説明

複素環メチルスルホン誘導体

βアミロイド蛋白の産生分泌を阻害する化合物の提供。
一般式(1)
【化1】


(式中、Rは置換基を有していてもよい複素環式基を示し、Rは置換基を有していてもよい環状炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環式基を示し、Rは置換基を有していてもよい環状炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環式基を示し、Rは水素原子またはC1−6アルキル基を示し、Xは−S−、−SO−または−SO−を示す。)
で表される化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物、およびこれを含有する医薬。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(1)

(式中、RおよびRは、各々独立に置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または置換基を有していてもよい芳香族複素環式基を示し、Rは置換基を有していてもよい飽和若しくは不飽和の単環式複素環式基または不飽和の多環式複素環式基を示し、Rは水素原子またはC1−6アルキル基を示し、Xは−S−、−SO−または−SO−を示す。)
で表される化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項2】
およびRが各々独立に置換基を有していてもよいフェニル基である請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項3】
およびRが、各々独立に、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、トリハロゲノメチル基、C1−6アルコキシ基、ホルミル基、C2−6アルカノイル基、カルボキシル基、カルボキシアミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキル基、オキソ基、ニトロ基、シアノ基、アミジノ基、C2−6アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、チオキソ基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、C1−6アルキルカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、チオカルバモイル基、C1−6アルキルチオカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)チオカルバモイル基、メルカプト基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基、およびC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基または芳香族複素環式基である請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項4】
およびRが、各々独立に、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、トリハロゲノメチル基、C1−6アルコキシ基、ホルミル基、C2−6アルカノイル基、カルボキシル基、カルボキシアミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキル基、オキソ基、ニトロ基、シアノ基、アミジノ基、C2−6アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、チオキソ基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、C1−6アルキルカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、チオカルバモイル基、C1−6アルキルチオカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)チオカルバモイル基、メルカプト基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基、およびC1−6アルキルスルホニル基から選ばれる1〜3個の置換基を有していてもよいフェニル基である請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項5】
が、置換基を有していてもよいピリジル基である請求項1〜4に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物
【請求項6】
が、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニルオキシ基、カルボキシC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルC−6アルキル基、複素環−カルボニルC1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、C6−1芳香族炭化水素−スルホニルC1−6アルキル基、N,N−ジアルキルアミノスルホニルC1−6アルキル基、複素環−C1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−C1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−チオC1−6アルキル基、アジド−C1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキルアミノC1−8アルキル基、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ビス(C1−6アルコキシC1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、(ヒドロキシC1−6アルキル)(C1−6アルコキシC1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、C2−6アルカノイルアミノC1−6アルキル基、ジ(C2−6アルカノイル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルコキシカルボニル)アミノC1−6アルキル基、カルバモイルアミノC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルカルバモイルアミノC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)カルバモイルアミノC1−6アルキル基、アミノスルホニルアミノC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノスルホニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−スルホニルアミノ−C1−6アルカノイルアミノC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルアミノC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、複素環−C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、複素環−C2−6アルケニルカルボニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−アルケニルカルボニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−チオカルボニルアミノC1−6アルキル基、複素環−カルボニルアミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシオキサリルアミノC1−アルキル基、(C6−10芳香族炭化水素−スルホニル)(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル基、カルバモイルオキシC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルカルバモイルオキシC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)カルバモイルオキシC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−C1−6アルキルカルバモイルオキシC1−6アルキル基、C−6アルコキシカルボニルオキシ−C1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−オキシカルボニルオキシC1−6アルキル基、複素環カルボニルヒドラゾノメチル基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニルヒドラゾノメチル基、C2−6アルケニル基、カルボキシ−C2−6アルケニル基、C1−6アルコキシカルボニル−C2−6アルケニル基、カルバモイルC2−6アルケニル基、複素環−アルケニル基、ホルミル基、カルボキシル基、複素環−カルボニル基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N−C1−6アルキルカルバモイル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、C3−8シクロアルキル−C1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルキルチオC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルキルスルフィニルC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルキルスルホニルC1−6アルキルカルバモイル基、ヒドロキシアミノカルボニル基、C1−6アルコキシカルバモイル基、ヒドロキシC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシC1−6アルキルカルバモイル基、アミノC1−6アルキルカルバモイル基、アミノC1−6アルキルチオカルバモイル基、ヒドロキシC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシカルボニルC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキルチオカルバモイル基、複素環−カルバモイル基、複素環−C1−6アルキルカルバモイル基、C6−10芳香族炭化水素−カルバモイル基、ヒドラジノカルボニル基、N−C1−6アルキルヒドラジノカルボニル基、N’−C1−6アルキルヒドラジノカルボニル基、N’,N’−ジ(C1−6アルキル)ヒドラジノカルボニル基、N,N’−ジ(C1−6アルキル)ヒドラジノカルボニル基、N,N’,N’−トリ(C1−6アルキル)ヒドラジノカルボニル基、N’−(複素環−カルボニル)−ヒドラジノカルボニル基、アミノ基、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ基、アミノC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキルアミノ基、(C1−6アルキルアミノC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、(C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル)アミノ基、(C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキルアミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルアミノ基、複素環−アミノC1−6アルキルアミノ基、カルボキシルC1−6アルキルアミノ基、(カルボキシルC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、複素環−C1−6アルキルアミノ基、(複素環−C1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、ヒドロキシC1−6アルキルアミノ基、(ヒドロキシC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルキルチオC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルアミノカルボニルオキシC1−6アルキルアミノ基、(C1−6アルキルアミノカルボニルオキシC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルキルスルフィニルC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルC1−6アルキルアミノ基、一般式、−N(R12)SO11(式中、R11は、C1−6アルキル基、複素環式基、C1−6アルキル−複素環式基、複素環−C1−アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、カルバモイルC1−6アルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、フルオロメチル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基またはジ(C1−6アルキル)アミノ基を示し、R12は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基またはアミノ基を示す。)で表される基、ヒドロキシC1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ基、C6−10芳香族炭化水素−C1−6アルキルアミノ基、複素環−カルボニルアミノ基、C1−6アルコキシカルボニルアミノ基、複素環−C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニルアミノ基、複素環−アミノ基、ヒドロキシイミノ基、C1−6アルコキシイミノ基、オキソ基、ヒドロキシイミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルC1−6アルキルアミノ基、(C2−6アルカノイルアミノC1−6アルキル)アミノ基、C6−10芳香族炭化水素基および複素環式基(ここで、C6−10芳香族炭化水素基または複素環若しくは複素環式基には、ハロゲン原子、C−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニル基、ホルミル基、C2−6アルカノイル基、カルボキシル基、カルボキシアミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキル基、オキソ基、ニトロ基、シアノ基、アミジノ基、C2−6アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、チオキソ基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジ(C1−8アルキル)アミノ基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、C1−6アルキルカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、チオカルバモイル基、C1−6アルキルチオカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)チオカルバモイル基、C2−6アルカノイルアミノ基、C2−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ基、チオC2−6アルカノイルアミノ基、チオC2−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ基、ホルミルアミノ基、ホルミル(C−6アルキル)アミノ基、チオホルミルアミノ基、チオホルミル(C1−6アルキル)アミノ基、C2−6アルカノイルオキシ基、ホルミルオキシ基、メルカプト基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基、C1−6アルキルスルホニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルアミノスルホニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、およびC1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい。)から選ばれる1〜3個が置換していてもよい単環式若しくは多環式複素環式基である請求項1〜4に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項7】
が、ハロゲン原子、シアノ基、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基、C1−6アルコキシ基、C2−6アルケニルオキシ基、カルボキシC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルC−6アルキル基、複素環−カルボニルC1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、C6−1芳香族炭化水素−スルホニルC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)アミノスルホニルC1−6アルキル基、複素環−C1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−C1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−チオC1−6アルキル基、アジド−C1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキルアミノC1−8アルキル基、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ビス(C1−6アルコキシC1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、(ヒドロキシC1−6アルキル)(C1−6アルコキシC1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、C−6アルカノイルアミノC1−6アルキル基、ジ(C2−6アルカノイル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルコキシカルボニル)アミノC1−6アルキル基、カルバモイルアミノC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルカルバモイルアミノC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)カルバモイルアミノC1−6アルキル基、アミノスルホニルアミノC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノスルホニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−スルホニルアミノ−C2−6アルカノイルアミノC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルアミノC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、複素環−C1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキル基、複素環−C2−6アルケニルカルボニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−C2−6アルケニルカルボニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニルアミノC1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−チオカルボニルアミノC−6アルキル基、複素環−カルボニルアミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシオキサリルアミノC1−6アルキル基、(C6−10芳香族炭化水素−スルホニル)(C1−6アルキル)アミノC−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニルアミノC1−6アルキル基、カルバモイルオキシC1−6アルキル基、N−C1−6アルキルカルバモイルオキシC1−6アルキル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)カルバモイルオキシC1−アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−C1−6アルキルカルバモイルオキシC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルオキシ−C1−6アルキル基、C6−10芳香族炭化水素−オキシカルボニルオキシC1−6アルキル基、複素環カルボニルヒドラゾノメチル基、C6−1芳香族炭化水素カルボニルヒドラゾノメチル基、C2−6アルケニル基、カルボキシ−C2−アルケニル基、C1−6アルコキシカルボニル−C2−6アルケニル基、カルバモイルC2−6アルケニル基、複素環−C2−6アルケニル基、ホルミル基、カルボキシル基、複素環−カルボニル基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニル基、C1−6アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、N−C1−6アルキルカルバモイル基、N,N−ジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、C3−8シクロアルキル−C1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルキルチオC1−アルキルカルバモイル基、C1−6アルキルスルフィニルC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルキルスルホニルC1−6アルキルカルバモイル基、ヒドロキシアミノカルボニル基、C1−6アルコキシカルバモイル基、ヒドロキシC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシC1−6アルキルカルバモイル基、アミノC1−6アルキルカルバモイル基、アミノC1−6アルキルチオカルバモイル基、ヒドロキシC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシカルボニルC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキルカルバモイル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキルチオカルバモイル基、複素環−カルバモイル基、複素環−C1−6アルキルカルバモイル基、C6−10芳香族炭化水素−カルバモイル基、ヒドラジノカルボニル基、N−C1−6アルキルヒドラジノカルボニル基、N’−C1−6アルキルヒドラジノカルボニル基、N’,N’−ジ(C1−6アルキル)ヒドラジノカルボニル基、N,N’−ジ(C1−6アルキル)ヒドラジノカルボニル基、N,N’,N’−トリ(C1−6アルキル)ヒドラジノカルボニル基、N’−(複素環−カルボニル)−ヒドラジノカルボニル基、アミノ基、C1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ基、アミノC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキルアミノ基、(C1−6アルキルアミノC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキルアミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキルアミノ基、複素環−アミノC1−6アルキルアミノ基、カルボキシルC1−6アルキルアミノ基、(カルボキシルC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、複素環−C1−6アルキルアミノ基、(複素環−C1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、ヒドロキシC1−6アルキルアミノ基、(ヒドロキシC1−6アルキル)(C1−6アルキル)アミノ基、C1−6アルキルチオC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルアミノカルボニルオキシC1−6アルキルアミノ基、(C1−6アルキルアミノカルボニルオキシC1−6アルキル)(C−6アルキル)アミノ基、C1−6アルキルスルフィニルC1−6アルキルアミノ基、C1−6アルキルスルホニルC1−6アルキルアミノ基、一般式、−N(R12)SO11(式中、R11は、C1−6アルキル基、複素環式基、C1−6アルキル−複素環式基、複素環−C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、カルバモイルC1−6アルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、フルオロメチル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基またはジ(C1−6アルキル)アミノ基を示し、R12は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基またはアミノ基を示す。)で表される基、ヒドロキシC1−6アルコキシC1−6アルキルアミノ基、C6−10芳香族炭化水素−C1−6アルキルアミノ基、複素環−カルボニルアミノ基、C1−6アルコキシカルボニルアミノ基、複素環−C1−6アルキルカルボニルアミノ基、C6−10芳香族炭化水素−カルボニルアミノ基、複素環−アミノ基、ヒドロキシイミノ基、C1−6アルコキシイミノ基、オキソ基、ヒドロキシイミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルC1−6アルキルアミノ基、(C2−6アルカノイルアミノC1−6アルキル)アミノ基、C6−10芳香族炭化水素基、複素環式基(ここで、C6−10芳香族炭化水素基または複素環式基には、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C−6アルケニル基、ホルミル基、C2−6アルカノイル基、カルボキシル基、カルボキシアミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニルアミノC1−6アルキル基、オキソ基、ニトロ基、シアノ基、アミジノ基、C2−6アルケニルオキシ基、ヒドロキシ基、チオキソ基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、C1−6アルキルカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)カルバモイル基、チオカルバモイル基、C1−6アルキルチオカルバモイル基、ジ(C1−6アルキル)チオカルバモイル基、C2−6アルカノイルアミノ基、C2−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ基、チオC2−6アルカノイルアミノ基、チオC2−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ基、ホルミルアミノ基、ホルミル(C1−6アルキル)アミノ基、チオホルミルアミノ基、チオホルミル(C1−6アルキル)アミノ基、C2−6アルカノイルオキシ基、ホルミルオキシ基、メルカプト基、C1−6アルキルチオ基、C1−6アルキルスルフィニル基、C1−6アルキルスルホニル基、アミノスルホニル基、C1−6アルキルアミノスルホニル基、ジ(C1−6アルキル)アミノスルホニル基、C1−6アルキルスルホニルアミノ基、およびC1−アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい。)から選ばれる1〜3個が置換していてもよいピリジル基である請求項5に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項8】
が、一般式

(式中、R10は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルフィニルC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニルC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、複素環−C1−6アルキル基、または一般式、−SO−R11(式中、R11は、C1−6アルキル基、複素環式基、C1−6アルキル−複素環式基、複素環−C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、カルバモイルC1−6アルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、フルオロメチル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、またはジ(C1−6アルキル)アミノ基を示す。)を示し、R12は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基、またはアミノ基を示し、ここで、R11とR12は、R11が結合している硫黄原子およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、5員あるいは6員の脂肪族複素環を形成してもよく、R13は、C1−6アルキル基、ハロゲン原子、またはシアノ基を示す。)である、請求項5に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項9】
が、一般式

(式中、R10は、−SO−R11(式中、R11は、C1−6アルキル基、複素環式基、C1−6アルキル−複素環式基、複素環−C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、カルバモイルC1−6アルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、フルオロメチル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、またはジ(C1−6アルキル)アミノ基を示す。)を示し、R12は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基またはアミノ基を示し、ここで、R11とR12は、R11が結合している硫黄原子およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、5員あるいは6員の脂肪族複素環を形成してもよく、R13は、C1−6アルキル基、ハロゲン原子、またはシアノ基を示す。)で表さる基である請求項5に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩、またはそれらの溶媒和物
【請求項10】
が、一般式

(式中、R13はC1−6アルキル基、ハロゲン原子またはシアノ基を示し、nは0〜6の整数を示す。)である、請求項5に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項11】
が2,5−ジフルオロフェニル基または2−フルオロ−5−シアノフェニル基であり、Rが4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、3,4−フルオロフェニル基、3−フルオロ−4−クロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、5−クロロ−2−チエニル基、5−クロロ−2−ピリジル基、6−クロロ−3−ピリジル基、または6−トリフルオロメチル−3−ピリジル基であり、Rが一般式

(式中、R10は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルフィニルC1−6アルキル基、C1−6アルキルスルホニルC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、複素環−C1−6アルキル基、または一般式、−SO−R11(式中、R11は、C1−6アルキル基、複素環式基、C1−6アルキル−複素環式基、複素環−C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、カルボキシC1−6アルキル基、カルバモイルC1−6アルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、フルオロメチル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、またはジ(C1−6アルキル)アミノ基を示す。)を示し、R12は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基、またはアミノ基を示し、ここで、R11とR12は、R11が結合している硫黄原子およびR12が結合している窒素原子と一緒になって、5員あるいは6員の脂肪族複素環を形成してもよく、R13は、C1−6アルキル基、ハロゲン原子、またはシアノ基を示す。)である、請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項12】
が2,5−ジフルオロフェニル基、または2−フルオロ−5−シアノフェニル基であり、Rが4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3−フルオロ−4−クロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、5−クロロ−2−チエニル基、5−クロロ−2−ピリジル基、6−クロロ−3−ピリジル基、または6−トリフルオロメチル−3−ピリジル基であり、
が、一般式

(式中、R10は、−SO−R11(式中、R11は、C1−6アルキル基、複素環式基、C1−6アルキル−複素環式基、複素環−C1−6アルキル基、ヒドロキシC1−6アルキル基、アミノC1−6アルキル基、C1−6アルキルアミノC1−6アルキル基、ジ(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル基、トリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、フルオロメチル基、アミノ基、C1−6アルキルアミノ基、またはジ(C1−6アルキル)アミノ基を示す。)を示し、R12は、水素原子、C1−6アルキル基、ヒドロキシ基、またはアミノ基を示し、ここで、R11とR12は、R11が結合している硫黄原子とR12が結合している窒素原子と一緒になって、5員あるいは6員の脂肪族複素環を形成してもよく、R13は、C1−6アルキル基、ハロゲン原子、またはシアノ基を示す。)で表される基である請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物
【請求項13】
が2,5−ジフルオロフェニル基または2−フルオロ−5−シアノフェニル基であり、Rが4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3−フルオロ−4−クロロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、5−クロロ−2−チエニル基、5−クロロ−2−ピリジル基、6−クロロ−3−ピリジル基、または6−トリフルオロメチル−3−ピリジル基であり、
が、一般式

(式中、R13はC1−6アルキル基、ハロゲン原子またはシアノ基を示し、nは0〜6の整数を示す。)である、請求項1に記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項14】
請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物を有効成分とする医薬。
【請求項15】
βアミロイド蛋白の産生、分泌異常に起因する疾患の予防または治療薬である請求項14記載の医薬。
【請求項16】
βアミロイド蛋白の産生、分泌異常に起因する疾患が、アルツハイマー病またはダウン症である請求項15記載の医薬。
【請求項17】
請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物および薬学的に許容し得る担体を含有する医薬組成物。
【請求項18】
請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物の、医薬製造のための使用。
【請求項19】
医薬が、βアミロイド蛋白の産生、分泌異常に起因する疾患の予防または治療薬である請求項18記載の使用。
【請求項20】
βアミロイド蛋白の産生、分泌異常に起因する疾患が、アルツハイマー病またはダウン症である請求項19記載の使用。
【請求項21】
請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物、そのN−オキシド、そのS−オキシド、その塩またはそれらの溶媒和物の有効量を投与することを特徴とするβアミロイド蛋白の産生、分泌異常に起因する疾患の処置方法。
【請求項22】
βアミロイド蛋白の産生・分泌異常に起因する疾患が、アルツハイマー病またはダウン症である請求項21記載の処置方法。

【国際公開番号】WO2005/000798
【国際公開日】平成17年1月6日(2005.1.6)
【発行日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−511074(P2005−511074)
【国際出願番号】PCT/JP2004/009132
【国際出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(000002831)第一製薬株式会社 (129)
【Fターム(参考)】