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計量装置
説明

計量装置

【課題】顧客の利便性を向上する計量装置を提供する。
【解決手段】カメラ12は、風袋の大きさを検知する。特定部31は、検知された風袋の大きさに基づいて、顧客が選択した風袋を特定する。商品重量算出部32は、特定された風袋の重量を被計量物の重量値から減算して、商品の重量を算出する。ラベル発行部14は、商品の重量に基づく商品の価格を表記したラベルを発行する。人感センサ13は、計量装置100付近における顧客の存在の有無を検知する。顧客側報知部16は、人感センサ13が顧客の存在を検知した時、ラベルをラベル発行部14に発行させるための発行操作及びそのラベルを顧客が風袋に貼り付ける貼り付け動作を含む購入手順の案内を、表示及び音声にて顧客に対して報知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、計量装置、特に、顧客が選択した風袋に顧客によって商品が入れられた被計量物を計量するセルフ式の計量装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、百貨店やスーパーマーケット等の店舗の食料品売り場においては、商品の計り売りが行われているケースがある。商品の計り売りの際には、例えば特許文献1(特開2007−107957号公報)に開示されているように、商品を計量する機能に加え、商品の重量に対応する価格を表記したラベルを発行する機能を有する計量装置が利用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年では、商品の購入スタイルが多様化しており、複数種類ある風袋の中から所望の風袋を選択して当該風袋に商品を入れる動作を顧客自らが行う、所謂セルフ式の購入スタイルがある。このスタイルでは、顧客自身が計量装置を利用することとなるため、計量装置の操作性の簡易化が求められている。
【0004】
しかしながら、このような計量装置としては、何ら操作されていない状態時に当該装置の購入手順を表した動画を繰り返し再生するものが多く存在する。この場合、顧客は、動画が繰り返し再生されている間に動画の内容(即ち、購入手順)を記憶する必要があるため、実際の操作時には手間取ってしまうこともある。
【0005】
そこで、本発明の課題は、顧客の利便性を向上する計量装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
計量装置は、顧客が選択した風袋に顧客によって商品が入れられた被計量物を計量するセルフ式の装置である。計量装置は、風袋検知部と、特定部と、算出部と、発行部と、人検知部と、顧客側報知部とを備える。風袋検知部は、風袋の大きさを検知する。特定部は、検知された風袋の大きさに基づいて、顧客が選択した風袋を特定する。算出部は、特定された風袋の重量を被計量物の重量値から減算して、商品の重量を算出する。発行部は、商品の重量に基づく商品の価格を表記したラベルを発行する。人検知部は、計量装置付近における顧客の存在の有無を検知する。顧客側報知部は、人検知部が顧客の存在を検知した時、ラベルを発行部に発行させるための発行操作及びそのラベルを顧客が風袋に貼り付ける貼り付け動作を含む購入手順の案内を、表示及び音声にて顧客に対して報知する。
【0007】
この計量装置によると、購入手順が表示及び音声によって顧客に報知されるため、顧客は、手順どおりに操作を進めることができる。更に、顧客がどの風袋を選択したかは、計量装置によって自動で特定されるため、どの風袋を選択したかを顧客自身が計量装置に直接入力する必要がない。従って、顧客の利便性が向上する。また、不正な容器を顧客が入力することを防止することも可能となる。
【0008】
上記とは別の計量装置は、顧客が選択した風袋に顧客によって商品が入れられた被計量物を計量するセルフ式の装置であって、算出部と、発行部と、人検知部と、顧客側報知部とを備える。算出部は、風袋の重量を被計量物の重量値から減算して、商品の重量を算出する。発行部は、商品の重量に基づく商品の価格を表記したラベルを発行する。人検知部は、計量装置付近における顧客の存在の有無を検知する。顧客側報知部は、人検知部が顧客の存在を検知した時、ラベルを発行部に発行させるための発行操作及びそのラベルを顧客が風袋に貼り付ける貼り付け動作を含む購入手順の案内を、表示及び音声にて顧客に対して報知する。そして、顧客側報知部は、人検知部が計量装置付近から顧客がいなくなったことを検知した時にラベルが発行部に残っている場合、ラベルを取り忘れている旨を、表示及び音声にて顧客に対して更に報知する。
【0009】
この計量装置によると、購入手順が表示及び音声によって顧客に報知されるため、顧客は、手順どおりに操作を進めることができる。更に、ラベルの取り忘れを防止することもできる。
【0010】
また、計量装置は、ラベルの取り忘れを顧客に報知する上記装置において、更に風袋検知部及び特定部を備えていても良い。風袋検知部は、風袋の大きさを検知する。特定部は、検知された風袋の大きさに基づいて、顧客が選択した風袋を特定する。この場合、算出部は、特定された風袋の重量を被計量物の重量値から減算して、商品の重量を算出すると良い。
【0011】
これにより、顧客がどの風袋を選択したかは、計量装置によって自動で特定されるため、どの風袋を選択したかを顧客自身が計量装置に直接入力する必要がない。従って、ラベルの取り忘れを防止できるのみならず、顧客の利便性を向上させることや、不正な容器を顧客が選択することを防止することも可能となる。
【0012】
また、計量装置は、ラベルの貼り付け動作を検知する動作検知部を更に備えることが好ましい。
【0013】
これにより、店舗側は、顧客によるラベルの貼り付け動作が計量装置上にて適切に行われているかを、確認することができる。
【0014】
また、計量装置の動作検知部は、被計量物の重量に基づいて、被計量物が計量装置から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていないか否かを検知してもよい。そして、顧客側報知部は、被計量物が計量装置から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていると動作検知部が検知した場合、被計量物の計量し直しの案内を、表示及び音声にて顧客に対して更に報知することが好ましい。
【0015】
例えば悪意のある顧客が、大きさの異なる2つの風袋それぞれに商品を入れ、各風袋毎に計量装置にてラベルを発行させたと仮定する。そして、この顧客が、価格の高い方の風袋に価格の低い方のラベルを貼り付けるといった、不正行為を行おうとしたとする。しかし、この計量装置では、被計量物が計量装置から一旦降ろされて貼り付け動作が行われている場合には、被計量物の計量し直しの案内が報知されるため、悪意のある顧客は、上記不正行為を行えなくなる。
【0016】
また、計量装置は、更に店舗側報知部を有することが好ましい。店舗側報知部は、人検知部が顧客の存在を所定時間以上継続して検知した時、その旨を店員に対して報知する。
【0017】
この場合、顧客は計量装置付近に比較的長い時間継続していることとなるため、顧客は、何らかの理由で困惑していると判断できる。この旨を報知された店員は、顧客に駆け付けて対応することができ、より良いサービスを顧客に提供することができる。
【0018】
また、商品の単価は、商品の重量範囲毎に設定されていることが好ましい。この場合、顧客側報知部は、算出された商品の重量と、商品の単価が該重量に対応する単価よりも下がる場合の重量範囲における下限値との重量差を、表示及び音声にて顧客に対して更に報知すると良い。
【0019】
これにより、あとどの程度商品を購入すれば、商品を現在よりもより安い単価で購入することができるかを、顧客は知ることができる。
【0020】
また、計量装置は、通信部を更に備えていることが好ましい。通信部は、商品に関する各種情報を記憶するサーバ、及び顧客に請求する金額を演算するレジ端末、の少なくとも1つと通信可能である。そして、通信部は、ラベルに関する情報及び動作検知部の検知結果を、顧客により行われた不正の発生度合いを把握するための把握用情報として、サーバ及びレジ端末の少なくとも1つに送信すると良い。
【0021】
これにより、店舗側は、不正行為がどの程度行われているかを把握することができるため、不正行為に対する何らかの対策を講じることも可能となる。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、購入手順が表示及び音声によって顧客に報知されるため、顧客は、手順どおりに操作を進めることができる。また、顧客がどの風袋を選択したかは、計量装置によって自動で特定されるため、どの風袋を選択したかを顧客自身が計量装置に直接入力する必要がなく、顧客の利便性が向上する。そして、不正な容器を顧客が入力することを防止することも可能となる。一方で、ラベルの取り忘れを防止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】第1実施形態に係る計量装置の外観図。
【図2】計量装置を横方向から見た図。
【図3】計量装置にサーバ及びレジ端末が接続された状態を示す図。
【図4】第1実施形態に係る計量装置の構成を模式的に示す図。
【図5】発行されるラベルの一例。
【図6】発行されるクーポン券の一例。
【図7】購入手順の案内において第1タッチパネルに表示される画面例。
【図8】購入手順の案内において第1タッチパネルに表示される画面例。
【図9】購入手順の案内において第1タッチパネルに表示される画面例。
【図10】購入手順の案内において第1タッチパネルに表示される画面例。
【図11】商品の単価が商品の重量範囲毎に設定されていることを表す概念図。
【図12】購入手順の案内において第1タッチパネルに表示される画面例であって、商品の更なる購入により商品の単価が下がることを報知する画面例。
【図13】第1実施形態に係る風袋情報テーブルの概念図。
【図14】第1実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、顧客に対して行われる一連の動作の流れを示すフロー図。
【図15】第1実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、顧客に対して行われる一連の動作の流れを示すフロー図。
【図16】第1実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、主に第2タッチパネルに関連する動作を表すフロー図。
【図17】第2実施形態に係る計量装置の構成を模式的に示す図。
【図18】第2実施形態の第1タッチパネルに表示される画面例であって、ラベルの取り忘れの旨報知する画面例。
【図19】第2実施形態の第1タッチパネルに表示される画面例であって、被計量物の計量し直しの案内を示す画面例。
【図20】第2実施形態に係る風袋情報テーブルの概念図。
【図21】第2実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、顧客に対して行われる一連の動作の流れを示すフロー図。
【図22】第2実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、顧客に対して行われる一連の動作の流れを示すフロー図。
【図23】第3実施形態に係る計量装置の構成を模式的に示す図。
【図24】第3実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、顧客に対して行われる一連の動作の流れを示すフロー図。
【図25】第3実施形態に係る計量装置が行う動作のうち、顧客に対して行われる一連の動作の流れを示すフロー図。
【図26】変形例Dの第1タッチパネルに表示される画面例であって、店員の呼び出しボタンを含む画面例。
【図27】変形例Fに係る計量装置の外観図。
【図28】変形例Oにおいて、計量装置の計量部に2以上の商品が載置された場合を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る計量装置について説明する。
【0025】
<第1実施形態>
(1)概要
図1は、本発明の一実施形態に係る計量装置100の外観図であって、図2は、計量装置100を横方向(具体的には、右方向)から見た場合の図である。計量装置100は、例えば百貨店やスーパーマーケットの店舗の食料品売り場(具体的には、惣菜コーナー)等に設置されており、顧客が好みの惣菜等である商品を所望の風袋に入れたもの(以下、被計量物と言う)を計量する、セルフ式の計量装置である。特に、本実施形態に係る計量装置100は、複数種類ある風袋の中からどの風袋を顧客が選択してその風袋に商品を入れたとしても、顧客自身が選択した風袋を計量装置に入力する操作を行うことなく、その風袋に入れられている商品のみの重量を計量し、更には該結果に応じた価格を表記するラベルを出力することができる。出力されたラベルは、顧客によって風袋に貼り付けられるが、更に本実施形態に係る計量装置100は、当該装置100が被計量物の計量を行うために顧客が行う操作から顧客がラベルを風袋に貼り付けるまでの一連の購入手順を、顧客に対しアナウンスすることで、一連の購入手順をスムーズに顧客に行わせることが可能となっている。
【0026】
ここで、本実施形態では、商品が複数種類ある中で顧客が自由に好みの商品を風袋に入れる場合において、各商品の単価は同じである場合を例に取る。
【0027】
このような計量装置100は、外観からは、図1,2に示すように、主として、本体部10、計量部11、クーポン発行部15、第1タッチパネル16a及び第2タッチパネル17が目視できるようになっている。本体部10は、計量装置100のいわば土台となるべく当該装置100の設置位置に置かれており、計量部11は、本体部10の上面付近に位置している。クーポン発行部15は、本体部10とは別に、本体部10の側面に設置されている。第1タッチパネル16a及び第2タッチパネル17は、本体部10の背面側にて鉛直方向に延びる2本の支柱10a,10bによって本体部10の上方に支持されており、これらのパネル16a,17は、それぞれの裏面が背中合わせとなるようにして配置されている。具体的に、第1タッチパネル16aの表面は、顧客に見えるように、計量装置100の正面側に向いている。第2タッチパネル17の表面は、計量装置100の背面側に向いている。
【0028】
また、計量装置100は、図3に示すように、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・と通信可能に接続されている。サーバ150は、商品に関する各種情報を記憶している。レジ端末160a,160b,・・・は、顧客に請求する金額の演算や、顧客の支払いに対する釣銭の算出等を行う。また、レジ端末160a,160b,・・・とサーバ150同士も、通信可能に接続されている。サーバ150には、レジ端末160a,160b,・・・に入力された商品に関する情報(具体的には、商品の価格、商品番号など)が送られ、当該情報が蓄積される。
【0029】
(2)構成
計量装置100は、図1,2,4に示すように、主として、計量部11、カメラ12(風袋検知部、動作検知部に相当)、人感センサ13(人検知部に相当)、ラベル発行部14、クーポン発行部15、第1タッチパネル16aを有する顧客側報知部16、第2タッチパネル17、店舗側無線部18、通信部19、HDD20、及び制御部30を有する。これらの構成要素のうち、計量部11、カメラ12、人感センサ13、クーポン発行部15、顧客側報知部16のうち第1タッチパネル16a、及び第2タッチパネル17を除く他の構成要素は、図1における本体部10内に収納されている。
【0030】
(2−1)計量部
計量部11は、金属製の平板からなる載置台及びスプリング等によって構成されている。顧客によって計量部11上に被計量物が載置されると、計量部11は、被計量物の重量を計量する。
【0031】
(2−2)カメラ
カメラ12は、図1,2に示すように、第1及び第2タッチパネル16a,17の付近において、2本の支柱10a,10bに渡って設けられている支持部材12aに取り付けられている。カメラ12は、計量部11の上方から、計量部11の載置台に載置された被計量物を撮像可能に取り付けられている。カメラ12は、計量部11の載置台上に載置された被計量物の風袋の大きさを検知する。検知した被計量物の風袋の大きさは、後述する制御部30による風袋の特定動作に利用される。
【0032】
また、カメラ12は、計量部11の載置台上に会員カードが載置された場合には、その会員カードに表示されている会員識別情報を読み取ることができる。具体的には、店舗が発行している会員カードがあり、該カードには会員番号等の会員識別情報を表すバーコードが表記されているとする。被計量物が載置台に載置されて計量動作が行われるよりも先に、会員カードのバーコードが付された面が載置台上に載置された場合には、カメラ12は、この会員カードのバーコード、つまりは会員識別情報を読み取る。読み取られた会員識別情報は、後述するクーポン券の発行動作に利用される。なお、会員カードは、会員に関する情報を読み取ることができるものであればよく、例えばICカードや磁気カードであることもできる。
【0033】
更に、カメラ12は、計量部11の載置台上で顧客により風袋にラベルが貼り付けられている動作を撮像することもできる。従って、顧客が被計量物に対応するラベルとは異なる別のラベルを故意に貼り付けようとした場合には、この動作が撮像されることとなり、不正行為の発見に有効である。
【0034】
(2−3)人感センサ
人感センサ13は、カメラ12と同様、図1,2に示すように、支持部材12aに取り付けられている。人感センサ13は、その検知部分が計量装置100の正面側に向くようにして、支持部材12aに取り付けられている。人感センサ13は、例えば赤外線センサで構成されており、計量装置100付近における顧客の存在の有無を検知する。人感センサ13による検知結果は、後述する購入手順の案内開始のトリガ等として用いられる。
【0035】
(2−4)ラベル発行部
ラベル発行部14は、ラベルカセットや複数のセンサ等によって構成されている。ラベル発行部14は、ラベルカセットから繰り出される白紙のラベルに、商品の重量に基づく商品の価格等を印字して、顧客が風袋に貼り付けるラベルを発行する。ラベルに利用される白紙としては、裏面のみ粘着性のあるものが利用される。
【0036】
図5は、ラベル発行部14により発行されるラベルの一例として、ラベルL1を示している。図5のラベルL1は、消費期限L2、商品の100gあたりの単価L3、商品の重量である正味量L4、商品の重量に対応する価格L5、及び価格L5を表すバーコードL6が印字されている。
【0037】
なお、上記センサには、ラベルカセットに入れられている白紙ロールの残量を検知するためのセンサ、発行したラベルが顧客によって取られたことを検知するためのセンサ等が挙げられる。
【0038】
(2−5)クーポン発行部
クーポン発行部15は、クーポン券を印字するためのカセットや複数のセンサ等によって構成されている。クーポン発行部15は、カメラ12によって会員カードの会員識別情報が読み取られた場合、カセットから繰り出される白紙に、その会員が受けられる割引情報等が印字されたクーポン券を発行する。クーポンに利用される白紙としては、ラベルに用いられる白紙ロールとは異なり、両面共に粘着性のない白紙が利用される。
【0039】
図6は、クーポン発行部15により発行されるクーポン券の一例として、クーポン券C1を示している。図6のクーポン券C1は、割引対象となる商品名C2とその割引額C3、クーポン券C1の有効期限C4、及び割引額C3を表すバーコードC4が印字されている。
【0040】
ここで、クーポン券は、商品を購入した顧客向けに発行されることが好ましい。従って、クーポン発行部15がクーポン券を発行するタイミングとしては、例えば、被計量物の計量後にラベル発行部14がラベルを発行するタイミングと同じタイミングであることが挙げられる。
【0041】
なお、クーポン発行部15を構成するセンサには、ラベル発行部14と同様、カセットに入れられている白紙の残量を検知するためのセンサ、発行したクーポン券が顧客によって取られたことを検知するためのセンサ等が挙げられる。
【0042】
(2−6)顧客側報知部
顧客側報知部16は、図4に示すように、第1タッチパネル16aとスピーカー16bとを有する。つまり、顧客側報知部16は、顧客にアナウンスする情報を、視覚的にのみならず聴覚的にも報知できる構成となっている。
【0043】
(2−6−1)第1タッチパネル
第1タッチパネル16aは、顧客向けの様々な画面を表示する。特に、計量装置100付近に顧客が近づいてきたために人感センサ13が当該顧客の存在を検知した時、第1タッチパネル16aは、購入手順の案内用の画面の1つである画面sc1の表示を開始する。画面sc1の表示後、第1タッチパネル16aは、続いて購入手順の案内用の他の画面である画面sc2,sc3を順に表示していく。
【0044】
ここで、本実施形態に言う購入手順には、ラベルをラベル発行部14に発行させるための発行操作、及びそのラベルを顧客が風袋に貼り付ける貼り付け動作が含まれる。より具体的に説明すると、購入手順には、以下の3つの手順が含まれる。
手順1:被計量物を計量部11の載置台上に載置することを顧客に促す(図7の画面sc1)。
手順2:商品の重量に応じた価格等を含むラベルを発行するため、第1タッチパネル16aに表示された画面sc2上の発行ボタンsc2cに押下することを顧客に促す(図8の画面sc2)。
手順3:発行ボタンsc2cの押下によって発行されたラベルを、被計量物の風袋に貼り付けることを顧客に促す(図9の画面sc3)。
【0045】
上記手順1〜3に示すように、本実施形態に係る購入手順には、顧客がどの風袋を選択したのかを顧客に入力してもらう手順が含まれていない。なぜならば、顧客によって計量部11に被計量物が載置されることにより、カメラ12によって当該被計量物の風袋の大きさが検知され、どの風袋が用いられたかが自動で特定されるためである。
【0046】
一方、カメラ12を用いたとしても、被計量物の風袋の大きさが検知できなかった場合や、検知した風袋の大きさが2種類以上の風袋に当てはまる等により風袋の特定ができなかった場合には、手順1と手順2との間に、図10に示す画面sc4が第1タッチパネル16aに表示されてもよい。画面sc4は、顧客が選択した風袋を、顧客に入力してもらう画面である。
【0047】
ここで、各種画面sc1〜sc4に含まれる情報について簡単に説明する。画面sc1には、風袋の重さsc1a、被計量物の重さ(もしくは商品自身の重さ)sc1b、商品の100gあたりの単価sc1c、商品の価格sc1d、被計量物を計量部11上に載置する旨を表すメッセージsc1e、及び被計量物を計量部11上に載置する動画sc1fが含まれている。ここで、動画sc1gの代わりに静止画やアニメ画像が利用されてもよい。画面sc1は、顧客が計量装置100に近づいてから計量部11に被計量物が載置されるまでの間、もしくは、顧客が計量装置100に近づいてから所定時間の間、第1タッチパネル16aに表示し続けられる。なお、風袋の重さsc1a、被計量物の重さsc1b、商品の100gあたりの単価sc1c及び商品の価格sc1dは、他の画面sc2〜sc4においても、共通して表示される情報である。
【0048】
画面sc2には、発行ボタンsc2cの押下を促すメッセージsc2aの他、風袋の名称sc2b、発行ボタンsc2c、及び、戻るボタンsc2dが含まれている。戻るボタンsc2dが押下された場合には、第1タッチパネル16aには、画面sc1が再度表示される。
【0049】
画面sc3には、発行されたラベルを風袋に貼る旨を促すメッセージsc3aの他、計量部11上に被計量物を載置したままラベルを風袋に貼り付ける動画sc3bが含まれている。ここで、動画sc3bの代わりに静止画やアニメ画像が利用されてもよい。この画面sc3は、顧客が計量装置100から遠ざかるまでの間、もしくは、画面sc3が表示されてから所定時間の間、第1タッチパネル16aに表示し続けられる。
【0050】
画面sc4には、顧客が選択した風袋の選択を促すメッセージsc4aの他、選択可能な風袋に関する各種情報sc4b,sc4c,sc4d,sc4eが含まれている。風袋に関する各種情報sc4b〜sc4eは、いずれか1つを選択可能に表示されている。この画面sc4は、顧客が風袋に関する各種情報sc4b〜sc4eのうちいずれか1つを選択するまでの間、もしくは、画面sc4が表示されてから所定時間の間、第1タッチパネル16aに表示し続けられる。
【0051】
なお、各種画面sc1〜sc4が表示されてから所定時間が経過しかつ顧客が計量装置100付近にいない場合には、顧客が購入手順を途中で辞めたと判断し、たとえ購入手順の案内が途中であっても、第1タッチパネル16aは、各種画面sc1〜sc4の表示を終了する。
【0052】
また、本実施形態では、図11に示すように、商品の重量範囲毎に商品の単価が設定されている。そこで、第1タッチパネル16aは、図12に示すように、あとどの程度商品を購入すれば単価が下がるかを表すメッセージsc2eを、更に表示することができる。図12では、手順2に対応する画面sc2において、メッセージsc2eがポップアップ表示される場合を表している。このメッセージsc2e内の“10g”の部分は、現在顧客が購入しようとしている商品の重量と、現在の商品の単価“178円”がこれよりも下がって“168円”となる場合の重量範囲における下限値“601g”との重量差“10g”に該当する(601g−591g=10g)。
【0053】
(2−6−2)スピーカー
スピーカー16bは、本体部10に設けられており、顧客向けの様々な情報を音声にて出力する。特に、計量装置100付近に顧客が近づいてきたために人感センサ13が当該顧客の存在を検知した時、スピーカー16bは、第1タッチパネル16aが表示する各種画面sc1〜sc4に連動して、表示されている各種画面sc1〜sc4上のメッセージsc1e,sc2a,sc3a,sc4aを音声にて出力する。例えば、スピーカー16bは、第1タッチパネル16aに画面sc1が表示された場合にはメッセージsc1eを、画面sc2が表示された場合にはメッセージsc2aを、それぞれ音声にて出力する。
【0054】
更に、スピーカー16bは、図12に示すメッセージsc2eが第1タッチパネル16aにポップアップ表示される場合、該表示と連動してこのメッセージsc2eの内容を音声にて出力する。
【0055】
(2−7)第2タッチパネル
第2タッチパネル17は、店舗の店員向けの様々な情報を表示する。例えば、第2タッチパネル17には、ラベル発行部14やクーポン発行部15における白紙ロールの残量が所定量以下となった場合には、その内容が表示される。また、第2タッチパネル17には、未使用の風袋の数が所定数以下となった場合には、その内容と共に選択可能な風袋補充完了ボタン(図示せず)が表示される。
【0056】
なお、使われた風袋の数は、カメラ12による風袋のサイズの読み取り回数のカウント値や計量部11が計量した回数のカウント値等から把握できる。従って、風袋が本来置かれている最大数からカウント値を減算することで、未だ使われていない残りの風袋の数が把握される。一方で、風袋補充完了ボタンが押下されると、当該カウント値はリセットされる。
【0057】
(2−8)店舗側無線部
店舗側無線部18は、店員が所持する携帯端末(図示せず)と無線通信を行うためのものである。
【0058】
店舗側無線部18は、人感センサ13が顧客の存在を所定時間以上継続して検知したときは、その旨を店員の携帯端末に対して報知する。この場合、顧客は計量装置100付近に比較的長い時間継続していることとなるため、顧客が何らかの理由で困惑していると判断できる。従って、所定時間以上継続して計量装置100付近にいる内容を報知された店員は、顧客に駆け付けて対応することができ、より良いサービスを顧客に提供することができる。
【0059】
また、店舗側無線部18は、ラベル発行部14やクーポン発行部15における白紙ロールの残量が所定量以下となった場合や、未使用の風袋の数が所定数以下となった場合には、その内容を店員の所持する携帯端末に送信してもよい。
【0060】
(2−9)通信部
通信部19は、図2に示すサーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・と通信を行うことができる。特に、本実施形態に係る通信部19は、ラベル発行部14が発行したラベルに関する情報、及びカメラ12の検知結果を、顧客により行われた不正の発生度合いを把握するための把握用情報として、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・に送信する。なお、把握用情報は、計量装置100が被計量物の計量を行うたびに、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・に送られる。
【0061】
ここで、ラベルに関する情報としては、ラベルに記載された商品の価格(図5のL5)の他、ラベルを発行した時間等が挙げられる。カメラ12の検知結果としては、カメラ12が撮像したラベルの貼り付け動作や、カメラ12が検知した風袋の大きさが挙げられる。特に、容器に張り付けられたラベルを含む容器全体の概観をカメラ12が撮像して、そのイメージがレジ端末160a,160b,・・・に送信されることで、見た目の商品をより判りやすく判断することが可能となる。
【0062】
この把握用情報により、例えばレジ端末160a,160b,・・・に持ち込まれた被計量物のラベルに表記された価格に対し、見た目の商品の量から判断して違和感があるとレジ端末160a,160b,・・・を操作する店員が感じた場合、その店員は、当該ラベルに表記された情報と把握用情報とを照合することで、不正行為が行われたと判断することができる。また、サーバ150を操作する店員は、レジ端末160a,160b,・・・に入力された商品に関する情報と把握用情報とを、被計量物ごとに照合していくことで、不正行為がどの程度行われているのかの発生度合いを把握することができる。違和感がある場合としては、例えば、悪意のある顧客が予め価格の異なる2つのラベルを発行しておき、商品の量の多い方の風袋に価格の低いラベルを貼り付ける不正行為が挙げられる。そこで、計量装置100が被計量物を計量する毎に把握用情報がサーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・に送信されることで、店舗側の店員は、不正行為が行われているか否かや、不正行為がどの程度行われているかを把握することができる、従って、店舗側は、不正行為に対する何らかの対策を講じることも可能となる。
【0063】
なお、通信部19が送信する把握用情報は、サーバ150側にて蓄積される。
【0064】
(2−10)HDD
HDD20は、主として、重量範囲−単価データ21及び風袋情報テーブル22を記憶している。
【0065】
(2−10−1)重量範囲−単価データ
重量範囲−単価データ21は、図11に示すように、商品の重量範囲と単価との関係を示したデータである。重量範囲−単価データ21は、あとどの程度商品を購入すれば単価が下がるかを表す図12のメッセージsc2eを、第1タッチパネル16aに表示させる際に用いられる。
【0066】
図11では、商品の重量範囲と単価との関係を概念的に示している。具体的に、図11では、横軸を商品の重量範囲(g)、縦軸を商品の100gあたりの単価(円)とし、例えば0g〜200gの重量範囲内での商品の単価が198円、201g〜400gの重量範囲内での商品の単価が188円であることを示している。このように、本実施形態では、商品の重量が一定の範囲内であれば、商品の単価も一定値ではあるが、商品の重量が多くなる毎に、商品の単価が下がるように設定されている。
【0067】
(2−10−2)風袋情報テーブル
風袋情報テーブル22は、後述する風袋の特定動作、及び後述する商品自身の重量算出の際に利用されるテーブルである。風袋情報テーブル22では、図13に示すように、風袋名称22a、大きさ関連情報22b及び風袋重量22cが対応付けられている。大きさ関連情報22bには、上から見た場合の風袋の形と共に風袋の大きさが含まれている。
【0068】
なお、風袋の大きさは、図13に示すように、所定幅を持つように表されている。これは、風袋の大きさを自動で検知するカメラ12の検知誤差を考慮して、所定幅を持たせているのである。
【0069】
(2−11)制御部
制御部30は、CPU、RAM及びROMによって構成されたマイクロコンピュータであって、計量装置100を構成する様々な構成要素と接続されている。ROMには、計量装置100を制御するための制御プログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納された制御プログラムに基づいて、計量装置100を制御する。RAMは、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行する際の、所謂ワークメモリとして機能する。
【0070】
特に、本実施形態に係る制御部30は、風袋の特定動作、商品の価格算出動作、人感センサ13の検知結果に基づく購入手順の案内制御等を行う。このような動作を実現するため、制御部30は、図4に示すように、特定部31、商品重量算出部32(算出部に相当)、重量差算出部33、ラベル情報生成部34、クーポン情報生成部35、報知制御部36、及び通信制御部37として機能する。
【0071】
なお、以下では、説明の便宜上、制御部30の行う動作の主体を、制御部30の有する各機能部が行うものとして、各機能部(具体的には、特定部31等)の名称にて表すとする。
【0072】
(2−11−1)特定部
特定部31は、カメラ12により検知された風袋の大きさに基づいて、顧客が選択した風袋を特定する。具体的には、特定部31は、カメラ12により風袋の大きさが検知されると、当該検知結果を図13の風袋情報テーブル22における“大きさ関連情報22b”に当てはめ、その“大きさ関連情報22b”に対応するレコード上の“風袋名称22a”から、顧客の選択した風袋を特定する。例えば、カメラ12による検知結果が「円形」かつ「直径が140mm」であれば、特定部31は、顧客の選択した風袋が“容器b”であると特定する。
【0073】
(2−11−2)商品重量算出部
商品重量算出部32は、まず、特定部31によって特定された風袋の名称を風袋情報テーブル22に当てはめることで、風袋の重量を抽出する。従って、顧客の選択した風袋が“容器b”であれば、商品重量算出部32は、風袋重量22c“9g”を抽出する。
【0074】
次いで、商品重量算出部32は、抽出した風袋の重量を、計量部11による被計量物の重量値から減算して、商品の重量を算出する。即ち、被計量物の重量値には、商品の重量のみならず、商品を入れている風袋の重量までもが含まれているため、商品重量算出部32は、抽出した風袋の重量を用いて、商品自身の重量を求めるのである。例えば、容器bに商品が入れられた被計量物の重量値が600gである場合、商品自身の重量は、591gとなる(600g−9g=591g)。
【0075】
更に、商品重量算出部32は、商品自身の重量に商品の単価を乗算することによって、商品の価格も算出する。商品自身の重量の算出に用いられた風袋の重量、被計量物の重量もしくは商品の重量、商品の単価、及び算出された商品自身の価格は、図8,9,12に示すように、画面sc2,sc3にて表示されるようになる。
【0076】
(2−11−3)重量差算出部
重量差算出部33は、あとどの程度商品を購入すれば単価が下がるかを表す図12のメッセージsc2eを第1タッチパネル16aに表示させるべく、メッセージsc2e内の重量差“10g”の算出を行う。具体的には、重量差算出部33は、現在顧客が購入しようとしている商品の重量と、現在の商品の単価が当該重量よりも下がる場合の重量範囲における下限値との重量差を算出する。例えば、例えば現在の商品の重量が350gであれば、商品の単価は188円となるが(図11)、商品の単価が178円となる場合の商品の重量の下限値は401gであることから、重量差算出部33は、下限値“401g”から現在の商品の重量“350g”を減算することで、商品の単価が下がるのに最低限必要な商品の重量を重量差“51g”として算出する。
【0077】
(2−11−4)ラベル情報生成部
ラベル情報生成部34は、ラベル発行部14によってラベルに表記される情報を生成する。つまり、ラベル情報生成部34は、図5に示すラベルL1のように、消費期限L2や商品の単価L3、商品重量算出部32によって算出された商品自身の重量である正味量L4、商品の価格L5、及び該価格を表すバーコードL6を生成する。
【0078】
(2−11−5)クーポン情報生成部
クーポン情報生成部35は、クーポン生成部15によってクーポン券に表記される情報を生成する。つまり、クーポン情報生成部35は、図6に示すクーポン券C1のように、カメラ12によって読み取られた会員情報に応じて発行可能なクーポン券の内容として、クーポン券の対象となる商品名C2や割引額C3、クーポン券の有効期限C4、割引価格等を表すバーコードC5を生成する。
【0079】
(2−11−6)報知制御部
報知制御部36は、顧客側報知部16において報知される情報の生成や表示制御、音声出力制御を行う。特に、報知制御部36は、人感センサ13の検知結果及びカメラ12の検知結果に応じて、第1タッチパネル16aへの画面sc1〜sc4の表示タイミング制御及びスピーカー16bの音声出力制御を行う。
【0080】
また、報知制御部36は、カメラ12が風袋の大きさを検知できなかった場合、またはカメラ12によって検知された風袋の大きさが風袋情報テーブル22におけるどの風袋の大きさ関連情報にもあてはまらなかったり、あるいは複数の風袋の大きさ関連情報にあてはまってしまったりすることにより、特定部31が風袋を特定できなかった場合には、第1タッチパネル16aに画面sc4を表示させる。
【0081】
また、報知制御部36は、第2タッチパネル17に出力される情報の生成や表示制御も行う。例えば、報知制御部36は、ラベル発行部14等の白紙ロールの残量が所定量以下となった内容、未使用の風袋が所定数以下となった内容等の、第2タッチパネル17への表示制御を行う。
【0082】
(2−11−7)通信制御部
通信制御部37は、店舗側無線部18及び通信部19の通信制御を行う。
【0083】
例えば、通信制御部37は、計量装置100付近に顧客が居ると人感センサ13が検知し始めてからの時間を計測し、人感センサ13の検知結果が顧客ありの状態のままで計測時間が所定時間以上となった場合には、店舗側無線部18にこの旨を表す内容のメールや呼び出しを店員の携帯端末に対して行わせる制御を行う。また、通信制御部37は、通信部19に対し、把握用情報の送信制御等を行う。
【0084】
(3)計量装置による一連の動作
(3−1)主に顧客に対して行う動作
図14,15は、計量装置100が行う動作のうち、主に顧客に対して行われる一連の動作の流れを表したフロー図である。なお、ここでは、計量装置100が、重量差が所定差以下の場合にのみ商品の単価が下がることをアナウンスする(図12のメッセージsc2e)仕様である場合を例に取る。また、以下に言う第1タッチパネル16aの「通常画面」とは、所謂スクリーンセーバーの表示画面や、店舗または、商品のイメージ画像及びこれらの動画を含むプロモーション動画を言う。
【0085】
ステップS1〜S2:第1タッチパネル16aに通常画面が表示されている状態で(S1)、顧客が計量装置100付近に近づいてきたことを人感センサ13が検知した場合(S2のYes)、ステップS3以降の動作が行われる。
【0086】
ステップS3〜S4:会員カードが被計量物の計量部11上に載置された場合には(S3のYes)、カメラ12は、会員カードのバーコードを読み取る(S4)。
【0087】
ステップS5:第1タッチパネル16aは、図7の画面sc1を表示し、スピーカー16bは、被計量物の計量部11への載置を促すメッセージsc1eを音声出力する(S5)。
【0088】
ステップS6〜S7:計量部11の載置台上に被計量物が載置されると(S6のYes)、計量部11は、被計量物の計量を行い、カメラ12は、被計量物における風袋の大きさを検知する(S7)。特定部31は、カメラ12によって検知された風袋の大きさに基づいて、顧客が選択した風袋を特定する。
【0089】
ステップS8〜S9:ステップS7において風袋の特定ができなかった場合には(S8のNo)、第1タッチパネル16aは、図10に示す画面sc4を表示し、スピーカー16bは、用いた風袋の選択を顧客に促すメッセージsc4aを音声出力する(S9)。
【0090】
ステップS10〜S11:ステップS7の画面sc4を表示している第1タッチパネル16aが顧客による風袋の選択を受け付けた場合(S10のYes)、及び風袋の特定ができた場合(S8のYes)、商品重量算出部32は、商品自身の重量を算出し、商品の価格を算出する(S11)。そして、第1タッチパネル16aは、図8に示す画面sc2を表示し、スピーカー16bは、画面sc2上の発行ボタンsc2cの押下を促すメッセージsc2aを音声出力する。
【0091】
ステップS12〜S14:重量差算出部33は、現在顧客が購入しようとしている商品の重量と、現在の商品の単価が当該重量よりも下がる場合の重量範囲における下限値との重量差を算出する(S12)。この重量差が所定差以下の場合には(S13のYes)、画面sc2を表示している第1タッチパネル16aは、当該画面sc2上に更に図12のメッセージsc2eをポップアップ表示し、スピーカー16bは、あとどの程度商品を購入すれば商品の単価が下がるかを顧客にアナウンスするメッセージを音声出力する(S14)。なお、重量差が所定差以上の場合には(S13のNo)、ステップS14は省略される。
【0092】
ステップS15〜S16:画面sc2上から顧客によって発行ボタンsc2cが押下された場合(S15のYes)、ラベル発行部14は、図5に示すようなラベルを発行し、クーポン発行部15は、図6に示すようなクーポン券を発行する(S16)。第1タッチパネル16aは、図9に示す画面sc3を表示し、スピーカー16bは、発行されたラベルを風袋に貼り付ける動作を促すメッセージsc3aを音声出力する。そして、通信部19は、把握用情報をサーバ150,レジ端末160a,160bに送信する。
【0093】
ステップS17〜S20:ステップS6において被計量物が計量部11に載置されないまま所定時間が経過した場合(S6のNo,S17のYes)、ステップS10において顧客による風袋の選択がなされないまま所定時間が経過した場合(S10のNo,S17のYes)、ステップS15において発行ボタンsc2cが押下されないまま所定時間が経過した場合(S15のNo,S17のYes)、顧客が離れた状態であることを人感センサ13が検知していれば(S18のYes)、第1タッチパネル16aの画面はリセットされ(S19)、通常画面が表示される(S1)。ステップS18において、所定時間の間顧客が離れずに計量装置100付近に居ることを人感センサ13が検知していた場合には(S18のNo)、店舗側無線部18はその旨を店員の所持する携帯端末に送信する(S20)。
【0094】
(3−2)その他の動作
図16は、計量装置100が行う動作のうち、主に第2タッチパネル17に関連する動作を表すフロー図である。
【0095】
ステップS31:通常時には、第2タッチパネル17には、スクリーンセーバー等である通常画面が表示されている。
【0096】
ステップS32〜S34:惣菜コーナーに置いてある未使用の風袋の数のカウント値が所定数以下となった場合(S32のYes)、第2タッチパネル17には、その内容と共に風袋補充完了ボタンが表示され(S33)、店舗側無線部18は、当該内容を店員の所持する携帯電話に送信する(S34)。
【0097】
ステップS35〜S37:店員によって未使用の風袋が最大数となるまで補充され、第2タッチパネル17上の風袋補充完了ボタンが押下された場合には(S35のYes)、計量装置100は、風袋の数のカウントをリセットし(S36)、風袋の数のカウントを開始する(S37)。
【0098】
ステップS38:ラベル発行部14またはクーポン発行部15における白紙ロールの残量が所定量以下となった場合には(S38のYes)、第2タッチパネル17は、その内容を表示し(S39)、店舗側無線部18は、その内容を店員の所持する携帯端末に送信する(S40)。その後、残量の少ない白紙ロールが、店員によって新たな白紙ロールと取り替えられた場合には(S41のYes)、白紙ロールの残量が所定量以下である状態が解消する。
【0099】
(4)特徴
(4−1)
顧客が計量装置100に近づくと、被計量物の載置から顧客がラベルを風袋に貼り付けるまでの一連の購入手順が、画面sc1〜sc4に示されるように第1タッチパネル16aに表示されつつ、スピーカー16bを介して音声によっても顧客に報知される。そのため、顧客は、従来のように表示に気づかず操作に戸惑ったり、表示を読みながらの操作に煩わしさを感じたりすることなく、かつ操作前に表示されていた購入手順の動画を記憶する必要もなく、手順どおりに操作をスムーズに進めることができる。
【0100】
更に、顧客がどの風袋を選択したかは、カメラ12等によって計量装置100によって自動で特定される。そのため、風袋の大きさが特定できない等の特別な事情を除けば、どの風袋を用いたのかを顧客自身が計量装置100において選択(即ち、直接入力)する必要がない。これにより、用いた風袋を顧客が誤って選択したり、用いた風袋を表すボタンを直ぐに見つけ出せなかったりという事象を、防ぐことができる。
【0101】
以上より、顧客の利便性が向上する。また、不正な容器を顧客が入力することを防止することも可能となるため、店舗側の損失を低減させることもできる。
【0102】
(4−2)
本実施形態に係るカメラ12は、風袋の大きさを検知するのみならず、更にラベルの貼り付け動作をも検知する動作検知部としても機能する。従って、店舗側は、顧客によるラベルの貼り付け動作が計量装置100上にて適切に行われているかを、確認することができる。
【0103】
(4−3)
また、計量装置100は、人感センサ13が顧客の存在を所定時間以上継続して検知した時、その旨を店員に対して送信する店舗側無線部18を更に備えている。顧客が計量装置100付近に所定時間以上継続して居るということは、顧客が、何らかの理由で困惑している状態にあると判断できる。従って、この旨を報知された店員は、顧客に駆け付けて対応することができ、より良いサービスを顧客に提供することができる。
【0104】
(4−4)
また、計量装置100では、商品の単価は、商品の重量範囲毎に設定されており、顧客側報知部16は、算出された商品の重量と、商品の単価が該重量に対応する単価よりも下がる場合の重量範囲における下限値との重量差を、表示及び音声にて顧客に対して更に報知している。これにより、あとどの程度商品を購入すれば、商品を現在よりもより安い単価で購入することができるかを、顧客は知ることができる。
【0105】
(4−5)
また、計量装置100は、ラベルに関する情報ラベルに関する情報及びカメラ12の検知結果(具体的には、カメラ12が撮像したラベルの貼り付け動作)を、顧客により行われた不正の発生度合いを把握するための把握用情報として、サーバ150,及びレジ端末160a、160b,・・・に送信している。これにより、店舗側は、不正行為がどの程度行われているかを把握することができるため、不正行為に対する何らかの対策を講じることも可能となる。
【0106】
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、主として、計量装置100付近に顧客が近づいた場合に購入手順を顧客に表示及び音声にてアナウンスすると共に、顧客が選択した風袋を自動で認識する場合について説明した。以下では、風袋の自動での認識は行わないが、代わりにラベルの取り忘れ防止を表示及び音声にて顧客に対してアナウンスする計量装置200について説明する。
【0107】
なお、計量装置200の外観は、上記第1実施形態と同様である。また、計量装置200は、第1実施形態と同様、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・と接続されており、把握用情報をサーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・に送信する。
【0108】
(1)構成
計量装置200の構成は、上記第1実施形態の図4において、カメラ12、カメラ12の動作に関連する特定部31、クーポン発行部15及びクーポン情報生成部35が設けられていない点で、上記第1実施形態に係る計量装置100と異なっている。
【0109】
具体的には、計量装置200は、図17に示すように、主として、計量部211(動作検知部に相当)、人感センサ213(人検知部に相当)、ラベル発行部214(発行部に相当)、第1タッチパネル216a及びスピーカー216bを含む顧客側報知部216、第2タッチパネル217、店舗側無線部218、通信部219、HDD220、及び制御部230を有する。HDD220は、主として、重量範囲−単価データ221及び風袋情報テーブル222を記憶している。制御部230は、商品重量算出部232(算出部に相当)、重量差算出部233、ラベル情報生成部234、報知制御部236及び通信制御部237として機能する。
【0110】
ここで、人感センサ213、ラベル発行部214、第2タッチパネル217、店舗側無線部218、通信部219、重量範囲−単価データ221、重量差算出部233、ラベル情報生成部234及び通信制御部237は、第1実施形態において説明した人感センサ13、ラベル発行部14、第2タッチパネル17、店舗側無線部18、通信部19、重量範囲−単価データ21、重量差算出部33、ラベル情報生成部34及び通信制御部37と同様である。そのため、これらの各構成要素の説明は省略し、以下では、第2実施形態に係る計量部211、顧客側報知部216、風袋情報テーブル222、商品重量算出部232、報知制御部236についての説明を行う。
【0111】
(1−1)計量部
計量部211は、第1実施形態と同様、被計量物の重量を計量する。
【0112】
更に、本実施形態に係る計量部211は、被計量物の重量に基づいて、被計量物が計量装置200から降ろされた状態でラベルの貼り付け動作が行われていないか否かを検知する。より具体的には、被計量物が計量部211上に載置されている場合には、計量部211は、被計量物の重量により、被計量物が計量装置200上にあると検知することができる。逆に、被計量物が計量部211から降ろされた場合には、計量部211は被計量物の重量を検知できず、計量結果は“0g”となる。従って、計量部211は、ラベルの貼り付け動作時においても、被計量物の重量が“0g”か否かに基づいて、被計量物が計量装置200から降ろされた状態か否かを、検知することができる。
【0113】
そして、本実施形態の把握用情報には、上記第1実施形態に係るラベルに関する情報に加えて、この計量部211の検知結果が含まれることとなる。従って、ラベル貼り付け時の計量部211の検知結果が“0g”であることを示す把握用情報から、例えば悪意のある顧客が、価格の高い方の風袋に価格の低い方のラベルを貼り付けるといった、不正行為が生じている可能性があると把握することが可能となる。
【0114】
(1−2)顧客側報知部
(1−2−1)第1タッチパネル
第1タッチパネル216aは、計量装置100付近に顧客が近づいてきたために人感センサ13が当該顧客の存在を検知した時、購入手順の案内用の画面の1つである画面sc1(図7)の表示を開始する。特に、本実施形態では、既に述べたように風袋の自動認識は行わないため、画面sc1の表示中に計量部11に被計量物が載置されれば、第1タッチパネル216aには、次いで図10に示す画面sc4を表示することで、顧客に対し風袋の選択(即ち、直接入力)を促す。画面sc4上から風袋が選択された後は、第1タッチパネル216aは、次いで図8の画面sc2を表示する。画面sc2上の発行ボタンsc2cが顧客に対して押下された後は、第1タッチパネル216aは、次いで図9の画面sc3を表示する。
【0115】
なお、各種画面sc1〜sc4が表示されてから所定時間が経過しかつ顧客が計量装置200付近にいない場合には、顧客が購入手順を途中で辞める等したと判断し、たとえ購入手順の案内が途中であっても、第1タッチパネル216aは、各種画面sc1〜sc4の表示を終了する。
【0116】
また、第1タッチパネル216aは、第1実施形態と同様、画面sc2の表示の際、図12に示すように、あとどの程度商品を購入すれば単価が下がるかを表すメッセージsc2eを、更に表示することができる。
【0117】
更に、本実施形態に係る第1タッチパネル216aは、ラベル発行部214によるラベル発行動作が行われた際において、計量装置200付近から顧客が居なくなったことを人感センサ213が検知した時にラベルが未だラベル発行部214に残っている場合には、図18に示すように、ラベルをとり忘れている旨のメッセージsc3cを表示する。
【0118】
更に、本実施形態に係る第1タッチパネル216aは、被計量物が計量装置200から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていると計量部211が検知した場合、図19に示すように、被計量物の計量し直しの案内を示すメッセージsc3dを、顧客に対して表示する。図19は、第1タッチパネル216aにラベルの貼り付けを促す画面sc3が表示された状態において、計量部211から被計量物が降ろされた際に表示されるメッセージsc3dが、再計量ボタンsc3eと共に表示されている画面例を表している。再計量ボタンsc3eが顧客によって押下されることにより、被計量物の計量が再度行われる。
【0119】
(1−2−2)スピーカー
スピーカー216bは、第1実施形態と同様、顧客向けの様々な情報を音声にて出力する。スピーカー216bは、計量装置200付近に顧客が近づいてきたために人感センサ13が当該顧客の存在を検知した時、第1タッチパネル16aが表示する各種画面sc1〜sc4に連動して、表示されている各種画面sc1,sc4,sc2,sc3上のメッセージsc1e,sc4a,sc2a,sc3aを音声にて出力する。また、スピーカー216bは、図12に示すメッセージsc2eが第1タッチパネル216aにポップアップ表示される場合、該ポップアップ表示と連動してこのメッセージsc2eの内容を音声にて出力する。
【0120】
更に、本実施形態に係るスピーカー216bは、第1タッチパネル216aに図18のラベル取り忘れメッセージsc3cが表示されるのと同時に、メッセージsc3cの内容を音声にて出力する。
【0121】
更に、本実施形態に係るスピーカー216bは、第1タッチパネル216aに図19の被計量物の計量し直しの案内を示すメッセージsc3dが表示されるのと同時に、メッセージsc3dの内容を音声にて出力する。
【0122】
(1−3)風袋情報テーブル
本実施形態に係る計量装置200は、既に述べたように、風袋の自動認識を行わない。そのため、図20に示すように、風袋情報テーブル222は、風袋名称222a及び風袋重量222cのみが対応付けられたものとなっており、風袋の大きさ関連情報は対応付けられていない。
【0123】
(1−4)商品重量算出部
商品重量算出部232は、まずは、顧客によって選択(即ち、直接入力)された風袋の情報を風袋情報テーブル222に当てはめることで、風袋の重量を抽出する。次いで、商品重量算出部232は、抽出した風袋の重量を、計量部211による被計量物の重量値から減算して、商品の重量を算出する。また、商品重量算出部232は、商品自身の重量に商品の単価を乗算することによって、商品の価格も算出する。
【0124】
即ち、本実施形態に係る商品重量算出部232は、自動で特定された風袋の情報を用いるのではなく、顧客によって選択された風袋の情報を用いて商品の重量を算出する点でのみ、上記第1実施形態に係る商品重量算出部32と異なっている。
【0125】
(1−5)報知制御部
報知制御部236は、顧客側報知部216において報知される情報の生成や表示制御、音声出力制御を行う。特に、報知制御部236は、人感センサ213の検知結果等に応じて、第1タッチパネル216aへの画面sc1〜sc4の表示タイミング制御及びスピーカー216bの音声出力制御を行う。具体的には、報知制御部236は、上述した第1タッチパネル236a及びスピーカー236bの動作を実現させるように、表示タイミング及び音声出力制御を行う。
【0126】
また、報知制御部236は、上記第1実施形態に係る報知制御部36と同様、第2タッチパネル217に出力される情報の生成や表示制御も行う。
【0127】
(2)計量装置による一連の動作
図21,図22は、計量装置200が行う動作のうち、主に顧客に対して行われる一連の動作の流れを表したフロー図である。本実施形態に係る計量装置200は、「主に顧客に対して行う動作」の一部分が第1実施形態に係る計量装置100と異なっており、それ以外の動作は、上記第1実施形態に係る計量装置100の動作と同様である。従って、以下では、「主に顧客に対して行う動作」についてのみ説明する。
【0128】
ステップS101〜S103:第1タッチパネル216aに通常画面が表示されている状態で(S101)、顧客が計量装置200付近に近づいてきたことを人感センサ213が検知した場合(S102のYes)、第1タッチパネル216aは、図7の画面sc1を表示し、スピーカー216bは、被計量物の計量部211への載置を促すメッセージsc1eを音声出力する(S103)。
【0129】
ステップS104〜S106:計量部211の載置台上に被計量物が載置されると(S104のYes)、計量部211は、被計量物の計量を行う(S105)。そして、第1タッチパネル216aは、図10に示す画面sc4を表示し、スピーカー216bは、自ら用いた風袋の選択を顧客に促すメッセージsc4aを音声出力する(S106)。
【0130】
ステップS107〜S108:第1タッチパネル216aが顧客による風袋の選択を受け付けた場合(S107のYes)、商品重量算出部232は、商品自身の重量を算出し、商品の価格を算出する(S108)。そして、第1タッチパネル216aは、図8に示す画面sc2を表示し、スピーカー216bは、画面sc2上の発行ボタンsc2cの押下を促すメッセージsc2aを音声出力する。
【0131】
ステップS109〜S111:重量差算出部233は、現在顧客が購入しようとしている商品の重量と、現在の商品の単価が当該重量よりも下がる場合の重量範囲における下限値との重量差を算出する(S109)。この重量差が所定差以下の場合には(S110のYes)、画面sc2を表示している第1タッチパネル216aは、当該画面sc2上に更に図12のメッセージsc2eをポップアップ表示し、スピーカー216bは、あとどの程度商品を購入すれば商品の単価が下がるかを顧客にアナウンスするメッセージを音声出力する(S111)。なお、重量差が所定差以上の場合には(S110のNo)、ステップS111は省略される。
【0132】
ステップS112〜S113:画面sc2上から顧客によって発行ボタンsc2cが押下された場合(S112のYes)、ラベル発行部214は、図5に示すようなラベルを発行する(S113)。第1タッチパネル216aは、図9に示す画面sc3を表示し、スピーカー216bは、発行されたラベルを風袋に貼り付ける動作を促すメッセージsc3aを音声出力する。
【0133】
この時、計量部211から被計量物が降ろされた状態でラベルの貼り付け動作が行われていることを計量部211が検知した時には、第1タッチパネル216aは、図19のメッセージsc3d及び再計量ボタンsc3eを表示し、スピーカー216bは、メッセージsc3dの内容を音声出力する。再計量ボタンsc3eが押下された場合には、計量部211は被計量物の計量を再度行い、ラベル発行部214は、ラベルの発行動作を再度行う。そして、通信部219は、把握用情報をサーバ150,レジ端末160a,160b,・・・に送信する。
【0134】
ステップS114〜S116:顧客が計量装置200から離れたことを人感センサ213が検知し(S114のYes)、かつその時にラベル発行部214に発行されたラベルが未だ残されている場合には(S115のYes)、第1タッチパネル216aは、発行されたラベルの取り忘れメッセージsc3cを表示し、スピーカー216bは、当該メッセージsc3cの内容を音声出力する(S116)。
【0135】
ステップS117〜S120:ステップS104において被計量物が計量部211に載置されないまま所定時間が経過した場合(S104のNo,S117のYes)、ステップS107において顧客による風袋の選択がなされないまま所定時間が経過した場合(S107のNo,S117のYes)、ステップS112において発行ボタンsc2cが押下されないまま所定時間が経過した場合(S112のNo,S117のYes)、顧客が離れた状態であることを人感センサ213が検知していれば(S118のYes)、第1タッチパネル216aの画面はリセットされ(S119)、通常画面が表示される(S101)。ステップS118において、所定時間の間顧客が離れずに計量装置200付近に居ることを人感センサ213が検知していた場合には(S118のNo)、店舗側無線部218はその旨を店員の所持する携帯端末に送信する(S120)。
【0136】
(3)特徴
(3―1)
この計量装置200によると、第1実施形態と同様、購入手順が表示及び音声によって顧客に報知されるため、顧客は、手順どおりに操作を進めることができる。
【0137】
更に、この計量装置200によると、人感センサ213が計量装置200付近から顧客がいなくなったことを検知した時にラベルがラベル発行部214に残っている場合、ラベルを取り忘れている内容のメッセージsc3c(図18)が、第1タッチパネル216aに表示され、かつスピーカー216bからは、当該メッセージsc3cの内容が音声出力される。これによりラベルの取り忘れを防止することもできる。
【0138】
以上より、顧客の利便性が向上する。
【0139】
(3―2)
また、計量部211は、被計量物の重量に基づいて、被計量物が計量装置200から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていないか否かを検知する。従って、店舗側は、顧客によるラベルの貼り付け動作が計量装置200上にて適切に行われているかを、確認することができる。
【0140】
更に、被計量物が計量装置200から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていると計量部211が検知した場合、第1タッチパネル216aは、被計量物の計量し直しの案内を示すメッセージsc3dを表示し(図19)、スピーカー216bは、当該メッセージsc3dの内容を音声出力する。これにより、悪意のある顧客は、不正行為を行えなくなる。何故ならば、例えば悪意のある顧客が、例えば価格の高い方の風袋に価格の低い方のラベルを貼り付けるといった不正行為を行おうとしても、この計量装置200からは被計量物の計量し直しの案内が報知されるからである。
【0141】
<第3実施形態>
本実施形態では、上記第1実施形態の計量装置100特有の機能と上記第2実施形態に係る計量装置200特有の機能とを併せ持つ計量装置300について説明する。この計量装置300は、主として、計量装置300付近に顧客が近づいた場合に購入手順のアナウンスする動作、風袋の自動認識動作、ラベルの取り忘れ防止のアナウンス動作、計量部311及びカメラ312によるラベルの貼り付け動作の検知動作、計量し直しのアナウンス動作、を行う。即ち、本実施形態においては、被計量物が計量装置300から降ろされた状態は、計量部311のみならず、カメラ312での撮像によっても検知することが可能である。
【0142】
なお、計量装置300の外観は、上記第1実施形態と同様である。また、計量装置300は、第1実施形態と同様、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・と接続されており、把握用情報をサーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・に送信する。
【0143】
(1)構成
計量装置300の構成は、図23に示すように、主として、計量部311、カメラ312(計量部311及びカメラ312は、動作検知部に相当、カメラ312は風袋検知部に相当)、人感センサ313(人検知部に相当)、ラベル発行部314(発行部に相当)、クーポン発行部315、第1タッチパネル316a及びスピーカー316bを含む顧客側報知部316、第2タッチパネル317、店舗側無線部218、通信部319、HDD320、及び制御部330を有する。HDD320は、主として、重量範囲−単価データ321及び風袋情報テーブル322を記憶している。制御部330は、特定部331、商品重量算出部332(算出部に相当)、重量差算出部333、ラベル情報生成部334、クーポン情報生成部335、報知制御部336及び通信制御部337として機能する。
【0144】
カメラ312、人感センサ313、ラベル発行部314、クーポン発行部315、第2タッチパネル317、店舗側無線部318、通信部319、重量範囲−単価データ321、風袋情報テーブル322、特定部331、商品重量算出部332、重量差算出部333、ラベル情報生成部334、クーポン情報生成部335、及び通信制御部237は、第1実施形態において説明したカメラ12、人感センサ13、ラベル発行部14、クーポン発行部15、第2タッチパネル17、店舗側無線部18、通信部19、重量範囲−単価データ21、風袋情報テーブル22、特定部31、商品重量算出部32、重量差算出部33、ラベル情報生成部34、クーポン情報生成部35、及び通信制御部37と同様である。計量部311は、第2実施形態において説明した計量部211と同様である。そのため、これらの各構成要素の説明は省略し、以下では、本実施形態に係る顧客側報知部316及び報知制御部336についての説明を行う。
【0145】
(1−1)顧客側報知部
(1−1−1)第1タッチパネル
第1タッチパネル316aは、上記第1実施形態と同様、計量装置300付近に顧客が近づいたことを人感センサ313が検知すると、購入手順の案内用の画面を、被計量物の計量部11への載置を促す画面sc1(図7)、ラベルを発行するための画面sc2(図8)、ラベルの貼り付け動作を促す画面sc3(図9)の順に表示していく。また、自動での風袋の特定ができなかった場合には、第1タッチパネル316aは、顧客に用いた風袋の選択(即ち、直接入力)を促す画面sc4(図10)を画面sc1の次に表示する。画面sc4上から風袋が選択された後は、第1タッチパネル316aは、次いで画面sc2(図8)、画面sc3(図9)を順に表示する。なお、各種画面sc1〜sc4が表示されてから所定時間が経過し、かつ顧客が計量装置300付近にいない場合には、第1タッチパネル316aは、各種画面sc1〜sc4の表示を終了する。
【0146】
また、第1タッチパネル316aは、上記第1実施形態と同様、画面sc2の表示の際、あとどの程度商品を購入すれば単価が下がるかを表すメッセージsc2e(図12)を、更に表示することができる。
【0147】
更に、本実施形態に係る第1タッチパネル316aは、上記第2実施形態と同様、計量装置300付近から顧客が居なくなったことを人感センサ313が検知した時に、ラベルが未だラベル発行部314に残っている場合には、ラベルをとり忘れている旨のメッセージsc3c(図18)を表示する。
【0148】
更に、本実施形態に係る第1タッチパネル316aは、上記第2実施形態と同様、被計量物が計量装置300から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていると計量部311が検知した場合、被計量物の計量し直しの案内を示すメッセージsc3d(図19)を、再計量ボタンsc3eと共に顧客に対して表示する。再計量ボタンsc3eが顧客によって押下されることにより、被計量物の計量が再度行われる。
【0149】
ここで、本実施形態においては、ラベルの貼り付け動作の検知は、計量部311及びカメラ312によって行われる。つまり、計量部311の計量によって、被計量物が計量部311から降ろされた状態でラベルの貼り付け動作が行われているか否かが判断されるが、更にはカメラ312によっても、計量部311上でのラベルの貼り付け動作が撮像されることとなる。
【0150】
(1−1−2)スピーカー
スピーカー316bは、第1及び第2実施形態と同様、顧客向けの様々な情報を音声にて出力する。スピーカー316bは、計量装置300付近に顧客が近づいてきたために人感センサ313が当該顧客の存在を検知した時、第1タッチパネル316aが表示する各種画面sc1〜sc4に連動して、表示されている各種画面sc1〜sc4上のメッセージsc1e,sc2a,sc3a,sc4aの音声を出力する。また、スピーカー316bは、図12に示すメッセージsc2eが第1タッチパネル316aにポップアップ表示される場合、該ポップアップ表示と連動してこのメッセージsc2eの内容を音声にて出力する。
【0151】
更に、上記第2実施形態と同様、スピーカー316bは、第1タッチパネル316aに図18のラベル取り忘れメッセージsc3cが表示されるのと同時に当該メッセージsc3cの内容を、また図19の被計量物の計量し直しの案内を示すメッセージsc3dが表示されるのと同時に当該メッセージsc3dの内容を、それぞれ音声にて出力する。
【0152】
(1−2)報知制御部
報知制御部336は、顧客側報知部316において報知される情報の生成や表示制御、音声出力制御を行う。特に、報知制御部336は、人感センサ213の検知結果等に応じて、第1タッチパネル316aへの画面sc1〜sc4の表示タイミング制御及びスピーカー316bの音声出力制御を行う。具体的には、報知制御部336は、上述した第1タッチパネル336a及びスピーカー336bの動作を実現させるように、表示タイミング及び音声出力制御を行う。
【0153】
また、報知制御部336は、上記第1実施形態に係る報知制御部36と同様、第2タッチパネル317に出力される情報の生成や表示制御も行う。
【0154】
(2)動作
図24,25は、計量装置300が行う動作のうち、主に顧客に対して行われる動作の一連の流れを表したフロー図である。図24,25は、上記第1実施形態の計量装置100が主に顧客に対して行う動作(図14,15のS1〜S20)に、上記第2実施形態の計量装置200が行うラベルの取り忘れの案内動作(図21,22のS114〜S116)と、計量し直しの案内を行う動作(S113)と、を追加したものである。即ち、図24,25にて表した動作S201〜S215,S220〜S223は、図14,15の動作S1〜S15,S17〜S20と同様である。図24,25にて表した動作S217〜S219は、図21,22の動作S114〜S116と同様である。図24,25にて表した動作S216は、図15のS16と図22のS13とを組み合わせたものである。
【0155】
また、計量装置300は、上記第1実施形態の図16で表した「その他の動作」も行う。
【0156】
(3)効果
(3−1)
この計量装置300によると、購入手順が表示及び音声によって顧客に報知されるため、顧客は、手順どおりに操作を進めることができる。
【0157】
更に、顧客がどの風袋を選択したかが自動で特定されるため、風袋の大きさが特定できない等の特別な事情を除けば、どの風袋を用いたかを顧客自身が計量装置300に選択(即ち、直接入力)する必要がない。
【0158】
更に、計量装置300付近から顧客がいなくなったにもかかわらずラベルがラベル発行部314に残っている場合、ラベルを取り忘れている旨を表示及び音声にて顧客に対して報知するため(図18)、ラベルの取り忘れを防止することもできる。
【0159】
以上より、顧客の利便性が向上する。また、不正な容器を顧客が選択することを防止することも可能となるため、店舗側の損失を低減させることもできる。
【0160】
(3−2)
また、計量部311は、被計量物の重量に基づいて、被計量物が計量装置300から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていないか否かを検知する。従って、店舗側は、顧客によるラベルの貼り付け動作が計量装置300上にて適切に行われているかを、確認することができる。
【0161】
更に、被計量物が計量装置300から降ろされた状態で貼り付け動作が行われていると計量部311が検知した場合、被計量物の計量し直しの案内が表示及び音声にて顧客に対して報知される(図19)。これにより、悪意のある顧客は、例えば価格の高い方の風袋に価格の低い方のラベルを貼り付けるといった不正行為を行えなくなる。
【0162】
更に、本実施形態では、ラベルの貼り付け動作を、計量部311及びカメラ312にて検知するため、店舗側は、より決め細やかにラベルの貼り付け動作が計量装置300上にて適切に行われているかや不正の有無を判断することができる。
【0163】
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以下のような変更が考えられる。
【0164】
(1)変形例A
上記第1実施形態では、カメラ12がラベルの貼り付け動作を検知すると説明した。しかし、上記第1実施形態に係るラベルの貼り付け動作の検知は、上記第2実施形態と同様に、計量部11が行っても良く、または、上記第3実施形態と同様に、カメラ12及び計量部11が行っても良い。
【0165】
また、上記第3実施形態においては、ラベルの貼り付け動作の検知は、計量部311及びカメラ312によって行われると説明したが、計量部311及びカメラ312のいずれか一方が行っても良い。
【0166】
(2)変形例B
上記第1、第2及び第3実施形態では、計量装置100,200,300が、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・の両方に通信可能に接続されていると説明した。しかし、計量装置100,200,300は、サーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・のいずれか一方と通信可能に接続されていてもよい。この場合、把握用情報は、通信可能に接続されているサーバ150及びレジ端末160a,160b,・・・のいずれか一方に送信されることとなる。
【0167】
(3)変形例C
上記第1、第2及び第3実施形態では、計量装置100,200,300が、重量差が所定差以下の場合にのみ商品の単価が下がることをアナウンス(図12のメッセージsc2eを表示)する仕様である場合について説明した。しかし、本発明に係る計量装置では、この仕様は必須ではない。従って、計量装置は、商品の単価が下がることをアナウンスしなくともよい。
【0168】
また、計量装置は、重量差が所定差以下の場合にのみ商品の単価が下がることをアナウンスするのではなく、被計量物の計量が行われるたびに、あとどの程度商品を購入すれば商品の単価が下がるのかをアナウンスしてもよい。
【0169】
更に、計量装置は、あとどの程度商品を購入すれば商品の単価が下がるのかを、1パターンのみアナウンスするのではなく、複数パターンアナウンスしてもよい。
【0170】
(4)変形例D
上記第1、第2及び第3実施形態では、顧客が計量装置100,200,300付近に所定時間以上居る場合には、店舗側無線部18,218,318がその旨を店員の所持する携帯端末に自動で送信することで、店員は顧客に駆け付けて対応することができると説明した。しかし、顧客が所定時間以上居る旨を自動で送信するのではなく、図26に示すように、所定時間以上経過すると第1タッチパネル16a,216a,316a上に呼び出しボタンsc2gが表示され、その呼び出しボタンsc2gが顧客によって押下されることで、店舗側無線部18,218,318は、顧客が所定時間以上計量装置100,200,300付近に居ることを店員の携帯端末に送信してもよい。更に、呼び出しボタンsc2gの表示と共に、スピーカー16b,216b,316bが、呼び出しボタンsc2gの押下により店員が駆け付ける内容を音声出力してもよい。ここで、図26では、呼び出しボタンsc2gと共に、呼び出しボタンsc2gの押下により店員が駆け付ける内容のメッセージsc2fがポップアップ表示されている画面例を表している。
【0171】
また、上記呼び出しボタンsc2gは、所定時間以上経過せずとも、常時第1タッチパネル16a,216a,316a上に選択可能に表示されていてもよい。
【0172】
(5)変形例E
上記第1及び第3実施形態では、計量装置100,300がクーポン券の発行を行うと説明した。しかし、クーポン券の発行動作は、レジ端末160a,160b,・・・にて行われてもよい。この場合、クーポン券は、実際に清算した顧客に対して渡されることとなる。
【0173】
また、クーポン券の発行の際の会員カードの読み取り動作は、カメラ12,312以外の読み取り装置で行われてもよい。
【0174】
(6)変形例F
上記第1、第2及び第3実施形態では、図1,2等に示すように、第1及び第2タッチパネル16a,17,216a,217,316a,317が、計量部11の上方に配置されている場合について説明した。しかし、第1及び第2タッチパネルの位置は、図1,2に限定されず、どのような位置に配置されていてもよい。
【0175】
第1及び第2タッチパネル16a,17,216a,217,316a,317の他の配置例を、図17に示す。図27では、本体部10の側面側に、第1及び第2タッチパネル16a,17,216a,217,316a,317が配置されている場合を示している。
【0176】
(7)変形例G
上記第1、第2及び第3実施形態では、第1タッチパネル16a,216a,316aの通常画面が、例えばスクリーンセーバーやプロモーション動画等である説明した。しかし、通常画面は、商品の特売日に関する情報(具体的には、店舗がどの商品をいつ特売するか等の内容)や、「THANK YOU」等の各種メッセージであることもできる。この場合、特売日に関する情報や各種メッセージは、店舗側において自由に編集できるようになっている。これにより、例えば第1タッチパネル16a,216a,316aに特売日が表示されていることによって、顧客の購買意欲を喚起させることができる。
【0177】
また、このような通常画面が表示される場合においても、表示のみならず、更にスピーカー16b,216b,316bからの音声による出力が連動していてもよい。
【0178】
(8)変形例H
上記第1、第2及び第3実施形態において、第1タッチパネル16a,216a,316aに画面sc2が表示された際、スピーカー16b,216b,316bは、ラベルの発行操作を促すための音声を出力するのみならず、更に商品の価格を出力してもよい。これにより、他の顧客の購買意欲の喚起が期待できる。
【0179】
(9)変形例I
上記第1、第2及び第3実施形態において、第1タッチパネル16a,216a,316aが表示する一画面上に音声出力するべきメッセージが複数ある場合には、スピーカー16b,216b,316bは、一画面上部にあるメッセージから順に音声出力すると良い。
【0180】
また、スピーカー16b,216b,316bが一度音声出力したメッセージは、一定時間経過ごとに再度音声出力されることもできる。
【0181】
(10)変形例J
上記第1、第2及び第3実施形態において、計量装置100,200,300は、顧客に伝えたいメッセージを顧客によって自由に登録されることが可能な仕様になっていてもよい。これにより、店舗は、当該メッセージを計量装置100,200,300のスピーカー16b,216b,316bを介して顧客に伝えることができる。
【0182】
(11)変形例K
上記第1,第2及び第3実施形態では、複数ある商品の単価が同じである場合について説明した。しかし、各商品の単価は、それぞれ異なっていても良い。この場合、第1タッチパネル16a,216a,316aは、ラベルの発行操作を促すための画面sc8の前に、顧客が商品を計量装置100,200,300に直接入力するための画面を表示する。
【0183】
(12)変形例L
上記第1,第2及び第3実施形態では、図1等に示すように、2つのタッチパネル(第1タッチパネル16a,第2タッチパネル17)がある場合について説明した。しかし、本発明に係る計量装置においては、顧客側向けとなる第1タッチパネル16a,216a,316aは必須となるが、店舗側向けとなる第2タッチパネル17,217,317は必須ではないため、第2タッチパネル17,217,317は無くてもよい。
【0184】
(13)変形例M
上記第1,第2及び第3実施形態では、顧客が計量装置100,200,300付近における顧客の存在の有無を、人感センサ12,212,312によって検知する場合について説明した。しかし、顧客の存在の有無の検知は、人感センサ12,212,312のかわりに、カメラによる撮像によって行われても良い。
【0185】
(14)変形例N
上記第1,第2及び第3実施形態では、ラベルは、発行ボタンsc2cを顧客によって押下されることで発行されると説明した。しかし、ラベルは、発行ボタンsc2cが押下されずとも、商品の価格が算出された時点で、自動的に発行されてもよい。この場合、顧客は、被計量物を計量部11,211,311上に載置した後は、発行されたラベルを風袋に貼り付ける動作を行えばよいこととなる。
【0186】
(15)変形例O
また、顧客が商品を購入するにあたり、その商品の購入量が多く風袋に入りきれないような場合や、あえて風袋を小分けにして商品を入れる場合においても、上記第1、第2及び第3実施形態に係る計量装置100,200,300は対応することができる。即ち、商品の単価は統一されているため、顧客は、商品が入れられた複数の風袋(即ち、風数の被計量物)を図28に示すように計量部11,211,311上に並べて載置することで、計量部11,211,311は、一度で商品の重量の合計値を計量することができる。
【0187】
この場合、ラベル発行部14,214,314は、載置された風袋の個数に対応する枚数だけラベルを発行する。即ち、図28では、計量部11,211,311上に載置された被計量物は2つのため、2枚のラベルL11、L12が発行される。そして、一方のラベル(例えばラベルL11)には、商品の重量の合計値に対応する価格が表記され、他方のラベル(例えば、ラベルL12)には、一方のラベルとリンクする情報が表記されている。ラベルL11、L12は、各風袋(図28では、容器c)に顧客によって貼り付けられる。
【0188】
これにより、レジ端末160a,160b,・・・には関連する被計量物全てが持ち込まれ、各ラベル(図28では、ラベルL11,L12)上のバーコード全てが読み取られた時点で、レジ端末160a,160b,・・・は、商品の登録処理を行う。関連する被計量物全てのバーコードが読み取られない場合(例えば、ラベルL11のみ)、レジ端末160a,160b,・・・の画面上には、エラー表示がなされる。
【0189】
(16)変形例P
また、本発明に係る計量装置は、例えば所謂マイバックのように、顧客が持参した容器に風袋を入れる場合にも、対応することができる。この場合、顧客には、容器を持参したことに対するポイントを付与したり、商品購入にあたり容器持参の分割引をしてもよい。なお、容器は、店舗が予め提供している専用の容器であってもよく、または、顧客が元々所有していて持参してきた顧客の好みの容器であってもよい。
【0190】
また、専用の容器が用いられる場合、計量装置が専用の容器を判別できるように、専用容器にはICタグが付されていても良い。この場合、容器を識別するための容器ID、または会員識別情報のように顧客を識別するための顧客IDが計量装置に予め登録されていることで、計量装置は、当該ICタグの読み取りが可能となり、容器を識別することが可能となる。
【0191】
更に、上記ICタグには、風袋重量を表す風袋重量情報が記録されていてもよい。これにより、計量装置は、ICタグの読み取りにより、風袋の種類のみならず、その風袋の重量を把握することが可能となる。
【符号の説明】
【0192】
10 本体部
10a,10b 支柱
11 計量部
12 カメラ
13 人感センサ
14 ラベル発行部
15 クーポン発行部
16 顧客側報知部
16a 第1タッチパネル
16b スピーカー
17 第2タッチパネル
18 店舗側無線部
19 通信部
20 HDD
21 重量範囲−単価データ
22 風袋情報テーブル
30 制御部
31 特定部
32 商品重量算出部
33 重量差算出部
34 ラベル情報生成部
35 クーポン情報生成部
36 報知制御部
37 通信制御部
100 計量装置
150 サーバ
160a,160b,・・・ レジ端末
sc1,sc2,sc3,sc4 購入手順の案内用の画面
【先行技術文献】
【特許文献】
【0193】
【特許文献1】特開2007−107957号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
顧客が選択した風袋に前記顧客によって商品が入れられた被計量物を計量するセルフ式の計量装置であって、
前記風袋の大きさを検知する風袋検知部と、
検知された前記風袋の大きさに基づいて、前記顧客が選択した前記風袋を特定する特定部と、
特定された前記風袋の重量を前記被計量物の重量値から減算して、前記商品の重量を算出する算出部と、
前記商品の重量に基づく前記商品の価格を表記したラベルを発行する発行部と、
前記計量装置付近における前記顧客の存在の有無を検知する人検知部と、
前記人検知部が前記顧客の存在を検知した時、前記ラベルを前記発行部に発行させるための発行操作及びそのラベルを前記顧客が前記風袋に貼り付ける貼り付け動作を含む購入手順の案内を、表示及び音声にて前記顧客に対して報知する顧客側報知部と、
を備える、計量装置。
【請求項2】
顧客が選択した風袋に前記顧客によって商品が入れられた被計量物を計量するセルフ式の計量装置であって、
前記風袋の重量を前記被計量物の重量値から減算して、前記商品の重量を算出する算出部と、
前記商品の重量に基づく前記商品の価格を表記したラベルを発行する発行部と、
前記計量装置付近における前記顧客の存在の有無を検知する人検知部と、
前記人検知部が前記顧客の存在を検知した時、前記ラベルを前記発行部に発行させるための発行操作及びそのラベルを前記顧客が前記風袋に貼り付ける貼り付け動作を含む購入手順の案内を、表示及び音声にて前記顧客に対して報知する顧客側報知部と、
を備え、
前記顧客側報知部は、前記人検知部が前記計量装置付近から前記顧客がいなくなったことを検知した時に前記ラベルが前記発行部に残っている場合、前記ラベルを取り忘れている旨を、表示及び音声にて前記顧客に対して更に報知する、
計量装置。
【請求項3】
前記風袋の大きさを検知する風袋検知部と、
検知された前記風袋の大きさに基づいて、前記顧客が選択した前記風袋を特定する特定部と、
を更に備え、
前記算出部は、特定された前記風袋の重量を前記被計量物の重量値から減算して、前記商品の重量を算出する、
請求項2に記載の計量装置。
【請求項4】
前記ラベルの前記貼り付け動作を検知する動作検知部、
を更に備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載の計量装置。
【請求項5】
前記動作検知部は、前記被計量物の重量に基づいて、前記被計量物が前記計量装置から降ろされた状態で前記貼り付け動作が行われていないか否かを検知し、
前記顧客側報知部は、前記被計量物が前記計量装置から降ろされた状態で前記貼り付け動作が行われていると前記動作検知部が検知した場合、前記被計量物の計量し直しの案内を、表示及び音声にて前記顧客に対して更に報知する、
請求項4に記載の計量装置。
【請求項6】
前記人検知部が前記顧客の存在を所定時間以上継続して検知した時、その旨を店員に対して報知する店舗側報知部、
を更に備える、
請求項1から5のいずれか1項に記載の計量装置。
【請求項7】
前記商品の単価は、前記商品の重量範囲毎に設定されており、
前記顧客側報知部は、算出された前記商品の重量と、前記商品の単価が該重量に対応する前記単価よりも下がる場合の前記重量範囲における下限値との重量差を、表示及び音声にて前記顧客に対して更に報知する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の計量装置。
【請求項8】
前記商品に関する各種情報を記憶するサーバ、及び前記顧客に請求する金額を演算するレジ端末、の少なくとも1つと通信可能な通信部、
を更に備え、
前記通信部は、前記ラベルに関する情報及び前記動作検知部の検知結果を、前記顧客により行われた不正の発生度合いを把握するための把握用情報として、前記サーバ及び前記レジ端末の少なくとも1つに送信する、
請求項4から7のいずれか1項に記載の計量装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【公開番号】特開2013−108817(P2013−108817A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−253332(P2011−253332)
【出願日】平成23年11月18日(2011.11.18)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】