説明

試験センサを保持し且つ分与するカートリッジ

【課題】
【解決手段】カートリッジ10は、複数の試験センサ12と、ハウジング30と、窓部56とを備えている。複数の試験センサは、流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用し得るようにされている。複数の試験センサは、積層した位置にある。ハウジングは、内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部48とを有している。ハウジングは、ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされている。窓部は、ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設されている。窓部は、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する。カートリッジは、複数の試験センサを同時に1つずつセンサ−分与開口部から分与し得るようにされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全体として、流体試料中の分析物質を測定するときに使用される試験センサ、より具体的には、複数の試験センサを保持し且つ分与するカートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
流体試料(例えば、血液)を迅速に取得して且つその試料の分析物質(例えば、グルコース)の濃度を測定することがしばしば必要とされる。血液試料を取得する必要性の一例は、ユーザがユーザの血糖レベルを監視するため、このシステムを頻繁に使用しなければならない血糖監視システムに関するものである。ユーザは、頻繁に自己試験しなければならないため、血糖監視システムの製造メーカは、ユーザの試験過程を簡略化することに不断に努力している。
【0003】
血液試料を取得し且つグルコースレベルを測定するため、その試料を分析する1つの方法は、突き刺し(lancing)装置及び血液採取装置によるものである。血液試料を取得するとき、例えば、突き刺し装置を使用して指先から一滴の血液を取得し、また、血液は試験センサを使用して採取される。次に、その血液を計測器又は測定器によって分析し、電気化学的又は光学系分析方法を使用して血液中のグルコース濃度を測定する。電気化学的試験センサは、血液中のグルコースと反応してユーザの血糖濃度に直接比例する酸化電流を電気化学的バイオセンサ内に配設された電極に発生させる設計とされた試薬を有する。光学系試験センサは、ユーザの血糖濃度レベルを示す比色分析反応を生じさせ、その後、計測器内に組み込まれた分光計によって読み取られる設計とされた試薬を有する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これらの試験センサは、試験センサを同時に1つずつ分与するカートリッジ内に格納することができる。かかるカートリッジの1つの不利益な点は、ユーザがカートリッジ内に残る試験センサの数を判断する能力の点である。ユーザが残る試験センサの数を判断することができる一方にて、ユーザが使用しやすいカートリッジとすることが望ましいであろう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
1つの実施の形態に従い、カートリッジは、複数の試験センサと、ハウジングと、窓部とを備えている。複数の試験センサは、流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用し得るようにされている。複数の試験センサは、積層した位置にある。ハウジングは、内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有している。ハウジングは、ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされている。窓部は、ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設されている。窓部は、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する。カートリッジは、複数の試験センサを同時に1つずつセンサ−分与開口部から分与し得るようにされている。
【0006】
別の実施の形態に従い、カートリッジは、複数の試験センサと、ハウジングと、窓部とを備えている。複数の試験センサは、流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用し得るようにされている。複数の試験センサは、積層した位置にある。複数の試験センサの各々は流体を受け入れる領域を有する。該流体を受け入れる領域は試薬を含む。ハウジングは、内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有している。ハウジングは、複数の試験センサをハウジングの内部に保持し得るようにされている。該窓部は、ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設され、また、試薬の露出を最小にし得るような位置に配置されている。窓部は、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する。カートリッジは、複数の試験センサを同時に1つずつ分与し得るようにされている。
【0007】
1つの方法に従い、複数の試験センサと、ハウジングと、窓部とを保持するカートリッジが提供される。複数の試験センサは、流体試料の分析物質を測定するときに使用し得るようにされている。複数の試験センサは、積層した位置にある。ハウジングは、内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有している。ハウジングは、複数の試験センサをハウジングの内部に保持し得るようにされている。窓部は、ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設されている。ハウジングの内部に残る試験センサの数は、窓部を介して視覚的に判断される。
【0008】
本発明は、色々な改変例及び代替的な形態が具体化可能であるが、特定の実施の形態を単に一例として図面に示し、これについて詳細に説明する。しかし、本発明は、開示された特定の形態にのみ限定されることを意図するものではないことを理解すべきである。本発明は、本発明の精神及び範囲に属する全ての改変例、等価物及び代替例を包含するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図面、最初に図1aを参照すると、本発明の1つの実施の形態に従って複数の試験センサ12を保持し且つ分与するカートリッジ10が示されている。該カートリッジは、分析物質の濃度の測定を助けるセンサ−分与計測器と共に配置し得るようにすることができる。かかる実施の形態において、カートリッジ10は、典型的に、全ての試験センサ12が使用されたならば、センサ−分与計測器から除去(且つ、処分)される。次に、計測器内に使用済みのカートリッジ10に代えて未使用の複数の試験センサを有する第二のカートリッジを配置する。
【0010】
全体として、試験センサ12は、試料の分析物質の濃度を測定するとき使用すべく需要に応じた形態にて同時に1つずつカートリッジ10から分与される。複数の試験センサ12は、電気化学的又は光学系とすることができる。
【0011】
1つの実施の形態に従い、試験センサ12の1つが図1b、図1cに示されている。図1b、図1cには、毛管チャネル14と、蓋16と、複数の電極18、20、22とを含む試験センサ12が示されている。複数の電極は、相手方電極18と、検出電極20と、作用(測定)電極22とを有している。図1cに示すように、試験センサ12は、試薬を保持する流体受け入れ領域24を有している。試薬及び試験センサにおける電極を有する流体受け入れ領域24の作用は、当該技術の当業者に既知であり、このため、更に詳細には説明しない。その作用を含む電気化学的試験センサの例は、例えば、2001/0042683号として公告された米国特許出願明細書及び欧州特許明細書1152239号に見ることができる。その他の電気化学的試験センサが採用可能であると考えられる。光学試験センサの例は、米国特許明細書5,194,393号に記載されている。光学試験センサのその他の例が使用可能であると考えられる。
【0012】
複数の試験センサ12は、流体試料中の分析物質の濃度を測定するときに使用される。例えば、全血試料中のグルコースを測定することができる。その他の実施の形態において、その他の分析物質の濃度又は存在を測定するため、複数の試験センサ12を使用することができる。一部の分析物質は、グルコース、脂質プロフィール(lipid profile)(例えば、コレステロール、トリグリセリド、LDL及びHLD)、微量アルブミン、ヘモグロビン、AlC、フルクト−ス、乳酸塩又はビリルビンを含むことができる。しかし、本発明は、これら特定の分析物質の測定のみに限定されず、その他の分析物質の濃度を測定することができると考えられる。分析物質は、例えば、全血試料、血清試料、血漿試料又はISF(間質液)及び尿のようなその他の体液内にあるものとすることができる。
【0013】
カートリッジ10は、その内部にて複数の試験センサ12がプラットフォーム32の上に積層されたハウジング30を備えている。プラットフォーム32は、ハウジング30の内側底面36とプラットフォーム32との間に配設されたばね34のような弾性部材により上方に偏倚されている(図1aの矢印Aの方向に見たとき)。上方に偏倚されたプラットフォーム32は、試験センサ12の積層体をハウジングの内側頂面38に向けて押し、最上方試験センサ12aをハウジング30のセンサ−排出開口部又はスロット40と整合させる。図面にてプラットフォーム32を一層良く示すため、プラットフォーム32は、プラットフォーム32をその上に積層された複数の試験センサ12から一層良く識別し得るようクロスハッチで示されている。
【0014】
試験センサ12をカートリッジ10から分与するため、1つの実施の形態に従ってプランジャ42を押し込む。該プランジャ42は、最上方試験センサ12aを図1aに示すように、開口部40に向けて押す。試験センサ12が分与された後、ばね44は、プランジャ42をその当初の位置(図示しないが、図1aに見て左側)に動かし、ばね44がプラットフォーム32を押す一方、試験センサ12の積層体を上方に押すことを許容する。この時点にてプランジャ42を押せば、新たな試験センサ12が分与される。
【0015】
本発明の代替的な実施の形態において、試験センサ12をカートリッジ10から分与するためその他の機構を使用することができる。例えば、前進させたとき、カートリッジの頂部に沿って配設される摺動機構を使用して最上方試験センサと係合し且つ該試験センサを分与することができる。
【0016】
図1aの複数の試験センサ12は、カートリッジ10内に配設された乾燥剤材料46と連通している。乾燥剤材料46は、カートリッジ10の内部を適宜な湿度レベルに維持して、試験センサ12内に配設された任意の試薬材料が使用される前、悪影響を受けないようにする。乾燥剤材料46は、小さいバッグ、円形の材料ビード、熱溶融型、成型形状体又は複数の試験センサ12と連通可能である任意のその他の形態とすることができる。
【0017】
図1に示した乾燥剤材料46は、カートリッジ10の底部に向けて配設される一方、乾燥剤材料は、カートリッジの任意の実際的な箇所に配設することができる。カートリッジ10内に配置された乾燥剤材料46の量は、カートリッジ10の内部を乾燥状態に維持するのに必要な量に依存する。カートリッジ内にて使用可能である市販の乾燥剤材料の1つの型式は、粉体、ペレット及びビードの形態にて入手可能である、ニューヨーク州、バッファローのマルチソーブ・テクノロジー・インク(Multisorb Technologies Inc.)からの13X合成分子ふるいである。
【0018】
また、図2a及び図2bを参照すると、カートリッジ10は、下方部材48aと、上方部材48bとを有するシール48を備えている。上方部材48a及び下方部材48bは、試験センサ12を図示するように、シール48を通して分与することを許容する、ゴムのような弾性的、湿気不透過性材料にて形成することができる。シール48は、湿気がカートリッジ10に入り、試験センサ12内の試薬に悪影響を与えるのを防止し又は阻止するのを助ける。同様に、図1aのプランジャ42とハウジング30との間の境界面は密封することができる。本発明の代替的な実施の形態にて、図示したシール48以外のその他の型式のシールが使用可能である。
【0019】
次に、図3を参照すると、本発明の1つの実施の形態に従ったカートリッジ10が示されている。カートリッジ10のハウジング30は、窓部56を形成する側壁54と、対向する側壁58とを有している。図示した実施の形態において、窓部56は、プラットフォーム32が試験センサ12の積層体を押す方向に対しほぼ平行に配設されている。換言すれば、窓部56の長手方向軸線又は高さH1は、積層した試験センサ12が押される方向(図3の矢印Bの方向)に対しほぼ平行である。
【0020】
窓部56は、ユーザがカートリッジ10内に配設された試験センサ12内の積層体を識別することを許容し得るよう十分に光学的に透明な材料にて出来ている。窓部56は、ユーザがカートリッジ10内に残る試験センサ12の数を迅速に判断することをほぼ許容する。本発明の代替的な実施の形態において、窓部56は、カートリッジ10の1つ又はより多くの側部に配置し、ユーザに対し残る試験センサ12の数を判断するためより視覚的なアクセス可能性を提供する。
【0021】
別の実施の形態に従い、図4のカートリッジ70は、窓部74を形成する側壁72を有している。側壁72は、窓部74に隣接する数値目盛り76を有している。数値目盛り76に対するプラットフォーム32の位置は、ユーザに対しカートリッジ70内に残る試験センサ12の数を知らせる。数値目盛り76は、カートリッジ70内に残る試験センサ12の数が20又はより少ないことを示すため、20の位置(すなわち20−0)を含む。数値目盛りは、図4に示した位置よりも多くの位置を含むことが可能であると考えられる。図示した実施の形態において、プラットフォーム32は、目盛り76の番号「10」と整合されており、このことは、10個の試験センサ12がカートリッジ70内に残っていることを示す。本発明の代替的な実施の形態において、プラットフォーム32は、試験センサ12と異なる色にて着色し、ユーザがカートリッジ70を視覚的に検査するとき、プラットフォーム32をより容易に感知することを許容し、残る試験センサ12の数を判断することができるようにする。例えば、プラットフォーム32は、明色(例えば、赤、黄色、オレンジ等)にて着色し、カートリッジ70のユーザがプラットフォームを容易に感知することを許容するようにすることができる。
【0022】
図5には、窓部94を形成する側壁92を含むカートリッジ90が示されている。窓部94は、隣接する数値目盛り98における主要な番号(例えば、0、5、10、15、20)に相応する、窓部94から外方に伸びる複数のストリップ−カウント窓部96を有する。図5に示すように、ストリップ−カウント窓部96は、長さL1の窓部94の他のものよりも長い長さL2を有する。窓部94は、プラットフォームが試験センサ12の積層体を押す方向(図5にて矢印Cの方向)に対しほぼ平行である長手方向軸線又は高さH2を有する。ストリップ−カウント窓部96を配設する間隔は、本発明の代替的な実施の形態にて変更することができる。図示した実施の形態において、ストリップ−カウント窓部96は、数値目盛り98にて5つの間隔を隔てて配置されている。ストリップ−カウント窓部96の各々がカートリッジ90のユーザがプラットフォーム32をより容易に視認することを許容する増大した視認領域を提供する。ストリップ−カウント窓部96は、本発明の代替的な実施の形態において、長さ及び高さが変更可能である。図示した実施の形態において、ストリップ−カウント窓部96は、プラットフォーム32が試験センサ12の積層体を押す方向(図5にて矢印Cの方向)に対しほぼ垂直に配設されている。例えば、本発明の1つの実施の形態において、ストリップ−カウント窓部96の各々は、プラットフォーム32の厚さに相応する高さを有する。
【0023】
図6には、カートリッジの更なる実施の形態(カートリッジ110)が示されている。カートリッジ110は、窓部114を形成する側壁112を有する。図5に示したものと同様に、図6の窓部114は、隣接する数値目盛り118における主要な番号に相応する、複数のストリップ−カウント窓部116を有している。ストリップ−カウント窓部116は、数値目盛り118における番号が小さくなるに伴い、長さが増す各ストリップ窓部116にて目盛りが付されている。代替的な実施の形態において、ストリップ−カウント窓部の各々は、数値目盛りにおける番号が小さくなるのに伴い、各ストリップ−カウント窓部の長さが短くなるよう目盛りを付すことができる。
【0024】
試験センサ12、特に、その内部に保持された試薬が有害な光に露出されるのを制限するため、上述した窓部は異なる材料にて出来たものとすることができる。例えば、窓部は、半透明材料、光学的透明材料、有色材料又はそれらの組み合わせで出来たものとすることができる。例えば、窓部は、高エネルギ青色光又は紫外線光からの有害な放射線に対する試験センサの露出を制限する黄色の重合系材料にて出来たものとすることができる。窓部は、アクリル系又はポリカーボネートのような重合系材料にて出来たものとすることも考えられる。
【0025】
窓部は、複数の試験センサ12内の試薬(あるならば)に到達し且つ影響を与えるより高エネルギの光を妨害する色変化する顔料を含むこともできる。窓部は、有害な光に対する試薬の露出を最小にし得るよう試薬から離れた位置に配置することが望ましい。
【0026】
上述した光学的性質に加えて、窓部は、カートリッジ内への湿気の導入を防止し又は阻止し得るようハウジングに対して密封する(例えば、密閉的に密封する)ことができる。更に、窓部は、湿気に対する十分な障壁を提供する材料にて出来たものとすることができる。かかる材料は、例えば、ガラス及び重合系材料を含む。
【0027】
窓部は、試薬を保持する試験センサの部分から離れた位置に配置することができる。例えば、図1b、図1cを再度参照すると、試薬を有する流体受け入れ領域24は、試験センサ12の前端26に向けた位置に配設される。図3を参照すると、試験センサ12の前端26は、側壁58に最も近い位置に配置することができる一方、試験センサ12の後端26は窓部56が形成された側壁54に最も近い位置に配置される。これと代替的に、窓部は、試験センサの試薬部分から変位させ、試薬部分が直接的な光の露光を受けないようにしてもよい。
【0028】
実施の形態A
カートリッジにおいて、
流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用し得るようにされ、積層した位置にある複数の試験センサと、
内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有するハウジングであって、該ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされた上記ハウジングと、
ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設された窓部であって、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する上記窓部と、を備え、
複数の試験センサを同時に1つずつセンサ−分与開口部から分与し得るようにされたカートリッジである。
実施の形態B
複数の試験センサは電気化学的試験センサである、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態C
ハウジングがハウジングの内部への湿気の導入を阻止し得るよう密封された、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態D
ハウジングは、閉塞位置と開放位置との間を動き得るようにされた第一のシールと、第二のシールとを有し、第一及び第二のシールの開放位置は、試験センサがカートリッジから出るのを許容する、実施の形態Cのカートリッジである。
実施の形態E
ハウジング内に配設された乾燥剤材料を更に備える、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態F
少なくとも1つの壁に数値目盛りを更に備え、数値目盛りは窓部に隣接する位置に配設される、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態G
その上に複数の試験センサが積層されるハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、数値目盛りに対するプラットフォームの位置は、ハウジングの内部に残る試験センサの数を示す、実施の形態Fのカートリッジである。
実施の形態H
プラットフォームはその上に積層された複数の試験センサを第一の方向に向けて押すよう偏倚され、窓部の長手方向軸線は、第一の方向に対しほぼ平行である、実施の形態Gのカートリッジである。
実施の形態I
プラットフォームは第一の色をしており、複数の試験センサは第二の色をしている、実施の形態Gのカートリッジである。
実施の形態J
窓部は複数のストリップ−カウント窓部を有する、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態K
その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に押すように偏倚され、複数のストリップ−カウント窓部は、第一の方向に対しほぼ垂直な第二の方向に向けて形成される、実施の形態Jのカートリッジである。
実施の形態L
複数のストリップ−カウント窓部は少なくとも2つの異なる長さを有する、実施の形態Kのカートリッジである。
実施の形態M
複数の試験センサの高さはプラットフォームの高さと同一である、実施の形態Kのカートリッジである。
実施の形態N
窓部は有色材料にて出来ている、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態O
窓部は半透明材料にて出来ている、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態P
分析物質はグルコースであり、流体試料は血液である、実施の形態Aのカートリッジである。
実施の形態Q
カートリッジであって、
流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用しえるようにされた複数の試験センサであって、積層した位置にあり、該複数の試験センサの各々は、試薬を含む流体受け入れ領域を有する上記複数の試験センサと、
内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有するハウジングであって、該ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされた上記ハウジングと、
ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設された窓部であって、試薬の露出を最小にし得る位置に配置され、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する上記窓部と、を備え、
複数の試験センサを同時に1つずつ分与し得るようにされたカートリッジである。
実施の形態R
複数の試験センサは、電気化学的試験センサである、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態S
ハウジングは、ハウジングの内部への湿気の導入を阻止し得るよう密封された、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態T
ハウジングは、閉塞位置と開放位置との間を動き得るようにされた第一のシールと、第二のシールとを有し、第一及び第二のシールの開放位置は、試験センサがカートリッジから出るのを許容する、実施の形態Sのカートリッジである。
実施の形態U
ハウジング内に配設された乾燥剤材料を更に備える、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態V
少なくとも1つの壁に数値目盛りを更に備え、数値目盛りは窓部に隣接する位置に配設される、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態W
その上に複数の試験センサが積層されるハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、数値目盛りに対するプラットフォームの位置は、ハウジングの内部に残る試験センサの数を示す、実施の形態Vのカートリッジである。
実施の形態X
プラットフォームはその上に積層された複数の試験センサを第一の方向に向けて押すよう偏倚され、窓部の長手方向軸線は、第一の方向に対しほぼ平行である、実施の形態Wのカートリッジである。
実施の形態Y
プラットフォームは第一の色をしており、複数の試験センサは第二の色をしている、実施の形態Wのカートリッジである。
実施の形態Z
窓部は複数のストリップ−カウント窓部を有する、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態AA
その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に押すように偏倚され、複数のストリップ−カウント窓部は、第一の方向に対しほぼ垂直な第二の方向に向けて形成される、実施の形態Zのカートリッジである。
実施の形態BB
複数のストリップ−カウント窓部は、少なくとも2つの異なる長さを有する、実施の形態Zのカートリッジである。
実施の形態CC
複数の試験センサの高さは、プラットフォームの高さと同一である、実施の形態Zのカートリッジである。
実施の形態DD
窓部は有色材料にて出来ている、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態EE
窓部は半透明材料にて出来ている、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態FF
分析物質はグルコースであり、流体試料は血液である、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態GG
窓部は試薬を含む流体受け入れ領域に対向した位置に配置される、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態HH
窓部は試薬を含む流体受け入れ領域から変位される、実施の形態Qのカートリッジである。
実施の形態II
カートリッジを使用する方法であって、
複数の試験センサと、ハウジングと、窓部とを保持するカートリッジであって、複数の試験センサは流体試料の分析物質を測定するときに使用し得るようにされ、複数の試験センサは積層した位置にあり、ハウジングは、内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有し、ハウジングはハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされ、窓部はハウジングの少なくとも1つの壁内に配設される、上記カートリッジを提供するステップと、
ハウジングの内部に残る試験センサの数を窓部を介して視覚的に判断するステップと、を備えるカートリッジを使用する方法である。
実施の形態JJ
複数の試験センサの1つをカートリッジからセンサ−排出開口部を介して分与するステップを更に備える、実施の形態IIの方法である。
実施の形態KK
判断するステップは、視認した試験センサをカートリッジ上に配設された数値目盛りと比較するステップを含む、実施の形態IIの方法である。
実施の形態LL
複数の試験センサの各々は、流体を受け入れ領域を含み、該流体受け入れ領域は試薬を含み、窓部は、試薬の露出を最小にし得る位置に配置される、実施の形態IIの方法である。
実施の形態MM
窓部は、試薬を含む流体を受け入れる領域に対向した位置に配置される、実施の形態LLの方法である。
実施の形態NN
窓部は、試薬を含む流体の受け入れ領域から変位される、実施の形態LLの方法である。
実施の形態OO
カートリッジは、少なくとも1つの壁に数値目盛りを更に備え、数値目盛りは、窓部に隣接する位置に配設される、実施の形態IIの方法である。
実施の形態PP
カートリッジは、その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、数値目盛りに対するプラットフォームの位置は、ハウジングの内部に残る試験センサの数を示す、実施の形態OOの方法である。
実施の形態QQ
プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に向けて押すように偏倚され、窓部の長手方向軸線は、第一の方向に対しほぼ平行である、実施の形態PPの方法である。
実施の形態RR
プラットフォームは第一の色をしており、複数の試験センサは第二の色をしている、実施の形態PPの方法である。
実施の形態SS
窓部は、複数のストリップ−カウント窓部を有する、実施の形態IIの方法である。
実施の形態TT
カートリッジは、その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に押すように偏倚され、複数のストリップ−カウント窓部は、第一の方向に対しほぼ垂直な第二の方向に向けて形成される、実施の形態SSの方法である。
実施の形態UU
複数のストリップ−カウント窓部は、少なくとも2つの異なる長さを有する、実施の形態TTの方法である。
実施の形態VV
複数の試験センサの高さは、プラットフォームの高さと同一である、実施の形態IIの方法である。
実施の形態WW
窓部は有色材料にて出来ている、実施の形態IIの方法である。
実施の形態XX
窓部は半透明材料にて出来ている、実施の形態IIの方法である。
実施の形態YY
分析物質はグルコースであり、流体試料は血液である、実施の形態IIの方法である。
本発明は、色々な改変例及び代替的な形態にて具体化可能であるが、その特定の実施の形態を単に一例として図面に示し、それについて本明細書にて詳細に説明した。しかし、これは、本発明を開示された特定の形態に限定することを意図するものではなく、これに反して、本発明は、本発明の精神及び範囲に属する全ての改変例、等価物及び代替例を包含することを意図するものであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】1aは、本発明の1つの実施の形態に従ったカートリッジの内部を示すべくその一部を除去した、試験−センサカートリッジの側面図である。1bは、1つの実施の形態に従った蓋を有する試験センサの図である。1cは、蓋無しの図1bの試験センサの図である。
【図2】2aは、本発明の1つの実施の形態に従った閉塞位置にあるシールを有する試験−センサカートリッジの側面図である。2bは、貫通して伸びる試験センサを有する開放位置にあるシールを備える、図2aの試験−センサカートリッジの側面図である。
【図3】本発明の1つの実施の形態に従った試験−センサカートリッジの斜視図である。
【図4】本発明の別の実施の形態に従った試験−センサカートリッジの側壁の側面図である。
【図5】本発明の更なる実施の形態に従った試験−センサカートリッジの側壁の側面図である。
【図6】本発明の更に別の実施の形態に従った試験−センサカートリッジの側壁の側面図である。
【図1a】

【図1b】

【図1c】

【図2a】

【図2b】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
カートリッジにおいて、
流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用し得るようにされ、積層した位置にある複数の試験センサと、
内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有するハウジングであって、該ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされた前記ハウジングと、
ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設された窓部であって、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する前記窓部と、を備え、
複数の試験センサを同時に1つずつセンサ−分与開口部から分与し得るようにされたカートリッジ。
【請求項2】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、複数の試験センサは、電気化学的試験センサである、カートリッジ。
【請求項3】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、ハウジングは、ハウジングの内部への湿気の導入を阻止し得るよう密封された、カートリッジ。
【請求項4】
請求項3に記載のカートリッジにおいて、ハウジングは、閉塞位置と開放位置との間を動き得るようにされた第一のシールと、第二のシールとを有し、第一及び第二のシールの開放位置は、試験センサがカートリッジから出るのを許容する、カートリッジ。
【請求項5】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、ハウジング内に配設された乾燥剤材料を更に備える、カートリッジ。
【請求項6】
請求項1に記載のカートリッジにおいて少なくとも1つの壁に数値目盛りを更に備え、数値目盛りは窓部に隣接する位置に配設される、カートリッジ。
【請求項7】
請求項6に記載のカートリッジにおいて、その上に複数の試験センサが積層されるハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、数値目盛りに対するプラットフォームの位置は、ハウジングの内部に残る試験センサの数を示す、カートリッジ。
【請求項8】
請求項7に記載のカートリッジにおいて、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に向けて押すよう偏倚され、窓部の長手方向軸線は、第一の方向に対しほぼ平行である、カートリッジ。
【請求項9】
請求項7に記載のカートリッジにおいて、プラットフォームは第一の色をしており、複数の試験センサは第二の色をしている、カートリッジ。
【請求項10】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、窓部は複数のストリップ−カウント窓部を有する、カートリッジ。
【請求項11】
請求項10に記載のカートリッジにおいて、その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に押すように偏倚され、複数のストリップカウント窓部は、第一の方向に対しほぼ垂直な第二の方向に向けて形成される、カートリッジ。
【請求項12】
請求項11に記載のカートリッジにおいて、複数のストリップ−カウント窓部は、少なくとも2つの異なる長さを有する、カートリッジ。
【請求項13】
請求項11に記載のカートリッジにおいて、複数の試験センサの高さは、プラットフォームの高さと同一である、カートリッジ。
【請求項14】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、窓部は有色材料にて出来ている、カートリッジ。
【請求項15】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、窓部は半透明材料にて出来ている、カートリッジ。
【請求項16】
請求項1に記載のカートリッジにおいて、分析物質はグルコースであり、流体試料は血液である、カートリッジ。
【請求項17】
カートリッジであって、
流体試料の分析物質の濃度を測定するときに使用し得るようにされ複数の試験センサであって、積層した位置にあり、該複数のセンサの各々は試薬を含む流体受け入れ領域を有する前記複数の試験センサと、
内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有するハウジングであって、該ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされた前記ハウジングと、
ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設された窓部であって、試薬の露出を最小にし得る位置に配置され、カートリッジのユーザがハウジングの内部に残る試験センサの数を視覚的に判断することを許容する前記窓部と、を備え、
複数の試験センサを同時に1つずつ分与し得るようにされた、カートリッジ。
【請求項18】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、複数の試験センサは、電気化学的試験センサである、カートリッジ。
【請求項19】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、ハウジングは、ハウジングの内部への湿気の導入を阻止し得るよう密封された、カートリッジ。
【請求項20】
請求項19に記載のカートリッジにおいて、ハウジングは、閉塞位置と開放位置との間を動き得るようにされた第一のシールと、第二のシールとを有し、第一及び第二のシールの開放位置は、試験センサがカートリッジから出るのを許容する、カートリッジ。
【請求項21】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、ハウジング内に配設された乾燥剤材料を更に備える、カートリッジ。
【請求項22】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、少なくとも1つの壁に数値目盛りを更に備え、数値目盛りは窓部に隣接する位置に配設される、カートリッジ。
【請求項23】
請求項22に記載のカートリッジにおいて、その上に複数の試験センサが積層されるハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、数値目盛りに対するプラットフォームの位置は、ハウジングの内部に残る試験センサの数を示す、カートリッジ。
【請求項24】
請求項23に記載のカートリッジにおいて、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に向けて押すよう偏倚され、窓部の長手方向軸線は、第一の方向に対しほぼ平行である、カートリッジ。
【請求項25】
請求項23に記載のカートリッジにおいて、プラットフォームは第一の色をしており、複数の試験センサは第二の色をしている、カートリッジ。
【請求項26】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、窓部は複数のストリップ−カウント窓部を有する、カートリッジ。
【請求項27】
請求項26に記載のカートリッジにおいて、その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に押すように偏倚され、複数のストリップ−カウント窓部は、第一の方向に対しほぼ垂直な第二の方向に向けて形成される、カートリッジ。
【請求項28】
請求項26に記載のカートリッジにおいて、複数のストリップ−カウント窓部は少なくとも2つの異なる長さを有する、カートリッジ。
【請求項29】
請求項26に記載のカートリッジにおいて、複数の試験センサの高さはプラットフォームの高さと同一である、カートリッジ。
【請求項30】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、窓部は有色材料にて出来ている、カートリッジ。
【請求項31】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、窓部は半透明材料にて出来ている、カートリッジ。
【請求項32】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、分析物質はグルコースであり、流体試料は血液である、カートリッジ。
【請求項33】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、窓部は、試薬を含む流体を受け入れる領域に対向した位置に配置される、カートリッジ。
【請求項34】
請求項17に記載のカートリッジにおいて、窓部は、試薬を含む流体を受け入れる領域から変位される、カートリッジ。
【請求項35】
カートリッジを使用する方法において、
複数の試験センサと、ハウジングと、窓部とを保持するカートリッジであって、複数の試験センサは流体試料の分析物質を測定するときに使用し得るようにされ、複数の試験センサは積層した位置にあり、ハウジングは、内部と、少なくとも1つの壁と、センサ−排出開口部とを有し、ハウジングは、ハウジングの内部に複数の試験センサを保持し得るようにされ、窓部は、ハウジングの少なくとも1つの壁内に配設される、前記カートリッジを提供するステップと、
ハウジングの内部に残る試験センサの数を窓部を介して視覚的に判断するステップと、を備えるカートリッジを使用する方法。
【請求項36】
請求項35に記載の方法において、複数の試験センサの1つをカートリッジからセンサ−排出開口部を介して分与するステップを更に備える、方法。
【請求項37】
請求項35に記載の方法において、判断するステップは、視認した試験センサをカートリッジ上に配設された数値目盛りと比較するステップを含む、方法。
【請求項38】
請求項35に記載の方法において、複数の試験センサの各々は、流体を受け入れる領域を含み、該流体を受け入れる領域は試薬を含み、窓部は、試薬の露出を最小にし得る位置に配置される、方法。
【請求項39】
請求項38に記載の方法において、窓部は、試薬を含む流体を受け入れる領域に対向した位置に配置される、方法。
【請求項40】
請求項38に記載の方法において、窓部は、試薬を含む流体を受け入れる領域から変位される、方法。
【請求項41】
請求項35に記載の方法において、カートリッジは、少なくとも1つの壁に数値目盛りを更に備え、数値目盛りは、窓部に隣接する位置に配設される、方法。
【請求項42】
請求項41に記載の方法において、カートリッジは、その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、数値目盛りに対するプラットフォームの位置は、ハウジングの内部に残る試験センサの数を示す、方法。
【請求項43】
請求項42に記載の方法において、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に向けて押すように偏倚され、窓部の長手方向軸線は、第一の方向に対しほぼ平行である、方法。
【請求項44】
請求項42に記載の方法において、プラットフォームは第一の色をしており、複数の試験センサは第二の色をしている、方法。
【請求項45】
請求項35に記載の方法において、窓部は複数のストリップ−カウント窓部を有する、方法。
【請求項46】
請求項45に記載の方法において、カートリッジは、その上に複数の試験センサが積層されたハウジングの内部に配設されたプラットフォームを更に備え、プラットフォームは、その上に積層された複数の試験センサを第一の方向に押すように偏倚され、複数のストリップ−カウント窓部は、第一の方向に対しほぼ垂直な第二の方向に向けて形成される、方法。
【請求項47】
請求項46に記載の方法において、複数のストリップ−カウント窓部は、少なくとも2つの異なる長さを有する、方法。
【請求項48】
請求項35に記載の方法において、複数の試験センサの高さは、プラットフォームの高さと同一である、方法。
【請求項49】
請求項35に記載の方法において、窓部は有色材料にて出来ている、方法。
【請求項50】
請求項35に記載の方法において、窓部は半透明材料にて出来ている、方法。
【請求項51】
請求項35に記載の方法において、分析物質はグルコースであり、流体試料は血液である、方法。

【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2008−517297(P2008−517297A)
【公表日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−537958(P2007−537958)
【出願日】平成17年10月19日(2005.10.19)
【国際出願番号】PCT/US2005/037355
【国際公開番号】WO2006/044850
【国際公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(503106111)バイエル・ヘルスケア・エルエルシー (154)