説明

赤ちゃん肌着用ハンガー

【課題】ひもを用いるタイプの赤ちゃん肌着は、ハンガーからの落下を防ぐ為にひもを結ばなければならず、時間と手間がかかり効率が悪かった。
本発明は、ひもを結ばず簡単に赤ちゃん肌着を掛けられるハンガーを提供する。
【解決手段】ハンガーの表面と裏面に下方に張り出すアームをアームを1本ずつ設け、各アーム先端の表裏両面に円盤型のひも留めを固定した赤ちゃん肌着ハンガー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は赤ちゃん肌着を掛けるための赤ちゃん肌着用ハンガーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ひもを用いるタイプの赤ちゃん肌着は、ハンガーからの落下を防ぐ為、ひもを結んでハンガーに掛けていた。
なお、赤ちゃん用の衣類に対応するために、伸縮出来る構造のハンガーが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】実登3066270号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ひもを用いるタイプの赤ちゃん肌着は、ハンガーからの落下を防ぐ為にひもを結ばなければならず、時間と手間がかかり効率が悪かった。
本発明は、以上の問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決する手段】
【0005】
ハンガーの表面と裏面に下方に張り出すアームを1本ずつ設け、各アーム先端の表裏両面に円盤型のひも留めを固定する。
以上の構成によりなるハンガー。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、従来のハンガーと同じ手順で赤ちゃん肌着を掛け、円盤型のひも留めに赤ちゃん肌着のひも挟むだけで固定されるので、作業時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の前面図
【図3】本発明の上面図
【図4】本発明の下面図
【図5】本発明の側面図
【図6】アームの断面図
【図7】本発明の使用時の斜視図1
【図8】本発明の使用時の斜視図2
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)山型の本体(1)頂上中心にフック(2)を設ける。
(ロ)本体(1)の上面左側に切り欠けA(3a)、右側に切り欠けB(3b)を設ける。
(ハ)本体(1の)表面、切り欠けA(3a)より中心寄りにアームA(4a)を設ける。
(ニ)本体(1)の裏面、切り欠けB(3b)より中心寄りにアームB(4b)を設ける。
(ホ)アームA(4a)、アームB(4b)の先端近くの表裏両面に、ひも留め固定部(6)を設け、穴の開いた円盤状のシリコンゴムを固定し、
アームA(4a)の表面にひも留めA(5a)、裏面にひも留めB(5b)、
アームB(4b)の表面にひも留めC(5c)、裏面にひも留めD(5d)を設け
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは先ず、肌着の右肩を切り欠きA(3a)に掛け、右袖に繋がるひもをアームA(4a)の裏側へ引き、ひも留めC(5c)とアームB(4b)の間に挟み固定する([図7]参照)。
次に肌着の左肩を切り欠きB(3b)に掛け、左襟に繋がるひもをひも留めA(5a)とアームA(4a)の間に挟み固定する([図8]参照)。
また、アームA(4a)の裏側にはひも留めB(5b)、アーム(4b)の裏側にはひも留めD(4d)が設けられているので、裏側から作業する場合でも、切り欠けA(3a)と切り欠けB(3b)、アームA(4a)とアームB(4b)を相互に読み替え、ひも留めA(5a)をひも留めD(5d)、ひも留めC(5c)をひも留めB(5b)と読み替えることで、上記と同じ手順で使用することができる。
【符号の説明】
1 本体、2 フック、3a 切り欠けA、3b 切り欠けB、4 アーム、4a アームA、4b アームB、5 ひも留め、5a ひも留めA、5b ひも留めB、5c ひも留めC、5d ひも留めD、6 ひも留め固定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンガーの表面と裏面に下方へ張り出すアームを1本ずつ設け、各アーム先端の表裏両面に円盤型のひも留めを固定した赤ちゃん肌着用ハンガー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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