説明

設備利用管理システム、および、その方法

【課題】利用者毎に、設備の利用範囲を限定できる設備利用管理システムを提供する、
【解決手段】利用者が所持するICカード100には、利用者に許可されたICカード管理型設備500の機能を示す機能コードが列挙された許可データ199が記憶されている。 ICカード管理型設備500は、利用者が機能の利用要求する操作を受け付けると、ICカード100から許可データ199を読み取り、利用者の操作に対応した機能コードが許可データ199にあれば、ICカード管理型設備500は、利用者の利用要求した機能を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、設備利用者に応じて、設備利用を管理するシステム、および、その方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、機密管理や費用管理の面から、設備(たとえば、事務機器)を使用する利用者の管理が行われている。
【0003】
たとえば、特許文献1では、ICカードを用いて利用者の入退室管理を行い、正しく入室した利用者に、入室された部屋に設置された設備の利用許可を与える技術が開示されている。(従来技術1)
【特許文献1】特開2005−100359号公報(9〜11ページ、図5,6)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術1では、コンピュータなどの設備が設置された部屋に正しく入室した利用者の利用範囲を制約することはできない問題あった。
【0005】
例えば、設備をコンピュータとした場合、コンピュータには、文書作成ソフトやメールソフトなど様々なアプリケーションがインストールされていることが多く、コンピュータの利用を利用者に許可すると、コンピュータにインストールされたすべてのアプリケーションを利用が許可されてしまい、利用者に対して、コンピュータにインストールされたメールソフトの利用のみを許可することはできなかった。
【0006】
そこで、本発明はこのような従来技術を考慮してなされたものであって、本発明の課題は、利用者毎に、設備の利用範囲を限定できる設備利用管理システム、および、その方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下のような解決手段により、本発明の課題を解決する。請求項1の発明は、利用者が所持するICカードと、前記ICカードを用いて利用が管理されるICカード管理型設備とから構成される設備利用許可システムであって、前記ICカードは、前記利用者に許可された前記ICカード管理型設備の機能を示す機能コードが記述された許可データを記憶する記憶手段と、前記ICカード管理型設備から、前記許可データの送信要求を受信したとき、前記記憶手段に記憶された前記許可データを前記ICカード管理型設備に返信する許可データ返信手段を備え、前記ICカード管理型設備は、前記利用者が前記ICカード管理型設備の機能を利用要求する操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段が利用者の操作を受け付けたときに、前記許可データの送信を前記ICカードに要求する許可データ送信要求手段と、前記ICカードから前記許可データを受信する許可データ受信手段と、前記操作受付手段が受け付けた前記利用者の操作に対応する機能コードが、前記ICカードから読み出した前記許可データに含まれているか確認する許可判定手段と、前記利用者の操作に対応する機能コードが、前記ICカードから読み出した前記許可データに含まれているとき、前記利用者が利用要求した前記ICカード型管理設備の機能を実行する機能実行手段を備えていることを特徴とする設備利用許可システムである。
【0008】
更に、請求項2の発明は、設備の機能ごとに利用者の利用を管理する設備利用許可方法であって、前記設備が、前記利用者が前記設備の機能を利用要求する操作を受付したとき、前記設備を操作したする前記利用者が所持するICカードから、前記利用者に許可された前記設備の機能を示す機能コードが記述された許可データを読み取るステップ、前記利用者の操作に対応する機能コードが、前記ICカードから読み出した前記許可データに含まれているか、前記設備が確認するステップ、前記利用者の操作に対応する前記機能コードが前記許可データに含まれている場合、前記設備が、前記利用者が利用要求した機能を実行するステップ、を含んだ手順でなされることを特徴とする設備利用許可方法である。
【0009】
上述した発明によれば、前記利用者に許可されている前記ICカード管理型設備の機能を示す前記機能コードが、前記利用者が所持する前記ICカードに記憶され、前記ICカード管理型設備が、前記利用者の操作に対応した前記機能コードが前記ICカードに記憶されているか確認することで、前記利用者は、前記ICカードに記憶された前記許可データに含まれる前記機能コードで特定される前記ICカード管理型設備の機能しか利用できないようになる。
【0010】
更に、前記ICカード管理型設備の機能の許可判定は、前記ICカード管理型設備自身が行うため、前記ICカード管理型設備のすべてをネットワークに接続する必要はなくなる効果が得られる。
【発明の効果】
【0011】
本願発明によれば、利用者毎に、設備の機能の利用範囲を限定して、設備使用許可を与
えることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
(実施例)
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。図1は、設備利用許可システム1の概要を説明する図である。
【0013】
設備利用許可システム1は、利用者が所持するICカード100と、ICカード100を利用して利用が管理されるICカード管理型設備500とから構成される。なお、利用者が所持するICカード100は、接触型であっても非接触型のいずれでもよい。
【0014】
ICカード管理型設備500とは、利用者が所持するICカード100を利用して、利用者の利用が管理される設備で、たとえば、ICカード管理型印刷装置 500aや、ICカード管理型金庫500bや、ICカード管理型入退室門500cや、ICカード管理型パソコン500dなどである。
【0015】
ICカード100には、ICカード100を所持する利用者の許可データ199が記憶されている。許可データ199とは、ICカード100を所持する利用者に許可されたICカード管理型設備500の機能を示す機能コードが列挙されたデータである。
【0016】
ICカード管理型設備500にはICカード読取装置501が備えられ、ICカード管理型設備500は、利用者がICカード管理型設備500の機能を利用要求するための操作をすると、その利用者が所持するICカード100に記憶された許可データ199を読み取る。
【0017】
ICカード100に記憶された許可データ199を読み取ると、ICカード管理型設備500は、利用者の操作に対応する機能コードが、ICカード100から読み出した許可データ199に含まれているか確認し、利用者の操作に対応する機能コードが、ICカード100から読み出した許可データ199に含まれているときのみ、ICカード管理型設備500は、利用者の操作に対応する機能の利用を利用者に許可し、その機能を実行する。
【0018】
図2は、設備利用許可システム1の処理の流れを説明する図である。
【0019】
ICカード管理型設備500(たとえば、ICカード管理型金庫500b)は、ICカード管理型設備500の機能(たとえば、金庫の開錠依頼)を利用要求する操作を利用者から受け付ける(S1)と、ICカード管理型設備500は、利用者が所持するICカード100に許可データ199の送信を要求する(S2)。
【0020】
ICカード100は、ICカード管理型設備500から許可データ199の送信要求を受信すると、ICカード100に記憶されている許可データ199をICカード管理型設備500へ返信する(S3)。
【0021】
ICカード管理型設備500は、許可データ199をICカード100から受信すると(S4)、利用者の操作に対応する機能コードが、許可データ199に含まれているか確認する(S5)。
【0022】
そして、利用者の操作に対応する機能コードが、許可データ199に含まれているときのみ、ICカード管理型設備500は、利用者の操作に対応した機能(たとえば、金庫の施錠)を実行する(S6)。
【0023】
図3は、管理通知システム1の詳細な構成図である。管理通知システム1は、ICカード100と、ICカード管理型設備500とから構成される。
【0024】
ICカード100は、許可データ199が記憶される記憶手段190と、ICカード管理型設備500から許可データ199の送信要求を受信すると、記憶手段190に記憶された許可データ199をICカード管理型設備500に返信する許可データ返信手段130を備えている。ICカード100の許可データ返信手段130は、たとえば、ICカード100に実装されるコマンドで実現され、ICカード100の記憶手段190はメモリである。
【0025】
ICカード管理型設備500は、操作受付手段510と、許可データ送信要求手段520と、許可データ受信手段530と、利用許可手段540と、機能実行手段550とを備える。
【0026】
操作受付手段510は、利用者がICカード管理型設備500の機能を利用要求する操作を受け付ける手段で、たとえば、ICカード管理型設備500のユーザインターフェースである。
【0027】
許可データ送信要求手段520は、ICカード読取装置500aを介して、コマンドをICカード100に送信し、許可データ199の送信をICカード100に要求する手段で、許可データ受信手段530は、ICカード読取装置500aを介して、ICカード100からレスポンスを受信し、レスポンスに含まれる許可データ199を取得する手段である。
【0028】
利用許可手段540は、操作受付手段510が受け付けた利用者の操作に対応する機能コードが許可データ199に含まれているか確認し、利用者の操作に対応する機能コードが許可データ199に含まれているときのみ、機能実行手段550を作動させる手段である。
【0029】
機能実行手段550は、操作受付手段510が受け付けた利用者の操作に対応する機能を実行する手段で、機能実行手段550は、ICカード管理型設備500の機能それぞれで実現方法は異なる。
【0030】
たとえば、ICカード管理型設備500がICカード管理型金庫500bである場合、機能実行手段550は、ICカード管理型金庫500bの施錠を開錠する物理的な手段になるし、ICカード管理型設備500がICカード管理型パソコン500dである場合、機能実行手段550は、ICカード管理型金庫500bに実装されたアプリケーションプログラム(文書作成ソフトなど)を起動させるコンピュータプログラムになる。
【0031】
ここから、ICカード100に記憶された許可データ199を利用して、ICカード管理型設備500の利用を機能毎に管理する例について説明する。
【0032】
図4は、機能コードの一例を説明する図である。上述したように許可データ199は、利用者に許可されたICカード管理型設備500の機能コードが記述され、この機能コードは、ICカード管理型設備500の種別と、ICカード管理型設備500の種別特有の機能ごとに、体系的なコードとしている。
【0033】
図4に従えば、パソコンにおいて、文書作成ソフトの起動に対応する機能コードの値は「11」で、メールソフトの起動に対応する機能コードの値は「12」で、メールソフトのメール送信に対応する機能コードの値は「13」で、ブラウザの起動に対応する機能コードの値は「14」で、ファイルの保存に対応する機能コードの値は「15」で、印刷出力命令に対応する機能コードの値は「16」である。
【0034】
更に、印刷装置において、印刷に対応する機能コードの値は「21」で、複写装置において、複写に対応する機能コードの値は「31」で、スキャナにおいて、スキャナに対応する機能コードの値は「41」である。
【0035】
更に、FAXにおいて、FAXの受信に対応する機能コードの値は「51」で、FAXの送信に対応する機能コードの値は「52」である。
【0036】
更に、監視カメラの撮影に対応する機能コードの値は「61」で、監視カメラが撮像した映像の閲覧に対応する機能コードの値は「62」である。
【0037】
更に、金庫において、開錠に対応する機能コードの値は「71」で、入退室門において、通行許可に対応する機能コードの値は「81」である。
【0038】
図5と図6は、許可データ199を用いたICカード管理型設備500の利用例である。
【0039】
図5は許可データ199の一例である。図5(1)には、営業社員A氏用の許可データ199aには、機能コードとして、「11」と、「12」と、「13」と、「14」と、「15」と、「16」と、「21」と、「31」と、「41」と、「51」と、「52」と、「81」が記述されている 。
【0040】
同様に、図5(2)には、契約社員B氏用の許可データ199bには、機能コードとして、「11」と、「12」と、「14」と、「15」と、「16」と、「21」と、「31」と、「41」と、「51」と、「52」と、「81」が記述されている。
【0041】
また、図5(3)には、警備社員C氏用の許可データ199cには、機能コードとして、「61」と、「62」と、「81」が記述されている。
【0042】
さらに、図5(4)には、経理社員D氏用の許可データ199dには、機能コードとして、「71」と、「81」が記述されている。
【0043】
図6は、利用者によるICカード管理型設備利用の例である。
【0044】
図6には、ICカード管理型入退室門500cと、ICカード管理型印刷装置 500aと、ICカード管理型金庫500bと、ICカード管理型パソコン500dと、ICカード管理型監視カメラ500eと、ICカード管理型複写装置500gと、ICカード管理型スキャナ装置500hと、ICカード管理型複合機(FAX/複写)500jと、が、設置されている事務室が図示されている。
【0045】
ICカード管理型入退室門500cは、値が「81」である機能コードに対応し、利用者の入室を管理する機能を備え、利用者が入室する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者の入室の許可を判定する。
【0046】
ICカード管理型印刷装置 500aは、値が「21」である機能コードに対応し、利用者の印刷を管理する機能を備え、利用者が印刷する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者の印刷の許可を判定する。
【0047】
ICカード管理型金庫500bは、値が「71」である機能コードに対応し、利用者の開錠を管理する機能を備え、利用者が開錠する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者の開錠の許可を判定する。
【0048】
ICカード管理型パソコン500dは、値が「11」である機能コードに対応し、文書作成ソフトの起動を管理する機能と、値が「12」である機能コードに対応し、メールソフトの起動を管理する機能と、値が「13」である機能コードに対応し、メールの送信を管理する機能と、値が「14」である機能コードに対応し、ブラウザの起動を管理する機能と、値が「15」である機能コードに対応し、ファイルの保存を管理する機能と、値が「16」である機能コードに対応し、印刷出力の命令を管理する機能とを備え、利用者がこれらの機能を利用する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出、利用者が利用する機能の許可を判定する。
【0049】
ICカード管理型監視カメラ500eは、値が「61」である機能コードに対応し、映像の撮影開始を管理する機能と、値が「62」である機能コードに対応し、撮影した映像の閲覧を管理する機能を備え、利用者がこれらの機能を利用する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者の機能の許可を判定する。
【0050】
ICカード管理型複写装置500gは、値が「31」である機能コードに対応し、利用者の複写を管理する機能を備え、利用者が複写する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者の複写の許可を判定する。
【0051】
ICカード管理型スキャナ装置500hは、値が「41」である機能コードに対応し、利用者のスキャナを管理する機能を備え、利用者がスキャナする操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者のスキャナの許可を判定する。
【0052】
ICカード管理型複合機(FAX/複写)500jは、値が「31」の機能コードに対応し、利用者の複写を管理する機能と、値が「51」および「52」の機能コードに対応し、利用者のFAX送受信を管理する機能を備え、利用者がこれらの機能を利用する操作をしたときに、利用者が所持するICカード100から許可データ199を読み出し、利用者の機能の許可を判定する。
【0053】
図5で図示した許可データ199に従えば、営業社員A氏は、許可データ199aを記憶したICカード100を用いることで、ICカード管理型入退室門500cと、パソコン500dと、印刷装置500aと、複写装置500gとスキャナ装置500hと、複合機(FAX/複写)500jの複写機能とFAX送受信機能と、を利用できる。
【0054】
更に、契約社員B氏は、許可データ199bを記憶したICカード100を用いることで、ICカード管理型入退場門500cと、パソコン500dのメール送信機能を除いた所定の機能と、印刷装置500aと、複写装置500gとスキャナ装置500hと、複合機(FAX/複写)500jの複写機能とFAX送受信機能を利用できる。
【0055】
更に、警備社員C氏は、許可データ199cを記憶したICカード100を用いることで、ICカード管理型入退室門500cと、監視カメラ500eと、を利用できる。
【0056】
更に、経理社員D氏は、許可データ199dを記憶したICカード100を用いることで、ICカード管理型入退室門500cと、金庫500aを利用できる。
【0057】
以上詳しく説明したように、本願発明によれば、利用者毎に、設備の機能の利用範囲を限定して、設備使用許可を与えることが可能となり、更に、各々の設備をネットワークで接続する必要はなくなった。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】設備利用許可システムの全体構成。
【図2】設備利用許可システムの処理の流れを示した図。
【図3】設備利用許可システムの詳細な構成図。
【図4】機能コードの一例を示した図。
【図5】許可データの一例を示した図。
【図6】利用者によるICカード管理型設備利用の一例を示した図。
【符号の説明】
【0059】
1 設備利用許可システム
100 ICカード
130 許可データ返信手段
190 記憶手段
199 許可データ
500 ICカード管理型設備
500a ICカード管理型印刷装置
500b ICカード管理型金庫
500c ICカード管理型入退室門
500d ICカード管理型パソコン
500e ICカード管理型監視カメラ
500g ICカード管理型複写装置
500h ICカード管理型スキャナ装置
500j ICカード管理型複合機(FAX/複写)
500k 複合機(印刷/複写/スキャナ)
510 操作受付手段
520 許可データ送信要求手段
530 許可データ受信手段
540 利用許可手段
550 機能実行手段


【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が所持するICカードと、前記ICカードを用いて利用が管理されるICカード管理型設備とから構成される設備利用許可システムであって、前記ICカードは、前記利用者に許可された前記ICカード管理型設備の機能を示す機能コードが記述された許可データを記憶する記憶手段と、前記ICカード管理型設備から、前記許可データの送信要求を受信したとき、前記記憶手段に記憶された前記許可データを前記ICカード管理型設備に返信する許可データ返信手段を備え、前記ICカード管理型設備は、前記利用者が前記ICカード管理型設備の機能を利用要求する操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段が利用者の操作を受け付けたときに、前記許可データの送信を前記ICカードに要求する許可データ送信要求手段と、前記ICカードから前記許可データを受信する許可データ受信手段と、前記操作受付手段が受け付けた前記利用者の操作に対応する機能コードが、前記ICカードから読み出した前記許可データに含まれているか確認する許可判定手段と、前記利用者の操作に対応する機能コードが、前記ICカードから読み出した前記許可データに含まれているとき、前記利用者が利用要求した前記ICカード型管理設備の機能を実行する機能実行手段を備えていることを特徴とする設備利用許可システム。
【請求項2】
設備の機能ごとに利用者の利用を管理する設備利用許可方法であって、前記設備が、前記利用者が前記設備の機能を利用要求する操作を受付したとき、前記設備を操作したする前記利用者が所持するICカードから、前記利用者に許可された前記設備の機能を示す機能コードが記述された許可データを読み取るステップ、前記利用者の操作に対応する機能コードが、前記ICカードから読み出した前記許可データに含まれているか、前記設備が確認するステップ、前記利用者の操作に対応する前記機能コードが前記許可データに含まれている場合、前記設備が、前記利用者が利用要求した機能を実行するステップ、を含んだ手順でなされることを特徴とする設備利用許可方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−33923(P2008−33923A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−174408(P2007−174408)
【出願日】平成19年7月2日(2007.7.2)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】