説明

記憶する時計

【課題】時刻を人の記憶やメモに頼らずに正確に記憶する。
【解決手段】時計は、時刻表示画面1、時刻記憶スイッチ2、表示画面切り替えスイッチ3を有し、時刻記憶スイッチ2を押すことで時計内部に時刻記憶スイッチ2を押した時刻が記憶される。表示画面切り替えスイッチ3により通常の現在時刻表示と記憶した時刻表示とを切り替える。記憶した時刻表示に関しては、複数の記憶した時刻を表示、あるいは記憶した時刻を個々に表示する表示形態を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計に関するものであり、任意の時刻の記憶・表示機能を加えることにより、時計の利便性を向上させたものである。
【背景技術】
【0002】
時計は現在の時刻を示すものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
時刻を記憶する場合、個人の記憶に頼る、あらかじめメモに残す等の方法がとられる。しかし、緊急の場合や、作業中などはメモを取るのが困難な場合があり、その際の人間の記憶も曖昧な場合が多い。本発明は、このような、時刻の記憶の曖昧さを解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この課題を解決するための請求項1の発明は、使用者が置時計に設けられたスイッチを押すという簡単な操作で時計内の記憶装置に時刻を記憶し、時計の表示画面を切り替えることによって、使用者がスイッチを押した時刻を表示する。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、人の記憶やメモに頼ることなく、任意の時刻を簡単に記憶・表示することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は、発明部位を示す斜視図である。時刻表示画面(▲1▼)、時刻記憶スイッチ(▲2▼)、表示画面切り替えスイッチ(▲3▼)を有し、時刻記憶スイッチ(▲2▼)を押すことで時計内部に時刻記憶スイッチ(▲2▼)を押した時刻が記憶される。
【0007】
図2は、記憶した時刻を表示した状態を示した立面図である。表示画面切り替えスイッチ(▲3▼)により通常の現在時刻表示と記憶した時刻表示を切り替える。
【0008】
記憶・表示される時刻は複数回である。
【0009】
記憶した時刻を表示する方法は、図2に示すような一覧表示でも、図3に示すような1回毎の個別表示でもよい。
【産業上の利用可能性】
【0010】
本発明は時計の利便性を向上させる可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】 記憶する時計の発明部位を示した斜視図である。
【図2】 記憶した時刻を一覧表示した状態の記憶する時計を示した立面図である。
【図3】 記憶した時刻を1回毎表示した状態の記憶する時計を示した立面図である。
【符号の説明】
【0012】
▲1▼ 時刻表示画面
▲2▼ 時刻記憶スイッチ
▲3▼ 表示画面切り替えスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
時刻を記憶・表示する機能を有する時計。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−282004(P2009−282004A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−158494(P2008−158494)
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【出願人】(508181526)
【Fターム(参考)】