説明

身体対する接触装置、非侵襲性測定用機器、非侵襲性測定方法、身体器官異常状態治療方法及び身体器官異常状態治療機器

【課題】簡単、正確、安価で且つ安全な緑内障に起こる最も初期の異常変化の測定方法を提供する。
【解決手段】接触装置2は、目に設置し、物理的・化学のパラメーターによる化合物の非侵襲性の放出と同様に、身体の物理的・化学的パラメーターを検出するためであり、それに伴い、信号は連続的に電磁波、ラジオ波、赤外線等として送信される。角膜あるいは目の表面に置かれる接触装置の中に取り付けたトランセンサは、非侵襲性の血液分析を含む目の中の物理的・化学のパラメーターを評価し測定することができる。システムは、接触装置2に取り付けた超小型ラジオ波感知トランセンサを活性化する眼瞼運動及び/又は眼瞼を閉じることを利用し、信号は外部的に配置された受信器に伝え、その後、信号は処理し、分析し、記録することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
目の結膜に隣接して配置される接触装置で、前記接触装置は以下を含む:
目の結膜に隣接して配置されるためのハウジング、
化学的、物理的、細胞及び分子の評価のうち少なくとも一つのために、結膜からの流体の分析用にハウジングに含まれるセンサ、そして
前記ハウジングは厚さ5.0mm未満である。
【請求項2】
目の中の少なくとも1つの物質の濃度の非侵襲性測定用の機器で、前記機器は以下を含
む:
目に放射線を照射するための電磁放射の線源、
測定されるその物質により放射される電磁放射の強度を検出し、前記放射線の検出されたその強度に対応する出力信号を与える検出装置。
【請求項3】
収集器を持ち、
前記検出装置、放射線の前記線源及び前記収集器がハウジング内で並んで設けられている請求項2に記載の機器。
【請求項4】
収集器を持ち、
前記検出装置、放射線の前記線源及び前記収集器はハウジングの中で互いに対向して設けられている請求項2に記載の機器。
【請求項5】
測定される前記物質に吸収される赤外線エネルギーに対応する波長を選択するフィルタを含む請求項2に記載の機器。
【請求項6】
目の上に配置するための接触装置を含む請求項2に記載の機器。
【請求項7】
目の内部に前記接触装置を配置するためのハウジングを含む請求項6に記載の機器。
【請求項8】
前記接触装置が眼内レンズである請求項2に記載の機器。
【請求項9】
前記物質がグルコース、コレステロール及びエタノールの少なくとも1つを含む請求項2に記載の機器。
【請求項10】
測定される前記物質による赤外線エネルギーの吸収に対応する波長を選択するフィルタを含む請求項3に記載の機器。
【請求項11】
前記フィルタは約2,120nmに中心がある帯域幅を持つ請求項10に記載の機器。
【請求項12】
前記フィルタは約2,300nmに中心がある帯域幅を持つ請求項10に記載の機器。
【請求項13】
前記フィルタは約3,300nmに中心がある帯域幅を持つ請求項10に記載の機器。
【請求項14】
プロセッサを持ち、
前記プロセッサに前記出力信号を伝送するための無線装置を含む請求項2に記載の機器。
【請求項15】
前記ハウジングはペン構成を持つ請求項3に記載の機器。
【請求項16】
前記ハウジングはピンセット構成を持つ請求項4に記載の機器。
【請求項17】
前記出力信号により作動させられるドラッグ・デリバリー装置を含む請求項2に記載の機器。
【請求項18】
前記検出器が赤外線センサである請求項2に記載の機器。
【請求項19】
前記出力信号により活性化される心臓の細動除去器を含む請求項2に記載の機器。
【請求項20】
前記出力信号により活性化されるペースメーカーを含む請求項2に記載の機器。
【請求項21】
目の中の少なくとも1つの物質の非侵襲性測定のための方法で、前記方法は以下のステ
ップを含む:
電磁放射線を目に照射するステップ、及び
測定されるその物質により放射された電磁放射線の強度の検出、及び前記放射のその強度に対応する出力信号を与えるステップ。
【請求項22】
目の中の少なくとも1つの物質の濃度の非侵襲性測定用の機器であり、前記機器は以下
を含む:
目からの赤外線エネルギーを受け取るとともに、目によって生成された赤外線エネルギーに基づく前述の目に存在する前記物質の赤外線吸収を測定するための検出装置 、及び
その赤外線吸収に基づいた前記物質の濃度を測定するための処理装置。
【請求項23】
前記物質がグルコース、エタノール及びコレステロールの少なくとも1つを含む請求項
22に記載の機器。
【請求項24】
目と前記検出装置との間に配置される2つの狭い帯域通過フィルタを含み、
前記狭い帯域通過フィルタの一方は、測定される物質による前記赤外線の吸収に対応する波長で赤外線を透過させるフィルタであり、前記狭い帯域通過フィルタの他方はそれ以外の波長の赤外線を透過させるフィルタである請求項22に記載の機器。
【請求項25】
前記一方のフィルタは約9,400nmに中心があるバンド幅を持ち、前記他方のフィルタは10,500〜11,000nmに中心があるバンド幅を持つ請求項24に記載の機器。
【請求項26】
前記一方のフィルタは約9,900nmに中心があるバンド幅を持ち、前記他方のフィルタは10,500〜11,000nmに中心があるバンド幅を持つ請求項24に記載の機器。
【請求項27】
前記一方のフィルタは約8,300nmに中心があるバンド幅を持ち、前記他方のフィルタは10,500〜11,000nmに中心があるバンド幅を持つ請求項24に記載の機器。
【請求項28】
前記検出装置は、赤外線センサの冷接点及び熱接点と、それらの間の温度こう配を拡大するための冷却機とを備える請求項24に記載の機器。
【請求項29】
目の中の少なくとも1つの物質の濃度の非侵襲性測定用の機器であり、前記機器は以下
を含む:
眼から放射される赤外領域のうちの2つの波長(一方の波長は測定される前記物質による光の吸収が前記物質量と高い相関をもち、他方の波長は測定される前記物質による光の吸収が前記物質量と低い相関をもつ)の放射強度を検出し且つ出力信号として供給する検出装置、及び
前記物質による赤外線吸収に基づき、前記物質の濃度の確定するために前記検出装置から得られる出力信号を処理する処理装置。
【請求項30】
目の中の少なくとも1つの物質を非侵襲性測定する方法であり、前記方法は次のステッ
プを含む:
目からの赤外線エネルギーの受信及び検出を行うステップ、
受信及び検出した前記赤外線エネルギーから目の中に存在する前記物質の赤外吸収を測定するステップ、及び
前記赤外吸収から前記物質の濃度の処理及び確定を行うステップ。
【請求項31】
目の中の少なくとも1つの物質の非侵襲性測定のための方法であり、前記方法は次のス
テップを含む:
眼から放射される赤外領域のうちの2つの波長(一方の波長は測定される前記物質による光の吸収が前記物質量と高い相関をもち、他方の波長は測定される前記物質による光の吸収が前記物質量と低い相関をもつ)を検出するステップ、及び
前記物質による赤外線吸収に基づき、前記物質の濃度の確定するために前記検出装置から得られる出力信号を
前記物質による赤外線の吸収に基づき前記物質の濃度を確定するため、検出された波長を処理するステップ。
【請求項32】
目の中の少なくとも1つの物質の非侵襲性測定用の機器で、前記機器は以下を含む:
目から赤外線エネルギーを受け取るための受信装置、
目より生成された前記赤外線エネルギーから目の中に存在する前記物質の赤外吸収を確定する検出装置、
目の温度を測定するためのセンサ、
測定された温度及び赤外吸収に基づいて、目の温度と前記物質の濃度とを確定するための処理装置。
【請求項33】
目の中の少なくとも1つの物質の非侵襲性測定のための方法であり、前記方法は次のス
テップを含む:
目からの赤外線エネルギーを受信するステップ、
目より生成された赤外線エネルギーから目に存在する前記物質の赤外吸収量を確定するステップ、
目の温度を測定するステップ、及び
赤外吸収及び眼の温度に基づき前記物質の濃度の量を確定するステップ。
【請求項34】
温度を測定するための機器で、前記機器は以下を含む:
目の表面の温度を検出する装置と、前記温度に対応する検出信号を外部に伝送する装置とを含む、目の表面にしっかり合う接触装置。
【請求項35】
無線伝達装置を含む請求項34に記載の機器。
【請求項36】
温度レベルに基づき別の装置を活性化するための装置を含む請求項34に記載の機器。
【請求項37】
病原菌の検出のための検出器を含む請求項36に記載の機器。
【請求項38】
目の温度を測定する方法であり、前記方法は次のステップを含む:
目の表面に接触装置を配置するステップ、
目の表面の温度を検出するステップ、及び
検出された温度に対応する検出信号を確定し、得られた前記検出信号により温度レベルを送信するステップ。
【請求項39】
目の中の少なくとも1つの感光性薬剤の濃度を非侵襲測定する機器であり、前記機器は
以下を含む:
目に照射するための電磁放射の線源、
前記線源が前記感光性薬剤と相互作用して眼から放射される電磁放射線の強度を検出し、その強度を表す出力信号を供給する検出装置、及び
前記した検出された電磁放射の強度から前記感光性薬剤の濃度を計算するための処理装置。
【請求項40】
前述の目に放射する電磁放射は、前記感光性薬剤の吸収波長より短い波長を持つ請求項39に記載の機器。
【請求項41】
前記の目に放射する電磁放射は690nmに中心を持つ請求項39に記載の機器。
【請求項42】
前記検出装置は前記電磁放射により生成された蛍光の強度を検出する請求項41に記載の機器。
【請求項43】
前記の感光性薬剤はベルテポルフィン(verteporfin)、プルリチン(purlytin)及び
ルテチウムテキサフィリン(lutetium texaphyrin)の少なくとも1つを含む請求項39に記載の機器。
【請求項44】
前記感光性薬剤の濃度によって異常状態を治療する放射線放出装置を含む請求項39に記載の機器。
【請求項45】
身体器官の異常状態を治療する方法であり、前記方法は次のステップを含む:
身体器官の組織に付着するように接触装置を設置するステップ、
前記組織に放射線を到達させるために前記接触装置を使用するステップ、及び
前記異常状態を治療するために前記組織に放射線の到達を可能にするために経過する十分な時間を経過させるステップ。
【請求項46】
前記放射線は赤外線、X線及びガンマ線の少なくとも1つを含む請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記赤外線は導電性高分子材料によって生成された熱を含む請求項46に記載の方法。
【請求項48】
X線とガンマ線は放射性の線種を用いて放出された放射線を含む請求項46に記載の方
法。
【請求項49】
前記の異常状態は低酸素症、異常な血管配置、緑内障及び癌の少なくとも1つを含む請
求項45に記載の方法。
【請求項50】
放射線源は赤外線、X線及びガンマ線の少なくとも1つを放出する請求項45に記載の方法。
【請求項51】
目の異常状態を治療するための機器であって、以下を含む:
目の組織と接触する接触装置、
前記異常状態を治療するために目の前記組織に放射線を放出するための放射線源。
【請求項52】
温度検出器を含む請求項51に記載の機器。
【請求項53】
赤外線は導電性高分子材料によって放出される請求項51に記載の機器。
【請求項54】
X線とガンマ線は放射性の線種によって放出される請求項51に記載の機器。
【請求項55】
前記の異常状態は低酸素症、異常な血管配置、緑内障及び癌の少なくとも1つを含む請
求項51に記載の機器。
【請求項56】
目に薬剤を適用するためのディスペンサーであり、前記ディスペンサーは以下を含む:
目の表面にしっかり合う接触装置、
分配される薬剤を含み、目の表面へ薬剤の放逐をもたらす外圧によって圧縮することができる、少なくとも1つの球状体。
【請求項57】
前記球状体は破裂することができる膜を持つ請求項56に記載のディスペンサー。
【請求項58】
目に薬剤をつけるためのディスペンサーであり、前記ディスペンサーは以下を含む:
目の表面にしっかり合い、前記薬剤が通過できる経路をもつ接触装置、
前記経路に接続されたシャフト、
前記シャフトに接続された圧迫可能な球状体、そして
前記球状体は前記薬剤を含み、該球状体の圧迫で目の表面へ薬剤を放出する。

【図1】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図16】
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【図20A】
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【図20B】
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【図30】
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【図31】
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【図34】
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【図37A】
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【図37B】
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【図55B】
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【図60】
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【図69A】
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【図71】
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【図86】
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【図91A】
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【図93A】
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【図97B】
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【図97C】
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【公開番号】特開2011−5261(P2011−5261A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−163640(P2010−163640)
【出願日】平成22年7月21日(2010.7.21)
【分割の表示】特願2002−567070(P2002−567070)の分割
【原出願日】平成13年8月20日(2001.8.20)
【出願人】(503304692)
【Fターム(参考)】