説明

車両のセンターフロアパネルアセンブリー

【課題】トンネル部にマフラーユニットが一体結合可能で、車体の剛性が高く、室内空間を確保することができるだけでなく、レイアウトの自由度を向上させることができる車両のセンターフロアパネルアセンブリーを提供する。
【解決手段】. 本発明は、車両のセンターフロアパネルアセンブリーに関し、互いに結合され、車体の進行方向に設けられたセンターマフラーユニットが収容される閉断面のトンネル部を形成し、車体の進行方向に沿って連続的な形状に設けられた第1のセンターフロアパネル及び第2のセンターフロアパネルと、前記トンネル部に設けられ、前記センターマフラーユニットを前記トンネル部に対し支持する支持部材とを含むことを特徴とする。
これにより、閉断面をなすトンネル部でセンターマフラーユニットが一体化されることにより、センターマフラーユニット自体が車体の剛性に寄与することができるので、車体の剛性が向上する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のセンターフロアパネルアセンブリーに係り、より詳しくは、センターマフラーユニットを一体結合させることができる車両のセンターフロアパネルアセンブリーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の車両では、マフラーユニット60が、図1に示すようにフロアパネル10の底部の縦方向に沿って配置されている。
マフラーユニット60は、図2及び図3に示すように、フロアパネル10の板面に縦方向に形成されたトンネル部15の下部に位置し、マフラーハンガー20及びハンガーバー30、40を介してフロアパネル10と連結される。
マフラーハンガー20は弾性を有するゴム材質からなり、排気系の振動及び騷音を吸収する機能を有する同時に、ハンガーバー30、40と共にマフラーユニット60をフロアパネル10に連結する役割を果たす。
【0003】
マフラーバーは、一端がマフラーユニット60に固定され、他端がマフラーハンガー20に連結されるマフラー側ハンガーバー30と、一端がフロアパネル10に固定され、他端がマフラーハンガー20に連結される車体側ハンガーバー40で構成される。
しかし、このような従来の車両においては、マフラーユニット60がフロアパネル10と一体構成されず一定の間隔をおいて設けられているので、車体の剛性に寄与できない問題があった。
さらに、高温の排気ガスが通過するマフラーユニット60による熱影響を防止するため、トンネル部15の高さを高くしなければならないので、室内空間の確保に不利なだけでなく、レイアウトに制約があるとの問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平09−193838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、トンネル部にマフラーユニットが一体結合可能で、車体の剛性が高い車両のセンターフロアパネルアセンブリーを提供することにある。
さらに、本発明の目的は、トンネル部の高さを低くし、室内空間を確保することができるだけでなく、レイアウトの自由度を向上させることができる車両のセンターフロアパネルアセンブリーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、互いに結合され、車体の進行方向に沿って設けられるセンターマフラーユニットが収容される閉断面のトンネル部を形成し、車体の進行方向に沿って連続的な形状をなす第1のセンターフロアパネル及び第2のセンターフロアパネルと、前記トンネル部に設けられ、前記センターマフラーユニットを前記トンネル部で支持する支持部材とを含むことを特徴とする。
【0007】
前記支持部材は、前記センターマフラーユニットが前記トンネル部の中央下側に位置するように支持し、
空気が通過するための空気通路が前記センターマフラーユニットの水平方向の両側及び上側に形成されるよう前記センターマフラーユニットを支持することを特徴とする。
【0008】
前記トンネル部は、前記第1のセンターフロアパネルの板面から上向きに突出して形成され、前記センターマフラーユニットの上部に離隔されるように位置する第1のトンネル部と、前記第2のセンターフロアパネルの板面から下向きに突出して形成され、前記センターマフラーユニットの下部に位置し、前記センターマフラーユニットの外周面と結合される第2のトンネル部とを含むことを特徴とする。
【0009】
前記第1のセンターフロアパネルは、車体の進行方向と直交する両側方向に所定の幅延長された水平部と、前記水平部の板面から車体の進行方向に沿って形成された前記第1のトンネル部と、前記水平部の板面から車体の進行方向に沿って下向きに突出して形成され、剛性を向上させるため、前記第1のトンネル部の進行方向と直交する両側にそれぞれ形成された補強部とを含むことを特徴とする。
【0010】
前記第2のセンターフロアパネルは、車体の進行方向に沿って形成された前記第2のトンネル部と、前記第2のトンネル部の進行方向と直交する両端から延長され、前記第1のトンネル部周辺の前記第1のセンターフロアパネルに結合される第2のトンネルフランジとを含むことを特徴とする。
【0011】
前記支持部材は、前記空気通路を区画し、前記トンネル部の内側面と前記センターマフラーユニットの外周面に結合されることを特徴とする。
【0012】
前記支持部材は、前記センターマフラーユニットの外周面を囲むように結合される支持パネルと、前記支持パネルの両側の下端から外側へ延長され、前記第2のトンネル部の内側面に結合される支持フランジと、前記支持パネルの両側の上端から上向きに突出して連結され、前記第1のトンネル部の内側面に結合されるリブとを含むことを特徴とする。
【0013】
前記空気通路は、前記第1のトンネル部及び前記第2のトンネル部の内側面と前記支持パネルの外側面との間に形成される2つの第1の空気通路と、前記センターマフラーユニットの外周面と前記リブとの間に形成される1つの第2の空気通路とで構成されることを特徴とする。
【0014】
前記支持部材は、車体の進行方向に沿って連続的な形状のパネルであることを特徴とする。
【0015】
前記トンネル部の外側に設けられ、フロントシートクロスメンバーと前記トンネル部とを連結して剛性を補強する補強部材をさらに含むことを特徴とする。
【0016】
前記センターマフラーユニットは、排気ガスの通過する流路が形成された内部パイプと、前記内部パイプを取り囲み、前記流路へ流れる排気ガスの熱伝逹を遮断する断熱材と、前記断熱材を囲み、前記トンネル部で支持される外部パイプとを含み、前記内部パイプには複数個の孔が貫通形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、閉断面をなすトンネル部でセンターマフラーユニットが一体化されることによりセンターマフラーユニット自体が車体の剛性に寄与することができるので、剛性の高い車体車両のセンターフロアパネルアセンブリーが提供できる。
さらに、本発明によれば、閉断面のトンネル部に空気通路が確保され、センターマフラーユニットに断熱材が備えられているので、熱影響を防止するためトンネル部の高さを高くしていた従来の構造と違ってトンネル部の高さを縮小できるので、室内空間を確保するだけでなく、レイアウトの自由度を向上させることができる車両のセンターフロアパネルアセンブリーが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】従来の車両で、フロアパネルの底部にマフラーユニットが配置された状態を概略的に示した図である。
【図2】図1に示したマフラーユニットがフロアパネルに連結された状態を示した斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る車両のセンターフロアパネルアセンブリーの底面図である。
【図5】本発明に係る車両のセンターフロアパネルアセンブリーにセンターマフラーユニットが取り付けられた状態を示した斜視図である。
【図6】本発明に係る車両のセンターフロアパネルアセンブリーを示した斜視図である。
【図7】図4のX−X線断面図であって、従来のフロアパネルのトンネル部と本発明のトンネル部の高さを比較するための図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図を参照しながら本発明について詳しく説明する。
図4は本発明に係る車両のセンターフロアパネルアセンブリーの底面図であり、図5は車両のセンターフロアパネルアセンブリーにセンターマフラーユニットが取り付けられた状態を示した斜視図であり、図6は車両のセンターフロアパネルアセンブリーを示した斜視図である。図7は図4のX−X線断面図であって、従来のフロアパネルのトンネル部と本発明のトンネル部の高さを比較するための図である。
【0020】
本発明に係る車両のセンターフロアパネルアセンブリー100は、図4〜図7に示すように、閉断面のトンネル部115、125にセンターマフラーユニット160が支持されるようにすることによりセンターマフラーユニット160自体が剛性に寄与し、これにより車体の剛性を向上させる点に特徴がある。
このため、車両のセンターフロアパネルアセンブリー100は、大きく車体の進行方向に沿って連続的な形状に設けられた第1のセンターフロアパネル110、第2のセンターフロアパネル120、支持部材130を含む。ここで、『連続的』の意味は、第1のセンターフロアパネル110、第2のセンターフロアパネル120、支持部材130が中間で切断されず、車体の進行方向に沿って繋がることを意味する。
【0021】
第1のセンターフロアパネル110と第2のセンターフロアパネル120は、互いに溶接結合されることにより、センターマフラーユニット160が支持される閉断面のトンネル部115、125が形成される。
さらに詳しくは、第1のセンターフロアパネル110は、車体の横方向に小幅延長された水平部111と、水平部111の板面に車体の進行方向に沿って形成された第1のトンネル部115及び補強部117で構成される。
【0022】
第1のトンネル部115は、トンネル部115、125を構成する中の1つであって、水平部111の板面から上向きに突出して形成され、センターマフラーユニット160の上部に位置する。このとき、第1のトンネル部115はセンターマフラーユニット160と離隔されるように位置することにより、高温のセンターマフラーユニット160が第1のトンネル部115と直接接触することを防止し、熱影響を最小にすることができる。
補強部117は、第1のトンネル部115の左右に水平部111の板面から進行方向に沿って下向きに突出して形成され、水平部111の剛性を補強する役割を果たす。
【0023】
一方、第2のセンターフロアパネル120は車体の進行方向に沿って形成された第2のトンネル部125と、第2のトンネル部125の両端から延長された第2のトンネルフランジ127で構成される。
第2のトンネル部125は、トンネル部115、125を構成する中の1つであって、下向きに突出した形状を有し、センターマフラーユニット160の下部に位置する。このとき、第2のトンネル部125は、センターマフラーユニット160の外周面と溶接されることによりセンターマフラーユニット160を支持する。
【0024】
第2のトンネルフランジ127は、第2のトンネル部125の両端から延長され第1のトンネル部115の周辺の第1のセンターフロアパネル110に溶接されることにより、第1のトンネル部115及び第2のトンネル部125で構成されたトンネル部115、125が閉断面となる。
即ち、トンネル部115、125は、第1のセンターフロアパネル110及び第2のセンターフロアパネル120にそれぞれ形成された第1のトンネル部115及び第2のトンネル部125の結合により閉断面をなし、第1のトンネル部115及び第2のトンネル部125の間の空間でセンターマフラーユニット160が一体化されることにより、センターマフラーユニット160自体が車体の剛性に寄与するため、車体の剛性が向上する利点がある。
【0025】
さらに、センターマフラーユニット160が閉断面のトンネル部115、125で十分支持されるので、センターマフラーユニット160を車体に連結するための別のマフラーハンガー20及びハンガーバー30、40が不要となり、製造コストが低減される。
また、トンネル部115、125に空気が通過するための空気通路141、142が形成されることにより、高温のセンターマフラーユニット160が十分冷却される。従って、熱影響を防止するためトンネル部15の高さを高く形成していた従来と異なり、本発明では、トンネル部115、125の高さを低く設計することができるので(図7を参照)、室内空間を広くすることができるだけでなく、レイアウトの自由度を向上させることができる利点がある。
【0026】
支持部材130は、車体の進行方向に沿って連続的な形状のパネルであって、空気通路141、142を区画してトンネル部115、125の内側面とセンターマフラーユニット160の外周面に溶接される。このとき、支持部材130は、車体の進行方向に沿って連続的な形状に形成されセンターマフラーユニット160を囲み、第1のトンネル部115及び第2のトンネル部125の内側面にそれぞれ溶接される。
【0027】
支持部材130は、センターマフラーユニット160の両側の外周面を囲むように溶接される支持パネル131と、支持パネル131の両側の下端から外側へ延長され第2のトンネル部125の内側面に溶接される支持フランジ135と、支持パネル131の両側の上端から上向きに突出して連結され、第1のトンネル部115の内側面に溶接されるリブ137で構成される。
リブ137は、第1のトンネル部115と溶接される面であり、垂直方向の曲げ剛性を増大させる役割を果たす。
【0028】
このような支持部材130の構造により第1のトンネル部115及び第2のトンネル部125の間の空間は、3つの空気通路141、142で区画される。
即ち、空気通路は、第1のトンネル部115及び第2のトンネル部125の内側面と支持パネル131の外側面との間に形成された2つの第1の空気通路141と、センターマフラーユニット160の外周面とリブ137との間に形成された1つの第2の空気通路142とで構成される。
第2の空気通路142は、センターマフラーユニット160の上側に位置し、高温のセンターマフラーユニット160が車両の室内側に直接接触しないことを防止する役割を果たす。 空気が空気通路141、142を介し車体の進行方向に沿って移動しながらセンターマフラーユニット160を通過する排気ガスを冷却するので、熱影響を最大限防止することができる。
【0029】
一方、トンネル部115、125の外側には、フロントシートクロスメンバー(C)とトンネル部115、125を連結して剛性を補強する補強部材150が結合される。
補強部材150は、特に第1のトンネル部115の外側面とフロントシートクロスメンバー(C)を連結するように構成され、第1のトンネル部115と離隔され上部に位置する補強筐体151と、補強筐体151の両側から下向きに延長され第1のトンネル部115の側面に溶接される延長面153で構成される。
このとき、補強筐体151及び延長面153の一側には、フロントシートクロスメンバー(C)と溶接されるためのフランジ151a、153aがそれぞれ形成されている。
【0030】
一方、本発明におけるセンターマフラーユニット160は、内部パイプ161、断熱材162、外部パイプ163で構成される。このように、センターマフラーユニット160は断熱材162を含む三重構造からなることにより、排気ガスの熱が車体へ伝達されるのが最大限防止される利点がある。
内部パイプ161の内部には排気ガスが通過する流路161bが形成され、排気ガスの一部が断熱材162に吸収されるよう複数個の孔161aが貫通形成されている。ここに、内部パイプ161の内部を流れる排気ガスは、複数個の孔161aを通じて断熱材612を介し吸収されることにより、排気ガスによる振動及び騷音が吸収され、NVH性能が向上される効果がある。
【0031】
断熱材162は内部パイプ161を取り囲み、流路161bに流れる排気ガスの熱伝逹を遮断して車体の熱影響を防止すると共に、排気ガスの流動による内部パイプ161の振動及び騷音を吸収する役割を果たす。
外部パイプ163は、断熱材162を囲んで第2のトンネル部125の内側面に溶接される。
このように、本発明によれば、閉断面をなすトンネル部115、125でセンターマフラーユニット160が一体化されることにより、センターマフラーユニット160自体が車体の剛性に寄与ことができるので、車体の剛性が向上される利点がある。
【0032】
さらに、本発明によれば、閉断面のトンネル部115、125に空気通路141、142が確保され、センターマフラーユニット160に断熱材162が備えられているので、熱影響を防止するためトンネル部15の高さを高くしていた従来の構造と違ってトンネル部115、125の高さを低くすることができ、室内空間を広くするだけでなく、レイアウトの自由度を向上させることができる利点がある。
前述の実施例では、補強部材は第1のトンネル部とフロントシートクロスメンバーを連結するように構成されているが、第2のトンネル部とフロントシートクロスメンバーを連結するように構成されてもよいのは勿論である。
【0033】
以上、本発明に関する好ましい実施例を説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の属する技術範囲を逸脱しない範囲での全ての変更が含まれる。
【符号の説明】
【0034】
10 フロアパネル
15 トンネル部
20 マフラーハンガー
30,40 ハンガーバー
60 マフラーユニット
100 センターフロアパネルアセンブリー
110 第1のセンターフロアパネル
111 水平部
115、125 トンネル部
117 補強部
120 第2のセンターフロアパネル
127 第2のトンネルフランジ
130 支持部材
131 支持パネル
135 支持フランジ
137 リブ
141、142 空気通路
150 補強部材
151 補強筐体151
151a、153a フランジ
153 延長面
160 センターマフラーユニット
161 内部パイプ
161a 孔
161b 流路
162 断熱材
163 外部パイプ
C フロントシートクロスメンバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに結合され、車体の進行方向に沿って設けられるセンターマフラーユニットが収容される閉断面のトンネル部を形成し、車体の進行方向に沿って連続的な形状をなす第1のセンターフロアパネル及び第2のセンターフロアパネルと、
前記トンネル部に設けられ、前記センターマフラーユニットを前記トンネル部で支持する支持部材と、
を含むことを特徴とする車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項2】
前記支持部材は、前記センターマフラーユニットが前記トンネル部の中央下側に位置するように支持することを特徴とする請求項1に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項3】
前記支持部材は、空気が通過するための空気通路が前記センターマフラーユニットの水平方向の両側及び上側に形成されるよう、前記センターマフラーユニットを支持することを特徴とする請求項1に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項4】
前記トンネル部は、
前記第1のセンターフロアパネルの板面から上向きに突出して形成され、前記センターマフラーユニットの上部に離隔されるように位置する第1のトンネル部と、
前記第2のセンターフロアパネルの板面から下向きに突出して形成され、前記センターマフラーユニットの下部に位置し、前記センターマフラーユニットの外周面と結合される第2のトンネル部と、
を含むことを特徴とする請求項3に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項5】
前記第1のセンターフロアパネルは、
車体の進行方向と直交する両側方向に所定の幅延長された水平部と、
前記水平部の板面から車体の進行方向に沿って形成された前記第1のトンネル部と、
前記水平部の板面から車体の進行方向に沿って下向きに突出して形成され、剛性を向上させるため、前記第1のトンネル部の進行方向と直交する両側にそれぞれ形成された補強部と、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項6】
前記第2のセンターフロアパネルは、
車体の進行方向に沿って形成された前記第2のトンネル部と、
前記第2のトンネル部の進行方向と直交する両端から延長され、前記第1のトンネル部周辺の前記第1のセンターフロアパネルに結合される第2のトンネルフランジと、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項7】
前記支持部材は、前記空気通路を区画し、前記トンネル部の内側面と前記センターマフラーユニットの外周面に結合されることを特徴とする請求項4に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項8】
前記支持部材は、
前記センターマフラーユニットの外周面を囲むように結合される支持パネルと、
前記支持パネルの両側の下端から外側に延長され、前記第2のトンネル部の内側面に結合される支持フランジと、
前記支持パネルの両側の上端から上向きに突出して連結され、前記第1のトンネル部の内側面に結合されるリブと、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項9】
前記空気通路は、
前記第1のトンネル部及び前記第2のトンネル部の内側面と前記支持パネルの外側面との間に形成される2つの第1の空気通路と、
前記センターマフラーユニットの外周面と前記リブとの間に形成される1つの第2の空気通路と、
を含むことを特徴とする請求項8に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項10】
前記支持部材は、車体の進行方向に沿って連続的な形状のパネルであることを特徴とする請求項7に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項11】
前記トンネル部の外側に設けられ、フロントシートクロスメンバーと前記トンネル部とを連結して剛性を補強する補強部材をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項12】
前記センターマフラーユニットは、
排気ガスの通過する流路が形成された内部パイプと、
前記内部パイプを取り囲み、前記流路に流れる排気ガスの熱伝逹を遮断する断熱材と、
前記断熱材を囲み、前記トンネル部で支持される外部パイプと
を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。
【請求項13】
前記内部パイプには、複数個の貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項12に記載の車両のセンターフロアパネルアセンブリー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−39904(P2013−39904A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−248888(P2011−248888)
【出願日】平成23年11月14日(2011.11.14)
【出願人】(591251636)現代自動車株式会社 (1,064)
【Fターム(参考)】