説明

質量標識体

【課題】質量分析において生物分子を標識し検出するための質量標識体を提供する。
【解決手段】該質量標識体は、以下の構造
X−L−M
(式中、Xは質量マーカー部分である)からなり、Xは以下の基


(式中、環状ユニットは芳香族又は脂肪族であり、隣接した任意の2原子間の独立した0−3の二重結合からなり;各Zは独立してN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R、O又はSであり;XはN、C又はC(R)であり;各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;及びyは0−10の整数であり、Lはアミド結合からなる開裂可能リンカーであり、Mは質量正規化部分である)からなる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
質量分析において生物分子を標識し検出するための質量標識体であって、以下の構造
X−L−M
(式中、Xは質量マーカー部分である)からなり、Xは以下の基
【化1】

(式中、環状ユニットは芳香族又は脂肪族であり、隣接した任意の2原子間の独立した0−3の二重結合からなり;各Zは独立してN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R、O又はSであり;XはN、C又はC(R)であり;各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;及びyは0−10の整数であり、Lはアミド結合からなる開裂可能リンカーであり、Mは質量正規化部分である)からなることを特徴とする質量標識体。
【請求項2】
質量分析において生物分子を標識し検出するための質量標識体であって、以下の構造
X−L−M
(式中、Xは質量マーカー部分である)からなり、Xは以下の基
【化2】

(式中、環状ユニットは芳香族又は脂肪族であり、隣接した任意の2原子間の独立した0−3の二重結合からなり;各Z及びZは独立してN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R、O又はSであり;XはN、C又はC(R)であり;少なくともZ及びXのいずれかはNであり;各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;及びyは0−10の整数であり、Lはアミド結合からなる開裂可能リンカーであり、Mは質量正規化部分である)からなる請求項1に記載の質量標識体。
【請求項3】
質量分析において生物分子を標識し検出するための質量標識体であって、以下の構造
X−L−M
(式中、Xは質量マーカー部分である)からなり、Xは以下の基
【化3】

(式中、環状ユニットは芳香族又は脂肪族であり、隣接した任意の2原子間の独立した0−3の二重結合からなり;各Zは独立してN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R、O又はSであり;ZはN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R又はSであり;XはN、C又はC(R)であり;各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;Rは置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり、及びyは0−10の整数であり、Lはアミド結合からなる開裂可能リンカーであり、Mは質量正規化部分である)からなる請求項1又は請求項2に記載の質量標識体。
【請求項4】
質量分析において生物分子を標識し検出するための質量標識体であって、以下の構造
X−L−M
(式中、Xは質量マーカー部分である)からなり、Xは以下の基
【化4】

(式中、環状ユニットは芳香族又は脂肪族であり、隣接した任意の2原子間の独立した0−3の二重結合からなり;各Zは独立してN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R、O又はSであり;ZはN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(H)R、C(R)(R)、O又はSであり;XはN、C又はC(R)であり;各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;Rは置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;RはH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、又は置換又は未置換複素環基であり;yは0−10の整数であり;及びLはアミド結合からなる開裂可能リンカーであり、Mは質量正規化部分である)からなる前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項5】
質量分析において生物分子を標識し検出するための質量標識体であって、以下の構造
X−L−M
(式中、Xは質量マーカー部分である)からなり、Xは以下の基
【化5】

(式中、環状ユニットは芳香族又は脂肪族であり、隣接した任意の2原子間の独立した0−3の二重結合からなり;各Zは独立してN、N(R)、C(R)、CO、CO(R)、C(R、O又はSであり;XはN、C又はC(R)であり;各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基であり;及びyは0−10の整数であり、Lはアミド結合からなる開裂可能リンカーであり、Mは質量正規化部分である)からなり、yが3又は4であり、Lのアミド結合が(CRに隣接する場合、(CRの少なくとも1のRは、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基から選択される前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項6】
質量標識体の総分子量が600ダルトン以下である前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項7】
質量マーカー部分の分子量が300ダルトン以下である前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項8】
yが0、1又は2である前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項9】
質量マーカー部分が以下の基
【化6】

及び
【化7】

から選択される基からなる前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項10】
質量マーカー部分が以下の基
【化8】

及び
【化9】

から選択される基からなる請求項9に記載の質量標識体。
【請求項11】
質量マーカー部分を質量正規化部分に結合させる開裂可能リンカーが、衝突により開裂可能なリンカーである前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項12】
リンカーが質量分析法を用いたCID又はSIDにより開裂可能である請求項11に記載の質量標識体。
【請求項13】
質量正規化部分が、直鎖又は分岐C−C20置換又は未置換脂肪族基及び/又は1以上のアミノ酸からなる前記請求項のいずれかに記載の質量標識体。
【請求項14】
質量正規化基は、C−C置換又は未置換脂肪族基からなる請求項13に記載の質量標識体。
【請求項15】
質量分析において生物分子を標識し検出するための反応性質量標識体であって、質量標識体及び質量標識体を生物分子に結合させるための反応性官能基からなり、質量標識体は請求項1から請求項14のいずれかに定義されたものであることを特徴とする反応性質量標識体。
【請求項16】
反応性官能基が質量マーカー部分又は質量正規化部分に結合する請求項15に記載の反応性質量標識体。
【請求項17】
反応性官能基が生物分子の1以上の反応性部位と反応することができ、求核性又は求電子性である請求項15又は請求項16に記載の反応性質量標識体。
【請求項18】
反応性官能基が以下の基
【化10】

(式中、各Rは独立してH、置換又は未置換の直鎖又は分岐C−Cアルキル基、置換又は未置換環状脂肪族基、置換又は未置換芳香族基、又は置換又は未置換複素環基である)からなる請求項15から請求項17のいずれかに記載の反応性質量標識体。
【請求項19】
反応性官能基が以下の基
【化11】

からなる請求項15から請求項18のいずれかに記載の反応性質量標識体。
【請求項20】
反応性質量標識体が以下の構造
【化12】

【化13】

【化14】




【化15】

【化16】

の1を有する請求項19に記載の反応性質量標識体。
【請求項21】
質量マーカー部分が増感基からなる前記請求項のいずれかに記載の質量標識体又は反応性質量標識体。
【請求項22】
増感基がプレイオン化基である請求項21に記載の質量標識体又は反応性質量標識体。
【請求項23】
各質量標識体又は反応性質量標識体がビオチン等のアフィニティー捕捉リガンドからなる前記請求項のいずれかに記載の質量標識体又は反応性質量標識体。
【請求項24】
質量標識体又は反応性質量標識体がDNA、RNA、オリゴヌクレオチド、核酸塩基、タンパク質、ペプチド及び/又はアミノ酸又はこれらの類似化合物から選択される生物分子を標識し検出するためのものである前記請求項のいずれかに記載の質量標識体又は反応性質量標識体。
【請求項25】
請求項1から請求項14又は請求項21から請求項24のいずれかに定義された質量標識体からなることを特徴とする標識した生物分子。
【請求項26】
生物分子が質量標識体の質量マーカー部分又は質量正規化部分に結合した請求項25に記載の標識した生物分子。
【請求項27】
生物分子がDNA、RNA、オリゴヌクレオチド、核酸塩基、タンパク質、ペプチド及び/又はアミノ酸又はこれらの類似化合物から選択される請求項26に記載の標識した生物分子。
【請求項28】
質量分析法の分析方法において請求項1から請求項24のいずれかに定義された質量標識体又は反応性質量標識体を使用することを特徴とする使用。
【請求項29】
質量分析法がタンデム質量分析法である請求項28に記載の使用。
【請求項30】
質量マーカー部分を質量分析法により同定する生物分子の検出方法において請求項1から請求項24のいずれかに定義された質量標識体を使用することを特徴とする使用。
【請求項31】
生物分子の検出方法における請求項14から請求項24のいずれかに定義された反応性質量標識体の使用であって、反応性官能基が質量標識体を生物分子へ容易に結合させることを特徴とする使用。
【請求項32】
生物分子に関連可能な質量標識体を質量分析法により同定して生物分子を検出することからなる分析方法であって、質量標識体が請求項1から請求項14又は請求項21から請求項24のいずれかに定義された質量標識体であることを特徴とする方法。
【請求項33】
方法であって、
1.生物分子を請求項15から請求項24のいずれかに定義された反応性質量標識体と反応させ、
2.標識した生物分子を分離し、
3.生物分子に関連可能な質量標識体を質量分析法により同定する
ステップからなる請求項32に記載の方法。
【請求項34】
質量分析法がタンデム質量分析法である請求項32又は請求項33に記載の方法。
【請求項35】
ステップ(2)において、逆相高速液体クロマトグラフィー、陽イオン交換又はサイズ排除クロマトグラフィーにより、標識されていない検体から標識した検体を分離する請求項33又は34に記載の方法。
【請求項36】
2以上の質量標識体又は反応性質量標識体からなるセットであり、セットの各標識体は請求項1から請求項24のいずれかに定義されたものであり、各質量正規化部分は質量標識体が所望の総質量を有することを確実にし、セットは
−共通の質量を有する質量マーカー部分を有し、固有の総質量を有する標識体のグループ;又は
−そのグループの他全ての質量マーカー部分と異なる質量を有する質量マーカー部分を有し、共通の総質量を有する標識体のグループ
からなり、質量分析においてセットの全ての質量標識体が互いに識別可能であることを特徴とする質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項37】
セットの各標識体が共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体が固有の総質量を有する請求項36に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項38】
セットの各標識体が固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体が共通の総質量を有する請求項36に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項39】
セットの各質量標識体は以下の構造
M(A)−L−X(A)
(式中、Mは質量正規化部分であり、Xは質量マーカー部分であり、Aは質量調整部分であり、Lは開裂可能リンカーであり、y及びzは0以上の整数であり、及びy+zは1以上の整数である)を有する請求項36から請求項38のいずれかに記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項40】
質量調整部分が
(a)質量マーカー部分及び/又は質量正規化部分内に位置する同位体置換基、及び
(b)質量マーカー部分に結合した及び/又は質量正規化部分に結合した置換原子又は基
から選択される請求項39に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項41】
質量調整部分がハロゲン原子置換基、メチル基置換基及びH、15N、13C又は18O同位体置換基から選択される請求項39又は請求項40に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項42】
セットの各質量標識体は以下の構造
(*)n−L−M(*)m
(式中、Xは質量マーカー部分であり、Lは開裂可能リンカーであり、及びMは質量正規化部分であり、及びは同位体質量調整部分であり、及びn及びmは0以上の整数である)を有し、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項39から請求項41のいずれかに記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項43】
Xが以下の基
【化17】

(式中、R1、Z,X及びyは請求項1に定義されたものであり、セットの各標識体は0又は1以上のからなる)からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項42に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項44】
質量マーカー部分が以下の基
【化18】

及び
【化19】

(式中、セットは0又は1以上のからなる)から選択される基からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項43に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項45】
質量マーカー部分が以下の基
【化20】

及び
【化21】

(式中、セットは0又は1以上のからなる)から選択される基からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項44に記載の質量標識体又は反応性質量標識体セット。
【請求項46】
反応性官能基が以下の基
【化22】

(式中、Rは請求項18に定義されたものであり、セットは0又は1以上のからなる)からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項42から請求項45のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項47】
反応性官能基が以下の基
【化23】

(式中、セットは0又は1以上のからなる)からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項46に記載の反応性質量標識体セット。
【請求項48】
セットが以下の構造
【化24】

(式中、は酸素がO18、炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項49】
セットが以下の構造
【化25】

(式中、は酸素がO18、炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項50】
セットが以下の構造
【化26】

(式中、は酸素がO18、炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項51】
セットが以下の構造
【化27】

(式中、は酸素がO18、炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項52】
セットが以下の構造
【化28】

(式中、は酸素がO18、炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項53】
セットが以下の構造
【化29】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項54】
セットが以下の構造
【化30】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項55】
セットが以下の構造
【化31】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項56】
セットが以下の構造
【化32】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項57】
セットが以下の構造
【化33】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項58】
セットが以下の構造
【化34】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項59】
セットが以下の構造
【化35】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項60】
セットが以下の構造
【化36】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項61】
セットが以下の構造
【化37】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項62】
セットが以下の構造
【化38】

(式中、は炭素がC13又は窒素がN15であることを表し、セットの各標識体は1以上のからなる)を有する2以上の質量標識体からなり、これにより
セットの各標識体は共通の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は固有の総質量を有し、又は
セットの各標識体は固有の質量を有する質量マーカー部分からなり、セットの各標識体は共通の総質量を有する
請求項36から請求項47のいずれかに記載の反応性質量標識体セット。
【請求項63】
質量調整部分15N又は13Cであり、セットが以下の構造
【化39】

【化40】

を有する2の質量標識体からなる請求項58に記載の反応性質量標識体セット。
【請求項64】
質量調整部分15N及び13Cであり、セットが以下の構造
【化41】

【化42】

【化43】

【化44】

【化45】

を有する5の質量標識体からなる請求項61に記載の反応性質量標識体セット。
【請求項65】
質量調整部分15N及び13Cであり、セットが以下の構造
【化46】

を有する6の質量標識体からなる請求項58に記載の反応性質量標識体セット。
【請求項66】
複数の試料から得られる1以上の生物分子の相対及び/又は絶対量を決定する方法であって、方法は生物分子に関連可能な複数の質量標識体の相対及び/又は絶対量を質量分析法で同定することにより生物分子の量を検出することからなり、各質量標識体は請求項1から請求項14又は請求項21から請求項24のいずれかに定義された質量標識体であり、又は請求項36から請求項65のいずれかに定義された質量標識体セットであることを特徴とする方法。
【請求項67】
各生物分子が得られる試料の同定を行うために、各質量標識体が化学的に同一であり、異なった同位体で標識されている請求項66に記載の方法。

【図1】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図32】
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【図34】
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【図36】
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【図37】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図21】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図33】
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【図35】
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【公表番号】特表2009−503485(P2009−503485A)
【公表日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−523449(P2008−523449)
【出願日】平成18年7月26日(2006.7.26)
【国際出願番号】PCT/GB2006/002787
【国際公開番号】WO2007/012849
【国際公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【出願人】(505423678)エレクトロフォレティクス リミテッド (7)
【Fターム(参考)】