説明

調整ブラケット

【課題】平板部を有する第一部材とフランジ部を有する第二部材とを、平板部の厚さにかかわらず連結する。
【解決手段】平板状に形成されるブラケット4を有する制振ダンパ5と、ブラケット4の端面に対峙するフランジ部8を有する構造物1との間に介在してブラケット4とフランジ部8とを連結する調整ブラケット100であって、互いに対向して設けられる一対のブラケット部材10と、一対のブラケット部材10の間に挟持されるキー部材20とを備え、一対のブラケット部材10は、フランジ部8に取り付けられるフランジ取付部11と、フランジ取付部11に連結され、互いに対向してブラケット4を挟持する平板挟持部12と、フランジ部8と当接する面に凹状に形成され、互いに対向してキー部材20を挟持するキー溝部13と、を備え、平板挟持部12の相互間隔は、キー部材20の幅によって調整される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、取り付けられる部材に応じて調整可能な調整ブラケットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、建物の構造部材に取り付けられ、地震などによって建物が振動したときにエネルギを吸収する制振ダンパが知られている。
【0003】
特許文献1には、建物の縦材と横材との結合部のブラケットにピンを用いて固定される取付部が両端に形成された制振ダンパが開示されている。この制振ダンパは、縦材と横材とによって形成される矩形の枠の対角線上に取り付けられ、地震などによって枠が歪んだときに伸縮して、エネルギを吸収するものである。
【0004】
このような制振ダンパには、特許文献1のようにピンを用いてブラケットに固定可能なものの他に、取付部として両端にフランジが形成されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−203164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、両端にフランジが形成される制振ダンパを用いた場合には、建物の縦材と横材との結合部のブラケットに制振ダンパを直接連結することができず、ブラケットなど他の部材を介して連結する必要がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、平板部を有する第一部材とフランジ部を有する第二部材とを、平板部の厚さにかかわらず連結可能な調整ブラケットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、平板状に形成される平板部を有する第一部材と、前記平板部の端面に対峙するフランジ部を有する第二部材と、の間に介在して前記平板部と前記フランジ部とを連結する調整ブラケットであって、互いに対向して設けられる一対のブラケット部材と、前記一対のブラケット部材の間に挟持されるキー部材と、を備え、前記一対のブラケット部材は、前記フランジ部に取り付けられるフランジ取付部と、前記フランジ取付部に連結され、互いに対向して前記平板部を挟持する平板挟持部と、前記フランジ部と当接する面に凹状に形成され、互いに対向して前記キー部材を挟持するキー溝部と、を備え、前記平板挟持部の相互間隔は、前記キー部材の幅によって調整されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、第一部材の平板部を挟持する平板挟持部と第二部材のフランジ部に取り付けられるフランジ取付部とを備える一対のブラケット部材によって第一部材と第二部材とが連結される。一対のブラケット部材の間にはキー部材が狭持される。よって、キー部材の幅を平板部の厚さに応じて変更することで、平板挟持部の相互間隔を平板部の厚さと同一に調整することができる。したがって、平板部を有する第一部材とフランジ部を有する第二部材とを、平板部の厚さにかかわらず連結可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態に係る調整ブラケットが取り付けられる構造物及び制振ダンパの側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る調整ブラケットの正面図である。
【図3】図2における側面図である。
【図4】図2における底面図である。
【図5】本発明の変形例に係る調整ブラケットの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0012】
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る調整ブラケット100が取り付けられる第一部材としての構造物1と、第二部材としての制振ダンパ5とについて説明する。
【0013】
構造物1は、一対の柱2と一対の梁3とを備え、矩形の格子状に形成される。構造物1は、柱2と梁3とが交差する角部に形成される平板部としてのブラケット4を有する。
【0014】
ブラケット4は、構造物1における対角線上に各々設けられる。ブラケット4は、板金材料で形成されるため、その厚さにばらつきが生じる場合がある。一対のブラケット4の間には、制振ダンパ5が調整ブラケット100を介して取り付けられる。
【0015】
制振ダンパ5は、粘性流体が封入されるシリンダ6と、シリンダ6に対して進退自在に設けられるピストンロッド7と、シリンダ6とピストンロッド7との各々の自由端に形成されるフランジ部8とを有する。制振ダンパ5は、シリンダ6に対するピストンロッド7の進退を、シリンダ6に封入された粘性流体によって減衰して、地震などによって構造物1に作用するエネルギを吸収するものである。
【0016】
フランジ部8は、その当接面8aが、ブラケット4の端面4aに対峙するように形成される。フランジ部8は、ブラケット4から所定の距離だけ離間して設けられ、ブラケット4に対して直交するように形成される。フランジ部8は、調整ブラケット100を介してブラケット4と連結される。
【0017】
次に、図2から図4を参照して、調整ブラケット100について説明する。図4では、調整ブラケット100の構成を分かりやすくするために、ブラケット4とボルト18とを省略している。
【0018】
調整ブラケット100は、構造物1と制振ダンパ5との間に介在し、構造物1のブラケット4と、制振ダンパ5のフランジ部8とを連結するL字形のブラケットである。調整ブラケット100は、互いに対向して設けられる一対のブラケット部材10と、一対のブラケット部材10の間に挟持されるキー部材20とを備える。
【0019】
一対のブラケット部材10は、フランジ部8に取り付けられるフランジ取付部11と、フランジ取付部11に連結されてブラケット4を狭持する平板挟持部12と、フランジ部8と当接する面に凹状に形成されるキー溝部13とを各々備える。
【0020】
フランジ取付部11は、フランジ部8と当接する当接面11aと、互いに対向する対向面11bとを有する。フランジ取付部11は、その当接面11aが、フランジ部8と平行となるように形成される。
【0021】
当接面11aは、制振ダンパ5に取り付けられたときにフランジ部8に当接する。フランジ取付部11は、当接面11aがフランジ部8と面接触した状態で、複数のボルト17により締結されることによってフランジ部8に取り付けられる。
【0022】
一対のフランジ取付部11は、互いに間をあけて形成され、相互間でキー部材20を挟持する。一対のフランジ取付部11は、キー部材20を狭持した状態で、対向する互いの対向面11bに間隔が空くように形成される。
【0023】
平板挟持部12は、フランジ取付部11と直交するように形成される。平板挟持部12は、フランジ取付部11における当接面11aと反対側の面に連結される。一対の平板挟持部12は、互いに対向して設けられてブラケット4を狭持する。一対の平板挟持部12は、キー部材20によってブラケット4に対応した間隔に調整される。これにより、平板挟持部12とブラケット4とはぴったりと当接して摩擦接合され、平板挟持部12とブラケット4との間の摩擦力によって力が伝達されることとなる。
【0024】
一対の平板挟持部12は、ブラケット4に形成された貫通孔を通過する複数のボルト18の締結によってブラケット4と摩擦接合された状態で固定される。
【0025】
フランジ取付部11と平板挟持部12との間は、複数のリブ15が取り付けられて補強される。これにより、構造物1と制振ダンパ5との間に作用する引張荷重や圧縮荷重によるブラケット部材10の変形が抑制される。
【0026】
以上のように、構造物1のブラケット4を挟持する平板挟持部12と、制振ダンパ5のフランジ部8に取り付けられるフランジ取付部11とを備える一対のブラケット部材10によって、構造物1と制振ダンパ5とが連結される。
【0027】
キー溝部13は、当接面11aと対向面11bとの間に形成される。即ち、キー溝部13は、当接面11aと対向面11bとを各々延長した平面どうしが交差する角から凹状に形成される。キー溝部13は、互いに対向して形成され、キー部材20を挟持する。
【0028】
キー溝部13におけるフランジ部8に当接する面からの深さ(図2では上下方向)は、キー部材20の厚さと比較して大きく形成される。これにより、キー部材20がキー溝部13からフランジ部8側にはみ出すことはなく、フランジ取付部11とフランジ部8とを確実に当接させることができる。
【0029】
なお、本実施の形態では、キー溝部13をフランジ取付部11に形成しているが、フランジ取付部11の対向面11bに平板挟持部12を連結してL字形のブラケット部材10を形成し、キー溝部13を平板挟持部12の角部に形成しても良い。
【0030】
キー部材20は、その幅方向(図2では左右方向)から一対のフランジ取付部11によって挟持される。キー部材20が挟持された状態では、一対のフランジ取付部11の相互間は離間している。つまり、一対のフランジ取付部11は、キー部材20を介してのみ当接している。キー部材20の長さ(図2では紙面垂直方向)は、フランジ取付部11と略同一の長さに形成される。
【0031】
キー部材20は、平板挟持部12の相互間隔がブラケット4の厚さと同一になるようにその幅が変更される。これにより、キー溝部13の大きさを変更せずに、キー部材20の幅のみを変更することで、一対の平板挟持部12の相互間隔をブラケット4の厚さに応じて調整できる。なお、キー部材20の幅の変更は、調整ブラケット100が取り付けられる個々のブラケット4の厚さの相違に応じて、各々のブラケット4に対応する幅に予め加工したものを用意しておき、そのブラケット4に対応する幅のものを選択することによって行われる。
【0032】
したがって、ブラケット4を有する構造物1とフランジ部8を有する制振ダンパ5とを、ブラケット4の厚さにかかわらず連結可能である。
【0033】
即ち、板厚の相違する複数のブラケット4が用いられる場合や、ブラケット4の板厚にばらつきがあるような場合であっても、ブラケット4の板厚に対応する幅に調整されたキー部材20に変更するだけで対応可能である。よって、ブラケット部材10を共通化することができるため、部材の管理コストを低減できる。
【0034】
以下、調整ブラケット100の作用について説明する。
【0035】
構造物1は、地震などによって振動すると、左右の柱2が傾斜し、下側の梁3と上側の梁3とが左右に相対移動して歪むこととなる。このとき、制振ダンパ5では、構造物1の歪みによる対角距離の拡縮に応じて、シリンダ6に対してピストンロッド7が進退する。これにより、構造物1の振動は、シリンダ6に封入された粘性流体によって減衰され、エネルギが吸収されることとなる。
【0036】
構造物1の振動に伴い、調整ブラケット100と制振ダンパ5との間には、引張荷重と圧縮荷重とが順番に作用する。
【0037】
調整ブラケット100と制振ダンパ5との間に圧縮荷重が作用する場合には、構造物1のブラケット4によって、平板挟持部12が制振ダンパ5に向けて押圧される。平板挟持部12とブラケット4との間は摩擦接合されているため、ブラケット4から平板挟持部12に伝達された圧縮荷重は、平板挟持部12とブラケット4との間の摩擦力によって制振ダンパ5に伝達されることとなる。
【0038】
また、ブラケット4から平板挟持部12に伝達された圧縮荷重は、平板挟持部12からフランジ取付部11に伝達される。これにより、フランジ取付部11がフランジ部8に向けて押圧されることとなる。制振ダンパ5のフランジ部8と調整ブラケット100のフランジ取付部11とは面接触しているため、構造物1の振動によってブラケット4から作用する圧縮荷重を面で受けることができる。
【0039】
したがって、圧縮荷重は調整ブラケット100を介して制振ダンパ5に伝達されて、制振ダンパ5は収縮することとなる。
【0040】
一方、調整ブラケット100と制振ダンパ5との間に引張荷重が作用する場合には、構造物1のブラケット4によって、平板挟持部12が構造物1に向けて引っ張られる。平板挟持部12とブラケット4との間は摩擦接合されているため、ブラケット4から平板挟持部12に作用する引張荷重は、平板挟持部12とブラケット4との間の摩擦力によって制振ダンパ5に伝達されることとなる。
【0041】
また、ブラケット4から平板挟持部12に作用する引張荷重は、平板挟持部12を介してフランジ取付部11に伝達される。フランジ取付部11には、締結されたボルト17を介して引張荷重が作用する。
【0042】
したがって、引張荷重は調整ブラケット100を介して制振ダンパ5に伝達されて、制振ダンパ5は伸張することとなる。
【0043】
このとき、一対のフランジ取付部11の相互間には、対向面11bどうしが互いに近接する方向の荷重が作用する。ブラケット4を狭持する一対の平板挟持部12には、ブラケット4の端面4aを支点とした曲げ荷重が作用するおそれがある。この曲げ荷重に対応するためには、平板挟持部12の板厚を厚くする必要がある。
【0044】
調整ブラケット100では、一対のフランジ取付部11の相互間にキー部材20が狭持されるため、フランジ取付部11の対向面11bどうしが互いに近接する方向の荷重を、キー部材20が支持する。よって、キー部材20によって一対のフランジ取付部11の相互間の間隔が維持されるため、平板挟持部12に曲げ荷重が作用することを防止できる。このとき、平板挟持部12の板厚を厚くする必要が無いため、材料コストを低減することができる。
【0045】
以上の実施の形態によれば、以下に示す効果を奏する。
【0046】
構造物1のブラケット4を挟持する平板挟持部12と、制振ダンパ5のフランジ部8に取り付けられるフランジ取付部11とを備える一対のブラケット部材10によって、構造物1と制振ダンパ5とが連結される。
【0047】
一対のブラケット部材10の間には、キー部材20が挟持される。よって、キー部材20の幅をブラケット4の厚さに応じて変更することで、平板挟持部12の相互間隔をブラケット4の厚さと同一に調整することができる。したがって、ブラケット4を有する構造物1とフランジ部8を有する制振ダンパ5とを、ブラケット4の厚さにかかわらず連結可能となる。
【0048】
また、構造物1が振動によって歪んだときに、ブラケット4から平板挟持部12に引張荷重が作用する。このとき、一対のフランジ取付部11の相互間には、対向面11bどうしが互いに近接する方向の荷重が作用する。そのため、ブラケット4を狭持する一対の平板挟持部12には、ブラケット4の端面4aを支点とした曲げ荷重が作用するおそれがある。
【0049】
これに対して、調整ブラケット100では、一対のフランジ取付部11の相互間にキー部材20が狭持される。そのため、構造物1が振動によって歪んだときに、ブラケット4から平板挟持部12に引張荷重が作用することによるフランジ取付部11の対向面11bどうしが互いに近接する方向の荷重は、キー部材20によって支持される。よって、キー部材20によって一対のフランジ取付部11の相互間の間隔が維持されるため、平板挟持部12に曲げ荷重が作用することを防止できる。このとき、平板挟持部12の板厚を厚くする必要が無いため、材料コストを低減することができる。
【0050】
次に、図5を参照して、本発明の変形例に係る調整ブラケット101について説明する。図5では、ブラケット4と平板挟持部12とを締結するためのボルト18を省略している。
【0051】
調整ブラケット101は、一対のブラケット部材10におけるフランジ取付部11の当接面11aが当接してフランジ取付部11を同一平面上に固定する固定板30を更に備える。
【0052】
固定板30は、一対のフランジ取付部11における当接面11aの略全面と同一の形状に形成され、その全面でフランジ取付部11と当接する。固定板30は、複数のビス31が締結されることによってフランジ取付部11に固定される。
【0053】
固定板30には、フランジ取付部11と同じように、キー部材20が、締結されるビス31によって固定される。これにより、キー部材20がその長さ方向に移動して一対のブラケット部材10の間から抜け落ちることが防止される。
【0054】
このように、固定板30を設けることによって、構造物1と制振ダンパ5との間に調整ブラケット101が取り付けられる前に、一対のブラケット部材10とキー部材20とを一体にしておくことが可能となるため、作業効率を向上することができる。
【0055】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【0056】
例えば、上記の実施の形態では、調整ブラケット100は、構造物1のブラケット4と制振ダンパ5のフランジ部8とを連結するものである。調整ブラケット100は、この他にも、平板部を有する第一部材と、平板部の端面に臨むフランジ部を有する第二部材とであれば、どのような部材であっても連結することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、平板部を有する第一部材と、平板部の端面に臨むフランジ部を有する第二部材との連結に利用することができる。
【符号の説明】
【0058】
100 調整ブラケット
1 構造物(第一部材)
4 ブラケット(平板部)
4a 端面
5 制振ダンパ(第二部材)
8 フランジ部
8a 当接面
10 ブラケット部材
11 フランジ取付部
11a 当接面
11b 対向面
12 平板挟持部
13 キー溝部
20 キー部材
30 固定板
101 調整ブラケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板状に形成される平板部を有する第一部材と、前記平板部の端面に対峙するフランジ部を有する第二部材と、の間に介在して前記平板部と前記フランジ部とを連結する調整ブラケットであって、
互いに対向して設けられる一対のブラケット部材と、
前記一対のブラケット部材の間に挟持されるキー部材と、を備え、
前記一対のブラケット部材は、
前記フランジ部に取り付けられるフランジ取付部と、
前記フランジ取付部に連結され、互いに対向して前記平板部を挟持する平板挟持部と、
前記フランジ部と当接する面に凹状に形成され、互いに対向して前記キー部材を挟持するキー溝部と、を備え、
前記平板挟持部の相互間隔は、前記キー部材の幅によって調整されることを特徴とする調整ブラケット。
【請求項2】
前記一対のフランジ取付部は、前記フランジ部と当接する当接面と、互いに対向する対向面と、を有し、
前記平板挟持部は、前記フランジ取付部における前記当接面と反対側の面に連結され、
前記キー溝部は、前記フランジ取付部における前記当接面と前記対向面との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の調整ブラケット。
【請求項3】
前記一対のブラケット部材における前記フランジ取付部の前記当接面が当接して、当該フランジ取付部を同一平面上に固定する固定板を更に備え、
前記キー部材は、前記固定板に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の調整ブラケット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−202155(P2012−202155A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−69361(P2011−69361)
【出願日】平成23年3月28日(2011.3.28)
【出願人】(304039065)カヤバ システム マシナリー株式会社 (185)
【Fターム(参考)】