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警告灯診断装置
説明

警告灯診断装置

【課題】診断のために点灯させた複数のシステムの警告灯について消灯させるタイミングを合わせ、商品性の向上を図ることができる警告灯診断装置を提供すること。
【解決手段】警告灯診断装置1は、各システム3の警告灯21と警告灯制御手段22とを有する警告灯表示部2と、点消灯要求手段31とを備え、イグニッションオンに伴って警告灯21を点灯させて警告灯21が正常に点灯するか否かを診断する。警告灯表示部2の警告灯制御手段22は、各システム3の点消灯要求手段31から出力される消灯要求信号を受けたことを条件として、すでに点灯している警告灯21を消灯させるよう構成されており、かつ、複数のシステム3のうち、点消灯要求手段31から消灯要求信号が出力される時刻が最も遅い消灯要求最遅システム3(3a)の点消灯要求手段31の消灯要求信号を受けた時点で、複数のシステム3の警告灯21を同時に消灯させるよう構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両における各システムの警告灯が正常に点灯するか否かを診断する警告灯診断装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、車両には、エンジン系統、充電系統、油圧系統等の各種システムの異常をシステムごとに知らせるための複数の警告灯を備えたコンビネーションメータ等が設けられている。
そして、従来から、イグニッションオンに伴って各システムの警告灯を点灯させることにより、これらの警告灯が正常に点灯するか否かを診断する警告灯診断装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3089177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の警告灯診断装置は、診断のために点灯させた各システムの警告灯を消灯させる際、各システムの制御手段(ECU)等のソフト処理時間等により、制御手段(ECU)等が警告灯の消灯を要求する信号をコンビネーションメータ等に出力するタイミングがそれぞれ異なる。そのため、各システムの警告灯を消灯させるタイミングもそれぞれ異なり、見栄え等の商品性を意識したものとはなっていなかった。
【0005】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、診断のために点灯させた複数のシステムの警告灯について消灯させるタイミングを合わせ、商品性の向上を図ることができる警告灯診断装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両における複数のシステムの異常を該システムごとに知らせるための複数の警告灯と該複数の警告灯の点消灯を制御する警告灯制御手段とを有する警告灯表示部と、上記各システムの上記警告灯の点消灯を要求する信号を出力する複数の点消灯要求手段とを備え、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段がイグニッションオンに伴って上記各システムの上記点消灯要求手段から出力される点灯要求信号を受けたことを条件として上記警告灯を点灯させることにより、上記各システムの上記警告灯が正常に点灯するか否かを診断する警告灯診断装置であって、
上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、上記各システムの上記点消灯要求手段から出力される消灯要求信号を受けたことを条件として、すでに点灯している上記警告灯を消灯させるよう構成されており、
かつ、上記複数のシステムのうち、上記点消灯要求手段から上記消灯要求信号が出力される時刻が最も遅い消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記消灯要求信号を受けた時点で又はその後、上記複数のシステムの上記警告灯を同時に消灯させるよう構成されていることを特徴とする警告灯診断装置にある(請求項1)。
【発明の効果】
【0007】
本発明の警告灯診断装置において、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、複数のシステムのうち、上記点消灯要求手段から消灯要求信号が出力される時刻が最も遅い消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の消灯要求信号を受けた時点で又はその後、複数のシステムの上記警告灯を同時に消灯させるよう構成されている。
【0008】
すなわち、上記警告灯制御手段は、上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の消灯要求信号を受けるまでは、他のシステムの上記点消灯要求手段から消灯要求信号を受けても、点灯している他のシステムの上記警告灯を直ちに、また個別に消灯させない。そして、上記警告灯制御手段が上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の消灯要求信号を受けた時点で又はその後、すでに消灯要求信号を受けている他のシステムの上記警告灯を含む複数のシステムすべての上記警告灯を同時に消灯させる。
【0009】
これにより、上記警告灯診断装置は、各システムの上記警告灯が正常に点灯するか否かを診断する動作において、診断のために点灯させた複数のシステムの上記警告灯について消灯させるタイミングを合わせることができる。その結果、見栄えが良くなる等、商品性の向上を図ることができる。
【0010】
このように、本発明によれば、診断のために点灯させた複数のシステムの警告灯について消灯させるタイミングを合わせ、商品性の向上を図ることができる警告灯診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施例1における、警告灯診断装置を示す概略ブロック図。
【図2】実施例1における、警告灯診断装置の動作を示すフローチャート。
【図3】実施例2における、警告灯診断装置の動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明において、上記消灯要求最遅システムは、例えば、複数のシステムのうち、イグニッションオンから上記点消灯要求手段の消灯要求信号が出力されるまでの時間が最も長いシステムを調べておき、このシステムを上記消灯要求最遅システムとして予め選定しておくことができる。
【0013】
また、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、イグニッションオンから所定の時間T経過後に上記複数のシステムの上記警告灯を同時に消灯させるよう構成されており、上記時間Tは、イグニッションオンから上記警告灯制御手段が上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記消灯要求信号を受けるまでの時間以上であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、イグニッションオンから所定の時間T経過後、上記警告灯制御手段は、すでに上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の消灯要求信号を含めた複数のシステムすべての上記点消灯要求手段の消灯要求信号を受けている。そのため、上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の消灯要求信号を受けた後に複数のシステムの上記警告灯を同時に消灯させるという動作を確実に行うことができる。
なお、上記時間Tは、例えば、イグニッションオンから上記警告灯制御手段が上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の消灯要求信号を受けるまでの時間を予め調べておき、それ以上の時間に設定すればよい。
【0014】
また、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、上記複数のシステムのうち、上記点消灯要求手段から上記点灯要求信号が出力される時刻が最も遅い点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記点灯要求信号を受けた時点で又はその後、上記複数のシステムの上記警告灯を同時に点灯させるよう構成されていることが好ましい(請求項3)。
すなわち、上記警告灯制御手段は、上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の点灯要求信号を受けるまでは、他のシステムの上記点消灯要求手段から点灯要求信号を受けても、他のシステムの上記警告灯を直ちに、また個別に点灯させない。そして、上記警告灯制御手段が上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の点灯要求信号を受けた時点で又はその後、すでに点灯要求信号を受けている他のシステムの上記警告灯を含む複数のシステムすべての上記警告灯を同時に点灯させる。これにより、上記警告灯を診断する動作において、複数のシステムの上記警告灯について点灯させるタイミングも合わせることができ、見栄えがさらに良くなる等、商品性の向上をより一層図ることができる。
【0015】
また、上記点灯要求最遅システムは、例えば、複数のシステムのうち、イグニッションオンから上記点消灯要求手段の点灯要求信号が出力されるまでの時間が最も長いシステムを調べておき、このシステムを上記点灯要求最遅システムとして予め選定しておくことができる。
【0016】
また、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、イグニッションオンから所定の時間t経過後に上記複数のシステムの上記警告灯を同時に点灯させるよう構成されており、上記時間tは、イグニッションオンから上記警告灯制御手段が上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記点灯要求信号を受けるまでの時間以上であることが好ましい(請求項4)。
この場合には、イグニッションオンから所定の時間t経過後、上記警告灯制御手段は、すでに上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の点灯要求信号を含めた複数のシステムすべての上記点消灯要求手段の点灯要求信号を受けている。そのため、上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の点灯要求信号を受けた後に複数のシステムの上記警告灯を同時に点灯させるという動作を確実に行うことができる。
なお、上記時間tは、例えば、イグニッションオンから上記警告灯制御手段が上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の点灯要求信号を受けるまでの時間を予め調べておき、それ以上の時間に設定すればよい。
【実施例】
【0017】
(実施例1)
本発明の実施例にかかる警告灯診断装置について、図1の概略ブロック図を用いて説明する。
本例の警告灯診断装置1は、車両における複数のシステム3(3a〜3c)の異常をシステム3ごとに知らせるための複数の警告灯21(21a〜21c)と複数の警告灯21の点消灯を制御する警告灯制御手段22とを有する警告灯表示部2と、各システム3の警告灯21の点消灯を要求する信号を出力する複数の点消灯要求手段31(31a〜31c)とを備えている。
【0018】
警告灯診断装置1は、警告灯表示部2の警告灯制御手段22がイグニッションオンに伴って各システム3の点消灯要求手段31から出力される点灯要求信号を受けたことを条件として警告灯21を点灯させることにより、各システム3の警告灯21が正常に点灯するか否かを診断するものである。
【0019】
ここで、車両における複数のシステム3(3a〜3c)とは、例えば、エンジン系統、充電系統、油圧系統等のシステムであり、警告灯21の診断を行うシステムである。図1では、その一部のシステムを示している。また、点灯要求手段31とは、例えば、各システム3のECU等である。また、警告灯表示部2とは、例えば、コンビネーションメータ等である。
また、システム3a、3b、3cに対応する点消灯要求手段31は、それぞれ点消灯要求手段31a、31b、31cである。また、システム3a、3b、3cに対応する警告灯21は、それぞれ警告灯表示部2の警告灯21a、21b、21cである。
【0020】
警告灯診断装置1において、システム3a、3b、3cは、それぞれ点消灯要求手段31a、31b、31cに接続されている。また、点消灯要求手段31a、31b、31cは、いずれも警告灯表示部2の警告灯制御手段22に接続されている。また、警告灯制御手段22は、警告灯21a、21b、21cそれぞれに対して接続されている。
【0021】
警告灯表示部2において、警告灯制御手段22は、各システム3の点消灯要求手段31から出力される消灯要求信号を受けたことを条件として、すでに点灯している(診断のために点灯させた)警告灯21を消灯させるよう構成されている。
そして、警告灯制御手段22は、複数のシステム3のうち、点消灯要求手段31から消灯要求信号が出力される時刻(タイミング)が最も遅い消灯要求最遅システム3(3a)の点消灯要求手段31(31a)の消灯要求信号を受けた時点で、複数のシステム3の警告灯21を同時に消灯させるよう構成されている。
【0022】
本例では、複数のシステム3のうち、イグニッションオンから点消灯要求手段31の消灯要求信号が出力されるまでの時間が最も長いシステム3を予め調べておき、このシステム3を消灯要求最遅システムとした。本例における消灯要求最遅システムは、システム3aである。
【0023】
また、警告灯制御手段22は、上述のごとく、イグニッションオンに伴って各システム3の点消灯要求手段31から出力される点灯要求信号を受けたことを条件として、警告灯21を点灯させるよう構成されている。
そして、警告灯制御手段22は、複数のシステム3のうち、点消灯要求手段3から点灯要求信号が出力される時刻(タイミング)が最も遅い点灯要求最遅システム3(3a)の点消灯要求手段31(31a)からの点灯要求信号を受けた時点で、複数のシステム3の警告灯21を同時に点灯させるよう構成されている。
【0024】
本例では、複数のシステム3のうち、イグニッションオンから点消灯要求手段31の点灯要求信号が出力されるまでの時間が最も長いシステム3を予め調べておき、このシステム3を点灯要求最遅システムとした。本例における点灯要求最遅システムは、システム3aである。
【0025】
次に、上記構成の警告灯診断装置の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、イグニッションがオンにされると(S101)、システム3a〜3cの点消灯要求手段31a〜31cは、警告灯表示部2の警告灯制御手段22に対してそれぞれ点灯要求信号を出力する。そして、警告灯制御手段22は、点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの点灯要求信号の入力を待つ(S102)。
【0026】
次いで、警告灯制御手段22は、点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの点灯要求信号の入力を受けると、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cに対して点灯のための制御信号を出力する。これにより、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cを同時に点灯させる(S103)。
【0027】
次いで、システム3a〜3cの点消灯要求手段31a〜31cは、警告灯表示部2の警告灯制御手段22に対してそれぞれ消灯要求信号を出力する。そして、警告灯制御手段22は、消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの点灯要求信号の入力を待つ(S104)。
【0028】
次いで、警告灯制御手段22は、消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの消灯要求信号の入力を受けると、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cに対して消灯のための制御信号を出力する。これにより、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cを同時に消灯させる(S105)。
以上により、各システム3の警告灯21が正常に点灯するか否かの診断を終了する。
【0029】
次に、本例の警告灯診断装置1における作用効果について説明する。
本例の警告灯診断装置1において、警告灯表示部2の警告灯制御手段22は、複数のシステム3のうち、点消灯要求手段31から消灯要求信号が出力される時刻(タイミング)が最も遅い消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの消灯要求信号を受けた時点で、複数のシステム3の警告灯21を同時に消灯させるよう構成されている。
【0030】
すなわち、警告灯制御手段22は、消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの消灯要求信号を受けるまでは、他のシステム3b、3cの点消灯要求手段31b、31cから消灯要求信号を受けても、点灯している他のシステム3b、3cの警告灯21b、21cを直ちに、また個別に消灯させない。そして、警告灯制御手段22が消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの消灯要求信号を受けた時点で、すでに消灯要求信号を受けている他のシステム3b、3cの警告灯21b、21cを含む複数のシステム3a〜3cすべての警告灯21a〜21cを同時に消灯させる。
【0031】
これにより、警告灯診断装置1は、各システム3の警告灯21が正常に点灯するか否かを診断する動作において、診断のために点灯させた複数のシステム3の警告灯21を消灯させるタイミングを合わせることができる。その結果、見栄えが良くなる等、商品性の向上を図ることができる。
【0032】
また、本例では、警告灯表示部2の警告灯制御手段22は、複数のシステム3のうち、点消灯要求手段31から点灯要求信号が出力される時刻(タイミング)が最も遅い点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を受けた時点で、複数のシステム3の警告灯21を同時に点灯させるよう構成されている。
【0033】
すなわち、警告灯制御手段22は、点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を受けるまでは、他のシステム3b、3cの点消灯要求手段31b、31cから点灯要求信号を受けても、他のシステム3b、3cの警告灯21b、21cを直ちに、また個別に点灯させない。そして、警告灯制御手段22が点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を受けた時点で、すでに点灯要求信号を受けている他のシステム3b、3cの警告灯を含む複数のシステム3a〜3cすべての警告灯21a〜21cを同時に点灯させる。
これにより、警告灯21を診断する動作において、複数のシステム3の警告灯21について点灯させるタイミングも合わせることができ、見栄えがさらに良くなる等、商品性の向上をより一層図ることができる。
【0034】
このように、本例によれば、診断のために点灯させた複数のシステム3の警告灯21について消灯させるタイミングを合わせ、商品性の向上を図ることができる警告灯診断装置1を提供することができる。
【0035】
(実施例2)
本例は、図3に示すごとく、警告灯診断装置1の構成及び動作を変更した例である。
なお、本例の警告灯診断装置1の基本的な構成は、実施例1と同様であるため、図1も参照して説明する。
【0036】
警告灯表示部2において、警告灯制御手段22は、イグニッションオンから所定の時間T経過後に複数のシステム3の警告灯21を同時に消灯させるよう構成されている。時間Tは、イグニッションオンから警告灯制御手段22が消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの消灯要求信号を受けるまでの時間以上である。
本例では、時間Tは、イグニッションオンから警告灯制御手段22が消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの消灯要求信号を受けるまでの時間を予め調べておき、その時間よりも長い時間に設定した。
【0037】
また、警告灯制御手段22は、イグニッションオンから所定の時間t経過後に複数のシステム3の警告灯21を同時に点灯させるよう構成されている。時間tは、イグニッションオンから警告灯制御手段22が点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を受けるまでの時間以上である。
本例では、時間tは、イグニッションオンから警告灯制御手段22が点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を受けるまでの時間を予め調べておき、その時間よりも長い時間に設定した。
その他は、実施例1と同様の構成である。
【0038】
次に、上記構成の警告灯診断装置1の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、イグニッションがオンにされると(S201)、システム3a〜3cの点消灯要求手段31a〜31cは、警告灯表示部2の警告灯制御手段22に対してそれぞれ点灯要求信号を出力する。このとき、警告灯制御手段22は、イグニッションオンから上記のように予め設定しておいた所定の時間tが経過するまで待つ(S202)。この間に、警告灯制御手段22は、点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの点灯要求信号を含めたシステム3a〜3cすべての点消灯要求手段31a〜31cからの点灯要求信号の入力を受ける。
【0039】
次いで、警告灯制御手段22は、イグニッションオンから所定の時間tを経過すると、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cに対して点灯のための制御信号を出力する。これにより、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cを同時に点灯させる(S203)。
【0040】
次いで、システム3a〜3cの点消灯要求手段31a〜31cは、警告灯表示部2の警告灯制御手段22に対してそれぞれ消灯要求信号を出力する。このとき、警告灯制御手段22は、イグニッションオンから上記のように予め設定しておいた所定の時間Tが経過するまで待つ(S204)。この間に、警告灯制御手段22は、消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aからの消灯要求信号を含めたシステム3a〜3cすべての点消灯要求手段31a〜31cからの消灯要求信号の入力を受ける。
【0041】
次いで、警告灯制御手段22は、イグニッションオンから所定の時間Tを経過すると、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cに対して消灯のための制御信号を出力する。これにより、システム3a〜3cの警告灯21a〜21cを同時に消灯させる(S205)。
以上により、各システム3の警告灯21が正常に点灯するか否かの診断を終了する。
【0042】
次に、本例の警告灯診断装置1における作用効果について説明する。
本例の場合には、イグニッションオンから所定の時間T経過後、警告灯制御手段22は、すでに消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの消灯要求信号を含めた複数のシステム3a〜3cすべての点消灯要求手段31a〜31cの消灯要求信号を受けている。そのため、消灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの消灯要求信号を受けた後に複数のシステム3a〜3cすべての警告灯21a〜21cを同時に消灯させるという動作を確実に行うことができる。
【0043】
また、イグニッションオンから所定の時間t経過後、警告灯制御手段22は、すでに点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を含めた複数のシステム3a〜3cすべての点消灯要求手段31a〜31cの点灯要求信号を受けている。そのため、点灯要求最遅システム3aの点消灯要求手段31aの点灯要求信号を受けた後に複数のシステム3a〜3cすべての警告灯21a〜21cを同時に点灯させるという動作を確実に行うことができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
【符号の説明】
【0044】
1 警告灯診断装置
2 警告灯表示部
21 警告灯
22 警告灯制御手段
3 システム
31 点消灯要求手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両における複数のシステムの異常を該システムごとに知らせるための複数の警告灯と該複数の警告灯の点消灯を制御する警告灯制御手段とを有する警告灯表示部と、上記各システムの上記警告灯の点消灯を要求する信号を出力する複数の点消灯要求手段とを備え、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段がイグニッションオンに伴って上記各システムの上記点消灯要求手段から出力される点灯要求信号を受けたことを条件として上記警告灯を点灯させることにより、上記各システムの上記警告灯が正常に点灯するか否かを診断する警告灯診断装置であって、
上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、上記各システムの上記点消灯要求手段から出力される消灯要求信号を受けたことを条件として、すでに点灯している上記警告灯を消灯させるよう構成されており、
かつ、上記複数のシステムのうち、上記点消灯要求手段から上記消灯要求信号が出力される時刻が最も遅い消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記消灯要求信号を受けた時点で又はその後、上記複数のシステムの上記警告灯を同時に消灯させるよう構成されていることを特徴とする警告灯診断装置。
【請求項2】
請求項1に記載の警告灯診断装置において、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、イグニッションオンから所定の時間T経過後に上記複数のシステムの上記警告灯を同時に消灯させるよう構成されており、上記時間Tは、イグニッションオンから上記警告灯制御手段が上記消灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記消灯要求信号を受けるまでの時間以上であることを特徴とする警告灯診断装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の警告灯診断装置において、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、上記複数のシステムのうち、上記点消灯要求手段から上記点灯要求信号が出力される時刻が最も遅い点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記点灯要求信号を受けた時点で又はその後、上記複数のシステムの上記警告灯を同時に点灯させるよう構成されていることを特徴とする警告灯診断装置。
【請求項4】
請求項3に記載の警告灯診断装置において、上記警告灯表示部の上記警告灯制御手段は、イグニッションオンから所定の時間t経過後に上記複数のシステムの上記警告灯を同時に点灯させるよう構成されており、上記時間tは、イグニッションオンから上記警告灯制御手段が上記点灯要求最遅システムの上記点消灯要求手段の上記点灯要求信号を受けるまでの時間以上であることを特徴とする警告灯診断装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−66645(P2012−66645A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−211662(P2010−211662)
【出願日】平成22年9月22日(2010.9.22)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【Fターム(参考)】