親和性最適化ＥｐｈＡ２アゴニスト抗体およびその使用法
本発明は、非癌細胞ではなく癌細胞上に露出されたＥｐｈＡ２エピトープと選択的に結合する、親和性の向上した抗体に関する。本発明はさらに、癌（特に転移性の癌）の治療、管理、または予防のために開発された方法および組成物に関する。本発明はまた、１種以上の本発明のＥｐｈＡ２抗体を、単独でまたは癌治療に有用な１種以上の他の薬剤と組み合せて、含有する医薬組成物をも提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項１】
2A4 (配列番号38)、2E7 (配列番号42)、または12E2 (配列番号46)の重鎖可変(VH)ドメインのアミノ酸配列を有するVHドメインを含んでなる、ヒトEphA2と特異的に結合するEphA2抗体。
【請求項２】
2A4 (配列番号40)、2E7 (配列番号44)、または12E2 (配列番号48)の軽鎖可変(VL)ドメインのアミノ酸配列を有するVLドメインを含んでなる、ヒトEphA2と特異的に結合するEphA2抗体。
【請求項３】
2A4 (配列番号40)、2E7 (配列番号44)、または12E2 (配列番号48)のVLドメインのアミノ酸配列を有するVLドメインをさらに含んでなる、請求項1に記載のEphA2抗体。
【請求項４】
2A4 (配列番号3-8)、2E7 (配列番号19-24)、または12E2 (配列番号27-32)の相補性決定領域(CDR)のアミノ酸配列を有するCDRを含んでなる、ヒトEphA2と免疫特異的に結合するEphA2抗体。
【請求項５】
2A4 (配列番号3-5)、2E7 (配列番号19-21)、または12E2 (配列番号27-29)のアミノ酸配列を有するVH CDRを含んでなる、請求項4に記載のEphA2抗体。
【請求項６】
2A4 (配列番号6-8)、2E7 (配列番号22-24)、または12E2 (配列番号30-32)のVL CDRのアミノ酸配列を有するVL CDRを含んでなる、請求項4に記載のEphA2抗体。
【請求項７】
2A4 (配列番号6-8)、2E7 (配列番号22-24)、または12E2 (配列番号30-32)のVL CDRのアミノ酸配列を有するVL CDRをさらに含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項８】
2A4 (配列番号3)、2E7 (配列番号19)、または12E2 (配列番号27)のVH CDRlのアミノ酸配列を有するVH CDRlを含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項９】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項１０】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項１１】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2をさらに含んでなる、請求項8に記載のEphA2抗体。
【請求項１２】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項8に記載のEphA2抗体。
【請求項１３】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項9に記載のEphA2抗体。
【請求項１４】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項11に記載のEphA2抗体。
【請求項１５】
2A4 (配列番号3)、2E7 (配列番号19)、または12E2 (配列番号27)のVH CDRlのアミノ酸配列を有するVH CDRlを含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項１６】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項１７】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項１８】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2をさらに含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項１９】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項２０】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項２１】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項２２】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項6に記載のEphA2抗体。
【請求項２３】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項6に記載のEphA2抗体。
【請求項２４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項6に記載のEphA2抗体。
【請求項２５】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項22に記載のEphA2抗体。
【請求項２６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項22に記載のEphA2抗体。
【請求項２７】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項23に記載のEphA2抗体。
【請求項２８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項25に記載のEphA2抗体。
【請求項２９】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項３０】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項３１】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項３２】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項29に記載のEphA2抗体。
【請求項３３】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項29に記載のEphA2抗体。
【請求項３４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項30に記載のEphA2抗体。
【請求項３５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項32に記載のEphA2抗体。
【請求項３６】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項３７】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項３８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項３９】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項36に記載のEphA2抗体。
【請求項４０】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項36に記載のEphA2抗体。
【請求項４１】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項37に記載のEphA2抗体。
【請求項４２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項39に記載のEphA2抗体。
【請求項４３】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項４４】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項４５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項４６】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項43に記載のEphA2抗体。
【請求項４７】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項43に記載のEphA2抗体。
【請求項４８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項44に記載のEphA2抗体。
【請求項４９】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項46に記載のEphA2抗体。
【請求項５０】
2A4、2E7、または12E2のVH CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項17に記載のEphA2抗体。
【請求項５１】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項17に記載のEphA2抗体。
【請求項５２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項17に記載のEphA2抗体。
【請求項５３】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項50に記載のEphA2抗体。
【請求項５４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項50に記載のEphA2抗体。
【請求項５５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項51に記載のEphA2抗体。
【請求項５６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項53に記載のEphA2抗体。
【請求項５７】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項５８】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項５９】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項６０】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項57に記載のEphA2抗体。
【請求項６１】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項57に記載のEphA2抗体。
【請求項６２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項58に記載のEphA2抗体。
【請求項６３】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項60に記載のEphA2抗体。
【請求項６４】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項19に記載のEphA2抗体。
【請求項６５】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項19に記載のEphA2抗体。
【請求項６６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項19に記載のEphA2抗体。
【請求項６７】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項64に記載のEphA2抗体。
【請求項６８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項64に記載のEphA2抗体。
【請求項６９】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項65に記載のEphA2抗体。
【請求項７０】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項67に記載のEphA2抗体。
【請求項７１】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項20に記載のEphA2抗体。
【請求項７２】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項20に記載のEphA2抗体。
【請求項７３】
2A4、2E7、または12E2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項20に記載のEphA2抗体。
【請求項７４】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項71に記載のEphA2抗体。
【請求項７５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項71に記載のEphA2抗体。
【請求項７６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項72に記載のEphA2抗体。
【請求項７７】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項74に記載のEphA2抗体。
【請求項７８】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項21に記載のEphA2抗体。
【請求項７９】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項21に記載のEphA2抗体。
【請求項８０】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項21に記載のEphA2抗体。
【請求項８１】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項78に記載のEphA2抗体。
【請求項８２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項78に記載のEphA2抗体。
【請求項８３】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項79に記載のEphA2抗体。
【請求項８４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項81に記載のEphA2抗体。
【請求項８５】
少なくとも約5×105 M-1 s-1の結合速度定数またはkon速度を有する、EphA2抗体。
【請求項８６】
約5nM〜約8nMの解離定数（Kd）を有する、EphA2抗体。
【請求項８７】
前記抗体が誘導体である、請求項1、2、3、85または86に記載の抗体。
【請求項８８】
抗体誘導体ではない抗体と比較したとき、増大したin vivo半減期を有する、請求項1、2、3、85または86に記載の抗体。
【請求項８９】
前記抗体がヒト抗体、ヒト化抗体、またはキメラ抗体である、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９０】
前記抗体が検出可能な物質または治療薬にコンジュゲートされている、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９１】
定常領域を含む、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９２】
ヒト定常領域を含む、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９３】
請求項1、2、3、85または86に記載の抗体を産生する細胞株。
【請求項９４】
癌治療を必要とする患者における癌の治療方法であって、前記患者に、治療に有効な量の請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体を投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項９５】
前記投与により、未治療癌細胞でのEphA2リン酸化のレベルと比べて、癌細胞でのEphA2リン酸化が増加する、請求項94に記載の方法。
【請求項９６】
前記投与により、未治療癌細胞でのEphA2発現のレベルと比べて、癌細胞でのEphA2発現が低下する、請求項94に記載の方法。
【請求項９７】
前記EphA2抗体が、細胞間接触をしていない細胞上に発現されたときのEphA2と結合する、請求項94に記載の方法。
【請求項９８】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が2A4、2E7、または12E2である、請求項97に記載の方法。
【請求項９９】
前記EphA2抗体が、リガンドと安定的に相互作用することのできないEphA2と結合する、請求項94に記載の方法。
【請求項１００】
前記EphA2抗体が、リガンドに結合していないEphA2と結合する、請求項94に記載の方法。
【請求項１０１】
前記癌が上皮細胞由来のものである、請求項94に記載の方法。
【請求項１０２】
前記癌が、前記癌細胞の組織型を有する非癌細胞と比べて、EphA2を過剰発現する細胞を含む、請求項94に記載の方法。
【請求項１０３】
前記癌が、皮膚、肺、結腸、乳房、前立腺、膀胱、腎臓、もしくは膵臓の癌であるか、または腎細胞癌もしくは黒色腫である、請求項94に記載の方法。
【請求項１０４】
前記癌が転移癌である、請求項94に記載の方法。
【請求項１０５】
前記EphA2抗体がモノクローナル抗体である、請求項94に記載の方法。
【請求項１０６】
前記EphA2抗体が、ヒト抗体、ヒト化抗体、またはキメラ抗体であり、かつEphA2との結合について2A4、2E7、または12E2のいずれか1つと競合する、請求項94に記載の方法。
【請求項１０７】
EphA2抗体ではない追加の抗癌治療を施すことを含む、請求項94に記載の方法。
【請求項１０８】
前記の追加の癌治療が、化学療法、生物学的療法、免疫療法、放射線療法、ホルモン療法、および手術からなる群より選択される、請求項107に記載の方法。
【請求項１０９】
癌治療を必要とする患者における第1の治療に対して完全にまたは部分的に不応性である癌の治療方法であって、前記患者に、治療に有効な量の請求項1、2、3、85または86に記載の抗体の投与を含む第2の治療を施すことを含んでなる、上記方法。
【請求項１１０】
第1の治療が、化学療法、ホルモン療法、生物学的療法、または放射線療法である、請求項109に記載の方法。
【請求項１１１】
第2の治療が、化学療法、ホルモン療法、生物学的療法、または放射線療法を施すことをさらに含む、請求項109に記載の方法。
【請求項１１２】
第1の治療を施すのと同時に第2の治療を施すことを含む、請求項109に記載の方法。
【請求項１１３】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が、細胞間接触をしていないときのEphA2と結合する、請求項109に記載の方法。
【請求項１１４】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が、リガンドと安定的に相互作用することのできないEphA2と結合する、請求項109に記載の方法。
【請求項１１５】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が、リガンドよりも多く存在するEphA2と結合する、請求項109に記載の方法。
【請求項１１６】
前記EphA2抗体を静脈内、皮下、または筋肉内に投与する、請求項94または109に記載の方法。
【請求項１１７】
癌に罹患しているまたは癌の疑いがある患者における癌治療の有効性を判定、予知、またはモニタリングする方法であって、
a) 患者の細胞を、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体と、抗体-EphA2結合に適する条件下で接触させ、
b) EphA2抗体の該細胞への結合を測定する、
ことを含んでなり、その際、対照よりも高いEphA2抗体結合レベルが検出されれば、その患者に癌があることを示す、上記方法。
【請求項１１８】
前記細胞が全血、唾液、尿、血清、または腫瘍細胞組織の穿刺吸引細胞に由来する、請求項117に記載の方法。
【請求項１１９】
前記細胞が前記患者由来の凍結または固定された組織もしくは細胞である、請求項117に記載の方法。
【請求項１２０】
前記検出が前記患者におけるEphA2抗体結合のイメージングを含む、請求項117に記載の方法。
【請求項１２１】
前記患者が転移癌を有する、請求項117に記載の方法。
【請求項１２２】
1以上の容器に、請求項1、2、3、85または86に記載の抗体および使用説明書を含んでなるキット。
【請求項１２３】
包装材料および該包装材料内に収容された薬剤を含んでなる製品であって、該薬剤が請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体および製薬上許容される担体を含んでなる、上記製品。
【請求項１２４】
治療に有効な量の請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体および製薬上許容される担体を含んでなる医薬組成物。
【請求項１２５】
EphA2抗体がヒト抗体、ヒト化抗体、またはキメラ抗体であり、EphA2との結合について2A4、2E7、または12E2と競合する、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２６】
EphA2抗体がモノクローナル抗体である、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２７】
EphA2抗体がヒト化抗体またはキメラ抗体である、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２８】
EphA2抗体がヒト抗体である、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２９】
EphA2抗体ではない抗癌剤を含む、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１３０】
抗癌剤が化学療法剤、放射線療法剤、ホルモン療法剤、生物学的療法剤、または免疫療法剤である、請求項129に記載の医薬組成物。
【請求項１３１】
請求項89に記載のヒト、ヒト化、またはキメラEphA2抗体の重鎖可変ドメインまたは軽鎖可変ドメインをコードするヌクレオチド配列を含んでなる、単離された核酸。
【請求項１３２】
請求項131に記載の核酸を含むベクター。
【請求項１３３】
請求項132に記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項１】
2A4 (配列番号38)、2E7 (配列番号42)、または12E2 (配列番号46)の重鎖可変(VH)ドメインのアミノ酸配列を有するVHドメインを含んでなる、ヒトEphA2と特異的に結合するEphA2抗体。
【請求項２】
2A4 (配列番号40)、2E7 (配列番号44)、または12E2 (配列番号48)の軽鎖可変(VL)ドメインのアミノ酸配列を有するVLドメインを含んでなる、ヒトEphA2と特異的に結合するEphA2抗体。
【請求項３】
2A4 (配列番号40)、2E7 (配列番号44)、または12E2 (配列番号48)のVLドメインのアミノ酸配列を有するVLドメインをさらに含んでなる、請求項1に記載のEphA2抗体。
【請求項４】
2A4 (配列番号3-8)、2E7 (配列番号19-24)、または12E2 (配列番号27-32)の相補性決定領域(CDR)のアミノ酸配列を有するCDRを含んでなる、ヒトEphA2と免疫特異的に結合するEphA2抗体。
【請求項５】
2A4 (配列番号3-5)、2E7 (配列番号19-21)、または12E2 (配列番号27-29)のアミノ酸配列を有するVH CDRを含んでなる、請求項4に記載のEphA2抗体。
【請求項６】
2A4 (配列番号6-8)、2E7 (配列番号22-24)、または12E2 (配列番号30-32)のVL CDRのアミノ酸配列を有するVL CDRを含んでなる、請求項4に記載のEphA2抗体。
【請求項７】
2A4 (配列番号6-8)、2E7 (配列番号22-24)、または12E2 (配列番号30-32)のVL CDRのアミノ酸配列を有するVL CDRをさらに含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項８】
2A4 (配列番号3)、2E7 (配列番号19)、または12E2 (配列番号27)のVH CDRlのアミノ酸配列を有するVH CDRlを含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項９】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項１０】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる、請求項5に記載のEphA2抗体。
【請求項１１】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2をさらに含んでなる、請求項8に記載のEphA2抗体。
【請求項１２】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項8に記載のEphA2抗体。
【請求項１３】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項9に記載のEphA2抗体。
【請求項１４】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項11に記載のEphA2抗体。
【請求項１５】
2A4 (配列番号3)、2E7 (配列番号19)、または12E2 (配列番号27)のVH CDRlのアミノ酸配列を有するVH CDRlを含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項１６】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項１７】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項１８】
2A4 (配列番号4)、2E7 (配列番号20)、または12E2 (配列番号28)のVH CDR2のアミノ酸配列を有するVH CDR2をさらに含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項１９】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項２０】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項２１】
2A4 (配列番号5)、2E7 (配列番号21)、または12E2 (配列番号29)のVH CDR3のアミノ酸配列を有するVH CDR3をさらに含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項２２】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項6に記載のEphA2抗体。
【請求項２３】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項6に記載のEphA2抗体。
【請求項２４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項6に記載のEphA2抗体。
【請求項２５】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項22に記載のEphA2抗体。
【請求項２６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項22に記載のEphA2抗体。
【請求項２７】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項23に記載のEphA2抗体。
【請求項２８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項25に記載のEphA2抗体。
【請求項２９】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項３０】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項３１】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項7に記載のEphA2抗体。
【請求項３２】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項29に記載のEphA2抗体。
【請求項３３】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項29に記載のEphA2抗体。
【請求項３４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項30に記載のEphA2抗体。
【請求項３５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項32に記載のEphA2抗体。
【請求項３６】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項３７】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項３８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項15に記載のEphA2抗体。
【請求項３９】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項36に記載のEphA2抗体。
【請求項４０】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項36に記載のEphA2抗体。
【請求項４１】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項37に記載のEphA2抗体。
【請求項４２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項39に記載のEphA2抗体。
【請求項４３】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項４４】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項４５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項16に記載のEphA2抗体。
【請求項４６】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項43に記載のEphA2抗体。
【請求項４７】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項43に記載のEphA2抗体。
【請求項４８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項44に記載のEphA2抗体。
【請求項４９】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項46に記載のEphA2抗体。
【請求項５０】
2A4、2E7、または12E2のVH CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項17に記載のEphA2抗体。
【請求項５１】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項17に記載のEphA2抗体。
【請求項５２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項17に記載のEphA2抗体。
【請求項５３】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項50に記載のEphA2抗体。
【請求項５４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項50に記載のEphA2抗体。
【請求項５５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項51に記載のEphA2抗体。
【請求項５６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項53に記載のEphA2抗体。
【請求項５７】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項５８】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項５９】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項18に記載のEphA2抗体。
【請求項６０】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項57に記載のEphA2抗体。
【請求項６１】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項57に記載のEphA2抗体。
【請求項６２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項58に記載のEphA2抗体。
【請求項６３】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項60に記載のEphA2抗体。
【請求項６４】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項19に記載のEphA2抗体。
【請求項６５】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項19に記載のEphA2抗体。
【請求項６６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項19に記載のEphA2抗体。
【請求項６７】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項64に記載のEphA2抗体。
【請求項６８】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項64に記載のEphA2抗体。
【請求項６９】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項65に記載のEphA2抗体。
【請求項７０】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項67に記載のEphA2抗体。
【請求項７１】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項20に記載のEphA2抗体。
【請求項７２】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項20に記載のEphA2抗体。
【請求項７３】
2A4、2E7、または12E2のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項20に記載のEphA2抗体。
【請求項７４】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項71に記載のEphA2抗体。
【請求項７５】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項71に記載のEphA2抗体。
【請求項７６】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項72に記載のEphA2抗体。
【請求項７７】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項74に記載のEphA2抗体。
【請求項７８】
2A4 (配列番号6)、2E7 (配列番号22)、または12E2 (配列番号30)のVL CDRlのアミノ酸配列を有するVL CDRlを含んでなる、請求項21に記載のEphA2抗体。
【請求項７９】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2を含んでなる、請求項21に記載のEphA2抗体。
【請求項８０】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3を含んでなる、請求項21に記載のEphA2抗体。
【請求項８１】
2A4 (配列番号7)、2E7 (配列番号23)、または12E2 (配列番号31)のVL CDR2のアミノ酸配列を有するVL CDR2をさらに含んでなる、請求項78に記載のEphA2抗体。
【請求項８２】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項78に記載のEphA2抗体。
【請求項８３】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項79に記載のEphA2抗体。
【請求項８４】
2A4 (配列番号8)、2E7 (配列番号24)、または12E2 (配列番号32)のVL CDR3のアミノ酸配列を有するVL CDR3をさらに含んでなる、請求項81に記載のEphA2抗体。
【請求項８５】
少なくとも約5×105 M-1 s-1の結合速度定数またはkon速度を有する、EphA2抗体。
【請求項８６】
約5nM〜約8nMの解離定数（Kd）を有する、EphA2抗体。
【請求項８７】
前記抗体が誘導体である、請求項1、2、3、85または86に記載の抗体。
【請求項８８】
抗体誘導体ではない抗体と比較したとき、増大したin vivo半減期を有する、請求項1、2、3、85または86に記載の抗体。
【請求項８９】
前記抗体がヒト抗体、ヒト化抗体、またはキメラ抗体である、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９０】
前記抗体が検出可能な物質または治療薬にコンジュゲートされている、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９１】
定常領域を含む、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９２】
ヒト定常領域を含む、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体。
【請求項９３】
請求項1、2、3、85または86に記載の抗体を産生する細胞株。
【請求項９４】
癌治療を必要とする患者における癌の治療方法であって、前記患者に、治療に有効な量の請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体を投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項９５】
前記投与により、未治療癌細胞でのEphA2リン酸化のレベルと比べて、癌細胞でのEphA2リン酸化が増加する、請求項94に記載の方法。
【請求項９６】
前記投与により、未治療癌細胞でのEphA2発現のレベルと比べて、癌細胞でのEphA2発現が低下する、請求項94に記載の方法。
【請求項９７】
前記EphA2抗体が、細胞間接触をしていない細胞上に発現されたときのEphA2と結合する、請求項94に記載の方法。
【請求項９８】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が2A4、2E7、または12E2である、請求項97に記載の方法。
【請求項９９】
前記EphA2抗体が、リガンドと安定的に相互作用することのできないEphA2と結合する、請求項94に記載の方法。
【請求項１００】
前記EphA2抗体が、リガンドに結合していないEphA2と結合する、請求項94に記載の方法。
【請求項１０１】
前記癌が上皮細胞由来のものである、請求項94に記載の方法。
【請求項１０２】
前記癌が、前記癌細胞の組織型を有する非癌細胞と比べて、EphA2を過剰発現する細胞を含む、請求項94に記載の方法。
【請求項１０３】
前記癌が、皮膚、肺、結腸、乳房、前立腺、膀胱、腎臓、もしくは膵臓の癌であるか、または腎細胞癌もしくは黒色腫である、請求項94に記載の方法。
【請求項１０４】
前記癌が転移癌である、請求項94に記載の方法。
【請求項１０５】
前記EphA2抗体がモノクローナル抗体である、請求項94に記載の方法。
【請求項１０６】
前記EphA2抗体が、ヒト抗体、ヒト化抗体、またはキメラ抗体であり、かつEphA2との結合について2A4、2E7、または12E2のいずれか1つと競合する、請求項94に記載の方法。
【請求項１０７】
EphA2抗体ではない追加の抗癌治療を施すことを含む、請求項94に記載の方法。
【請求項１０８】
前記の追加の癌治療が、化学療法、生物学的療法、免疫療法、放射線療法、ホルモン療法、および手術からなる群より選択される、請求項107に記載の方法。
【請求項１０９】
癌治療を必要とする患者における第1の治療に対して完全にまたは部分的に不応性である癌の治療方法であって、前記患者に、治療に有効な量の請求項1、2、3、85または86に記載の抗体の投与を含む第2の治療を施すことを含んでなる、上記方法。
【請求項１１０】
第1の治療が、化学療法、ホルモン療法、生物学的療法、または放射線療法である、請求項109に記載の方法。
【請求項１１１】
第2の治療が、化学療法、ホルモン療法、生物学的療法、または放射線療法を施すことをさらに含む、請求項109に記載の方法。
【請求項１１２】
第1の治療を施すのと同時に第2の治療を施すことを含む、請求項109に記載の方法。
【請求項１１３】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が、細胞間接触をしていないときのEphA2と結合する、請求項109に記載の方法。
【請求項１１４】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が、リガンドと安定的に相互作用することのできないEphA2と結合する、請求項109に記載の方法。
【請求項１１５】
前記の露出EphA2エピトープ抗体が、リガンドよりも多く存在するEphA2と結合する、請求項109に記載の方法。
【請求項１１６】
前記EphA2抗体を静脈内、皮下、または筋肉内に投与する、請求項94または109に記載の方法。
【請求項１１７】
癌に罹患しているまたは癌の疑いがある患者における癌治療の有効性を判定、予知、またはモニタリングする方法であって、
a) 患者の細胞を、請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体と、抗体-EphA2結合に適する条件下で接触させ、
b) EphA2抗体の該細胞への結合を測定する、
ことを含んでなり、その際、対照よりも高いEphA2抗体結合レベルが検出されれば、その患者に癌があることを示す、上記方法。
【請求項１１８】
前記細胞が全血、唾液、尿、血清、または腫瘍細胞組織の穿刺吸引細胞に由来する、請求項117に記載の方法。
【請求項１１９】
前記細胞が前記患者由来の凍結または固定された組織もしくは細胞である、請求項117に記載の方法。
【請求項１２０】
前記検出が前記患者におけるEphA2抗体結合のイメージングを含む、請求項117に記載の方法。
【請求項１２１】
前記患者が転移癌を有する、請求項117に記載の方法。
【請求項１２２】
1以上の容器に、請求項1、2、3、85または86に記載の抗体および使用説明書を含んでなるキット。
【請求項１２３】
包装材料および該包装材料内に収容された薬剤を含んでなる製品であって、該薬剤が請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体および製薬上許容される担体を含んでなる、上記製品。
【請求項１２４】
治療に有効な量の請求項1、2、3、85または86に記載のEphA2抗体および製薬上許容される担体を含んでなる医薬組成物。
【請求項１２５】
EphA2抗体がヒト抗体、ヒト化抗体、またはキメラ抗体であり、EphA2との結合について2A4、2E7、または12E2と競合する、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２６】
EphA2抗体がモノクローナル抗体である、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２７】
EphA2抗体がヒト化抗体またはキメラ抗体である、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２８】
EphA2抗体がヒト抗体である、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１２９】
EphA2抗体ではない抗癌剤を含む、請求項124に記載の医薬組成物。
【請求項１３０】
抗癌剤が化学療法剤、放射線療法剤、ホルモン療法剤、生物学的療法剤、または免疫療法剤である、請求項129に記載の医薬組成物。
【請求項１３１】
請求項89に記載のヒト、ヒト化、またはキメラEphA2抗体の重鎖可変ドメインまたは軽鎖可変ドメインをコードするヌクレオチド配列を含んでなる、単離された核酸。
【請求項１３２】
請求項131に記載の核酸を含むベクター。
【請求項１３３】
請求項132に記載のベクターを含む宿主細胞。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４Ａ】
【図４Ｂ】
【図４Ｃ】
【図４Ｄ】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４Ａ】
【図４Ｂ】
【図４Ｃ】
【図４Ｄ】
【図５】
【公表番号】特表２００９−５２１２１９（Ｐ２００９−５２１２１９Ａ）
【公表日】平成２１年６月４日（２００９．６．４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−５４７４５０（Ｐ２００８−５４７４５０）
【出願日】平成１８年１２月２０日（２００６．１２．２０）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００６／０４８４６４
【国際公開番号】ＷＯ２００７／０７５７０６
【国際公開日】平成１９年７月５日（２００７．７．５）
【出願人】（５０４３３３９７２）メディミューン，エルエルシー (108)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２１年６月４日（２００９．６．４）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年１２月２０日（２００６．１２．２０）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００６／０４８４６４
【国際公開番号】ＷＯ２００７／０７５７０６
【国際公開日】平成１９年７月５日（２００７．７．５）
【出願人】（５０４３３３９７２）メディミューン，エルエルシー (108)
【Ｆターム（参考）】
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