説明

記念乗車券発行システム

【課題】 鉄道等の公共交通機関の利用して旅行する旅行者の要求に応じて記念乗車券を発行できる記念乗車券発行システムを提供する。
【解決手段】 この記念乗車券発行システム20は、旅行者が鉄道等を利用して旅行を行うとき当該旅行者に対して鉄道等の記念乗車券15を発行する記念乗車券発行システムであり、旅行者による記念乗車券発行要求を入力する記念乗車券発行要求装置21と、記念乗車券発行要求装置から送られる記念乗車券発行要求に係る情報を受けて記念乗車券発行のサービス提供を準備・指示するサービス提供装置22と、サービス提供装置からのサービス提供に係る指示信号を受けて記念乗車券15を旅行者に対して発行する記念乗車券発行装置23とから構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は記念乗車券発行システムに関し、特に、鉄道等の公共交通機関を利用して旅行した場合に旅行者の要求に応じて乗車券等の内容を記念乗車券という形で旅行者に提供する記念乗車券発行システムに関する。
【背景技術】
【0002】
鉄道等の公共交通機関を利用した旅行では、その鉄道等の路線移動において旅行者にとってはいくつかの深い思い出が作られる。その思い出は、旅行の同行者の思い出と共に、旅行で辿った路線ごとの地域的特性や景色等と相俟って作られる。このようなことから、例えば特定の交通機関で特定の区間を移動したとき、当該旅行者が移動路線等で使用した乗車券や特急券等を思い出の記念として所有したいと希望することがある。しかしながら、現在の公共交通機関のシステムでは、降車駅等の自動改札機によって利用乗車券等は自動的に回収されてしまい、旅行者は記念品として持ち帰ることはできない。
【0003】
上記のごとく、仮に旅行の記念品としての乗車券等を旅行者に提供するためには、現在のシステムでは、新たに記念となる乗車券を発行するシステムを考案することが必要となる。
【0004】
ところで、従来、一般的に鉄道利用者にとって記念的な券を発行するシステムとしては、特許文献に1に開示されるプリペイドカード発行装置が存在する。このプリペイドカード発行装置は、鉄道乗車券用のプリペイドカード発行装置であり、顧客操作型の発行装置である。顧客操作型の発行装置であるため、人物画や文字等を合成して印刷することによりイオカード等のプリペイドカードを顧客の好みに応じたプリペイドカードとして作成し、或る意味で記念的なカードとして所有することが可能となる。しかし、このプリペイド発行装置では、旅行の際の記念乗車券を発行することはできない。
【特許文献1】特開平11−7571号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のごとく、鉄道等の公共交通機関を利用して旅行する場合において、記念乗車券の取得について旅行者の要望がある場合には、旅行者の要求に応じて当該記念乗車券を旅行者に提供できるようにすることが、サービスの向上の観点で望ましいことである。
【0006】
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、鉄道等の公共交通機関の利用して旅行する旅行者の要求に応じて記念乗車券を発行することのできる記念乗車券発行システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る記念乗車券発行システムは、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
【0008】
第1の記念乗車券発行システム(請求項1に対応)は、旅行者が鉄道等の公共交通機関を利用して旅行を行うとき当該旅行者に対して鉄道等の記念乗車券を発行する記念乗車券発行システムであって、旅行者による記念乗車券発行要求を受付けて出力する記念乗車券発行要求装置と、この記念乗車券発行要求装置から送られる記念乗車券発行要求に係る情報を受けて記念乗車券発行のサービス提供を準備・指示するサービス提供装置と、このサービス提供装置からのサービス提供に係る指示信号を受けて記念乗車券を旅行者に対して発行する記念乗車券発行装置とから構成される。
【0009】
上記の記念乗車券発行システムでは、旅行を行う旅行者の要求に基づいて記念乗車券が発行される。旅行者の記念乗車券発行要求は、旅行のプランを決める旅行代理店で行ってもよいし、旅行中に行ってもよい。記念乗車券発行要求はいつの段階でもできるように旅程の各駅の自動券売機等の任意の端末装置を用いて行えるように構成される。記念乗車券発行装置によって発行される記念乗車券の受領は、好ましくは、旅行が終了した段階で行われるが、これには限定されない。旅程上でのどの駅でも受領可能であり、事後の自宅送付を選択することも可能である。
【0010】
第2の記念乗車券発行システム(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、記念乗車券発行要求装置は旅行代理店に設置された予約端末である。この構成では、旅行プラン作成の段階で旅行代理店で予め記念乗車券の発行を要求することの手続を完了することができ、発行要求の忘れを防止できる。
【0011】
第3の記念乗車券発行システム(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、記念乗車券発行要求装置は、旅程における各駅に設置された自動券売機、自動精算機、自動改札機のいずれかであることを特徴とする。この構成によれば、旅行者の気持ちに従って旅行中のいつの段階でも記念乗車券の発行を要求することができる。
【0012】
第4の記念乗車券発行システム(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、記念乗車券発行要求装置は旅行者が所持する携帯端末であることを特徴とする。
【0013】
第5の記念乗車券発行システム(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、記念乗車券発行要求装置、サービス提供装置、記念乗車券発行装置の少なくともいずれかは画像取得用意手段すなわちカメラを備えており、このカメラで得られる画像を用いて記念乗車券に当該画像の表示が行われることを特徴とする。この構成によれば、思い出となる景色等の写真を記念乗車券に表示することが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、鉄道等の公共交通機関を利用して旅行を行う旅行者は記念としてその乗車券等の記載事項や路線情報、旅行先における思い出の写真等を表示した記念乗車券を手軽にかつ確実に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態に係る記念乗車券発行システムを説明する。図1は本発明に係る記念乗車券発行システムの概念をイメージ的に示し、図2は全体システムのシステム構成図を示し、図3はその一部のより詳しい構成図を示している。
【0017】
図1において、ブロック11は旅行の工程(期間)の全体を概念的に示している。当該旅行の工程11では旅行地域において旅行者が公共交通機関の鉄道(電車や列車等)11A等の路線を利用して移動するために、旅行の工程11を開始する前の段階では移動路線のための鉄道11A等の乗車券・特急券12が用意される。旅行プランの作成、および旅館の宿泊予約や鉄道の乗車券、特急券、指定席券等の予約は、通常、旅行代理店で行われる。従って乗車券・特急券12は旅行代理店において用意される。旅行者は、乗車券・特急券12を得て、これの利用を開始し(ステップS11)、旅行の工程11に進む。通常、乗車券・特急券12は全旅行工程を通じてのセットになっている。旅行の工程11が終了すると、事前に用意された乗車券・特急券12の利用は終了する(ステップS12)。利用が終了した乗車券・特急券12は、従来のシステムの構成と同様に、破線ブロック13で示すように回収されるものとする。
【0018】
ところが、本実施形態に係る記念乗車券発行システム20では、旅行者からの希望として記念乗車券発行要求14が発生することを条件に、旅行の工程11が終了した段階で記念乗車券15が発行されることになる(ステップS13)。この記念乗車券15は乗車証明書にもなる。記念乗車券発行要求14は、利用開始前の旅行代理店の段階で行っても良いし、旅行の工程11の最中においても行うこともできる。記念乗車券15は、原則的に、最初に用意されかつ最終的に回収される乗車券・特急券12とは別のものである。しかし元々使用していた乗車券等を記念券として発行することも可能である。
【0019】
旅行者の希望に基づく記念乗車券発行要求14によって記念乗車券15が発行される場合において、記念乗車券15の券面に表示される内容としては、例えば、旅行者の要望により、必要な文字情報と共に写真等を載せることができる。この写真等の作成は、例えば、駅や観光地等に置かれた専用カメラ(ウェブカメラ)や旅行者自身のデジタルカメラによって行われる。専用カメラで得られた写真は例えばインターネット等の通信網を介して記念乗車券発行装置に提供される。この点については後述される。
【0020】
上記のように図1に示されるごとく、本実施形態に係る記念乗車券発行システム20によれば、旅行の工程11が開始される前の段階および旅行の工程11の最中に旅行者によって記念乗車券発行の要求(14)が行われると、これを受けて記念乗車券15を発行し、旅行者は、旅行の工程11の終了の段階で当該記念乗車券15を取得することが可能となる。
【0021】
上記の記念乗車券発行システム20は、通常、鉄道等を管理運営するコンピュータシステムを基礎にして構築される。各駅に設置された例えば自動券売機、自動精算機、自動改札機等は、各駅の管理コンピュータを経由してかつ専用通信網等を介して管理センタに配備された上位コンピュータに接続されている。従って、旅行者による記念乗車券発行要求14が旅行の工程11中に行われるときには、例えば、旅行先の自動券売機や自動精算機を利用して行われる。また乗車駅の自動改札機を利用して記念乗車券発行要求14を行うこともできる。さらには、旅行者の所持する携帯電話等の携帯端末を利用して記念乗車券発行要求14を行うこともできる。さらに、旅行の工程11が開始される前の段階の旅行代理店では、記念乗車券発行要求14のために、例えば専用の予約端末が用いられる。
【0022】
次に、図2と図3を参照して記念乗車券発行システム20のシステム構成を詳述する。この記念乗車券発行システム20は集中方式のシステムである。
【0023】
記念乗車券発行システム20は、その中心的な構成要素として、上記の記念乗車券発行要求14を発生する記念乗車券発行要求装置21と、記念乗車券発行サービスを提供するサービス提供装置22と、記念乗車券15を発行する記念乗車券発行装置23とから構成されている。
【0024】
記念乗車券発行要求装置21は、前述した自動券売機21a、自動精算機21b、自動改札機21c、予約端末21d、または旅行者の携帯電話21eのいずれかである。記念乗車券発行要求装置21には、好ましくはカメラ24が装備されている。記念乗車券発行要求装置21には、記念乗車券15を発行するための当該券の券面に表示されるべき情報、すなわち、乗車券・特急券12やその他の指定席券等における記載情報が事前に提供されている。この情報提供は、旅行代理店の予約端末21dを用いる場合には旅行代理店の担当者が行う。その他に自動券売機12a等を用いる場合には旅行者自身が行う。記念乗車券15を発行するためには、旅行者の各々に応じて発行の条件がある。当該発行の条件25も記念乗車券発行要求装置21に対して事前に提供される。提供の仕方は、乗車券・特急券12等の情報提供の場合と同じである。
【0025】
サービス提供装置22は、その管理サーバ22aで、記念乗車券発行要求装置21からの記念乗車券発行要求14を受ける。この記念乗車券発行要求14では、記念乗車券15の券面に記載すべき事項に関する情報(路線、区間、発行条件等)も同時に提供される。サービス提供装置22は、管理サーバ22aの管理下において、サービス提供の予約を受付け記録する予約サーバ22b、路線情報を有する路線区間サーバ22c、発生費用を計算する課金サーバ22d、この記念乗車券発行システム20を利用する旅行者に関する情報を管理する顧客管理サーバ22e、記念乗車券15の券面に広告等を表示する場合の広告情報を管理する広告サーバ22f、映像情報を取得・管理するカメラ22gを備えている。
【0026】
上記サービス提供装置22は、前述した管理運営コンピュータシステムにおける管理センタの上位コンピュータに構築される。サービス提供装置22において、関連する構成要素が集中した状態で設けられている。
【0027】
またサービス提供装置22の管理サーバ22a等は、インターネット26を介して、外部のイベント情報源27,28と接続可能に構成されている。この構成により、サービス提供装置22の管理サーバ22a等は、インターネット26を経由して、外部のイベント情報源27,28より必要なイベント情報を得る。これらのイベント情報は、記念乗車券15の券面に表示する情報として利用される。なおイベント情報源27は、カメラ29が付設され、画像または映像の情報が付加される。
【0028】
記念乗車券発行装置23は、記念乗車券15を発行する装置である。記念乗車券15は、通常の乗車券を模した形や紙質で作ることもできるし、カードやはがきのような形態にて作ることもできる。また記念乗車券15の券面に表示される文字や画像等は、旅行者の希望に応じて任意に作ることができ、記念乗車券発行システム20のサービス提供装置22側のサービス内容として独自のものを表示させることもできる。従って、記念乗車券発行装置23は、券を用意する手段と、印刷・表示用情報を受信し用意する手段と、印刷手段と、出力手段とを内蔵している。さらに記念乗車券発行装置23にはカメラ30が付設されている。
【0029】
上記の記念乗車券発行装置23は、代表的には最終的な駅の乗車券処理端末、例えば自動券売機や自動精算機である。その他に専用の端末を設けることも可能である。
【0030】
なお上記のシステム構成において、カメラ22g,24,29,30等の構成の一例を代表的な構成としてカメラ31として図3に示す。カメラ31は、デジタル式の撮像装置として機能する。併せて、構成要素として、例えば、ウェブカメラ機能部32、各種の固定写真の画像データ保存部33、または、旅行者のデジタルカメラ若しくは事業者側のデジタルカメラで撮った画像データ保存部34を有している。サービス提供装置22では、上記のカメラ22g,24,29,30等によって得られる画像のうちの任意の画像を用いて、記念乗車券15の券面に表示する画像として利用することが可能となる。
【0031】
上記の記念乗車券発行システム20において、記念乗車券発行要求装置21から提供される記念乗車券発行要求14に基づいて、サービス提供装置22は、記念乗車券発行装置23に記念乗車券15を所定のタイミングで発行させる。このとき、記念乗車券15の券面に表示されるデザインは、旅行者の要望に従って任意に選択することができる。デザインとしては、複数のデザインを予め管理サーバ22a等に用意しておいて旅行者に選択させることができる。また、上記固定写真の画像データ保存部33からの画像を用いて旅行先の風景写真を配置することができるし、イベント情報源27,28からのイベント情報(例えば○○祭り)を取得して記念乗車券15の券面に配置することもできる。さらには、旅行者のデジタルカメラによって撮られた旅行者本人や同行者、または事業者のデジタルカメラによって撮られた駅や列車の写真等を記念乗車券15の券面に配置することもできる。
【0032】
さらに前述の発行条件25は、サービス提供装置22が記念乗車券発行要求装置21から記念乗車券発行要求14を受けて記念乗車券15を発行する場合において、サービス提供のためのデータ入力される内容である。データ入力の内容としては、例えば、有効な乗車券や特急券の旅程情報がある。この旅程情報は、例えば、旅行途上の有効区間において有効な乗車券等を専用端末等に入力することにより、旅行帰着後に乗車券等を専用端末等に入力することにより、携帯電話上のICカードに有効な予約情報がある場合には当該携帯電話により、それぞれ入力することが可能となる。
【0033】
さらに、記念乗車券15の券面に表示する情報としては、次の内容を挙げることができる。例えば区間情報である。区間券の場合には、入場以降の着駅を含む途中駅で発行要求を行うことで、記念乗車券を発行可能な対象区間を特定することができる。要求があれば、旅行者自身の名前を表示することができる。その他に、乗車日時、通過日時、通過駅、着駅等を表示することもできる。
【0034】
次に、図4に本発明の第2実施形態に係る記念乗車券発行システムを示す。図4において、第1実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。第2実施形態に係る記念乗車券発行システムは、第1実施形態の集中方式のシステム構成とは異なり、非集中方式のシステム構成となっている。そのために、サービス提供装置22の構成が簡素化され、管理サーバ22aとカメラ22gのみから構成されている。従って、例えば、上記記念乗車券15の発行を受ける場合の料金に関する課金等は、この実施形態の場合には記念乗車券発行要求装置21で課金処理を行うように構成され、システムの機能が分散的に構築される。すなわち、第1実施形態においてサービス提供装置22で用意されていた各種の機能は、当該サービス提供装置22に集中させるのではなく、特に、記念乗車券発行要求装置21に機能を分散させて記念乗車券発行システム20が構築される。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、鉄道等を利用して旅行する旅行者に対して記念乗車券を発行するのに利用される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る記念乗車券発行システムの概念をイメージ的に示す全体構成図である。
【図2】本発明に係る記念乗車券発行システムの第1実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態におけるカメラの内部構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る記念乗車券発行システムの第2実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0037】
11 旅行の行程を示すブロック
14 記念乗車券発行要求
15 記念乗車券
20 記念乗車券発行システム
21 記念乗車券発行要求装置
22 サービス提供装置
23 記念乗車券発行装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
旅行者が鉄道を含む公共交通機関を利用して旅行を行うとき前記旅行者に対して前記公共交通機関の記念乗車券を発行する記念乗車券発行システムであって、
前記旅行者による記念乗車券発行要求を受付けて出力する発行要求手段と、
前記発行要求手段から送られる前記記念乗車券発行要求に係る情報を受けて記念乗車券発行のサービス提供を準備・指示するサービス提供手段と、
前記サービス提供手段からのサービス提供に係る指示信号を受けて前記記念乗車券を前記旅行者に発行する発行手段と、
から成ることを特徴とする記念乗車券発行システム。
【請求項2】
前記発行要求手段は旅行代理店に設置された予約端末であることを特徴とする請求項1記載の記念乗車券発行システム。
【請求項3】
前記発行要求手段は、旅程における各駅に設置された自動券売機、自動精算機、自動改札機のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の記念乗車券発行システム。
【請求項4】
前記発行要求手段は、前記旅行者が所持する携帯端末であることを特徴とする請求項1記載の記念乗車券発行システム。
【請求項5】
前記発行要求手段、前記サービス提供手段、前記発行手段の少なくともいずれかは画像取得用意手段を設け、この画像取得用意手段で得られる画像を用いて前記記念乗車券に前記画像の表示が行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記念乗車券発行システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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