説明

足首プロテクター

足首プロテクター(10)が、伸縮性ウェビング要素(11)を有し、該要素は、筒状構造を有して、使用者の足首領域を包囲し、これを覆うようになっている。ウェビング要素(11)は、上部および下部開口(12、13)によって定められ、当該足首プロテクター(10)を着用するとき、使用者の足(21)をこれらの開口に通すことができるようになっている。当該上部および下部開口(12、13)のそれぞれが伸縮性ウェビング(11)材料のへりをかがり縫い(24)することによって作られ、当該開口(12、13)が感じられるほどのうねを有しないようになっている。緩衝要素(17)が当該ウェビング要素(11)に取りつけられ、使用者のアキレス腱を覆って保護するようになっている。緩衝要素(17)は、筒状ウェビング要素(11)の周囲に対して内側に突き出ている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足首プロテクターに関する。より詳しくは、本発明は、接触競技の実行時に使用者の足首領域を覆うように着用される足首プロテクターに関する。
【0002】
本発明は、包括的に言えば、接触競技での使用のために考案されたものであり、特にアソシエーションフットボール(サッカー)のために考案されたものである。したがって、本発明は、特にサッカー競技を念頭において説明するが、本発明の足首プロテクターは、同様に、他の接触競技、たとえばラグビー、アメリカンフットボールおよびホッケーでの使用にも適しており、また実際には、非接触競技での他の競技者または装置との偶発的接触における保護のための使用にも適している、と理解すべきである。
【背景技術】
【0003】
サッカー競技者の保護覆いの使用は、プロレベルでもアマチュアレベルでも、広く行き渡っている。肉体的競技の実行によって競技者の体に加わる圧力と張力を別にすると、サッカーゲーム中に起こる負傷のもっとも可能性の高い原因は、しばしばタックル時の競技者の相対する足および脚の間の、偶発的な、しかし不可避の接触によるものである。そのため、大部分の競技者は、その場合の衝撃を吸収するために、向こうずね当て物を着用している。
【0004】
現在、多くの市販の向こうずね当て物は、向こうずね当て物の主要部に縫い付けられ、伸縮性ループまたはあぶみ(stirrup)によって使用者の足に保持されるようになっている足首プロテクター部分を有している。しかし、そのような向こうずね当て物と足首プロテクターとの組合せは、使用者にとって扱いにくく不快に感じられることがあり、また足関節の動く範囲を制限しうる。
【0005】
独立の足首プロテクターも市販されており、これは、向こうずね当て物と足首プロテクターとの組合せに付随する動き制限の問題を避けるものである。しかし、既存の足首プロテクターは、最善の場合でも、使用者にとって不快な着用感があり、最悪の場合、使用者を負傷させやすい、という欠点がある。そのような欠点の一つは、通常の伸縮性の布地材料で作られた足首プロテクターに典型的な構造に由来するものである。これらのプロテクターでは、布地材料がほぐれるのを防ぐために、足首プロテクター着用時に、使用者の足が通る上部および/または下部開口のまわりに厚いへりまたは縫い目(ここでは、まとめて“うね”と呼ぶ)が形成される。このプロテクターは、ソックスの下で使用者の皮膚に密着するように着用するようになっているので、前記のうねは、サッカーゲーム中に使用者の足と脚の下部とに食い込んで、非常な不快感を与えることがあり、あるいは、タイミングの良くないタックルがうねそのものの位置に衝撃を与えた場合、もっと良くないことが起こりうる。
【0006】
既存の足首プロテクターのもう一つの欠点は、足関節に圧縮支持を与えて、足首のねじりおよび軽重のねんざを防止することに、狙いが集中している、ということである。この種の保護は重要であるが、サッカー選手をタックル時の衝撃から保護するのも、少なくとも同程度に重要である。既存の足首プロテクターは、この点を軽視しているため、使用者のそとくるぶしとうちくるぶしとが有効に保護されないままになることが多く、またアキレス腱の保護は通常まったく無視されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、改良された足首プロテクター、特にサッカー選手が使用するための足首プロテクターを提供することにより、前記問題を克服することを試みるものである。この足首プロテクターは、使用者に与える保護の程度あるいはプロテクターの完全性を損なうことなく、開口のまわりの扱いにくいうねの必要を排除することにより、使用者に改善されたレベルの快適感を与えるものである。好ましい実施形態においては、この足首プロテクターは、また、使用者のくるぶしとアキレス腱に加わる衝撃に対してより大きな保護を与える問題の解決をも意図するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明においては、
足首プロテクターであって、
- 筒状構造を有し、使用者の足首領域を包囲し、これを覆うようになっている伸縮性ウェビング要素であって、上部および下部開口によって定められ、当該足首プロテクターを着用するときに使用者の足を通すことができるようになっており、また、当該上部および下部開口のそれぞれが伸縮性ウェビング材料のへりをかがり縫いすることによって作られ、当該開口が感じられるほどのうねを有しないようになっている伸縮性ウェビング要素、
- 当該ウェビング要素に取りつけられ、使用者のアキレス腱を覆って保護するようになっている緩衝要素であって、当該筒状ウェビング要素の周囲に対して内側に突き出ている緩衝要素、
から成ることを特徴とする足首プロテクター、
が提供される。
【0009】
ここで使用する“感じられる”という言葉は、たとえばサッカーの試合中に足首プロテクターを使用しているとき、皮膚に接触している足首プロテクターのへりによって、使用者が不快感をもよおすことがない、ということを意味する。理想的なのは、事実上、使用者が、使用中に皮膚で足首プロテクターのへりを感じることができない、ということである。
【0010】
伸縮性のあるウェビング要素は、好ましくは、実質的に非吸収性の不浸透性材料で作られている。これにより、材料が、大気中の水分もしくは降水または使用者の汗から、水分を吸収せず、したがって使用中に膨潤または滑りを起こさない、ということが保証される。
【0011】
本発明の一つの好ましい実施形態においては、伸縮性ウェビング要素は、ナイロンとネオプレンとから成る材料で作られる。もっとも好ましくは、この材料は、大体61 %のナイロンと大体39 %のネオプレンとから成る。
【0012】
緩衝要素は、支持と衝撃保護とを高める問題の解決を意図するものである。この緩衝要素は、好ましくは、一対の細長い緩衝材から成り、これらの緩衝材は、実質的に互いに平行に配置され、腱の両側を覆うようになっている。
【0013】
筒状の伸縮性ウェビング要素は、好ましくは、連続な縫い目なしの構造に作ることができる。しかし、実際には、そのような構造がいつでも実現できるとは限らない。縫い目が存在する場合、それは、緩衝要素と180°反対側の足首プロテクターの前部に配置することができる。あるいは、縫い目を平行な細長い緩衝要素の間に配置して、使用者が縫い目の存在を感じることを最小限に抑えるか、または感じることがないようにすることができる。縫い目が存在する場合、好ましくは、ウェビング要素が単一の縫い目のみを有するように作り、この縫い目が前記位置の一つまたはもう一つに配置されるようにする。
【0014】
緩衝要素は、好ましくは、発泡ポリエチレン(EPE)フォームで作り、また好ましくは、伸縮性ウェビング要素の内部または外部に縫い付ける。本発明の好ましい実施形態においては、緩衝要素は筒状ウェビング要素の周囲に対して内部および外部に突き出ている。内部に向いている突起は、前述のように、使用者のアキレス腱の両側を覆うようになっており、外に向いている突起は、アキレス腱への衝撃に対して緩衝作用を与えるようになっている。緩衝要素の好ましい厚さは、快適性または移動性を損なうことのない最適保護を与えるために、大体5 mmであることがわかっている。
【0015】
使用者にさらなる衝撃保護を与えるために、この足首プロテクターは、好ましくは、さらに、ウェビング要素内に配置され、使用者のそとくるぶしとうちくるぶしを覆って保護するようになっている円板状の一対の保護要素を有する。この保護要素は、通常、プラスチック材料好ましくはポリエチレン(PE)で作られ、伸縮性ウェビング要素内に縫い付けられる。
【0016】
本発明の足首プロテクターは、好ましくは、さらに、伸縮性あぶみを有し、該あぶみがウェビング要素に取りつけられて、使用者の足の裏を覆うようになっていて、それにより足首プロテクターを使用者の足首の正しい位置に保持するようになっている。使用者に与えられる快適感をさらに高めるために、好ましくは、前記あぶみは、縫い目を有しない伸縮性材料の単一片から成る。特に好ましくは、使用者の足の裏側にあたる部分には縫い目がないようにする。
【0017】
以上、本発明を単一の足首プロテクターに関して説明した。もちろん実際には、使用者は一対のそのような足首プロテクターを必要とし、各足首に一つのプロテクターを着用する。したがって、本発明の範囲は拡張され、本発明は、足首プロテクターキットであって、一対の上で説明した足首プロテクターから成り、当該対の片方が使用において使用者の左足首を覆うように成形され、当該対の他方が使用において使用者の右足首を覆うように成形されていることを特徴とする足首プロテクターキット、をも含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明がさらに十分に理解されるように、添付の図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態について説明する。ただし、この実施形態は単なる例である。
【0019】
まず、図1を参照すると、全体を10で示す足首プロテクターが示されている。足首プロテクター10は、伸縮性ウェビング要素11を有し、この要素は、伸縮性ウェビング材料の単一片から筒状構造を有するように作られている。ウェビング要素11は、上部開口12と下部開口13とによって定められ、これらの開口はそれぞれ、足首プロテクター11を着用したとき、使用者の足と足首を通すことができるようになっている。これについては、あとで、図6を参照してより詳しく説明する。
【0020】
上部および下部開口12、13は、それぞれ、開口12、13が感じられるうねを有しないように、伸縮性ウェビング材料11のへりをかがり縫いすることによって作られる。
【0021】
足首プロテクター10は、下部開口13に橋をかける、伸縮性のあるあぶみ14を備えている。あぶみ14は、使用時に、使用者の足の下を通り、足首プロテクター10を正しい位置に保持するようになっている。また、あぶみ14は、伸縮性材料の単一片から成り、縫い目が使用者の足の裏に接触しないようになっている。
【0022】
足首プロテクター10は、さらに、円板状保護要素15を備え、この要素は、耐久性のあるジグザグ縫いのリング16によって、伸縮性のあるウェビング材料11の内部または外部に縫い付けられている。図3に示すように、プロテクター10は、一対の保護要素15を備えており、一つずつ、プロテクター10の両側に配置されている。これらの保護要素15の一つは、使用時に、使用者のそとくるぶしを覆って、保護するようになっており、他の保護要素15は、使用者のうちくるぶしを覆って、保護するようになっている。これについては、図6を参照して、あとで詳しく説明する。
【0023】
図2と3を参照するとわかるように、足首プロテクター10は、さらに、緩衝要素17を備えている。この要素は、耐久性のある縫いライン18によって、伸縮性のあるウェビング材料11の内部または外部に縫い付けられている。緩衝要素17は、使用時に使用者のアキレス腱領域を覆って保護するように配置されている。
【0024】
緩衝要素17は、使用者のアキレス腱の両側を覆って緩衝作用を及ぼすようになっている一対の細長い緩衝要素19から成る。図4と5に示すように、緩衝要素19は、この緩衝作用のために、筒状ウェビング要素11の周囲に対して内側に突き出ている。また、図2と3に示すように、使用者のアキレス腱への衝撃を和らげるために、筒状ウェビング要素11の周囲に対して外側にも突き出ている。図4は、使用者が足と足首を通して、本発明の足首プロテクター10を着用するための上部開口を明瞭に示す図である。この開口12とそれに対応する下部開口13は、伸縮性のあるウェビング材料11のへりをかがり縫い24することによって形成され、開口12、13が感じられるうねを有しないようになっている。図5は、下部開口13と、足首プロテクター10を使用者の足に保持するための縫い目のないあぶみ14とを明瞭に示す図である。
【0025】
図6には、20で示す使用者が着用している状態の足首プロテクター10を示す。本発明の足首プロテクター10を着用するために、使用者20は、足21を、上部開口12に挿入し、筒状の伸縮性ウェビング要素11を通して、下部開口13から出して、足21があぶみ14に届くようにする。そのようにして、図6に示す配置が得られる。すると、足首プロテクター10は、全体を22で示す、使用者の足首領域に配置され、そとくるぶしとうちくるぶしのすぐ下から足関節のすぐ上まで延びる。このとき、あぶみ14は、使用者の足21の足裏23の下を通過して、足首プロテクター10を正しい位置に保つ。
【0026】
図6からわかるように、足首プロテクター10は、使用者のそとくるぶしとうちくるぶしを覆う保護要素15と、使用者のアキレス腱を覆う緩衝要素17とによって、使用者を保護する。さらに、伸縮性ウェビング要素11は、足首領域22の全体に圧縮支持を与える。伸縮性ウェビング要素11の、上部開口12と下部開口13のへりは、使用者20の皮膚に密着しているが、かがり縫い24により、当該へりが感じられるほどのうねを実質的に有しないようにできるので、使用者の快適感が著しく増大し、また負傷の危険が著しく減少する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の足首プロテクターの斜め前から見た斜視図である。
【図2】図1の足首プロテクターの斜め後から見た斜視図である。
【図3】図1と2の足首プロテクターの背面図である。
【図4】図1〜3の足首プロテクターの平面図である。
【図5】図1〜4の足首プロテクターの下側の図である。
【図6】使用時に、使用者の足首領域に着用したときの、図1〜5の足首プロテクターのもう一つの斜め後から見た斜視図である。
【符号の説明】
【0028】
10 足首プロテクター
11 伸縮性ウェビング要素
12 上部開口
13 下部開口
14 あぶみ
15 円板状保護要素
16 ジグザグ縫いのリング
17 緩衝要素
18 縫いライン
19 細長い緩衝要素
20 使用者
21 足
22 足首領域
23 足裏
24 かがり縫い

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足首プロテクターであって、
- 筒状構造を有し、使用者の足首領域を包囲し、これを覆うようになっている伸縮性ウェビング要素であって、上部および下部開口によって定められ、当該足首プロテクターを着用するときに使用者の足を通すことができるようになっており、また、当該上部および下部開口のそれぞれが伸縮性ウェビング材料のへりをかがり縫いすることによって作られ、当該開口が感じられるほどのうねを有しないようになっている伸縮性ウェビング要素、
- 当該ウェビング要素に取りつけられ、使用者のアキレス腱を覆って保護するようになっている緩衝要素であって、当該筒状ウェビング要素の周囲に対して内側に突き出ている緩衝要素、
から成ることを特徴とする足首プロテクター。
【請求項2】
当該足首プロテクターを使用するとき、当該伸縮性ウェビング要素が使用者のくるぶしのすぐ下から使用者の足関節のすぐ上まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の足首プロテクター。
【請求項3】
当該伸縮性ウェビング要素が実質的に非吸収性の不浸透性材料で作られていることを特徴とする請求項1または2に記載の足首プロテクター。
【請求項4】
当該伸縮性ウェビング要素がナイロンとネオプレンとから成る材料で作られていることを特徴とする請求項1から3の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項5】
当該伸縮性ウェビング要素が大体61%のナイロンと大体39%のネオプレンとから成る材料で作られていることを特徴とする請求項1から4の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項6】
当該緩衝要素が当該伸縮性ウェビング要素の内側または外側に縫い付けられることを特徴とする請求項1から5の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項7】
当該緩衝要素が、さらに、当該筒状ウェビング要素の周囲に対して外側に突き出ていることを特徴とする請求項1から6の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項8】
当該緩衝要素が、一対の細長い緩衝材から成り、これらの緩衝材が実質的に互いに平行に配置され、使用者のアキレス腱の両側を覆うようになっていることを特徴とする請求項1から7の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項9】
当該筒状ウェビング要素が平行な当該細長い緩衝材の間に配置された縫い目を有することを特徴とする請求項8に記載の足首プロテクター。
【請求項10】
当該筒状ウェビング要素が当該緩衝要素と180°反対側に配置された縫い目を有することを特徴とする請求項1から9の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項11】
当該縫い目が、当該ウェビング要素に形成されたただ一つの縫い目であることを特徴とする請求項9または10に記載の足首プロテクター。
【請求項12】
当該筒状ウェビング要素が、縫い目を有しない単一の連続材料片から成ることを特徴とする請求項1から8の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項13】
当該緩衝要素が発泡ポリエチレン(EPE)フォームから成ることを特徴とする請求項1から12の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項14】
当該緩衝要素が大体5 mmの厚さを有することを特徴とする請求項1から13の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項15】
さらに一対の円板状保護要素を有し、該要素が当該ウェビング要素内に配置され、使用者のそとくるぶしとうちくるぶしを覆うようになっていることを特徴とする請求項1から14の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項16】
当該保護要素がポリエチレン(PE)から成ることを特徴とする請求項15に記載の足首プロテクター。
【請求項17】
当該保護要素が当該伸縮性ウェビング要素の内側に縫い付けられることを特徴とする請求項15または16に記載の足首プロテクター。
【請求項18】
さらに、伸縮性あぶみを有し、該あぶみが当該ウェビング要素に取りつけられて、使用者の足の裏を覆うようになっていて、それにより当該足首プロテクターを使用者の足首の正しい位置に保持するようになっていることを特徴とする請求項1から17の中のいずれか一つに記載の足首プロテクター。
【請求項19】
当該あぶみが伸縮性材料の単一片から成り、縫い目を有しないことを特徴とする請求項18に記載の足首プロテクター。
【請求項20】
足首プロテクターキットであって、一対の足首プロテクターから成り、各足首プロテクターが、請求項1から19の中のいずれか一つに記載のものであり、当該対の片方が使用において使用者の左足首を覆うように成形され、当該対の他方が使用において使用者の右足首を覆うように成形されていることを特徴とする足首プロテクターキット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−531699(P2010−531699A)
【公表日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−514136(P2010−514136)
【出願日】平成20年6月25日(2008.6.25)
【国際出願番号】PCT/GB2008/050489
【国際公開番号】WO2009/004365
【国際公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【出願人】(510000150)エス1スポーツ インターナショナル リミテッド (1)