説明

車両の後部車体構造

【課題】効率のよい構造でアッパバックパネルの振動を抑制すると共にこもり音の発生を低減する
【解決手段】車両12では、アッパバックパネル22が後席用空調ユニット34及びHVバッテリー32を介してセンタフロアパネル16に連結されているため、アッパバックパネル22が後席用空調ユニット34及びHVバッテリー32に支持されて、アッパバックパネル22の剛性が高くなる。これにより、アッパバックパネル22が振動することが抑制される。仮に、アッパバックパネル22が振動する際には、アッパバックパネル22とセンタフロアパネル16とが、同位相で振動するため、ラゲージルーム14内の体積が変化しにくくなり、こもり音の発生が低減される。したがって、車両12は、HVバッテリー32及び後席用空調ユニット34を利用した構造であるため、効率のよい構造でアッパバックパネル22の振動を抑制できる共にこもり音の発生を低減できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に固定される補機部品とアッパバックパネルとを備えた車両の後部車体構造に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1のアッパバックパネル構造では、スピーカの共振モードに対して、アッパバックパネルにマスダンパや補強部材が設けられている。これにより、スピーカの共振モードが抑制されると共に、こもり音の発生が低減される。
【0003】
また、車両においては、車両走行時にアッパバックパネルが振動して、ラゲージルーム内の体積変化が起こることで、こもり音が発生する場合がある。この場合に、上述のアッパバックパネル構造のようにアッパバックパネルにマスダンパや補強部材を設けることで、アッパバックパネルが振動することが抑制されて、こもり音が低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−195115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この場合の車両の車体構造では、アッパバックパネルの振動を抑制するためだけにマスダンパや補強部材といった専用部品を新たに設けることになり、車両の車体構造として、効率的でない。したがって、車両の車体構造において、効率のよい構造でアッパバックパネルの振動を抑制すると共にこもり音の発生を低減することが望ましい。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、効率のよい構造でアッパバックパネルの振動を抑制できると共にこもり音の発生を低減できる車両の後部車体構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の車両の後部車体構造は、車両の荷室の床面を構成するフロア部と、前記車両の荷室を構成すると共に、前記フロア部に固定された補機部品の上方に車幅方向に沿って設けられたアッパバックパネルと、前記アッパバックパネルと前記補機部品とを連結させる連結部と、を備えている。
【0008】
請求項1に記載の車両の後部車体構造では、補機部品が、車両の荷室のフロア部に固定されており、補機部品の上方には、アッパバックパネルが車幅方向に沿って設けられている。
【0009】
ここで、アッパバックパネルと補機部品とが、連結部によって連結されている。このため、アッパバックパネルが補機部品に支持される構造になるため、アッパバックパネルの剛性が高くなる。これにより、アッパバックパネルに振動が入力(伝達)された際にアッパバックパネルが振動することが抑制される。さらに、アッパバックパネルが補機部品を介してフロア部に連結される構造になるため、仮に、アッパバックパネルが振動する際には、アッパバックパネルとフロア部とが、補機部品によって同位相で振動する。これにより、車両の荷室内の体積変化が起こりにくくなり、アッパバックパネルが振動することによるこもり音の発生が低減される。したがって、フロア部に固定された補機部品を利用した構造で、アッパバックパネルの振動が抑制され、アッパバックパネルが振動することによるこもり音の発生が低減される。
【0010】
請求項2に記載の車両の後部車体構造は、請求項1に記載の車両の後部車体構造において、前記補機部品は、前記フロア部に固定された車両用電池装置と前記車両用電池装置の上方に設けられた車両用空調装置とを有し、前記連結部は、前記アッパバックパネル及び前記車両用空調装置の少なくとも一方に設けられて前記アッパバックパネルと前記車両用空調装置とを連結させると共に、前記車両用空調装置及び前記車両用電池装置の少なくとも一方に設けられて前記車両用空調装置と前記車両用電池装置とを連結させている。
【0011】
請求項2に記載の車両の後部車体構造では、フロア部には、補機部品を構成する車両用電池装置が固定されており、車両用電池装置の上方には、補機部品を構成する車両用空調装置が設けられている。また、連結部が、アッパバックパネル及び車両用空調装置の少なくとも一方に設けられてアッパバックパネルと車両用空調装置とを連結させると共に、車両用空調装置及び車両用電池装置の少なくとも一方に設けられて車両用空調装置と車両用電池装置とを連結させている。
【0012】
このため、車両に搭載される車両用電池装置及び車両用空調装置を利用して、アッパバックパネルが、アッパバックパネルと車両用空調装置との間の連結部、車両用空調装置、車両用空調装置と車両用電池装置との間の連結部、及び車両用電池装置を介してフロア部に連結される。
【0013】
請求項3に記載の車両の後部車体構造は、請求項2に記載の車両の後部車体構造において、前記連結部は、前記車両用空調装置に一体に設けられている。
【0014】
請求項3に記載の車両の後部車体構造では、連結部が車両用空調装置に一体に設けられているため、車両用空調装置を車両用電池装置及びアッパバックパネルに連結する際の組付性が向上される。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載の車両の後部車体構造によれば、効率のよい構造でアッパバックパネルの振動を抑制できると共にこもり音の発生を低減できる。
【0016】
請求項2に記載の車両の後部車体構造によれば、車両用電池装置及び車両用空調装置を利用しつつ、簡易な構成でアッパバックパネルをフロア部に連結できる。
【0017】
請求項3に記載の車両の後部車体構造によれば、連結部が車両用空調装置に一体に設けられているため、車両用空調装置を車両用電池装置及びアッパバックパネルに連結する際の組付性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両の後部車体構造が適用された車両の要部を示す車両後方から見た背面図である。
【図2】図1に示される車両の要部を車両左方から見た断面図(図1の2−2線断面図)である。
【図3】図1に示される車両の要部を車両斜め左前方から見た斜視図である。
【図4】図2に示される断面図を拡大した拡大断面図である。
【図5】図1に示される車両の要部を車両斜め左後方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1には、本発明の実施の形態に係る車両の後部車体構造10が適用された車両12の要部が車両後方から見た背面図にて示されており、図2には、車両12の要部が車両左方から見た断面図にて示されている。また、図3には、車両12の要部が車両斜め左前方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、車両後方を矢印RRで示し、車両右方(車幅方向一側)を矢印RHで示し、上方を矢印UPで示す。
【0020】
これらの図に示すように、車両12の後方部には、荷室としてのラゲージルーム14が設けられている。ラゲージルーム14の下壁(床面)は、フロア部としてのセンタフロアパネル16とリヤフロアパネル18とで構成されている。センタフロアパネル16は、車両左方から見て略クランク状に形成されて、ラゲージルーム14の車両前方の部分に配置されている。また、リヤフロアパネル18は、センタフロアパネル16の車両後方に配置されて、リヤフロアパネル18の車両前方の端部が、センタフロアパネル16の車両後方の端部に接合されている。
【0021】
ラゲージルーム14の車両前方の部分には、ラゲージルーム14の前壁を構成する略板状に形成されたルームパーテーションパネル20が設けられている。ルームパーテーションパネル20は、車両12の車室15内に設けられた図示しないリヤシートの後方に配置されると共に、車両上方へ向かうに従い車両後方へ傾斜して配置されている。これにより、ルームパーテーションパネル20によって、車室15とラゲージルーム14とが隔成されている。
【0022】
ラゲージルーム14の上部には、車両前方の部分において、ラゲージルーム14の上壁を構成する略長尺板状のアッパバックパネル22が設けられている。アッパバックパネル22は車幅方向に沿って配置されており、アッパバックパネル22の車両前方の部分が、下方に湾曲されて、ルームパーテーションパネル20の上方の部分に接合されている。これにより、アッパバックパネル22の車両前方の部分とルームパーテーションパネル20の上方の部分とによって、閉断面構造部24が車幅方向に伸びて形成されている。なお、アッパバックパネル22の上方には、リアウィンドガラス26が配設されている。
【0023】
アッパバックパネル22の車両後方には、ラゲージドア28が設けられている。また、ラゲージドア28とアッパバックパネル22との間には、図示しないヒンジ機構が設けられており、ヒンジ機構は、ラゲージドア28を回動可能に支持している。これにより、ラゲージドア28が回動可能に構成されており、ラゲージドア28が回動されることで、ラゲージルーム14の開口部14Aが開口される。
【0024】
一方、図4にも示すように、センタフロアパネル16の上方には、後述するHVバッテリー32をセンタフロアパネル16に固定させるための一対の取付ブラケット30が設けられている。取付ブラケット30は、車両左方から見て略凹状に形成されると共に、下方へ向けて開口されている。取付ブラケット30の開口部には、一対のフランジ部30Aが設けられており、一対のフランジ部30Aは、取付ブラケット30の開口部から互いに離間する方向に延在されると共に車両前後方向に沿って配置されて、センタフロアパネル16に接合されている。
【0025】
一対の取付ブラケット30の上方には、補機部品及び車両用電池装置としての略直方体状のHVバッテリー32が設けられており、HVバッテリー32は取付ブラケット30に固定されている。これにより、HVバッテリー32が取付ブラケット30を介してセンタフロアパネル16上に固定されている。なお、HVバッテリー32は、車両走行用の図示しない電気モータに電力を供給するための装置である。HVバッテリー32には、上部において、後述するHVバッテリー用ブラケット36に対応した一対の取付孔(図示省略)が穿設されており、この取付孔の内周部には雌ネジが形成されている。
【0026】
図5にも示すように、HVバッテリー32とアッパバックパネルとの間には、補機部品及び車両用空調装置としての後席用空調ユニット34が設けられている。後席用空調ユニット34は、車室15内の温度を所定の温度に調整するための装置である。
【0027】
後席用空調ユニット34には、車両前部において、連結部としての板金により製作された略L字形板状の一対のHVバッテリー用ブラケット36が設けられている。一対のHVバッテリー用ブラケット36は、車幅方向にそれぞれ配置されて(図2及び図4では、車両右側のHVバッテリー用ブラケット36が図示されている)、溶接等によって後席用空調ユニット34に固定されている。また、HVバッテリー用ブラケット36は、後席用空調ユニット34から下方へ延設されており、下部において車両前方へ向けて屈曲されている。HVバッテリー用ブラケット36の下部には、締結ボルト38が貫通されており、締結ボルト38はHVバッテリー32の取付孔に螺合されている。これにより、HVバッテリー用ブラケット36がHVバッテリー32に締結されることで、後席用空調ユニット34がHVバッテリー32に連結されている。
【0028】
また、後席用空調ユニット34には、車両後側部、車両右側部、及び車両左側部において、それぞれ連結部としての略L字形板状のアッパバックパネル用ブラケット40が設けられている。アッパバックパネル用ブラケット40は、板金により製作されて、溶接等によって後席用空調ユニット34に固定されている。また、アッパバックパネル用ブラケット40は、後席用空調ユニット34から上方へ延設されており、アッパバックパネル用ブラケット40の上部が、アッパバックパネル22と平行になるように屈曲されている。さらに、アッパバックパネル用ブラケット40の上部は、アッパバックパネル22の下方に配置されると共に、アッパバックパネル22の下面に当接されている。アッパバックパネル用ブラケット40の上部には、下面において、ナット42が固定されており、このナット42には、アッパバックパネル22及びアッパバックパネル用ブラケット40を貫通した締結ボルト44が螺合されている。これにより、アッパバックパネル用ブラケット40がアッパバックパネル22に締結されることで、後席用空調ユニット34とアッパバックパネル22とが連結されている。したがって、アッパバックパネル22は、アッパバックパネル用ブラケット40、後席用空調ユニット34、HVバッテリー用ブラケット36、HVバッテリー32、及び取付ブラケット30を介してセンタフロアパネル16に連結されるように構成されている。
【0029】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0030】
車両の走行時には、例えば、路面からの振動が車両に入力されることにより、該振動がアッパバックパネル22に伝達される。
【0031】
ここで、車両12の後方部では、センタフロアパネル16の上方にHVバッテリー32が取付ブラケット30を介して固定されている。また、HVバッテリー32の上方には、後席用空調ユニット34が設けられており、後席用空調ユニット34とHVバッテリー32とが、後席用空調ユニット34のHVバッテリー用ブラケット36を介して連結されている。さらに、後席用空調ユニット34とアッパバックパネル22とが、後席用空調ユニット34のアッパバックパネル用ブラケット40を介して連結されている。
【0032】
このため、アッパバックパネル22が後席用空調ユニット34及びHVバッテリー32に支持される構造になるため、上下方向におけるアッパバックパネル22の剛性が高くなる。これにより、アッパバックパネル22に振動が伝達された際に、アッパバックパネル22が振動することが抑制される。
【0033】
さらに、上述のように、アッパバックパネル22は、アッパバックパネル用ブラケット40、後席用空調ユニット34、HVバッテリー用ブラケット36、HVバッテリー32、及び取付ブラケット30を介してセンタフロアパネル16に連結されるように構成されているため、仮に、アッパバックパネル22が振動する際には、アッパバックパネル22とセンタフロアパネル16とが、同位相で振動する。これにより、車両12のラゲージルーム14内の体積変化が起こりにくくなり、アッパバックパネル22が振動することによるこもり音の発生が低減される。したがって、車両12の後部では、車両12に搭載されたHVバッテリー32及び後席用空調ユニット34を利用した構造で、アッパバックパネル22が振動することが抑制され、アッパバックパネル22が振動することによるこもり音の発生が低減される。以上により、効率のよい構造でアッパバックパネル22の振動を抑制できる共にこもり音の発生を低減できる。
【0034】
また、後席用空調ユニット34には、HVバッテリー用ブラケット36が設けられており、HVバッテリー用ブラケット36がHVバッテリー32に締結されている。さらに、後席用空調ユニット34には、アッパバックパネル用ブラケット40が設けられており、アッパバックパネル用ブラケット40がアッパバックパネル22に締結されている。
【0035】
このため、HVバッテリー32及び後席用空調ユニット34を利用して、アッパバックパネル22が、後席用空調ユニット34及びHVバッテリー32を介してセンタフロアパネル16に連結される。これにより、後席用空調ユニット34及びHVバッテリー32を利用しつつ、簡易な構成でアッパバックパネル22をセンタフロアパネル16に連結できる。
【0036】
さらに、後席用空調ユニット34には、HVバッテリー用ブラケット36及びアッパバックパネル用ブラケット40が一体に設けられている。このため、後席用空調ユニット34をHVバッテリー32及びアッパバックパネル22に連結する際の組付性を向上できる。
【0037】
また、HVバッテリー用ブラケット36は、後席用空調ユニット34とHVバッテリー32とを連結するものであり、アッパバックパネル用ブラケット40は、アッパバックパネル22と後席用空調ユニット34とを連結するものである。このため、アッパバックパネル22の振動を抑制するためにアッパバックパネル22に補強部材を設ける場合に比して、HVバッテリー用ブラケット36及びアッパバックパネル用ブラケット40を小型化できると共に軽量化できる。これにより、車両の走行時の燃費性能を向上できる。
【0038】
なお、本実施の形態では、後席用空調ユニット34にHVバッテリー用ブラケット36が設けられており(溶接等によって固定されており)、HVバッテリー用ブラケット36をHVバッテリー32に締結することで、HVバッテリー32と後席用空調ユニット34とが連結されている。これに替えて、HVバッテリー32にHVバッテリー用ブラケット36を設けて(溶接等で固定して)、HVバッテリー用ブラケット36を後席用空調ユニット34に締結することで、HVバッテリー32と後席用空調ユニット34とを連結してもよい。
【0039】
また、本実施の形態では、後席用空調ユニット34にアッパバックパネル用ブラケット40が設けられており(溶接等によって固定されており)、アッパバックパネル用ブラケット40をアッパバックパネル22に締結することで、後席用空調ユニット34とアッパバックパネル22とが連結されている。これに替えて、アッパバックパネル22にアッパバックパネル用ブラケット40を設けて(溶接等で固定して)、アッパバックパネル用ブラケット40を後席用空調ユニット34に締結することで、後席用空調ユニット34とアッパバックパネル22とを連結してもよい。
【0040】
さらに、本実施の形態では、HVバッテリー用ブラケット36及びアッパバックパネル用ブラケット40が、溶接等で後席用空調ユニット34に一体に設けられている。これに替えて、HVバッテリー用ブラケット36及びアッパバックパネル用ブラケット40を後席用空調ユニット34と別体に設けてもよい。
【0041】
また、本実施の形態では、後席用空調ユニット34の車両前部に、一対のHVバッテリー用ブラケット36が設けられている。さらに、後席用空調ユニット34の車両右側部、車両左側部、及び車両後側部に、それぞれアッパバックパネル用ブラケット40が設けている。このHVバッテリー用ブラケット36及びアッパバックパネル用ブラケット40の個数及び位置は、上記の個数及び位置に限定されるものではなく、任意に設定できる。例えば、アッパバックパネル22の振動モードに対応して、アッパバックパネル22の振幅の大きい部位にアッパバックパネル用ブラケット40を設けてもよい。また、後席用空調ユニット34の下面とHVバッテリー32の車両後面とが連結されるように、HVバッテリー用ブラケット36を配置してもよい。
【符号の説明】
【0042】
10 後部車体構造
14 ラゲージルーム(荷室)
16 センタフロアパネル(フロア部)
22 アッパバックパネル
32 HVバッテリー(補機部品及び車両用電池装置)
34 後席用空調ユニット(補機部品及び車両用空調装置)
36 HVバッテリー用ブラケット(連結部)
40 アッパバックパネル用ブラケット(連結部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の荷室の床面を構成するフロア部と、
前記車両の荷室を構成すると共に、前記フロア部に固定された補機部品の上方に車幅方向に沿って設けられたアッパバックパネルと、
前記アッパバックパネルと前記補機部品とを連結させる連結部と、
を備えた車両の後部車体構造。
【請求項2】
前記補機部品は、前記フロア部に固定された車両用電池装置と前記車両用電池装置の上方に設けられた車両用空調装置とを有し、
前記連結部は、前記アッパバックパネル及び前記車両用空調装置の少なくとも一方に設けられて前記アッパバックパネルと前記車両用空調装置とを連結させると共に、前記車両用空調装置及び前記車両用電池装置の少なくとも一方に設けられて前記車両用空調装置と前記車両用電池装置とを連結させる請求項1に記載の車両の後部車体構造。
【請求項3】
前記連結部は、前記車両用空調装置に一体に設けられた請求項2に記載の車両の後部車体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−245803(P2012−245803A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−116661(P2011−116661)
【出願日】平成23年5月25日(2011.5.25)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】