説明

設定装置及び設定プログラム

【課題】設定項目名の選択が容易で、必要な設定項目名を容易に選択することが可能な設定装置の実現を目的とする。
【解決手段】PC2は、MFP1から設定項目を取得するデータ受信部613と、データ受信部613から取得した設定項目を記憶する記憶部6と、設定項目を検索するためのキーワードを入力するユーザインタフェース部612と、ユーザインタフェース部612から入力したキーワードを含む設定項目を前記記憶手段から抽出するデータ比較部611と、データ比較部611で抽出した設定項目を表示するユーザインタフェース部612と、ユーザインタフェース部612に表示された設定項目のうち、利用者が選択したものに関するデータ入力画面を作成してユーザインタフェース部612に表示させるデータ作成部615とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、周辺装置の設定項目の設定を行う設定装置および設定プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、パーソナルコンピュータの周辺機器は、多機能化に伴い機能の種類が増加し、設定メニューの項目が多階層化する傾向がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−131526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このため、所望の設定項目を探し出すには、マニュアルを参照したり、何度も設定項目の階層間を行き来しなければならず、操作が面倒である。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、設定項目名の探索が容易な設定装置及び設定プログラムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明の設定装置は、周辺装置の機能をネットワークを介して設定する設定装置であって、前記周辺装置から設定項目を取得する設定項目取得手段と、該設定項目取得手段から取得した設定項目を記憶する記憶手段と、前記設定項目を検索するためのキーワードを入力するキーワード入力手段と、該キーワード入力手段から入力したキーワードを含む設定項目を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出した設定項目を表示する表示手段と、該表示手段に表示された設定項目のうち、利用者が選択したものに関するデータ入力画面を作成して前記表示手段に表示させる画面作成手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
前記課題を解決するため、本発明の設定プログラムは、周辺装置に接続されるとともに、表示手段と記憶手段と入力手段とを備える設定装置の制御部に実行させる設定プログラムであって、前記制御部が周辺装置から設定項目を取得するステップと、前記制御部が取得した設定項目を前記前記記憶手段が記憶するステップと、前記設定項目を検索するためのキーワードを前記入力手段が入力するステップと、前記制御部が入力手段から入力されたキーワードを含む設定項目を前記記憶手段から抽出するステップと、前記表示手段が抽出した設定項目を表示するステップと、前記表示手段に表示された設定項目のうち、利用者が選択したものに関するデータ入力画面を前記制御部が作成して前記表示手段に表示させるステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、キーワード入力手段にキーワードを入力すると、キーワードを含む複数の設定項目名が表示手段に表示され、設定項目名の絞り込みが行われるので、設定項目名の探索が容易になり、利便性の向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】PC内のユーティリティとしての本発明の設定装置の構成図である。
【図2】本発明が実施されるネットワークの構成図である。
【図3】本発明が用いられる管理装置としてのPCの構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態でのユーザインタフェース部の構成図である。
【図5】本発明の第1の実施形態でのデータ作成部の構成図である。
【図6】本発明の第1の実施形態での通信経緯を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の第1の実施形態での全体動作を示すフローチャートである。
【図8】設定画面でのウィンドウの作成動作を示すフローチャートである。
【図9】設定画面でのウィンドウの横幅決定処理のフローチャートである。
【図10】設定画面でのウィンドウの縦幅決定処理のフローチャートである。
【図11】ウィンドウ縦幅決定処理でのリストサイズ決定処理のフローチャートである。
【図12】ボタン配置処理のフローチャートである。
【図13】タイトルバー作成処理のフローチャートである。
【図14】第1の実施形態での表示画面1の一例である。
【図15】第1の実施形態での表示画面1のテンプレートである。
【図16】第1の実施形態での表示画面2のテンプレートである。
【図17】第1の実施形態での表示画面2の一例である。
【図18】テキスト形式設定画面の一例である。
【図19】リスト形式設定画面の一例である。
【図20】設定画面の各パラメータを示す説明図である。
【図21】設定画面のボタン表示エリアを示す説明図である。
【図22】設定画面に表示されるエラー表示の例を示す図である。
【図23】ブロードキャスト検索データの一例である。
【図24】第1の実施形態での設定項目名一覧要求の一例である。
【図25】第1の実施形態での設定項目名一覧応答の一例である。
【図26】第1の実施形態での設定値項目名一覧データベースの構成例である。
【図27】第1の実施形態での設定項目詳細要求データの一例である。
【図28】第1の実施形態での設定項目詳細情報応答の構成例である。
【図29】設定情報データの構成例である。
【図30】設定情報受信応答データの構成例である。
【図31】ウィンドウ設定パラメータ一覧の一例を示す図表である。
【図32】第2の実施形態での通信経緯を示すシーケンス図である。
【図33】第2の実施形態での全体動作を示すフローチャートである。
【図34】第2の実施形態での表示画面1のテンプレートである。
【図35】第2の実施形態での表示画面1の一例である。
【図36】第2の実施形態での言語選択画面の一例である。
【図37】第2の実施形態での表示画面2の一例である。
【図38】言語一覧要求の一例である。
【図39】言語一覧応答の構成例である。
【図40】第2の実施形態での設定項目名一覧要求の一例である。
【図41】第2の実施形態での設定項目名一覧応答の一例である。
【図42】第2の実施形態での設定値項目名一覧データベースの構成例である。
【図43】第2の実施形態でのデータ作成部の構成図である。
【図44】設定項目名詳細要求データの一例である。
【図45】設定項目名詳細情報応答の構成例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
(構成の説明)
以下、本発明の設定装置の第1の実施形態について、詳細に説明する。
図1は、PC2の記憶部6に記憶されているユーティリティとしての設定装置の構成を示すブロック図である。図2は、本発明が実施される環境であるネットワーク構成を示すブロック図である。図3は,PC2の構成を示すブロック図である。
本発明の設定装置は、ネットワーク上の周辺機器である複合機(印刷装置に各種機能を付加したもので、以下、MFP(Multi Function Printer)という)1の機能を設定するパーソナルコンピュータ(以下、PC(Personal Computer)という)2のユーティリティとして説明する。
【0011】
図3に示すように、PC2は、ネットワーク上の他の機器と通信を行うためのネットワークインタフェース3と、PC2を制御するCPU4と、画面を表示するためのディスプレイ部5と、PC2の各種データやOSを記憶しておく記憶部6と、ユーザが操作を行うためのキーボードやマウスなどからなる操作部7とを備えて構成される。
【0012】
図1に示すように、記憶部6は、本設定装置として機能させるユーティリティ領域61と、ユーティリティが使用するデータを記憶するためのユーティリティデータ記憶部62とに分割されている。なお、ユーティリティデータ記憶部62には、後述の各種画面のテンプレートが記憶されている。
【0013】
ユーティリティ領域61は、ユーザに設定画面を表示したり、ユーザの操作を入力したりするユーザインタフェース部612と、MFP1からのデータを受信するデータ受信部613と、MFP1へ要求や設定情報を送信するデータ送信部614と、データを作成するデータ作成部615と、ユーティリティが保持するデータを記憶しておくユーティリティデータ記憶部62と、ユーティリティ61からユーティリティデータ記憶部62に渡すデータを渡すデータ保存部610と、ユーティリティデータ記憶部62にある設定値項目一覧DBと入力キーワードの情報を比較して設定項目名を抽出するデータ比較部611として機能させるプログラムが記憶されている。
【0014】
ここで、請求項に示した設定項目取得手段はデータ受信部613から、記憶手段はユーティリティデータ記憶部62から、キーワード入力手段はユーザインタフェース部612から、抽出手段はデータ比較部611から、表示手段はユーザインタフェース部612から、画面作成手段はデータ作成部615から、編集手段はデータ作成部615から、指定手段はユーザインタフェース部612から構成される。なお、設定項目とは、装置の設定を行う際に機能を特定する項目のことである。
【0015】
図4に、ユーザインタフェース部612のブロック図を示す。ユーザインタフェース部612は、ユーザが入力した情報を制御する入力部6120と、ユーザに画面を表示する表示部6121から構成される。
【0016】
図5に、データ作成部615のブロック図を示す。
データ作成部615は、ネットワーク上にある複数の端末装置に対して装置情報を要求するための装置情報要求を作成する装置情報要求作成部6155と、ユ一ザが選択したMFP1に対して設定項目名の一覧を要求する設定項目名一覧要求を作成する設定項目名一覧要求作成部6154と、MFP1から受信した設定項目名一覧からユーティリティデータ記憶部62に保存するためのデータベース(以下、DBという)を作成する設定項目名一覧DB作成部6150と、ユーザが選択した項目について設定画面を作成するために必要な情報を含む設定項目の詳細情報要求を作成する設定項目詳細要求作成部6151と、MFP1から受信した設定項目詳細情報からユーザに表示するための設定画面を作成する設定画面作成部6153と、ユーザが入力した設定値をMFP1へ送信するための設定情報を作成する設定情報作成部6152と、ユーザがユーティリティを起動したときに表示される画面やキーワードを入力する画面を作成する表示画面作成部6156とから構成される。
【0017】
図14は、ユーザがユーティリティを起動したときに表示される表示画面1を示している。図15はそのテンプレートである。
表示画面1は、端末装置を決定するためにMACアドレスを直接入力可能なMACアドレス直接入力部70と、接続可能な端末装置を一覧表示した端末装置一覧部71と、端末装置の決定をユーティリティに通知するOKボタン78と、画面のクローズを通知するキャンセルボタン77と、ユーティリティのタイトル情報を表示するタイトルバー75と、タイトルバー上に配置され画面のクローズを通知するクローズコントロール76から構成される。前記端末装置一覧部71は一覧タイトル行と一覧表示部とを備えて構成される。
【0018】
図17はキーワード検索時の表示画面2を示している。なお、図16はそのテンプレートである。
表示画面2は、検索に使用するキーワードを入力するキーワード入力部72と、検索の実行を指示する検索ボタン74と、検索実行後に抽出された(入力されたキーワードを含む)設定項目名を一覧表示する設定項目一覧表示部73と、設定項目の決定を通知するOKボタン78と、画面のクローズを通知するキャンセルボタン77と、ユーティリティのタイトル情報を表示するタイトルバー75と、タイトルバー上に配置され画面のクローズを通知するクローズコントロール76から構成される。前記設定項目一覧表示部73は一覧タイトル行と一覧表示部とを備えて構成される。
【0019】
図18は、ユーザがテキスト形式の設定項目を選択した場合のテキスト形式設定画面である。
テキスト形式設定画面は、設定項目名81と、現在の設定値が表示されている設定値入力テキスト欄82と、設定値の決定をユーティリティに通知するOKボタン78と、画面のクローズを通知するキャンセルボタン77と、ユーティリティのタイトル情報を表示するタイトルバー75と、タイトルバー上に配置され画面のクローズを通知するクローズコントロール76から構成される。
【0020】
図19は、ユーザがリスト表示形式の設定項目を選択した場合のリスト形式設定画面である。
リスト形式設定画面は、設定項目名81と、現在の設定値が表示される(右横のマークをクリックすると、そのほかの選択肢が表示される)設定値リスト表示欄83と、設定値の決定をユーティリティに通知するOKボタン78と、画面のクローズを通知するキャンセルボタン76と、ユーティリティのタイトル情報を表示するタイトルバー75と、タイトルバー上に配置され画面のクローズを通知するクローズコントロール76とから構成される。
【0021】
(動作の説明)
次に、本実施の形態の設定装置の動作を、図6のシーケンス図と図7の全体フローチャートに添って説明する。
ユーザによってユーティリティ61が起動されると、データ作成部615の装置情報要求作成部6155は、装置情報要求を作成し、これをデータ送信部614へ渡す。
データ送信部614は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上の複数の端末装置に装置情報要求をブロードキャスト送信する。
データ受信部613は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上の複数の端末装置から装置情報(装置名とMACアドレス)を受信すると、これをデータ作成部615に渡す。
このときのロードキャスト送信データの例と、端末装置からの受信データの一例を図23に示す。
データ作成部615の表示画面作成部6156は、受信した情報と、ユーティリティデータ記憶部62に記憶されている表示画面1のテンプレート(図15に示すもの)とを元に、図14に示すような表示画面1を作成してユーザインタフェース部612へ渡す。ユーザインタフェース部612は受信した表示画面1を表示部6121に表示する。
【0022】
ユーザが表示画面1上の端末装置一覧部71に表示される装置名をPC2の操作部7であるマウスやキーボードを用いて選択する(ステップS1)と、入力部6120は、選択されたMFP1の固有情報(MACアドレス)をデータ作成部615へ渡す。なお、図14では一覧表示部71にあるMFP1が選択されている。なお、ステップS1では、一覧表示部71には表示されていないが、ネットワークに接続されていて、そのMACアドレスが既知の場合、MACアドレスをMACアドレス直接入力部70に入力してOKボタン78をクリックしてもよい。データ作成部615の設定項目名一覧要求作成部6154は、MFP1の固有情報であるMACアドレスを含んだ図24に示すような設定項目名一覧要求を作成してデータ送信部614へ渡す。データ送信部614は、PC2のネットワ一クインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に設定項目名一覧要求を送信する。
【0023】
データ受信部613は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1から図25に示すような設定項目名一覧情報を受信すると、受信した設定項目名一覧情報をデータ作成部615に渡す。データ作成部615の設定項目名一覧DB作成部6150は、受信した情報から設定項目名一覧DBデータを作成してデータ保存部610へ渡す。データ保存部610は、設定項目名一覧DBデータをユーティリティデータ記憶部62に保存する(ステップS2)。
【0024】
データ保存部610は、設定項目名一覧DBデータをユーティリティデータ記憶部62に保存すると、ユーザインタフェース部612に通知する。ユーザインタフェース部612は、データ保存部610からの通知を受信すると、ユーティリティデータ記憶部62に予め保存されているキーワード入力用の表示画面2のテンプレート(図16に示すもの)と、設定項目名一覧データベースから取得したタイトル情報(選択された端末の装置名とMACアドレス情報)とを元に図17のような表示画面2を表示部6121に表示する。
【0025】
ここで、ユーザが表示画面2のキーワード入力部72にキーワードを入力する(ステップS3)と、ユーザインタフェース部612の入力部6120は、入力されたキーワードをデータ保存部610に渡す(図16ではキーワードとしてIPが入力されている)。データ保存部610は、渡されたキーワードをユーティリティデータ記憶部62に保存する。データ保存部610は、キーワードをユーティリティデータ記憶部62に保存すると、その旨をデータ比較部611に通知する。この通知を受けると、データ比較部611は、ユーティリティデータ記憶部62から設定項目名一覧情報DBと、キーワード情報をそれぞれ取得し比較して、キーワードを含む設定項目名を抽出する(ステップS4)。図26に、図25の受信した設定項目名一覧情報に対応する設定項目名一覧情報DBの一例を示す。
【0026】
データ比較部611は、抽出した複数の設定項目名をユーザインタフェース部612へ渡す。ユーザインタフェ一ス部612は、データ比較部611から渡された設定項目名をキーワード入力画面の設定項目候補一覧表示部73に表示する(ステップS5)。つまり、図17に示すような表示画面2が表示される。
【0027】
ここで、ユーザが設定項目候補一覧表示部73にある設定項目候補の1つをマウスやキーボードを使用して選択してOKボタンを押すと(ステップS6)、ユーザインタフェース部612の入力部6120が選択された設定項目情報をデータ作成部615へ渡す。選択された設定項目情報を受け取ると、データ作成部615は図27に示す設定項目詳細要求を設定項目詳細要求作成部6151で作成してデータ送信部614へ渡す。
【0028】
データ送信部614は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に設定項目詳細要求を送信する(ステップS7)。データ受信部613は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1から図28に示す設定項目詳細情報を受信すると、これをデータ作成部615へ渡す。データ作成部615は、受け取った設定項目詳細情報を元に設定画面情報を作成し(ステップS8)、ユーザインタフェース部612に渡す。設定画面情報を受信したユーザインタフェース部612は、図18、図19に示すような設定画面を表示部6121に表示する(ステップS9)。
【0029】
ユーザが設定画面でマウスやキーボードを使用して設定値を変更してOKボタンを押すと、ユーザインタフェース部612の入力部6120は、入力された設定値と対応する設定項目名をデータ作成部615へ渡す。データ作成部615の設定情報作成部6152は、図29に示すような渡された設定項目名と設定値を含む設定情報を作成する (ステップS10)。データ作成部615は設定情報作成部6152で作成した設定情報をデータ送信部614へ渡す。データ送信部614は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に設定情報を送信する(ステップS11)。その後、データ受信部613は図30に示すような設定情報受信応答をMFP1から受信する。
【0030】
次に、ステップS8の設定画面作成について、図8のフローチャートに添って詳細に説明する。
データ作成部615の設定画面作成部6153は、設定項目詳細情報を受け取ると、データ保存部610を通じてユーティリティデータ記憶部62にウィンドウパラメータの指定値として、例えば図31に示すようなパラメータを保存し、ユーティリティデータ記憶部62からパラメータやデータを読み出して、図8に示すようにウィンドウの横幅を決定し(ステップS12)、続いてウィンドウの縦幅を決定し(ステップS13)、ボタンの配置を決定し(ステップS14)、タイトルバーを作成し(ステップS15)、ユーティリティデータ記憶部62から設定画面のウィンドウテンプレートを読み出して、読み出したウィンドウテンプレートを、S12からS15でそれぞれ決定した配置に変更して設定画面を作成する。
なお、図18、図19に示した設定画面上の各パラメータの説明を、図20及び図21に示した。
【0031】
図9は、ウィンドウ横幅決定処理を示すフローチャートである。
データ作成部615の設定画面作成部6153は、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から、項目名開始位置を取得し(ステップS17)、その後、項目名長を取得する(ステップS18)。次いで、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されている"項目名と設定値の間隔"の初期値を取得し(ステップS19)、設定値開始位置を決定してユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS20)。さらに、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から設定値長を取得して、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶された"設定値とウィンドウ右端との間隔"の初期値を取得して、S17からS22まで取得した項目名開始位置と項目名長と項目名と、設定値の間隔と、設定値長と、設定値とウィンドウ右端との間隔とを足してウィンドウの横幅を決定し、ユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS23)。
【0032】
図10は、ウィンドウ縦幅決定処理を示すフローチャートである。
まず、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたボタン表示エリアの縦幅の初期値を取得し(ステップS24)、項目名上端からの余白の初期値を取得する(ステップS25)。さらに、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から、UI(User Interface)種別情報を読み出し、リスト形式であるか否かを判断し(ステップS26)、リスト形式ならば(Yesの場合)、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたリスト縦幅の初期値を読み出す(ステップS28)。そして、ボタン表示エリアの縦幅と項目名上端からの余白とリスト縦幅を足してウィンドウの縦幅を決定し、ユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS29)。次にリストサイズを決定し(ステップS30)、リストに表示する値としてユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から読み出した選択肢と現在の値をセットする(ステップS31)。
【0033】
一方、ステップS26においてリスト形式でないと判断された場合(Noの場合)には、種別情報がテキスト形式であるか否かを判断し(ステップS27)、テキスト形式であれば(Yesの場合)、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値からテキスト欄の行数を取得する(ステップS32)。次いで、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶された行の縦幅の初期値を読み出し(ステップS33)、ボタン表示エリアの縦幅と項目名上端からの余白と行の縦輻を足してウィンドウの縦幅を決定してユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS34)。次に、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から現在の値を読み出し、ユーザインターフェイス部612に表示するための設定値にセットする(ステップS35)。
一方、種別情報がリスト形式でもなく、テキスト形式でもないと判断された場合(ステップS26、S27でNoの場合)には、エラーを表示して処理を終了する(ステップS36)。
【0034】
次に、ウィンドウ縦幅決定処理でリスト形式と判断された場合のリストサイズ決定処理(ステップS30)について、図11のフローチャートに沿って詳細を記述する。
ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から設定値の選択肢数を取得し(ステップS37)、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたリスト縦幅の初期値を読み出し(ステップS38)、リスト縦幅を選択肢数分だけ足し合わせて設定値リスト長(縦幅)を決定して、ユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS39)。さらに、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から設定値長(横幅)を取得してリストサイズを決定する(ステップS40)。
【0035】
図12は、ボタン配置処理を示すフローチャートである。
ステップS12で決定したウィンドウの横幅を、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から取得し(ステップS41)、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたボタン表示エリア横幅の初期値を取得し(ステップS42)、ウィンドウの横幅とボタン表示エリア横幅の差分をX軸の開始位置とし、Y軸を0としてボタン表示エリアがウィンドウの右下位置に来るように、ボタン表示エリア開始位置を決定する(ステップS43)。次に、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたボタン表示エリア左端からの余白の初期値を取得し(ステップS44)、ボタン表示エリア下端からの余白の初期値を取得して(ステップS45)、X軸をステップS43で決定したボタン表示エリア開始位置にボタン表示エリア左端からの余白を足した値とし、Y軸をステップS43で決定したボタン表示エリア開始位置にボタン表示エリア下端からの余白を足した値として、OKボタン開始位置を決定してユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS46)。
【0036】
ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたOKボタン横幅の初期値と(ステップS47)、ボタン間隔の初期値を取得して(ステップS48)、OKボタン開始位置のX軸にOKボタン横幅とボタン間隔を足してキャンセルボタン開始位置を決定し、ユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS49)。
【0037】
図13は、タイトルバー作成処理を示すフローである。
ステップS13で決定したウィンドウの縦幅を、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から取得して(ステップS50)、X軸を0、Y軸をウィンドウの縦幅としてウィンドウの上にタイトルバーが来るように、タイトルバー開始位置を決定してユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS51)。
【0038】
ステップS12で決定したウィンドウの横幅をユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から取得し(ステップS52)、さらにユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ記憶されたタイトルバーの縦幅の初期値を取得して(ステップS53)タイトルバーを作成する(ステップS54)。
【0039】
タイトルバー表示情報としてタイトルバーに表示するMACアドレスと装置名をユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値から取得して設定画面にセットする(ステップS55)。次いで、ユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータからクローズコントローラサイズ横の初期値とクローズコントローラサイズ余白の初期値を取得し、X軸をウィンドウ横幅−(クローズコントローラサイズ横+クローズコントローラサイズ余白)とし、Y軸をウィンドウ縦幅+クローズコントローラ余白としてクローズコントローラ位置を決定し(ステップS56)、ユーティリティデータ記憶部62に保存されているウィンドウパラメータの指定値に書き込む(ステップS56)。決定したクローズコントローラ位置にクローズコントローラを配置してタイトルバーを作成する(ステップS57)。
【0040】
テキスト形式の設定画面において前記のようにして作成した設定画面にマウスやキーボードを使用してユーザが設定値を入力してOKボタンを押すと、入力された値とユーティリティデータ記憶部62のウィンドウパラメータ指定値にある入力可能文字種類とを比較し、一致しない場合には、図22に示すような入力不可能な文字の場合のエラーを表示し、入力可能文字数と比較し、一致しない場合には入力不可能な文字数の場合のエラーを表示する。
【0041】
以上のように本実施形態によれば、所望の設定項目が一つだけ表示されるため、設定が簡易になる。
【0042】
(第2の実施形態)
(構成の説明)
図43は、第2の実施形態のデータ作成部615を表すブロック図である。
第2の実施形態は、第1の実施形態のデータ作成部615の構成に言語一覧要求作成部6157を加えた構成とする。その他の構成要素は図5と同一であるので、同一の符号を付し説明を省略する。
図34は、第1の実施形態の図15と同じ表示画面1テンプレートである。ここでは、英語環境のOSを考慮し、テンプレートの表示文字を英語表記としている。
図35は、第1の実施形態の図14と同じ表示画面1である。ここでも同じく英語環境のOSを考慮し、表示文字を英語表記としている。
図37は、第1の実施形態の図17と同じ表示画面2である。同じく英語環境のOSを考慮し、表示文字を英語表記としている。
図36は、第2の実施形態で追加する言語選択画面である。言語選択画面は第1の実施形態のリスト形式設定画面と同じ構成とする。設定項目名81として「Select your language」と表示される。現在の設定値が表示され右横のマークMをクリックすると、そのほかの選択肢が表示される設定値リスト表示欄83に装置で設定可能な言語が選択肢として表示される。
さらに、設定値の決定をユーティリティに通知するOKボタンと、画面のクローズを通知するキャンセルボタンと、ユーティリティのタイトル情報を表示するタイトルバー75と、タイトルバー上に配置され画面のクローズを通知するクローズコントロール76から構成される。
【0043】
(動作の説明)
次に、本実施の形態での動作を、図32のシーケンス図と図33の全体フローチャートに添って説明する。
第1の実施形態と同様に、ユーティリティが起動されると、ブロードキャストによりネットワーク上の機器情報を取得して表示画面1を表示部6121に表示する。
次に、ユーザが表示画面1上でネットワーク上のMFP1を指定する(表示された中から選択する又は直接MACアドレスを入力して指定する)(ステップS60)。すると、入力部6120は選択されたMFP1の固有情報(MACアドレス)をデータ作成部615へ渡す。
【0044】
データ作成部615の言語一覧要求作成部6157は、図38に示すような言語一覧要求を作成してデータ送信部614へ渡す。データ送信部614はPC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に言語一覧要求を送信する。データ受信部613はPC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1から図39に示すような言語一覧応答を受信する(ステップS61)。そして、データ作成部615へ受信した言語一覧応答情報を渡す。
【0045】
言語一覧応答情報を受信したデータ作成部615は、設定画面作成部6153で受け取った言語一覧応答情報を元に、図36に示す言語選択画面を作成し(ステップS62)、ユーザインタフェース部612に渡す。
このとき、設定画面作成部6153は、リスト形式の設定画面と同様にして言語選択画面を作成する。
【0046】
ユーザが言語選択画面上で使用する言語をPC2の操作部7であるマウスやキーボードを用いて選択しOKボタンを押すと、入力部6120は、選択された言語情報をデータ作成部615へ渡す。データ作成部615の設定項目名一覧要求作成部6154は選択した言語情報とMFP1の固有情報であるMACアドレスを含んだ図40に示すような設定項目名一覧要求を作成してデータ送信部614へ渡す。データ送信部614はPC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に設定項目名一覧要求を送信する。データ受信部613はPC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1から図41に示すような設定項目名一覧情報を受信する(ステップS63)。そうして、データ作成部615へ受信した設定項目名一覧情報を渡す。
【0047】
データ作成部615の設定項目名一覧DB作成部6150は、受信した情報から図42に示すような設定項目名一覧DBデータを作成してデータ保存部610へ渡す。データ保存部610は、設定項目名一覧DBデータをユーティリティデータ記憶部62に保存する(ステップS64)。データ保存部610は、設定項目名一覧DBデータをユーティリティデータ記憶部62に保存すると、ユーザインタフェース部612に通知する。
【0048】
ユーザインタフェース部612は、データ保存部610からの通知を受信すると、ユーティリティデータ記憶部62にあらかじめ保存されているキーワード入力用の表示画面2テンプレートと、設定項目名一覧データベースから取得したタイトル情報(選択された端末の装置名とMACアドレス情報)とを表示部6121に表示する。ユーザが表示画面2においてマウスやキーボードを用いてキーワードを入力する(ステップS65)。すると、ユーザインタフェース部612の入力部6120はデータ保存部610に入力されたキーワードを渡す。データ保存部610はユーティリティデータ記憶部62に渡されたキーワードを保存する。データ保存部610は、キーワードをユーティリティデータ記憶部62に保存して、データ比較部611に通知する。
【0049】
この通知を受けると、データ比較部611は、ユーティリティデータ記憶部62の設定項目名一覧情報DBとキーワード情報をそれぞれ取得し比較して、キーワードを含む設定項目名を抽出する(ステップS66)。データ比較部611は、抽出した複数の設定項目名をユーザインタフェース部612へ渡す。
【0050】
ユーザインタフェース部612は、データ比較部611から渡された設定項目名を、キーワード入力画面の設定項目候補一覧表示部73に表示する(図37参照)(ステップS67)。この表示画面2でユーザが設定項目候補から設定項目をマウスやキーボードを使用して1つ選択する(ステップS68)。そうして、ユーザインタフェース部612の入力部6120が選択された設定項目情報をデータ作成部615へ渡す。選択された設定項目情報を受け取ったデータ作成部615は設定項目詳細要求作成部6151で設定項目詳細要求を作成し(図44参照)、作成した設定項目詳細要求をデータ送信部614へ渡す。データ送信部614はPC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に設定項目詳細要求を送信する。データ受信部613は、PC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMPF1から図45の設定項目詳細情報を受信し(ステップS69)、これをデータ作成部615へ渡す。設定項目詳細情報を受信したデータ作成部615は、設定画面作成部6153で受け取った設定項目詳細情報を元に設定画面(図18,図19参照)を作成し(ステップS70)、ユーザインタフェース部612に渡す。
【0051】
設定画面情報を受信したユーザインタフェース部612は表示部6121で受信した設定画面(図18,図19参照)を表示する(ステップS71)。ユーザが設定画面でマウスやキーボードを使用して設定値を変更してOKボタンを押すと、ユーザインタフェース部612の入力部6120は入力された設定値と対応する設定項目名をデータ作成部615へ渡す。データ作成部615の設定情報作成部6152は、渡された設定項目名と設定値を含む図29に示すような設定情報を作成する(ステップS72)。データ作成部615は設定情報作成部6152で作成した設定情報をデータ送信部614へ渡す。データ送信部614はPC2のネットワークインタフェース3を通してネットワーク上のMFP1に設定情報を送信してMFP1から図30に示すような設定情報受信応答を受信する(ステップS73)。
【0052】
以上のように第2の実施形態によれば、所望の設定項目が所望の言語表示で1つだけ表示されるため、設定が簡易になる。
【0053】
第1および第2の実施形態では、ネットワーク上の機器を設定する設定装置として説明を行ったが、USBなどのシリアルインターフェース接続で機器を設定するのでもよく、その際には機器を指定する方法としてUSBIDを使用する。
前記実施の形態においては、設定対象のネットワーク機器として、プリンタやMFPを考えたが、それ以外に、例えば、ネットワーク対応のプロジェクタ、スキャナ、ディジタルカメラ、ディジタルビデオカメラ、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワークストレージ、オーディオ機器、携帯電話、PHS( Personal Handy phone System)、ウォーチ型PDA、STB(Set Top Box)、POS(Point Of Sales)端末、コピー機、FAX機、電話(IP電話なども含む)、交換機、NCU(Network Control Unit)、ルータ、ハブ、ブリッジ、その他のネットワーク対応の機器のような対象も設定装置として構成することができる。
【符号の説明】
【0054】
1 MFP(Multifunction Peripheral)
2 PC(Personal Computer)
3 ネットワークインターフェース
4 CPU(Central Processing Unit)
5 ディスプレイ部
6 記憶部
7 操作部
61 ユーティリティ
62 ユーティリティデータ記憶部
610 データ保存部
611 データ比較部
612 ユーザインターフェース部
613 データ受信部
614 データ送信部
615 データ作成部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周辺装置の機能をネットワークを介して設定する設定装置であって、
前記周辺装置から設定項目を取得する設定項目取得手段と、
該設定項目取得手段から取得した設定項目を記憶する記憶手段と、
前記設定項目を検索するためのキーワードを入力するキーワード入力手段と、
該キーワード入力手段から入力したキーワードを含む設定項目を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
該抽出手段で抽出した設定項目を表示する表示手段と、
該表示手段に表示された設定項目のうち、利用者が選択したものに関するデータ入力画面を作成して前記表示手段に表示させる画面作成手段と、
を備えることを特徴とする設定装置。
【請求項2】
前記設定項目取得手段の取得情報を一覧情報として前記記憶手段に記憶させる編集手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
【請求項3】
前記画面作成手段は、利用者が選択した設定項目に関する詳細情報要求を前記周辺装置に送り、該周辺装置からの詳細情報応答に基づいて、前記データ入力画面を作成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の設定装置。
【請求項4】
前記周辺装置のうちの1つを指定する指定手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の設定装置。
【請求項5】
前記指定手段は、MACアドレス、IPアドレスまたはUSBIDを用いて前記周辺装置を指定することを特徴とする請求項4に記載の設定装置。
【請求項6】
前記周辺装置から選択可能な言語を取得する言語一覧取得手段と、該言語一覧取得手段で取得した言語から所望の言語を選択する言語選択手段とを備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の設定装置。
【請求項7】
周辺装置に接続されるとともに、表示手段と記憶手段と入力手段とを備える設定装置の制御部に実行させる設定プログラムであって、
前記制御部が周辺装置から設定項目を取得するステップと、
前記制御部が取得した設定項目を前記前記記憶手段が記憶するステップと、
前記設定項目を検索するためのキーワードを前記入力手段が入力するステップと、
前記制御部が入力手段から入力されたキーワードを含む設定項目を前記記憶手段から抽出するステップと、
前記表示手段が抽出した設定項目を表示するステップと、
前記表示手段に表示された設定項目のうち、利用者が選択したものに関するデータ入力画面を前記制御部が作成して前記表示手段に表示させるステップと、
を含むことを特徴とする設定プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate

【図41】
image rotate

【図42】
image rotate

【図43】
image rotate

【図44】
image rotate

【図45】
image rotate


【公開番号】特開2010−204975(P2010−204975A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−50128(P2009−50128)
【出願日】平成21年3月4日(2009.3.4)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【Fターム(参考)】