説明

認証管理システム

【課題】機密性・可用性・認証性を含む各諸点でのセキュリティ性能を高い水準に維持しながら、操作性に優れたデータ取得を可能とする。
【解決手段】認証管理サーバ19は、登録されている携帯端末18からGPSデータを取得したとき、当該取得したGPSデータと、登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置を探索し、この探索の結果、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、携帯端末18から送信されてきた所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当データを前記画像形成装置宛に転送する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機密性・可用性・認証性を含む各諸点でのセキュリティ性能を高い水準に維持しながら、操作性に優れたデータ取得を可能とする認証管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コピー、ファクシミリ、スキャナ、並びに、プリンタ等の諸機能を併せ持つ、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置が提供されている。かかるMFPにあっては、コンビニエンスストアなどの公衆に利用可能なスペースに設置されることによって、不特定多数の者にその使用を許可するものがある。
【0003】
一方で、従来、少なくとも1台のMFPと、文書、画像等の各種データを蓄積するデータ記憶手段とをネットワークを介して接続して構成され、例えばMFPの操作パネルからの操作指示に従って、データ記憶手段から所要のデータを取りだしてMFPで印刷させることが行なわれている。
【0004】
上述したシステムの一例として、特許文献1には、まず、携帯端末のユーザは、携帯端末において、サーバ内のデータの中から所要の出力データおよび該データを印刷出力するためのMFPを選択し、これを受けてサーバは、認証データを作成するとともに、選択されたMFPに認証データを送信し、これを受けてMFPは、認証データを表示する一方、携帯端末は、認証データを撮影により取得してこれをサーバに送信し、これを受けてサーバは、作成した認証データと携帯端末より送信されてきたデータとを照合して、それらが同じであれば、MFPに対してその認証データに対応する印刷データの送信を開始する技術が知られている。特許文献1の技術によれば、ユーザにとって使い勝手がよく、かつセキュリティを向上させた画像出力システムを得ることができる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、携帯端末側から出力端末を選択すると、サーバは、自身で作成した認証データに基づき、携帯端末の所持者が該当する出力端末のところに居るか否かを照合確認し、かかる確認後に、所要の出力データを該当する出力端末宛に送信することとしていたために、出力データを得るための操作乃至手続きが煩雑であって、ユーザサイドの利便性向上の観点から未だじゅうぶんとはいえない。
【0006】
【特許文献1】特開2001−160875号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
解決しようとする問題点は、従来技術では、出力データを得るための操作乃至手続きが煩雑であって、ユーザサイドの利便性向上の観点から未だじゅうぶんとはいえなかった点である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、機密性・可用性・認証性を含む各諸点でのセキュリティ性能を高い水準に維持しながら、操作性に優れたデータ取得を可能とする認証管理システムを得ることを目的として、各種データが蓄積されるデータ記憶手段と、印刷機能を有する画像形成装置とを、通信網を介して接続して構成される印刷システムと、前記印刷システムに対し、前記通信網を介して前記各種データのなかから所要のデータに係る印刷出力指示を行う際に用いられる携帯端末と、前記携帯端末からの印刷出力指示に係るデータの認証管理を行う認証管理手段と、を含んで構成される認証管理システムであって、前記携帯端末は、前記所要のデータに係る印刷出力指示に伴って、GPS衛星から受信したGPSデータを、前記認証管理手段宛に送り、前記認証管理手段は、登録されている携帯端末から前記GPSデータを取得したとき、当該取得したGPSデータと、登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置を探索し、当該探索の結果、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、前記携帯端末から送信されてきた前記所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを前記データ記憶手段から前記抽出された画像形成装置宛に転送することを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
従来技術では、携帯端末側から出力端末を選択すると、サーバは、自身で作成した認証データに基づき、携帯端末の所持者が該当する出力端末のところに居るか否かを照合確認し、かかる確認後に、所要の出力データを該当する出力端末宛に送信することとしていたために、出力データを得るための操作乃至手続きが煩雑であって、ユーザサイドの利便性向上の観点から未だじゅうぶんとはいえないものであった。
【0010】
これに対し、本発明に係る認証管理システムは、各種データが蓄積されるデータ記憶手段と、印刷機能を有する画像形成装置とを、通信網を介して接続して構成される印刷システムと、前記印刷システムに対し、前記通信網を介して前記各種データのなかから所要のデータに係る印刷出力指示を行う際に用いられる携帯端末と、前記携帯端末からの印刷出力指示に係るデータの認証管理を行う認証管理手段と、を含んで構成される認証管理システムであって、前記携帯端末は、前記所要のデータに係る印刷出力指示に伴って、GPS衛星から受信したGPSデータを、前記認証管理手段宛に送り、前記認証管理手段は、登録されている携帯端末から前記GPSデータを取得したとき、当該取得したGPSデータと、登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置を探索し、当該探索の結果、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、前記携帯端末から送信されてきた前記所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを前記データ記憶手段から前記抽出された画像形成装置宛に転送するので、従って、機密性・可用性・認証性を含む各諸点でのセキュリティ性能を高い水準に維持しながら、携帯端末側から出力端末を選択するための操作を不要として、操作性に優れたデータ取得を可能とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
機密性・可用性・認証性を含む各諸点でのセキュリティ性能を高い水準に維持しながら、操作性に優れたデータ取得を可能とするといった目的を、登録されている携帯端末からGPSデータを取得したとき、当該取得したGPSデータと、登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置を探索し、当該探索の結果、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、前記携帯端末から送信されてきた前記所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを前記データ記憶手段から前記抽出された画像形成装置宛に転送する認証管理手段により実現した。
【実施例】
【0012】
以下、本発明に係る認証管理システムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】
[認証管理システム]
図1は、本発明実施例に係る認証管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0014】
図1に示すように、本発明に係る認証管理システム11は、各種データが蓄積される文書情報データベース(本発明の「データ記憶手段」に相当する。)13と、印刷機能を有する画像形成装置15とを、インターネット乃至ローカルエリアネットワークを含む通信網17を介して接続して構成される印刷システムと、同印刷システムに対し、通信網17を介して、文書情報データベース13に蓄積されている各種データのなかから、所要のデータに係る印刷出力指示を行う際に用いられる携帯端末18と、携帯端末18からの印刷出力指示に係るデータの認証管理を行う認証管理サーバ(本発明の「認証管理手段」に相当する。)19と、を含んで構成されている。
【0015】
図1に示す実施例では、認証管理システム11は、例えば事業所内などに設置される構内システム20と、例えばコンビニエンスストアなどの公衆に利用可能な公衆スペースに設置される画像形成装置15とを、主要な構成要素として含んでいる。ただし、本発明は、この例に限定されることなく、画像形成装置15を、構内システム20内に設ける構成を採用することもできる。
【0016】
また、図1に示す実施例では、携帯端末18を所持しているユーザが、公衆スペースに設置されている画像形成装置15に対し、携帯端末18を操作している例を示している。
【0017】
携帯端末18としては、例えば、GPS衛星から送信されてくるGPSデータの受信機能、及び、電子メール送信機能を有する携帯電話を好適に採用することができる。ユーザが、携帯端末18を操作することで、所要のデータに係る印刷出力指示に伴って、GPS衛星から受信したGPSデータを、電子メールに添付して構内システム20の認証管理サーバ19宛に送信すると、かかる送信データが、携帯電話事業者のアンテナ21及び管理サーバ22、並びに通信網17を介して、構内システム20の認証管理サーバ19宛に到達し、後述する所定の認証管理処理がなされることになる。
【0018】
さて、構内システム20は、前述した文書情報データベース13と、認証管理サーバ19の他に、管理対象ユーザに係る識別情報を蓄積するユーザ識別情報データベース25と、管理対象となる画像形成装置に係るGPSデータを含む識別情報を蓄積する装置識別情報データベース27と、パーソナルコンピュータ等の複数の情報処理装置(以下、ユーザ端末と呼ぶ。)29と、の各構成要素を、構内回線網(本発明の「通信網」に相当する。)31を介して接続して構成されている。
【0019】
本発明で重要な役割を果たす認証管理サーバ19は、携帯端末からの印刷出力指示に係るデータの認証管理機能を有している。認証管理サーバ19は、携帯端末18からユーザがアクセスしてくる毎に、当該ユーザが正規ユーザか否かを認証するユーザ認証部33と、携帯端末18から所要のデータに係る印刷出力指示に伴って送信されてきたGPSデータを取得するGPSデータ取得部35と、ユーザ識別情報データベース25に登録されている携帯端末18からGPSデータを取得したとき、取得したGPSデータと、装置識別情報データベース27に登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置を探索する該当装置探索部37と、この探索の結果、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、携帯端末18から送信されてきた所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを文書情報データベース13前記データ記憶手段から、抽出された画像形成装置15宛に転送する認証管理部39と、を備えて構成されている。
【0020】
[認証管理システムの動作]
次に、本発明実施例に係る認証管理システムの動作について、図2を参照して説明する。図2は、本発明実施例に係る認証管理システムにおける認証管理サーバの動作フローチャート図を示す。
【0021】
本動作説明に先立って、前提となる状況に言及すると、あるユーザ(登録されたユーザ)が、携帯端末18を操作することで、所要のデータに係る印刷出力指示に伴って、GPS衛星から受信したGPSデータを、電子メールに添付して構内システム20の認証管理サーバ19宛に送信したものとする。この場合、かかる送信データは、携帯電話事業者のアンテナ21及び管理サーバ22、並びに通信網17を介して、構内システム20の認証管理サーバ19宛に到達して、認証管理サーバ19において、以下に述べる認証管理処理が順次実行される。
【0022】
まず、ユーザ認証部33は、携帯端末18からユーザがアクセスしてくる毎に、ユーザ識別情報データベース25の登録内容を参照して、当該ユーザが正規ユーザか否かを認証する(ステップS11)。具体的には、携帯端末18に割り当てられた電子メールアドレスを用いて、当該ユーザが正規ユーザか否かを認証している。
【0023】
ステップS11のユーザ認証の結果、アクセスしてきたユーザが正規ユーザである旨の判定が下されたとき、GPSデータ取得部35は、携帯端末18から所要のデータに係る印刷出力指示に伴って送信されてきたGPSデータを取得する(ステップS12)。
【0024】
次に、該当装置探索部37は、ステップS12で取得したGPSデータと、装置識別情報データベース27に登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置を探索し(ステップS13)、携帯端末18を所持する登録ユーザが、管理対象となる画像形成装置のうち、いずれの装置に係る存在位置に居るのか否かを判定する(ステップS14)。
【0025】
ステップS14における判定の結果、携帯端末18を所持する登録ユーザが、管理対象となる画像形成装置のそばに居ない旨の判定が下されたとき、認証管理部39は、携帯端末18から送信されてきた所要のデータに係る印刷出力指示に応えることなく、全ての処理を終了させる。なお、この際に、登録ユーザに対し、いま居る場所に設置された画像形成装置は管理対象ではないため、その印刷出力要求に応えることができない旨を、例えば電子メール等で通知してもよい。
【0026】
さて一方、ステップS14における判定の結果、携帯端末18を所持する登録ユーザが、管理対象となる画像形成装置のそばに居る旨の判定が下されたとき、認証管理部39は、携帯端末18から送信されてきた所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを文書情報データベース13から取得する(ステップS15)とともに、取得した印刷対象データを、抽出された画像形成装置15宛に転送する(ステップS16)。なお、この際に、登録ユーザに対し、いま居る場所に設置された画像形成装置は管理対象であるため、その印刷出力要求を許可した旨を、例えば電子メール等で通知してもよい。これにより、ユーザは、画像形成装置15宛に転送さてきたデータを、同画像形成装置15から印刷出力することができる。
【0027】
ここで、上述した認証管理処理について具体例を挙げて説明する。
【0028】
ある登録ユーザが、自宅にはプリンタがないため、近所のコンビニエンスストアに設置された画像形成装置(MFP)から、ある印刷対象データを印刷出力するものとする。ここで、印刷対象データとしては、文書、画像、写真など、あらゆるデータを対象とすることができる。
【0029】
この場合、同ユーザは、自身が所持している携帯端末18(又はパーソナルコンピュータ)経由で認証管理サーバ19にアクセスし、認証管理サーバ19が提供するWeb画面上から、携帯端末18に割り当てられた電子メールアドレスを登録するとともに、印刷対象データを、認証管理サーバ19経由で文書情報データベース13に蓄積させる。
【0030】
これを受けて認証管理サーバ19は、携帯端末18宛に、印刷対象データに係る識別情報を、電子メールに添付して送信する。
【0031】
これを受けてユーザは、近所のコンビニエンスストアに設置されたMFPの前まで移動し、同MFPの操作パネル経由でログインする。次に、ユーザは、携帯端末18から、印刷対象データ(識別情報付き)に係る印刷出力指示に伴って、GPS衛星から受信したGPSデータを電子メールに添付して、構内システム20の認証管理サーバ19宛に送信する。すると、認証管理サーバ19は、所定の認証管理処理後に、同MFP宛に印刷対象データを転送する。ユーザは、同MFPの操作パネル経由で印刷対象データの受信を確認し、同データの印刷出力指示を行うことで、目的とする印刷対象データの出力物を得る。
【0032】
以上述べたように、本発明に係る認証管理システム11によれば、認証管理サーバ19は、登録されている携帯端末18からGPSデータを取得したとき、当該取得したGPSデータと、登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置を探索し、この探索の結果、携帯端末18の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、携帯端末18から送信されてきた所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを文書情報データベースから、前記抽出された画像形成装置宛に転送するので、従って、機密性・可用性・認証性を含む各諸点でのセキュリティ性能を高い水準に維持しながら、携帯端末18側から出力端末を選択するための操作を不要として、操作性に優れたデータ取得を可能とすることができる。
【0033】
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う認証管理システムもまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明実施例に係る認証管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明実施例に係る認証管理システムにおける認証管理サーバの動作フローチャート図である。
【符号の説明】
【0035】
11 認証管理システム
13 文書情報データベース(データ記憶手段)
15 画像形成装置(MFP)
17 通信網
18 携帯端末
19 認証管理サーバ(認証管理手段)
20 構内システム
25 ユーザ識別情報データベース
27 装置識別情報データベース
33 ユーザ認証部(認証管理手段)
35 GPSデータ取得部(認証管理手段)
37 該当装置探索部(認証管理手段)
39 燃焼管理部(認証管理手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各種データが蓄積されるデータ記憶手段と、印刷機能を有する画像形成装置とを、通信網を介して接続して構成される印刷システムと、
前記印刷システムに対し、前記通信網を介して前記各種データのなかから所要のデータに係る印刷出力指示を行う際に用いられる携帯端末と、
前記携帯端末からの印刷出力指示に係るデータの認証管理を行う認証管理手段と、を含んで構成される認証管理システムであって、
前記携帯端末は、前記所要のデータに係る印刷出力指示に伴って、GPS衛星から受信したGPSデータを、前記認証管理手段宛に送り、
前記認証管理手段は、登録されている携帯端末から前記GPSデータを取得したとき、当該取得したGPSデータと、登録されている複数の画像形成装置に係るGPSデータとに基づいて、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置を探索し、当該探索の結果、前記携帯端末の存在位置に該当する画像形成装置が抽出されたとき、前記携帯端末から送信されてきた前記所要のデータに係る印刷出力指示に従って、該当するデータを前記データ記憶手段から前記抽出された画像形成装置宛に転送する
ことを特徴とする認証管理システム。
【請求項2】
請求項1記載の認証管理システムであって、
前記認証管理手段は、前記携帯端末の認証キーとして、前記各携帯端末毎に関連付けられている電子メールアドレスを用いており、
前記携帯端末は、前記所要のデータに係る印刷出力指示及び前記GPSデータを、前記認証管理手段宛に電子メールに添付して送信する
ことを特徴とする認証管理システム。
【請求項3】
請求項1又は2記載の認証管理システムであって、
前記画像形成装置は、公衆に利用可能なスペースに設置されたものである
ことを特徴とする認証管理システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2009−42807(P2009−42807A)
【公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−203957(P2007−203957)
【出願日】平成19年8月6日(2007.8.6)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】