説明

貨物を保持する方法およびシステム

【課題】輸送中の貨物へのアクセスを防止する、貨物を保持する方法およびシステムを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態では、システムは、貨物を覆うようになっているセキュリティネットを含み、ネットは周縁部を有するパネルを含む。パネルは、パネルを引き裂くことなく物体を容易に挿入することを防止するに十分小さい孔を有するネットから構成されている。周縁部は、複数の開口部を有する。システムはさらに、貨物下のパレットにロックされ且つ複数の開口部の一つに連結されるようになっている複数のセキュリティロックを含む。各セキュリティロックは、複数のセキュリティロックが所定のセットに属しているか否かを識別するための第1の識別子を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、貨物を保持(secure)する方法およびシステムに関し、特に輸送中の貨物にアクセスすることを防止する方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
貨物運送用の貨物を保持する従来の方法およびシステムは、典型的にはパレットに貨物を保持するためにネット状のバンドを用いている。これでは輸送中の安全性に問題が起こり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記の技術的背景を鑑みて、貨物輸送の安全性を確保する別のシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって本発明は一局面において、貨物を覆うようになっているセキュリティネットを含むシステムであり、ネットは、周縁部を有するパネルを含む。パネルは、パネルを引き裂くことなく物体を容易に挿入することを防止するに十分小さい孔を有するネットから構成されている。周縁部は複数の開口部を有する。システムはさらに、貨物下のパレットにロックされ且つ複数の開口部の一つに連結されるようになっている複数のセキュリティロックを含む。各セキュリティロックは、複数のセキュリティロックが所定のセットに属しているか否かを識別するための第1の識別子を有する。
【0005】
本発明の実施形態の一例において、システムは、複数の連結部材をさらに含む。各連結部材は、複数のセキュリティロックの一つを複数の開口部の一つに連結する。各連結部材は、複数の連結部材が所定のセットに属しているか否かを識別するための第2の識別子を有する。
【0006】
さらなる実施形態において、連結部材は、使用前は開位置にあり、閉じて不可逆な閉位置を呈することにより、許可なく開けられることを確実に検出するようになっている。
【0007】
本発明の別の局面によると、輸送中の貨物へのアクセスを防止する方法が開示される。方法は、支持パレットに貨物を載置(setting)する工程と、貨物をセキュリティネットで覆う工程とを含む。ネットは周縁部を有するパネルを含み、パネルは、パネルを引き裂くことなく物体を容易に挿入することを防止するに十分小さい孔を有するネットから構成されている。セキュリティネットの周縁部はその後、独自の識別部を有するロックシステムを用いてパレットに連結される。ロックは、不正が行われたときに破壊されるようになっている。輸送後、ユーザはロックとセキュリティネットとが一体化されていることをチェックし、ネットを貨物から取り外す前に識別部を確かめる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の利点は数多くある。一つの利点は、セキュリティネットの小さい孔がセキュリティロックと組み合わされて、輸送中の貨物に、ネットまたは、セキュリティネットとパレットとの間の隙間のいずれかを介して異物が挿入されることを防止することである。セキュリティロックおよび/または連結部材内で識別部が用いられることにより、例えば貨物の一部としてネット内部に爆弾が仕掛けられた後、いずれかのロック/パーツが元々は用いられていなかった別のロック/パーツに置換されている最中に、ユーザがセキュリティ違反を識別することが容易になる。
【0009】
本発明の別の利点は、セキュリティロックと連結部材とがプラスチック材料から構成されており、そのために貨物をパレットに保持する目的で用いられる金属部材と容易に区別できることである。さらに容易に識別できないようにプラスチック製パーツを破壊して開けることは困難である。プラスチックはリサイクル可能でもある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態によるセキュリティネットシステムの前面図である。
【0011】
【図2】本発明の一実施形態によるセキュリティネットの斜視図である。
【0012】
【図3a】本発明の一実施形態によるセキュリティロックの分解図である。
【0013】
【図3b】解放可能位置におけるセキュリティロックとパレットの軌道部とを示す図である。
【0014】
【図3c】ロック位置におけるセキュリティロックとパレットの軌道部とを示す図である。
【0015】
【図4】本発明の一実施形態によるシーリング装置の図である。
【0016】
【図5】本発明の一実施形態による連結装置の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態は、セキュリティネット22と複数のセキュリティロック24とを含むセキュリティネットシステム20である。セキュリティネット22は、周縁部を有するパネル28を含む。パネル28は十分小さいサイズの孔を有するネットにより構成されており、パネルを引き裂くことなしに異物を挿入することが容易にできないようになっている。一実施形態では、パネル28はポリエステルから構成されており、孔のサイズは約1cm×1cmである。セキュリティネット22の周縁部には、複数の開口部32が構成されている。各セキュリティロック24は、開口部32の一つに連結されるようになっており、さらにセキュリティネット22下のパレット25にロックされるようになっている。セキュリティロック24は所定のセットで設けられている。各セキュリティロック24は第1の識別子を有しており、ユーザまたは機械が、セキュリティロック24が所定のセットに属しているか否かを識別できるようになっている。第1の識別子は以下により詳細に述べる。
【0018】
貨物輸送中、貨物はパレット25上に載置され、セキュリティネット22および貨物ネットの両方に覆われている。貨物ネットは、貨物を適所に保つ(hold)するために用いられる、織物のバンドをネット状にした従来のものであってもよく、大きな開口領域を有してもよい。セキュリティネット22は貨物ネットの内側にあってもよいし外側にあってもよい。セキュリティネット22および貨物ネットはその後共にその後パレット25にロックされる。上記のように、セキュリティネット22のパネル28は、セキュリティネット22を介して異物を貨物に挿入することが容易にできないように構成されている。セキュリティネット22を介して異物を挿入できるようにするためには、まずセキュリティネット22を引き裂かなくてはならない。ネットの形状により、ネットで覆われた内側の貨物でもユーザは確実に見ることができる。セキュリティロック24は、セキュリティネット22とパレット25との間の隙間から異物が挿入されることを防止する。セキュリティネット22の開口部32も、異物の挿入を防止するに十分小さい。これらにより、システム20は全体として、貨物がある場所から別の場所へ輸送される間、貨物へのアクセスを防止する。
【0019】
図2は、本発明の一実施形態によるセキュリティネット22の斜視図を示している。パネル28は、上面29と複数の側面30とを有する。パネル28は一体型である。すなわち面と面の間に継ぎ目がない。上面29と複数の側面30は、覆うべき貨物を収容する内部空間を規定する。パネル28上に複数の弾性バンド40が設けられており、弾性バンド40を伸縮することにより、セキュリティネット22はある範囲のサイズを有する貨物を収容することができる。実施形態の一例では、弾性バンド40は互いに隣接する側面30間のエッジにおいて実質的に垂直に延びている。弾性バンド40がこの方向に設けられていることにより、セキュリティネット22はある範囲の高さを有する貨物を収容することができる。さらにセキュリティネット22の底部の各角部において、弾性バンク42が水平方向に延びている。弾性バンク42は2つの隣接する側面30間の底部エッジをまたがって延びており、これにより弾性バンク42が縮小したときに貨物が角部で、よりきつく保持される。一実施形態では、弾性バンド40と弾性バンク42とを有するパネル28は全体が黒色であり、引き裂かれたときにその箇所が容易に識別できるようになっている。
【0020】
再び図2を参照すると、開口部32のエッジに沿って例えば銅製の金属枠(metal rim)44が設けられている。セキュリティネット22の両側において、金属リング(metal ring)44はさらにプラスチック製ディスク46に取り囲まれている。金属リング44およびプラスチック製ディスク46は、開口部32においてセキュリティネット22を強化し、日々の作業中に開口部32でセキュリティネット22が簡単に裂けないことを保証する。
【0021】
図3aは、本発明の一実施形態によるセキュリティロック24の分解図を示している。セキュリティロック24は、ロック部材34と、ロック部材34のネック39に取り付けられるようになっているラッチ36とを含む。ロック部材34は、パレット25の軌道部にロックされる突出部37を含む。ラッチ36は、ロック部材34がパレット25に対してロック位置にあるときにのみロック部材34に取り付け可能になっている。セキュリティロック24とパレット25とのロック機構は以下に述べる。
【0022】
図3bおよび図3cはそれぞれ、解放可能位置およびロック位置におけるセキュリティロック24およびパレット25を示す。解放可能位置では、ロック部材34の突出部37の輪郭は、パレット25の軌道部41の輪郭(破線で示す)に沿っている。これは、突出部37が軌道部41に挿入可能または軌道部41から解放可能であることを意味する。ラッチ36は、単位距離の約半分だけ離れたロック部材の突出部37と同じ輪郭を有する。したがってラッチ36は、ネック部39に取り付けたりパレット25と係合したりすることはできない。ロック部材34が軌道部41に沿って単位距離の約半分だけ移動すると、ラッチ36はネック部39に取り付け可能となり、突出部37は軌道部41内にロックされる。
【0023】
ロック部材34およびラッチ36の両方に締結開口部38が設けられており、これによりシーリング装置(sealing device)がロック位置でこれらを締結(seal)する。セキュリティロック24が締結されると、シーリング装置はラッチ36がロック部材34から分離したりロック部材34に対して移動したりすることを防止し、他方ロック部材34が貨物輸送中にロック位置から移動することを防止する。
【0024】
貨物に起こり得る不正の一つは、セキュリティロック24全体が破壊されて貨物領域に異物(例えば爆弾)が挿入可能になることである。その場合、破壊されたロックは新しいロックに置換されて不正の検出を妨げる。セキュリティロック24に不正が行われていることをユーザに警告する一つの方法は、各セキュリティロック24に第1の識別子35を設けることである。図3aに示す実施形態の一例では、第1の識別子35は、セキュリティロック24の表面に例えばレーザ印刷で印刷されたシリアルナンバーである。所定のセットに属する各セキュリティロック24は、合致する第1の識別子35を有している。合致する第1の識別子35は、例えばシリアルナンバーが同一であるか、所定のパターンを有する。
【0025】
図4は、本発明の実施形態の一例によるシーリング装置27を示す。この実施形態では、シーリング装置27は、締結部52とワイヤ部54とを有するワイヤシールである。ワイヤ部54は、各セキュリティロック24の締結開口部38に挿入されて締結部52を締結するようになっており、同時にセキュリティロック24どうしを連結する。換言すると、ワイヤシールは複数のセキュリティロック24に共通である。実施形態の一例では、シーリング装置27がセキュリティロック24と同一の所定のセットに属しているか否かを識別するための第2の識別子50が締結部52に設けられている。
【0026】
実施形態の一例では、セキュリティロック24は連結部材26を介してセキュリティネット22に連結されている。図5は、本発明の一実施形態による連結部材26を示す。連結部材26は、初期状態では開位置にある2つのハーフリング46を有するスナップリングという形態で設けられている。開位置において、2つのハーフリング46は回動端47で永久的かつ回動自在(pivotally)に接続されており、他端に不可逆なスナップ部48を有する。連結部材26は開口部32の一つにセキュリティロック24のロックボルトを介して挿入され、その後スナップ部48どうしが留められて不可逆な閉位置を呈する。2つのハーフリング46のスナップ部48どうしが留められると、永久的閉構造が構成される。留められた状態は不可逆であるため、連結部材26に損傷を与えない限り、セキュリティロック24はセキュリティネット22から分離されない。したがって連結部材26が許可なく開けられた場合、容易に気づく。
【0027】
実施形態の一例では、各連結部材26に第3の識別子56が設けられている。実施形態の一例では、第3の識別子56は、連結部材26の表面に例えばレーザ印刷で印刷されたシリアルナンバーである。上記したセキュリティロック24およびシーリング装置27と同一の所定のセットに属する各連結部材26は、合致する第3の識別子56を有している。合致する第3の識別子56は、例えばシリアルナンバーが同一であるか、所定のパターンを有する。
【0028】
特定の実施形態では、第1の識別子35、第2の識別子50および第3の識別子56は同一のシリアルナンバーである。このようなシリアルナンバーが印刷されたパーツのみが所定のセットに属していると見なされる。
【0029】
実施形態の一例では、セキュリティネット22が引き裂かれたとき、あるいはいずれかのセキュリティロック24または連結部材26が損傷を受けたり破壊されたりしたときだけでなく、パーツどうしの識別子が合致しないときも、貨物に不正が行われたと見なされる。例えば、セキュリティネット22またはセキュリティロック24が一体化されていない場合、またはあるセキュリティロックのシリアルナンバーが他のセキュリティロックおよびワイヤシールと異なることが判明した場合、ユーザは貨物に不正が行われたことを警告され適宜対処する。例えば、貨物を徹底的にチェックし、全く新しいセットのセキュリティロックを設置する。同一の識別子を有するパーツのセットは各々一度だけ用い、その後は廃棄する。
【0030】
一実施形態では、セキュリティロック24および連結部材26はプラスチック材料から構成されている。プラスチック材料は、貨物ネットの安全を確保するために用いられる金属製のセキュリティロックと容易に区別可能であり、これにより2種類のセキュリティロックが混同されることが防止される。プラスチック材料はリサイクル可能でもある。実施形態の一例では、プラスチック材料の色は白である。
【0031】
以上、本発明の実施形態の例を十分に記載した。上記記載は特定の実施形態に関するが、本発明を実施する場合に特定の詳細事項が改変可能であることは当業者には明らかである。したがって本発明は本明細書に記載した実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
【0032】
例えば、シーリング装置27は全セキュリティロック24に共通である必要はない。シーリング装置27は個々のセキュリティロック24毎に適用可能であり、これらが同様に機能することは当業者には明らかである。
【0033】
第1の識別子35、第2の識別子50および第3の識別子56は同一タイプであってもよいし、異なったタイプであってもよく、例えば、上記のシリアルナンバー、バーコード、RFID、またはユーザが人間の目を用いてまたは特定の機械を介して識別することができる識別子であればよい。
【0034】
セキュリティネット22に追加のサインを取り付けることもできる。サインはまずプラスチック製シートに印刷され、その後従来の方法を用いてセキュリティネットに取り付けられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
輸送中の貨物へのアクセスを防止するシステムであって、
a)前記貨物を覆うようになっているセキュリティネットであって、前記ネットは周縁部を有するパネルを含み、前記パネルが、前記パネルを引き裂くことなく物体を容易に挿入することを防止するに十分小さい孔を有するネットから構成されており、前記周縁部が複数の開口部を有する、セキュリティネットと、
b)前記貨物下のパレットにロックされ且つ前記複数の開口部の一つに連結されることにより前記セキュリティネットと前記パレットとの間の隙間から物体が挿入されることを防止するようになっている複数のセキュリティロックであって、各々が、前記複数のセキュリティロックが所定のセットに属しているか否かを識別するための第1の識別子を有する、複数のセキュリティロックと、
を含むシステム。
【請求項2】
各々が前記複数のセキュリティロックの一つを前記開口部の一つに連結する、複数の連結部材であって、各々が、前記複数の連結部材が前記所定のセットに属しているか否かを識別するための第2の識別子を有する、複数の連結部材をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記連結部材は、使用前は開位置にあり、閉じて不可逆な閉位置を呈することにより、許可なく開けられることを確実に検出するようになっている、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記複数のセキュリティロックに共通のシーリング装置であって、前記シーリング装置が前記所定のセットに属しているか否かを識別するための第3の識別子を有するシーリング装置をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記複数のセキュリティロックがプラスチック材料から構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記セキュリティネットの前記開口部が、前記セキュリティネットの前記周縁部に沿って均一に分布している、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記セキュリティネットが、前記パネル上の複数の弾性バンドをさらに含み、前記周縁部に沿った複数の弾性バンクを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記セキュリティネットが、各前記開口部のエッジに沿って設けられた金属枠と、前記金属枠を取り囲むプラスチック製ディスクとをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記第1の識別子と前記第2の識別子と前記第3の識別子とがシリアルナンバーである、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記複数の連結部材、前記複数のセキュリティロックおよび前記シーリング装置の前記シリアルナンバーが同一であるとき、前記複数の連結部材と前記複数のセキュリティロックと前記シーリング装置とが前記所定のセットに属している、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
輸送中の貨物へのアクセスを防止する方法であって、
a)支持パレットに前記貨物を載置する工程と、
b)前記貨物をセキュリティネットで覆う工程であって、前記ネットが周縁部を有するパネルを含み、前記パネルが、前記パネルを引き裂くことなく物体を容易に挿入することを防止するに十分小さい孔を有するネットから構成されている、工程と、
c)独自の識別部を有するロックシステムを用いて前記セキュリティネットの前記周縁部を前記パレットに連結することにより、前記セキュリティネットと前記パレットとの間の隙間から物体が容易に挿入されることを防止する工程であって、不正が行われたときに前記ロックが破壊されるようになっている、工程と、
d)前記ロックと前記セキュリティネットとが一体化されていることをチェックし、前記ネットを前記貨物から取り外す前に前記識別部を確かめる工程と、
を含む方法。
【請求項12】
前記ロックシステムは、前記パレットにロックされるようになっている複数のセキュリティロックを含み、前記複数のセキュリティロックは所定のセットで設けられ、前記所定のセットの各前記セキュリティロックは合致する前記識別部を有する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記ロックシステムは、前記セキュリティロックを前記セキュリティネットに連結する複数の連結部材を含み、前記連結部材の各々には前記識別部が付与されている、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記識別部は、シリアルナンバーである、請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−30894(P2012−30894A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−164414(P2011−164414)
【出願日】平成23年7月27日(2011.7.27)
【出願人】(511182677)キャセイ パシフィック エアウェイズ リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】Cathay Pacific Airways Limited
【Fターム(参考)】