説明

複素環式ボロン酸化合物

【課題】免疫系を抑制すること無く、 DPP-IV を阻害するために有用な化合物の提供。
【解決手段】構造式I を有する化合物。


n は 1 から 3 の数であり、 X は、 CH2基、 S 、 O 、 CF2基もしくは C(CH3)2基であり、また、 Z は、 H 、 ハロゲン基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、 アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、もしくはヘテロアリール基である。例えば1-(2-シクロプロピルアミノ-アセチル)-ピロリジン-(2R)-ボロン酸が例示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の構造式 Iのピロリジン化合物であって、
【化1】


すべてのエナンチオマー、ジアステレオマー、溶媒和物、水和物、および薬学的に許容されるそれらの塩を含み、また、
nは、 1 から 3 の数であり、
Xは、 CH2基 、 S 、 O 、 CF2基、もしくは C(CH3)2基であり、
Zは、 H 、 ハロゲン基、ヒドロキシル基、 (C1-6)アルコキシ基、 (C1-12)アルキル基、 (C3-12)シクロアルキル基、フェニル基、もしくはヘテロアリール基であって、;ここで、前記フェニル基および前記ヘテロアリール基は、オプションとして、R7 で単置換もしくは独立に複数置換することができるものであり、
R7は、ハロゲン基、 (C1-10)アルキル基、 (C1-10)アルコキシ基、 (C1-10)アルキルアミノ基、(C1-10)ジアルキルアミノ基、ベンジル基、ベンジルオキシ基、ヒドロキシル(C1-6)アルキル基、ヒドロキシメチル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、N-ヒドロキシアミノ基、シアノ基、カルボキシ基、アセトアミド基、ヒドロキシ基、スルファモイル基、スルホンアミド基、もしくはカルバモイル基であり、;
オプションとして、X と隣接する環員炭素原子と Z とが縮合シクロプロピル基を形成し、
オプションとして、X を含んだ環の結合のうちのひとつが二重結合であり、また、
R1および R2は、独立にあるいは共に、水素原子、ボロン酸保護基、または、生理pHの水溶液中もしくは生体液中において水和されてヒドロキシル基となることができる基、であり、
CRiRiiは存在してもしなくてもよく、
CRiRii が存在する場合には、
Ri 、 Rii、 R3 、 R4 および R5が、(aa)、または(bb) から選択され、ここで、
(aa) Ri、 Rii 、 R3 、および R4 が水素原子であり、;且つ、R5、水素原子、 (C1-12)アルキル基、もしくは (C3-12)シクロアルキル基であるようなものであるかまたは、;
(bb) Ri、 Rii 、 R3 、 R4 および R5が、独立に、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ビシクロアルキル基、トリシクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシアルキルシクロアルキル基、ヒドロキシシクロアルキル基、ヒドロキシビシクロアルキル基、ヒドロキシトリシクロアルキル基、ビシクロアルキルアルキル基、アルキルビシクロアルキル基、アルキルチオアルキル基、アリールアルキルチオアルキル基、シクロアルケニル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、シクロヘテロアルキル基、もしくはシクロヘテロアルキルアルキル基であって、;ここで、これらのすべてが、オプションとして、ハロゲン基、アルキル基、ポリハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、ポリハロアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ポリシクロアルキル基、ヘテロアリールアミノ基、アリールアミノ基、シクロヘテロアルキル基、シクロヘテロアルキルアルキル基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、置換アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、チオール基、アルキルチオ基、アルキルカルボニル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキニルアミノ-カルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルケニルアミノカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アルキルアミノカルボニル-アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルスルホニル基、アミノスルフィニル基、アミノスルホニル基、アルキルスルフィニル基、スルホンアミド基、もしくはスルホニル基、で単置換もしくは独立に複数置換されるようなものであるか、;あるいは、;
CRiRiiが存在しない場合には、 R3 、 R4 、および R5が(cc)、(dd)、もしくは(ee)から選択され、ここで、
cc) R3および R4 が水素原子であり、;且つ、
R5 が、
a) 水素原子であって、;n が 1 、X が CH2 、 Z が H である場合には、 R5は水素原子で無いか、あるいは、
b) (C1-12)アルキル基、 (C2-12)アルケニル基、 (C2-12)アルキニル基、(C3-12)シクロアルキル基、もしくは (C3-12)シクロアルケニル基であって、;ここで、前記アルキル基、前記アルケニル基、前記アルキニル基、前記シクロアルキル基、および前記シクロアルケニル基は、オプションとして、R6 で単置換もしくは独立に複数置換することができるものであり、;また、前記アルキル基部位、前記アルケニル基部位、前記アルキニル基部位は、直鎖もしくは分鎖を含むものであって、また環状部位を含むことができるものであり、;また、さらに、
R6 が、 (C1-6)アルキル基、 (C1-6)アルコキシ基、シクロアルキル基、カルボキシ基、アセトアミド基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ(C1-6)アルキル基、ヒドロキシメチル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、スルファモイル基、スルホンアミド基、カルバモイル基、アリール基、ヘテロアリール基、アミノ基、であって、;ここで、前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、オプションとして、R7 で単置換もしくは独立に複数置換することができるものであって、;また、前記アミノ基は、オプションとして、 R8、-SOR8 、 -SO2R8 、 -COR8 、 -CO2R8、-CONHR8 、 -CON(R8)2 、 -OR8 、または-S-R8 で単置換もしくは独立に複数置換することができるものであり、;また、さらに、
R7 が、ハロゲン基、 (C1-10)アルキル基、 (C1-10)アルコキシ基、 (C1-10)アルキルアミノ基、(C1-10)ジアルキルアミノ基、ベンジル基、ベンジルオキシ基、ヒドロキシル(C1-6)アルキル基、ヒドロキシメチル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、N-ヒドロキシアミノ基、シアノ基、カルボキシ基、アセトアミド基、ヒドロキシ基、スルファモイル基、スルホンアミド基、もしくはカルバモイル基であり、;また、さらに、
R8 が、 (C1-10)アルキル基、 (C2-10)アルケニル基、 (C2-10)アルキニル基、(C3-10)シクロアルキル基、 (C5-10)シクロアルケニル基、ベンジル基、フェネチル基、アリール基、もしくはヘテロアリール基であって、;ここで前記アルキル基、前記アルケニル基、前記アルキニル基、前記シクロアルキル基、前記シクロアルケニル基はオプションとして、R7 でオプションとして単置換もしくは独立に複数置換されたアリール基またはヘテロアリール基で単置換あるいは独立に複数置換することができるようなもの、;であるか、あるいは、
c) オプションとして (C3-10)シクロアルキル基に縮合するようなアリール基、もしくは、オプションとして (C3-10)シクロアルキル基に縮合するようなヘテロアリール基であって、;ここで、前記アリール基もしくは前記ヘテロアリール基は、オプションとして、R7 で単置換もしくは独立に複数置換することができるもの、;であるか、あるいは、
d) インダニル基、 1,2,3,4-テトラヒドロナフチル基、 j が0〜3の数であるような (CH2)jアダマンチル基、または、(4-ペンチルビシクロ[2.2.2]オクタ-1-イル)アミンを含むような[2.2.1]二環式炭素環基もしくは[3.1.1]二環式炭素環基であって、;ここで、前記インダニル基、前記1,2,3,4-テトラヒドロナフチル基、前記(CH2)jアダマンチル基、ならびに[2.2.1]二環式炭素環基もしくは[3.1.1]二環式炭素環基は、オプションとして、ヒドロキシ基、(C1-8)アルキル基、 (C1-8)アルコキシ基、 (C1-8)アルカノイルオキシ基、もしくはR9R10N-CO-O- で単置換もしくは独立に複数置換することができ、;ここで、 R9 およびR10 は、独立に、 (C1-8)アルキル基、もしくはフェニル基であって、;なお前記アルキル基および前記フェニル基はオプションとして(C1-8)アルキル基、 (C1-8)アルコキシ基、ハロゲン基、もしくはトリフルオロメチル基で単置換もしくは独立に複数置換することができるようなものであるか、;あるいは、R9 と R10 とが共に (C3-6)アルキレン基を形成するようなもの、;であるか、あるいは、
e) R11(CH2)p- であって、;ここで、 R11 は、 2-オキソピロリジニル基、(C1-6)アルコキシ基、フェニル基、フェノキシ基、 (C1-8)シクロアルキル基、 [3.3.3]二環式炭素環基、ピリジニル基、ナフチル基、シクロヘキセニル基、もしくはアダマンチル基であり、;ここで、前記2-オキソピロリジニル基、前記(C1-6)アルコキシ基、前記フェニル基、前記ピリジニル基、および前記ナフチル基は、オプションとして、R12 で単置換もしくは独立に二置換もしくは独立に三置換することができるようなものであり、;また、前記フェノキシ基は、オプションとして、(C1-4)アルキル基、 (C1-4)アルコキシ基、もしくはハロゲン基で単置換もしくは独立に二置換することができ、;また、前記[3.3.3]二環式炭素環基は、オプションとして、(C1-8)アルキル基で単置換もしくは独立に複数置換することができるようなものであり、;また、 p は 0 から 3 の数であり、;また、さらに、
R12 は、ハロゲン基、トリフルオロメチル基、シアノ基、ニトロ基、 (C1-6)アルキル基、 (C1-6)アルコキシ基、シクロアルキル基、カルボキシ基、アセトアミド基、ヒドロキシ基、ヒドロキシ(C1-6)アルキル基、ヒドロキシメチル基、トリフルオロメトキシ基、スルファモイル基、カルバモイル基、スルホンアミド基、アルキルスルホニル基( alkylsufonyl ) 、フェニルスルホニル基、アリール基、もしくはヘテロアリール基であって、;ここで前記アリール基および前記ヘテロアリール基は、オプションとして、R7 で単置換もしくは独立に複数置換することができるようなもの、;であるか、あるいは、
f) (R13)2CH(CH2)q- であって、;ここで、 R13はフェニル基であり、前記フェニル基はオプションとして独立に、 R12 で単置換もしくは独立に二置換することができるようなものであり、;また、q は 0 から 3 の数、;であるか、あるいは、
g) 下記の構造式の化合物であって、
【化7】


;ここで、 R14および R15 は、独立に、水素原子、 (C1-8)アルキル基、 (C1-6)アルキルカルボニル基、(C3-12)シクロアルキル環基、 (C3-12)シクロアルケニル環基、ベンジル基、ベンゾイル基、ピリジン、ピリミジン、フェニル基、フェニルアミノ-カルボニル基、アルキルスルホニル基、もしくはフェニルスルホニル基であって、;ここで、前記シクロアルキル環基は、オプションとして、ヒドロキシ(C1-6)アルキル基で置換することができ、;また、前記ベンジル基、前記ベンゾイル基、前記ピリジン、前記ピリミジン、前記フェニル基、前記フェニルアミノ-カルボニル基、前記アルキルスルホニル基、および前記フェニルスルホニル基は、オプションとして、R12 で単置換もしくは独立に二置換することができるようなものであるか、;あるいは、 R14 と R15とが共に、(C3-12)シクロアルキル環を形成するか、であって、;また、 r は 2 から 6 の数、;であるか、あるいは、
h) 下記の構造式の化合物であって、
【化8】


;ここで、 R16および R17 は、それぞれ独立に、水素原子、 (C1-8)アルキル基、 (C1-6)アルキルカルボニル基、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル基、ベンジル基、ベンゾイル基、ピリジン、ピリミジン、フェニル基、フェニルアミノカルボニル基、アルキルスルホニル基、もしくはフェニルスルホニル基であって、;ここで、前記ベンジル基、前記ベンゾイル基、前記ピリジン、前記ピリミジン、前記フェニル基、前記フェニルアミノカルボニル基、前記アルキルスルホニル基、および前記フェニルスルホニル基は、オプションとして、R12 で単置換もしくは独立に二置換することができるようなものであるか、;あるいは、 R16 と R17とが共に、(C3-12)シクロアルキル環を形成するか、であって、;また、 s は 1 から 6 の数、;であるか、あるいは、
i) 下記の構造式の化合物であって、
【化9】


;ここで、 R18および R19 は、独立に、水素原子、 (C1-8)アルキル基、 (C1-6)アルキルカルボニル基、ジ(C1-6)アルキルアミノカルボニル基、ベンジル基、ベンゾチアゾール、ベンゾイル基、ピリジン、ピリミジン、フェニル基、フェニルアミノカルボニル基、アルキルスルホニル基、もしくはフェニルスルホニル基であって、;ここで、前記ベンジル基、前記ベンゾイル基、前記ベンゾチアゾール、前記ピリジン、前記ピリミジン、前記フェニル基、前記フェニルアミノカルボニル基、前記アルキルスルホニル基、および前記フェニルスルホニル基は、オプションとして、R12 で単置換もしくは独立に二置換することができるようなものであるか、;あるいは、 R18 と R19とNとが共に、窒素原子を含む(N, C3-12)ヘテロシクロアルキル環を形成するか、であって、;また、それぞれの t は独立に 0 から 6 の数であり、;また、u は 0 から 3 の数、;であるか、あるいは、
j) 構造式 (フェニル-CH2-C(CH3)2-) の基であって、;ここで、前記フェニル基は、オプションとして、R12 で単置換もしくは独立に複数置換することができるようなもの、;であるか、あるいは、
) 下記の構造式の化合物であって、
【化11】


;ここで、 R21は、水素原子、 (C1-8)アルキル基、ベンジル基、もしくはフェニル基であって、;ここで、前記ベンジル基および前記フェニル基は、オプションとして、R12 で環上を単置換もしくは独立に二置換することができるものであり、;また、それぞれの t は、独立に、 0 から 6 の数であり、;また、u は 0 から 3 の数であるようなものであり、;また、
波線を含んだ結合は、結合する点を意味している、というものであるか、あるいは、;
dd) R3、 R4 および R5 が、独立に、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ビシクロアルキル基、トリシクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシアルキルシクロアルキル基、ヒドロキシシクロアルキル基、ヒドロキシビシクロアルキル基、ヒドロキシトリシクロアルキル基、ビシクロアルキルアルキル基、アルキルビシクロアルキル基、アルキルチオアルキル基、アリールアルキルチオアルキル基、シクロアルケニル基、アリール基、もしくはアラルキル基であって、;ここで、これらのすべては、オプションとして、ハロゲン基、アルキル基、ポリハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、ポリハロアルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、ポリシクロアルキル基、アリールアミノ基、ヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、ニトロ基、シアノ基、アミノ基、置換アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、チオール基、アルキルチオ基、アルキルカルボニル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、アルキニルアミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルケニルアミノカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノ基、アルキルアミノカルボニル-アミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルキルスルホニル基、アミノスルフィニル基、アミノスルホニル基、アルキルスルフィニル基、スルホンアミド基、もしくはスルホニル基で単置換もしくは独立に複数置換することができるものであって、;ここで、n が 1 、 X が CH2 、 X を含む前記環が飽和していて、 Z 、 R3 および R5がH であるときには、 R4 は天然α-アミノ酸の側鎖では無く、;また、ここで、 n が 1 、 X が CH2、X を含む前記環が飽和していて、 Z および R5 が H であるときには、 R3 と R4とはいずれもメチル基では無いようなもの、;というものであるかあるいは、;
ee) R3が水素原子であり、;且つ、 R4 と R5 とが、それらが結合している原子と共に、三個〜七個の炭素と一個の窒素との四員〜八員のヘテロ環を形成し、;
ここで、Nに結合した炭素以外の前記ヘテロ環炭素原子とRとが、式-(CR22R23)m- を有し、;ここで、 m は 2 から 6 の数であり、;また、R22 および R23 が、独立に、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、ハロ基、アミノ基、置換アミノ基、シクロアルキルアルキル基、シクロアルケニル基、アリール基、アリールアルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、シクロヘテロアルキル基、シクロヘテロアルキルアルキル基、アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニル-アミノ基、アリールオキシカルボニル-アミノ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基であるようなものであり、;前記ヘテロ環は、それに縮合したアリール、ヘテロアリールもしくは三員〜七員のシクロアルキル環を有し;ここで、n が 1 であるときには、 X は CH2 であり、また、 X を含む前記環は飽和しており、また、 Z および R3はH であり、また、 R4 と R5 とはいずれも -(CH2)2- もしくは-(CH2)3- では無い
ことを特徴とする、化合物。
【請求項2】
請求項1記載の構造式Iの直鎖アルキルピロリジン化合物であって、CRiRii が存在せず、 R3 、 R4、およびR5 が(cc)、(dd)、および(ee)の節に示されるとおりであり、前記直鎖アルキルピロリジン化合物が、以下の構造式II:
【化226】

を有する、化合物。
【請求項3】
請求項1記載の構造式Iの直鎖βピロリジン化合物であって、CRiRii が存在し、 R3 、 R4、およびR5 が(aa)、および(bb)の節に示されるとおりであり、前記直鎖βピロリジン化合物が、以下の構造式III:
【化227】

を有する、化合物。

【図1】
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【公開番号】特開2008−19261(P2008−19261A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−201372(P2007−201372)
【出願日】平成19年8月1日(2007.8.1)
【分割の表示】特願2006−539906(P2006−539906)の分割
【原出願日】平成16年11月12日(2004.11.12)
【出願人】(506159943)フェノミックス コーポレーション (8)
【氏名又は名称原語表記】PHENOMIX CORPORATION
【Fターム(参考)】