説明

走行チェーン

【課題】ガイドレールを清掃でき、しかも塵埃を凝集することのできる走行チェーンを提供する。
【解決手段】走行チェーン5は、ガイドレール9に支持される複数のリンクを相互に連結したものであって、リンクから突出する取付ピン11と、取付ピン11に対して上下方向の開口幅の広い開口部13を有しガイドレール9に滑り接触する摺接部材15とを備え、摺接部材15の開口部13に取付ピン11を挿入することにより、摺接部材15を上下動自在にリンクに取付けたものである。摺接部材15の開口部13は上下方向に延びる長孔である。摺接部材15は、外プレート19の内側面21、又は内プレート27の外側面25に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の仕分けをする受板傾倒式コンベヤ、又は物品の搬送、又は流れ作業の現場に設備されるチェーンコンベヤに適用することのできる走行チェーンに関する。
【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1は物品の仕分けをするコンベヤを開示している。図9に示す受板傾倒式コンベヤ101は、受板103を保持するホルダー105を走行チェーン107に取付け、走行チェーン107をスプロケット109の回転に従わせて走行させるものである。同図は、走行チェーン107を支持するガイドレール111の端面を表しており、スプロケット109はガイドレール111の端面に接触しない位置で回転することができる。受板103は、ホルダー105に連結ピン113を介して旋回自在に連結され、実線で表した姿勢で物品を受け止める。
【0003】
走行チェーン107の走行する行程で、図に表れていない駆動手段が、受板103に設けた係合ピン115からフック117を離脱させると、受板103が仮想線で表したように傾倒する。これにより、受板103から物品が滑降し、受板103の下方に設置されたコンベヤ等で受け止められ搬送される。符号119は、受板傾倒式コンベヤ101の筐体を指している。
【0004】
また、チェーンのリンクにブラシを取付け、同チェーンを案内するガイドレールをブラシで清掃することが、特許文献1〜3に開示されている。この清掃は、ガイドレールに塵埃を堆積させることなく排除するために行われる。しかしながら、食品の仕分けに使用される受板傾倒式コンベヤ、又は食品を搬送するチェーンコンベヤでは、塵埃をブラシで払うことは、塵埃の飛散を抑える観点から好ましくない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開昭58−135026号公報
【特許文献2】実開昭52−27083号公報
【特許文献3】特開平8−217215号公報
【特許文献4】特開2007−84204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の実情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ガイドレールを清掃でき、しかも塵埃の飛散を防止できる走行チェーンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ガイドレールに支持される複数のリンクを相互に連結した走行チェーンであって、前記リンクから突出する取付ピンと、前記取付ピンに対して上下方向の開口幅の広い開口部を有し前記ガイドレールに滑り接触する摺接部材とを備え、前記摺接部材の開口部に前記取付ピンを挿入することにより、前記摺接部材を上下動自在に前記リンクに取付けたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記摺接部材の開口部が上下方向に延びる長孔であることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記複数のリンクが、互いに内向きの内側面を有する一対の外プレートと、前記一対の外プレートの内側に連結され互いに外向きの外側面を有する一対の内プレートとを備え、前記摺接部材が、前記外プレートの内側面、又は前記内プレートの外側面に配置されたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記摺接部材が、前記ガイドレールに滑り接触する走行方向の両側の縁部を有し、前記摺接部材の走行方向の幅が上下に向かうに従い広くなるように、前記摺接部材の縁部が成形されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る走行チェーンによれば、摺接部材を上下動自在にリンクに取付けているので、摺接部材が自重でガイドレールに押し付けられる。この状態で、摺接部材がガイドレールに滑り接触し、ガイドレールに塵埃が溜まるのを予防することができる。しかも、摺接部材は、塵埃をガイドレールから擦り取るので、塵埃の飛散を防止することができる。
【0012】
また、摺接部材は、ガイドレールに滑り接触することにより摩耗しても、その分、リンクに対して下降できるので、摺接部材がガイドレールを押し付ける力は一定に保たれる。このため、当該走行チェーンは、塵埃をガイドレールから擦り取る摺接部材の作用を長期に維持することができる。しかも、摺接部材は、その開口部にリンクから突出した取付ピンを挿入した簡素な構造でリンクに取付けられている。このため、摺接部材を交換するときの着脱作業が容易であり、また既成のチェーンに摺接部材を取付けるのが容易である。
【0013】
本発明に係る走行チェーンによれば、摺接部材を外プレートの内側面、又は内プレートの外側面に配置しているので、摺接部材がリンクに対してその幅方向へ突出する寸法を最小限に抑えることができる。このため、当該走行チェーンは、ガイドレールの幅を不要に広げなくて済むという利点がある。
【0014】
更に、本発明に係る走行チェーンは、摺接部材の走行方向の幅が上下に向かうに従い広くなるよう摺接部材の縁部が成形されている。これは、内プレートの外側面に取付けた摺接部材の縁部と、これに隣接する外プレートの端部との隙間、又は外プレートの内側面に取付けた摺接部材の縁部と、これに隣接する内プレートの端部との隙間を次のように設定するためである。
【0015】
即ち、摺接部材がガイドレールに滑り接触することによる摩擦力を受け、摺接部材は取付ピンを支点に傾こうとする。そこで、内プレートに取付けた摺接部材の縁部をこれに隣接する外プレートに近接させ、又は外プレートに取付けた摺接部材の縁部をこれに隣接する内プレートに近接させる。これにより摺接部材の傾きが制限されるので、当該走行チェーンは塵埃をガイドレールから擦り取る摺接部材の作用を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係る走行チェーンをガイドレールで支持した実施形態を示す分解斜視図。
【図2】本発明に係る走行チェーンに支軸を設けた実施形態の一部を破断した平面図。
【図3】本発明に係る走行チェーンに支軸を設け同走行チェーンをガイドレールで支持した実施形態を示す内リンクの断面図。
【図4】本発明に係る走行チェーンに支軸を設けた実施形態を示す外リンクの断面図。
【図5】本発明に係る走行チェーンの内リンクに摺接部材を取付けた実施形態を示す側面図。
【図6】本発明に係る走行チェーンの外リンクに摺接部材を取付けた実施形態を示す図4のA−A線断面図。
【図7】本発明に係る走行チェーンに継手リンクを適用した実施形態を示す側面図。
【図8】本発明に係る走行チェーンに適用する摺接部材、及びその取付構造の変形例を(a)〜(d)に示す概略図。
【図9】従来例の走行チェーンが適用された受板傾倒式コンベヤの要部の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、外リンク1、及び内リンク3を含む複数のリンクを相互に連結した走行チェーン5と、走行チェーン5を底面7で支持するガイドレール9とを示している。走行チェーン5は、外リンク1、及び内リンク3に各々固定された取付ピン11と、開口部13を有する摺接部材15とを備える。
【0018】
図2〜図4は、既述の受板傾倒式コンベヤに走行チェーン5を適用するために、走行チェーン5に支軸17を設けた実施形態を示しているが、走行チェーン5の用途が何ら限定されることはない。以下の説明で、既述の要素には、その図示の有無に関わらず引き続き同じ呼称を用いるものとする。また、図面は特に断らない限り、図1〜図4を参照する。
【0019】
外リンク1は、一対の外プレート19をそれぞれの内側面21が互いに内向きになるよう対面させ、2本のピン23で連結したものである。内リンク3は、一対の内プレート27をそれぞれの外側面25が互いに外向きになるよう対面させ、外リンク1の一対の外プレート19にピン23を介して回動自在に各々連結したものである。一対の内プレート27の内側のローラー29はピン23に支持されている。支軸17は、ピン23の端部から延出したアタッチメントであり、受板を保持するホルダーの取付けに利用される。外プレート19は、矢印Xで指した走行方向の端部31を凸形の円弧状に成形されている。この点は内プレート27についても同様である。
【0020】
ガイドレール9は、図3に示す走行チェーン5の上下に配置された一対のサッシュバーであり、これらの内側を走行チェーン5が走行できる。支軸17が受ける物品の荷重は、支軸17の走行チェーンから延出する向きと反対側にある外プレート19、及び内プレート27をガイドレール9の底面7から浮き上げる力となる。この力はガイドレール9の天面33によって受け止められる。
【0021】
取付ピン11は、フランジ状の頭部35と、摺接部材15の開口部13に挿通される軸部37とを一体に形成したものである。取付ピン11の頭部35は、摺接部材15の開口部13を通過できない形状であり、取付ピン11から摺接部材15の脱落するのを規制するものである。外プレート19は、この両側の端部31の間を二等分する位置に、軸部37の嵌入される孔部39を形成されている。この点は内プレート27についても同様である。
【0022】
取付ピン11の軸部37を外プレート19、及び内プレート27に各々溶接する等しても良い。或いは、取付ピン11の軸部37に雄ネジを形成し孔部39に雌ネジを形成し、取付ピン11を孔部39に締め付けるようにしても良い。この場合、孔部39に対して軸部37を回転させるだけで、取付ピン11を外リンク1、及び内リンク3に着脱できるので、摺接部材15の交換作業を容易に行うことができる。また、外リンク1、及び内リンク3に孔部39を形成する以外のリンクの加工を伴うことなく、摺接部材15を既成のチェーンに容易に取付けできるという利点がある。
【0023】
摺接部材15は、ガイドレール9の底面7に滑り接触する下縁部41、及び走行方向の両側の縁部43を有する板片である。摺接部材15の材料として例えばフェルト、又は合成樹脂を適用することができる。摺接部材15の縁部43は、摺接部材15の走行方向の幅がその上下に向かうに従い広くなるように、凹形の円弧状に成形されている。摺接部材15の開口部13は、取付ピン11の軸部37に対して上下方向の開口幅の広い長孔である。このような開口部13に取付ピン11が挿入されているので、摺接部材15は外リンク1、及び内リンク3に対して上下動自在であり、摺接部材15は自重でガイドレール9の底面7に押し付けられる。
【0024】
走行チェーン5がスプロケットの回転に従い走行するとき、摺接部材15がガイドレール9の底面7に滑り接触し、ガイドレール9に塵埃が溜まるのを予防することができる。しかも、摺接部材15は、塵埃をガイドレール9から擦り取るので、塵埃の飛散を防止することができる。摺接部材15の下縁部41は、ガイドレール9に滑り接触することにより摩耗するが、その分、摺接部材15が取付ピン11に対して下降できるので、摺接部材15がガイドレール9を押し付ける力は一定に保たれる。このため、走行チェーン5によれば、塵埃をガイドレール9から擦り取る摺接部材15の作用を長期に維持させることができる。
【0025】
摺接部材15は走行チェーン5の全てのリンクに取付けできるが、全てのリンクの中から選択される外リンク1、又は内リンク3の少なくとも一方を含む1つ以上のリンクに摺接部材15を取付けるようにしても良い。図2に示すように、外プレート19の内側面21に取付けた摺接部材15は、外リンク1の内側に収められ、内プレート27の外側面25に取付けた摺接部材15は、これに隣接する外プレート19に対して、図2の矢印wで指したリンクの幅方向へ突出することがない。このため、走行チェーン5の幅が最小限に抑えられるので、走行チェーン5はガイドレール9の幅を不要に広げなくて済むという利点がある。
【0026】
次に、摺接部材15の縁部43を凹形にした理由を述べる。即ち、摺接部材15の走行方向の幅が最も狭いのは、摺接部材15を上下方向に二等分する位置の断面である。図5に示すように、内プレート27の外側面25に取付けた摺接部材15の縁部43と、これに隣接する外プレート19の端部31とが近接するように、摺接部材15はその最も狭い走行方向の幅を設定されている。摺接部材15がガイドレール9に滑り接触することによる摩擦力を受けると、摺接部材15が取付ピン11を支点として傾こうとするが、外プレート19の端部31に摺接部材15の縁部43が直ちに突き当たる。これにより、摺接部材15はその下縁部41をガイドレール9の底面7に沿わせた姿勢に保たれるので、ガイドレール9の底面7から塵埃を擦り取る摺接部材15の作用が安定する。
【0027】
図6は、外プレート19の内側面21に取付けた摺接部材15の縁部43が、これに隣接する内プレート27の端部31に近接することを示している。同図に示す摺接部材15が上記の摩擦力に起因して傾こうとしても、内プレート27の端部31に摺接部材15の縁部43が直ちに突き当たることにより、図5に示す摺接部材15と同様の効果を達成することができる。
【0028】
また、摺接部材15の縁部43の曲率半径は、摺接部材15の縁部43の曲率半径よりも大きく設定されている。これは、摺接部材15が上記のように摩耗する分、摺接部材15が下降することのできる余地を残すために、図5に示す摺接部材15の縁部43と、これに隣接する外プレート19の端部31との間、及び図6に示す摺接部材15の縁部43と、これに隣接する内プレート27の端部31との間に、それぞれ間隙を確保したものである。
【0029】
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。本発明のリンクには、複列外リンク、オフセットリンク、及び継手リンクが含まれるものとする。取付ピン11を外リンク1の内側面21から突出させる寸法は、取付ピン11の頭部35がスプロケットの歯に接触しない程度であることが好ましいが、図6に示すように、走行チェーン5のローラー29のピッチをスプロケットの歯45のピッチの2倍に設定し、外リンク1に固定された取付ピン11を歯45から逸らすようにしても良い。図7に示すように、クリップ形継手リンク47の外プレート19に孔部39を形成した場合、孔部39に嵌入される取付ピン11の軸部37をクリップ49の内側に通すことができる。
【0030】
図8(a)に示すように、摺接部材15の開口部13は、上下方向に加え走行方向の開口幅を取付ピン11の軸部37に対して広くした孔であっても良い。同図(b)に示すように、摺接部材15の両側の縁部43のうち一方をその上に向かうに従い突出する形状とし、両側の縁部43のうち他方が下方へ向かうに従い突出する形状としても良い。
【0031】
また、摺接部材15の下縁部41と上縁部51は互いに対称な形状であることが好ましい。例えば、摺接部材15の下縁部41が摩耗の限界であるとき、摺接部材15の姿勢を上下に反転させて、摺接部材15の上縁部51をガイドレール9に滑り接触させても良い。或いは、走行チェーン5がスプロケットの周りで180°向きを転じるエンドレスチェーンである場合、摺接部材15が走行チェーン5と共に走行する行程には、摺接部材15が下縁部41を下向きにする送り区間と、摺接部材15が上縁部51を下向きにする戻り区間とが含まれる。上記の送り区間で走行チェーン5を支持するガイドレールに摺接部材15の下縁部41を滑り接触させ、上記の戻り区間で走行チェーン5を支持するガイドレールに摺接部材15の上縁部51を滑り接触させても良い。
【0032】
図8(c)に示すように、取付ピン11の軸部37を上下方向に延びる長尺な断面とし、開口部13の内側に軸部37を密接させても良い。この場合、軸部37が摺接部材15の上下動を許容するが、摺接部材15の傾きを制限する。同図(d)に示すように、取付ピン11、及び開口部13をそれぞれ2つにした形態でも、摺接部材15の傾きを制限することができる。
【0033】
図8(c)に示す摺接部材15を図示の姿勢から90°回転させると、仮想線で表した取付ピン11の頭部35が開口部13を通過できる。また、図1,図8(a)に示す摺接部材15の材料がフェルト等のように適度に柔軟であれば、摺接部材15の開口部13を取付ピン11の頭部35が通過できるよう変形させることができる。これらの例は、摺接部材15の交換作業において取付ピン11の着脱を省くことができ、同作業を一層容易にするものである。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は、あらゆる用途のチェーンに摺接部材を上下動自在に取付けるのに有益な技術である。
【符号の説明】
【0035】
1...外リンク、3...内リンク、5,107...走行チェーン、7...底面、9,111...ガイドレール、11...取付ピン、13...開口部、15...摺接部材、17...支軸、19...外プレート、21...内側面、23...ピン、25...外側面、27...内プレート、29...ローラー、31...端部、33...天面、35...頭部、37...軸部、39...孔部、41...下縁部、43...縁部、45...歯、47...クリップ形継手リンク、49...クリップ、51...上縁部、101...受板傾倒式コンベヤ、103...受板、105...ホルダー、109...スプロケット、113...連結ピン、115...係合ピン、117...フック、119...筐体。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガイドレールに支持される複数のリンクを相互に連結した走行チェーンであって、
前記リンクから突出する取付ピンと、前記取付ピンに対して上下方向の開口幅の広い開口部を有し前記ガイドレールに滑り接触する摺接部材とを備え、
前記摺接部材の開口部に前記取付ピンを挿入することにより、前記摺接部材を上下動自在に前記リンクに取付けたことを特徴とする走行チェーン。
【請求項2】
前記摺接部材の開口部が上下方向に延びる長孔であることを特徴とする請求項1に記載の走行チェーン。
【請求項3】
前記複数のリンクは、互いに内向きの内側面を有する一対の外プレートと、前記一対の外プレートの内側に連結され互いに外向きの外側面を有する一対の内プレートとを備え、
前記摺接部材が、前記外プレートの内側面、又は前記内プレートの外側面に配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の走行チェーン。
【請求項4】
前記摺接部材が、前記ガイドレールに滑り接触する走行方向の両側の縁部を有し、前記摺接部材の走行方向の幅が上下に向かうに従い広くなるように、前記摺接部材の縁部が成形されたことを特徴とする請求項3に記載の走行チェーン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−41147(P2012−41147A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−184568(P2010−184568)
【出願日】平成22年8月20日(2010.8.20)
【出願人】(000003643)株式会社ダイフク (1,209)