説明

設置用治具

【課題】容易に安全性を確保しながら作業できる設置用治具を提供する。
【解決手段】設置用治具10は、装置設置用補助部品であり、仮止め機構として機能する設置用治具10をいう。設置用治具10は、治具本体部11と、係合溝12と、掛持部13と、爪部14と、を備える。係合溝12は、溝終端部12aを終端とし、ネジ穴に挿入されたネジを貫通させて係止する。溝終端部12aは、装置を設置場所に取付するための、設置場所に形成されたネジ穴と対向する位置に形成される。掛持部13と爪部14で構成される凸部は、装置の一部を掛持し、設置場所の所定位置に装置を配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、設置用治具に関する。より詳しくは、装置設置用補助部品であり、仮止め機構として機能する設置用治具に関する。
【背景技術】
【0002】
壁などの所定の設置場所に、装置を取付し固定する作業において、装置の重量が大きい場合、設置作業は困難であることが多い。例えば、装置をクレーンで吊り設置場所まで持ち上げてから固定するなど、時間や手間がかかる。
【0003】
できるだけ負担を少なくして設置作業を行うために、特許文献2に記載されているように、設置場所に仮止めした木ねじに装置を引っ掛けて作業を行う方法が行われている。また、特許文献1では、予めねじ穴などが形成された設置場所で、取付位置の精度を要する場合において、装置に形成した係合孔と係合突部で容易に仮固定できるようにしておく方法がとられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平07−202444号公報
【特許文献2】特開2003−279162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2において、設置作業の作業性は向上しているが、部品の構造そのものに手を加えており、製造工程が複雑になったり、コストがかかるおそれがある。また、特許文献1において、作業性は向上しているが、設置場所が高所であって作業の安全性が求められる場合など、対策が充分とは言い難い。
【0006】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、容易に安全性を確保しながら作業できる設置用治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の観点に係る設置用治具は、
装置を設置場所に取付するための、該設置場所に形成されたネジ穴と対向する位置に形成された孔部と、
前記ネジ穴に挿入されたネジを貫通させ、前記孔部を終端として係止する係合溝と、
前記設置場所の所定位置に、前記装置の一部を掛持する凸部と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、容易に安全性を確保しながら作業できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施の形態に係る設置用治具の一例を示す構成斜視図である。
【図2】実施の形態に係る設置用治具の一例を示す概略平面図および側面図である。
【図3】実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図である。
【図4】実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す側方断面図である。
【図5】実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図および側方断面図である。
【図6】実施の形態に係る設置用治具の具体的な動作の一例を示す平面図である。
【図7】実施の形態に係る設置用治具の動作のその他の例を示す側方断面図である。
【図8】実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図および側方断面図である。
【図9】実施の形態の変形例1に係る設置用治具の一例を示す概略平面図および側面図である。
【図10】実施の形態の変形例1に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図である。
【図11】実施の形態の変形例2に係る設置用治具の動作の一例を示す側方断面図である。
【図12】実施の変形例3に係る設置用治具の動作の一例を示す側方断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
【0011】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る設置用治具の一例を示す構成斜視図である。図2は、実施の形態に係る設置用治具の一例を示す概略平面図および側面図である。
【0012】
図1は、設置用治具10を用いて、装置20を設置部50へ取り付ける場合の、構成を表したものである。装置20は、装置本体部21、装置押さえ22、25、装置用ネジ孔23、26、矩形孔24を備える。設置部50は、設置面51、固定ネジ穴52を備える。装置20を設置部50へ取り付ける際は、ボルト31、スペーサー32を用いる。
【0013】
設置用治具10は、治具本体部11に係合溝12が形成されており、また、治具本体部11に凸部である掛持部13と爪部14を備える。係合溝12は、溝開口部12dから溝終端部12aに向けてL字型の形状で連通しており、順に、溝終端部12a、溝横部12b、溝縦部12c、溝開口部12dとする。
【0014】
係合溝12の溝幅は、ボルト31の直径が貫通する幅とする。また、係合溝12の溝終端部12aは、装置20の装置用ネジ孔23および設置部50の固定ネジ穴52と重複する位置とする。なお、この係合溝12の溝終端部12aは、装置20を設置部50に取付するための、設置部50に形成された固定ネジ穴52と対向する位置に形成された孔部に該当する。
【0015】
掛持部13および爪部14からなる凸部の大きさは、装置20の矩形孔24を貫通する大きさであって、仮固定した後の設置用治具10を外す際に矩形孔24の中で凸部がスライドできる間隙がある大きさであることが好ましい。また、掛持部13および爪部14からなる凸部は、装置20を掛持したときに、充分に耐重性のある強度で形成する。さらに、掛持部13および爪部14からなる凸部は、仮固定した後、できるだけ装置の仮固定を変位せずに設置用治具10を外すことができることが望ましく、掛持部13の幅は、装置20の装置押さえ22の幅に間隙を設けた幅であり、爪部14の高さは掛持部13に掛持した装置20が爪部14に掛かり落下しない高さであることが好ましい。掛持部13および爪部14の詳細な説明については、取り付ける動作と合わせて後述する。
【0016】
装置20を設置部50へ取り付ける場合に、先に、設置部50へ設置用治具10を取付けておき、設置用治具10の凸部である掛持部13と爪部14の部分で、装置20の矩形孔24を支持させ、装置20の仮置きを行う。掛持部13および爪部14で、装置20を設置部50の設置場所に支持するので、装置20の取付作業を容易に行うことができる。また、装置20を抱えたまま作業せずに済むので、一人で作業することができる。さらに、取付作業を両手で行うことができるので、確実に短時間で安全な作業を行うことができる。加えて、装置20の仮置きの際に、固定ネジ穴52を利用し仮固定することで、設置部50の設置箇所に容易に支持でき、かつ、実際の取付作業での位置校正の必要を少なくでき、取付作業の効率が向上する。
【0017】
以下、設置用治具10を用いて設置部50へ装置20を取り付ける動作を説明する。図3は、実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図である。図4は、実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す側方断面図である。
【0018】
まず、図3(a)および図4(a)のように、設置部50の設置面51にある固定ネジ穴52に、装置20を取り付ける際に使用するボルト31を嵌合しておく。そして、その2つのボルト31と、設置用治具10の係合溝12の溝開口部12aを対向させ、ボルト31を係合溝12の内部を滑らすようにして、ボルト31を溝開口部12d、溝縦部12c、溝横部12b、と移動させる。このとき、ボルト31が溝横部12bに引っ掛かるので、手を離した状態であっても、設置用治具10が落下するおそれがなくなる。そして、装置20を設置面51に設置しやすくするため、できるだけ設置箇所に対向する位置に設置用治具10を取り付けることが好ましく、ボルト31が溝横部12bを移動し、溝終端部12aに掛かる位置まで、設置用治具10をスライドさせておく(図3(b)および図4(b)参照のこと)。
【0019】
次に、図3(c)および図4(c)のように、設置面51から凸となっている設置用治具10の掛持部13および爪部14に、装置20の装置押さえ22に形成された矩形孔24を通して引っ掛ける。手を離しても、装置20が設置部50から落下することがない。そして、図3(d)および図4(d)のように、装置20の、矩形孔24が形成されていない側の装置押さえ25を、設置部50の設置面51に固定していく。装置押さえ25の装置用ネジ孔26と、設置面51の固定ネジ穴52を対向させて、ボルト31で固定する。このとき、装置20の装置押さえ25と設置面51の間、また、装置押さえ25とボルト31の頭部との間に、スペーサー32を備える。そして、装置20の設置部50への仮固定を終える。
【0020】
図3(d)および図4(d)で、装置20の設置部50への仮固定を終えると、装置20の本固定作業に取りかかる。図5は、実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図および側方断面図である。図6は、実施の形態に係る設置用治具の具体的な動作の一例を示す平面図である。
【0021】
装置20は、装置20下方の装置押さえ25で、設置面51に取り付けられており、設置用治具10を外す作業を行う。例えば、図5のように、装置押さえ22の装置用ネジ孔23から先にボルト31を外し、設置部50と装置押さえ22の間に掛かっている設置用治具10を外すことができる。ボルト31を外しても、装置20の矩形孔24に、設置用治具10の掛持部13と爪部14が掛かっているので、設置用治具10が落下するおそれはなく、安全に設置用治具10を取り外す作業を行える。
【0022】
また、図6のように、先に、設置用治具10を取り外してもよい。図6(a)では、まず、設置用治具10の係合溝12内にあるボルト31が、溝終端部12aから溝横部12bへ向けて移動するように、設置用治具10を図中の黒太矢印のようにスライドさせる。そして、図6(b)にあるように、そのまま黒太矢印に沿って設置用治具10をスライドさせ、ボルト31が溝縦部12cを通り溝開口部12dから抜けるまでスライドさせると、設置用治具10を取り付けていたボルト31と治具本体部11の嵌合がなくなるので、設置用治具10の掛持部13と爪部14を装置20の矩形孔24から抜き、設置用治具10を外すことができる。その後、ボルト31を外し、設置用治具10を取り外す作業を行える。
【0023】
図5および図6で、設置用治具10の取り外し作業を行っているが、作業が容易であり、かつ、取り外した設置用治具10の落下を防止し安全であることが望まれる。そのため、設置用治具10の掛持部13の幅は、装置20の装置押さえ22の幅に間隙を設けた幅であることが好ましい。掛持部13の幅が小さいことで、装置20の矩形孔24から抜き取りが容易となるからである。設置用治具10で装置20を引っ掛けて仮置きしている間については、爪部14により矩形孔24から装置20が抜け落ちるのを防止しているので、掛持部13の幅が小さくても支障はない。また、掛持部13の幅が小さく、装置押さえ22と設置面51の間隙と同程度の幅であれば、装置20上方と設置面51の間を広げずに設置用治具10を外すことができるので、予め装置20下方側の取付を強固に行うことができるからである。装置20下方側の取付を強固にしておくことで、装置20が設置部50から落下するおそれがより低減する。
【0024】
図7は、実施の形態に係る設置用治具の動作のその他の例を示す側方断面図である。設置用治具10に厚みがあるなどして、図5および図6のように、設置用治具10の取り外し作業が行いにくい場合は、図7のように、装置20を、装置押さえ25の装置用ネジ孔26側のボルト31の締め方に少しゆとりを持たせておき、装置20上方を傾斜させ、設置面51と装置押さえ22の間を広げるようにして、設置用治具10を取り出す作業を行ってもよい。
【0025】
図7の方法で、設置用治具10を取り外す際は、装置20の装置押さえ25側の固定ネジ穴53への締め付けは、装置20を傾斜させた場合に、ボルト31が抜け落ちない範囲で緩めて取り付ける。好ましくは、設置用治具10の掛持部13の幅は、装置20の装置押さえ22の幅に間隙を設けた幅程度とし、装置20の矩形孔24から掛持部13および爪部14が外しやすくしておき、装置20を傾斜させて設置用治具10を取り外す際であっても、傾斜を小さくさせ、ボルト31、装置用ネジ孔26および固定ネジ穴53へ掛かる負担を低減させる。
【0026】
図8は、実施の形態に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図および側方断面図である。設置用治具10を取り外したら、後は、装置20を設置部50へ取り付けて完成であり、その様子を図8に示す。
【0027】
装置押さえ25側の取り付けと同様に、装置押さえ22の装置用ネジ孔23と、設置面51の固定ネジ穴52を対向させて、ボルト31で固定する。このとき、装置20の装置押さえ22と設置面51の間、また、装置押さえ22とボルト31の頭部との間に、スペーサー32を備える。そして、装置20の設置部50への設置を終える。
【0028】
図9は、実施の形態の変形例1に係る設置用治具の一例を示す概略平面図および側面図である。図10は、実施の形態の変形例1に係る設置用治具の動作の一例を示す平面図である。
【0029】
設置用治具15は、治具本体部11に係合溝12が形成されており、また、治具本体部11に凸部である掛持部13と爪部16を備える。係合溝12は、溝開口部12dから溝終端部12aに向けてL字型の形状で連通しており、順に、溝終端部12a、溝横部12b、溝縦部12c、溝開口部12dとする。
【0030】
図9および図10に示すように、設置用治具15は、装置20の下方に仮固定される。そして、装置20の下方の装置押さえ25に形成された矩形孔24と設置用治具15の掛持部13および爪部16を嵌合して、一旦、装置20を設置部50に仮置きし、その後、仮固定を行い、設置用治具15を外した後に装置20の設置部50への固定を行ってもよい。
【0031】
図11は、実施の形態の変形例2に係る設置用治具の動作の一例を示す側方断面図である。ボルト31の変わりに、ピン33で設置用治具10を設置部50に取り付けし、その後、装置20の仮固定、装置の固定を行う場合である。ピン33はボルト31より直径が小さいものを用い、設置部50の固定ネジ穴53で斜めになり固定が行われる。ボルト31を用いる場合に比べて、仮固定した後の設置用治具10を外す作業が容易に行える。
【0032】
図12は、実施の変形例3に係る設置用治具の動作の一例を示す側方断面図である。設置用治具10を取り外しせずに、そのまま、スペーサーとして機能する取付具として使用した例である。この場合、装置20の固定に使用されたままであるため汎用性はなくなるが、装置20の交換頻度が高い場合など、装置を取り付ける作業だけでなく、装置を外す作業も容易に行える。
【0033】
以上、説明したように、本発明に係る設置用治具によれば、容易に安全性を確保しながら作業できる。
【0034】
設置用治具を用いて、設置場所に装置を仮置きすることができ、装置の固定作業を両手で行えるなど、作業の安全性が向上する。また、設置場所に装置を仮置きの際、簡単に仮置きでき、かつ、確実に仮固定することができるので、装置の落下などの危険を回避でき、作業効率も向上する。さらに、仮固定した装置を本固定する際に、設置用治具を外す必要があるが、外した設置用治具の落下性を低減させ、より安全に作業をすることができる。加えて、装置の大きさなどにもよるが、複数人を要していた作業が一人でできるようになるなど、作業効率が向上する。
【0035】
また、設置用治具は汎用性のある部品であり、装置コストへの影響を低減させることができる。さらに、装置コストについても、従来の装置に備えられた取り付け押さえに、設置用治具の凸部に掛け置きする矩形孔を形成するだけでよく、容易に設置用治具を利用することができる。なお、取り付け押さえに形成する矩形孔は、装置の上部、下部を問わず、装置の形状や取付場所などにより決めることができ、対応する設置用治具を選択することができる。
【0036】
なお、設置用治具を外さずにそのまま本固定に用いてもよい。特に装置を取り替える頻度が高い場合において好ましい効果が得られ、落下の危険性を低減させ安全に取り外し作業ができ、また、取り付けられた設置用治具を利用して取り付け作業を行うことができ、作業効率が向上する。なお、取り外し作業においても、装置の大きさなどにもよるが、複数人を要していた作業が一人でできるようになるなど、作業効率が向上する。
【0037】
本実施の発明において、係合溝はL字形状の場合について説明したが、J字形状やレ字形状などであってもよく、ボルトと係合溝を嵌合し溝終端部まで設置用治具を移動させたときに係止し、設置用治具の落下を防止できればよい。
【0038】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0039】
(付記1)
装置を設置場所に取付するための、該設置場所に形成されたネジ穴と対向する位置に形成された孔部と、
前記ネジ穴に挿入されたネジを貫通させ、前記孔部を終端として係止する係合溝と、
前記設置場所の所定位置に、前記装置の一部を掛持する凸部と、
を備えることを特徴とする設置用治具。
【0040】
(付記2)
前記係合溝はL字型であることを特徴とする付記1に記載の設置用治具。
【0041】
(付記3)
前記係合溝はJ字型であることを特徴とする付記1に記載の設置用治具。
【0042】
(付記4)
前記凸部は、前記装置の掛持した状態を係止する爪部を備えることを特徴とする付記1ないし3のいずれかに記載の設置用治具。
【符号の説明】
【0043】
10、15 設置用治具
11 治具本体部
12 係合溝
12a 溝終端部(孔部)
12b 溝横部
12c 溝縦部
12d 溝開口部
13 掛持部
14、16 爪部
20 装置
21 装置本体部
22、25 装置押さえ
23、26 装置用ネジ孔
24 矩形孔
31 ボルト
32 スペーサー
33 ピン
50 設置部
51 設置面
52、53 固定ネジ穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置を設置場所に取付するための、該設置場所に形成されたネジ穴と対向する位置に形成された孔部と、
前記ネジ穴に挿入されたネジを貫通させ、前記孔部を終端として係止する係合溝と、
前記設置場所の所定位置に、前記装置の一部を掛持する凸部と、
を備えることを特徴とする設置用治具。
【請求項2】
前記係合溝はL字型であることを特徴とする請求項1に記載の設置用治具。
【請求項3】
前記係合溝はJ字型であることを特徴とする請求項1に記載の設置用治具。
【請求項4】
前記凸部は、前記装置の掛持した状態を係止する爪部を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の設置用治具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−167706(P2012−167706A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−27468(P2011−27468)
【出願日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【出願人】(390010179)埼玉日本電気株式会社 (1,228)
【Fターム(参考)】