説明

試着画像作成システム及び衣服画像データ

【課題】重ね着をした状態における試着画像を容易に作成する試着画像作成システムを提供すること。
【解決手段】写真として撮影された人体の画像を含む人体画像と、前記人体に衣服を着用させて前記写真と同一又は等価の条件の写真として撮影された衣服の画像を含む衣服画像とを合成して試着画像を作成する。衣服の画像にその周縁の一部若しくは全部に接する前記背景画像を付した画像を衣服画像として、重ね着の順に画像を逐次上書きして合成画像を作成する。インナーの画像がアウターの画像からはみ出している場合に、インナーの画像の表示/非表示を正しく処理することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服を着用、特に重ね着をした状態における試着画像を作成する試着画像作成システム及び該システムに用いられる衣服画像データに関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子商取引等において衣服を販売する際に、人物又はマネキンの画像と衣服の画像を合成した試着画像を表示し、衣服を着用した状態を購入者が把握しやすいようにすることが行われている。例えば特許文献1には人物画像と衣服画像を合成するシステムが開示されている。また、重ね着をした際に中の衣服(以下「インナー」と言う。)であるTシャツが外の衣服(以下「アウター」と言う。)であるジャンパーの間から見えるように画像を合成することも開示されている。
しかし、インナーとアウターの画像を合成する際には、以下の問題がある。インナーの画像の一部がアウターの画像からはみ出している場合がある。(1)着用時にはアウターに覆われる部分に係るインナーの画像がアウターの画像からはみ出している場合、例えばインナーがゆったりしたサイズのブラウスでありアウターがタイトなサイズのジャケットである場合。インナーの袖の部分がアウターの袖の部分よりも太くてその一部がアウターの画像からはみ出している。この場合に、アウターの画像からはみ出している部分に係るインナーの画像を表示しないようにする必要がある。(2)一方、上記ジャンパーの間から見える場合のように着用時においてもインナーが見える場合には、はみ出している部分を表示することが必要である。この2つの場合に異なる処理をする必要がある。特許文献1にはかかる処理は開示されていない。
【0003】
上記の問題への対策として、特許文献2には、マスキング画像を用いてインナーの画像の一部を消去する方法が開示されている。特許文献2の方法によれば、上記(1)の場合には正しく処理される。一方、上記(2)の場合についてインナーの画像を消去しないようにする方法としては、各々のインナーの画像ごとにユーザがマスキング画像を補正する方法が開示されている。例えばインナーがブラウスでありアウターがジャケットである場合に、袖のうちの腕の部分についてはインナーの画像を消去しつつ袖口の部分(特に人体画像と重なっていない部分)についてはインナーの画像を残すためには、ユーザによるマスキング画像の補正が必要となる。インナーの画像のうちで消去せずに表示すべき部分はアウターに依存して変化するが、かかる変化にシステムが自動的に対応するような処理は開示されていない。
以上のとおり、特に重ね着をした状態における試着画像を容易に作成する試着画像作成システムは、知られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−194613号公報
【特許文献2】特開2004−272530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする課題は、重ね着をした状態における試着画像を容易に作成する試着画像作成システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の試着画像作成システムは、
写真として撮影された人体の画像を含む人体画像と、前記人体に衣服を着用させて前記写真と同一又は等価の条件の写真として撮影された衣服の画像を含む衣服画像とを合成して試着画像を作成する試着画像作成システムであって、
前記人体画像は写真として撮影された人体の画像を背景画像の中に配したものであり、
前記衣服画像は写真として撮影された衣服の画像のみであるか又は該衣服の画像にその周縁の一部若しくは全部に接する前記背景画像を付した画像であり、
順序を定められた2つ以上の前記衣服画像を使用し、
前記人物画像から開始して、該2つ以上の衣服画像を前記順序に従って逐次に上書きして試着画像を作成する
ことを特徴とする。
【0007】
ここで、「人体」とは、試着画像において人体を表すものを言い、マネキンであっても生体の人間であってもよい。2枚以上の写真を同一又は等価の条件で撮影するためには、動きがなく固定できるので、マネキンが生体の人間よりも好ましい。
写真の撮影条件が「同一」であるとは、人体に対するカメラの位置、カメラの焦点距離、人体への光の照射等が同一であって、1の写真に他の写真の一部を重ね合わせた場合に形状及び色調の不自然な相違がなく全体として1つの写真に見えることを言う。例えば、マネキンの写真に、シャツを着せたマネキンの写真のうちのシャツの部分を重ね合わせた場合に、重ね合わせられたシャツがマネキンが着用しているように見えるものである。
「等価」であるとは、同一ではなくても画像の補正によって同一にできることを言う。画像処理技術によって、色調を補正すること、写真の2次元画像に対する数学的な座標変換を施すこと、その他の処理が可能である。これらの処理によって同一でない条件で撮影された写真の画像を同一の条件で撮影された写真の画像に補正できる。例えば、同じ角度から照射される光の強度の相違、人体に対して同じ角度であるカメラの人体との距離の相違は補正できる。
同一の条件で撮影された写真の画像はそのまま、等価の条件で撮影された写真の画像は同一になるように補正して、画像を上書きして合成した試着画像を作成することができる。特許文献2に示されたマスキング処理等の処理を行うことや、3次元データとして保持された衣服の情報に対する変形処理をせずに合成することができ、試着画像を容易に作成することができる。
【0008】
電子商取引等において試着画像を表示する際には、人体及び衣服の画像の他に背景画像を表示する。背景画像として、写真撮影を行うスタジオの風景は必ずしも最適ではない。むしろ、衣服の色彩を際立たせるような単色のものや、所定の雰囲気を醸成するもの(例えば草原の風景)が好ましい。試着画像を表示する目的に合わせて背景画像を設定できるようにする。
【0009】
重ね着をした状態における試着画像は、2つ以上の衣服画像を逐次に上書きして合成することができる。その際、インナーの画像がアウターの画像からはみ出している場合、アウターの画像にその周縁の一部若しくは全部の背景画像を付することによって、アウターの画像からはみ出している部分に係るインナーの画像には背景画像が上書きされ、インナーの画像が表示されないようになる。
【0010】
本発明の試着画像作成システムは、
前記順序は、重ね着の際に先に着用するものが先とされ、
前記衣服画像は、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆う被覆部分の周縁に接する前記背景画像を付し、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆わない開口部分の周縁に接する前記背景画像を付さないものである
ことを特徴とする。
【0011】
重ね着をした状態における試着画像を作成するには、重ね着の際に先に着用するものから順に逐次上書きしていけばよい。アウターの画像がインナーの画像に上書きされる。
インナーの画像がアウターの画像からはみ出している場合にはアウターの画像に付された背景画像によってインナーの画像が表示されないようになるが、上述のとおりインナーの画像を表示すべき場合もある。インナーの画像を表示すべきでない被覆部分には背景画像を付し、インナーの画像を表示すべき開口部分には背景画像を付さないことにより、インナーの画像の表示/非表示の双方に対応できる。
【0012】
本発明の試着画像作成システムは、
前記2つ以上の衣服画像は、衣服がブラウス又はシャツであるインナー衣服画像と衣服がジャケット又はカーディガンであるアウター衣服画像とを少なくとも含み、
前記順序は前記インナー衣服画像が前記アウター衣服画像よりも先とされ、
前記アウター衣服画像は、ジャケット又はカーディガンの襟元、袖口及び裾の部分が開口部分である
ことを特徴とする。
【0013】
ブラウス又はシャツであるインナーとジャケット又はカーディガンであるアウターとの組合せは、重ね着の試着画像として頻繁に用いられる。
その際、ジャケット又はカーディガンの襟元、袖口及び裾の部分が開口部分となる。実際に着用した際に、これらの部分からはみ出したインナーが見えるからである。これに対し、ジャケット又はカーディガンの胴体、腕の部分は、実際に着用した際にこれらの部分からインナーがはみ出さないので、被覆部分となる。
なお、インナー衣服画像及びアウター衣服画像に加えて、他の衣服画像を用いることもできる。例えば、インナーとしてのシャツ及びアウターとしてのジャケットにネクタイの画像を加えることができる。
【0014】
本発明の試着画像作成システムは、
前記2つ以上の衣服画像は、衣服がブラウス又はシャツであるインナー衣服画像と衣服がスカート又はスラックスであるボトムス衣服画像とを少なくとも含み、
前記順序は、前記インナー衣服画像が前記ボトムス衣服画像よりも先とされ、
前記ボトムス衣服画像は、腰の部分が開口部分である
ことを特徴とする。
【0015】
インナーとアウターの組合せの他に、インナーとボトムス(スカート又はスラックス)の組合せも重ね着の試着画像として頻繁に用いられる。この場合、ボトムスの腰の部分は、その上方のインナーが見えるので、開口部分とする。
【0016】
本発明の試着画像作成システムは、
前記2つ以上の衣服画像は、衣服がブラウス又はシャツであるインナー衣服画像、衣服がスカート又はスラックスであるボトムス衣服画像及び衣服がジャケット又はカーディガンであるアウター衣服画像であり、
前記順序は、前記インナー衣服画像、前記ボトムス衣服画像、前記アウター衣服画像の順であり、
前記ボトムス衣服画像は、腰の部分が開口部分であり、
前記アウター衣服画像は、ジャケット又はカーディガンの襟元、袖口及び裾の部分が開口部分である
ことを特徴とする。
【0017】
インナー、アウター、ボトムスの3つの衣服の組合せも重ね着の試着画像として頻繁に用いられる。この場合、重ね着の順序は、インナー、ボトムス、アウターの順となる。
【0018】
本発明の試着画像作成システムは、
前記背景画像は、単色かつ無模様である
ことを特徴とする。
【0019】
単色かつ無模様の背景画像は、衣服の色彩及び模様を際立たせるために有効である。
また、背景画像のデータがなくても衣服の画像に背景画像を付することができ、衣服画像を容易に作成できる。
なお、単色の背景画像であるので、背景画像の色彩を固定せずに、衣服の色彩に合わせて背景画像の色彩を設定した試着画像を作成することも容易にできる。
【0020】
本発明の衣服画像データは、
人体に衣服を着用させて同一又は等価の条件で撮影された衣服の画像を含む衣服画像の集合であって、2つ以上の衣服画像を含み、
前記衣服画像は、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆う部分の被覆周縁に接する前記背景画像を付し、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆わない開口部分の周縁に接する前記背景画像を付さないものである
ことを特徴とする。
【0021】
衣服画像データは、本発明の試着画像作成システムに使用されるものである。
また、人体に対するカメラの位置(距離及び画角)を種々に変化させた衣服画像を集合に含み、カメラの位置毎の衣服画像を使い分けて、本発明の試着画像作成システムを種々に変化させた人体に対するカメラの位置について活用することができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の試着画像作成システムは、インナーの画像がアウターの画像からはみ出している場合にインナーの画像を表示するか否かを正しく処理しつつ、重ね着をした状態における試着画像を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】図1は、衣服を販売する電子商取引システムにおいてユーザに試着画像を表示させる画面の例を示す図である。
【図2】図2は、衣服画像の例を示す図である。
【図3】図3は、衣服画像の関係を示す図である。
【図4】図4は、試着画像を作成する手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、インナーとしてのブラウス、ボトムスとしてのスカート及びアウターとしてのジャケットを使用する実施例を示す。他の衣服の組合せ(ブラウスとジャケットのみにする、ワイシャツ、ネクタイ及び上着にする等)においても試着画像作成システムの動作は同様であり、同様の効果を得ることができる。
【実施例1】
【0025】
図1は、衣服を販売する電子商取引システムにおいてユーザに試着画像を表示させる画面の例を示す図である。
試着画像表示域11に試着画像が表示される。試着画像は、図において模様で示す背景画像を含む。本実施例では、背景画像は薄い色の単色とする。
インナー選択域12では、図において四角形で示す中にインナーの画像が表示される。ユーザは、画像を選択(例えばマウスでクリック)して、選択したインナーを試着画像に含ませることができる。ボトムス選択域13及びアウター選択域14も、インナー選択域12と同様に作用する。
【0026】
図2は、衣服画像の例を示す図である。
(A)は、インナー衣服画像2を示す。インナー衣服画像2は、その周縁に接する背景画像が付されていない。
(B)は、ボトムス衣服画像3を示す。ボトムス衣服画像3は、その左右の部分に周縁に接する背景画像31が付されているが、腰の部分の周縁に接する(腰の部分の上側の)背景画像は付されていない。
(C)は、アウター衣服画像4を示す。アウター衣服画像4は、その胴、肩及び腕の部分の周縁に接する背景画像41が付されているが、襟元、袖口及び裾の部分の周縁に接する背景画像は付されていない。
【0027】
図3は、衣服画像の関係を示す図である。
( A)は、インナー衣服画像2とアウター衣服画像4(ただし、背景画像41を除去したものである。)とを重ね合わせた図である。X及びYで示した部分において、インナー衣服画像2がアウター衣服画像4からはみ出している。Xは試着画像において表示すべきでない部分、Yは試着画像において表示すべき部分を示す。
(B)は、背景画像41の付された領域を示したものである。Xで示した部分は背景画像41の付された領域内にあり、Yで示した部分は背景画像41の付されていない領域にある。したがって、背景画像41の付されたアウター衣服画像4をインナー衣服画像2に上書きすると、Xで示した部分は背景画像41が上書きされて表示されず、Yで示した部分のみが表示される。
【0028】
図4は、試着画像を作成する手順を示す図である。
人体画像に、インナー衣服画像2、ボトムス衣服画像3及びアウター衣服画像4をこの順に上書きする。(A)は人体画像、(B)は人体画像にインナー衣服画像2を上書きした画像を示す図である。ここで、上書きは、人体画像を、インナー衣服画像2(背景のない衣服のみの画像)に、それを撮影した写真における衣服の座標に基づいて定められる位置において更新するものである。インナー衣服画像2は、背景のない画像であるので、人体画像よりも小さい。人体画像のうちのインナー衣服画像2の存在しない領域は更新されない。後述するボトムス衣服画像3及びアウター衣服画像4の上書きも同様である。
(C)は、さらにボトムス衣服画像3を上書きした画像を示す図である。ボトムス衣服画像3は腰の部分の周縁に接する背景画像が付されていないので、腰の部分においてインナーとボトムスがつながった画像となる。
(D)は、さらにアウター衣服画像4を上書きした画像を示す図である。この画像においてインナー衣服画像2のどの部分が表示されるかについては上述のとおりである。この画像が正しい試着画像となる。図1において試着画像表示域11にはこの画像が表示される。
【0029】
本実施例では、背景画像を白色の単色としたが、風景等の画像としてもよい。それぞれの衣服画像に付された背景画像はそれが表示される座標が固定されているので、単色の一様な背景画像でない場合であっても、最初に人物画像に含まれた背景画像と一致するものとすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
インナーの画像がアウターの画像からはみ出している場合にインナーの画像を表示するか否かを正しく処理しつつ、重ね着をした状態における試着画像を容易に作成することができる試着画像作成システム及びそれに用いられる衣服画像データであり、衣服を販売する電子商取引システムにおける活用が期待できる。
【符号の説明】
【0031】
1 試着画像表示画面
2 インナー衣服画像
3 ボトムス衣服画像
4 アウター衣服画像
41 背景画像


【特許請求の範囲】
【請求項1】
写真として撮影された人体の画像を含む人体画像と、前記人体に衣服を着用させて前記写真と同一又は等価の条件の写真として撮影された衣服の画像を含む衣服画像とを合成して試着画像を作成する試着画像作成システムであって、
前記人体画像は背景画像の中に写真として撮影された人体の画像を配したものであり、
前記衣服画像は写真として撮影された衣服の画像のみであるか又は該衣服の画像にその周縁の一部若しくは全部に接する前記背景画像を付した画像であり、
順序を定められた2つ以上の前記衣服画像を使用し、
前記人物画像から開始して、該2つ以上の衣服画像を前記順序に従って逐次に上書きして試着画像を作成する
ことを特徴とする、試着画像作成システム。
【請求項2】
前記順序は、重ね着の際に先に着用するものが先とされ、
前記衣服画像は、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆う被覆部分の周縁に接する前記背景画像を付し、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆わない開口部分の周縁に接する前記背景画像を付さないものである
ことを特徴とする、請求項1に記載の試着画像作成システム。
【請求項3】
前記2つ以上の衣服画像は、衣服がブラウス又はシャツであるインナー衣服画像と衣服がジャケット又はカーディガンであるアウター衣服画像とを少なくとも含み、
前記順序は前記インナー衣服画像が前記アウター衣服画像よりも先とされ、
前記アウター衣服画像は、ジャケット又はカーディガンの襟元、袖口及び裾の部分が開口部分である
ことを特徴とする、請求項2に記載の試着画像作成システム。
【請求項4】
前記2つ以上の衣服画像は、衣服がブラウス又はシャツであるインナー衣服画像と衣服がスカート又はスラックスであるボトムス衣服画像とを少なくとも含み、
前記順序は、前記インナー衣服画像が前記ボトムス衣服画像よりも先とされ、
前記ボトムス衣服画像は、腰の部分が開口部分である
ことを特徴とする、請求項2に記載の試着画像作成システム。
【請求項5】
前記2つ以上の衣服画像は、衣服がブラウス又はシャツであるインナー衣服画像、衣服がスカート又はスラックスであるボトムス衣服画像及び衣服がジャケット又はカーディガンであるアウター衣服画像であり、
前記順序は、前記インナー衣服画像、前記ボトムス衣服画像、前記アウター衣服画像の順であり、
前記ボトムス衣服画像は、腰の部分が開口部分であり、
前記アウター衣服画像は、ジャケット又はカーディガンの襟元、袖口及び裾の部分が開口部分である
ことを特徴とする、請求項3又は4に記載の試着画像作成システム。
【請求項6】
前記背景画像は、単色かつ無模様である
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の試着画像作成システム。
【請求項7】
人体に衣服を着用させて同一又は等価の条件で撮影された衣服の画像を含む衣服画像の集合であって、2つ以上の衣服画像を含み、
前記衣服画像は、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆う部分の被覆周縁に接する前記背景画像を付し、その画像の衣服が重ね着の際に下側の衣服を覆わない開口部分の周縁に接する前記背景画像を付さないものである
ことを特徴とする、衣服画像データ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−84171(P2013−84171A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−224566(P2011−224566)
【出願日】平成23年10月12日(2011.10.12)
【出願人】(511246038)
【出願人】(511246234)
【Fターム(参考)】