説明

複素環化合物及びトロンボポエチンレセプター活性化剤

【課題】トロンボポエチンレセプター活性化作用が有効な疾患の予防、治療又は改善に有効な化合物類を提供する。
【解決手段】式(1)(式中のA、B、R、L、R、L、L、Y、L、R、Xは、本文中に定義される)で表わされる化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【化1】


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)
【化1】

[式中、Aは窒素原子又はCR(式中、Rは、水素原子、水酸基(該水酸基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、チオール基(該チオール基は、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又はC1-10アルキルカルボニル基で置換されていてもよい。)、アミノ基 (該アミノ基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、SO、SOR又はCOR(式中、Rは水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はNR(式中、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR及びRが一緒になって-(CH2)m1-E-(CH2)m2-(式中、Eは酸素原子、硫黄原子、CR2627(式中、R26及びR27はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR8(式中、R8は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m1及びm2はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m1+m2は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)を意味する。)を意味し、
Bは、酸素原子、硫黄原子又はNR9(式中、Rは、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し(但し、Aが窒素原子の場合、Bは、NHを意味しない。)、
1は、C2-14アリール基(該C2-14アリール基は、ハロゲン原子、カルボキシル基、ニトロ基、ホルミル基、シアノ基、水酸基、保護された水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基及びC1-10アルコキシカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、チオール基又はアミノ基(該チオール基及びアミノ基は、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又はC1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)で置換されていてもよい。)を意味し、
は単結合、CR1011(式中、R10及びR11はそれぞれ独立に、水素原子又はC1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR12(式中、R12は、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、
XはOR13、SR13又はNR1415(式中、R13は水素原子、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又はC1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味し、R14及びR15はそれぞれ独立に、水素原子、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、
は、水素原子、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味し、
は単結合、CR3435(式中、R34及びR35はそれぞれ独立に、水素原子又はC1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR16(式中、R16は、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、
は単結合、CR1718(式中、R17及びR18はそれぞれ独立に、水素原子、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR19(式中、R19は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、
Yは酸素原子、硫黄原子又はNR23(式中、R23は、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、
は単結合、CR2021(式中、R20及びR21はそれぞれ独立に、水素原子、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR22(式中、R22は水素原子、水酸基、保護された水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、
が単結合のとき、Rはメチル基(該メチル基はC1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W1(CW23)4(式中、W1は(CR2425)n(式中、R24及びR25はそれぞれ独立に、水素原子、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又は一緒になってO=又はS=を意味し、nは、0、1、2又は3を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR36(式中、R36は、水素原子、C1-6アルキル基、ホルミル基又はC1-6アルキルカルボニル基を意味する。)を意味し、W2及びW3はそれぞれ独立に、水素原子又はC1-3アルキル基(該C1-3アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)を意味し、mは0、1、2又は3を意味し、W4は、水酸基、保護された水酸基、チオール基、アミノ基、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基及びモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、チオール基、ホスホン酸基、スルホン酸基、テトラゾール基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、SO28、SOR28、COR28(式中、R28は水酸基、保護された水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ル基及びC2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はNR2930(式中、R29及びR30はそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、保護された水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基及びC1-10アルキルカルボニル基はカルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリ−ル基又はC2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ル基及びC2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、スルホニル基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルコキシ基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR29及びR30が一緒になって-(CH2)m3-G-(CH2)m4-(式中、Gは酸素原子、硫黄原子、CR3132(式中、R31及びR32はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR33(式中、R33は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基
、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基はハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基はハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m3及びm4はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m3+m4は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)、テトラゾール基又はホスホン酸基を意味する。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW)m10(式中、WはW、WはW、WはW、m10はmと同様の意味を表し、W、W、W及びmは前記と同じ意味を表し、Wは、水酸基、保護された水酸基、チオール基、アミノ基、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基及びモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、SO28a、SOR28a、COR28a(式中R28aはR28と同様の意味を表し、R28は前記と同じを意味する)、テトラゾール基又はホスホン酸基を意味する)で独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW1011)m1112(式中、WはW、W10はW、W11はW、W12はW、m11はmと同様の意味を表し、W、W、W、W8及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい)、C2−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基若しくはC2−9ヘテロシクリル基(該C2−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基及びC2−9ヘテロシクリル基は、C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基、C1-10アルキルアミノカルボニル基、C1-10アルキルアミノスルホニル基、C1−10ジアルキルアミノカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基、C1-10アルキルアミノカルボニル基、C1-10アルキルアミノスルホニル基、C1−10ジアルキルアミノカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W1(CW23)4(式中W、W、W、W4及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW)m10(式中W5、W6、W7、W8及びm10は前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい)、-W(CW1011)m1112(式中W9、W10、W11、W12及びm11は前記と同じ意味を表す。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W13(CW1415)m1216(式中、W13はW、W14はW、W15はW、W16はW、m12はmと同様の意味を表し、W、W、W、W4及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又はLがCR2021(式中、R20及びR21はそれぞれ独立に、水素原子、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR22(式中、R22は水素原子、水酸基、保護された水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボ
ニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)のとき、RはC1−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基又はC1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W1(CW23)4(式中W、W、W、W4及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW)m10(式中W、W、W、W及びm10は前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい)、-W(CW1011)m1112(式中W、W10、W11、W12及びm11は前記と同じ意味を表す。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W13(CW1415)m1216(式中W13、W14、W15、W16及びm12は前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)を意味する]で表される化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項2】
が単結合であり、Rはメチル基(該メチル基はC1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W1(CW23)4(式中、W1は(CR2425)n(式中、R24及びR25はそれぞれ独立に、水素原子、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又は一緒になってO=又はS=を意味し、nは、0、1、2又は3を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR36(式中、R36は、水素原子、C1-6アルキル基、ホルミル基又はC1-6アルキルカルボニル基を意味する。)を意味し、W2及びW3はそれぞれ独立に、水素原子又はC1-3アルキル基(該C1-3アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)を意味し、mは0、1、2又は3を意味し、W4は、水酸基、保護された水酸基、チオール基、アミノ基、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基及びモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、チオール基、ホスホン酸基、スルホン酸基、テトラゾール基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、SO28、SOR28、COR28(式中、R28は水酸基、保護された水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ル基及びC2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はNR2930(式中、R29及びR30はそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、保護された水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基及びC1-10アルキルカルボニル基はカルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリ−ル基又はC2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ル基及びC2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、スルホニル基、スルファモイル基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルコキシ基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR29及びR30が一緒になって-(CH2)m3-G-(CH2)m4-(式中、Gは酸素原子、硫黄原子、CR3132(式中、R31及びR32はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR33(式中、R33は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基
、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基はハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基はハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m3及びm4はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m3+m4は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)、テトラゾール基又はホスホン酸基を意味する。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW)m10(式中、WはW、WはW、WはW、m10はmと同様の意味を表し、W、W、W及びmは前記と同じ意味を表し、Wは、水酸基、保護された水酸基、チオール基、アミノ基、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基及びモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、SO28a、SOR28a、COR28a(式中R28aはR28と同様の意味を表し、R28は前記と同じを意味する)、テトラゾール基又はホスホン酸基を意味する)で独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW1011)m1112(式中、WはW、W10はW、W11はW、W12はW、m11はmと同様の意味を表し、W、W、W、W8及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)、C2−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基若しくはC2−9ヘテロシクリル基(該C2−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基及びC2−9ヘテロシクリル基は、C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルアミノカルボニル基、C1−10ジアルキルアミノカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルアミノカルボニル基、C1−10ジアルキルアミノカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W1(CW23)4(式中W、W、W、W4及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW)m10(式中W5、W6、W7、W8及びm10は前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい)、-W(CW1011)m1112(式中W9、W10、W11、W12及びm11は前記と同じ意味を表す。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W13(CW1415)m1216(式中、W13はW、W14はW、W15はW、W16はW、m12はmと同様の意味を表し、W、W、W、W4及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)である請求項1に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項3】
がCR2021(式中、R20及びR21はそれぞれ独立に、水素原子、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR22(式中、R22は水素原子、水酸基、保護された水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)であり、RはC1−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基又はC1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1−10アルキル基、C2−10アルケニル基、C2−10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-10アルケニル基、C2-10アルキニル基、C2−9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W1(CW23)4(式中、W1は(CR2425)n(式中、R24及びR25はそれぞれ独立に、水素原子、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又は一緒になってO=又はS=を意味し、nは、0、1、2又は3を意味する。)、酸素原子、硫黄原子又はNR36(式中、R36は、水素原子、C1-6アルキル基、ホルミル基又はC1-6アルキルカルボニル基を意味する。)を意味し、W2及びW3はそれぞれ独立に、水素原子又はC1-3アルキル基(該C1-3アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)を意味し、mは0、1、2又は3を意味し、W4は、水酸基、保護された水酸基、チオール基、アミノ基、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基及びモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、チオール基、ホスホン酸基、スルホン酸基、テトラゾール基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、SO28、SOR28、COR28(式中、R28は水酸基、保護された水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ル基及びC2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6
ルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はNR2930(式中、R29及びR30はそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、保護された水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルスルホニル基及びC1-10アルキルカルボニル基はカルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR29及びR30が一緒になって-(CH2)m3-G-(CH2)m4-(式中、Gは酸素原子、硫黄原子、CR3132(式中、R31及びR32はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR33(式中、R33は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基はハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基はハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m3及びm4はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m3+m4は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)、テトラゾール基又はホスホン酸基を意味する。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)又は-W(CW)m10(式中、WはW、WはW、WはW、m10はmと同様の意味を表し、W、W、W及びmは前記と同じ意味を表し、Wは、水酸基、保護された水酸基、チオール基、アミノ基、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基及びモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、SO28a、SOR28a、COR28a(式中R28aはR28と同様の意味を表し、R28は前記と同じを意味する)、テトラゾール基又はホスホン酸基を意味する)で独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)、-W(CW1011)m1112(式中、WはW、W10はW、W11はW、W12はW、m11はmと同様の意味を表し、W、W、W、W8及びmは前記と同じ意味を表す。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリール基は-W13(CW1415)m1216(式中、W13はW、W14はW、W15はW、W16はW、m12はmと同様の意味を表し、W、W、W、W4及びmは前記と同じ意味を表す。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)でそれぞれ独立に表される置換基で任意に置換されていてもよい。)である、請求項1記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項4】
Aが窒素原子でBが硫黄原子である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項5】
Aが窒素原子でBが酸素原子である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項6】
Aが窒素原子であり、BがNHを除くNR9(式中、Rは、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項7】
AがCR(式中、Rは、水素原子、水酸基(該水酸基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、チオール基(該チオール基は、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又はC1-10アルキルカルボニル基で置換されていてもよい。)、アミノ基(該アミノ基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、SO、SOR又はCOR(式中、Rは水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はNR(式中、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR及びRが一緒になって-(CH2)m1-E-(CH2)m2-(式中、Eは酸素原子、硫黄原子、CR2627(式中、R26及びR27はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR8(式中、R8は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m1及びm2はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m1+m2は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)を意味する。)であり、Bが酸素原子である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項8】
AがCR(式中、Rは、水素原子、水酸基(該水酸基はC2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、チオール基(該チオール基は、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又はC1-10アルキルカルボニル基で置換されていてもよい。)、アミノ基(該アミノ基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、SO、SOR又はCOR(式中、Rは水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はNR(式中、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR及びRが一緒になって-(CH2)m1-E-(CH2)m2-(式中、Eは酸素原子、硫黄原子、CR2627(式中、R26及びR27はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR8(式中、R8は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m1及びm2はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m1+m2は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)を意味する。)であり、Bが、硫黄原子である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項9】
AがCR(式中、Rは、水素原子、水酸基(該水酸基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、チオール基(該チオール基は、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基又はC1-10アルキルカルボニル基で置換されていてもよい。)、アミノ基(該アミノ基は、C2-6アルケニル基又はC2-6アルキニル基で置換されていてもよい。)、ホルミル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、SO、SOR又はCOR(式中、Rは水酸基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基、C1-10アルコキシ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-9ヘテロシクリル基及びC1-10アルコキシ基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリ−ルオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はNR(式中、R及びRはそれぞれ独立して、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)若しくはC2-14アリ−ル基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味するか又はR及びRが一緒になって-(CH2)m1-E-(CH2)m2-(式中、Eは酸素原子、硫黄原子、CR2627(式中、R26及びR27はそれぞれ独立して、水素原子、C1-10アルキル基、C2-14アリール基、C1-10アルコキシ基、C2-14アリールオキシ基、水酸基又は保護された水酸基を意味する。)又はNR8(式中、R8は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)を意味し、m1及びm2はそれぞれ独立して0−5の整数を表すが、m1+m2は3、4又は5である。)を意味する。)を意味する。)を意味する。)であり、Bが、NR9(式中、Rは、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲ
ン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)、C2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリ−ルオキシ基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項10】
が単結合である請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項11】
が単結合である請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項12】
がNR19(式中、R19は水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルコキシ基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)である請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項13】
3がNHである請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項14】
3が請求項12に記載の定義と同じであり、LがNR22(式中、R22は、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)である請求項3〜11のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項15】
3が請求項13に記載の定義と同じであり、LがNR22(式中、R22は、水素原子、水酸基、ホルミル基、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニル基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニル基は、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基(該C2-14アリール基及びC2-14アリールオキシ基は、C1-6アルキル基(該C1-6アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)又はハロゲン原子で置換されていてもよい。)で任意に置換されていてもよい。)又はC2-14アリール基(該C2-14アリ−ル基はC1-10アルキル基(該C1-10アルキル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。)、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、カルボキシル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1-10アルコキシ基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、水酸基、保護された水酸基、C2-14アリール基又はC2-14アリールオキシ基で任意に置換されていてもよい。)を意味する。)である請求項3〜11のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項16】
がNHである請求項14又は15に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項17】
3が請求項12に記載の定義と同じであり、Lが単結合である請求項2、4〜11のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項18】
3が請求項13に記載の定義と同じであり、Lが単結合である請求項2、4〜11のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項19】
Yが酸素原子である請求項14〜18のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項20】
Yが硫黄原子である請求項14〜18のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項21】
Xが水酸基である請求項19又は20に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項22】
がC2−9ヘテロシクリル基(該C2−9ヘテロシクリル基は水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、テトラゾール基、C1−10アルコキシカルボニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基又はモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基で任意に置換されていてもよい)である請求項19〜21のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項23】
がC2−9ヘテロシクリル基(該C2−9ヘテロシクリル基は、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、テトラゾール基及びC1-10アルコキシカルボニル基から選ばれる置換基並びに水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、テトラゾール基、C1-10アルコキシカルボニル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1−10アルキル基、フッ素で置換されたC1−10アルキル基、C1−10アルキル基で置換されているスルファモイル基、C1−10アルキル基で置換されているカルバモイル基及びC1−10アルキルカルボニルアミノ基から選ばれる置換基で置換されている。)である請求項19〜21のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項24】
がC1−10アルキル基又はC2−10アルケニル基(該C2−10アルキル基及びC2−10アルケニル基は、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基は水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基、テトラゾール基、C1−10アルコキシカルボニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基又はモノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基で任意に置換されていてもよい)、ニトロ基、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基又はテトラゾール基で任意に置換されていてもよい)である、請求項19〜21のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項25】
がC1−10アルキル基又はC2−10アルケニル基(該C1−10アルキル基及びC2−10アルケニル基は、C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基、C1-10アルキルカルボニルアミノ基(該C1-10アルキル基、C2-6アルケニル基、C1-10アルコキシ基、C1-10チオアルキル基、C1-10アルキルカルボニル基、モノ若しくはジC1-10アルキルアミノ基、C1-10アルキルカルボニルオキシ基、C1-10アルコキシカルボニル基及びC1-10アルキルカルボニルアミノ基は水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基又はテトラゾール基で任意に置換されていてもよい)、ハロゲン原子、ニトロ基、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基又はテトラゾール基で任意に置換されていてもよい)である、請求項19〜21のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項26】
がC2−9ヘテロシクリル基(該C2−9ヘテロシクリル基はC1−10アルキル基、C1−10アルキルスルホニル基、C1−10アルキルアミノスルホニル基C1−10アルキルカルボニル基、C1−10アルキルアミノカルボニル基又はC1−10ジアルキルアミノカルボニル基(該C1−10アルキル基、C1−10アルキルカルボニル基、C1−10アルキルアミノカルボニル基及びC1−10ジアルキルアミノカルボニル基はフェニル基、チエニル基、フリル基、ピリジル基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、ホスホン酸基、スルホン酸基、カルバモイル基、スルファモイル基又はテトラゾール基で置換されていてもよい。)で置換されている。)である請求項19〜21のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物。
【請求項27】
請求項1〜26のいずれか1項に記載のトロンボポエチンレセプター活性化剤。
【請求項28】
請求項27に記載のトロンボポエチンレセプター活性化剤、該活性化剤の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物を有効成分として含有するトロンボポエチンレセプター活性化作用が有効な疾患の予防・治療・改善薬。
【請求項29】
請求項27に記載のトロンボポエチンレセプター活性化剤、該活性化剤の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物を有効成分として含有する血小板増多剤。
【請求項30】
請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物、該化合物の互変異性体、プロドラッグ若しくはその医薬的に許容され得る塩又はそれらの溶媒和物を有効成分として含有する医薬。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2008−522956(P2008−522956A)
【公表日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−526867(P2007−526867)
【出願日】平成17年12月7日(2005.12.7)
【国際出願番号】PCT/JP2005/022907
【国際公開番号】WO2006/062240
【国際公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【出願人】(000003986)日産化学工業株式会社 (510)
【Fターム(参考)】