってよく、その一方でドラム7内の真空はマイナス20mbar乃至マイナス500mbarであってよく、ドラム7は1乃至800m/分の速度で駆動することができる。次いでウェブN1は、ドラム7と同じ構造で同じ動作をする第2のドラム11に到達するために第2コンベヤ10の上側走路9に送られる。ウェブはドラム11から、ドラム11のように噴射器を備えるドラム12に送られる。ドラム12はその構造及び動作においてドラム11と類似である。
【0013】
ウェブNを、ウェブN1としてドラム7の上を通過させる代わりにそれを切断(cut)して、ウェブN2としてコンベヤ6の上側走路5と同じ方向に沿って進ませ、カレンダー13を通過させることが可能である。カレンダー13の後に設けられているのはそらせロール14であり、そのロールは、ウェブN2がロール14の上側を通過させられるかこのロール14の下側を通過させられるかに依存してウェブN3としてまたはウェブN4としてウェブをそらせる。ウェブN3は、水分搾出装置16つまり600mbarの真空を作り出す装置を備える第3のコンベヤ15に直接転送され、したがってドラム11及び12を迂回する。一方、ウェブN4は、これらドラム11及び12を通過し、その後、他方のウェブN1及びN3と同様に、コンベヤ15に送られ、次いでそこから界面活性剤及び接合剤を塗布するためのステーション18を備える塗布ユニット、乾燥ステーション19及び巻取りステーション20に取り込まれる。
【0014】
図の破線は、ウェブN1からN4全てが塗布ユニットを通過することを示している。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の機械の概略的断面図である。
【符号の説明】
【0016】
1 ダイ
2 冷却区域
3 吸引装置
4 拡散装置
5 第1コンベヤの上側走路
6 第1のコンベヤ
7 水平ドラム
8 噴射器
9 第2コンベヤの上側走路
10 第2コンベヤ
11 第2ドラム
12 ドラム
13 カレンダー
14 そらせロール
15 第3コンベヤ
16 水分搾出装置
17 ユニット
18 界面活性剤及び接合剤塗布ステーション
19 乾燥ステーション
20 巻取りステーション
【技術分野】
【0001】
本発明は、不織布を生産するための機械に関し、より具体的には長繊維(filaments)または長繊維及び繊維(溶融吹き付けされたウェブ(melt blown webs))をウェブとしてコンベヤの上側走路上に堆積させる1つ又は複数のスパンボンド・タワー及び所望により1つ又は複数の溶融吹き付けヘッドを備える、不織布生産のための機械に関する。この様に堆積され、依然として壊れやすいウェブは、水噴射統合ユニットに送られる。
【背景技術】
【0002】
これら不織布生産機械は、スパンボンド・タワーへ与えられた特定の供給原料に対して1つの等級の不織布しか得ることができない。
【特許文献1】米国特許第5301401号明細書
【特許文献2】欧州特許出願公開第072691号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、スパンボンド・タワーへ与えられた同じ供給材料に対して異なる等級の不織布を得ることができる不織布生産機械によって、上記欠点を解消するものである。
【0004】
したがって、本発明の主題は、長繊維をウェブとして第1のコンベヤの上側走路上に堆積させるスパンボンド・タワーを備える不織布生産機械であって、前記ウェブを前記第1のコンベヤの上側走路の方向以外の方向を有する経路に沿って前記第1のコンベヤから第1の水噴射統合ユニットへ転送させる第1の手段と、前記第1のコンベヤの前記上側走路の方向の下流に設けられたカレンダーと、このカレンダーの下流に設けられている、このカレンダーにかけられた前記ウェブを必要に応じて、前記ウェブに添加物を塗布するための塗布ユニットに直接的に向けてそらせるか、第2の水噴射統合ユニットを介在させて間接的に、前記ウェブに添加物を塗布するための前記ユニットに向けてそらせる手段と、前記第1の統合ユニットを離れた前記ウェブを前記第2の統合ユニットに転送させる第2の手段と、を備えていることを特徴とする不織布生産機械である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
したがって、同じ1つの機械により、ウェブを単純なカレンダー工程と、それに続く塗布ユニットによる処理(この処理は、印刷工程による界面活性剤、接合剤、潤滑剤、膨潤剤又は染料の塗布、およびそれに続く染色工程及び巻取り工程から成るものであってよい)とに付すことができ、または、ウェブを該カレンダーユニットに転送し、次いで第2の統合ユニットに転送し、最後に前記塗布ユニットに転送したり、若しくは、ウェブを第1の統合ユニットに転送し、次いで前記第2の統合ユニットに転送し、最後に前記塗布ユニットに転送したりすることもできる。ウェブがカレンダーにかけられた後ではウェブが柔軟になるように、又ウェブがカレンダーにかけられていない場合にはそれをさらに統合するように、またはそのウェブに穴あけを行うか、若しくはその上にロゴ又は3次元の構成物を作成するように、第1の水噴射統合(water−jet consolidation)は、20と400barの間の圧力で行われ、第2の水噴射統合は50と600barの間の圧力で行われる。
【0006】
各統合は、例えばドラム又はコンベヤを使用して水噴流で行われる。
【0007】
一実施形態によれば、第1の転送手段は、第1の水噴射統合を実施するための装置の一部としてドラムを備える。前記そらせる手段は、単にウェブをそらせるロールを備えたものであってよく、該ロールは、ウェブがこのロールの湾曲(その凹みが上向き又は下向きになる)の何れを回るかに依存してウェブを第2の統合ユニットを迂回させるか、または、それを通過させる。第1の統合ユニットを離れるウェブを第2の統合ユニットに転送する第2の手段は第2のコンベヤから構成してもよい。他の可能性としては、第2の統合を迂回させるか実行するかの何れかが挙げられ、迂回の場合には水噴射機はオンにされない。
【0008】
有利な一実施形態によれば、ウェブに含まれている水分を搾り出す手段が前記塗布ユニットの上流に設けられる。この搾出手段は、詳しくは例えば400mbarと700mbarの間の真空を生成するための装置を備える第3のコンベヤから構成してもよい。これにより今では疎水性の長繊維、例えばポリプロピレン、ポリエチレン又はメタロセンの長繊維から成るウェブを、界面活性剤及び/又は接合剤での処理または他の高級化処理(ennobling treatment)に付すことが可能である。なぜなら、ウエブは、この種の処理を成功裏に受けるに十分乾燥されるからである。さらに、この事前の搾出処理のおかげで、乾燥作業中に蒸発させる液体がより少なくなる。この処理はウェブの片面又は両面に実施してもよく、そのウェブは固形状のもの、構造化されたもの又は穴あけされたものの何れでもよい。さらにスパンボンド・タワーで添加剤又は染料を加えることによって親水性長繊維を染色してもよい。
【0009】
米国特許第5301401号明細書及び欧州特許出願公開第072691号明細書には、いくつかの経路を有する機械については記載されていない。
【0010】
添付図面の単一の図は本発明を例示するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
該図は、本発明の機械の概略的断面図である。
本機械はスパンボンド・タワーを備え、そのスパンボンド・タワーは、長繊維Fの幕を生成するために有機ポリマーの溶融物(この溶融物はダイ1に供給される)を押し出すための押出し装置と、押し出された長繊維の少なくとも表面を硬化させるための冷却区域2と、その中で前記長繊維の幕がその長繊維を引っ張る高速空気流の作用に曝されるチャンバの形態の吸引装置3と、該吸引装置の出口で空気流を偏向させ且つ減速させ、長繊維Fを、エンドレスの第1のコンベヤ6の上側走路5上に堆積されるウェブとしてランダムに撒布させる拡散装置4を有する。該長繊維は長繊維Fの束の形態で図の平面に対して直角に横たわる。
【0012】
上側走路5の上方に装着されているのは文字Aで記号的に示されている内部真空装置をもつ水平ドラム7である。ドラム7の側方表面は穴あけされている。ドラムはその軸の周りを回転する。ドラムは開口部を備えたスリーブによって囲まれている。2つの噴射器8が、加圧水噴流をドラムの側面に射出し、長繊維のウェブはウェブN1の形態でドラム7と噴射器8との間を通過し、かくして統合されることが可能にされている。噴流は80乃至170ミクロンの直径を有するものであってよい。メートル当たりの噴流の数は1,000乃至5,000であってよく、噴射器内の水圧は10乃至400barであってよく、その一方でドラム7内の真空はマイナス20mbar乃至マイナス500mbarであってよく、ドラム7は1乃至800m/分の速度で駆動することができる。次いでウェブN1は、ドラム7と同じ構造で同じ動作をする第2のドラム11に到達するために第2コンベヤ10の上側走路9に送られる。ウェブはドラム11から、ドラム11のように噴射器を備えるドラム12に送られる。ドラム12はその構造及び動作においてドラム11と類似である。
【0013】
ウェブNを、ウェブN1としてドラム7の上を通過させる代わりにそれを切断(cut)して、ウェブN2としてコンベヤ6の上側走路5と同じ方向に沿って進ませ、カレンダー13を通過させることが可能である。カレンダー13の後に設けられているのはそらせロール14であり、そのロールは、ウェブN2がロール14の上側を通過させられるかこのロール14の下側を通過させられるかに依存してウェブN3としてまたはウェブN4としてウェブをそらせる。ウェブN3は、水分搾出装置16つまり600mbarの真空を作り出す装置を備える第3のコンベヤ15に直接転送され、したがってドラム11及び12を迂回する。一方、ウェブN4は、これらドラム11及び12を通過し、その後、他方のウェブN1及びN3と同様に、コンベヤ15に送られ、次いでそこから界面活性剤及び接合剤を塗布するためのステーション18を備える塗布ユニット、乾燥ステーション19及び巻取りステーション20に取り込まれる。
【0014】
図の破線は、ウェブN1からN4全てが塗布ユニットを通過することを示している。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の機械の概略的断面図である。
【符号の説明】
【0016】
1 ダイ
2 冷却区域
3 吸引装置
4 拡散装置
5 第1コンベヤの上側走路
6 第1のコンベヤ
7 水平ドラム
8 噴射器
9 第2コンベヤの上側走路
10 第2コンベヤ
11 第2ドラム
12 ドラム
13 カレンダー
14 そらせロール
15 第3コンベヤ
16 水分搾出装置
17 ユニット
18 界面活性剤及び接合剤塗布ステーション
19 乾燥ステーション
20 巻取りステーション
【特許請求の範囲】
【請求項1】
長繊維(F)をウェブ(N)として第1のコンベヤ(6)の上側走路(5)上に堆積させるスパンボンド・タワー(1〜4)を備える不織布生産機械であって、前記ウェブ(N1)を前記第1のコンベヤ(6)の前記上側走路(5)の方向以外の方向を有する経路に沿って前記第1のコンベヤ(6)から第1の水噴射統合ユニット(7、8)へ転送させる第1の手段(7)と、前記第1のコンベヤ(6)の前記上側走路(5)の方向の下流に設けられたカレンダー(13)と、このカレンダー(13)の下流に設けられている、このカレンダーにかけられた前記ウェブ(N3、N4)を必要に応じて、前記ウェブに添加物を塗布するための塗布ユニット(18〜20)に直接的に向けてそらせるか、第2の統合ユニット(11、12)を介在させて間接的に、前記ウェブに添加物を塗布するための前記ユニット(17)に向けてそらせる手段(14)と、前記第1の統合ユニット(7)を離れた前記ウェブ(N1)を前記第2の統合ユニット(11、12)に転送させる第2の手段(10)と、を備えていることを特徴とする不織布生産機械。
【請求項2】
前記第1の転送手段がドラムを備えることを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項3】
前記そらせる手段がロール(14)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。
【請求項4】
前記塗布ユニットの上流に搾出手段(15、16)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の機械。
【請求項5】
前記搾出手段が第3のコンベヤ(15)及び真空を生成するための装置(16)を備えることを特徴とする請求項4に記載の機械。
【請求項6】
前記塗布ユニットが、添加物を塗布するためのステーション、乾燥ステーション及び巻取りステーションを備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の機械。
【請求項1】
長繊維(F)をウェブ(N)として第1のコンベヤ(6)の上側走路(5)上に堆積させるスパンボンド・タワー(1〜4)を備える不織布生産機械であって、前記ウェブ(N1)を前記第1のコンベヤ(6)の前記上側走路(5)の方向以外の方向を有する経路に沿って前記第1のコンベヤ(6)から第1の水噴射統合ユニット(7、8)へ転送させる第1の手段(7)と、前記第1のコンベヤ(6)の前記上側走路(5)の方向の下流に設けられたカレンダー(13)と、このカレンダー(13)の下流に設けられている、このカレンダーにかけられた前記ウェブ(N3、N4)を必要に応じて、前記ウェブに添加物を塗布するための塗布ユニット(18〜20)に直接的に向けてそらせるか、第2の統合ユニット(11、12)を介在させて間接的に、前記ウェブに添加物を塗布するための前記ユニット(17)に向けてそらせる手段(14)と、前記第1の統合ユニット(7)を離れた前記ウェブ(N1)を前記第2の統合ユニット(11、12)に転送させる第2の手段(10)と、を備えていることを特徴とする不織布生産機械。
【請求項2】
前記第1の転送手段がドラムを備えることを特徴とする請求項1に記載の機械。
【請求項3】
前記そらせる手段がロール(14)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。
【請求項4】
前記塗布ユニットの上流に搾出手段(15、16)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の機械。
【請求項5】
前記搾出手段が第3のコンベヤ(15)及び真空を生成するための装置(16)を備えることを特徴とする請求項4に記載の機械。
【請求項6】
前記塗布ユニットが、添加物を塗布するためのステーション、乾燥ステーション及び巻取りステーションを備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の機械。
【公表番号】特表2007−510070(P2007−510070A)
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−537354(P2006−537354)
【出願日】平成16年10月26日(2004.10.26)
【国際出願番号】PCT/FR2004/002752
【国際公開番号】WO2005/042820
【国際公開日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(501412016)
【氏名又は名称原語表記】RIETER PERFOJET
【住所又は居所原語表記】ZA Pre Millet,F−38330 Montbonnot, France
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年10月26日(2004.10.26)
【国際出願番号】PCT/FR2004/002752
【国際公開番号】WO2005/042820
【国際公開日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(501412016)
【氏名又は名称原語表記】RIETER PERFOJET
【住所又は居所原語表記】ZA Pre Millet,F−38330 Montbonnot, France
【Fターム(参考)】
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