説明

複素環式アスパルチルプロテアーゼ阻害剤

式(I)の化合物、立体異性体または互変異性体、あるいはその医薬的に許容しうる塩または溶媒和物(式中の記号は明細書に規定する通りである);ならびに、式(I)の化合物を含む医薬組成物を開示する。また、アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法、特に循環器疾患、認知性および神経変性疾患を治療する方法、ならびにヒト免疫不全ウィルス、プラスメピン、カテプシンDおよび原生動物の酵素を阻害する方法も開示する。また、式Iの化合物を、コリンエステラーゼ抑制剤またはムスカリン性mアゴニストまたはmアンタゴニストと組合わせて使用して、認知性または神経変性疾患を治療する方法も開示する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
【化606】

【化607】

【化608】

【化609】

【化610】

【化611】

【化612】

【化613】

【化614】

【化615】

【化616】

【化617】

【化618】

【化619】

【化620】

【化621】

【化622】

【化623】

【化624】

【化625】

【化626】

【化627】

【化628】

【化629】

【化630】

【化631】

【化632】

【化633】

【化634】

【化635】

【化636】

【化637】

【化638】

【化639】

【化640】

【化641】

【化642】

【化643】

【化644】

【化645】

【化646】

【化647】

【化648】

【化649】

【化650】

【化651】

【化652】

【化653】

【化654】

【化655】

【化656】

【化657】

【化658】

【化659】

【化660】

【化661】

【化662】

【化663】

【化664】

【化665】

【化666】

【化667】

【化668】

【化669】

【化670】

【化671】

【化672】

【化673】

【化674】

【化675】

【化676】

【化677】

【化678】

【化679】

【化680】

【化681】

【化682】

【化683】

【化684】

【化685】

【化686】

【化687】

【化688】

【化689】

【化690】

【化691】

【化692】

【化693】

【化694】

【化695】

【化696】

【化697】

【化698】

【化699】

【化700】

【化701】

【化702】

【化703】

【化704】

【化705】

【化706】

【化707】

【化708】

【化709】

【化710】

【化711】

【化712】

【化713】

【化714】

【化715】

【化716】

【化717】

【化718】

【化719】

【化720】

【化721】

【化722】

【化723】

【化724】

【化725】

【化726】

【化727】

【化728】

【化729】

【化730】

【化731】

【化732】

【化733】

【化734】

【化735】

【化736】

【化737】

【化738】

【化739】

【化740】

【化741】

【化742】

【化743】

【化744】

【化745】

【化746】

【化747】

【化748】

【化749】

【化750】

【化751】

【化752】

【化753】

【化754】

からなる群から選択される化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項2】
式:
【化755】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項3】
式:
【化756】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項4】
式:
【化757】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項5】
式:
【化758】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項6】
式:
【化759】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項7】
式:
【化760】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項8】
式:
【化761】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項9】
式:
【化762】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項10】
式:
【化763】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項11】
式:
【化764】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項12】
式:
【化765】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項13】
式:
【化766】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項14】
式:
【化767】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項15】
式:
【化768】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項16】
式:
【化769】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項17】
式:
【化770】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項18】
式:
【化771】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項19】
式:
【化772】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項20】
式:
【化773】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項21】
式:
【化774】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項22】
式:
【化775】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項23】
式:
【化776】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項24】
式:
【化777】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項25】
式:
【化778】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項26】
式:
【化779】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項27】
式:
【化780】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項28】
式:
【化781】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項29】
式:
【化782】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項30】
式:
【化783】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項31】
式:
【化784】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項32】
式:
【化785】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項33】
式:
【化786】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項34】
式:
【化787】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項35】
式:
【化788】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項36】
式:
【化789】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項37】
式:
【化790】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項38】
式:
【化791】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項39】
式:
【化792】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項40】
式:
【化793】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項41】
式:
【化794】

で表わされる請求項1の化合物、あるいはその立体異性体、互変異性体、医薬的に許容しうる塩、溶媒和物またはエステル。
【請求項42】
単離され、精製された形態の請求項1の化合物。
【請求項43】
有効量の少なくとも1種の請求項1の化合物と、医薬的に有効な担体とを含む医薬組成物。
【請求項44】
アスパルチルプロテアーゼを阻害する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、少なくとも1種の請求項1の化合物を有効量投与することを含む方法。
【請求項45】
循環器疾患、認知性および神経変性疾患を治療する方法であり、該方法は、ヒト免疫不全ウィルス、プラスメピン、カテプシンDおよび原生動物の酵素を阻害する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、少なくとも1種の請求項1の化合物を有効量投与することを含む方法。
【請求項46】
認知性または神経変性疾患が治療される請求項45の方法。
【請求項47】
アルツハイマー病が治療される請求項46の方法。
【請求項48】
医薬的に有効な担体中に、有効量の少なくとも1種の請求項1の化合物と、有効量のコリンエステラーゼ抑制剤、あるいはムスカリン性mアゴニストまたはmアンタゴニストとを含む医薬組成物。
【請求項49】
認知性または神経変性疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、有効量の少なくとも1種の請求項1の化合物を、有効量のコリンエステラーゼ抑制剤と組合わせて投与することを含む方法。
【請求項50】
アルツハイマー病が治療される請求項49の方法。
【請求項51】
認知性または神経変性疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、有効量の少なくとも1種の請求項1の化合物を、有効量のN−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAリダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症剤と組合わせて投与することを含む方法。
【請求項52】
アルツハイマー病が治療される請求項51の方法。
【請求項53】
HMG−CoAリダクターゼ阻害剤が、アトルバスタチン、ロバスタチン、シンビスタチン、プラバスタチン、フルバスタチンまたはロスバスタチンである請求項51の方法。
【請求項54】
非ステロイド系抗炎症剤が、イブプロフェン、レラフェンまたはナプロキセンである請求項51の方法。
【請求項55】
N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニストが、メマンチンである請求項51の方法。
【請求項56】
有効量の少なくとも1種の請求項1の化合物と、有効量のN−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAリダクターゼ阻害剤または非ステロイド系抗炎症剤とを含む医薬組成物。
【請求項57】
認知性または神経変性疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、有効量の少なくとも1種の請求項1の化合物を、コリンエステラーゼ抑制剤、ムスカリン性mアゴニストまたはmアンタゴニスト、N−メチル−D−アスパラギン酸受容体アンタゴニスト、ガンマセクレターゼ阻害剤、HMG−CoAリダクターゼ阻害剤および非ステロイド系抗炎症剤からなる群から選択される1種以上の化合物の有効量と組合わせて投与することを含む方法。
【請求項58】
式B:
【化795】

の化合物を製造する方法であって、
(a)式A:
【化796】

の化合物を、溶剤中、塩基の存在下、約−78〜0℃で、R−X(式中、Xは、Cl、Br、IまたはOTfである)、および場合によってはZnClおよびパラジウム/ホスフィン触媒と反応させるステップと、
(b)反応混合物の温度を約50〜100℃に上げるステップと、
(c)酸で処理し、式Bの化合物を得るステップとを含む方法であり、ここで、
式中、
Wは、−C(O)−または−S(O)−であり、
は、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択され、
は、アリール、ヘテロアリールおよびアルケニルからなる群から選択され、
およびRは、H、アリール、ヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択される、方法。
【請求項59】
溶剤が、エーテル、炭化水素、アミドまたはスルホキシドである請求項58の方法。
【請求項60】
パラジウム/ホスフィン触媒が、Pd(dba)、PdCl、PdOAc/Davephos、Q−Phos、ビス(2−ジフェニルホスフィノフェニル)エーテル、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン、1−ジシクロヘキシルホスフィノ−2−ジ−tert−ブチルホスフィノエチルフェロセン(CyPF−tBu)、DPEphos、キサントホス、DPPF、トリフェニルホスフィン、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン、トリ−tertブチルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、1,1’−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン、1,1’−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)フェロセン、トリ−o−トリルホスフィン、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、ジ−tert−ブチルフェニルホスフィン、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル、ファイバーキャット、またはX−Phosである請求項58の方法。
【請求項61】
酸が、トリフルオロ酢酸、塩酸および臭化水素酸からなる群から選択される請求項58の方法。
【請求項62】
Xが、臭素である請求項58の方法。
【請求項63】
塩基が、LIHMDS、LDA、BuLi、s−BuLiおよびtert−ブチルリチウムからなる群から選択される請求項1の方法。

【公表番号】特表2010−519254(P2010−519254A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550601(P2009−550601)
【出願日】平成20年2月20日(2008.2.20)
【国際出願番号】PCT/US2008/002182
【国際公開番号】WO2008/103351
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【出願人】(509228466)ファーマコピア, エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】