説明

超音波式保湿機能付手洗後除水器

超音波振動板が、濡れた手に接触することで、水分を振動で霧状にし、手についた水分を除去することができる。このとき、振動板と手を境にして逆側から送風されることで、指と指の間の水分も振動板側に移動し除去できる。これにより、手は、送風だけの物に比べ、乾燥しすぎることがなく潤いを保つことができ、また、超音波振動によるマッサージ効果も受けられる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
現在、多くの公共施設や、大手スーパー、デパートなどのトイレでは、トイレをすました後手を洗い、水気を取り去るために、送風式の処理機を用いている。これは、現在、潔癖主義な考え方が多くの場で指示されていることが、起因している。その前に普及していた、巻き取り式のタオルを利用する方式に比べ、物と接することが少なく、天然乾燥に近いため、衛生面で評価されるためであった。
しかし、この送風式では、当然ながら乾燥した風を吹き出させることで水気を取り去るため、手に残さなければならない潤いとしての水分も取り去られてしまいます。その結果、特に乾燥した冬場には、手荒れの原因にもなります。
本発明は、超音波振動により水気を吹き飛ばし、吹き飛ばされた水分は、霧状になって周りに漂いながら取り除かれていくため、手の保湿を残しながら行うことができます。また、超音波振動により手へのマッサージ効果もあり、手のツボを通し、全身へのリラックス効果を生みます。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、手を超音波式保湿機能付手洗後除水器に入れたときの側面図1 超音波振動板 2 手 3送風装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
濡れた手を入れると、超音波振動板に接触し、その振動で、手についた水分が霧状になり、手から水分が保湿しながら取り除かれる構造を持つ超音波式保湿機能付手洗後除水器
【請求項2】
乾いた手を引き出すと、超音波振動板に紫外線が照射され、超音波振動板を除菌する構造を持つ超音波式保湿機能付手洗後除水器
【請求項3】
超音波振動板と、手を境にして反対側に、送風装置を持つ超音波式保湿機能付手洗後除水器

【図1】
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【公開番号】特開2007−185455(P2007−185455A)
【公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−28954(P2006−28954)
【出願日】平成18年1月10日(2006.1.10)
【出願人】(502238121)